JP2001260726A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JP2001260726A
JP2001260726A JP2000075723A JP2000075723A JP2001260726A JP 2001260726 A JP2001260726 A JP 2001260726A JP 2000075723 A JP2000075723 A JP 2000075723A JP 2000075723 A JP2000075723 A JP 2000075723A JP 2001260726 A JP2001260726 A JP 2001260726A
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seat
vehicle
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bracket
plates
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Yoichi Watanabe
洋一 渡辺
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗員の足下のスペースを犠牲にすることな
く、後面衝突時の衝撃を吸収し得る車両用シートを提供
する。 【解決手段】 車体フロアに固定されるシートブラケッ
ト5にスロット孔5f,5rを設け、スロット孔5f,5
rを塞ぐようにシートブラケット5にプレート8F,8
Rを溶接する。レールロア6の貫通孔6f,6rに挿通
されたボルト9F,9Rをスロット孔5f,5rとプレー
ト8F,8Rの貫通孔8f,8rに挿通し、ナット10
F,10Rに螺合する。これにより、後面衝突時にシー
トに作用する後方への衝撃荷重によりボルト19F,1
9Rがプレート8F,8Rを破断し、衝撃が吸収され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートに関
し、特に後面衝突時に乗員にかかる衝撃を和らげるよう
にした車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】後面衝突には乗員に後方への慣性力が作
用し、乗員はシートバックに押し付けられる。このよう
な乗員に対する衝撃を軽減するようにしたシートが、例
えば特開平7−61274号公報に開示されている。こ
の公報記載のシートによると、スライド機構により車両
前後方向スライド可能にシート台座を設け、そのシート
台座上にシートを配置するとともに、シート台座とシー
ト台座後方の固定フロアとの間に筒状のプラスチック製
エネルギ衝撃吸収部材を設ける。後面衝突時に乗員から
の慣性力による衝撃荷重がシートバックに作用すると、
シート台座は衝撃吸収部材を圧縮変形させながら後方移
動し、これによって、後面衝突時の衝撃が吸収される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載のシートでは、シート台座の後方に筒状の衝撃吸
収部材を設けるので、シート後方に余計なスペースが必
要とされ、その結果、後席の乗員の足下のスペースが犠
牲とされ、居住性が損なわれる。ところで、上記公報に
は、衝撃吸収部材をシート台座の後方に設けるのではな
く、スライド機構の一部を構成するノッチ付きレールを
衝撃吸収部材で形成するようにしたものも開示されてい
る。しかしながら、スライド機構の一部を衝撃吸収部材
で形成すると、シートのスライド量に応じて衝撃吸収特
性が変化する可能性があるという課題がある。
【0004】本発明の目的は、乗員の足下のスペースを
犠牲にすることなく、後面衝突時の衝撃を十分に吸収す
ることができる車両用シートを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図面
を参照して説明する。 (1) 請求項1の発明は、図2に示すような、シート
を車両前後方向に位置調整可能に支持するシートスライ
ドアッセンブリ20と、シートスライドアッセンブリ2
0を介してシートを車体フロアに固定するシート固定用
ブラケット5とを有する車両用シートに適用される。そ
して、図3〜5に示すように、シートスライドアッセン
ブリ20をシート固定用ブラケット5に後方移動可能に
