JP2001262675A - マンホール設備 - Google Patents
マンホール設備Info
- Publication number
- JP2001262675A JP2001262675A JP2000072594A JP2000072594A JP2001262675A JP 2001262675 A JP2001262675 A JP 2001262675A JP 2000072594 A JP2000072594 A JP 2000072594A JP 2000072594 A JP2000072594 A JP 2000072594A JP 2001262675 A JP2001262675 A JP 2001262675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manhole
- facility
- pipe
- label
- vacuum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sewage (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マンホール蓋の位置を簡単に知ることができ
るマンホール設備を提供する。 【解決手段】 マンホール近傍の地表から地上設備とし
て通気管1が立ち上げられている。この通気管1は、立
上管2と、この立上管2の上端に被さるキャップ3とを
有する。この立上管2の上部の側面に、マンホール蓋4
の位置を表示する表示としてラベルAが設けられてお
り、このラベルAに「3.5」という文字が印刷等によ
り設けられている。このラベルAは、当該ラベルAの前
方であって且つ通気管1から距離3.5mの位置にマン
ホール蓋4が存在することを表示している。
るマンホール設備を提供する。 【解決手段】 マンホール近傍の地表から地上設備とし
て通気管1が立ち上げられている。この通気管1は、立
上管2と、この立上管2の上端に被さるキャップ3とを
有する。この立上管2の上部の側面に、マンホール蓋4
の位置を表示する表示としてラベルAが設けられてお
り、このラベルAに「3.5」という文字が印刷等によ
り設けられている。このラベルAは、当該ラベルAの前
方であって且つ通気管1から距離3.5mの位置にマン
ホール蓋4が存在することを表示している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマンホール設備に係
り、特に真空式下水道などのようにマンホール近傍に通
気管、制御盤などの地上設備が存在するマンホール設備
に関する。
り、特に真空式下水道などのようにマンホール近傍に通
気管、制御盤などの地上設備が存在するマンホール設備
に関する。
【0002】
【従来の技術】真空式下水道システムは、下水管内を真
空(完全な真空ではなく、減圧状態を指称する。)に
し、大気との圧力差を利用して汚水を収集するシステム
である。
空(完全な真空ではなく、減圧状態を指称する。)に
し、大気との圧力差を利用して汚水を収集するシステム
である。
【0003】図5にこの真空式下水道システムの構成例
を示す。
を示す。
【0004】家庭や工場等の衛生設備から排出される汚
水は流入管31により真空弁ユニット(中継ユニット)
32に流入する。排水は、更に、この真空弁ユニット3
2から真空下水管33を経て真空ステーション34へ送
られ、その後、圧送ポンプ35から圧送管36を経て下
水処理施設へ送られる。
水は流入管31により真空弁ユニット(中継ユニット)
32に流入する。排水は、更に、この真空弁ユニット3
2から真空下水管33を経て真空ステーション34へ送
られ、その後、圧送ポンプ35から圧送管36を経て下
水処理施設へ送られる。
【0005】この真空ステーション34では真空ポンプ
37により集水タンク38内を真空引きし、汚水を真空
ステーション34に集めている。
37により集水タンク38内を真空引きし、汚水を真空
ステーション34に集めている。
【0006】真空弁ユニット32は、汚水源と真空ステ
ーション34とを中継するためのものであり、流入管3
1から汚水が流入する槽体40と、該槽体40内の汚水
を吸入して真空下水管33に送るための吸入管41と、
該吸入管41に設けられた真空弁42と、該真空弁42
を作動させるコントローラ43等を備えている。この真
空弁42は、真空下水管33内の負圧を駆動動力源とす
るものである。
ーション34とを中継するためのものであり、流入管3
1から汚水が流入する槽体40と、該槽体40内の汚水
を吸入して真空下水管33に送るための吸入管41と、
該吸入管41に設けられた真空弁42と、該真空弁42
を作動させるコントローラ43等を備えている。この真
空弁42は、真空下水管33内の負圧を駆動動力源とす
るものである。
【0007】この真空弁ユニット32はマンホール44
と、このマンホール44に被せられたマンホール蓋45
とを有する。
と、このマンホール44に被せられたマンホール蓋45
とを有する。
【0008】流入管31には、負圧が便器等の封水を破
らないようにするために通気管46が接続されている。
この通気管46は地上から突出しており、流入管31内
を常時大気に連通している。
らないようにするために通気管46が接続されている。
この通気管46は地上から突出しており、流入管31内
を常時大気に連通している。
【0009】真空下水管33には必要に応じ区画弁47
が設けられる。
が設けられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようなマンホール
蓋45は、積雪や土砂などに埋まって位置が分らなくな
り、マンホールを探すのに時間がかかることがある。
蓋45は、積雪や土砂などに埋まって位置が分らなくな
