JP2001263205A - 燃料噴射弁 - Google Patents
燃料噴射弁Info
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Abstract
ことなく、あらゆる噴射量サイズにおいてもオリフィス
プレート10の強度を保つことで、噴射量特性の変化を
抑えることができ、且つオリフィス30の燃料出口付近
に異物が付着しても噴射量特性の変化を抑えることので
きる電磁式燃料噴射弁を提供する。 【解決手段】 バルブボディ7の開口部29を閉塞する
ようにバルブボディ7のの先端面に配設されて、ニード
ルバルブ8の先端面との間に燃料通路9が形成されるオ
リフィスプレート10に、その燃料入口から燃料出口に
向かって、電磁式燃料噴射弁の中心軸に対して傾斜する
ようにオリフィス30を貫通形成した。そして、オリフ
ィス30の燃料入口から燃料出口までの間に、噴孔形状
の異なる燃料入口側の第1噴孔31および燃料出口側の
第2噴孔32が設けられて、第1噴孔31の噴孔面積よ
りも第2噴孔32の噴孔面積の方を大きく形成した。
Description
または燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射弁に関するも
ので、特に内燃機関のインテークバルブ近くへ噴射する
噴霧燃料の微粒化を促進させる噴孔付きプレートを備え
た電磁式燃料噴射弁に係わる。
内燃機関のインテークバルブ近くへタイミング良く噴射
する噴霧燃料の微粒化を促進させる機構(オリフィスプ
レート106)を備えた電磁式燃料噴射弁(例えば実開
平2−1463号公報等)が提案されている。
10および図11に示したように、先端中心部に開口部
101を有し、且つこの開口部101よりも上流側に弁
座102を有する円筒状のバルブボディ103と、この
バルブボディ103内に摺動自在に収容されて、弁座1
02に当接または離間することで燃料噴射を断続するニ
ードルバルブ104と、開口部101を閉塞するように
バルブボディ103の先端面に配設されて、ニードルバ
ルブ104の先端面との間に燃料通路105が形成され
るオリフィスプレート106とを備えている。
は、燃料入口から燃料出口に向かって、燃料通路105
の燃料流れ方向に対して上流側に戻る方向に所定の傾斜
角度A(°)だけ傾斜するように丸孔形状の噴孔(オリ
フィス)107が貫通形成されている。このような電磁
式燃料噴射弁では、ある一定の微粒化性能を維持する目
的で、オリフィスプレート106の板厚t(mm)とオ
リフィス107の噴孔径(φd)との比をある特定の範
囲内に設定することが望ましい。
式燃料噴射弁においては、噴射量サイズによりオリフィ
ス107の噴孔径を設定し、この噴孔径によりオリフィ
スプレート106の板厚が必然的に決まってしまう。こ
のため、噴射量サイズによっては、必要以上にオリフィ
スプレート106の板厚が薄くなる。オリフィスプレー
ト106の板厚が必要以上に薄くなってしまうと、電磁
式燃料噴射弁の先端部に加わる燃料圧によりオリフィス
プレート106が変形する。
ト106が図示下方に膨らむように変形すると、燃料通
路(デッドボリューム)105内のボリューム(内容
積)が非常に大きくなり、電磁式燃料噴射弁の閉弁時、
つまりニードルバルブ104が弁座102に着座してい
る時でも、吸気管内に負圧が発生すると、ボリュームが
非常に大きくなったデッドボリューム105内の燃料が
吸い出されてしまう。これにより、燃料噴射量の目標値
よりも多く燃料噴射が成されるため、電磁式燃料噴射弁
の噴射量特性が変化してしまうという問題が生じる。
電磁式燃料噴射弁においては、オリフィスプレート10
6の燃料入口から燃料出口までの噴孔径が同一径のた
め、電磁式燃料噴射弁を内燃機関のインテークマニホー
ルドに搭載した時に、オリフィス107の燃料出口付近
に異物が付着すると、オリフィス107の燃料出口の噴
孔径が狭められてしまい、電磁式燃料噴射弁の噴射量特