連結する連結手段5f,5r,9F,9R,10F,10R
と、シートスライドアッセンブリ20とシート固定用ブ
ラケット5の間に設けられ、車両後方から衝撃を受けた
とき、シートスライドアッセンブリ20の後方移動に伴
い破断されるエネルギ吸収部材8F,8Rとを備えるこ
とにより上述した目的は達成される。 (2) 請求項2の発明は、連結手段が、シートスライ
ドアッセンブリ20から突出されるピン状の部材9F,
9Rと、シート固定用ブラケット5に車両前後方向に開
口され、ピン状の部材9F,9Rが挿通するスロット孔
5f,5rとを有し、エネルギ吸収部材8F,8Rが、ス
ロット孔5f,5rを塞ぐようにシート固定用ブラケッ
ト5に固定されるものである。 (3) 請求項3の発明は、ピン状の部材9F,9R
を、シートスライドアッセンブリ20に固定されるスタ
ッドボルトとしたものである。 (4) 請求項4の発明は、図8に示すように、エネル
ギ吸収部材8Fが、シート固定用ブラケット5に着脱自
在に固定されるものである。 (5) 請求項5の発明は、図9に示すように、エネル
ギ吸収部材8F,8Rが、破断の起点部8f,8rから車
両後方にかけて破断強度が強くなるように構成されるも
のである。 (6) 請求項6の発明は、図10〜12に示すよう
に、シートスライドアッセンブリ20とシート固定用ブ
ラケット5の間にベアリング16を介装するものであ
る。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、シートを車両前後方向
に位置調整可能に支持するシートスライドアッセンブリ
をシート固定用ブラケットに後方移動可能に連結し、シ
ートスライドアッセンブリとシートブラケットの間に、
シートスライドアッセンブリの後方移動に伴い破断され
るエネルギ吸収部材を設けたので、乗員の足下のスペー
スを犠牲にすることなく、また、シートのスライド量に
拘わらず、後面衝突時の衝撃を十分に吸収することがで
きる。とくに請求項4の発明によれば、エネルギ吸収部
材をシート固定用ブラケットに着脱自在に固定するの
で、エネルギ吸収部材の交換が容易になる。また、請求
項5の発明によれば、破断起点部から後方にかけてエネ
ルギ吸収部材の破断強度が強くなるように構成するの
で、後面衝突時により大きなエネルギ吸収が可能とな
る。さらに、請求項6の発明によれば、シートスライド
アッセンブリとシート固定用ブラケットの間にベアリン
グを介装するので、シートスライドアッセンブリとシー
ト固定用ブラケットの間の摺動抵抗等の影響を考慮する
ことなく、エネルギ吸収部材による設計通りの衝撃吸収
が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。 −第1の実施の形態− 図1は、本発明の実施の形態に係わる車両用シートの外
観を示す斜視図であり、図2はその斜視図である。図
1、2に示すように、車両用シートは主にシートバック
1、シートクッション2、ヘッドレスト3を有し、シー
トクッション2の下方にはシートをスライド可能に支持
する左右一対のシートマウント4(図3〜5参照)が設
けられている。シートマウント4はシートを車両前後方
向に位置調整可能に支持するシートスライドアッセンブ
リ20と、シートスライドアッセンブリ20を介してシ
ートを車体フロアに固定するシートブラケット5とを有
している。なお、左右のシートマウント4の基本的な構
成は同一であり、以下ではいずれか一方のみを説明す
る。
【0009】図3はシートマウント4の組立状態を示す
斜視図であり、図4は図3のIV-IV線断面図、図5はシ
ートマウント4の分解状態を示す斜視図である。図3〜
5示すように、シートブラケット5の前後方向両端部に
はそれぞれ取付部5a,5bが設けられ、この取付部5
a,5bに開口された貫通孔5hを介し、ブラケット5
は車体フロアにボルト結合される。取付部5aと5bと
の間のブラケット5の平面部5cには前後方向にスロッ
ト孔5f,5rがそれぞれ前側および後側に設けられ、
平面部5cの下面にはスロット孔5f,5rを塞ぐよう
にプレート8F,8Rが溶接により接合されている。プ
レート8F,8Rにはスロット孔5f,5rの前端部に対
応する位置にそれぞれ貫通孔8f,8rが開口されてい
る。
【0010】シートブラケット5の上面にはレールロア
6が載置され、レールロア6の前後方向両端部には貫通
