JP2001259499A - 材料塗布装置 - Google Patents

材料塗布装置

Info

Publication number
JP2001259499A
JP2001259499A JP2000076358A JP2000076358A JP2001259499A JP 2001259499 A JP2001259499 A JP 2001259499A JP 2000076358 A JP2000076358 A JP 2000076358A JP 2000076358 A JP2000076358 A JP 2000076358A JP 2001259499 A JP2001259499 A JP 2001259499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge
nozzle
work
coated
viscous material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000076358A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimasa Sakayori
敏昌 酒寄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ThreeBond Co Ltd
Original Assignee
ThreeBond Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ThreeBond Co Ltd filed Critical ThreeBond Co Ltd
Priority to JP2000076358A priority Critical patent/JP2001259499A/ja
Publication of JP2001259499A publication Critical patent/JP2001259499A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】材料のワークへの塗布作業を効率的に行うこと
ができ、しかも、被塗布面の形状が異なるワークに対し
ても確実且つ迅速に塗布することを可能にする。 【解決手段】 ワークWの被塗布面Aに、複数のノズル
26の先端26Aから粘性材料Mを吐出可能な材料吐出
装置12を備えて材料塗布装置10が構成されている。
各ノズル26は、その先端26Aが前記搬送方向Bに対
して横切る方向に沿って略同一直線上に並んで配置され
ている。また、各ノズル26は、制御装置14における
吐出制御部45によって、各ノズル26に対応して設け
られたワークエッジ検出用センサ43からの検出信号に
応じ、粘性材料Mの吐出タイミングが個々に独立して制
御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、材料塗布装置に係
り、更に詳しくは、所定の材料をワークの被塗布面に塗
布する作業を簡易且つ迅速に行うことができる材料塗布
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、樹脂製等の材料をワークの被
塗布面に塗布する材料塗布装置が知られている。この材
料塗布装置は、材料が先端の吐出部から吐出される単一
のノズルを有するシリンジ装置と、このシリンジ装置を
予めティーチングされた所定の軌跡に沿って移動させる
ロボット装置とを備えて構成されており、ロボット装置
の作動によって、単一のノズルが、その吐出部から材料
を吐出しながら被塗布面上の所定の軌跡に沿ってジグザ
グに移動し、所定の塗布位置に搬送されたワークに材料
が塗布される。
【0003】しかしながら、前記材料塗布装置にあって
は、単一のノズルが被塗布面の上方をジグザグに移動す
るため、一つのワークに対する塗布作業をスピーディー
に行うには限界がある。しかも、材料を被塗布面に正確
に塗布するには、当該塗布の前に、当該被塗布面の平面
形状に合せて、ノズルの移動軌跡をロボット装置に予め
ティーチングさせる初期設定等が必要で、被塗布面の平
面形状が複雑になるほど、前記初期設定に時間が掛か
り、ワークへの塗布作業を効率的に行うことができない
という不都合がある。また、ワークは、ベルトコンベア
等によって所定の塗布位置に搬送されるが、その際にワ
ークの設置位置がずれると、その被塗布面に材料が正確
に塗布されなくなるため、ワークの形状に合せた治具等
によって当該ワークをしっかり固定しなければならず、
その固定作業に手間が掛かるという不都合もある。特
に、これらの不都合は、被塗布面の形状が異なるワーク
を連続的に塗布作業する場合に一層顕出化する。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その主たる目的は、材料のワー
クへの塗布作業を効率的に行うことができる材料塗布装
置を提供することにある。
【0005】また、本発明の他の目的は、被塗布面の形
状が異なるワークに対しても確実且つ迅速に塗布作業を
行うことができる材料塗布装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、複数のノズルの吐出部から所定の材料が
