JP2001262094A - 物品等の表面保護用多層接着フィルムとその製造法 - Google Patents

物品等の表面保護用多層接着フィルムとその製造法

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JP2001262094A
JP2001262094A JP2000120141A JP2000120141A JP2001262094A JP 2001262094 A JP2001262094 A JP 2001262094A JP 2000120141 A JP2000120141 A JP 2000120141A JP 2000120141 A JP2000120141 A JP 2000120141A JP 2001262094 A JP2001262094 A JP 2001262094A
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Yasuhiro Suzuki
安弘 鈴木
Takashi Onoda
喬 小野打
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Abstract

(57)【要約】 【発明の課題】家具、電気製品、自動車内装部品等の木
工製品・合成樹脂製品・金属製品の表面の複雑な塗装工
程を省略し得る、製品の表面に接着することにより表面
に耐候性・耐汚染性を付与し、或いは着色・模様等の化
粧を施すことが出来る多層接着フィルム及びその製造法
を提供する。 【課題の解決手段】被処理製品の表面の形状に良く追従
出来るように可塑性があり、然も表面保護に充分な硬度
・耐摩耗性も具備した合成樹脂フィルムの裏面に、光重
合開始剤及び光強度調節剤と、所望により更に熱重合開
始剤を同時に含有する樹脂組成物を積層し、光重合開始
剤が感光する波長の光を照射し樹脂組成物を半硬化する
ことにより接着層を形成する。本多層フィルムの接着層
を被処理製品の表面に密着させ光照射或いは加熱処理を
行うことにより、製品表面の保護・化粧を効果的かつ効
率的に実施しすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具、電気製品、
自動車内装部品等の木工製品・合成樹脂製品・金属製品
やその半製品又は素材の表面を保護し、耐候性・耐汚染
性を付与し、或いは着色・模様等の化粧を施す表面処理
のために使用される物品等の表面保護用多層接着フィル
ム及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】家具、電気製品、自動車内装部品等の木
工製品・合成樹脂製品・金属製品等の表面を保護したり
文字・図絵・模様や彩色等の化粧を施すため、それらの
表面に化粧された合成樹脂フィルムが貼付され、代表的
なものとしては例えば、木目模様、絵柄等を印刷したP
ETフィルム、ポリ塩化ビニールフィルム、ポリエチレ
ンフィルム或いはポリプポピレンフィルム等の裏面にポ
リビニルアルコール、合成ゴム等の粘着剤を塗布した粘
着フィルムが実用化されている。粘着フィルムの製造方
法としては、溶媒を使用しない紫外線硬化による粘着層
の形成法も提案されている(例えば、公開特許公報昭5
6−149480、昭56−41283、昭55−22
39等)。
【0003】このような合成樹脂フィルムによる表面処
理は、フィルムに予め印刷、模様形成、着色等の加工を
行うことにより、木工製品・合成樹脂製品・金属製品等
の表面を適切に保護し化粧することができるため、製品
の複雑な塗装工程を省略することができる。然し、粘着
剤を使用した粘着型合成樹脂フィルムは、添付処理が手
軽である反面、粘着剤の経時劣化による剥離或いは粘着
力の不足による剥離の問題があり、木工製品の場合に
は、往々にして木材の伸長・収縮などの経時的形状変化
による亀裂等が生ずる。また、製品の表面が複雑な曲面
である場合はその形状への追従性が充分でない場合があ
り、粘着型合成樹脂フィルムの使用は比較的平坦な表面
を持った製品の化粧に限定される難点がある。また、粘
着型フィルムでは、屈曲した末端部を有する場合、そこ
からの剥離防止のためにフィルム周辺末端の固定処理が
必要となることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、木工製品・