孔8f,8rに対応する位置にそれぞれ貫通孔6f,6r
が開口されている。レールロア6の貫通孔6f,6rに
は溶接スタッドボルト9F,9Rがそれぞれ上方から挿
通され、ボルト9F,9Rの座面はレールロア6に固定
されている。ボルト9F,9Rはさらにブラケット5お
よびプレート8F,8Rの貫通孔5f,5R,8f,8rに
挿通され、ナット10F,10Rに螺合されている。こ
れにより、レールロアー6はプレート8F,8Rを介し
てブラケット5に結合されている。なお、本実施の形態
では、後述するように後面衝突時にボルト9F,9Rを
介して貫通孔8f,8rに後方への荷重が作用するが、
貫通孔8f,8rを起点としたプレート8F,8Rの破断
強度が他の部材の破壊強度よりも低くなるように、プレ
ート8F,8Rの材質(例えば軟鋼)や孔8f,8rの形
状などが設定されている。
【0011】図4に示すように、略ボックス状のレール
ロア6の上部には所定幅の間隙6aが前後方向に延在し
て設けられ、この間隙6aを介して断面略T字状のレー
ルアッパ7の底部がレールロア6の内側に緩挿されてい
る。なお、レールアッパ7の上部にはシートクッション
2が固定される。レールロア6の内側において、レール
アッパ7の底部上面とレールロア6の間にはボールベア
リング11が介装され、レールアッパ7の底部下面とレ
ールロア6の間にはローラベアリング12が介装されて
いる。これによって、レールアッパ7はレールロア6に
対しスライド可能とされ、レールロア6,レールアッパ
7,ベアリング11,12によりシートスライドアッセン
ブリ20が形成される。なお、レールアッパ7は既知の
ロック機構によりレールロア6に対して任意のスライド
位置にロックされる。
【0012】次に、第1の実施の形態に係わる車両用シ
ートの動作を説明する。図3〜5に示すように、初期状
態では、レールロア6はボルト9F,9Rによってブラ
ケット上の所定の位置に拘束される。レールアッパ7は
レールロア6に対してスライド可能であり、ロック機構
によって任意の位置(図では最前部)に拘束される。
【0013】後面衝突時には、自車両が急激に前方移動
するのに対し乗員はその場に残ろうとするため、乗員は
慣性力によってシートバック1に押し付けられ、シート
バック1には後方への衝撃荷重が作用する。この衝撃荷
重はレールアッパ7、レールロア6およびボルト9F,
9Rを介してプレート8F,8Rに伝達される。衝撃荷
重がプレート8F,8Rの破断強度を超えると、図7
(a)から図7(b)に示すように、プレート8F,8
Rは貫通孔8f,8rを起点に破断され、これによっ
て、後面衝突時のエネルギが吸収される。このとき、図
6に示すように、ボルト9F,9Rはプレート8F,8R
を破断しつつスロット孔5f,5rに沿って後方移動
し、それに伴いシートロア6とシートアッパ7もロック
機構によって固定されたスライド位置を保ったまま後方
に移動する。その結果、シートが車体に対して後方移動
することとなり、シートバック1に作用する押し付け力
は低減し、乗員に作用する負担が軽減される。
【0014】このように第1の実施の形態によると、レ
ールロア6をプレート8F,8Rを介しボルト9F,9
R,ナット10F,10Rによりシートブラケット5に結
合し、後面衝突時の衝撃によりプレート8F,8Rを破
断させるようにしたので、後面衝突時のエネルギはプレ
ート8F,8Rの破断によって吸収され、シートは車体
に対して相対移動する。その結果、乗員の腰部と頭部の
相対移動量の差が小さくなって、乗員に作用する負担、
とくに頸部に作用する負担が著しく軽減される。この場
合、衝撃吸収用のプレート8F,8Rはシートブラケッ
ト5に溶接されるので、シートの後方に衝撃吸収部材を
配置するための余計なスペースを設ける必要はなく、ま
た、シートのスライド位置に拘わらず常に安定した衝撃
吸収特性を得ることができる。後面衝突後、シートを元
の状態に復帰する場合には、プレート8F,8R、場合
によってはシートブラケット5を交換すれはよいので、
復帰作業が容易になり、コストが安価となる。
【0015】−第2の実施の形態− 図8は、本発明の第2の実施の形態に係わる車両用シー
トを構成するシートマウント4の特徴的な構成を示す斜
視図である。なお、図3〜5と同一の箇所には同一の符
号を付し、以下ではその相違点を主に説明する。また、
図8ではシートマウント4の前側部のみを示すが、後側
