JP2001258224A - 同期電動機および同期電動機を用いた駆動システム - Google Patents

同期電動機および同期電動機を用いた駆動システム

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JP2001258224A
JP2001258224A JP2000063711A JP2000063711A JP2001258224A JP 2001258224 A JP2001258224 A JP 2001258224A JP 2000063711 A JP2000063711 A JP 2000063711A JP 2000063711 A JP2000063711 A JP 2000063711A JP 2001258224 A JP2001258224 A JP 2001258224A
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Akihiro Daikoku
晃裕 大穀
Yukari Tode
結花利 都出
Masaya Inoue
正哉 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチング素子を用いた可変電源と商用電
源とを切り替えて用いる同期電動機において、短絡電流
を防止するためのリアクトルを小型化、軽量化すると共
に、力率の低下を抑制することを目的とする。 【解決手段】 同期電動機は、固定子コア8内に磁路を
有するように配置され、三相星型結線された第1の巻線
11と、この第1の巻線11のうち、中性点と反対側に
設けられた第1の端子と、固定子コア8内に磁路を有す
るように配置され、第1の端子11に接続された第2の
巻線12と、第2の巻線12に対し、前記第1の端子と
反対側に設けられた第2の端子とを備える。第1及び第
2の端子の一方に三相商用電源を接続し、他方に三相可
変電源を接続し、第1の巻線11と第2の巻線12のい
ずれかをリアクトルとして利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転子に永久磁石
を備えた永久磁石電動機や同期リラクタンスモータなど
の同期電動機及びこれを用いた駆動システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】永久磁石電動機や同期リラクタンスモー
タなどの同期電動機は、回転子側の発生損失が少ないた
め、高効率なモータとして利用されている。これらの同
期モータは、回転子の回転数とモータへ印加する電源周
波数とが同期していることが必要で、電源周波数とモー
タの同期回転数とが異なる場合は、同期はずれにより、
いわゆる脱調状態となり駆動できない。したがって、通
常、同期電動機は、電源周波数を変化させる手段として
半導体素子による可変電圧・可変周波数電源いわゆるイ
ンバータ(以後「可変電源」と呼ぶ。)を用いて駆動さ
れることが一般的である。しかし、可変電源のためのコ
ストが必要な点や、可変電源自体の電力損失が問題とな
る。したがって、回転数を可変とする必要がない適用分
野では、商用電源に同期して駆動することが望ましい。
【0003】商用周波数で駆動する場合、静止状態にあ
る回転子を、電源と同期した同期回転にまで起動する必
要がある。このような課題に対しては、非同期運転可能
な誘導機と同期機を組みあわせた、いわゆる誘導同期モ
ータが一般的である。この種のものとしてはたとえば特
開平4−210758号公報に開示された発明等のよう
に、永久磁石回転子に誘導機としての二次導体を組み込
んだものや、あるいはリラクタンスモータに二次導体を
埋め込んだ例などがあげられる。上記公知例のような誘
導起動方式の永久磁石モータは、起動用の2次導体と、
同期後の磁束源としての永久磁石と、回転軸とを全て回
転子断面内に配置するが、数kW以下の小型モータでは
回転子径が小さくこれら全てを納めることが困難にな
る。そのため、小さくて強力な永久磁石を用いる必要が
あるが、希土類系などの強力な永久磁石を用いるとモー
タのコストが高くなる。これに対し、本出願人はこれま
でに、回転子の起動時のみ可変電源を用い、同期後は商
用電源で駆動する方式を開示している(例えば、特願2
000−35183)。この方式では、モータの駆動電
源として商用電源と可変電源の2つの電源を用い、モー
タ始動から所定時間の間は可変電源から供給される電力
を用いてモータを駆動し、その後、モータの駆動周波数
が商用電源の周波数と等しくなったときに、可変電源か
ら商用電源に駆動電源を切り替え、商用電源から直接的
に電力を供給することによりモータを駆動する。これに
より、従来のように可変電源を用いて連続的に駆動する
場合に比べ、可変電源の使用時間や機能が大幅に削減さ
れるため、小型で安価な駆動システムを実現できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、スイッ
チング素子を用いた可変電源と商用電源とを切り替えて
