JP2001258253A - Rcc方式スイッチング電源 - Google Patents

Rcc方式スイッチング電源

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JP2001258253A
JP2001258253A JP2000064291A JP2000064291A JP2001258253A JP 2001258253 A JP2001258253 A JP 2001258253A JP 2000064291 A JP2000064291 A JP 2000064291A JP 2000064291 A JP2000064291 A JP 2000064291A JP 2001258253 A JP2001258253 A JP 2001258253A
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JP
Japan
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voltage
fet
gate
terminal
resistor
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JP2000064291A
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Hajime Miyamoto
一 宮本
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一次側直流源の電圧低下時の二次側出力の電圧
上昇を招くことなく、素子価格を低減する。 【解決手段】 FET4のゲートには、コンデンサC1
を介して補助コイルL3の端子31が接続されると共
に、ゲート電圧の上昇を抑制するツェナーダイオードD
3が接続され、制御トランジスタQ1のベースには、フ
ォトトランジスタQ2のエミッタが接続された構成にお
いて、補助コイルL3の端子31とフォトトランジスタ
Q2のコレクタとの間に、第1の抵抗R1と第1のダイ
オードD1とからなる直列回路1を接続し、FET4の
ゲートとフォトトランジスタQ2のコレクタとの間に第
2の抵抗R2を接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一次コイルに流れ
る電流をスイッチングするFETのゲートに、コンデン
サを介して補助コイルの端子を接続すると共にゲートの
電圧の上昇を抑制するツェナーダイオードを接続したR
CC方式スイッチング電源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】簡単な回路構成によって安定化された直
流出力を得ることが可能なRCC方式スイッチング電源
のスイッチング素子に、FETを用いた従来技術が、特
開平2−211058号として提案されている。しか
し、この技術は、電圧検出端子を有するシャントレギュ
レータを2つ使用する必要があるため、素子価格の上昇
を招くという問題を生じている。また、制御トランジス
タのベースには、増幅用のトランジスタを設けた構成と
しているため、回路構成が複雑になるという問題を生じ
ている。
【0003】図4は、上記した問題を解決するために提
案されたRCC方式スイッチング電源を示している。す
なわち、二次側出力の電圧誤差を帰還するフォトトラン
ジスタQ2の出力を、直接に、制御トランジスタQ1の
ベースに導く構成としている。また、補助コイルL3の
端子31を、抵抗R3とコンデンサC1とを介して、F
ET4のゲートに導いている。また、補助コイルL3の
端子31を、コンデンサC11とダイオードD12と抵
抗R11とを介して、フォトトランジスタQ2のコレク
タに導いている。また、コンデンサC11とダイオード
D12との接続点Kには、アノードが一次側接地レベル
に接続されたダイオードD11のカソードを接続してい
る。また、FET4がショートしたとき、ゲートから漏
れだす高圧によって制御トランジスタQ1が破壊される
ことを防止するため、ゲートと一次側接地レベルとの間
には、ツェナーダイオードD3が接続されている。
【0004】上記構成における従来技術の動作は、以下
に示すようになる。すなわち、補助コイルL3には、F
ET4がオフとなる場合、端子31にマイナスレベルの
電圧が発生する。従って、FET4がオフとなる場合、
ツェナーダイオードD3のアノード側からカソード側に
流れる電流によって、コンデンサC1には、接続点Fの
