JP2001258328A - 野菜移植機 - Google Patents

野菜移植機

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JP2001258328A
JP2001258328A JP2000073741A JP2000073741A JP2001258328A JP 2001258328 A JP2001258328 A JP 2001258328A JP 2000073741 A JP2000073741 A JP 2000073741A JP 2000073741 A JP2000073741 A JP 2000073741A JP 2001258328 A JP2001258328 A JP 2001258328A
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智洋 竹山
Shuichi Shimizu
修一 清水
Toshiro Wada
俊郎 和田
Yozo Ogaki
洋三 大垣
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータリケースに取付けた苗取出爪に
よって苗載台の苗を取出す野菜移植機において、苗取出
爪を適正に運動させて良好な苗取出しを可能とさせる。 【解決手段】 ロータリケース(34)の両端に2つ
の苗取出爪(23)を取付けて、ロータリケース(3
4)の1回転中に苗載台(21)より2株分の苗(N)
を取出して苗(N)の植付けを行う移植部(16)を設
け、ロータリケース(34)に回動自在に苗取出爪(2
3)の爪ケース(36)を支持させると共に、苗取出爪
(23)の苗取姿勢を変更させる爪ガイド(77)を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は苗トレイから1株分
の玉ネギ、葉ネギ、白ネギなどの野菜苗を取出して圃場
に植付けるようにした野菜移植機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、苗載台の苗トレ
イから1つの苗取出爪によって取出した苗を1つの苗植
付爪に受継いで1条分の苗植付けを行っているが、これ
ら爪の作業速度には限界があって速くできないため、玉
ネギなどのような植付株間(8〜10cm)の短い作物
の場合、車速を遅くして(例えば0.2m/s前後)植
付株間の短い作物に対応させる必要があるなどして、作
業能率が極めて悪いという不都合があった。
【0003】このため、同一軌跡上で180度位相を異
ならせる2つの苗取出爪を設け、これら2つの苗取出爪
を1組として1条分の苗取出しを行って従来の1つの苗
取出爪による1回の苗取動作に対し2回の苗取りを行っ
て車速を一定とさせた場合には従来より苗取速度を増速
させ、また植付株間を一定とさせた場合には車速を増速
させて苗取り作業の能率向上化を図っているが、偏心ギ
ヤのみを用いて苗取出爪の首振りを行う構造の場合、苗
取出爪の苗放出時の方向が上向きとなって、苗放出時の
方向を下向きとした適正な苗取運動が行えないという不
都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、ロ
ータリケースの両端に2つの苗取出爪を取付けて、ロー
タリケースの1回転中に苗載台より2株分の苗を取出し
て苗の植付けを行う移植部を設け、ロータリケースに回
動自在に苗取出爪の爪ケースを支持させると共に、苗取
出爪の苗取姿勢を変更させる爪ガイドを設けて、苗取出
爪が苗載台の苗トレイより上向き姿勢で苗を取出してか
ら下向き姿勢で苗植付爪に受継ぐまでの良好な運動を容
易に可能とさせて、苗取出精度を向上させるものであ
る。
【0005】また、ロータリケースと爪ケース間に回動
規制バネを介設して、規制バネ力で苗取出爪の回動を規
制し定位置に苗取出爪を保持させて、規制バネ力による
苗取出爪の回動規制時には不等速ギヤを介する苗取出爪
の上向き方向の首振り動作によって苗トレイから苗をス