部の構成も同様である。第2の実施の形態が第1の実施
の形態と異なるのは、プレート8F,8Rとシートブラ
ケット5の結合部の構成であり、他は第1の実施の形態
と同一である。図8に示すように、プレート8Fの左右
方向端部には鉛直部8Lが形成され、鉛直部8Lにはそ
れぞれ貫通孔8Pが開口されている。また、鉛直部8L
に対応してシートブラケット5の左右端部にも鉛直部5
Lが形成され、鉛直部5Lには貫通孔5pが開口されて
いる。これら貫通孔5p,8pにボルト13が挿通さ
れ、ナット14に螺合されて、これにより、プレート8
Fがブラケット5に結合される。
【0016】このように第2の実施の形態では、溶接で
はなくボルト13,ナット14によりプレート8F,8R
をブラケット5に結合するようにしたので、組立性が向
上し、プレート8F,8Rの交換作業が容易になる。
【0017】−第3の実施の形態− 第3の実施の形態が第1の実施の形態と異なるのは、エ
ネルギ吸収部材としてのプレート8F,8Rの形状であ
る。図9は、シートマウント4を構成するプレート8
F,8Rの形状を示す斜視図である。図9(a)では複
数枚のプレート80a〜80cの積層により、図9
(b)では単一のプレート8F,8Rにより、それぞれ
プレート8F,8Rの前方から後方にかけて板厚が厚く
なるように構成されている。これにより、プレート8
F,8Rの後方部ほど破断強度が強くなり、後面衝突時
に、より大きなエネルギ吸収が可能となる。また、図9
(c)では貫通孔8f,8rの直後方部に小穴80d,8
0eを設け、図9(d)では貫通孔8f,8rの直後方
にスリット80fを設けている。これにより、貫通孔8
f,8rの近傍からプレート8F,8Rの後方にかけて破
断強度が強くなり、後面衝突時により大きなエネルギ吸
収が可能となる。
【0018】−第4の実施の形態− 図10は、本発明の第4の実施の形態に係わる車両用シ
ートを構成するシートマウント4の特徴的な構成を示す
斜視図であり、図11は図10のXI-XI線断面図、図1
2は図10のXII-XII線断面図である。なお、図3〜5
と同一の箇所には同一の符号を付し、以下ではその相違
点を主に説明する。また、図10ではシートマウント4
の前側部のみを示すが、後側部の構成も同様である。第
4の実施の形態では、後面衝突時にシートが車体に対し
てより安定的に後方移動するように、第1の実施の形態
にベアリング機構を追加する。
【0019】図10〜12に示すように、シートブラケ
ット5の下面には図3〜5と同様にプレート8Fが溶接
されている。シートブラケット5の周囲にはブラケット
5を囲むように略ボックス状のホルダー15が設けら
れ、ブラケット5の上面,下面とホルダー15の間には
それぞれローラベアリング16が介装されている。ホル
ダー15の上面,下面にはプレート8Fの貫通孔8fに
対応してそれぞれ貫通孔15fが開口されている。レー
ルロア6に固定されたスタッドボルト9Fはホルダー1
5,ブラケット5,プレート8Fの各貫通孔15f,5f,
8fに挿通され、ナット10Fに螺合されて、これによ
って、レールロア6とホルダー15とブラケット5が結
合される。このような構成によりブラケット5に対する
ホルダー15の摺動抵抗が小さくなり、後面衝突時にレ
ールロア6,ホルダー15は安定的に後方移動する。そ
の結果、摺動抵抗等の影響を考慮することなく、プレー
ト8Fによって設計通りのエネルギ吸収が可能となる。
【0020】なお、上記実施の形態では、エネルギ吸収
用のプレート8F,8Rをシートブラケット5の前部お
よび後部に設けるようにしたが、いずれか一方のみに設
けるようにしてもよい。また、前後のプレート8F,8
Rを別々に設けたが、一体としてもよい。さらに、プレ
ート8F,8Rをブラケット5の下面に取り付けるよう
にしたが、上面に取り付けるようにしてもよい。さらに
また、レールロア6の貫通孔6f,6rを車両前後方向
のスロット孔とするとともに、ブラケット5のスロット
孔5f,5rを単なる貫通孔とし、レールロア6のスロ
ット孔にプレート8F,8Rを取り付けるようにしても
よい。また、上記実施の形態では、レールロア6とブラ
ケット5を溶接スタッドボルト9F,9Rとナット10
F,10Rにより結合するようにしたが、カシメピンを
用いてカシメ結合するようにしてもよい。
【0021】なお、以上の実施の形態と請求項との対応
において、スロット孔5f,5rと溶接スタッドボルト