側がプラスとなる電荷が蓄積される。このため、FET
4がオン状態に移行したときには、端子31に発生する
電圧に、コンデンサC1の端子間電圧が加算された電圧
が、FET4のゲートに印加される。従って、プラスレ
ベルPの電圧が低下し、FET4がオンとなるとき、補
助コイルL3に発生する電圧が、例えば、1V、等の低
い電圧となるときにも、FET4のゲートには、数V程
度の電圧が印加され、FET4はオンとなる。
【0005】一方、コンデンサC11には、FET4が
オフとなる場合、ダイオードD11に流れる電流によっ
て、接続点Kの側がプラスとなる電荷が蓄積される。こ
のため、FET4がオン状態に移行したときには、端子
31に発生する電圧に、コンデンサC11の端子間電圧
を加算した電圧が、抵抗R11を介して、フォトトラン
ジスタQ2のコレクタに印加される。従って、プラスレ
ベルPの電圧が低下し、FET4がオンとなるとき、補
助コイルL3に発生する電圧が、例えば、1V、等の低
い電圧となるときにも、フォトトランジスタQ2のコレ
クタには、数V程度の電圧が印加される。従って、フォ
トトランジスタQ2は、二次側出力の電圧誤差に対応し
た電流をエミッタから出力することが可能な状態に維持
される。このため、プラスレベルPの電圧が低下すると
きにも、二次側出力の電圧は所定値に安定化されること
になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
を用いた場合では、以下に示す問題を生じていた。すな
わち、コンデンサC11は、比較的容量の大きい素子と
なる。また、コンデンサC11,C12は、ダイオード
D11,D12や抵抗R11と比較したときには、素子
価格が高価となっている。また、この傾向は、容量が比
較的大きいコンデンサC11については、特に顕著とな
る。
【0007】一方、素子価格を低減するため、コンデン
サC11とダイオードD11とを省略し、ダイオードD
12のアノードを、直接に端子31に接続する構成とす
る場合では、FET4がオンとなる場合、端子31に発
生する電圧のみが、フォトトランジスタQ2のコレクタ
に印加されるに過ぎない。従って、プラスレベルPの電
圧が低下し、FET4がオンとなるとき、端子31に発
生する電圧が1V程度に低下した場合には、フォトトラ
ンジスタQ2は、二次側出力の電圧誤差に対応した電流
をエミッタから出力することができなくなる。つまり、
電圧誤差が一次側に帰還されなくなる。このため、プラ
スレベルPの電圧が低下したときには、二次側出力の電
圧が上昇するという問題が生じていた。
【0008】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、その目的は、コンデンサを含まない少
数の素子からなる電流経路を設けることによって、一次
側直流源の電圧が低下したときにも、フォトトランジス
タのコレクタの電圧を、二次側出力の電圧誤差の帰還が
可能な電圧に維持することにより、一次側直流源の電圧
の低下時の二次側出力の電圧上昇を招くことなく、素子
価格を低減することのできるRCC方式スイッチング電
源を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係るRCC方式スイッチング電源は、一次コイ
ルに流れる電流をスイッチングするFETのゲートに
は、コンデンサを介して補助コイルの端子が接続される
と共に前記ゲートの電圧の上昇を抑制するツェナーダイ
オードが接続され、コレクタが前記FETのゲートに接
続された制御トランジスタのベースには、二次側出力の
電圧誤差を帰還するフォトトランジスタのエミッタが接
続されたRCC方式スイッチング電源に適用しており、
前記補助コイルの端子と前記フォトトランジスタのコレ
クタとの間に接続され、直列に接続された第1の抵抗と
第1のダイオードとからなる直列回路と、前記FETの
ゲートと前記フォトトランジスタのコレクタとの間に接
続された第2の抵抗とを備えた構成としている。
【0010】すなわち、フォトトランジスタのコレクタ
に電圧を印加するための電流経路は、2つの抵抗と1つ
のダイオードとにより構成されていて、コンデンサが含
まれていない。また、第2の抵抗を介してフォトトラン
ジスタのコレクタに印加される電圧(FETのゲート電
圧)は、一次側直流源の電圧が低下するときにも、フォ
トトランジスタが、電圧誤差に対応した電流を制御トラ
ンジスタに出力することが可能な電圧となる。従って、
一次側直流源の電圧が低下するときにも、フォトトラン
ジスタは、電圧誤差に対応した電流を制御トランジスタ