ムーズに引抜いて検出して、苗取出爪の苗取出精度を向
上させるものである。
【0006】さらに、爪ケースに設けたガイドローラを
爪ガイドに当接させ、規制バネに抗し苗取出爪を回動さ
せて苗取り姿勢を変更させて、苗トレイからの苗を挾持
する苗取出爪を爪ガイドによって強制的に下向き方向に
回動して苗植付爪に適正に受継ぎさせて、苗植付爪への
受継ぎ性を向上させるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1は移植機の全体側面図、図2は同全
体平面図、図3は移植部の側面説明図、図4は移植部の
平面説明図であり、図中(1)はエンジン(2)を搭載
する移動機体、(3)は前後スライドフレーム(4)
(5)に機体(1)を左右スライド自在に支持する固定
フレーム、(6)はスライドアーム(7)を介して機体
(1)をスライド動作させる油圧式スライドシリンダ、
(8)はミッションケース(9)からの駆動横軸(1
0)に左右伝動ケース(11)を介し上下揺動自在に支
持する左右の後車輪、(12)は前記固定フレーム
(3)の前端側にアクスルフレーム(13)を介し上下
揺動自在に支持する左右の前車輪、(14)は固定フレ
ーム(3)後端側のスイング軸(15)を介し前後車輪
(12)(8)を上下揺動させる油圧式スイングシリン
ダ、(16)は機体(1)の後方にシャーシフレーム
(17)を介し装設する移植部である苗供給装置、(1
8)は左右の後車輪(8)間に装設してミッションケー
ス(9)に植付駆動ケース(19)を介して連結させる
苗植付装置、(20)は畝面(M)を鎮圧する左右1対
の鎮圧ローラであり、前記苗供給装置(16)の左右往
復移動する苗載台(21)上の苗トレイ(22)より1
株分のポット苗(N)を箸形苗取出爪(23)でもって
取出し、この取出されたポット苗(N)を前記苗植付装
置(18)のマルチカッタ(24)と連動して上下動す
るホッパ開孔形苗植付爪(25)に放出供給して、操向
ハンドル(26)操作による機体(1)の走行中畝面
(M)に一定間隔毎のポット苗(N)の植付け(移植)
を行うように構成すると共に、機体(1)の左右スライ
ド調節によって植付条位置の変更などを行うように構成
している。
【0008】また、(27)は前記スイングシリンダ
(14)を動作させて機体(1)を昇降操作する昇降レ
バー、(28)は植付クラッチの入切を行う植付クラッ
チレバー、(29)は走行速度を変速する主変速レバ
ー、(30)は機体(1)を左右方向に位置調節するス
ライド調節レバー、(31)は左右後車輪(8)の駆動
を停止させて機体(1)を旋回操作する左右サイドクラ
ッチレバーである。
【0009】図3乃至図4に示す如く、前記苗取出爪
(23)及び苗植付爪(25)は、1つの苗載台(2
1)の苗トレイ(22)に対し一定の間隔を有して左右
に並設させ、同位相駆動して1つの苗トレイ(22)か
ら2条分の苗取りと同時2条の苗植付けを行うと共に、
各苗取出爪(23)及び苗植付爪(25)における各1
条分の同一爪運動軌跡(A)(B)上で180度位相を
異ならせて、1つの運動軌跡(A)(B)中で2回の苗
取り及び苗植付けを行うように設けて、苗取速度及び苗
植付速度を略2倍に増速させるように構成している。
【0010】図5乃至図20に示す如く、前記苗取出爪
(23)は、前記シャーシフレーム(17)の固定ブラ
ケット(32)に位相調節板(33)を固定させ、一方
向に等速回転させるロータリケース(34)を取出爪駆
動軸(35)を介して調節板(33)に支持させ、駆動
軸(35)を中心としたロータリケース(34)の18
0度対称位置に2つの爪ケース(36)の基端爪ケース
軸(37)を取付け、これら爪ケース(36)の先端に
苗取出爪(23)をそれぞれ取付けている。
【0011】また、前記ロータリケース(34)内の取
出爪駆動軸(35)にサンギヤ(38)を遊嵌させ、調
節板(33)にサンギヤ(38)を位相調節自在に固定
させると共に、サンギヤ(38)と同一歯数のアイドル
ギヤ(39)及びプラネタリギヤ(40)を中間軸(4