性が変化してしまうという問題が生じる。
の微粒化を促進させる効果を損なうことなく、あらゆる
噴射量サイズにおいても噴孔付きプレートの強度を保つ
ことで、噴射量特性の変化を抑えることができ、且つ噴
孔の燃料出口付近に異物が付着しても噴射量特性の変化
を抑えることのできる燃料噴射弁を提供することにあ
る。
よれば、噴霧燃料の微粒化を促進させる噴孔付きプレー
トに、傾斜して貫通形成された噴孔を設け、その噴孔の
燃料入口から燃料出口までの間に、形状の異なる燃料入
口側に設けた第1噴孔および燃料出口側に設けた第2噴
孔を設けている。
を維持する目的で、第1噴孔分の板厚と第1噴孔の噴孔
径との比をある特定の範囲内に設定しても、第2噴孔分
だけ余分に噴孔付きプレートの板厚を確保することがで
きるので、噴霧燃料の微粒化を促進させる効果を損なう
ことなく、あらゆる噴射量サイズの燃料噴射弁において
噴孔付きプレートの強度を保つことができる。これによ
り、噴孔付きプレートの板厚が必要以上に薄くならず、
逆に噴孔付きプレートの板厚を厚くすることができるの
で、燃料噴射弁の先端部に加わる燃料圧により噴孔付き
プレートが大きく変形することはないので、燃料噴射弁
の噴射量特性の変化を抑えることができる。
側に存する第1噴孔の噴孔面積よりも噴孔の燃料出口側
に存する第2噴孔の噴孔面積の方を大きくすることで、
噴霧燃料の微粒化を促進させる効果を損なうことなく、
噴孔付きプレートの板厚を厚くすることができる。そし
て、燃料噴射弁を内燃機関に搭載した時に、噴孔付きプ
レートの噴孔の燃料出口付近に異物が付着して第2噴孔
の燃料出口の噴孔径が狭められても、噴射量特性に関係
する第1噴孔の噴孔径の変化には何ら影響を与えないの
で、燃料噴射弁の噴射量特性の変化を抑えることができ
る。
は丸孔形状の噴孔であり、第2噴孔は末広がり形状の噴
孔であり、第1噴孔の中心軸に対して、燃料噴射弁の中
心軸側の第2噴孔の末広がり角度をB1(°)、第1噴
孔の中心軸に対して、燃料噴射弁の中心軸とは反対側の
第2噴孔の末広がり角度をB2(°)としたとき、第2
噴孔の末広がり形状を、第1噴孔の中心軸に対して、B
1≧B2>0としたことを特徴としている。
は末広がり形状の噴孔であり、第2噴孔は末広がり形状
の噴孔であり、第1噴孔の中心軸に対して、燃料噴射弁
の中心軸側の第2噴孔の末広がり角度をB1(°)、第
1噴孔の中心軸に対して、燃料噴射弁の中心軸とは反対
側の第2噴孔の末広がり角度をB2(°)、第1噴孔の
末広がり角度をC(°)としたとき、第2噴孔の末広が
り形状を、B1≧B2>C/2としたことを特徴として
いる。
プレートの上流側端面と弁体の先端面との間に、燃料噴
射時に燃料の主流が流れる燃料通路が形成されている。
そして、噴孔付きプレートの噴孔は、燃料通路内を流れ
る燃料流れの主流が噴孔付きプレートに衝突する部位よ
り燃料噴射弁の中心軸側に配設された内側噴孔と、燃料
通路内を流れる燃料流れの主流が噴孔付きプレートに衝
突する部位より燃料噴射弁の中心軸とは反対側に配設さ
れた外側噴孔とから構成されている。
き図面を参照して説明する。 〔第1実施例の構成〕図1ないし図4は本発明の第1実
施例を示したもので、図1は電磁式燃料噴射弁の全体構
成を示した図で、図2は電磁式燃料噴射弁の主要構成を
示した図である。
供給系統、吸気系統、内燃機関の稼働状態を検出するセ
ンサ、およびそれらを統合制御する電子制御装置(EC
U)等から構成されている。これらのうち、燃料供給系
統は、電動式のフューエルポンプ(図示せず)により燃
料を一定の圧力に加圧してデリバリパイプ(図示せず)
を経て電磁式燃料噴射弁1へ送り、最適なタイミングで
燃料を噴射できるようにしたシステムである。
ジン等の内燃機関(以下エンジンと呼ぶ)のインテーク
バルブ(吸入弁)近く(インテークポート)へタイミン
グ良く噴射する噴霧燃料の微粒化を促進させる機能(オ
リフィスプレート)を備えたフューエルインジェクタで