合成樹脂製品・金属製品やその半製品又は素材等の物品
の表面を保護すると同時に必要に応じて文字・図絵・模
様や彩色等の化粧を施し、施用に当り溶剤の使用や複雑
な塗装工程を省略することができ、適用する物品等の形
状追従性に優れ、然も接着性能の高いなど数々の優れた
性能を有する物品等の表面保護用多層接着フィルムを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、従来の粘
着型フィルムと異なり物品の表面に強固に接着し得る接
着型フィルムついて鋭意検討した結果、被処理製品の表
面の形状に良く追従出来るような柔軟性があり、表面保
護の目的に充分な硬度・耐摩耗性も具備し、かつ、光照
射或いは加熱処理により強固に接着する表面保護用多層
接着フィルムを開発するに至った。本接着フィルムを被
処理製品の表面に密着させ光照射或いは加熱処理を行う
ことにより製品表面の保護・化粧を効果的かつ効率的に
実施し、複雑な塗装工程を省略することができる。
【0006】即ち、本発明によれば、表層となる柔軟性
且耐摩耗性を有する合成樹脂フィルムの裏面に、光重合
開始剤及び光強度調節剤と、所望により更に熱重合開始
剤を同時に含有する樹脂組成物を積層し、これを剥離可
能なフィルムで保護する。この3層より成るシートを合
成樹脂フィルム側より光重合開始剤が感光する波長の光
を照射し、剥離フィルム側にタックが残る程度に樹脂組
成物の層を半硬化することにより多層接着フィルムを製
造する。ここで半硬化とは、プレポリマーとモノマーと
の混合物が流動状態を脱して完全に硬化する迄の中間的
な、可塑性を維持した状態にする硬化処理を言う。ま
た、本発明の説明におけるシートやフィルムなる語に
は、技術用語としての厳密な差異は無く、薄い膜状、面
状の物体を表すに過ぎない。
【0007】保護フィルムを表面保護用多層フィルムよ
り剥離する際にフィルム裏面の樹脂組成物接着層に流動
性があると保護フィルムに接着層が一部付着し、接着層
を均一且平滑に保つのに難がある。樹脂組成物接着層を
半硬化することは、保護フィルム剥離の際に接着層を良
好な状態に保持する為に必要である。光照射により半硬
化する処理は、基本的には光の照射量と光重合開始剤の
量とをコントロールすることで可能であるが、本多層フ
ィルムの場合は接着処理を光照射で行う場合もあるた
め、光重合開始剤の量とをコントロールすることは困難
である。この問題については、樹脂組成物の層に、酸化
チタン、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、シリカゲル等
の光強度調節剤を添加し、照射光線の光強に勾配を付け
ることで解決することが出来る。即ち、光重合開始剤及
び光重合調節剤を含有する樹脂組成物を表層合成樹脂フ
ィルムの裏面に積層し、保護フィルムを重ねた後、表層
フィルム側より光照射して該樹脂組成物の層を半硬化す
る。この処理により表層フィルム側の樹脂組成物層の硬
化は進み、保護フィルム側の硬化は遅れるため、保護フ
ィルム側にタックが残った半硬化が可能となる。
【0008】本多層フィルムは、保護フィルムを剥離
し、タックが残った半硬化樹脂層を被処理製品の表面に
密着させた後、光照射或いは加熱処理を行うことによ
り、製品表面に完全に接着することが出来る。
【0009】表面保護用多層接着フィルムの所謂“化
粧”の方法については特に制限はなく、例えば、表層フ
ィルムに、印刷等により前以って木目等の模様を付けて
おくとか、或いは着色剤・パール剤・殺菌剤・香料等を
含有する合成樹脂フィルムを使用する等適宜の方法が可
能である
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明に於ける各要件につ
き更に詳細に説明する。但し、以下の説明は本発明につ
いての理解を容易にする為の例示であり、本発明は必ず
しもこれら例示された物や方法のみに限定されないこと
は勿論である。
【0011】表面保護用多層接着フィルムの表層となる
合成樹脂フィルムは、接着時の形状追従性を良くするた
め適宜な柔軟性が必要であり、また表面保護の目的に充
分な硬度・耐摩耗性を具備し傷が付き難い材質が望まし
い。例えば、アクリロニトリル・アクリレート・スチレ
ンコポリマー、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