1)及びケース軸(37)を介してロータリケース(3
4)内に支持させるもので、各ギヤ(38)(39)
(40)を不等速ギヤに設け、中央のサンギヤ(38)
に2つのアイドルギヤ(39)を介し2つのプラネタリ
ギヤ(40)を一列且つ対称に常噛させ、ロータリケー
ス(34)の等速1回転中に同一爪運動軌跡(A)で1
80度位相を異ならせて、交互に苗トレイ(22)より
2株分の苗(N)の取出しを行うように構成している。
【0012】さらに、前記苗取出爪(23)を左右に開
閉する爪開閉カム(42)を爪ケース(36)に設ける
もので、爪ケース軸(37)を貫挿させロータリケース
(34)に位置調節自在に固定させる駆動カム軸(4
3)に開閉カム(42)を連結させると共に、L形の爪
ケース(36)先端側で開閉ロッド(44)(45)を
中心として苗取出爪(23)の左右爪体(23a)(2
3b)を開閉する左右開閉アーム(46)(47)に従
動カム(48)及び揺動板(49)を介し開閉カム(4
2)を連結させている。前記従動カム(48)は爪ケー
ス(36)内で従動カム軸(50)に基端を固定させ、
先端一側の開閉カム部(48a)を開閉カム(42)の
外周カム面(42a)に摺接させ、爪ケース(36)外
側に突出させるカム軸(50)の軸端にL形の揺動板
(49)基端を固定させ、左右方向にL形状に折曲げる
揺動板(49)の先端折曲部(49a)に突出高さ調節
自在に調節ネジ軸(51)を取付け、開閉アーム(4
7)の他端側に折曲形成する開閉部(47a)に前記ネ
ジ軸(51)の下端先端部(51a)を当接させるよう
に構成している。
【0013】また、前記開閉アーム(46)(47)は
開閉ロッド(44)(45)に固定させ、一方のアーム
(46)に形成する半円形係合凸部(46a)と他方の
アーム(47)に形成する半円形係合凹部(47a)と
を係合連結させ、一方のアーム(46)と爪ケース(3
6)間に爪開方向用の捩りコイルバネ(52)を介設
し、他方のアーム(47)の切欠溝(53)に固設する
ナット部材(54)に突出高さ調節自在にボルト部材
(55)を取付け、爪ケース(36)の外側面に固設す
るストッパ部材(56)の折曲ストッパ部(56a)に
前記バネ(52)力でボルト部材(55)の頭部を当接
させて左右爪体(23a)(23b)の開保持を図る一
方、開閉カム(42)の回転で揺動板(49)を揺動さ
せネジ軸(51)の先端部(51a)でアーム(47)
をバネ(52)力に抗し一定量下方向に揺動させるとき
左右爪体(23a)(23b)を閉とさせて苗の挾持を
行うように構成している。
【0014】さらに、左右爪体(23a)(23b)の
先端外側に先端輪状部(57)をそれぞれ遊嵌して上下
動させる線状の左右苗押出部材(58)を設け、爪ケー
ス(36)外側のL形状苗押出操作部材(59)に取付
けるもので、苗押出操作部材(59)は左右苗押出部材
(58)の各上端を軸(60)を介し一端側に連結させ
る左右苗押出操作板(61)(62)を備え、左右の操
作板(61)(62)の他端間を横軸(63)で相互に
連結し、爪ケース(36)側の操作板(62)の略中間
部を回動操作軸(64)を介し爪ケース(36)に回動
自在に支持させると共に、操作軸(64)外周で操作板
(62)と前記ストッパ部材(56)のバネ圧調節取付
部(56b)と間に、苗押出部材(58)に対し下動さ
せる方向のバネ力を付勢する捩りコイルバネ(65)を
介設させている。そして前記操作軸(64)には前記従
動カム(48)の先端他側に形成する苗押出カム部(4
8b)に摺接させる押出従動カム(66)を固設し、前
記開閉カム(42)の回動によって苗取出爪(23)が
開放状態となるときには、従動カム(48)(66)及
び操作板(61)(62)を介し苗押出部材(58)を
下動させて苗取出爪(23)より苗(N)を押出すよう
に構成している。
【0015】また、前記爪ケース軸(37)はプラネタ
リギヤ(40)に対し一体で駆動カム軸(43)に対し
ては遊転自在に設け、駆動カム軸(43)に筒軸(6