り、マンホールを探すのに時間がかかることがある。
【0011】本発明は、マンホール蓋の位置を簡単に知
ることができるマンホール設備を提供することを目的と
する。
ることができるマンホール設備を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のマンホール設備
は、マンホールと、該マンホールに装着された蓋と、該
マンホール近傍の地表から上方に立ち上がる地上設備と
を有するマンホール設備において、該地上設備に、該マ
ンホール蓋の位置を示す表示を設けたことを特徴とする
ものである。
は、マンホールと、該マンホールに装着された蓋と、該
マンホール近傍の地表から上方に立ち上がる地上設備と
を有するマンホール設備において、該地上設備に、該マ
ンホール蓋の位置を示す表示を設けたことを特徴とする
ものである。
【0013】かかるマンホール設備にあっては、地上設
備に設けられた表示によりマンホール蓋の位置を容易に
知ることができる。この表示は、通気管や制御盤などの
地上設備に設けられており、マンホール蓋が積雪や土砂
の被冠を受けてもこれらに覆われることがなく、常に容
易に視認することができる。
備に設けられた表示によりマンホール蓋の位置を容易に
知ることができる。この表示は、通気管や制御盤などの
地上設備に設けられており、マンホール蓋が積雪や土砂
の被冠を受けてもこれらに覆われることがなく、常に容
易に視認することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。図1(a)は実施の形態に係るマン
ホール設備を示す斜視図、図1(b)は通気管上部を下
方から見上げた斜視図である。
について説明する。図1(a)は実施の形態に係るマン
ホール設備を示す斜視図、図1(b)は通気管上部を下
方から見上げた斜視図である。
【0015】この実施の形態にあっては、マンホール近
傍の地表から地上設備として通気管1が立ち上げられて
いる。この通気管1は、立上管2と、この立上管2の上
端に被さるキャップ3とを有する。この立上管2の上部
の側面に、マンホール蓋4の位置を表示する表示として
ラベルAが設けられており、このラベルAに「3.5」
という文字が印刷等により設けられている。
傍の地表から地上設備として通気管1が立ち上げられて
いる。この通気管1は、立上管2と、この立上管2の上
端に被さるキャップ3とを有する。この立上管2の上部
の側面に、マンホール蓋4の位置を表示する表示として
ラベルAが設けられており、このラベルAに「3.5」
という文字が印刷等により設けられている。
【0016】このラベルAは、当該ラベルAの前方であ
って且つ通気管1から距離3.5mの位置にマンホール
蓋4が存在することを表示している。
って且つ通気管1から距離3.5mの位置にマンホール
蓋4が存在することを表示している。
【0017】なお、単に「3.5」という数字の代わり
に、あるいはこの数字と共に「このラベルの前方3.5
mの位置にマンホール蓋があります。」等の文言を設け
てもよい。
に、あるいはこの数字と共に「このラベルの前方3.5
mの位置にマンホール蓋があります。」等の文言を設け
てもよい。
【0018】このようにマンホール蓋4の通気管1から
の方向と距離を読み取ることにより、マンホール蓋4が
雪や土砂で覆われていてもマンホール蓋4を容易に見つ
け出すことができる。
の方向と距離を読み取ることにより、マンホール蓋4が
雪や土砂で覆われていてもマンホール蓋4を容易に見つ
け出すことができる。
【0019】上記実施の形態では、ラベルAをキャップ
3のすぐ下側に配置しており、このキャップ3が立上管
2の径方向の外方に張り出している。そのため、ラベル
Aに雨、雪あるいは直射日光が当ることが防止され又は
減少するようになり、ラベルAが退色、変色、劣化、汚
染等を受けることが少なく、ラベルAの文字、数字、マ
ーク等を長期にわたって容易に読み取ることができる。
また、着雪も防止されるので積雪時にもマンホール蓋を
見つけ易い。
3のすぐ下側に配置しており、このキャップ3が立上管
2の径方向の外方に張り出している。そのため、ラベル
Aに雨、雪あるいは直射日光が当ることが防止され又は
減少するようになり、ラベルAが退色、変色、劣化、汚
染等を受けることが少なく、ラベルAの文字、数字、マ
ーク等を長期にわたって容易に読み取ることができる。
また、着雪も防止されるので積雪時にもマンホール蓋を
見つけ易い。
【0020】ただし、本発明はこの実施の形態に限定さ
れるものではなく、図2〜4に示すものなど各種の態様
をとりうる。
れるものではなく、図2〜4に示すものなど各種の態様
をとりうる。
【0021】図2ではキャップ3の外面にラベルAが付
されている。
されている。
【0022】図3では、マンホール内の電気機器を制御
するための制御盤5に「右4M」という文字を付したラ
ベルBが設けられている。これは、この制御盤5の正面
向って右方向であって且つ距離4mの位置にマンホール
蓋が存在することを示している。
するための制御盤5に「右4M」という文字を付したラ
ベルBが設けられている。これは、この制御盤5の正面
向って右方向であって且つ距離4mの位置にマンホール
蓋が存在することを示している。
【0023】図4では、地上からの比高が比較的小さい
通気ユニット6の上面に矢印と「3M」という文字を有
したラベルCが貼着されている。これは、この通気口ユ
ニット6から矢印の方向3mの位置にマンホール蓋が存
在していることを示している。
通気ユニット6の上面に矢印と「3M」という文字を有
したラベルCが貼着されている。これは、この通気口ユ
ニット6から矢印の方向3mの位置にマンホール蓋が存
在していることを示している。
【0024】
【発明の効果】以上の通り、本発明によるとマンホール
蓋の位置を容易に知ることができ、積雪や土砂が被った