塩素化ポリエチレン、アジピン酸・1、4−ブチレング
リコール・ジアリルフタレート共重合体等軟質の不飽和
ポリエステル樹脂、ポリブチレンテレフタレート・ポリ
テトラメチレンエーテルグリコールブロックコポリマー
等のポリエステルエラストマー、ポリアミド12・ポリ
テトラメチレンエーテルグリコールブロックコポリマー
等のポリアミドエラストマー(TPAE)、ポリスチレ
ン・ポリイソプレンコポリマー等のスチレンエラストマ
ー(SBC)、カプロラクトン型ウレタンエラストマ
ー、アジペート型ウレタンエラストマー、エーテル型ウ
レタンエラストマー、エチレン・アクリル酸コポリマー
等のアイオノマー、ポリブチレンテレフタレートとポリ
テトラメチレンエーテルグリコールとのマルチブロック
ポリマー等のポリエステルエラストマー(TPEE)等
である。
【0012】表層となる合成樹脂フィルムとして、特に
ビスフェノールA型エポキシアクリレートと、炭素数6
以上のアルキルアルコールまたはアルコキシアルキルア
ルコールのアクリル酸エステルとの重合よりなる熱硬化
性ポリエステル樹脂フィルムは、柔軟性と耐摩耗性とに
優れ望ましい材質である。尚、炭素数6以上のアルキル
アルコールまたはアルコキシアルキルアルコールのアク
リル酸エステルの例としては、2−エチルヘキシルアク
リレート、n−ヘキシルアクリレート、イソノニルアク
リレート、オクチルアクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルヘキシルアクリレート等である。これらの樹脂は単独
で使用する以外に、2種以上の樹脂を張り合わせたラミ
ネートフィルムとしても使用出来る。ラミネートは、表
面の耐磨耗性・形状復帰性の優れた樹脂(例えばTPE
E)と接着性の良い樹脂(例えばTPU)との張り合わ
せ等、表層フィルムの性能改善に有効である。
【0013】これらの樹脂を用いて表層フィルムを製造
する場合に、半硬化及び接着処理に際して使用される光
の通過を著しく阻害する添加物は可及的抑制する必要が
ある。例えば、不飽和ポリエステル樹脂の場合不飽和ア
ルキドとビニルモノマーとの重合性をコントロールする
ためハイドロキノンやパラ−t−ブチルカテコールを添
加したり、紫外線吸収剤例えば2、4−ジヒロドキシベ
ンゾフェノン等ベンゾフェノン誘導体が添加されること
があるが、これらの添加物は、半硬化及び接着処理に支
障がない程度に抑える必要がある。
【0014】表層フィルムの厚さは30〜1000μm
で、接着作業性と使用性能より通常50〜200μmが
用いられる。また表層フィルムには、着色剤・パール剤
・顔料或いは抗菌剤等を添加したり、印刷等で模様を付
けておくことも可能であるが、光による半硬化或いは接
着処理に支障がない様考慮する必要がある。
【0015】表層フィルムの表面側に坦持用フィルムを
添付しておくことは、本発明に於て必ずしも不可欠の要
件ではないが、処理作業に起こり得る表層フィルムの汚
損を防止し、作業を行い易くするのに有効である。坦持
用フィルムの材質については、ポリエステル樹脂、ポリ
エーテルイミド樹脂、ポリイミド樹脂等が用いられ、ま
た、フィルムの厚さは特に限定されないが、通常は30
〜100μm程度が適当である。坦持用フィルムには、
仕上がった多層フィルムの品質保持のために、紫外線防
止剤を混合したものも使用できる。また坦持用フィルム
と表層フィルムの界面に塗布する剥離剤としてはシリコ
ーン系剥離剤、ポリブタジエンゴム系剥離剤等が用いら
れる。
【0016】表層フィルム裏面の接着層を形成する樹脂
組成物に配合される光重合開始剤としては、紫外線重合
開始剤、可視光重合開始剤或いは近赤外線重合開始剤が
使用される。どの光重合開始剤を使用するかは、使用す
る光の波長によって選定される。日常の取り扱い或いは
塗布作業は可視光のもとで行われるので、可視光或いは
近赤外線重合開始剤配合樹脂の取り扱いは制約を受け
る。従って作業性の点で、紫外線照射と紫外線重合開始
剤との組み合わせの方が扱い易い。
【0017】紫外線重合開始剤としては、一般に使用さ
れる紫外線重合開始剤が適用可能である。例としては、
ベンゾフェノン、N,N−テトラエチル−4,4−ジア
ミノベンゾフェノン、ベンゾイン、ベンゾインメチルエ
ーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプ
ロピルエーテル、α−ヒドロキシイソブチルフェノン、
パライソプロピル−α−ヒドロキシイソブチルフェノ
ン、パラ−t−ブチルトリクロロアセトフェノン、パラ
−t−ブチルジクロロアセトフェノン、2,2−ジメト
キシ−2−フェニルアセトフェノン、1−ヒドロキシシ
クロヘキシルフェニルケトン、α,α−ジクロロ−4−
フェノキシアセトフェノン、2−イソプロピルチオキサ
ンソン、2−メチルチオキサンソン等である。
【0018】可視光或いは近赤外線重合開始剤として
も、既に提案されている光重合開始剤、例えば、特開平
5−59110、特開平5−194619等に開示・提
案されているもの等の中から選定することが出来る。こ
れら光重合開始剤の成分には色調の強い増感剤もあるの
で、仕上がりの化粧に障害となるような増感剤は避ける
必要があるが、実際的な例としては、例えば、ホウ素系
化合物と可視光或いは近赤外線領域に吸収を持つ有機染
料との組み合わせによる光重合開始剤が使用できる。
【0019】ホウ素系化合物の具体的な例としては、例
えば、テトラメチルアンモニウム−n一ブチルトリフェ
ニルホウ素、テトラメチルアンモニウム−n−オクチル
トリフェニルホウ素、テトラエチルアンモニウム−n一
ブチルトリフェニルホウ素、テトラメチルアンモニクム
テトラフェニルホウ素、テトラブチルアンモニウムテト
ラフェニルホウ素、テトラブチルアンモニウムテトラア
ニシルホウ素、テトラメチルアンモニウムテトラプチル
ホウ素等である。
【0020】これらのホウ素系化合物と組み合わされる
有機染料としては、可視光領域に吸収をもつキサンテ
ン、チオキサンテン、オキサジン、チアジン、シアニ
ン、ジフェニルメタン、トリフェニルメタン等の陽イオ
ン染料と、ハロゲンイオン、過塩素酸イオン、P
,BF ,OH、スルホン酸イオン等の陰イ
オンとの構成、あるいは、可視光領域に吸収をもつクマ
リン、インジゴ、フタロシアニン等の染料が使用でき
る。
【0021】本多層フィルムを加熱処理により接着する
場合には、接着層を形成する樹脂組成物に、光重合開始
剤と共に熱重合開始剤が配合される。熱重合開始剤とし
ては、加熱によりフリーラジカルを発生する過酸化物
で、2,2’−アゾビスイソブチルニトリルの様に窒素
ガスを発生するものは好ましくない。例としては、シク
ロヘキサンパーオキシド或いはメチルエチルケトンパー
オキシド等のケトンパーオキシド、ジ(t−ブチル)パ
ーオキシド等のジ(t−アルキル)パーオキシド、過酸
化ベンゾイル等の過酸化ジアシル、アセチルアルキルス
ルホニルパーオキシド、ジアルキルパーオキシジカーボ
ネート、t−ブチルパーオキシベンゾエート等のt−ア
ルキルパーオキシエステル、t−アルキル−アルキルモ
ノパーオキシカーボネート、t−アルキルヒドロパーオ
キシド等である。
【0022】本発明の接着層に使用される樹脂組成物
は、ラジカル重合開始剤により重合もしくは架橋可能な
化合物の混合物で、ラジカル重合性モノマーとラジカル
重合性プレポリマーとを主成分とするものが用いられ
る。ラジカル重合性モノマーとしては、1価アルコール
または多価アルコールのアクリル酸エステルまたはメタ
クリル酸エステル等が使用できる。ラジカル重合性プレ
ポリマーとしては、ポリエステルアクリレート、エポキ
シアクリレート、ポリウレタンアクリレート等である。
【0023】ラジカル重合性モノマーの選定の基準とし
ては、表層フィルムとの接着性の良いこと、粘度が高く
ないこと、色相が薄いこと、安全性に問題の無いこと、
本多層フィルムで処理する製品表面との接着性の良いこ
と等である。具体例としては、2−エチルヘキシルアク
リレート、n−ヘキシルアクリレート、イソノニルアク
リレートオクチルアクリレート、2−ヒドロキシエチル
ヘキシルアクリレート、2−ドロキシプロピルアクリレ
ート、ジシクロペンテニルアクリレート、1,3−ブタ
ンジオールアクリレート、1,4−ブタンジオールアク
リレート、1,6−ヘキサンンジオールアクリレート、
ジエチレングリコールアクリレート、ネオペンチルグリ
コールアクリレート、ポリエチレングリコールアクリレ
ート、ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリ
コールアクリレート、トリプロピレングリコールアクリ
レート、1,3−ビス(3’−アクリルオキシエトキシ