吐出し、当該材料をワークの被塗布面に塗布可能な材料
塗布装置であって、前記各ノズルの吐出部は、被塗布面
に沿ってワークと相対移動可能に設けられるとともに、
当該相対移動方向に対して横切る方向に沿って配置され
る、という構成を採っている。このような構成によれ
ば、各ノズルから材料を吐出しながら、各ノズルの吐出
部とワークとが一方向に相対移動すると、材料が被塗布
面に対し、前記相対移動方向に延びる複数の線状に塗布
される。このため、例えば、被塗布面に材料を塗布する
際に、ノズルの吐出部と被塗布面とをジグザグに相対移
動させる必要がなく、それらの極めて単純な相対移動
で、材料を被塗布面に広範囲に亘って塗布することがで
き、ワークへの材料の塗布作業を効率的に行うことがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、前記被塗布面の
位置を検出可能な位置検出部と、この位置検出部で検出
された被塗布面の位置に応じて、各ノズルにおける材料
の吐出タイミングを個々に制御する吐出制御部とを備
え、被塗布面の形状に応じて材料が塗布可能に設けられ
る、という構成を採ることが好ましい。このような構成
によれば、被塗布面に相対する複数のノズルについて、
被塗布面の検出位置に応じ、個々に独立して材料の吐出
タイミングが制御されるため、被塗布面の形状に基づい
てノズルの移動軌跡をティーチングする初期設定等の作
業が不要となり、ノズルの吐出部と被塗布面との相対移
動だけで、種々の形状の被塗布面に対応することがで
き、被塗布面の形状が異なるワークに対しても確実且つ
迅速に塗布作業を行うことができる。
【0008】また、前記吐出制御部は、被塗布面への材
料の吐出開始位置及び又は吐出終了位置を任意に調整可
能なタイマー機能を有する、という構成も併せて採用す
ることができる。これにより、材料の吐出開始タイミン
グ及び又は吐出終了タイミングを任意に設定することが
でき、被塗布面に形成される材料の塗布形状のバリエー
ションを増大させることができる。
【0009】更に、前記位置検出部で検出された被塗布
面の高さ位置に応じて、当該被塗布面と前記各ノズルの
吐出部との離間距離を調整する高さ位置制御部を更に備
える、という構成を採ることが好ましい。このような構
成によれば、被塗布面の高さ位置が異なる各ワークに連
続的に材料を塗布する場合や、高さ位置が部分的に変化
する形状の被塗布面を備えたワークに材料を塗布する場
合等であっても、難なく対応することができる。
【0010】また、前記各ノズルには、当該ノズルから
前記材料を吐出させるシリンジ本体がそれぞれ設けら
れ、これらシリンジ本体は、前記相対移動方向に沿う複
数列に亘って配置される一方、前記各ノズルの吐出部
は、略同一直線上に並んで配置される、という構成も併
せて採用することができる。このような構成によれば、
シリンジ本体が前記相対移動方向に沿う複数列に亘って
配置されるため、装置全体シリンジ本体を多数設けた場
合やシリンジ本体を大型化した場合であっても、前記相
対移動方向に横切る方向へのシリンジ本体の張り出しを
最小限に抑えることができ、装置全体の小型化を図るこ
とができる。また、シリンジ本体の大型化が可能となる
ため、シリンジ本体に材料を補給するタンク等を設置し
ない構成も採用することができ、これによって、装置全
体の小型化を一層促進させることが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面を参照しな
がら説明する。
【0012】[第1実施例]図1には、第1実施例に係
る材料塗布装置の概略斜視図が示され、図2には、図1
におけるA方向矢視要部側面図が示されている。これら
の図において、材料塗布装置10は、所定の樹脂材料等
からなる粘性材料MをワークWの被塗布面Aに吐出する
材料吐出装置12と、この材料吐出装置12による粘性
材料Mの吐出位置を上下方向に昇降させる吐出高さ調整
装置13と、材料吐出装置12及び吐出高さ調整装置1
3の動作を制御する制御装置14と、材料吐出装置12
を跨ぐ位置に設けられ、図1中B方向にワークWを搬送
する搬送装置16とを備えて構成されている。なお、材
料吐出装置12から吐出される材料としては、前述の粘
性材料Mに限定されるものではなく、ワークWの被塗布
面Aに塗布するものであれば何でも良い。
【0013】前記材料吐出装置12は、内部に収容され
た粘性材料Mを細ビード状に吐出させるシリンジ装置1
8と、このシリンジ装置18に粘性材料Mを圧送する材
料圧送タンク20と、これらシリンジ装置18と材料圧
送タンク20とを連結する通路22上に設けられた補充
バルブ23とを備えて構成されている。
【0014】前記シリンジ装置18は、材料圧送タンク
20からの粘性材料Mを加圧可能な構造をそれぞれ有す
る10個のシリンジ本体25と、これら各シリンジ本体
25の下端側に一個ずつ連設され、シリンジ本体25内
に収容された粘性材料Mを細ビード状に吐出可能なノズ
ル26とによって構成されており、前記制御装置14に
より、各ノズル26単位で独立して粘性材料Mの吐出タ
イミングが制御されるようになっている。すなわち、制
御装置14からの指令により、各シリンジ本体25に収
容された粘性材料Mが図示省略したピストン等で加圧さ