に出力するので、二次側出力の電圧は所定値に安定化さ
れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例の形態を、
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係るRC
C方式スイッチング電源の一実施形態の電気的接続を示
す回路図であり、図4に示す構成と同一となる素子に
は、図4における符号と同一符号を付与している。
【0012】トランス3に巻回された一次コイルL1の
一方の端子には、商用電源を整流平滑することにより得
られた一次側直流源のプラスレベルPが接続されてい
る。そして、一次コイルL1の他方の端子には、スイッ
チング素子であるFET4のドレインが接続されてい
る。
【0013】抵抗R5は、電源投入時に、起動電圧をF
ET4のゲートに印加するための素子となっている。こ
のため、抵抗R5は、プラスレベルPとFET4のゲー
トとの間に接続されている。
【0014】ツェナーダイオードD3は、FET4がシ
ョートしたとき、ゲートから漏れだす高圧によって制御
トランジスタQ1が破壊されることを防止するため、ゲ
ート電圧の上昇を抑制する素子となっている。このた
め、ツェナーダイオードD3のカソードは、FET4の
ゲートに接続されている。また、ツェナーダイオードD
3のアノードは、一次側接地レベルに接続されている。
【0015】また、FET4のゲートには、コンデンサ
C1の一方の端子が接続されている。そして、コンデン
サC1の他方の端子には、抵抗R3の一方の端子が接続
されており、抵抗R3の他方の端子は、補助コイルL3
の一方の端子31に接続されている。また、補助コイル
L3の他方の端子32は一次側接地レベルに接続されて
いる。
【0016】また、FET4のゲートには、制御トラン
ジスタQ1のコレクタが接続されており、制御トランジ
スタQ1のエミッタは、一次側接地レベルに接続されて
いる。そして、制御トランジスタQ1のベースには、二
次側出力41の電圧誤差を一次側に帰還するフォトトラ
ンジスタQ2のエミッタが接続されている。
【0017】また、FET4のソースには、抵抗R4の
一方の端子とダイオードD5のアノードとが接続されて
いる。そして、抵抗R4の他方の端子は一次側接地レベ
ルに接続されており、ダイオードD5のカソードは、制
御トランジスタQ1のベースに導かれている。
【0018】このように接続された抵抗R4とダイオー
ドD5とは、電源投入時にFET4に流れる電流を検出
する。そして、検出した電流が所定値を越えるときに
は、制御トランジスタQ1にベース電流を流し、FET
4に流れる電流を制限する。
【0019】直列に接続された第1の抵抗R1と第1の
ダイオードD1とからなる直列回路1は、FET4がオ
ンとなるとき、端子31に発生するプラス電圧をフォト
トランジスタQ2のコレクタに印加する回路となってい
る。このため、直列回路1は、補助コイルL3の端子3
1とフォトトランジスタQ2のコレクタとの間に接続さ
れている。
【0020】また、第2の抵抗R2は、FET4がオン
となるときの端子31の電圧が低くなるときにも、電圧
誤差を一次側に帰還可能にする電圧を、フォトトランジ
スタQ2のコレクタに印加するための素子となってい
る。このため、第2の抵抗R2は、FET4のゲートと
フォトトランジスタQ2のコレクタとの間に接続されて
いる。
【0021】カソードがFET4のドレインに接続さ
れ、アノードがFET4のソースに接続されたダイオー
ドD4は、FET4に内蔵された素子となっており、F
ET4がオフ状態にあるとき、ソースの側からドレイン
の側に流れる電流経路を形成する。
【0022】二次コイルL2の一方の端子には、ダイオ
ードD6のアノードが接続されている。また、二次コイ
ルL2の他方の端子は二次側接地レベルに接続されてい
る。そして、ダイオードD6のカソードには、コンデン
サC2の一方の端子が接続され、コンデンサC2の他方
の端子は二次側接地レベルに接続されている。すなわ
ち、ダイオードD6とコンデンサC2とは、二次コイル
L2の出力を整流平滑する素子となっている。
【0023】誤差検出回路5は、電圧検出端子を備えた
シャントレギュレータ、分圧回路、等を備えたブロック
となっており、二次側出力41の電圧誤差を検出する。
そして、検出した電圧誤差に対応する電流でもって発光
ダイオードD7を駆動することにより、二次側出力41
の電圧誤差を一次側に帰還する。
【0024】図3は、実施形態の主要点の電圧変化を示
す説明図である。必要に応じて同図を参照しつつ、実施
