JP2001260430A - 画像データ処理方法及びこれを用いたプリンタ装置 - Google Patents

画像データ処理方法及びこれを用いたプリンタ装置

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JP2001260430A
JP2001260430A JP2000072433A JP2000072433A JP2001260430A JP 2001260430 A JP2001260430 A JP 2001260430A JP 2000072433 A JP2000072433 A JP 2000072433A JP 2000072433 A JP2000072433 A JP 2000072433A JP 2001260430 A JP2001260430 A JP 2001260430A
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Mitsukazu Aoki
光和 青木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シンプルなロジックで画像データを圧縮及び復
元処理できる画像データ処理方法を提供する。 【解決手段】16ビット符号系に15ドット単位の描画
パターンの符号と描画位置の制御符号とを予め割り付け
ておき、画像の二値化データを15ドット単位ずつ切り
出し(ステップ3)、この切り出された15ドット単位
の描画パターンとその描画位置の制御データとを16ビ
ット符号系により符号化する(ステップ14)。切り出
された15ドット単位の二値化データが全て「0」又は
「1」であるときは、次の15ドット単位の二値化デー
タを切り出し、全て「0」又は「1」であったドット単
位数に対応する描画位置の制御データを符号化する(ス
テップ5,8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ等の各種
装置へ送られるデータの処理方法に関し、特にシンプル
なロジックで冗長な画像データを処理(高能率符号化、
データ圧縮符号化、冗長度抑制符号化)できる画像デー
タの処理方法及びこれを用いたプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データをプリンタ装置等へ伝送する
際、画像データに含まれる冗長な信号成分を除去するこ
とで、原画像データのデータ量を低減することが従来よ
り行われている。
【0003】この種の画像データ処理方法としては、特
開平11−31975号公報に開示されたように、パッ
クビッツ圧縮によりデータを圧縮する際に、データ中に
含まれるデータの連続出現回数がパックビッツ圧縮で表
現可能な回数を超えると、この連続して発生するデータ
をさらに圧縮した拡張コードに変換するという手法が知
られている。この手法によれば、連続して出現するデー
タの圧縮効率を高めることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
画像データの処理方法では、確かに圧縮効率は改善され
るものの、圧縮及び復元(伸長)のロジックが複雑であ
るため、データ処理速度が遅く、プリンタ装置に適用す
る場合、高速印刷には不向きであるといった問題があっ
た。
【0005】本発明の目的は、シンプルなロジックで画
像データを圧縮及び復元処理できる画像データ処理方法
及びこれを用いたプリンタ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、少なくともnビット符号系にmド
ット単位の描画パターンの符号と描画位置の制御符号と
を予め割り付けるステップと、画像の二値化データをm
ドット単位ずつ切り出し、この切り出されたmドット単
位の描画パターンとその描画位置の制御データとを前記
符号系により符号化するステップと、を有する画像デー
タ処理方法が提供される。
【0007】このとき、特に限定されないが、前記切り
出されたmドット単位の二値化データが全て「0」又は
「1」であるかどうかを判断するステップと、前記切り
出されたmドット単位の二値化データが全て「0」又は
「1」であるときは、次のmドット単位の二値化データ
を切り出すステップと、を有し、前記全て「0」又は
「1」であったドット単位数に対応する描画位置の制御
データを符号化することが好ましい。
【0008】また、前記切り出されたmドット単位の二
値化データが全て「0」又は「1」でないときは、それ
に対応する描画パターンを前記符号系により符号化する
ことが好ましい。
【0009】本発明の画像データ処理方法は、各種プリ
