JP2001262772A - 多孔パネル及びその製造方法 - Google Patents
多孔パネル及びその製造方法Info
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- JP2001262772A JP2001262772A JP2000081519A JP2000081519A JP2001262772A JP 2001262772 A JP2001262772 A JP 2001262772A JP 2000081519 A JP2000081519 A JP 2000081519A JP 2000081519 A JP2000081519 A JP 2000081519A JP 2001262772 A JP2001262772 A JP 2001262772A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】多孔面材の孔から接着剤がはみ出さないように
塗布をすることができ、通気性が良好で表面が美麗な多
孔パネルおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】面材１の貫通孔４は、周縁部が面材１の一
方の面に突き出されている。その突出面側に接着剤３を
塗布して、反対面側から空気を吹き付けて貫通孔４内に
はみ出した接着剤を吹き飛ばす。それから、板材で囲ま
れた多数の孔を有する芯材２を、板材を面材１の隣接す
る貫通孔４の間に配置して、芯材２の両面に面材１を貼
り合わせて多孔パネルを製造する。
塗布をすることができ、通気性が良好で表面が美麗な多
孔パネルおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】面材１の貫通孔４は、周縁部が面材１の一
方の面に突き出されている。その突出面側に接着剤３を
塗布して、反対面側から空気を吹き付けて貫通孔４内に
はみ出した接着剤を吹き飛ばす。それから、板材で囲ま
れた多数の孔を有する芯材２を、板材を面材１の隣接す
る貫通孔４の間に配置して、芯材２の両面に面材１を貼
り合わせて多孔パネルを製造する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンドイッチ構造
の多孔パネル及びその製造方法に関する。
の多孔パネル及びその製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】六角形の孔を多数有するハニカムコアあ
るい他の多角形孔を多数有するコアの芯材の片面あるい
は両面に面材を貼ったパネルは、軽量で剛性が高いた
め、広い分野で使用されている。ハニカムコアの構造を
図２に示す。六角形の孔１４が多数並んでいる。特に両
面に面材を貼り合わせたパネルは、サンドイッチ構造の
パネルあるいはサンドイッチパネルと呼ばれ、例えば、
建築分野では、建築物の壁、床、天井や建具等、また家
具では、机の天板やカウンターなど、そして車両や航空
機の外殻パネル等にも用いられている。
るい他の多角形孔を多数有するコアの芯材の片面あるい
は両面に面材を貼ったパネルは、軽量で剛性が高いた
め、広い分野で使用されている。ハニカムコアの構造を
図２に示す。六角形の孔１４が多数並んでいる。特に両
面に面材を貼り合わせたパネルは、サンドイッチ構造の
パネルあるいはサンドイッチパネルと呼ばれ、例えば、
建築分野では、建築物の壁、床、天井や建具等、また家
具では、机の天板やカウンターなど、そして車両や航空
機の外殻パネル等にも用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のパネルのうち、
面材が多数の貫通孔を有する多孔パネルは、クリーンル
ームの床材や天井板として用いられている。すなわち、
芯材・面材共に多孔を有していることを利用して、清浄
な空気がパネルを通過する特徴を生かした用途である。
面材が多数の貫通孔を有する多孔パネルは、クリーンル
ームの床材や天井板として用いられている。すなわち、
芯材・面材共に多孔を有していることを利用して、清浄
な空気がパネルを通過する特徴を生かした用途である。
【０００４】このようなサンドイッチ構造のパネルは、
接着剤を用いて芯材の両面に面材を貼り合わせて製造す
るが、強固な接着のためには、接着剤を厚く塗布して芯
材を接着剤中に埋め込んで硬化させる必要がある。つま
り、面材に塗布された接着剤に芯材を押し付けて、面材
全体に渡って芯材が接着剤の中に一部埋没するぐらいの
多量の接着剤が必要となる。図９に面材１に多量の接着
剤３を塗布して芯材２と貼り合わせところを示す。
接着剤を用いて芯材の両面に面材を貼り合わせて製造す