形態の動作を説明する。
【0025】FET4がオンとなる場合、補助コイルL
3の端子31にはプラスの電圧が発生する。また、この
電圧は、プラスレベルPの電圧に対応して変化する。す
なわち、プラスレベルPの電圧が高いとき(図3の電圧
V11となるとき)には、端子31の電圧は高くなる
(図3のV1により示す)。そして、プラスレベルPの
電圧が低くなるとき(電圧V12となるとき)には、端
子31の電圧は低くなる(V2により示す)。
【0026】一方、FET4がオフとなる場合、端子3
1にはマイナスの電圧が発生する。また、このときの電
圧は、プラスレベルPの電圧が変化するときにも、変化
しない一定の電圧となる。従って、プラスレベルPの電
圧がV11のとき、端子31の電圧をV3とすると、プ
ラスレベルPの電圧がV12となるときにも、端子31
の電圧はV3となる。
【0027】また、FET4がオフとなり、端子31に
マイナスの電圧が発生する場合、コンデンサC1から補
助コイルL3を見ると、端子32がプラスとなる。この
ため、端子32、一次側接地レベル、ツェナーダイオー
ドD3のアノード、ツェナーダイオードD3のカソード
を経て、コンデンサC1に到る電流経路が形成される。
従って、FET4がオフとなる場合、コンデンサC1に
は、FET4のゲートに接続された側がプラスとなり、
端子間電圧がV3となる電荷が蓄積される。
【0028】このため、FET4がオンとなる場合、F
ET4のゲートには、端子31に発生したプラス電圧
に、コンデンサC1の端子間電圧を加算した電圧が印加
される。従って、制御トランジスタQ1のコレクタ電流
を0と仮定すると、プラスレベルPの電圧がV11とな
る場合、FET4のゲート電圧は、電圧V1に電圧V3
を加算した電圧V4となる。また、プラスレベルPの電
圧がV12となる場合、FET4のゲート電圧は、電圧
V2に電圧V3を加算した電圧V5となる。
【0029】以上のことは、プラスレベルPが電圧V1
2となるときにも、FET4のゲートには、FET4を
オンさせるのに十分な電圧が印加されることを意味す
る。従って、プラスレベルPがV12となるときにも、
制御トランジスタQ1のベースに、二次側出力41の電
圧誤差を示す出力が導かれるときには、二次側出力41
の電圧が所定値に安定化されることを意味している。
【0030】一方、フォトトランジスタQ2のコレクタ
には、直列回路1を介して、端子31が接続されてい
る。また、第2の抵抗R2を介して、FET4のゲート
が接続されている。従って、FET4がオンとなる場
合、フォトトランジスタQ2のコレクタには、端子31
に発生するプラス電圧が、直列回路1を介して印加され
る。また、FET4のゲート電圧が、第2の抵抗R2を
介して印加される。
【0031】以上のことから、プラスレベルPの電圧が
V11であり、補助コイルL3の端子31にプラスの電
圧V1が発生する場合、フォトトランジスタQ2のコレ
クタには、直列回路1を介して、電圧V1が印加され
る。また、第2の抵抗R2を介して、FET4のゲート
電圧が印加される。また、電圧V1は、フォトトランジ
スタQ2が、制御トランジスタQ1のベースに、二次側
出力41の電圧誤差に対応した電流を出力可能な電圧と
なっている。このため、二次側出力41の電圧は所定値
に安定化されることになる。
【0032】なお、上記動作の場合、第2の抵抗R2を
介しても電流が流れるが、フォトトランジスタQ2のコ
レクタに流れる電流の大部分が、直列回路1を介して供
給されるように、第1の抵抗R1の値と第2の抵抗R2
の値とが設定される。
【0033】一方、プラスレベルPの電圧がV12であ
るとき、端子31に発生する電圧V2は、フォトトラン
ジスタQ2が制御トランジスタQ1に電流を出力するこ
とが不能な低レベルの電圧となっている。このため、プ
ラスレベルPの電圧がV12となるときには、直列回路
1には電流が流れなくなる。従って、第2の抵抗R2が
無いと仮定する場合では、フォトトランジスタQ2は、
電圧誤差に対応した電流を制御トランジスタQ1に出力
できなくなるため、二次側出力41の電圧の上昇を招
く。
【0034】しかし、フォトトランジスタQ2のコレク
タには、第2の抵抗R2を介した電流経路が接続されて
いる。従って、フォトトランジスタQ2のコレクタに
は、第2の抵抗R2を介して、FET4のゲート電圧が
印加されることになる。また、FET4のゲート電圧
は、FET4をオンさせることが可能な電圧となってい
る。
【0035】従って、FET4に、オンさせるのに必要
とするゲート電圧が、2V以上であるエンハンスメント