−3’−ヒドリキシプロピル)−5−5−ジメチルヒダ
ントイン、トリメチロールプロパントリアクリレート、
ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリ
スリトールヘキサアクリレート、2,2−ビス〔4−
(3−メタクリロキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)−
フェニル〕プロパン、テトラメチロールメタントリメタ
クリレート、4−(メタ)アクリロイルオキシメトキシ
カルボニルフタル酸及びその酸無水物、4−(メタ)ア
クリロイルオキシエトキシカルボニルフタル酸及びその
酸無水物などである。
【0024】ラジカル重合性プレポリマーとしては、
1)ポリエステルアクリレート類:例えばアジピン酸/
1,6−ヘキサンジオール/アクリル酸構造のもの、無
水フタル酸/プロピレンオキサイド/アクリル酸構造の
もの、トリメリット酸/ジエチレングリコール/アクリ
ル酸構造のもの等、2)エポキシアクリレート類:例え
ば、ビスフェノノールA−エピクロルヒドリン/アクリ
ル酸構造のもの、フェノールノボラック−エピクロルヒ
ドリン/アクリル酸構造のもの、脂環系樹脂/アクリル
酸構造のもの等、3)ポリウレタンアクリレート類:例
えば、トリレンジイソシアネート/ヘキサンジオール/
アクリル酸構造のもの等である。
【0025】接着層の樹脂組成物に配合する光重合開始
剤の量は、紫外線重合開始剤の場合は、通常0.1〜8
重量%の範囲であり、可視光或いは近赤外線重合開始剤
の場合は、開始剤を構成する有機染料が通常0.05〜
10重量%、ホウ素系化合物が通常0.01〜10重量
%程度が適当と言える。また、熱重合開始剤の添加量
は、通常0.1〜10重量%の範囲である。勿論、これ
らの光重合開始剤及び熱重合開始剤の配合量は選定した
開始剤の性能、硬化させる樹脂原料の性質、着色剤、樹
脂添加物、樹脂層の厚さ、作業時の温度、更には照射す
る光の波長と強度に左右されるため、実際に現場での試
験により配合量を決定する必要がある。
【0026】ラジカル重合に際して、酸素除去剤及び活
性水素ドナー連鎖移動剤を樹脂組成物に添加すること
は、重合開始剤の効果を補助する。酸素除去剤の例とし
ては、フォスフィン、フォスファイト、フォスフォネー
ト、第1錫塩及び酸素により容易に酸化されるその他の
化合物があげらる。連鎖移動剤の例としてはN−フェニ
ルグリシンなどのN置換N−フェニルグリシン、トリメ
チルパルビツール酸、2−メルカプトベンゾチアノー
ル、N,N−ジアルキルアニリンなどである。N,N−
ジアルキルアニリンの例としては2,6−ジイソプロビ
ル−N,N−ジメチルアニリン、2,6−‐ジエチル−
N,N−ジメチルアニリン、N,N,2,4,6−ペン
タメチルアニリン及びp−tert−ブチル−N,N−
ジメチルアニリンなどがあげられる。
【0027】本発明の半硬化処理法に用いられる光強度
調節剤としては、光を反射出来る個体の微粒子で、接着
層中に今均一に分散可能なものである。例としては、ア
ナターゼ型酸化チタン、ルチル型酸化チタン、酸化亜
鉛、水酸化アルミニュウム、α−アルミナ、β−アルミ
ナ、シリカ・アルミナ、シリカ、シリカゲル、珪藻土、
タルク、硫酸カルシウム、酸化マグネシウム、硫酸バリ
ウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の
微粒子である。これら微粒子の粒径は5〜70nmで、
好ましくは10〜40nmである。接着層樹脂組成物に
対する光強度調節剤の配合割合は、樹脂組成物全体の
0.5〜30重量%で、好ましくは1〜15重量%であ
る。
【0028】接着層の保護に使用する剥離フィルムの材
質は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル樹
脂等が用いらる。、フィルムの厚さは特に限定されない
が、通常は10〜100μm程度が適当である。またフ
ィルムの表面に塗布する剥離剤としてはシリコーン系剥
離剤、ポリブタジエンゴム系剥離剤等が用いられる。剥
離フィルムとしては、上記の樹脂フィルムの他、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等の樹脂で表面を処理した紙即
ち剥離紙も使用できる。
【0029】接着層樹脂組成物の調製には、所要の濃度