ある。そして、電磁式燃料噴射弁1は、エンジンの気筒
数に応じた本数が燃焼用の空気を供給するインテークマ
ニホールド(吸気管)に組み付けられている。
組み付けられるハウジングモールド2と、このハウジン
グモールド2内に配設された樹脂製のコイルボビン3の
外周に巻装された電磁コイル(ソレノイドコイル)4
と、ハウジングモールド2内に固定された略円筒状の固
定鉄心(ステータ)5と、軸方向に移動可能な可動鉄心
(アーマチュア)6と、ハウジングモールド2の先端側
に設けられたバルブボディ7と、このバルブボディ7内
に収容されたニードルバルブ8と、このニードルバルブ
8の軸方向の一端面(先端面)との間に燃料通路9を形
成するオリフィスプレート10とから構成されている。
一体成形されている。このハウジングモールド2の内部
には、コイルボビン3と固定鉄心5と外部接続端子(タ
ーミナル)11とが一体成形されている。そして、コイ
ルボビン3および電磁コイル4の外周には、電磁コイル
4を包囲する樹脂モールド35が一体成形されている。
は、ハウジングモールド2の外壁から突出するようにコ
ネクタ部12が設けられている。そして、電磁コイル4
に電気的に接続される外部接続端子11は、コネクタ部
12および樹脂モールド36に埋設されている。また、
外部接続端子11は、図示しないECUにワイヤーハー
ネスを介して接続されている。
ジングモールド2の図示上端面より上方に突出するよう
に樹脂ハウジングモールド2内に設けられている。そし
て、固定鉄心5の内部には、軸方向の燃料通路13が形
成されている。この固定鉄心5の内周面には、内部に軸
方向孔14を有する略円筒形状のアジャスティングパイ
プ15が設けられている。
5内を軸方向に変位させることで、コイルスプリング1
6のセット荷重(開弁圧)を設定するもので、設定後
は、固定鉄心5の内周面に固定される。そして、アジャ
スティングパイプ15の先端面には、コイルスプリング
16の一端が当接している。このコイルスプリング16
の他端は、可動鉄心6に溶接固定されるニードルバルブ
8の図示上端面に当接している。
およびニードルバルブ8を図示下方に付勢することで、
ニードルバルブ8のシート部22をバルブボディ7の弁
座21に着座させる(図2参照)。そして、ECUによ
って外部接続端子11から電磁コイル4に励磁電流が流
れると、可動鉄心6およびニードルバルブ8がコイルス
プリング16の付勢力(スプリング力)に抗して固定鉄
心5の方向へ吸引される。
非磁性パイプ17および磁性パイプ18が配設されてい
る。非磁性パイプ17は、非磁性材料よりなり、略円筒
状に形成されている。この非磁性パイプ17は、固定鉄
心5の図示下端に接続されている。また、磁性パイプ1
8は、磁性材料よりなり、段付きパイプ状に形成されて
いる。この磁性パイプ18は、非磁性パイプ17の図示
下端に接続されている。これらの非磁性パイプ17およ
び磁性パイプ18の内部空間には、磁性材料よりなり円
筒状に形成される可動鉄心6が設けられている。
円盤状のスペーサ19を介してバルブボディ7が挿入さ
れレーザ溶接されている。そのスペーサ19の厚さは、
固定鉄心5と可動鉄心6との間のエアギャップを所定値
に保持するように調節されている。ここで、ハウジング
モールド2、電磁コイル4、固定鉄心5、可動鉄心6、
非磁性パイプ17および磁性パイプ18等によって電磁
式アクチュエータが構成される。
ードルバルブ8の構造を図1および図2に基づいて簡単
に説明する。これらのバルブボディ7およびニードルバ
ルブ8は、SUS等の金属材料により所定の形状に形成
されている。そして、バルブボディ7の円筒面23とニ
ードルバルブ8の摺動部24に形成された四面取り部と
の間には、燃料が通過する隙間が形成される。そして、
バルブボディ7の弁座21とニードルバルブ8の先端の
シート部22とで弁部が構成されている。
するもので、図示上部に接合部25を形成している。そ
して、この接合部25と可動鉄心6とがレーザ溶接され