モードの素子を用いる場合、接続点Aの電圧は、FET
4がオンする限りでは、2V以上であることが保証され
る。一方、フォトトランジスタQ2は、接続点Aに2V
以上の電圧が印加されるときには、二次側出力41の電
圧誤差に対応した電流を制御トランジスタQ1のベース
に出力することができる。
【0036】以上のことから、プラスレベルPの電圧が
V12となるときにも、制御トランジスタQ1のベース
には、電圧誤差に対応した電流が導かれる。その結果、
プラスレベルPの電圧がV12となるときにも、二次側
出力41の電圧は所定値に安定化される。
【0037】また、プラスレベルPの電圧がV12より
低くなるときにも、FET4がオンとなることができる
場合では、フォトトランジスタQ2は、電圧誤差に対応
した電流を出力することができる。従って、電源スイッ
チをオフにしたため、プラスレベルPの電圧が、電圧V
12より低くなるときにも、二次側出力41の電圧が所
定値を越えないように、FET4のスイッチングが制御
されることになる。
【0038】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、接続点Aと接続点Bとの間に、第2の抵抗R2のみ
を接続した場合について説明したが、その他の構成とし
て、例えば、図2に示すように、フォトトランジスタQ
2のコレクタの側からFET4のゲートの側に電流が流
れることを防止するため、第2の抵抗R2に、第2のダ
イオードD2を直列に接続した構成とすることも可能に
なっている。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るRC
C方式スイッチング電源は、補助コイルの端子と電圧誤
差を帰還するフォトトランジスタのコレクタとの間に接
続され、直列に接続された第1の抵抗と第1のダイオー
ドとからなる直列回路と、スイッチングを行うFETの
ゲートと前記フォトトランジスタのコレクタとの間に接
続された第2の抵抗とを備えた構成としている。従っ
て、フォトトランジスタのコレクタに電圧を印加するた
めの電流経路は、2つの抵抗と1つのダイオードとによ
り構成される。また、一次側直流源の電圧が低下すると
きにも、フォトトランジスタのコレクタには、電圧誤差
に対応した電流を出力可能な電圧が、第2の抵抗を介し
て印加される。このため、一次側直流源の電圧の低下時
の二次側出力の電圧上昇を招くことなく、素子価格を低
減することが可能になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るRCC方式スイッチング電源の一
実施形態の電気的接続を示す回路図である。
【図2】第2の抵抗にダイオードを直列に接続した経路
を示す説明図である。
【図3】主要点の電圧波形を示す説明図である。
【図4】従来技術の電気的構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 直列回路 4 FET 41 二次側出力 C1 コンデンサ D1 第1のダイオード D3 ツェナーダイオード L1 一次コイル L3 補助コイル Q1 制御トランジスタ Q2 フォトトランジスタ R1 第1の抵抗 R2 第2の抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次コイルに流れる電流をスイッチング
    するFETのゲートには、コンデンサを介して補助コイ
    ルの端子が接続されると共に前記ゲートの電圧の上昇を
    抑制するツェナーダイオードが接続され、 コレクタが前記FETのゲートに接続された制御トラン
    ジスタのベースには、二次側出力の電圧誤差を帰還する
    フォトトランジスタのエミッタが接続されたRCC方式
    スイッチング電源において、 前記補助コイルの端子と前記フォトトランジスタのコレ
    クタとの間に接続され、直列に接続された第1の抵抗と
    第1のダイオードとからなる直列回路と、 前記FETのゲートと前記フォトトランジスタのコレク
    タとの間に接続された第2の抵抗とを備えたことを特徴
    とするRCC方式スイッチング電源。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107346144A (zh) * 2017-03-13 2017-11-14 苏州咖博士咖啡系统科技有限公司 一种高可靠性的咖啡机加热系统控制电路

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