れ、これによって、ノズル26の吐出部である先端26
Aから粘性材料Mが細ビード状に吐出されるようになっ
ている。
【0015】前記シリンジ本体25及びノズル26は、
粘性材料Mを細ビード状に吐出できる構造である限り、
種々の構造を採用でき、ここでは詳細構造を省略する。
なお、好ましくは、本出願人によって既に提案された特
願平11−127941号に示された構造が採用され
る。また、シリンジ本体25は、図1中B方向となるワ
ークWの搬送方向(以下、「ワークWの搬送方向B」と
称す)、すなわち、ノズル26の先端26AとワークW
の被塗布面Aとの相対移動方向に沿って二列に亘って配
置されている。その一方、図3に模式的に示されるよう
に、各ノズル26は、その先端26Aが、同図上下方向
となる搬送方向Bに直交する方向に略同一直線上に並ん
で配置可能となるように、傾斜状或いは部分的に屈曲し
た形状に設けられている。なお、シリンジ本体25の配
置は、ワークWの搬送方向Bに沿って三列以上に亘って
配置してもよく、また、各ノズル26は、その先端26
Aが前記搬送方向Bに対して横切る方向に沿って略同一
直線上に並んで配置可能に設けられている限りにおい
て、種々の構造を採用することができる。
【0016】また、前記シリンジ装置18は、各ノズル
26に設けられたホルダー28に着脱自在に保持されて
いる。このホルダー28には、各ノズル26の先端26
Aの基準点調整をするための補正機構30(図1参照)
が各ノズル26の外側二箇所に設けられている。この補
正機構30は、各ノズル26の先端26Aが昇降可能と
なる構造である限り、種々の構造を採用できるが、本実
施例では、上下方向の移動が規制された状態で設けられ
る外筒部32と、この外筒部32の外周側に回転可能に
設けられるダイヤル部33と、このダイヤル部33の回
転によって外筒部32に対して進退可能に設けられると
ともに、ホルダー28に一端側が固定された内筒部34
とを備えた送りねじ軸構造となっている。これによっ
て、ダイヤル部33を回転すると、ホルダー28が上下
方向に移動することとなって、長さの異なる別種のノズ
ル26を付け替えた場合であっても、ノズル26の先端
26Aの基準点を調整可能となる。なお、前記補正機構
30は、図面の錯綜を回避するため、図2以降について
図示省略することを了解されたい。
【0017】各シリンジ本体25には、補充用レベルセ
ンサ36(図2参照)が設けられており、各シリンジ本
体25の内部に収容された粘性材料Mの残量が所定値以
下になると、補充用レベルセンサ36が検知し、前記補
充バルブ23が開放して、材料圧送タンク20から各シ
リンジ本体25に粘性材料Mが供給されるようになって
いる。一方、それ以外の場合は、補充バルブ23が閉塞
し、材料圧送タンク20からの粘性材料Mの供給が遮断
される。なお、図1においては、図面の錯綜を回避する
ため、補充用レベルセンサ36の図示を省略することを
了解されたい。
【0018】前記吐出高さ調整装置13は、前記ホルダ
ー28に固定されたフレーム38と、このフレーム38
を上下方向に移動可能に支持するレールユニット39と
を備え、前記制御装置14からの指令によって、図示し
ない駆動装置を駆動或いは停止させ、レールユニット3
9の上下方向にフレーム38が移動或いは停止可能にな
っている。
【0019】前記制御装置14は、図4に示されるよう
に、ワークW(図1参照)の存在の有無を検出可能なワ
ークエッジ検出用センサ43からの検出信号に応じて、
各ノズル26における粘性材料Mの吐出タイミングを個
々に独立して制御する吐出制御部45と、ワークWの被
塗布面Aの高さを検出可能なワーク高さ検出用センサ4
7からの検出信号に応じて、シリンジ本体25及びノズ
ル26の昇降を一体的に制御する高さ位置制御部49と
を備えて構成されている。ここにおいて、ワークエッジ
検出用センサ43とワーク高さ検出用センサ47とによ
り、ワークWの被塗布面Aの位置を検出可能な位置検出
部が構成される。
【0020】前記ワークエッジ検出用センサ43は、図
3に模式的に示されるように、各ノズル26に対応し
て、前記搬送方向Bにおける各ノズル26の上流側10
箇所にそれぞれ設けられており、略直下位置のワークW
の存在を検出できるようになっている。また、図2等に
示されるように、搬送方向Bにおけるワークエッジ検出
用センサ43の上流側には、前記ワーク高さ検出用セン
サ47が設けられている。このため、搬送装置16によ
り、材料吐出装置12に向かってワークWを搬送する
と、先ず、ワーク高さ検出用センサ47によって被塗布
面Aの高さを検出し、更に、ワークエッジ検出用センサ
43によって各ノズル26の略直下にワークWの端縁領
域が配置されたか否かを各ノズル26単位で検出し、そ
の後、各ノズル26の先端26Aが被塗布面Aに対向す
ることとなる。
【0021】前記吐出制御部45は、各ワークエッジ検
出用センサ43からの検出信号に応じ、各ノズル26に
おける粘性材料Mの吐出タイミングを個々に独立して制
御可能となっている。以下にこの制御の内容について図
2及び図3を基に説明する。
【0022】搬送装置16によって、ワークWが材料吐
出装置12側に搬送され、ワークエッジ検出用センサ4
3によって、その略直下位置に被塗布面Aの存在を初め