ることにより、可動鉄心6とニードルバルブ8とが一体
的に連結されている。その接合部25の外周には、燃料
通路としての面取りが設けられている。また、ニードル
バルブ8は、電磁コイル4に起磁力が発生することで可
動鉄心6が固定鉄心5に吸引されると、スペーサ19に
フランジ部26が当接するまでリフトする。ここで、バ
ルブボディ7およびオリフィスプレート10によって電
磁式燃料噴射弁1の弁本体が構成され、ニードルバルブ
8によって電磁式燃料噴射弁1の弁体が構成される。
13の図示上方には、フィルタ37が装着されている。
このフィルタ37は、燃料タンクからフューエルポンプ
等によって圧送されて、電磁式燃料噴射弁1内に流入す
る燃料中のゴミ等の異物を除去する異物除去手段であ
る。
の構造を図1ないし図4に基づいて簡単に説明する。こ
こで、図3はオリフィスプレート10の通路壁面を示し
た図で、図4はオリフィスプレート10のオリフィスを
拡大した図である。
付きプレートに相当するもので、バルブボディ7の図示
下端面(先端面)に形成された丸穴状の開口部29を塞
ぐように、バルブボディ7の先端面にレーザ溶接されて
固定されている。このオリフィスプレート10は、SU
S等の金属材料よりなり、板厚が第1の板厚t1(m
m)と第2の板厚t2(mm)との和よりなる。そし
て、オリフィスプレート10には、噴霧燃料の方向を制
御すると共に、噴霧燃料の微粒化を促進させる複数個の
オリフィス(小孔)30が形成されている。
に相当するもので、例えば放電加工または穴開加工にて
開けられ、その燃料入口から燃料出口に向かって、燃料
通路9の燃料流れ方向に対して上流側に戻る方向に所定
の傾斜角度A(°)だけ傾斜するようにオリフィスプレ
ート10に貫通形成されている。
燃料噴射弁1の中心軸(オリフィスプレート10の中心
点)を中心とした一重円の想像線上に4個配置されてい
る。そして、複数個のオリフィス30は、バルブボディ
7内においてニードルバルブ8の先端面とオリフィスプ
レート10の上流側端面との間に形成される燃料通路9
(燃料入口)側に設けられる第1噴孔31と、この第1
噴孔31よりも吸気管内に形成される吸気通路(燃料出
口)側に設けられる末広がり形状の第2噴孔32とから
構成されている。
丸孔形状の噴孔であり、オリフィスプレート10の第1
の板厚(t1)に対応した深さ分、貫通形成されてお
り、その燃料入口から燃料出口までの噴孔面積はS1
(mm2 )である。この第1噴孔31は、電磁式燃料噴
射弁1の中心線(軸線)方向、つまりオリフィスプレー
ト10の板厚方向に対して所定の傾斜角度(例えば0°
<A°<90°)だけ傾斜して形成されている。
り、オリフィスプレート10の第2の板厚(t2)に対
応した深さ分、貫通形成されており、その燃料出口の噴
孔面積は第1噴孔31よりも広いS2(mm2 )であ
る。そして、第2噴孔32は、第1噴孔31の中心軸に
対して、電磁式燃料噴射弁1の中心軸側の末広がり角度
がB1(°)、および第1噴孔31の中心軸に対して、
電磁式燃料噴射弁1の中心軸とは反対側の末広がり角度
がB2(°)である。
磁式燃料噴射弁1の中心軸側の第2噴孔32の孔壁面
は、電磁式燃料噴射弁1の中心軸を曲率中心とした曲率
円部(例えば楕円形状、長円形状または円形状の半円弧
面)とされ、第1噴孔31の中心軸に対して、電磁式燃
料噴射弁1の中心軸とは反対側の第2噴孔32の孔壁面
は、電磁式燃料噴射弁1の中心軸側の第2噴孔32の孔
壁面とは逆方向に向いた、電磁式燃料噴射弁1の中心軸
を曲率中心とした曲率円部(例えば楕円形状、長円形状
または円形状の半円弧面)とされている。
ト10は、オリフィス30の上流側端(燃料入口)から
深さ(板厚)t1の位置までを通常の噴孔と同一形状の
丸孔形状の第1噴孔31とし、板厚と噴孔径との比(t
1/φd)により噴霧の形状、噴霧燃料の微粒化を促進
させる特性を決定するものとする。また、噴射量サイズ
(燃料の流量)特性も、噴孔径(φd)と板厚と噴孔径