9F,9Rとナット10F,10Rが連結手段を、プレー
ト8F,8Rがエネルギ吸収部材を、溶接スタッドボル
ト9F,9Rがピン状の部材を、ローラベアリング16
がベアリングをそれぞれ構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる車両用シートの外
観を示す斜視図。
【図2】本発明の実施の形態に係わる車両用シートの外
観を示す側面図。
【図3】第1の実施の形態に車両用シートを構成するシ
ートマウントの組立状態を示す斜視図。
【図4】図3のIV-IV線断面図。
【図5】第1の実施の形態に車両用シートを構成するシ
ートマウントの分解状態を示す斜視図。
【図6】第1の実施の形態に車両用シートを構成するシ
ートマウントの後面衝突時の状態を示す斜視図。
【図7】第1の実施の形態に係わる車両用シートのシー
トマウントを構成するプレートの後面衝突前と後の状態
を示す斜視図。
【図8】第2の実施の形態に車両用シートを構成するシ
ートマウントの要部斜視図。
【図9】第3の実施の形態に係わる車両用シートのシー
トマウントを構成するプレートの斜視図。
【図10】第4の実施の形態に車両用シートを構成する
シートマウントの要部斜視図。
【図11】図10のXI-XI線断面図。
【図12】図10のXII-XII線断面図。
【符号の説明】
4 シートマウント 5 シートブラ
ケット 5f,5r スロット孔 6 レールロ
ア 7 レールアッパ 8F,8R プレー
ト 9F,9R 溶接スタッドボルト 10F,10R ナ
ット 11 ボールベアリング 12 ローラベア
リング 15 ホルダー 16 ローラベア
リング 20 シートスライドアッセンブリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを車両前後方向に位置調整可能に
    支持するシートスライドアッセンブリと、前記シートス
    ライドアッセンブリを介してシートを車体フロアに固定
    するシート固定用ブラケットとを有する車両用シートに
    おいて、 前記シートスライドアッセンブリを前記シート固定用ブ
    ラケットに後方移動可能に連結する連結手段と、 前記シートスライドアッセンブリとシート固定用ブラケ
    ットの間に設けられ、車両後方から衝撃を受けたとき、
    前記シートスライドアッセンブリの後方移動に伴い破断
    されるエネルギ吸収部材とを備えることを特徴とする車
    両用シート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用シートにおい
    て、 前記連結手段は、前記シートスライドアッセンブリから
    突出されるピン状の部材と、前記シート固定用ブラケッ
    トに車両前後方向に開口され、前記ピン状の部材が挿通
    するスロット孔とを有し、 前記エネルギ吸収部材は、前記スロット孔を塞ぐように
    前記シート固定用ブラケットに固定されることを特徴と
    する車両用シート。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車両用シートにおい
    て、 前記ピン状の部材は、前記シートスライドアッセンブリ
    に固定されるスタッドボルトであることを特徴とする車
    両用シート。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の車両用シート
    において、 前記エネルギ吸収部材は、前記シート固定用ブラケット
    に着脱自在に固定されることを特徴とする車両用シー
    ト。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の車両用
    シートにおいて、 前記エネルギ吸収部材は、破断の起点部から車両後方に
    かけて破断強度が強くなるように構成されることを特徴
    とする車両用シート。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の車両用
    シートにおいて、 前記シートスライドアッセンブリとシート固定用ブラケ
    ットの間にベアリングを介装することを特徴とする車両
    用シート。
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