ンタ、その他のハードウェアに適用して好ましいもので
ある。
【0010】
【作用】本発明の画像データ処理方法は、データ処理ロ
ジックを極力シンプルに構成することで、データ処理速
度を高めて高速印刷等に適用可能にしたものである。す
なわち、圧縮効率の観点からのみ評価すれば既述した従
来の画像処理方法より劣ることがあるものの、データ処
理に要する時間を短縮できるので、データ処理時間と伝
送時間とを総合的に評価すると本発明の優位性が顕著と
なる。
【0011】本発明の画像データ処理方法では、予めn
ビット符号系にmドット単位の描画パターンの符号と描
画位置の制御符号とを割り付けておく。たとえば、プリ
ンタ装置が16ビット符号系(n=16)のみを備えた
ものである場合で説明すると、たとえば15ドット単位
(m=15)の描画パターン、すなわち215=327
68の描画パターンと、描画位置を制御するための制御
符号、たとえば印刷媒体の±X方向のスペースや±Y方
向のスペースを、16ビット符号系(65536)に割
り付けておく。
【0012】そして、ホストコンピュータ等から送られ
てきた画像データを二値化処理したのち、この二値化イ
メージデータを、プリンタ装置であればラスタ毎に、1
5ドット単位ずつ切り出し、この15ドット単位で画像
データを処理する。
【0013】このとき、画像データの圧縮・復元方法の
一つとして、次の手法を挙げることができる。すなわ
ち、切り出されたmドット単位の二値化データが全て
「0」又は「1」であるかどうかを判断し、この切り出
されたmドット単位の二値化データが全て「0」又は
「1」であるときは、次のmドット単位の二値化データ
を切り出し、この処理を繰り返す。そして、全て「0」
又は「1」であったドット単位数に対応する描画位置の
制御データを符号化する。
【0014】再びm=15とした例で説明すると、15
ドット単位で二値化イメージデータを切り出した際、こ
の15ドットのデータが全て0(たとえば非印字とす
る。)であるときは、描画パターンを符号化することな
く次の15ドット単位の二値化イメージデータを切り出
す。このとき、この15ドットのデータも全て0である
ときは、さらに次の15ドット単位の二値化イメージデ
ータを切り出す。こうした処理は、切り出された15ド
ット単位の二値化イメージデータに0ではない1のデー
タが含まれるまで、すなわち全てが0である15ドット
単位の二値化イメージデータが連続する限り続ける。そ
して、全て0である15ドット単位の二値化イメージデ
ータが連続したぶんだけ印字してはならないので、その
ドット数だけドット送りする旨の描画位置の制御データ
を符号化し、これをプリンタ装置へ送られる印刷データ
に加える。これと同様に、切り出された15ドットの二
値化イメージデータが全て1(たとえば印字とする。)
であるときも同じような処理が行われ、全て1である1
5ドット単位の二値化イメージデータが連続したぶんだ
け連続して印字するので、そのドット数だけ直線状の印
字を行う旨の描画位置の制御データを符号化し、これを
プリンタ装置へ送られる印刷データに加える。このよう
に、切り出された二値化イメージデータが、連続して
「0」又は「1」であるときは、16ビット符号系によ
り各15ドット単位の描画パターンをそれぞれ符号化す
るのではなく、連続した15ドット単位数だけ描画位置
の制御データに置き換えることにより、画像データの圧
縮を行うことができる。
【0015】この圧縮処理は、15ドッド単位のデータ
が全て「0」か「1」であるかのみを判断するといっ
た、きわめてシンプルなロジックであるため、その判断
時間は著しく短縮される。
【0016】なお、切り出されたmドット単位の二値化
データが全て「0」又は「1」でないときは、それに対
応する描画パターンを符号系により符号化する。
【0017】本発明の画像データ処理方法をプリンタ装
置に適用する場合、プリンタ装置へ二値化イメージデー
タを伝送する前に、nビット符号系を用いてmドット単
位の描画パターンとその描画位置の制御データとを符号
化し、これと同時にmドット単位で圧縮処理を行う。そ
して、この印刷データをプリンタ装置へ伝送したのち、
当該プリンタ装置に同様に設けられたnビット符号系を
用いて符号の二値化イメージデータへの復元と、圧縮さ
れたデータの伸長とが行われる。
【0018】
【発明の効果】このように本発明によれば、画像データ
をmドット単位で切り出し、これをnビット符号系を用
いて符号化するといったシンプルな処理であるともに、
圧縮・伸長処理もmドット単位で行われるシンプルな処
理であるため、データ処理に要する時間が著しく短縮さ
れ、高速印刷等に適したものとなる。また、高度な処理
機能を備えていないプリンタ装置であってもnビット符