との比(t1/φd)により決定する。
(板厚)t1の位置からオリフィス30の下流側端(燃
料出口)の位置、つまり深さ(板厚)t2の位置までの
領域(第2噴孔32)は、第1噴孔31の燃料入口から
燃料出口までの噴孔面積(S1)よりも第2噴孔32の
燃料出口の噴孔面積(S2)を広くするために、板厚
(t1)までの第1噴孔31に滑らかに接続して開口面
積が徐々に拡がるテーパ形状(末広がり形状)とするも
のとする。このとき、第2噴孔32の末広がり形状は、
第1噴孔31の中心軸に対して、B1>A>B2>0の
関係を満足する形状としている。
磁式燃料噴射弁1の作用を図1ないし図4に基づいて簡
単に説明する。
コイル4が通電されると、可動鉄心6がコイルスプリン
グ16の付勢力に抗して固定鉄心5に吸引されて、可動
鉄心6に接合部25がレーザ溶接されたニードルバルブ
8が、そのフランジ部26がスペーサ19に当接するま
でリフトする。すると、バルブボディ7の弁座21とニ
ードルバルブ8のシート部22よりなる弁部が開かれ
る。
を一定の圧力に加圧してデリバリパイプを経て電磁式燃
料噴射弁1の固定鉄心5内に形成される燃料通路13に
フィルタ37を通して流入した燃料は、アジャスティン
グパイプ15内に形成される軸方向孔14からニードル
バルブ8の接合部25に形成された二面取り部との隙間
を通過し、更には、バルブボディ7の円筒面23とニー
ドルバルブ8の摺動部24に形成された四面取り部との
隙間を通過し、バルブボディ7の弁座21とニードルバ
ルブ8のシート部22との間から燃料通路9内に到る。
通過した燃料の主流は、燃料通路9内においてオリフィ
スプレート10の通路壁面に衝突して、オリフィスプレ
ート10の通路壁面に沿うように、しかも電磁式燃料噴
射弁1の中心軸側に向かう流れとなる。そして、第1噴
孔31が板厚方向に対して所定の傾斜角度(A°)だけ
傾斜した所定の噴孔径(φd)を持つ丸状の噴孔を構成
しているので、燃料通路9から第1噴孔31の燃料入口
に流入する燃料の主流の流れは、第1噴孔31の燃料入
口の回りで渦を作ることなく、燃料通路9内から第1噴
孔31の中央に向かって曲がりながら流入する。
対向する流れによりUターンして第1噴孔31の燃料入
口に流入する流れの強さとオリフィスプレート10の外
周部から第1噴孔31の燃料入口へ直接向かう流れの強
さとの差を低減することができ(等方性流れ)、第1噴
孔31の燃料入口の中央にて均等に衝突させることがで
きる。これにより、燃料の内部エネルギーを流れ同士の
衝突により乱れという形で効率良く利用でき、極めて理
想的な微粒化を実現できる。
噴霧燃料は、第1噴孔31の燃料出口から第2噴孔32
の燃料入口に流入するが、第2噴孔32が末広がり状の
噴孔を構成しているので、第2噴孔32の燃料入口を通
過する際に噴霧燃料の微粒化の効果を低下させることな
く、第2噴孔32の燃料出口からエンジンのインテーク
バルブ近く(インテークポート)へタイミング良く噴射
される。
施例の電磁式燃料噴射弁1は、ある一定の微粒化促進性
能を維持する目的で、オリフィスプレート10に設けら
れる複数個のオリフィス30の第1噴孔31分の板厚
(t1)と第1噴孔31の噴孔径(φd)との比をある
特定の範囲内に設定した場合でも、第1噴孔31の下流
側に連なる末広がり状の第2噴孔32分だけ余分に、つ
まり板厚(t2)分だけ余分にオリフィスプレート10
の全板厚を厚くすることができ、オリフィスプレート1
0の全板厚を必要な強度分だけ確保することができる。
る効果を損なうことなく、あらゆる噴射量サイズの電磁
式燃料噴射弁1においてオリフィスプレート10の強度
を必要な強度分以上保つことができる。これにより、オ
リフィスプレート10の全板厚が必要以上に薄くなら
ず、逆にオリフィスプレート10の全板厚を板厚(t
2)分だけ余分に厚くすることができるので、電磁式燃
料噴射弁1の先端部に加わる燃料圧によりオリフィスプ
レート10が大きく変形することはないので、電磁式燃