て検出すると、すなわち、ワークエッジ検出用センサ4
3の略直下に、被塗布面Aの下流側(図2中左側)の端
縁部分が位置すると、所定時間経過後、シリンジ本体2
5に収容された粘性材料Mの加圧を行うように当該シリ
ンジ本体25に指令し、それに連なるノズル26から粘
性材料Mが吐出して塗布が開始する。ここで、ワークエ
ッジ検出用センサ43で被塗布面Aの下流側の端縁部分
を検出してから、粘性材料Mが塗布されるまでの時間
は、搬送装置16によるワークWの搬送速度等から計算
され、図3に示されるように、被塗布面Aの下流側(同
図中右側)の端縁部分よりも若干内側位置から塗布が開
始されるように設定される。そして、ワークエッジ検出
用センサ43が、被塗布面Aの存在を検出している間
は、シリンジ本体25に収容された粘性材料Mの加圧を
行い続けるように当該シリンジ本体25に指令し、ノズ
ル26からの粘性材料Mの吐出が継続して行われる。そ
の後、ワークエッジ検出用センサ43の略直下位置に、
被塗布面Aの存在を検出しなくなったとき、すなわち、
被塗布面Aの上流側(図2中右側)の端縁部分を検出し
た直後は、所定時間経過後、シリンジ本体25に収容さ
れた粘性材料Mの加圧を停止するように当該シリンジ本
体25に指令し、それに連なるノズル26からの粘性材
料Mの吐出が停止して塗布を終了する。ここで、ワーク
エッジ検出用センサ43で被塗布面Aの上流側の端縁部
分を検出してから、粘性材料Mの塗布が停止するまでの
時間も、搬送装置16によるワークWの搬送速度等から
計算され、図3に示されるように、被塗布面Aの上流側
(同図中左側)の端縁部分よりも若干内側位置で塗布が
終了するように設定される。なお、本実施例にあって
は、シリンジ本体25の内部の粘性材料Mを加圧してノ
ズル26から吐出させるシリンジ装置18を採用してい
るが、粘性材料Mの吐出をバルブの開閉等の機構を有す
る装置によって行う場合であっても、その機構の制御は
前述と同様にして行われる。
【0023】前記高さ位置制御部49は、搬送装置16
によって、ワークWが材料吐出装置12側に搬送され、
ワーク高さ検出用センサ47によって、下流側の被塗布
面Aの高さすなわち上下方向位置を検出すると、その高
さに応じて、吐出高さ調整装置13のフレーム38を昇
降させ、ノズル26の先端26Aと被塗布面Aとの離間
距離が所定値になるように調整する。
【0024】前記搬送装置16は、ここでは詳細構造を
省略するが、図1に示されるように、ワークWが載置さ
れたベルトコンベア52が、図示しない駆動装置によっ
て、所定の速度で同図中B方向に移動するようになって
いる。ここで、ベルトコンベア52には、所定間隔毎に
治具ベース54が載置されており、その上にワークWが
設置されるようになっている。
【0025】次に、第1実施例に係る材料塗布装置10
による粘性材料Mの塗布手順について、図2と同方向視
の図5〜図9等を用いて以下に説明する。
【0026】図2に示される状態から、搬送装置16に
よって、ワークWが材料吐出装置12に搬送されると、
図5に示されるように、先ず、ワーク高さ検出用センサ
47によって、ワークWの被塗布面Aの高さが検出され
る。すると、その検出値に応じて、吐出高さ調整装置1
3が作動によってフレーム38が昇降し、シリンジ本体
25とともにノズル26の先端26Aの位置が上下する
ことで、当該先端26Aの位置を所定高さにする。その
後、吐出制御部45によって各ノズル26毎に粘性材料
Mの吐出タイミングが制御され、次のように、粘性材料
Mが被塗布面Aに塗布される。
【0027】すなわち、図6に示されるように、ワーク
エッジ検出用センサ43によって、被塗布面Aの下流側
(図6中左側)に位置する端縁部分を検出すると、制御
装置14の制御により、所定時間が経過した後、シリン
ジ本体25に収容された粘性材料Mの加圧が行われて、
図7に示されるように、粘性材料Mがノズル26より吐
出し始め、被塗布面Aへの粘性材料Mの塗布作業を開始
する。この際、粘性材料Mの塗布は、被塗布面Aの下流
側の端縁部分よりも若干内側から開始される。そして、
その後も、ノズル26から粘性材料Mが吐出され、ワー
クWの移動によってノズル26の先端26Aを被塗布面
Aに相対移動させることで、粘性材料Mが搬送方向Bに
沿う略直線状に塗布される。そして、図8に示されるよ
うに、ワークエッジ検出用センサ43によって、被塗布
面Aの上流側(図8中右側)の端縁部分を検出すると、
制御装置14の制御によって、所定時間が経過した後、
シリンジ本体25に収容された粘性材料Mの加圧を停止
し、図9に示されるように、粘性材料Mがノズル26か
ら吐出しなくなって、塗布作業が終了する。この際、粘
性材料Mの塗布は、被塗布面Aの上流側の端縁部分より
も若干内側で終了する。以降、材料吐出装置12に順次
送られるワークWに対しても前述の動作を繰り返し行
う。
【0028】従って、このような第1実施例によれば、
ワークWの被塗布面Aの形状に基づいてノズル26の移
動軌跡を初期設定する必要がなく、被塗布面Aへの粘性
材料Mの塗布を簡単且つ迅速に行うことができるという
効果を得る。また、ワークエッジ検出用センサ43で検
出された被塗布面Aの端縁部分の位置に応じて、各ノズ
ル26における粘性材料Mの吐出タイミングが個々に制
