JP2001259490A - 塗装ガン洗浄具及び塗装ガン洗浄装置 - Google Patents
塗装ガン洗浄具及び塗装ガン洗浄装置Info
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】レシプロ塗装に使用する塗装ガンを良好に洗浄
できる塗装ガン洗浄装置を提供する。 【解決手段】被塗装物を走行させる搬送コンベア1上の
空間に塗装ガン3をコンベアを横断する方向に往復動可
能に設け、その往復動範囲の片端側外部に、上記の円筒
型ブラシ41を有する正逆回転の塗装ガン洗浄具をア−
ム54により支持し、洗浄時に、前記往復動範囲の片端
より外側の位置において塗装ガン先端部に円筒形ブラシ
を当接させるように、上記ア−ム54を回動させる回動
機構を設けた。
できる塗装ガン洗浄装置を提供する。 【解決手段】被塗装物を走行させる搬送コンベア1上の
空間に塗装ガン3をコンベアを横断する方向に往復動可
能に設け、その往復動範囲の片端側外部に、上記の円筒
型ブラシ41を有する正逆回転の塗装ガン洗浄具をア−
ム54により支持し、洗浄時に、前記往復動範囲の片端
より外側の位置において塗装ガン先端部に円筒形ブラシ
を当接させるように、上記ア−ム54を回動させる回動
機構を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レシプロ塗装にお
ける塗装ガンの洗浄具及び洗浄装置に関するものであ
る。
ける塗装ガンの洗浄具及び洗浄装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】塗装時に、塗装ガンの噴射ノズルや噴霧
エア−吐出口、パタ−ンエア−吐出口やそれらの周囲に
塗料詰まりや付着が発生すると、塗装ムラ等の原因とな
るので、適時、塗装ガンの先端部を洗浄する必要があ
る。従来、塗装ガン用洗浄装置には、洗浄液噴射方式や
ブラシ方式が知られている。
エア−吐出口、パタ−ンエア−吐出口やそれらの周囲に
塗料詰まりや付着が発生すると、塗装ムラ等の原因とな
るので、適時、塗装ガンの先端部を洗浄する必要があ
る。従来、塗装ガン用洗浄装置には、洗浄液噴射方式や
ブラシ方式が知られている。
【0003】洗浄液噴射方式は、洗浄液をエア−ブロ−
で噴射させる方式であり、通常、塗装ガンを包囲するケ
−スを具備させ、洗浄廃液をケ−ス内から回収タンクに
集めて回収している(例えば、特開平8−141455
号公報参照)。ブラシ方式は、塗装ガン先端部の塗料ノ
ズルにブラシを当接し、このブラシを往復動させてノズ
ルをブラシで擦る方式である(例えば、特開平10−3
4041号公報参照)。
で噴射させる方式であり、通常、塗装ガンを包囲するケ
−スを具備させ、洗浄廃液をケ−ス内から回収タンクに
集めて回収している(例えば、特開平8−141455
号公報参照)。ブラシ方式は、塗装ガン先端部の塗料ノ
ズルにブラシを当接し、このブラシを往復動させてノズ
ルをブラシで擦る方式である(例えば、特開平10−3
4041号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】塗装方式として、ワ−
クを走行させる搬送コンベア上の空間を横断してレシプ
ロケ−タを架設し、このレシプロケ−タで塗装ガンを往
復動させて搬送コンベア上の走行ワ−クを塗装していく
方式がある。このレシプロ塗装方式では、ロボット塗装
方式とは異なり、塗装ガンがレシプロケ−タに装着され
ており、その塗装ガンの可動範囲が限定されているの
で、塗装ガンを洗浄装置にまで移して塗装ガンの洗浄を
行うことが難しく、塗装ガン洗浄手段を塗装ガンに向け
て移動させる方式を採らざるを得ない。
クを走行させる搬送コンベア上の空間を横断してレシプ
ロケ−タを架設し、このレシプロケ−タで塗装ガンを往
復動させて搬送コンベア上の走行ワ−クを塗装していく