るが、強固な接着のためには、接着剤を厚く塗布して芯
材を接着剤中に埋め込んで硬化させる必要がある。つま
り、面材に塗布された接着剤に芯材を押し付けて、面材
全体に渡って芯材が接着剤の中に一部埋没するぐらいの
多量の接着剤が必要となる。図９に面材１に多量の接着
剤３を塗布して芯材２と貼り合わせところを示す。
【０００５】しかし、このように多量の接着剤を多数の
貫通孔を有する面材に塗布すると、接着剤は貫通孔内に
はみ出て、塗布面の反対面まで回り込んでしまう。そう
なると貫通孔を接着剤が塞いで、パネルとした時に空気
の流れを阻害したり、パネル表面に接着剤がはみ出るこ
とになるので、表面が汚れて美観を損なう。貫通孔４内
に接着剤３がはみ出しているところを図１０に示す。
貫通孔を有する面材に塗布すると、接着剤は貫通孔内に
はみ出て、塗布面の反対面まで回り込んでしまう。そう
なると貫通孔を接着剤が塞いで、パネルとした時に空気
の流れを阻害したり、パネル表面に接着剤がはみ出るこ
とになるので、表面が汚れて美観を損なう。貫通孔４内
に接着剤３がはみ出しているところを図１０に示す。
【０００６】そこで本発明は、多孔面材の孔から接着剤
がはみ出さないように塗布をすることができ、通気性が
良好で表面が美麗な多孔パネルおよびその製造方法を提
供するものである。
がはみ出さないように塗布をすることができ、通気性が
良好で表面が美麗な多孔パネルおよびその製造方法を提
供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】すなわち、この出願の請
求項１に係る発明は、パネル用芯材に、多数の貫通孔を
有する面材が接着剤によって貼り合わされた多孔パネル
であって、パネル用芯材は、板材で囲まれた多数の孔を
有し、上記面材の貫通孔の周縁部は、面材の一方の面側
に突き出されていて、パネル用芯材の少なくとも片面
に、貫通孔周縁部の突出面を向けて面材を貼り合わせて
いることを特徴とする多孔パネルである。
求項１に係る発明は、パネル用芯材に、多数の貫通孔を
有する面材が接着剤によって貼り合わされた多孔パネル
であって、パネル用芯材は、板材で囲まれた多数の孔を
有し、上記面材の貫通孔の周縁部は、面材の一方の面側
に突き出されていて、パネル用芯材の少なくとも片面
に、貫通孔周縁部の突出面を向けて面材を貼り合わせて
いることを特徴とする多孔パネルである。
【０００８】板材で囲まれた多数の孔を有するパネル用
芯材は、例えば孔の形状が六角形の場合は、ＪＩＳ Ｋ
６８００のハニカムコアのことであり、金属や樹脂加工
材などの板材で作った六角形細胞状の多数の孔を有する
材料のことである。また、ハニカムの六角形の替わりに
三角形や四角形などの他の多角形の形状をした細胞状の
材料も好ましく用いられる。長方形の細胞状の多数の孔
を有する芯材は、製造が容易なのでより好ましい。孔の
形状は多角形に限らず、円形や楕円形、曲線と直線を組
み合わせた形状など様々な形状を芯材に適用できる。
芯材は、例えば孔の形状が六角形の場合は、ＪＩＳ Ｋ
６８００のハニカムコアのことであり、金属や樹脂加工
材などの板材で作った六角形細胞状の多数の孔を有する
材料のことである。また、ハニカムの六角形の替わりに
三角形や四角形などの他の多角形の形状をした細胞状の
材料も好ましく用いられる。長方形の細胞状の多数の孔
を有する芯材は、製造が容易なのでより好ましい。孔の
形状は多角形に限らず、円形や楕円形、曲線と直線を組
み合わせた形状など様々な形状を芯材に適用できる。
【０００９】パネル用芯材の素材は、パネルの用途によ
って様々な素材を用いることができる。例えば、スチー
ル、アルミニウム、ステンレス、その他の金属、紙、樹
脂含浸紙、無機紙、合成樹脂、ＦＲＰなどが挙げられ
る。
って様々な素材を用いることができる。例えば、スチー
ル、アルミニウム、ステンレス、その他の金属、紙、樹
脂含浸紙、無機紙、合成樹脂、ＦＲＰなどが挙げられ
る。
【００１０】面材の貫通孔の形状は、特に限定されな
い。加工のしやすさから、円形、楕円形、多角形の貫通
孔が好ましい。
い。加工のしやすさから、円形、楕円形、多角形の貫通
孔が好ましい。
【００１１】面材の貫通孔は、その周縁部が面材の一方
の面側に突き出されている。即ち、多数の貫通孔の周縁
部の全てが、同じ面側に突き出されていて、各々の貫通
孔周縁部は全周に渡って突出している。そして、この周
縁部を突き出すには、例えば、バーリング加工をすれば
よい。バーリング加工とは、平板に下穴をあけて、スト
レッチフランジングする加工である。バーリング加工の
前と後の貫通孔４の形状を図３に示す。なお、貫通孔の
周縁部を突き出すことができれば、その加工方法はバー
リング加工に限られない。例えば、プラスチックの射出