御されるため、ワークWの搬送に伴って、ベルトコンベ
ア52に対するワークWの設置位置が搬送方向Bにずれ
ても、前記初期設定を再度行う必要がなくなる。このた
め、ワークWをベルトコンベア52側に強固に固定する
工程が不要となって、粘性材料MをワークWに塗布する
一連の作業効率を大幅に向上できるという効果をも得
る。
【0029】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。なお、以下の説明において、前記第1実施例と同一
若しくは同等の構成部分については同一符号を用いるも
のとし、説明を省略若しくは簡略にする。
【0030】[第2実施例]この第2実施例は、制御装
置14として、図10に示されるように、前記第1実施
例における吐出制御部45に、粘性材料Mの吐出開始位
置及び吐出終了位置を任意に調整可能なタイマー機能5
5を更に付与したところに特徴を有する。すなわち、本
実施例における吐出制御部45は、前記第1実施例で説
明した制御に加え、各シリンジ本体25における粘性材
料Mの加圧開始タイミング及び加圧停止タイミングを個
々に制御可能になっている。これを詳述すれば、各ノズ
ル26の先端26Aが被塗布面Aの下流側における端縁
部分の上方に達してから粘性材料Mが吐出するまでの時
間である吐出開始時間、及び、各ノズル26の先端26
Aが被塗布面Aの上流側における端縁部分の上方に達し
てから粘性材料Mの吐出が停止するまでの時間である吐
出終了時間を任意に定め、それらを時間入力部61に設
定すると、当該設定された吐出開始時間及び吐出終了時
間に応じ、各シリンジ本体25における粘性材料Mの加
圧開始タイミング及び加圧停止タイミングが個々に制御
される。
【0031】従って、第2実施例によれば、前記第1実
施例の効果の他に、例えば、図11(A)に示されるよ
うに、ワークWの搬送方向Bにおける両端縁部分から粘
性材料Mが塗布される位置までの距離を各ノズル26毎
に任意に調整できるという効果をも得る。
【0032】ここで、タイマー機能55としては、粘性
材料Mの吐出開始位置或いは吐出終了位置の何れか一方
のみを任意に調整可能としてもよく、この場合には、例
えば、図11(B),(C)のような形状の粘性材料M
の塗布が可能となる。なお、図11(B)は、粘性材料
Mの吐出開始位置のみを調整した場合の塗布形状を示す
一方、図11(C)は、粘性材料Mの吐出終了位置のみ
を調整した場合の塗布形状を示す。
【0033】なお、前記各実施例においては、搬送装置
16でワークW側を移動させながら被塗布面Aに粘性材
料Mを塗布する構造としたが、それとは逆に、ワークW
側を移動せずに、ノズル26側を被塗布面Aに沿って一
方向に移動することで、粘性材料Mを塗布する構造とし
てもよい。
【0034】また、前記ワーク高さ検出用センサ47を
各ノズル26に対応してそれぞれ設け、各ノズル毎に、
その略直下位置の被塗布面Aとの離間距離をリアルタイ
ムで検出可能とし、その検出結果によって、各ノズル2
6の高さ位置を常時昇降可能とする機能を前記高さ位置
制御部49に追加してもよい。このようにすれば、被塗
布面Aが平面形状でなくても、各ノズル26の先端26
Aと被塗布面Aとの離間距離を常に略一定に保持するこ
とができ、上下方向に湾曲或いは突出した領域を有する
被塗布面Aにも難なく粘性材料Mを塗布することができ
る。
【0035】更に、本発明における装置各部の構成は図
示構成例に限定されるものではなく、実質的に同様の作
用を奏する限りにおいて、種々の変更が可能である
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各ノズルの吐出部を、被塗布面に沿ってワークと相対移
動可能に設けるとともに、当該相対移動方向に対して横
切る方向に沿って配置したから、被塗布面に材料を塗布
する際にノズルの吐出部と被塗布面とをジグザグに相対
移動させる必要がなく、極めて単純な相対移動で、被塗
布面に広範囲に亘って材料を塗布することができ、材料
のワークへの塗布作業を効率的に行うことができる。
【0037】また、前記被塗布面の位置を検出可能な位
置検出部と、この位置検出部で検出された被塗布面の位
置に応じて、各ノズルにおける材料の吐出タイミングを
個々に制御する吐出制御部とを備えて、被塗布面の形状
に応じて材料を塗布可能としたから、被塗布面の形状に
基づく初期設定が不要となり、ノズルの吐出部と被塗布
面との相対移動のみで、種々の形状を有する被塗布面に
確実且つ迅速に材料を塗布することができる。
【0038】更に、前記吐出制御部に、被塗布面への材
料の吐出開始位置及び又は吐出終了位置を任意に調整可
能なタイマー機能を備えたから、材料の塗布形状を任意
に設定することができ、塗布形状のバリエーションを増
大させることができる。
【0039】また、前記位置検出部で検出された被塗布
面の高さ位置に応じて、当該被塗布面と前記各ノズルの
吐出部との離間距離を調整する高さ位置制御部を更に備
えたから、被塗布面の高さ位置が異なる各ワークを連続
的に塗布する場合や、被塗布面の形状が平面的なものの
みならず、湾曲或いは突出する領域を有する被塗布面に
も材料を難なく塗布することができる。
【0040】更に、前記各ノズルから材料を吐出させる