7)及びボス部材(68)を介し爪ケース(36)を回
転自在に支持させると共に、ボス部材(68)の外周で
ケース軸(37)の軸端に固設するバネ取付座(69)
と爪ケース(36)に固設する前記カム軸(50)のボ
ス(70)と間に、回動規制バネである捩りコイルバネ
(71)を張設して、常時はコイルバネ(71)のバネ
力で爪ケース(36)の側面に一体連結する位置固定部
材(72)の調節ボルト(73)をバネ取付座(69)
のストッパ(74)に当接させて、爪ケース(36)を
爪ケース軸(37)に一体的に連結するように構成して
いる。
【0016】そして、前記爪ケース(36)の外周で苗
取出爪(23)とは反対方向側にローラ軸(75)を介
しガイドローラ(76)を設けると共に、ローラガイド
面(77a)に前記ローラ(76)を転接させて案内す
る爪ガイド(77)を苗取出爪(23)と爪ケース(3
6)間でロータリケース(34)の駆動軸(35)より
前方位置に配設するもので、シャーシフレーム(17)
の前端側を固設する横フレーム(78)にブラケット
(79)を介し爪ガイド(77)を固定させて、図12
に示す如く、ロータリケース(34)の1回転中ローラ
(76)と爪ガイド(77)とが非接触のとき爪ケース
軸(37)と爪ケース(36)とを一体連結状態とさせ
て爪ケース(36)の苗取出位置近傍ではプラネタリギ
ヤ(40)の回転による同図2点鎖線に示す如き軌跡
(A1)に沿った苗取出爪(23)の先端を上向きとし
た苗取出し動作を行うと共に、ローラ(76)が爪ガイ
ド(77)に接触しガイド面(77a)に沿って下動す
るとき同図点線に示す如き軌跡(A2)に沿った苗取出
爪(23)の先端を下向きとした苗植付爪(25)に対
する苗受継ぎ動作を行うように構成している。このよう
に2つの軌跡(A1)(A2)の合成によって形成され
る運動軌跡(A)に沿って苗取出爪(23)が上下に移
動するとき、ロータリケース(34)と爪ケース(3
6)の相対位置の変化によって爪体(23a)(23
b)を開閉させ、苗トレイ(22)内への苗取出爪(2
3)の突入時に爪体(23a)(23b)を閉とさせて
苗(N)を挾持する一方、苗取出爪(23)を苗植付爪
(25)との受継ぎ位置まで下動させるとき爪体(23
a)(23b)を開とさせて苗(N)を下方に落下させ
るように構成している。
【0017】また、前記取出爪駆動軸(35)は、ミッ
ションケース(9)に連動連結する植付クラッチケース
(80)からの出力軸(81)に駆動入力部である伝動
チェン(82)に連結させて、植付クラッチ(83)の
オン時に左右2組(2条分)の苗取出爪(23)を同位
相で駆動して、1つの苗トレイ(22)より2条分のポ
ット苗(N)の同時取出しを行うと共に、苗植付爪(2
5)に同時受継ぎを行うように構成している。
【0018】さらに前記苗載台(21)は、シャーシフ
レーム(17)に固設する左右サイドフレーム(84)
間のガイドレール(85)と横送り駆動軸(86)に左
右往復動自在に支持させると共に、苗載台(21)に縦
送り駆動軸(87)を介し支持する駆動スプロケット
(88)と、遊転軸(89)を介し支持する遊転スプロ
ケット(90)間に張架する縦送りチェン(91)の所
定間隔毎の縦送りピンを苗トレイ(22)のポット底部
間に掛合させて、苗載台(21)が左右移動終端に到達
したとき縦送り軸(92)の縦送りカム(93)を介し
て苗トレイ(22)を1ピッチ分縦送りするように構成
している。
【0019】また、前記苗植付爪(25)は植付駆動ケ
ース(19)の植付駆動軸(94)に一体的に取付ける
ロータリケース(95)の両端側に設けて、苗取出爪
(23)同様同一爪運動軌跡(B)上で180度位置異
ならせて苗取り動作を行うように設けたものである。
【0020】また、図5、図7に示す如く、前記植付ク
ラッチ(83)は2つの苗取出爪(23)が苗取軌跡
(A)の上側位置で、苗トレイ(22)に接近する側の
爪(23)が苗トレイ(22)内に突入する直前位置の
とき切動作可能に設けたもので、植付クラッチ(83)