号系のみを備えていれば本発明の画像データを印刷する
ことができ、たとえば文字のみを印刷するプリンタであ
っても、本発明を適用することによりハードウェアを改
造することなく画像データを印刷することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の画像データ処理方法
をプリンタ装置に適用した場合の基本的手順を示すブロ
ック図であり、同図に示されるようにホストコンピュー
タから送られる印刷データを二値化イメージデータに変
換し、この二値化イメージデータを符号系を用いて符号
化するとともにデータの圧縮をも行う。そして、この符
号化されたデータをプリンタ装置側に伝送し、当該プリ
ンタ装置側にて符号の復元とともに圧縮データの伸長を
実行して、二値化イメージデータに復元し、これをプリ
ンタ装置の機械部へ送出して印刷を行う。
【0020】図2及び図3は、本発明の画像データ処理
方法をプリンタ装置に適用した実施形態を示すブロック
図であり、図2は画像処理装置側の構成を示し、図3は
プリンタ装置側の構成を示す。なお、図2乃至図3に示
す実施形態では、二値化イメージデータの符号化処理
(圧縮処理を含む。)は画像処理装置にて行うことと
し、この符号化されたデータの復元処理(伸長処理を含
む。)はプリンタ装置で行うこととしたが、これは本発
明の画像処理方法を説明するための便宜的なものに過ぎ
ず、画像処理装置にて符号化及び復元の何れを行うこと
ができるし、プリンタ装置で行っても良い。
【0021】図2に示す画像処理装置1は、ホストコン
ピュータから送られて二値化処理された二値化イメージ
データを入力するための入力部11と、後述する種々の
演算処理を行う中央演算処理装置(以下、CPUと称す
る。)12と、16ビットの符号系と、CPU12で実
行される演算ロジック等が格納されたメモリ13と、C
PU12にて実行された演算結果をプリンタ装置2へ出
力するための出力部14とを備えている。
【0022】そして、入力部11に入力された印刷デー
タである二値化イメージデータは、CPU12により1
5ドット単位で読み出され(切り出され)、後述する図
5の手順で符号データに演算処理される。この演算処理
にあたり、メモリ13に格納された演算ロジックと16
ビット符号系が用いられる。そして、CPU12で演算
された結果である符号データは、出力部14に蓄積さ
れ、或いはそのままプリンタ装置2へ伝送される。
【0023】図3に示すプリンタ装置2は、画像処理装
置1の出力部14から送られてきた符号データを入力す
るための入力部21と、符号データの復元処理を実行す
るCPU22と、上述した画像処理装置1のメモリ13
に格納されたものと同じ16ビットの符号系と、CPU
22で実行される演算ロジックが格納されたメモリ23
と、CPU22にて実行された演算結果をプリンタ装置
2の機械部分へ出力するための出力部24とを備えてい
る。
【0024】そして、入力部21に入力された符号デー
タは、CPU22により読み出されて二値化イメージデ
ータに復元処理される。この復元処理にあたり、メモリ
23に格納された演算ロジックと16ビット符号系が用
いられる。そして、CPU22で復元された結果である
二値化イメージデータは、出力部24に蓄積され、或い
はそのままプリンタ装置2の機械部分へ送出され、これ
により印刷が実行される。
【0025】次に本実施形態の画像処理手順を説明す
る。図4は本発明の画像データ処理方法に係る16ビッ
ト符号系の一例を示す図、図5は本発明の画像データ処
理方法の手順を示すフローチャート、図6及び図7は本
処理手順を説明するための印字ドットを示す図である。
【0026】まず最初に、ステップ1にて初期値として
i=0,j=0を付与し、ステップ2にて印字データが
最終データまで到達したかどうかを判断し、到達してい
なければステップ3へ進む。
【0027】ステップ3では二値化イメージデータを、
ラスタ毎に、15ドット単位で切り出す。以下の説明で
は、図6及び図7に示す印字ドットを参照しながら説明
する。まず、ホストコンピュータ側から送られてくる二
値化イメージデータは図6に示すようにラスタR1,R
2,R3,…毎に、「0」又は「1」に二値化されてい
る。ここでは、「0」を非印字として白丸にて示し、
「1」を印字として黒丸にて示す。なお、図6において
Dは印字ドットを示す。またAは印字領域を示し、印刷
媒体に対する上下左右の余白位置制御は従来公知の手法
で行うことができるので、その説明は割愛する。
【0028】ステップ3では、まず先頭のラスタR1の
印字ドットのうち、最初の15ドットの印字ドットD1
を切り出し、次のステップ4にて、この15ドットの印