シリンジ本体を、前記相対移動方向に沿う複数列に亘っ
て配置する一方、前記各ノズルの吐出部を略同一直線上
に並んで配置したから、装置全体シリンジ本体を多数設
けた場合やシリンジ本体を大型化した場合であっても、
前記相対移動方向に横切る方向へのシリンジ本体の張り
出しを最小限に抑えることができ、装置全体の小型化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における材料塗布装置の概略斜視
図。
【図2】図1におけるA方向矢視要部側面図。
【図3】ノズル及びワークエッジ検出用センサの配列状
態を説明するための模式図。
【図4】第1実施例における制御装置の機能を説明する
ためのブロック図。
【図5】被塗布面の高さ調整を説明するための側面図。
【図6】塗布開始のタイミングを説明するための側面
図。
【図7】被塗布面への粘性材料の塗布が開始された状態
を示す側面図。
【図8】塗布終了のタイミングを説明するための側面
図。
【図9】被塗布面への粘性材料の塗布が終了した状態を
示す側面図。
【図10】第2実施例における制御装置の機能を説明す
るためのブロック図。
【図11】(A)は、第2実施例における材料塗布装置
によって形成される塗布形状の一例を模式的に示す平面
図であって、(B)、(C)は、第2実施例の変形例に
よって形成される塗布形状の一例を模式的に示す平面図
である。
【符号の説明】
10 材料塗布装置 25 シリンジ本体 26 ノズル 26A 先端(吐出部) 43 ワークエッジ検出用センサ(位置検出部) 47 ワーク高さ検出用センサ(位置検出部) 45 吐出制御部 49 高さ位置制御部 55 タイマー機能 A 被塗布面 M 粘性材料 W ワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズルの吐出部から所定の材料が
    吐出し、当該材料をワークの被塗布面に塗布可能な材料
    塗布装置であって、 前記各ノズルの吐出部は、被塗布面に沿ってワークと相
    対移動可能に設けられるとともに、当該相対移動方向に
    対して横切る方向に沿って配置されていることを特徴と
    する材料塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記被塗布面の位置を検出可能な位置検
    出部と、この位置検出部で検出された被塗布面の位置に
    応じて、各ノズルにおける材料の吐出タイミングを個々
    に制御する吐出制御部とを備え、被塗布面の形状に応じ
    て材料が塗布可能に設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の材料塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記吐出制御部は、被塗布面への材料の
    吐出開始位置及び又は吐出終了位置を任意に調整可能な
    タイマー機能を有することを特徴とする請求項2記載の
    材料塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記位置検出部で検出された被塗布面の
    高さ位置に応じて、当該被塗布面と前記各ノズルの吐出
    部との離間距離を調整する高さ位置制御部を更に備えた
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の材料塗布装置。
  5. 【請求項5】前記各ノズルには、当該ノズルから前記材
    料を吐出させるシリンジ本体がそれぞれ設けられ、これ
    らシリンジ本体は、前記相対移動方向に沿う複数列に亘
    って配置される一方、前記各ノズルの吐出部は、略同一
    直線上に並んで配置されることを特徴とする請求項1〜
    4の何れかに記載の材料塗布装置。
JP2000076358A 2000-03-14 2000-03-14 材料塗布装置 Withdrawn JP2001259499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000076358A JP2001259499A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 材料塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000076358A JP2001259499A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 材料塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001259499A true JP2001259499A (ja) 2001-09-25

Family