成形による方法が挙げられる。
の面側に突き出されている。即ち、多数の貫通孔の周縁
部の全てが、同じ面側に突き出されていて、各々の貫通
孔周縁部は全周に渡って突出している。そして、この周
縁部を突き出すには、例えば、バーリング加工をすれば
よい。バーリング加工とは、平板に下穴をあけて、スト
レッチフランジングする加工である。バーリング加工の
前と後の貫通孔４の形状を図３に示す。なお、貫通孔の
周縁部を突き出すことができれば、その加工方法はバー
リング加工に限られない。例えば、プラスチックの射出
成形による方法が挙げられる。
【００１２】貫通孔周縁部の突き出し形状は、特に限定
されない。面材から垂直に突き出していても良いし、な
だらかに弧を描いて突き出していても良い。
されない。面材から垂直に突き出していても良いし、な
だらかに弧を描いて突き出していても良い。
【００１３】貫通孔周縁部の突き出し量は、芯材との貼
り合わせ用の接着剤の塗布厚みより大きいことが好まし
い。貫通孔周縁部の突き出しによって、突き出された面
材の面は図３のように窪み２０ができる。この窪み２０
のところに接着剤を塗布するのだが、突き出していると
ころを乗り越えない量の接着剤塗布量とすれば、接着剤
が貫通孔内にあふれ出ることはない。よって、予め芯材
との接着に必要な接着剤厚みを求めておき、突き出し量
がその厚み以上になるように面材を成形すればよい。
り合わせ用の接着剤の塗布厚みより大きいことが好まし
い。貫通孔周縁部の突き出しによって、突き出された面
材の面は図３のように窪み２０ができる。この窪み２０
のところに接着剤を塗布するのだが、突き出していると
ころを乗り越えない量の接着剤塗布量とすれば、接着剤
が貫通孔内にあふれ出ることはない。よって、予め芯材
との接着に必要な接着剤厚みを求めておき、突き出し量
がその厚み以上になるように面材を成形すればよい。
【００１４】本発明のパネルは、上記のように面材の貫
通孔周縁部の突出面側に接着剤を塗布して、パネル用芯
材の少なくとも片面に、貫通孔周縁部の突出面を向けて
面材を貼り合わせて形成する。このような構造であるの
で、パネル表面には貫通孔周縁部の突き出しが出ていな
くて、外観がよい。さらに、パネル表面に触れたとき
に、突き出しにより怪我をする恐れがないので安全でよ
い。そして、貫通孔内に接着剤がはみ出すことがないの
で、パネルの外観は美麗であり、パネルの穴が塞がれる
ことはない。また、貫通孔周縁部の突端に接着剤が仮に
乗り上げても、その部位は面材の表面から奥まっている
ため、接着剤の乗り上げが見えにくく見栄えを損ねるこ
とはない。
通孔周縁部の突出面側に接着剤を塗布して、パネル用芯
材の少なくとも片面に、貫通孔周縁部の突出面を向けて
面材を貼り合わせて形成する。このような構造であるの
で、パネル表面には貫通孔周縁部の突き出しが出ていな
くて、外観がよい。さらに、パネル表面に触れたとき
に、突き出しにより怪我をする恐れがないので安全でよ
い。そして、貫通孔内に接着剤がはみ出すことがないの
で、パネルの外観は美麗であり、パネルの穴が塞がれる
ことはない。また、貫通孔周縁部の突端に接着剤が仮に
乗り上げても、その部位は面材の表面から奥まっている
ため、接着剤の乗り上げが見えにくく見栄えを損ねるこ
とはない。
【００１５】面材は、パネル用途によって様々な素材を
用いることができる。たとえば、スチール、アルミニウ
ム、ステンレス、その他の金属、木質材（合板、ＭＤ
Ｆ、パーティクルボード、ハードボード等）、無機質材
（石膏ボード、ケイカル板、セメント板、火山性ガラス
質複層板等）、合成樹脂、ＦＲＰ等を挙げることができ
る。
用いることができる。たとえば、スチール、アルミニウ
ム、ステンレス、その他の金属、木質材（合板、ＭＤ
Ｆ、パーティクルボード、ハードボード等）、無機質材
（石膏ボード、ケイカル板、セメント板、火山性ガラス
質複層板等）、合成樹脂、ＦＲＰ等を挙げることができ
る。
【００１６】この出願の請求項２に係る発明は、板材で
囲まれた多数の孔を有するパネル用芯材と多数の貫通孔
を有する面材とを具備する多孔パネルの製造方法であっ
て、面材に接着剤を塗布し、塗布面の反対面側から空気
を吹き付けて、貫通孔内にはみ出した接着剤を吹き飛ば
し、上記板材を面材の隣接する貫通孔の間に位置するよ
うに配置して、パネル用芯材の少なくとも片面に面材の
接着剤塗布面を貼り合わせることを特徴とする多孔パネ
ルの製造方法である。
囲まれた多数の孔を有するパネル用芯材と多数の貫通孔
を有する面材とを具備する多孔パネルの製造方法であっ
て、面材に接着剤を塗布し、塗布面の反対面側から空気
を吹き付けて、貫通孔内にはみ出した接着剤を吹き飛ば
し、上記板材を面材の隣接する貫通孔の間に位置するよ