方式がある。このレシプロ塗装方式では、ロボット塗装
方式とは異なり、塗装ガンがレシプロケ−タに装着され
ており、その塗装ガンの可動範囲が限定されているの
で、塗装ガンを洗浄装置にまで移して塗装ガンの洗浄を
行うことが難しく、塗装ガン洗浄手段を塗装ガンに向け
て移動させる方式を採らざるを得ない。
【0005】而るに、上記の洗浄液噴射式の洗浄装置で
は、ケ−スやブロワ−を備え大型であり、塗装ガンに向
けて移動させることは容易ではなく、レシプロ塗装での
塗装ガンの洗浄には適さない。また、水では固着した塗
料に対して充分な洗浄効果を得難いという不利もある。
上記ブラシ方式では、塗装ガンに向け容易に移動させ得
ても、塗装ガン先端部の塗料ノズルのみにブラシを当接
して付着固化塗料を剥離除去しており、塗装ガン先端部
が実質上、開放状態とされるので、剥離された固化塗料
カスが被塗装物に向け飛散してワ−クの塗装不良が招来
される畏れがある。更に、ブラシを直線往復運動させて
いるので、ブラシ動作速度を高速化し難く、充分な洗浄
効果を期待し難い不利もある。
は、ケ−スやブロワ−を備え大型であり、塗装ガンに向
けて移動させることは容易ではなく、レシプロ塗装での
塗装ガンの洗浄には適さない。また、水では固着した塗
料に対して充分な洗浄効果を得難いという不利もある。
上記ブラシ方式では、塗装ガンに向け容易に移動させ得
ても、塗装ガン先端部の塗料ノズルのみにブラシを当接
して付着固化塗料を剥離除去しており、塗装ガン先端部
が実質上、開放状態とされるので、剥離された固化塗料
カスが被塗装物に向け飛散してワ−クの塗装不良が招来
される畏れがある。更に、ブラシを直線往復運動させて
いるので、ブラシ動作速度を高速化し難く、充分な洗浄
効果を期待し難い不利もある。
【0006】本発明の目的は、レシプロ塗装に使用する
塗装ガンを良好に洗浄できる塗装ガン洗浄具及び塗装ガ
ン洗浄装置を提供することにある。
塗装ガンを良好に洗浄できる塗装ガン洗浄具及び塗装ガ
ン洗浄装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る塗装ガン洗
浄具は、外径及び長さが塗装ガン先端の口径よりも大と
された円筒形ブラシを回転駆動軸に取付けたことを特徴
とする構成であり、回転駆動軸は、正逆回転可能とする
ことが洗浄機能上、より好ましい。本発明に係る塗装ガ
ン洗浄装置は、被塗装物を走行させる搬送コンベア上の
空間に塗装ガンをコンベアを横断する方向に往復動可能
に設け、その往復動範囲の片端側外部に、上記の塗装ガ
ン洗浄具をア−ムにより支持し、洗浄時に、前記往復動
範囲の片端より外側の位置において塗装ガン先端部に円
筒形ブラシを当接させるように、上記ア−ムを回動させ
る回動機構を設けたことを特徴とする構成である。
浄具は、外径及び長さが塗装ガン先端の口径よりも大と
された円筒形ブラシを回転駆動軸に取付けたことを特徴
とする構成であり、回転駆動軸は、正逆回転可能とする
ことが洗浄機能上、より好ましい。本発明に係る塗装ガ
ン洗浄装置は、被塗装物を走行させる搬送コンベア上の
空間に塗装ガンをコンベアを横断する方向に往復動可能
に設け、その往復動範囲の片端側外部に、上記の塗装ガ
ン洗浄具をア−ムにより支持し、洗浄時に、前記往復動
範囲の片端より外側の位置において塗装ガン先端部に円
筒形ブラシを当接させるように、上記ア−ムを回動させ
る回動機構を設けたことを特徴とする構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
係る塗装ガン洗浄具及び塗装ガン洗浄装置の実施の形態
について説明する。図1は本発明の一実施例に係る塗装
ガン洗浄装置を設置したレシプロ塗装装置を示してい
る。図1において、1はワ−ク走行用の搬送コンベア、
例えばチェ−ンコンベアであり、その走行方向は紙面に