ID=18594116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000076358A Withdrawn JP2001259499A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 材料塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001259499A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005313171A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Nordson Corp 塗布装置から加工物上に吐出される流体の配置を調節する方法
KR100617372B1 (ko) 2005-04-14 2006-08-28 (주)에이원이노텍 휴대폰의 키패드 버튼 접착을 위한 프라이머 도포용지그장치
JP2007301535A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Yamaguchi Giken:Kk 接着材塗布装置
WO2008152993A1 (ja) * 2007-06-13 2008-12-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 燃料電池用電極材料接合体の製造装置および製造方法、燃料電池
JP2009038040A (ja) * 2008-10-20 2009-02-19 Toyota Motor Corp 燃料電池用電極材料接合体の製造装置および製造方法、燃料電池用電極材料接合体、燃料電池
JP2009095690A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Hitachi Plant Technologies Ltd インクジェットヘッド装置
JP2009132070A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Kishu Giken Kogyo Kk ノズルヘッド
JP2009183914A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Central Glass Co Ltd 塗布液の塗布装置および塗布方法
JP2009247994A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Central Glass Co Ltd 塗布液の塗布装置
US20100310778A1 (en) * 2008-02-08 2010-12-09 Central Glass Company, Limited Apparatus and Method of Applying a Coating Solution
US20110103864A1 (en) * 2009-04-24 2011-05-05 Institute Of Electrical Engineering Chinese Academy Of Sciences Braille printing device
KR20200072229A (ko) * 2018-12-12 2020-06-22 (주)세경하이테크 휴대폰 글라스의 곡면 에지 코팅 장치 및 그 방법
JP2021102183A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 Kne株式会社 液剤塗布ヘッドおよび液剤塗布装置
KR102439000B1 (ko) * 2021-03-22 2022-09-02 주식회사 대경 김발장용 접착제 도포기
WO2024053025A1 (ja) * 2022-09-07 2024-03-14 株式会社日立ハイテク 分注機および分析装置

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005313171A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Nordson Corp 塗布装置から加工物上に吐出される流体の配置を調節する方法
US8334023B2 (en) 2004-04-30 2012-12-18 Nordson Corporation Methods for regulating the placement of fluid dispensed from an applicator onto a workpiece
KR100617372B1 (ko) 2005-04-14 2006-08-28 (주)에이원이노텍 휴대폰의 키패드 버튼 접착을 위한 프라이머 도포용지그장치
JP2007301535A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Yamaguchi Giken:Kk 接着材塗布装置
JP4723417B2 (ja) * 2006-05-15 2011-07-13 株式会社山口技研 接着材塗布装置
WO2008152993A1 (ja) * 2007-06-13 2008-12-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 燃料電池用電極材料接合体の製造装置および製造方法、燃料電池
JP2009095690A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Hitachi Plant Technologies Ltd インクジェットヘッド装置