うに配置して、パネル用芯材の少なくとも片面に面材の
接着剤塗布面を貼り合わせることを特徴とする多孔パネ
ルの製造方法である。
【００１７】本発明では、多数の貫通孔を有する面材に
接着剤を塗布し、塗布面の反対面側から空気を吹き付け
て、貫通孔内にはみ出した接着剤を吹き飛ばすことを行
う。スプレーによる接着剤塗布６と空気による吹き飛ば
し７を図１１に示す。このように塗布と吹き飛ばしをお
こなうので、貫通孔内にはみ出した接着剤は吹き飛ばさ
れてなくなり、接着剤が貫通孔を塞いだり、塗布面の反
対面側にはみ出して反対面を汚すことがない。
接着剤を塗布し、塗布面の反対面側から空気を吹き付け
て、貫通孔内にはみ出した接着剤を吹き飛ばすことを行
う。スプレーによる接着剤塗布６と空気による吹き飛ば
し７を図１１に示す。このように塗布と吹き飛ばしをお
こなうので、貫通孔内にはみ出した接着剤は吹き飛ばさ
れてなくなり、接着剤が貫通孔を塞いだり、塗布面の反
対面側にはみ出して反対面を汚すことがない。
【００１８】また、パネル用芯材を形成する板材を面材
の隣接する貫通孔の間に位置するように配置をして、パ
ネル用芯材の両面に面材の接着剤塗布面を貼り合わせ
る。その配置例を図７に示す。このようにすると、面材
の貫通孔は芯材の孔の上に位置するようになり、パネル
の面材の貫通孔を覗いても、芯材を形成する板材断面は
見えない。このことは、すなわち、芯材と面材の貼り合
わせにおいて、パネル用芯材を形成する板材は全て接着
に使われるということである。そのため、芯材と面材と
の接着強度は高く保たれ、また、貫通孔を板材が塞がな
いので、通気性も高く保たれる。
の隣接する貫通孔の間に位置するように配置をして、パ
ネル用芯材の両面に面材の接着剤塗布面を貼り合わせ
る。その配置例を図７に示す。このようにすると、面材
の貫通孔は芯材の孔の上に位置するようになり、パネル
の面材の貫通孔を覗いても、芯材を形成する板材断面は
見えない。このことは、すなわち、芯材と面材の貼り合
わせにおいて、パネル用芯材を形成する板材は全て接着
に使われるということである。そのため、芯材と面材と
の接着強度は高く保たれ、また、貫通孔を板材が塞がな
いので、通気性も高く保たれる。
【００１９】ここで、接着剤は芯材と面材の素材を考慮
して、適切な素材を選べばよい。例えば、ウレタン系接
着剤やエポキシ系接着剤が挙げられる。
して、適切な素材を選べばよい。例えば、ウレタン系接
着剤やエポキシ系接着剤が挙げられる。
【００２０】接着剤の塗布方法は、面材に必要量の接着
剤を塗布できればどのような方法でも良い。例えば、ス
プレーコーティング、ロールコーティング、ダイコーテ
ィング、ディップコーティングなどが挙げられる。なか
でもスプレーコーティングはコーターが簡単で、塗布し
やすく生産性が上がるので好ましい。
剤を塗布できればどのような方法でも良い。例えば、ス
プレーコーティング、ロールコーティング、ダイコーテ
ィング、ディップコーティングなどが挙げられる。なか
でもスプレーコーティングはコーターが簡単で、塗布し
やすく生産性が上がるので好ましい。
【００２１】接着剤の吹き飛ばし方法は、貫通孔内には
み出した接着剤を除去できればどのような方法でも良
い。例えば、エアナイフやエアブレード等を用いる方法
が挙げられる。また、接着剤塗布をして時間が経つと貫
通孔内にはみ出した接着剤は、塗布面の反対面側に漏れ
だして広がっていくので、接着剤塗布後できるだけ早く
接着剤を吹き飛ばすのが好ましい。ただし、塗布工程に
影響を与えることは好ましくないので、塗布工程と吹き
飛ばし工程とでゾーンを分けたり、塗布工程と吹き飛ば
し工程との間に仕切り板を設ける等の工程設計をするの
が好ましい。
み出した接着剤を除去できればどのような方法でも良
い。例えば、エアナイフやエアブレード等を用いる方法
が挙げられる。また、接着剤塗布をして時間が経つと貫
通孔内にはみ出した接着剤は、塗布面の反対面側に漏れ
だして広がっていくので、接着剤塗布後できるだけ早く
接着剤を吹き飛ばすのが好ましい。ただし、塗布工程に
影響を与えることは好ましくないので、塗布工程と吹き
飛ばし工程とでゾーンを分けたり、塗布工程と吹き飛ば
し工程との間に仕切り板を設ける等の工程設計をするの
が好ましい。
【００２２】この出願の請求項３に係る発明は、板材で
囲まれた多数の孔を有するパネル用芯材と多数の貫通孔
を有する面材とを具備する多孔パネルの製造方法であっ
て、上記貫通孔の周縁部は、面材の一方の面側に突き出
されていて、面材の貫通孔周縁部突出面側に接着剤を塗
布し、塗布面の反対面側から空気を吹き付けて、貫通孔
内にはみ出した接着剤を吹き飛ばし、上記板材を面材の
隣接する貫通孔の間に位置するように配置して、パネル