の切時に苗載台(21)から苗トレイ(22)の取外し
や苗載台(21)に苗トレイ(22)の挿入供給作業な
どを容易に行うことを可能とさせるように構成してい
る。
【0021】また、図8に示す如く、一方の苗取出爪
(23)が苗トレイ(22)に突入して苗(N)を上方
に取出す苗取り動作を行うとき、180度位相の異なる
他方の苗取出爪(23)は一方の苗取出爪(23)と交
差しこの上方を通過する状態となるため、左右爪体(2
3a)(23b)の上端側間には他方の苗取出爪(2
3)が通過するのに必要な空間(96)を形成させて、
小さな苗取軌跡(A)上で180度位相の異なる2つの
苗取出爪(23)が支障なく苗取動作を行うように構成
している。
【0022】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、苗取出爪(23)の運動軌跡(A)はプラネタリギ
ヤ(40)の回転で爪ケース(36)を首振りさせて図
12の2点鎖線に示す如き爪(23)先端を上向きとさ
せる横方向の軌跡(A1)と、プラネタリギヤ(40)
による爪ケース(36)の首振り中に爪ガイド(77)
によって爪ケース(36)の動きを一部規制して得る図
12の点線に示す如き、爪(23)先端を下向きとする
縦方向の軌跡(A2)との合成によって形成したもの
で、ロータリケース(34)の回転中心となる駆動軸
(35)のラインより上方側に苗トレイ(22)の苗取
出部を設け、駆動軸(35)より上方側で軌跡(A1)
に沿う苗取り動作を行わせてロータリケース(34)の
回転中苗トレイ(22)の苗とロータリケース(34)
とが干渉するなどの不都合を防止すると共に、苗植付爪
(25)に対しては前記ガイド(77)によって苗植付
爪(23)の先端を略垂直下向きに姿勢を変更させて確
実な苗の受継ぎを行うものである。
【0023】また、苗取出爪(23)の苗取動作中にあ
っては、爪(23)の開閉と苗押出部材(58)の上下
動が1つの開閉カム(42)によって行われるもので、
図17に示す如く開閉カム(42)のカム面(42a)
の凹部に従動カム(48)の開閉カム部(48a)を突
入させるとき、苗取出爪(23)を開、苗押出部材(5
8)を最下動位置とさせ、この状態より図18に示す如
く従動カム(48)の開閉カム部(48a)がカム面
(42a)の凸部に移行するとき苗取出爪(23)を開
から閉、苗押出部材(58)を下から上へと動作させて
苗トレイ(22)内の苗(N)を苗取出爪(23)に挾
持して苗取りを行う一方、図19、図20に示す如く苗
取出爪(23)の最下動位置で従動カム(48)の開閉
カム部(48a)がカム面(42a)の凸部より凹部に
移行するとき、苗取出爪(23)を閉より開、苗押出部
材(58)を上から下へと動作させて苗取出爪(23)
に挾持した苗(N)の放出を行うものである。このよう
に1つの開閉カム(42)で爪(23)の開閉と苗押出
部材(58)の上下動をタイミング良好に行うことがで
きると共に、カム2枚分のスペースも必要なく構成簡潔
にして爪ケース(36)内にコンパクトに組込可能にで
きる。
【0024】上記からも明らかなように、1つの苗トレ
イ(22)より左右2つの苗取出爪(23)によって同
時2条分の苗取出しを行うようにした野菜移植機におい
て、苗載台(21)の左右中央ラインに対し左右の苗取
出爪(23)のロータリケース(34)及び爪ケース
(36)などで構成する駆動機構(97)を左右略対称
に配置させたことによって、同一構造の駆動機構(9
7)を左右にコンパクト且つバランス良好に配備して、
同時2条の植付けを容易に可能とさせることができる。
【0025】また、駆動機構(97)の入力部である伝
動チェン(82)を機体外側に配置させ、ロータリケー
ス(34)・爪ケース(36)・苗取出爪(23)の順
に機体内側に向って駆動機構(97)を配置させたこと
によって、スペースの広い苗取出爪(23)の機体外方
側に駆動機構(97)をコンパクトに組込んで同時2条
の植付けを容易に可能とさせることができる。