の光重合開始剤及び光強度調節剤と、所望により更に熱
重合開始剤とを樹脂混合物に均一に配合し、必要により
酸素除去剤及び活性水素ドナー連鎖移動剤等を添加す
る。上記配合済み樹脂組成物を、表層樹脂フィルム上に
流延し所定の厚さに積層する。この際、表層樹脂フィル
ムに坦持用フィルムを添付してある場合には、坦持用フ
ィルムと反対の面の表層フィルムに樹脂組成物を積層す
る。層の厚さについても特に限定されないが、通常30
〜500μm、好ましくは50〜200μm程度が適当
である。この様に表層フィルム上に形成した樹脂組成物
層は、剥離フィルムを添付して保護した後、光照射によ
り半硬化処理する。
【0030】半硬化処理は、樹脂組成物に配合した光重
合開始剤が感応する波長の光を、表層フィルムの側(剥
離フィルムの反対側)よりコントロール下に照射して行
う。コントロールは、光重合の各種の因子を種々調節す
ることで行うが、光強度調節剤の存在下照射時間を調節
するのが容易である。照射時間は、紫外線の場合は通常
3〜10秒、可視光で通常10〜40秒あるが、光の波
長と強度、光重合開始剤の種類と濃度、光強度調節剤の
種類と濃度、樹脂組成物の重合反応性、反応温度、表層
フィルムの光透過性で等左右されるため、適切な照射時
間は、実際に現場での試験により決定する必要がある。
適切な照射時間に対する判断基準は、表層フィル側の樹
脂組成物層は硬化がある程度進んでいるが、剥離フィル
ム側の樹脂組成物層は、接着に必要な程度のタックが残
っている状態が達成されていることである。
【0031】このようにして調製した多層接着フィルム
は、保護フィルムを剥離した後、タックが残った接着層
を木工製品・合成樹脂製品・金属製品及びその半製品又
は素材等の物品の表面に密着させ、光照射或いは加熱に
より硬化処理を行うことにより、製品表面に完全に接着
することが出来る。尚当然のことながら、本多層接着フ
ィルムは、テープ状にして多層接着テープとして使用す
ることも出来る。
【0032】以下、本発明を実施例に基づいてさらに具
体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。
【0033】(実施例 1)表層合成樹脂フィルムを下
記の様にして調製した。 ビスフェノールA型エポキシアクリレート 60重量部 オクチルアクリレート 15重量部 イソノニルアクリレート 15重量部 ブトキシエチルアクリレート 7重量部 ネオペンチルグリコールジアクリレート 3重量部 t−ブチルパーオキシベンゾエート 1.7重量部 これらの成分を反応器にいれ、攪拌下50℃で脱気し均
一な組成物とした。次に、この組成物を、2枚のPET
フィルムに挟んで、130℃に加熱したロールの間を通
過させて厚さ120μmの熱硬化性ポリエステルフィル
ムを得た。
【0034】接着層となる樹脂組成物を下記の様にして
調製した。 ビスフェノールA型エポキシアクリレート 55重量部 ブトキシエチルアクリレート 20重量部 2−エチルヘキシルアクリレート 20重量部 ヒドロキシビバリン酸エステルネオペンチルグリコール ジアクリレート 5重量部 2−イソプロピルチオキサンソン 2重量部 ルチル型酸化チタン(平均粒径0.21μm) 2重量部 シリカゲル(アエロジェルR972) 5重量部 これらの成分を反応器にいれ、攪拌下50℃で脱気し均
一な組成物とした。次に、この接着層用組成物を、さき
に調製した表層ポリエステルフィルムにナイフコーター
を用いて150μmの厚さに積層し、さらにその上から
ポリエチレンコーティングを施した剥離紙を添付して接
着層を保護した。
【0035】次に、上記多層フィルムを、表層ポリエス
テルフィルム側より紫外線を4秒間均一に照射して接着
層用組成物の半硬化処理を行った。尚、剥離フィルムを
剥がすと、樹脂組成物層にはタックが残っている状態が
確認された。
【0036】この様にして調製した接着多層フィルム
を、保護用剥離紙を剥がした後、タックが残った接着層
を、縁が半円の木製テーブルの表面に密着させ、光照射
或いは加熱により硬化処理を行うことにより、縁の半円
部も含めてテーブル表面に完全に接着することが出来
た。
【0037】(実施例 2)接着層となる樹脂組成物を