用芯材の少なくとも片面に面材の接着剤塗布面を貼り合
わせることを特徴とする多孔パネルの製造方法である。
囲まれた多数の孔を有するパネル用芯材と多数の貫通孔
を有する面材とを具備する多孔パネルの製造方法であっ
て、上記貫通孔の周縁部は、面材の一方の面側に突き出
されていて、面材の貫通孔周縁部突出面側に接着剤を塗
布し、塗布面の反対面側から空気を吹き付けて、貫通孔
内にはみ出した接着剤を吹き飛ばし、上記板材を面材の
隣接する貫通孔の間に位置するように配置して、パネル
用芯材の少なくとも片面に面材の接着剤塗布面を貼り合
わせることを特徴とする多孔パネルの製造方法である。
【００２３】面材の貫通孔の周縁部が面材の一方の面側
に突き出されていて、該突き出された面側に接着剤を塗
布し、塗布面の反対面側から空気を吹き付けて、貫通孔
内にはみ出した接着剤を吹き飛ばすので、貫通孔内への
接着剤のはみ出しをより確実に抑制でき、接着剤が貫通
孔を塞いだり、塗布面の反対面側にはみ出して反対面を
汚すことを阻止できる。
に突き出されていて、該突き出された面側に接着剤を塗
布し、塗布面の反対面側から空気を吹き付けて、貫通孔
内にはみ出した接着剤を吹き飛ばすので、貫通孔内への
接着剤のはみ出しをより確実に抑制でき、接着剤が貫通
孔を塞いだり、塗布面の反対面側にはみ出して反対面を
汚すことを阻止できる。
【００２４】
【発明の効果】本発明は、上記説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００２５】パネルの面材の貫通孔の周縁部が面材の一
方の面側に突き出されているので、接着剤を厚く塗布し
ても貫通孔内に接着剤がはみ出さないようにできる。そ
のため、通気性が良好で表面が美麗な多孔パネルを得る
ことができる。
方の面側に突き出されているので、接着剤を厚く塗布し
ても貫通孔内に接着剤がはみ出さないようにできる。そ
のため、通気性が良好で表面が美麗な多孔パネルを得る
ことができる。
【００２６】貫通孔を多数有する面材に接着剤を塗布
し、塗布面の反対面側から空気を吹き付けて、貫通孔内
にはみ出した接着剤を吹き飛ばすので、貫通孔内への接
着剤のはみ出しを抑制できる。それで、通気性が良好で
表面が美麗な多孔パネルを得ることができる。
し、塗布面の反対面側から空気を吹き付けて、貫通孔内
にはみ出した接着剤を吹き飛ばすので、貫通孔内への接
着剤のはみ出しを抑制できる。それで、通気性が良好で
表面が美麗な多孔パネルを得ることができる。
【００２７】また、芯材を形成する板材を面材の隣接す
る貫通孔の間に位置するようにして芯材と面材を貼り合
わせるので、芯材と面材との接着強度が高くなり、通気
性も良好となる。
る貫通孔の間に位置するようにして芯材と面材を貼り合
わせるので、芯材と面材との接着強度が高くなり、通気
性も良好となる。
【００２８】さらに、パネルの面材の貫通孔の周縁部が
面材の一方の面側に突き出され、その突出面側に接着剤
を塗布し、塗布面の反対面側から空気を吹き付けて、貫
通孔内にはみ出した接着剤を吹き飛ばすので、貫通孔内
への接着剤のはみ出しをより防止できる。それで、通気
性が良好で表面が美麗な多孔パネルを得ることができ
る。
面材の一方の面側に突き出され、その突出面側に接着剤
を塗布し、塗布面の反対面側から空気を吹き付けて、貫
通孔内にはみ出した接着剤を吹き飛ばすので、貫通孔内
への接着剤のはみ出しをより防止できる。それで、通気
性が良好で表面が美麗な多孔パネルを得ることができ
る。
【００２９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００３０】−多孔パネルの構造と製造− 図１に本発明の多孔パネルを示す。芯材２の両面に接着
剤３を介して多孔面材１が貼り合わせられている構造で
ある。製法は、貫通孔４を有していて、該貫通孔周縁部
が一方の面側に突き出している面材１の貫通孔周縁部突
出面側に接着剤３を塗布し、反対面側から貫通孔４内に
はみ出した接着剤３を吹き飛ばして、板材で囲まれた多
数の孔を有する芯材２と貼り合わせて作るというもので
ある。以下に詳細に述べる。
剤３を介して多孔面材１が貼り合わせられている構造で
ある。製法は、貫通孔４を有していて、該貫通孔周縁部
が一方の面側に突き出している面材１の貫通孔周縁部突
出面側に接着剤３を塗布し、反対面側から貫通孔４内に
はみ出した接着剤３を吹き飛ばして、板材で囲まれた多
数の孔を有する芯材２と貼り合わせて作るというもので
ある。以下に詳細に述べる。
【００３１】パネル用芯材２は、図２に示すような孔１
４が六角形のハニカムコアや、四角やその他の多角形の
孔、円形や楕円形の孔および曲線と直線の組み合わせで