【0026】さらに、ロータリケース(34)に対する
爪ケース(36)の回動を規制する規制バネ(71)を
ロータリケース(34)と爪ケース(36)間に介設す
ると共に、規制バネ(71)に抗し爪ケース(36)を
強制回動させる爪ガイド(77)を爪ケース(36)と
苗取出爪(23)間に配置させたことによって、規制バ
ネ(71)や爪ガイド(77)を駆動機構(97)にコ
ンパクトに組込んで苗取出爪(23)を常に適正姿勢に
保った良好な苗取出作業を行って、苗取精度を向上させ
ることができる。
【0027】また、ロータリケース(34)の両端に2
つの苗取出爪(23)を取付けて、ロータリケース(3
4)の1回転中に苗載台(21)より2株分の苗(N)
を取出して苗(N)の植付けを行う移植部である苗供給
装置(16)を設け、ロータリケース(34)を挾んで
一方にこの駆動入力部である伝動チェン(82)、他方
に爪ケース(36)を介して苗取出爪(23)を配設す
ると共に、爪ケース(36)と苗取出爪(23)との間
隙に苗取出爪(23)の苗取姿勢を規制する爪ガイド
(77)を配設したことによって、爪ガイド(77)に
よって苗取出爪(23)の姿勢が規制されている状態
で、側面視爪ガイド(77)に爪ケース(23)及びロ
ータリケース(34)がラップしている状態のときに
も、これらの干渉することのないコンパクト且つ容易な
組込みを可能とさせることができる。
【0028】さらに、ロータリケース(34)の出力軸
である爪ケース軸(37)と爪ケース(36)間に介設
したことによって、苗取出爪(23)を出力軸(37)
と一体或いは爪ガイド(77)に沿わせる状態とさせ
て、苗トレイ(22)から適正に苗(N)を取出して苗
植付爪(25)に適正に受継ぐまでの苗取出爪(23)
の良好な運動軌跡(A)を容易に形成して、苗(N)の
取出精度を向上させることができる。
【0029】また、ロータリケース(34)の両端に2
つの苗取出爪(23)を不等速ギヤ(38)(39)
(40)を介して取付けて、ロータリケース(34)の
1回転中に苗載台(21)より2株分の苗(N)を取出
して苗(N)の植付けを行う苗供給装置(16)を設
け、ロータリケース(34)に回動自在に苗取出爪(2
3)の爪ケース(36)を支持させると共に、苗取出爪
(23)の苗取姿勢を変更させる爪ガイド(77)を設
けたことによって、苗取出爪(23)が苗載台(21)
の苗トレイ(32)より上向き姿勢で苗(N)を取出し
てから下向き姿勢で苗植付爪(25)に受継ぐまでの良
好な運動を容易に可能とさせて、苗取出精度を向上させ
ることができる。
【0030】さらに、ロータリケース(34)と爪ケー
ス(36)間に回動規制バネ(71)を介設して、規制
バネ力で苗取出爪(23)の回動を規制し定位置に苗取
出爪(23)を保持させることによって、規制バネ力に
よる苗取出爪(23)の回動規制時には不等速ギヤ(3
8)(39)(40)を介する苗取出爪(23)の上向
き方向の首振り動作によって苗トレイ(22)から苗
(N)をスムーズに引抜いて取出して、苗取出爪(2
3)の苗取出精度を向上させることができる。
【0031】またさらに、爪ケース(36)に設けたガ
イドローラ(76)を爪ガイド(77)に当接させ、規
制バネ(71)に抗し苗取出爪(23)を回動させて苗
取り姿勢を変更させることによって、苗トレイ(22)
からの苗(N)を挾持する苗取出爪(23)を爪ガイド
(77)によって強制的に下向き方向に回動して苗植付
爪(25)に適正に受継ぎさせて、苗植付爪(25)へ
の受継ぎ性を向上させることができる。
【0032】また、同一軌跡(A)上で180度位相を
異ならせる2つの苗取出爪(23)を1組として苗載台
(21)から1条分の苗取出しを行う苗供給装置(1
6)を設け、苗載台(21)の苗トレイ(22)に苗取
出爪(23)を突入させる直前位置で苗供給装置(1
6)など移植部の駆動停止を可能とさせることによっ
て、苗供給装置(16)の駆動停止時には常に苗取出爪
(23)を苗トレイ(22)の突入直前位置に保持し