対し垂直な方向である。2は搬送コンベア1上の空間に
搬送コンベア1を横断して架設したレシプロケ−タであ
り、後述するように、塗装ガンを、その洗浄時に搬送コ
ンベア上を外れた洗浄場所に位置させるように、搬送コ
ンベア巾に較べて長く設定してある。3は塗装ガンを示
し、前記レシプロケ−タ2に往復動可能に懸架してあ
り、図示の実施例では、二個の塗装ガンを用いている。
この塗装ガン3は、例えば、エア−スプレ−方式であ
り、先端部に塗料ノズル、噴霧エア−吐出口及びパタ−
ンエア−吐出口等を有し、塗装ガン3と塗料供給装置3
1との間、塗装ガン3と圧縮空気源32(エア−コンプ
レッサ−)との間をそれぞれ可撓性チュ−ブ310,3
20で連結してある。
係る塗装ガン洗浄具及び塗装ガン洗浄装置の実施の形態
について説明する。図1は本発明の一実施例に係る塗装
ガン洗浄装置を設置したレシプロ塗装装置を示してい
る。図1において、1はワ−ク走行用の搬送コンベア、
例えばチェ−ンコンベアであり、その走行方向は紙面に
対し垂直な方向である。2は搬送コンベア1上の空間に
搬送コンベア1を横断して架設したレシプロケ−タであ
り、後述するように、塗装ガンを、その洗浄時に搬送コ
ンベア上を外れた洗浄場所に位置させるように、搬送コ
ンベア巾に較べて長く設定してある。3は塗装ガンを示
し、前記レシプロケ−タ2に往復動可能に懸架してあ
り、図示の実施例では、二個の塗装ガンを用いている。
この塗装ガン3は、例えば、エア−スプレ−方式であ
り、先端部に塗料ノズル、噴霧エア−吐出口及びパタ−
ンエア−吐出口等を有し、塗装ガン3と塗料供給装置3
1との間、塗装ガン3と圧縮空気源32(エア−コンプ
レッサ−)との間をそれぞれ可撓性チュ−ブ310,3
20で連結してある。
【0009】Aは本発明に係る塗装ガン洗浄装置を示し
ている。aは本発明に係る塗装ガン洗浄具であり、外径
及び長さが塗装ガン先端の口径dよりも大とした円筒形
ブラシ41を正逆回転駆動軸42に取付けてあり、円筒
形ブラシ41の個数を上記塗装ガン3の個数に対応して
二個としてある。420は駆動軸42を正逆回転させる
ためのエア−モ−タである。51は回転支持軸であり、
図示されていないフレ−ムの軸受に支持し、クランクシ
ャフト52を介しエア−シリンダ−53のロッド530
に連結してエア−シリンダ−53の往復動で正逆回転さ
せるようにしてあり、前記塗装ガン洗浄具aをア−ム5
4によって回転支持軸51に結着してある。55は前記
エア−モ−タ420及びエア−シリンダ−53に対する
圧縮エア源である。5は前記ア−ム54、回転支持軸5
1、クランクシャフト530、エア−シリンダ−53及
び圧縮エア源55等から構成された回動機構を示し、図
2に示すように、圧縮エア源55によるエア−シリンダ
−ロッド530のn方向運動によってア−ム54がn方
向に回動されて各円筒形ブラシ41が、洗浄位置に停止
された各塗装ガン3の先端部に当接され、同ロッド53
0のm方向運動によってア−ム54がm方向に回動され
て前記円筒形ブラシ41が塗装ガン3の先端部から退避
される。
ている。aは本発明に係る塗装ガン洗浄具であり、外径
及び長さが塗装ガン先端の口径dよりも大とした円筒形
ブラシ41を正逆回転駆動軸42に取付けてあり、円筒
形ブラシ41の個数を上記塗装ガン3の個数に対応して
二個としてある。420は駆動軸42を正逆回転させる
ためのエア−モ−タである。51は回転支持軸であり、
図示されていないフレ−ムの軸受に支持し、クランクシ
ャフト52を介しエア−シリンダ−53のロッド530
に連結してエア−シリンダ−53の往復動で正逆回転さ
せるようにしてあり、前記塗装ガン洗浄具aをア−ム5
4によって回転支持軸51に結着してある。55は前記
エア−モ−タ420及びエア−シリンダ−53に対する
圧縮エア源である。5は前記ア−ム54、回転支持軸5
1、クランクシャフト530、エア−シリンダ−53及