できた孔が板材で囲まれて形成されている公知のサンド
イッチ構造用の芯材であればよい。芯材２の素材は、パ
ネルの用途や必要な強度によって、適宜スチールやアル
ミ等の金属板や紙、プラスチック等から選べばよい。
４が六角形のハニカムコアや、四角やその他の多角形の
孔、円形や楕円形の孔および曲線と直線の組み合わせで
できた孔が板材で囲まれて形成されている公知のサンド
イッチ構造用の芯材であればよい。芯材２の素材は、パ
ネルの用途や必要な強度によって、適宜スチールやアル
ミ等の金属板や紙、プラスチック等から選べばよい。
【００３２】面材１は、芯材２と同様にパネル用途や必
要な強度によって適切な素材を選択すればよい。ここで
は、例えばステンレスを用いることにする。
要な強度によって適切な素材を選択すればよい。ここで
は、例えばステンレスを用いることにする。
【００３３】面材１の貫通孔４の周縁部の突出はバーリ
ング加工によって行うが、他の加工方法を用いても構わ
ない。バーリング加工は、図３（Ａ）のようにまず平板
の面材１に通常の貫通孔４を開けた後で、図３（Ｂ）の
ように貫通孔周縁部をストレッチフランジング加工して
突き出させる加工である。この時、貫通孔４の形状は円
形でも良いし、楕円や多角形でも良いが、加工のしやす
さから円形が好ましい。貫通孔４の周縁の突出部５が形
成されることにより、窪み２０ができる。突出部５の面
材１表面からの高さは、即ち窪み２０の深さでもある
が、接着剤塗布されたときに接着剤３が貫通孔４側にあ
ふれない高さとなるようにしておく。つまり、必要な接
着剤厚み以上となるように突出部５高さを設定しておけ
ばよい。
ング加工によって行うが、他の加工方法を用いても構わ
ない。バーリング加工は、図３（Ａ）のようにまず平板
の面材１に通常の貫通孔４を開けた後で、図３（Ｂ）の
ように貫通孔周縁部をストレッチフランジング加工して
突き出させる加工である。この時、貫通孔４の形状は円
形でも良いし、楕円や多角形でも良いが、加工のしやす
さから円形が好ましい。貫通孔４の周縁の突出部５が形
成されることにより、窪み２０ができる。突出部５の面
材１表面からの高さは、即ち窪み２０の深さでもある
が、接着剤塗布されたときに接着剤３が貫通孔４側にあ
ふれない高さとなるようにしておく。つまり、必要な接
着剤厚み以上となるように突出部５高さを設定しておけ
ばよい。
【００３４】次に、芯材を形成する板材１１と面材１の
貫通孔４との配置について、図７で説明する。板材１１
が全て面材１との貼り合わせに使用されるように、面材
１の隣接する貫通孔４の間に板材１１が位置するように
配置する。そのような配置は、いろいろなやり方がある
が、そのうちの３例を図７に示す。（Ａ）は、芯材とし
てハニカムコアを用いて隣接する貫通孔４の間すべてに
板材１１を配置し、芯材の六角形の孔と面材の貫通孔と
を１対１に対応させた例である。（Ｂ）は、やはりハニ
カムコアの芯材を用いた例であるが、芯材の一つの孔に
面材の貫通孔を３つ対応させている。（Ｃ）は、正方形
の孔の芯材の例で、芯材の一つの孔に面材の貫通孔を４
つ対応させている。
貫通孔４との配置について、図７で説明する。板材１１
が全て面材１との貼り合わせに使用されるように、面材
１の隣接する貫通孔４の間に板材１１が位置するように
配置する。そのような配置は、いろいろなやり方がある
が、そのうちの３例を図７に示す。（Ａ）は、芯材とし
てハニカムコアを用いて隣接する貫通孔４の間すべてに
板材１１を配置し、芯材の六角形の孔と面材の貫通孔と
を１対１に対応させた例である。（Ｂ）は、やはりハニ
カムコアの芯材を用いた例であるが、芯材の一つの孔に
面材の貫通孔を３つ対応させている。（Ｃ）は、正方形
の孔の芯材の例で、芯材の一つの孔に面材の貫通孔を４
つ対応させている。
【００３５】以上の部材を用いて上記の配置のパネルを
製造するには、まず面材１への接着剤の塗布を行うが、
図４に塗布６と吹き飛ばし７を模式的に示す。貫通孔突
出側から接着剤３を塗布し、空気によって反対面側から
貫通孔４内にはみ出した接着剤を吹き飛ばす。接着剤塗
布は、ここではスプレーによる方法を示しているが、ダ
イコーティングやロールコーティングなどでも良い。
製造するには、まず面材１への接着剤の塗布を行うが、
図４に塗布６と吹き飛ばし７を模式的に示す。貫通孔突
出側から接着剤３を塗布し、空気によって反対面側から
貫通孔４内にはみ出した接着剤を吹き飛ばす。接着剤塗
布は、ここではスプレーによる方法を示しているが、ダ
イコーティングやロールコーティングなどでも良い。
【００３６】吹き飛ばし７は、塗布６と同時でも良いし
塗布が終了してからでも良い。ただ、接着剤３を塗布す
ると貫通孔４から接着剤３がはみ出して、反対面側に接