マンホール蓋であっても簡単に見つけ出すことができ
る。
蓋の位置を容易に知ることができ、積雪や土砂が被った
マンホール蓋であっても簡単に見つけ出すことができ
る。
【図1】実施の形態に係るマンホール設備の斜視図であ
る。
る。
【図2】別の実施の形態に係るマンホール設備の斜視図
である。
である。
【図3】さらに別の実施の形態に係るマンホール設備の
斜視図である。
斜視図である。
【図4】異なる実施の形態に係るマンホール設備の斜視
図である。
図である。
【図5】真空下水道システムの説明図である。
1 通気管 2 立上管 3 キャップ 4 マンホール蓋 5 制御盤 6 通気口ユニット A,B,C ラベル
Claims (3)
- 【請求項1】 マンホールと、該マンホールに装着され
た蓋と、該マンホール近傍の地表から上方に立ち上がる
地上設備とを有するマンホール設備において、 該地上設備に、該マンホール蓋の位置を示す表示を設け
たことを特徴とするマンホール設備。 - 【請求項2】 請求項1において、前記地上設備は通気
管又は制御盤であることを特徴とするマンホール設備。 - 【請求項3】 請求項1において、地上設備は上端部に
キャップを有した通気管であり、該キャップの下側に前
記表示が設けられていることを特徴とするマンホール設
備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000072594A JP2001262675A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | マンホール設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000072594A JP2001262675A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | マンホール設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001262675A true JP2001262675A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18590971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000072594A Pending JP2001262675A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | マンホール設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001262675A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012219566A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Nihon Step Kogyo Co Ltd | 非常用マンホールトイレ |
-
2000
- 2000-03-15 JP JP2000072594A patent/JP2001262675A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012219566A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Nihon Step Kogyo Co Ltd | 非常用マンホールトイレ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW434159B (en) | Vacuum toilet system | |
CN101331279B (zh) | 废水提升设备 | |
EP1227193A3 (en) | Toilet leak detector and overflow control | |
JP2001262675A (ja) | マンホール設備 | |
KR101755168B1 (ko) | 노후관 갱생용 라이너의 응축수 제거방법 | |
JP3370830B2 (ja) | 真空式下水道のリフト損失防止装置 | |
JP2008025240A (ja) | 真空弁ユニット | |
CN211816801U (zh) | 排水检查井防溢流装置 | |
KR102041291B1 (ko) | 우수 수집조의 악취 누출 방지용 탈취 시스템 | |
JPH07303876A (ja) | 生活排水送出装置 | |
JP4959431B2 (ja) | 圧力式下水道システムにおける差圧センサ通気装置 | |
CN205604419U (zh) | 一种防臭型地漏结构 | |
US20060042000A1 (en) | Efficient water closet | |
JPH08120753A (ja) | 真空式汚水集排水装置と真空式下水道 | |
JP2578340Y2 (ja) | 排水ます | |
JP2590659B2 (ja) | 真空ステーション | |
CN218374044U (zh) | 一种具有报警检测功能的井盖 | |
JP3889160B2 (ja) | ポンプシステム | |
JP2568861Y2 (ja) | 真空式下水道システムにおける真空ポンプの排気構造 | |
JP2679508B2 (ja) | 真空弁ユニット | |
JPH0329434Y2 (ja) | ||
JP2666172B2 (ja) | 真空下水道設備 | |
JP2715846B2 (ja) | 真空式下水道の伏越 | |
JP3078216U (ja) | 雨水再利用t型ソケット | |
JPH0718722A (ja) | 配管接続構造 |