び圧縮エア源55等から構成された回動機構を示し、図
2に示すように、圧縮エア源55によるエア−シリンダ
−ロッド530のn方向運動によってア−ム54がn方
向に回動されて各円筒形ブラシ41が、洗浄位置に停止
された各塗装ガン3の先端部に当接され、同ロッド53
0のm方向運動によってア−ム54がm方向に回動され
て前記円筒形ブラシ41が塗装ガン3の先端部から退避
される。
【0010】上記において、塗装中は、ア−ム54をm
方向に回動させ、円筒形ブラシ41を搬送コンベア1よ
り離れた位置に退避させ、レシプロケ−タ2により塗装
ガン3を所定の往復動範囲内を往復動させると共に搬送
コンベアを走行させて搬送コンベア上のワ−クを塗装し
ていく。
方向に回動させ、円筒形ブラシ41を搬送コンベア1よ
り離れた位置に退避させ、レシプロケ−タ2により塗装
ガン3を所定の往復動範囲内を往復動させると共に搬送
コンベアを走行させて搬送コンベア上のワ−クを塗装し
ていく。
【0011】図3は塗装ガンの往復動範囲Bと搬送コン
ベア1との平面的な位置関係を示し、点線はコンベア搬
送面における塗装ガンの軌跡を示している。塗装ガンの
洗浄を行うには、まず、塗装を停止し、すなわち、塗装
ガンへの塗料の供給とエアの圧送を停止すると共に搬送
コンベアを走行停止させたうえで、図2に示すように、
塗装ガン3を塗装時のレシプロ往復動範囲Bの片端より
外側の洗浄位置に移行・停止させる。ついで、エア−シ
リンダ−53でア−ムを回動させて各円筒形ブラシ41
を各塗装ガン3の先端部に当接させ、エア−モ−タ42
0で円筒形ブラシ41を正転・逆転交互の繰返しにより
回転させ、各塗装ガン3の先端部を洗浄していく。
ベア1との平面的な位置関係を示し、点線はコンベア搬
送面における塗装ガンの軌跡を示している。塗装ガンの
洗浄を行うには、まず、塗装を停止し、すなわち、塗装
ガンへの塗料の供給とエアの圧送を停止すると共に搬送
コンベアを走行停止させたうえで、図2に示すように、
塗装ガン3を塗装時のレシプロ往復動範囲Bの片端より
外側の洗浄位置に移行・停止させる。ついで、エア−シ
リンダ−53でア−ムを回動させて各円筒形ブラシ41
を各塗装ガン3の先端部に当接させ、エア−モ−タ42
0で円筒形ブラシ41を正転・逆転交互の繰返しにより
回転させ、各塗装ガン3の先端部を洗浄していく。
【0012】図4は、円筒形ブラシ41による塗装ガン
先端部30の洗浄状態を示し、円筒形ブラシ41の外径
及び長さを塗装ガン先端の口径dよりも大としてあるか
ら、塗装ガン先端部30を円筒形ブラシ41で塞いだ状
態でブラッシングでき、剥離された固化塗料屑が塗装ガ
ン先端から外部に逸散するのをよく防止してブラシの密
殖繊維間にトラップできる。
先端部30の洗浄状態を示し、円筒形ブラシ41の外径
及び長さを塗装ガン先端の口径dよりも大としてあるか
ら、塗装ガン先端部30を円筒形ブラシ41で塞いだ状
態でブラッシングでき、剥離された固化塗料屑が塗装ガ
ン先端から外部に逸散するのをよく防止してブラシの密
殖繊維間にトラップできる。
【0013】上記円筒形ブラシのブラシ材質には、ナイ
ロン樹脂やポリプロピレン樹脂を使用でき、繊維長さは
20mm〜60mm程度とすることが好ましい。洗浄時
間は、洗浄頻度により異なるが、通常、円筒形ブラシの
回転速度が300〜500rpmとされ、正転・逆転の
交互繰返が1〜2秒の切替えで行なわれ、15〜20秒
間程度洗浄される。
ロン樹脂やポリプロピレン樹脂を使用でき、繊維長さは
20mm〜60mm程度とすることが好ましい。洗浄時
間は、洗浄頻度により異なるが、通常、円筒形ブラシの
回転速度が300〜500rpmとされ、正転・逆転の
交互繰返が1〜2秒の切替えで行なわれ、15〜20秒
間程度洗浄される。
【0014】上記において、塗装ガンの稼働時間をタイ
マ−でカウントし、ガン洗浄時間になると、塗装ガンを