て、苗載台(21)からの苗トレイ(22)の取出しや
苗載台(21)への苗トレイ(22)の挿入供給などの
作業を容易に可能とさせて、移植作業での能率向上化を
図ることができる。
【0033】さらに、苗取出爪(23)の苗トレイ(2
2)への突入直前位置で植付クラッチ(83)の切動作
を可能とさせることによって、植付クラッチ(83)の
切による苗取作業中断時などで、苗載台(21)に対す
る苗トレイ(22)の取出しや供給作業を容易とさせ
て、作業性を向上させることができる。
【0034】また、ロータリケース(34)の両端に2
つの苗取出爪(23)を取付けて、ロータリケース(3
4)の1回転中に苗載台(21)より2株分の苗(N)
を取出して苗(N)の植付けを行う苗供給装置(16)
を設けると共に、苗取出爪(23)による苗載台(2
1)からの苗取出しをロータリケース(34)の回転中
心である駆動軸(35)より上側で行うことによって、
ロータリケース(34)と苗載台(21)上の苗(N)
との接触を防止すると共に、苗(N)の本葉に邪魔され
ることなく苗(N)の下側より苗取出爪(23)を容易
に突入させて上方にスムーズに苗(N)を引抜く良好な
爪軌跡(A)を形成させて苗(N)の取出精度を向上さ
せることができる。
【0035】さらに、苗載台(21)の苗取出位置より
下側にロータリケース(34)の駆動軸(35)を配置
させることによって、ロータリケース(34)を苗載台
(21)の苗(N)に接触させるなどの不都合のない苗
取出爪(23)による良好な苗取出しを可能とさせるこ
とができる。
【0036】また、左側面視ロータリケース(34)の
回転方向を反時計方向に設けると共に、苗載台(21)
の苗(N)に対し苗取出爪(23)先端を苗(N)の下
側より突入させるように設けたことによって、苗取出時
に苗取出爪(23)と苗(N)との接触を最小に抑え
て、苗取出し時における苗取出爪(23)による苗の損
傷などを低減させることができる。
【0037】さらに、苗取出爪(23)の苗突入後は苗
載台(21)上方に略垂直に苗(N)を引抜くように苗
取出爪軌跡(A)を設けたことによって、苗取出爪(2
3)によって苗載台(21)の苗トレイ(22)から確
実に苗(N)を引抜いて、欠株のない精度良好な移植作
業を可能とさせることができる。
【0038】また、2つの苗取出爪(23)を同一苗取
出軌跡(A)上で180度位相を異ならせて設けると共
に、苗取出爪(23)には苗載台(21)より他方の苗
取出爪(23)で取出した苗(N)がこの上方を通過す
るための空間(96)を形成させたことによって、植付
株間の短く、苗取出爪(23)の苗取軌跡(A)の小さ
な苗取条件においても2つの苗取出爪(23)の干渉を
有効に回避させて、同一軌跡(A)上の2つの苗取出爪
(23)による適正な苗取りを可能とさせることができ
る。
【0039】さらに、苗取出爪(23)は左右爪体(2
3a)(23b)をV字状に組合せて、左右爪体(23
a)(23b)の上部間の余剰隙間を空間(96)に形
成したことによって、苗取出爪(23)に形成される余
剰隙間を有効に活用して、2つの苗取出爪(23)相互
の干渉を回避させて、この構造のコンパクト化と苗取出
爪(23)の苗取出性能の向上を図ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、ロータリケース(34)の両端に2つの苗取出爪
(23)を取付けて、ロータリケース(34)の1回転
中に苗載台(21)より2株分の苗(N)を取出して苗
(N)の植付けを行う移植部(16)を設け、ロータリ
ケース(34)に回動自在に苗取出爪(23)の爪ケー
ス(36)を支持させると共に、苗取出爪(23)の苗
取姿勢を変更させる爪ガイド(77)を設けたものであ
るから、苗取出爪(23)が苗載台(21)の苗トレイ
(32)より上向き姿勢で苗(N)を取出してから下向
き姿勢で苗植付爪(25)に受継ぐまでの良好な運動を
容易に可能とさせて、苗取出精度を向上させることがで
きるものである。