字ドットD1が全て「0」(以下、ドットオフともい
う。)かどうか、すなわち15ドットぶん非印字かどう
かを判断する。もし、全てドットオフであるときは、現
在j=0であることからステップ5及び6を空処理を経
て、ステップ7にてiに1を加算し、ステップ2へ戻
り、ステップ3にて次の15ドットの印字ドットD2を
切り出し、ステップ4にて同様に全てドットオフである
かどうかを判断する。この印字ドットD2も全てドット
オフであるときは、ステップ7→ステップ2→ステップ
3→ステップ4を繰り返す。この繰り返し処理は、切り
出された15ドットの印字ドットDnに少なくとも一つ
の「1」(以下、ドットオンともいう。)が出現するま
で実行され、そのようなオンドットが出現すると、ステ
ップ4からステップ8へ進み、(15ドット×i)ドッ
トぶんだけ非印字とするように送り制御符号を付与す
る。図7に示す例でいえば、印字ドットD1とD2は全
てドットオフであり、印字ドットD3にてオンドットが
出現するため、D1及びD2の30(=15×2)ドッ
トぶんだけ非印字となる送り制御符号が付与される。
【0029】このような送り制御符号は、印刷領域Aに
対する+X方向の送り量(ドット送り)、−X方向の送
り量(ラスタリターン)、+Y後方の送り量(ラスタフ
ィード)及び−Y方向の送り量に分割されており、図4
に示すように、16ビット符号系3の、たとえば202
0〜20FEの領域には+X方向の送り量、2130〜
21FEには−X方向の送り量、2200〜22FEに
は+Y後方の送り量、2300〜23FEには−Y方向
の送り量が、それぞれ割り付けられる。そして、ステッ
プ8にて実行されるiの数値に応じた送り量がこの16
ビット符号系3から読み出されて符号化される。
【0030】このステップ4→ステップ7→ステップ8
という処理過程が本発明の画像データの第1の圧縮処理
に相当し、画像データのうち白色部については圧縮率が
向上することになる。
【0031】ステップ8の圧縮処理を実行したらステッ
プ9にてi値を0に初期化し、次に今切り出されている
15ドットの印字ドット(たとえばD3とする。)が全
て「1」(ドットオン)かどうか、すなわち15ドット
ぶん印字するかどうかを判断する。もし、全てドットオ
ンであるときは、ステップ11にてjに1を加算し、ス
テップ2へ戻り、ステップ3にて次の15ドットの印字
ドットD2を切り出す。ここで、次の印字ドットD4も
全てドットオンであるときは、ステップ4→ステップ8
及び9(これらのステップではi=0であるため空処理
となる。)→ステップ10へと進み、全てドットオンが
続く限りこれを繰り返す。この繰り返し処理は、切り出
された15ドットの印字ドットDnに少なくとも一つの
「0」(ドットオフ)が出現するまで実行され、そのよ
うなオフドットが出現すると、ステップ10からステッ
プ12へ進み、(15ドット×j)ドットぶんだけ印字
とするようにライン描画符号を付与する。図7に示す例
で印字ドットD3とD4が全てドットオンであるとき
は、D3及びD4の30(=15×2)ドットぶんだけ
直線状の印字となるライン描画符号が付与される。
【0032】このようなライン描画符号は、後述する描
画パターン符号とは別に、図4に示す16ビット符号系
3の、たとえば2400〜24FEの領域に割り付けら
れている。そして、ステップ12にて実行されるjの数
値に応じた量のライン描画符号がこの16ビット符号系
3から読み出される。
【0033】このステップ10→ステップ11→ステッ
プ12という処理過程が本発明の画像データの第2の圧
縮処理に相当し、画像データのうち黒色部については圧
縮率が向上することになる。
【0034】ステップ12の圧縮処理を実行したらステ
ップ13にてj値を初期化し、今切り出されている15
ドットの印字ドットに対し、これに対応する描画パター
ン符号を付与する。すなわち、今切り出されている15
ドットの印字ドットは、全てドットオフでもなく(ステ
ップ4)、また全てドットオンでもない(ステップ1
0)ので、図4に示す16ビット符号系3の中から、こ
の描画パターンに対応する符号を読み出す。
【0035】このような描画パターン符号は、図4に示
す16ビット符号系3の、たとえば4141〜FEFE
の領域に割り付けられている。15ドットの印字ドット
であれば、215=32768(正確には、全てドット
オフ及びドットオンは含まれないので32766)の領
域があれば、それぞれの描画パターンに対応した符号を
割り付けることができる。
【0036】特に本例では、文字データのみを印刷可能
なプリンタ装置であっても、16ビット符号系3は備え
ているので、これを利用して描画パターンと、上述した