レシプロ往復動範囲の片端より外側の洗浄位置に自動的
に移行・停止させ、その後の円筒形ブラシの塗装ガンへ
の当接、円筒形ブラシの正転・逆転交互の繰返しを自動
的に行わせ、所定の洗浄時間が経過すると、円筒形ブラ
シの回転停止と退避を自動的に行わせ、搬送コンベアの
再駆動及び塗装ガンの再往復駆動を自動的に行わせて洗
浄を自動化することができる。
マ−でカウントし、ガン洗浄時間になると、塗装ガンを
レシプロ往復動範囲の片端より外側の洗浄位置に自動的
に移行・停止させ、その後の円筒形ブラシの塗装ガンへ
の当接、円筒形ブラシの正転・逆転交互の繰返しを自動
的に行わせ、所定の洗浄時間が経過すると、円筒形ブラ
シの回転停止と退避を自動的に行わせ、搬送コンベアの
再駆動及び塗装ガンの再往復駆動を自動的に行わせて洗
浄を自動化することができる。
【0015】図3において、Eは塗装ガンによる塗装パ
タ−ンの一例を示し、塗装ガンの個数や配置方向により
塗装パタ−ンの巾や向きを変えることができ、この塗装
ガンの個数や配置方向に応じて塗装ガンの個数や配置方
向も変えられ、この変更された塗装ガンの個数や配置方
向のもとでも各円筒形ブラシを塗装ガンに確実に当接さ
せるように、前記ア−ム54に長さ及び方向調節手段を
設けることもできる。
タ−ンの一例を示し、塗装ガンの個数や配置方向により
塗装パタ−ンの巾や向きを変えることができ、この塗装
ガンの個数や配置方向に応じて塗装ガンの個数や配置方
向も変えられ、この変更された塗装ガンの個数や配置方
向のもとでも各円筒形ブラシを塗装ガンに確実に当接さ
せるように、前記ア−ム54に長さ及び方向調節手段を
設けることもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る塗装ガン洗浄具は、ブラシ
方式であっても、塗装ガン先端部を実質的にブラシで塞
いだ状態でブラシ洗浄できるから、剥離固化塗料カスが
塗装ガン先端の外部に飛散するのをよく防止できる。ま
た、円筒形ブラシの高速回転により、直線的な往復動の
ブラシよりもブラシ摺動速度を高速にできる。更に、正
転・逆転の交互繰返をさせれば、洗浄面に対し双方向か
ら洗浄できるから、洗浄効率の向上が期待できる。特
に、実施例のものでは、正転・逆転の交互繰返をエア−
モ−タで行っているので、空気圧調整により容易に回転
数を調整でき、また、円筒形ブラシ個数を複数個として
いるので、複数個の塗装ガンを同時に洗浄できる有利性
もある。
方式であっても、塗装ガン先端部を実質的にブラシで塞
いだ状態でブラシ洗浄できるから、剥離固化塗料カスが
塗装ガン先端の外部に飛散するのをよく防止できる。ま
た、円筒形ブラシの高速回転により、直線的な往復動の
ブラシよりもブラシ摺動速度を高速にできる。更に、正
転・逆転の交互繰返をさせれば、洗浄面に対し双方向か
ら洗浄できるから、洗浄効率の向上が期待できる。特
に、実施例のものでは、正転・逆転の交互繰返をエア−
モ−タで行っているので、空気圧調整により容易に回転
数を調整でき、また、円筒形ブラシ個数を複数個として
いるので、複数個の塗装ガンを同時に洗浄できる有利性
もある。
【0017】本発明に係る塗装ガン洗浄装置は、洗浄時
に、塗装ガンを塗装時の往復動範囲の片端より外側の洗
浄位置に停止させ、この停止塗装ガン先端部に円筒形ブ
ラシを当接させて洗浄を行う構成であり、ワ−ク搬送コ
ンベア上空間から外れた位置で洗浄を行うことができる
から、前記し剥離固化塗料カスの飛散抑制と相俟って、
ワ−クへの剥離固化塗料カスの付着をよく防止して良品
質の塗装を保証できる。また、塗装中は、円筒形ブラシ
を塗装ガンの往復動範囲より隔離した場所に退避させる
ことができるから、塗装時に発生する塗料ミストによる
ブラシの汚れをよく防止できる。勿論、洗浄液を使用し
なくてもすむから、洗浄液の供給装置やエアブロ−装置