JP2009132070A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Kishu Giken Kogyo Kk ノズルヘッド
JP4701229B2 (ja) * 2007-11-30 2011-06-15 紀州技研工業株式会社 ノズルヘッド
US20100310778A1 (en) * 2008-02-08 2010-12-09 Central Glass Company, Limited Apparatus and Method of Applying a Coating Solution
JP2009183914A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Central Glass Co Ltd 塗布液の塗布装置および塗布方法
US8561571B2 (en) 2008-02-08 2013-10-22 Central Glass Company, Limited Apparatus and method of applying a coating solution
JP2009247994A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Central Glass Co Ltd 塗布液の塗布装置
JP2009038040A (ja) * 2008-10-20 2009-02-19 Toyota Motor Corp 燃料電池用電極材料接合体の製造装置および製造方法、燃料電池用電極材料接合体、燃料電池
US20110103864A1 (en) * 2009-04-24 2011-05-05 Institute Of Electrical Engineering Chinese Academy Of Sciences Braille printing device
KR20200072229A (ko) * 2018-12-12 2020-06-22 (주)세경하이테크 휴대폰 글라스의 곡면 에지 코팅 장치 및 그 방법
KR102214916B1 (ko) * 2018-12-12 2021-02-10 (주)세경하이테크 휴대폰 글라스의 곡면 에지 코팅 장치 및 그 방법
JP2021102183A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 Kne株式会社 液剤塗布ヘッドおよび液剤塗布装置
JP7304628B2 (ja) 2019-12-25 2023-07-07 Kne株式会社 液剤塗布ヘッドおよび液剤塗布装置
KR102439000B1 (ko) * 2021-03-22 2022-09-02 주식회사 대경 김발장용 접착제 도포기
WO2024053025A1 (ja) * 2022-09-07 2024-03-14 株式会社日立ハイテク 分注機および分析装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001259499A (ja) 材料塗布装置
JP4852257B2 (ja) 溶液の塗布装置及び塗布方法
TWI473662B (zh) Liquid material coating device, coating method and memory of the program memory media
EP2248597A1 (en) Device and method for applying application liquid
KR100644502B1 (ko) 점성재료 도포장치
JP2013150946A (ja) ウエブ塗布装置
EP3663006A1 (en) Adhesive applicator and inkjet image forming apparatus
KR101827579B1 (ko) 기판 처리 장치 및 처리액 공급방법
WO2006003876A1 (ja) 基板塗布装置
JP3973209B2 (ja) 液状物質滴下装置及び方法
KR100948661B1 (ko) 차량용 필터 캡의 접착제 도포장치
JP3645586B2 (ja) 処理液塗布装置
JP6860357B2 (ja) 塗布装置および塗布方法
JP4116132B2 (ja) 液体塗布装置及び塗布体の製造方法
JP3487655B2 (ja) 処理液塗布装置
KR20220135342A (ko) 잉크젯 프린팅 프로세스의 제어 방법
JPH1057867A (ja) ペースト材料吐出装置
JPH08150359A (ja) 処理液塗布装置
JP3672377B2 (ja) 基板処理装置
JP6779682B2 (ja) 塗布装置及び塗布方法
JPH0999268A (ja) 液体塗布方法
JP3840238B2 (ja) 処理液塗布装置
JP2021000776A (ja) 筆記具用のパッド印刷方法およびパッド印刷装置
JP3676473B2 (ja) 塗布装置及び塗布方法
JPH10209632A (ja) 部品実装システムにおけるディスペンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605