描画位置の制御データとをこの符号系3に割り付けるこ
とができ、ハードウェアを改造することなく画像データ
を印刷することができる。しかも、符号化処理及び圧縮
処理の何れもシンプルなロジックであるため、圧縮率は
さほど向上しなくても、データの処理速度が速くなるぶ
んだけ、ホストコンピュータの出力からプリンタ機械部
分の出力に至るトータルの処理時間が短くなり、高速印
刷に適したものとなる。
【0037】ちなみに、こうして符号化されたデータ
は、図3に示すプリンタ装置2の入力部21を介してC
PU22により復元されるが、この復元処理においては
図4に示すものと同じ16ビット符号系3を用いて、上
述した符号化の逆の手順により実行されることになる。
【0038】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0039】たとえば、上述した実施形態では、nビッ
ト符号系として16ビットのものを用い、15ドット単
位で二値化イメージデータを切り出して処理したが、本
発明の画像処理方法はこれらn,mの具体的数値に何ら
限定されず、n≧mの条件を満足すればよい。
【0040】また、印刷領域が大きくなるなどして、符
号系の容量が不足する場合には、他のメモリ領域を汎用
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像データ処理方法の基本的手順を示
すブロック図である。
【図2】本発明の画像データ処理方法をプリンタ装置に
適用した実施形態を示すブロック図である。
【図3】本発明の画像データ処理方法をプリンタ装置に
適用した実施形態を示すブロック図である。
【図4】本発明の画像データ処理方法に係る16ビット
符号系の一例を示す図である。
【図5】本発明の画像データ処理方法の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の画像データ処理方法の手順を説明する
ための印字ドットを示す図である。
【図7】本発明の画像データ処理方法の手順を説明する
ための印字ドットを示す図である。
【符号の説明】
1…画像処理装置 11…入力部 12…CPU 13…メモリ 14…出力部 2…プリンタ装置 21…入力部 22…CPU 23…メモリ 24…出力部 3…16ビット符号系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AB05 BA01 BA02 BA03 BD12 BD14 BD40 5B021 AA01 BB01 BB04 BB08 CC06 CC08 GG03 5C078 AA01 BA22 BA43 CA08 CA25 CA31 DA01 DA02 DB06 9A001 EE04 HH27 JJ35

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともnビット符号系にmドット単位
    の描画パターンの符号と描画位置の制御符号とを予め割
    り付けるステップと、 画像の二値化データをmドット単位ずつ切り出し、この
    切り出されたmドット単位の描画パターンとその描画位
    置の制御データとを前記符号系により符号化するステッ
    プと、を有する画像データ処理方法。
  2. 【請求項2】前記切り出されたmドット単位の二値化デ
    ータが全て「0」又は「1」であるかどうかを判断する
    ステップと、 前記切り出されたmドット単位の二値化データが全て
    「0」又は「1」であるときは、次のmドット単位の二
    値化データを切り出すステップと、を有し、 前記全て「0」又は「1」であったドット単位数に対応
    する描画位置の制御データを符号化する請求項1記載の
    画像データ処理方法。
  3. 【請求項3】前記切り出されたmドット単位の二値化デ
    ータが全て「0」又は「1」でないときは、それに対応
    する描画パターンを前記符号系により符号化する請求項
    1又は2記載の画像データ処理方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3記載の画像データ処理方法
    を用いたプリンタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62146072A (ja) * 1985-12-20 1987-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像デ−タ記録再生装置
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