や洗浄廃液処理装置が不要であり、機構が簡易で、設備
コストも低廉であって、洗浄液噴射方式に較べ機構的、
経済的に有利である。
に、塗装ガンを塗装時の往復動範囲の片端より外側の洗
浄位置に停止させ、この停止塗装ガン先端部に円筒形ブ
ラシを当接させて洗浄を行う構成であり、ワ−ク搬送コ
ンベア上空間から外れた位置で洗浄を行うことができる
から、前記し剥離固化塗料カスの飛散抑制と相俟って、
ワ−クへの剥離固化塗料カスの付着をよく防止して良品
質の塗装を保証できる。また、塗装中は、円筒形ブラシ
を塗装ガンの往復動範囲より隔離した場所に退避させる
ことができるから、塗装時に発生する塗料ミストによる
ブラシの汚れをよく防止できる。勿論、洗浄液を使用し
なくてもすむから、洗浄液の供給装置やエアブロ−装置
や洗浄廃液処理装置が不要であり、機構が簡易で、設備
コストも低廉であって、洗浄液噴射方式に較べ機構的、
経済的に有利である。
【図1】本発明に係る塗装ガン洗浄装置を設置したレシ
プロ塗装装置を示す図面である。
プロ塗装装置を示す図面である。
【図2】本発明に係る塗装ガン洗浄装置の作動状態を示
す図面である。
す図面である。
【図3】レシプロ塗装を示すための図面である。
【図4】本発明に係る塗装ガン洗浄具による塗装ガン先
端部の洗浄状態を示す図面である。
端部の洗浄状態を示す図面である。
1 搬送コンベア 2 レシプロケ−タ− 3 塗装ガン 41 円筒形ブラシ 42 正逆回転駆動軸 5 回動機構
Claims (3)
- 【請求項1】外径及び長さが塗装ガン先端の口径よりも
大とされた円筒形ブラシを回転駆動軸に取付けたことを
特徴とする塗装ガン洗浄具。 - 【請求項2】回転駆動軸が正逆回転可能であることを特
徴とする請求項1記載の塗装ガン洗浄具。 - 【請求項3】被塗装物を走行させる搬送コンベア上の空
間に塗装ガンをコンベアを横断する方向に往復動可能に
設け、その往復動範囲の片端側外部に、請求項1記載の
塗装ガン洗浄具をア−ムにより支持し、洗浄時に、前記
往復動範囲の片端より外側の位置において塗装ガン先端
部に円筒形ブラシを当接させるように、上記ア−ムを回
動させる回動機構を設けたことを特徴とする塗装ガン洗
浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000082500A JP2001259490A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 塗装ガン洗浄具及び塗装ガン洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000082500A JP2001259490A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 塗装ガン洗浄具及び塗装ガン洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001259490A true JP2001259490A (ja) | 2001-09-25 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016203041A (ja) * | 2015-04-16 | 2016-12-08 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 溶射装置及び溶射方法 |
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2000
- 2000-03-23 JP JP2000082500A patent/JP2001259490A/ja active Pending
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