着剤が広がっていくので、塗布と同時か、なるべく早く
吹き飛ばすことが好ましいが、吹き飛ばし空気によって
塗布に支障を生じさせないようにしておく。図５にはみ
出した接着剤を吹き飛ばしているところを示す。
塗布が終了してからでも良い。ただ、接着剤３を塗布す
ると貫通孔４から接着剤３がはみ出して、反対面側に接
着剤が広がっていくので、塗布と同時か、なるべく早く
吹き飛ばすことが好ましいが、吹き飛ばし空気によって
塗布に支障を生じさせないようにしておく。図５にはみ
出した接着剤を吹き飛ばしているところを示す。
【００３７】図６には、実際の塗布・吹き飛ばしの工程
を示す。貫通孔周縁部の突出面を上側にして、面材１を
移動レールに乗せる。面材１が矢印１６の方向に移動し
ていき、まずスプレー８により接着剤を塗布する。そし
てその後に、エアブレード９を用いて貫通孔内にはみ出
した接着剤を吹き飛ばす。ここでは、スプレー８による
塗布に吹き飛ばしのエアが影響しないように、塗布場所
から少し離して吹き飛ばし場所を設けている。この後、
芯材との貼り合わせを行い、接着剤を乾燥させて、パネ
ルを製造する。
を示す。貫通孔周縁部の突出面を上側にして、面材１を
移動レールに乗せる。面材１が矢印１６の方向に移動し
ていき、まずスプレー８により接着剤を塗布する。そし
てその後に、エアブレード９を用いて貫通孔内にはみ出
した接着剤を吹き飛ばす。ここでは、スプレー８による
塗布に吹き飛ばしのエアが影響しないように、塗布場所
から少し離して吹き飛ばし場所を設けている。この後、
芯材との貼り合わせを行い、接着剤を乾燥させて、パネ
ルを製造する。
【００３８】−多孔パネルのクリーンルームでの使用例
− 本発明の多孔パネルをクリーンルームの床材として使用
しているところを図８に示す。支持脚１３の上に多孔パ
ネル１２を並べていく。パネル１２の下はフリーアクセ
スフロアとなっていて、ここの空気を排気してクリーン
ルーム内の空気を貫通孔４を通じて床下のフリーアクセ
スフロアに吸引する。
− 本発明の多孔パネルをクリーンルームの床材として使用
しているところを図８に示す。支持脚１３の上に多孔パ
ネル１２を並べていく。パネル１２の下はフリーアクセ
スフロアとなっていて、ここの空気を排気してクリーン
ルーム内の空気を貫通孔４を通じて床下のフリーアクセ
スフロアに吸引する。
【図１】本発明の多孔パネルの断面図
【図２】ハニカムコアの斜視図
【図３】（Ａ）バーリング加工前の面材貫通孔の斜視図
（上）と断面図（下）、（Ｂ）バーリング加工後の面材
貫通孔の斜視図（上）と断面図（下）
（上）と断面図（下）、（Ｂ）バーリング加工後の面材
貫通孔の斜視図（上）と断面図（下）
【図４】バーリング加工多孔面材への接着剤塗布と吹き
飛ばしの模式図
飛ばしの模式図
【図５】接着剤吹き飛ばしの断面図
【図６】接着剤塗布と吹き飛ばし工程の斜視図
【図７】面材貫通孔と板材の配置図
【図８】本発明の多孔パネルを用いた床の斜視図
【図９】貫通孔を有さないパネルの断面図
【図１０】従来の貫通孔を有する面材の接着剤塗布の断
面図
面図
【図１１】バーリング加工無しの多孔面材への接着剤塗
布と吹き飛ばしの模式図
布と吹き飛ばしの模式図
１ 面材 ２ 芯材 ３ 接着剤 ４ 貫通孔 ５ 貫通孔周縁の突出部 ６ 接着剤のスプレー ７ 空気の吹きつけ ８ 接着剤のスプレーノズル ９ エアブレード １０ 吹き飛ばされた接着剤 １１ 芯材を形成する板材 １２ 多孔パネル １３ 支持脚 １４ 孔 １５ 貫通孔内にはみ出した接着剤 １６ 進行方向 ２０ 窪み
フロントページの続き (72)発明者 岡田 二郎 富山県東砺波郡井波町井波１番地の１ 大 建工業株式会社内 (72)発明者 日野 嘉邦 大阪府豊中市上津島１丁目11番35号 亀井 軽金属株式会社内 Ｆターム(参考） 2E162 CB07 CB15 CC10 CD19 4F100 AB03 AB04 AB10 AE06 AE09 AK51G AK53G AP02 AP03 BA02 BA03 BA06 BA10B BA10C BA13 CB00 DB20B DB20C DC02A DC11B DC11C DG10 DH02 EC182 EH462 EJ331 EJ812 GB08 GB31 GB81 JD02 JK06 JL06
Claims (3)
- 【請求項１】 パネル用芯材に、多数の貫通孔を有する
面材が接着剤によって貼り合わされた多孔パネルであっ
て、パネル用芯材は、板材で囲まれた多数の孔を有し、
上記面材の貫通孔の周縁部は、面材の一方の面側に突き
出されていて、パネル用芯材の少なくとも片面に、貫通
孔周縁部の突出面を向けて面材を貼り合わせていること
を特徴とする多孔パネル。 - 【請求項２】 板材で囲まれた多数の孔を有するパネル