料噴射弁1の噴射量特性の変化を抑えることができる。
ス30のうち燃料通路9(燃料入口)側に存する第1噴
孔31の噴孔面積(S1)よりも吸気通路(燃料出口)
側に存する第2噴孔32の噴孔面積(S2)の方を大き
くすることにより、噴霧燃料の微粒化を促進させる性能
を損なうことなく、オリフィスプレート10の全板厚を
板厚(t2)分だけ余分に厚くすることができる。
搭載した時に、オリフィスプレート10のオリフィス3
0の第2噴孔32の燃料出口付近に異物が付着して第2
噴孔32の燃料出口の噴孔径が狭められても、噴射量特
性に関係する第1噴孔31の噴孔径の変化には何ら影響
を与えないので、電磁式燃料噴射弁1の噴射量特性の変
化を抑えることができる。
を示したもので、オリフィスプレートのオリフィスを拡
大した図である。
スプレート10に形成される複数個のオリフィス30の
うちの第1噴孔31は、所定の噴孔径(φd)の丸孔形
状の噴孔であり、その燃料出口の噴孔面積はS1であ
る。この第1噴孔31は、オリフィスプレート10の第
1の板厚(t1)の部分に、オリフィスプレート10の
板厚方向に対して所定の傾斜角度(A°)だけ傾斜して
形成されている。
2は、オリフィスプレート10の第2の板厚(t2)の
部分に末広がり形状に形成されている。そして、第2噴
孔32は、第2の板厚(t2)分だけ形成されており、
その燃料出口の噴孔面積は第1噴孔31よりも広いS2
である。
中心軸に対して、電磁式燃料噴射弁1の中心軸側の末広
がり角度がB1°、および第1噴孔31の中心軸に対し
て、電磁式燃料噴射弁1の中心軸とは反対側の末広がり
角度がB2°である。すなわち、第2噴孔32の末広が
り形状は、第1噴孔31の中心軸に対して、A>B1=
B2>0である。
を示したもので、オリフィスプレートのオリフィスを拡
大した図である。
スプレート10に形成される複数個のオリフィス30の
うちの第1噴孔31の燃料入口は、所定の噴孔径(φ
d)で、第1噴孔31は、末広がり形状の噴孔であり、
その燃料出口の噴孔面積はS1である。この第1噴孔3
1は、オリフィスプレート10の第1の板厚(t1)の
部分に、オリフィスプレート10の板厚方向に対して所
定の傾斜角度(A°)だけ傾斜して形成されている。ま
た、第1噴孔31の末広がり角度は、C(°)である。
2は、オリフィスプレート10の第2の板厚(t2)の
部分に末広がり形状に形成されている。そして、第2噴
孔32は、第2の板厚(t2)分だけ形成されており、
その燃料出口の噴孔面積は第1噴孔31よりも広いS2
である。
中心軸に対して、電磁式燃料噴射弁1の中心軸側の末広
がり角度がB1°、および第1噴孔31の中心軸に対し
て、電磁式燃料噴射弁1の中心軸とは反対側の拡がり角
度がB2°である。すなわち、第2噴孔32の末広がり
形状は、第1噴孔31の中心軸に対して、B1>A>B
2>C/2またはA>B1=B2>C/2である。
第4実施例を示したもので、図7は電磁式燃料噴射弁の
主要構成を示した図で、図8はオリフィスプレートの通
路壁面を示した図である。
4個のオリフィス30を持つ第1実施例に対して、オリ
フィス30の噴孔数を2倍に増やしている。すなわち、
複数個のオリフィス30は、電磁式燃料噴射弁1の中心
軸(オリフィスプレート10の中心点)を中心とした二
重円の想像線上に12個配置した例を示している。な
お、複数個のオリフィス30の配置は、噴霧燃料の微粒
化を促進させる効果を低下させない範囲内で自由に配置
できる。
を示したもので、電磁式燃料噴射弁の主要構成を示した
図である。
燃料通路9内を流れる燃料流れの主流がオリフィスプレ
ート10に衝突する部位より電磁式燃料噴射弁1の中心
軸側に配設された複数個の内側噴孔(オリフィス)40
と、燃料通路9内を流れる燃料流れの主流がオリフィス
プレート10に衝突する部位より電磁式燃料噴射弁1の
中心軸とは反対側、つまり燃料通路9内を流れる主流の
向きが逆向きになる位置に配設された複数個の外側噴孔