下記の様にして調製した。 ビスフェノールA型エポキシアクリレート 40重量部 ブトキシエチルアクリレート 20重量部 オクチルアクリレート 15重量部 1、6−ヘキサンジオールジアクリレート 5重量部 ベンジルジメチルケタール 0.4重量部 t−ブチルパーオキシベンゾエート 1.5重量部 酸化亜鉛(平均粒径0.27μm) 2.5重量部 シリカゲル(アエロジェルR972) 3重量部 これらの成分を反応器にいれ、攪拌下50℃で脱気し均
一な組成物とした。次に、この接着層用組成物を、実施
例1で調製した表層ポリエステルフィルムにナイフコー
ターを用いて積層し、さらにその上からポリエチレンコ
ーティングを施した剥離紙を添付して接着層を保護し
た。上記多層フィルムは、実施例1と同様にして半硬化
処理をした。
【0038】この様にして調製した接着多層フィルム
を、保護用剥離紙を剥がした後、木製扉の表面に接着層
を合わせ熱プレス器により加熱圧着することにより、扉
表面に完全に接着することが出来た。
【0034】
【発明の効果】本発明は、家具、電気製品、自動車内装
部品等の木工製品・合成樹脂製品・金属製品やその半製
品又は素材など物品等の表面を保護し、耐候性・耐汚染
性を付与し、或いは着色・模様等の化粧を施す表面処理
のために使用される物品等の表面保護用多層接着フィル
ム及びその製造法に関するものであり、被処理物品の表
面の形状に良く追従出来るように適度な可塑性があり、
然も表面保護の目的に充分な硬度・耐摩耗性も具備し、
かつ、光照射或いは加熱処理により強固に接着する表面
保護用多層接着フィルムであって、物品表面の保護・化
粧を効果的かつ効率的に実施し、複雑な塗装工程を省略
することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08F 290/00 C08F 290/00 Fターム(参考) 4F100 AK01A AK01B AK01C AK04 AK25A AK41A AL05B BA03 BA07 BA10A BA10C DG10 EC03 EC033 EH46 EH462 EJ19 EJ191 EJ42 EJ422 EJ52 EJ522 EJ54 EJ542 GB33 GB48 GB81 JB13B JB14B JK09A JK13A JL06 JL08B JL09 JL14C 4J004 AA01 AA17 AA18 AB01 AB05 AB07 CA03 CC02 DB02 FA04 GA01 4J011 CA01 CA08 CB00 CC10 DA02 FA05 FB01 FB18 FB19 PA07 PA09 PA29 PB40 QA03 QA22 QA24 QA25 QB14 QB19 QB20 QB22 QB24 SA01 SA21 SA31 SA61 SA64 UA01 UA08 VA01 WA06 4J027 AB01 AB10 AB16 AB17 AB23 AB24 AB26 AE01 AE02 AE03 AG01 AG14 AG23 AG33 BA02 BA07 BA08 BA10 BA19 BA23 BA25 CB03 CB10 CC02 CC03 CC05 CD09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柔軟性且耐摩耗性を有する合成樹脂フィル
    ムの裏面に、光或いは熱により硬化し得る樹脂組成物の
    接着層を形成し、これを剥離可能なフィルムで保護した
    物品等の表面保護用多層接着フィルム。
  2. 【請求項2】柔軟性且耐摩耗性を有する合成樹脂フィル
    ムが、ビスフェノールA型エポキシアクリレートと、ア
    ルキルアルコールあるいはアルコキシアルキルアルコー
    ルのアクリル酸エステルよりなる熱硬化性ポリエステル
    樹脂フィルムである請求項1の表面保護用多層接着フィ
    ルム。
  3. 【請求項3】請求項1の光或いは熱により硬化する樹脂
    組成物接着層の形成に於いて、光重合開始剤及び光強度
    調節剤と、所望により更に熱重合開始剤を含有する樹脂
    組成物を、柔軟性且耐摩耗性を有する合成樹脂フィルム
    の裏面に積層した後、該合成樹脂フィルム側より光重合
    開始剤が感光する波長の光のコントロールされた照射に
    より、該樹脂組成物の層を半硬化し接着層を形成するこ
    とを特徴とする方法。
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