用芯材と多数の貫通孔を有する面材とを具備する多孔パ
ネルの製造方法であって、面材に接着剤を塗布し、塗布
面の反対面側から空気を吹き付けて、貫通孔内にはみ出
した接着剤を吹き飛ばし、上記板材を面材の隣接する貫
通孔の間に位置するように配置して、パネル用芯材の少
なくとも片面に面材の接着剤塗布面を貼り合わせること
を特徴とする多孔パネルの製造方法。 - 【請求項３】 板材で囲まれた多数の孔を有するパネル
用芯材と多数の貫通孔を有する面材とを具備する多孔パ
ネルの製造方法であって、上記貫通孔の周縁部は、面材
の一方の面側に突き出されていて、面材の貫通孔周縁部
突出面側に接着剤を塗布し、塗布面の反対面側から空気
を吹き付けて、貫通孔内にはみ出した接着剤を吹き飛ば
し、上記板材を面材の隣接する貫通孔の間に位置するよ
うに配置して、パネル用芯材の少なくとも片面に面材の
接着剤塗布面を貼り合わせることを特徴とする多孔パネ
ルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000081519A JP2001262772A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 多孔パネル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000081519A JP2001262772A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 多孔パネル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001262772A true JP2001262772A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18598443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000081519A Pending JP2001262772A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 多孔パネル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001262772A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2364366B (en) * | 2000-06-30 | 2003-12-03 | Short Brothers Plc | A noise attenuation panel |
| JP2004156335A (ja) * | 2002-11-07 | 2004-06-03 | Takenaka Komuten Co Ltd | 蓄煙機能を有する多孔質天井 |
| JP2017065026A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 岐阜プラスチック工業株式会社 | 樹脂構造体及び樹脂構造体の製造方法 |
| JP2017196782A (ja) * | 2016-04-26 | 2017-11-02 | 岐阜プラスチック工業株式会社 | 積層構造体 |
| JP2018144324A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 三菱航空機株式会社 | ハニカムサンドイッチパネル |
| US10279548B2 (en) | 2014-11-03 | 2019-05-07 | Short Brothers Plc | Methods and precursors for manufacturing a perforated composite part |
| EP3653491A1 (en) * | 2018-11-15 | 2020-05-20 | C Series Aircraft Limited Partnership | Aircraft floor structure |
| US11794670B2 (en) | 2018-03-29 | 2023-10-24 | Kotobukiya Fronte Co., Ltd. | Automobile component |
-
2000
- 2000-03-23 JP JP2000081519A patent/JP2001262772A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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