(オリフィス)50とが形成されている。
個の外側噴孔50は、第1実施例と同様な構造の第1、
第2噴孔41、42、51、52を有している。ここ
で、53はバルブボディ7の先端面とオリフィスプレー
ト10の通路壁面との間に挟み込まれた円環板状のプレ
ートで、レーザ溶接によりバルブボディ7の先端面とオ
リフィスプレート10の通路壁面に接合されている。
弁(フューエルインジェクタ)1等の内燃機関用燃料噴
射弁をガソリンエンジンのインテークマニホールドに取
り付けた例を説明したが、内燃機関用燃料噴射弁をエン
ジンの気筒に取り付けても良く、また、燃料噴射弁を湯
沸器、石油ストーブ等の燃焼装置に取り付けても良い。
を電磁式アクチュエータにより軸方向に往復変移させる
電磁式燃料噴射弁1に適用した例を説明したが、弁体を
機械的に軸方向に往復変移させる燃料噴射弁に適用して
も良い。例えばバルブボディ内に燃料が供給されて所定
の油圧力に達すると、弁体が開弁する燃料噴射ノズルに
本発明を適用しても良い。
ある(第1実施例)。
ある(第1実施例)。
である(第1実施例)。
面図である(第1実施例)。
面図である(第2実施例)。
面図である(第3実施例)。
ある(第4実施例)。
である(第4実施例)。
ある(第5実施例)。
である(従来の技術)。
断面図である(従来の技術)。
Claims (4)
- 【請求項1】先端に開口部を有し、且つこの開口部より
も上流側に弁座を有する筒状のバルブボディと、 このバルブボディ内に摺動自在に収容されて、前記弁座
と当接または離間することで燃料噴射を断続する弁体
と、 前記バルブボディの開口部を閉塞するように前記バルブ
ボディの先端面に配設されて、燃料を噴射する噴孔を有
する噴孔付きプレートとを備えた燃料噴射弁において、 前記噴孔は、その燃料入口から燃料出口に向かって、板
厚方向に対して傾斜するように前記噴孔付きプレートに
貫通形成されており、 前記噴孔の燃料入口から燃料出口までの間には、形状の
異なる燃料入口側に設けた第1噴孔および燃料出口側に
設けた第2噴孔が設けられ、 前記第1噴孔の噴孔面積よりも前記第2噴孔の噴孔面積
の方を大きく形成したことを特徴とする燃料噴射弁。 - 【請求項2】請求項1に記載の燃料噴射弁において、 前記第1噴孔は、丸孔形状の噴孔であり、前記第2噴孔
は、末広がり形状の噴孔であり、 前記第1噴孔の中心軸に対して、前記燃料噴射弁の中心
軸側の前記第2噴孔の末広がり角度をB1、 前記第1噴孔の中心軸に対して、前記燃料噴射弁の中心
軸とは反対側の前記第2噴孔の末広がり角度をB2とし
たとき、 前記第2噴孔の末広がり形状は、前記第1噴孔の中心軸
に対して、B1≧B2>0の関係を満足することを特徴
とする燃料噴射弁。 - 【請求項3】請求項1に記載の燃料噴射弁において、 前記第1噴孔は、末広がり形状の噴孔であり、前記第2
噴孔は、末広がり形状の噴孔であり、 前記第1噴孔の中心軸に対して、前記燃料噴射弁の中心
軸側の前記第2噴孔の末広がり角度をB1、 前記第1噴孔の中心軸に対して、前記燃料噴射弁の中心
軸とは反対側の前記第2噴孔の末広がり角度をB2、 前記第1噴孔の末広がり角度をCとしたとき、 前記第2噴孔の末広がり形状は、B1≧B2>C/2の
関係を満足することを特徴とする燃料噴射弁。 - 【請求項4】請求項1に記載の燃料噴射弁において、 前記噴孔付きプレートの上流側端面と前記弁体の先端面
との間には、燃料噴射時に燃料の主流が流れる燃料通路
が形成され、 前記噴孔は、前記燃料通路内を流れる燃料流れの主流が
前記噴孔付きプレートに衝突する部位より前記燃料噴射
弁の中心軸側に配設された内側噴孔と、前記燃料通路内
を流れる燃料流れの主流が前記噴孔付きプレートに衝突
する部位より前記燃料噴射弁の中心軸とは反対側に配設
された外側噴孔とから構成されることを特徴とする燃料
噴射弁。
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