【0041】また、ロータリケース(34)と爪ケース
(36)間に回動規制バネ(71)を介設して、規制バ
ネ力で苗取出爪(23)の回動を規制し定位置に苗取出
爪(23)を保持させるものであるから、規制バネ力に
よる苗取出爪(23)の回動規制時には不等速ギヤ(3
8)(39)(40)を介する苗取出爪(23)の上向
き方向の首振り動作によって苗トレイ(22)から苗
(N)をスムーズに引抜いて検出して、苗取出爪(2
3)の苗取出精度を向上させることができるものであ
る。
【0042】さらに、爪ケース(36)に設けたガイド
ローラ(76)を爪ガイド(77)に当接させ、規制バ
ネ(71)に抗し苗取出爪(23)を回動させて苗取り
姿勢を変更させるものであるから、苗トレイ(22)か
らの苗(N)を挾持する苗取出爪(23)を爪ガイド
(77)によって強制的に下向き方向に回動して苗植付
爪(25)に適正に受継ぎさせて、苗植付爪(25)へ
の受継ぎ性を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】移植機の全体側面図。
【図2】移植機の全体平面図。
【図3】移植部の側面図。
【図4】移植部の平面説明図。
【図5】苗取出部の側面説明図。
【図6】苗取出部の平面説明図。
【図7】苗取出爪部の側面説明図。
【図8】苗取出爪部の交差説明図。
【図9】苗取出爪部の平面説明図。
【図10】苗取出爪と開閉カムとの関係説明図。
【図11】苗取出爪の動作説明図。
【図12】苗取出爪の軌跡の説明図。
【図13】苗取出爪の側面説明図。
【図14】苗取出爪の動作説明図。
【図15】苗取出爪の開状態を示す説明図。
【図16】苗取出爪の閉状態を示す説明図。
【図17】苗取出爪と開閉カムの開状態を示す説明図。
【図18】苗取出爪と開閉カムの開から閉状態を示す説
明図。
【図19】苗取出爪と開閉カムの閉状態を示す説明図。
【図20】苗取出爪と開閉カムの閉から開状態を示す説
明図。
【符号の説明】
(16) 苗供給装置(移植部) (21) 苗載台 (23) 苗取出爪 (34) ロータリケース (36) 爪ケース (38)(39)(40) ギヤ (71) バネ (76) ローラ (77) 爪ガイド (N) 苗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 修一 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 和田 俊郎 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 大垣 洋三 兵庫県尼崎市猪名寺2丁目18番1号 株式 会社神崎高級工機製作所内 Fターム(参考) 2B060 AA10 AC02 AD07 AE01 BA03 CB02 CC07 CC15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリケースの両端に2つの苗取出爪
    を取付けて、ロータリケースの1回転中に苗載台より2
    株分の苗を取出して苗の植付けを行う移植部を設け、ロ
    ータリケースに回動自在に苗取出爪の爪ケースを支持さ
    せると共に、苗取出爪の苗取姿勢を変更させる爪ガイド
    を設けたことを特徴とする野菜移植機。
  2. 【請求項2】 ロータリケースと爪ケース間に回動規制
    バネを介設して、規制バネ力で苗取出爪の回動を規制し
    定位置に苗取出爪を保持させるように構成したことを特
    徴とする請求項1記載の野菜移植機。
  3. 【請求項3】 爪ケースに設けたガイドローラを爪ガイ
    ドに当接させ、規制バネに抗し苗取出爪を回動させて苗
    取り姿勢を変更させるように構成したことを特徴とする
    請求項2記載の野菜移植機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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