用いる同期電動機においては、可変電源と商用電源との
切り替え時の問題がある。すなわち、切り替え時のデッ
ドタイム(いずれの電源も接続されていない状態)を大
きく設定した場合、この間のモータの減速量が大きいと
商用電源による同期引き入れが困難となる可能性があ
る。逆にデッドタイムを短くしすぎた場合には、可変電
源と商用電源とが同時に電動機端子に接続される可能性
があり、この場合、両者の電位差により両電源間に短絡
電流が流れる。この短絡電流を防止するため、電源と電
動機端子の間にリアクトルを設けた場合、システム全体
の大型化を招く、また、リアクトルを商用電源側に設け
た場合には、定常運転時の力率低下の問題が生じるなど
の課題がある。特に、可変電源を電動機に組み込んだ場
合には、可変電源と電動機の間にリアクトルを設けると
機器の重量が増すため、商用電源側に設けざるを得ず、
定常運転時の力率低下を免れないという問題点があっ
た。
【0005】本発明は上記課題を解決すべくなされたも
のであり、回転子の起動時のみ可変電源を用いて駆動
し、同期後は商用電源で駆動する同期モータにおいて、
装置規模の増大を招かずにスムーズな駆動電源の切り替
えを実現する同期モータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る同期電動機
は、固定子の固定子コアに設けられた巻線に三相交流電
源を接続することで移動磁界を発生し、この移動磁界と
回転子とを同期した速度で駆動する同期電動機である。
その同期電動機の固定子は三相の各相において、固定子
コア内に磁路を有するように配置され、星型結線された
第1の巻線と、その第1の巻線の中性点とは反対側に設
けられた第1の端子と、固定子コア内に磁路を有するよ
うに配置され、一端が前記第1の端子に接続された第2
の巻線と、その第2の巻線の他端に設けられた第2の端
子とを備えている。第1の端子または第2の端子には、
三相交流電源が切り替えて接続される。
【0007】第2の巻線は、その第2の巻線に通電する
ことにより発生する磁束が回転子と鎖交しないように配
置されてもよい。
【0008】また、第2の巻線は、固定子コアと、その
固定子コアに接する位置に設けられた磁性材料よりなる
フレームとの境界に配置されてもよい。このとき、第2
の巻線により発生する磁束は固定子コアおよびフレーム
の双方を磁路とする。
【0009】また、第1の巻線は、回転子の回転軸方向
に沿って伸びる部分がいずれも固定子コアの内周の空隙
側に配置される鼓状巻線であってもよい。また、第2の
巻線は、回転軸方向に沿って伸びる部分のうち一方を固
定子コアの内周の空隙側に、他方を固定子コアの外周側
に配置される環状巻線であってもよい。
【0010】また、第1の巻線および第2の巻線はそれ
ぞれ、回転子の回転軸方向に沿って伸びる部分がいずれ
もが固定子コアの内周または外周に配置される鼓状巻線
であってもよい。
【0011】第1の巻線および第2の巻線は、それらが
コイルピッチの異なる複数の巻線からなる単層同心巻を
構成するように配置されてもよい。
【0012】さらに、第2の巻線は、単層同心巻を構成
するコイルピッチの異なる複数の巻線のうち、コイルピ
ッチの最も短い側に配置されてもよい。
【0013】本発明に係る同期電動機の駆動システム
は、固定子の固定子コアに設けられた巻線に三相交流電
源を接続することで移動磁界を発生し、この移動磁界と
回転子とを同期した速度で駆動する同期電動機の駆動シ
ステムである。その駆動システムは、三相の各相におい
て、固定子コア内に磁路を有するように配置されて星型
結線された第1の巻線と、第1の巻線の中性点とは反対
側に設けられた第1の端子と、固定子コア内に磁路を有
するように配置され一端が前記第1の端子に接続された
第2の巻線と、第2の巻線の他端に設けられた第2の端
子とを備えた同期電動機と、三相商用電源の電圧及び周
波数を変更して出力可能な可変電源と、同期電動機の第
1の端子及び第2の端子のいずれか一方に可変電源を接
続する第1のスイッチと、同期電動機の第1の端子及び
第2の端子の他方に商用電源を接続する第2のスイッチ
と、第1及び第2のスイッチの開閉を制御する制御手段
とからなる。
【0014】同期電動機の駆動システムにおいて、制御
手段は、回転子を静止状態から起動する際には可変電源
を固定子に接続し、同期速度に到達した後に可変電源の
接続を遮断するとともに商用電源を直接的に固定子に接
続するように第1及び第2のスイッチを制御するように
してもよい。
【0015】また、可変電源は第2の端子に接続され、
商用電源は第1の端子に接続されてもよい。
【0016】または、可変電源は第1の端子に接続さ
れ、商用電源は第2の端子に接続されてもよい。
【0017】また、第1の端子と第2の端子とを短絡す
るための短絡スイッチをさらに設けてもよい。
【0018】また、第2の巻線に対して電圧検出手段を
設けてもよい。このとき、可変電源は電圧検出手段から
の検出信号に基いて電圧振幅、位相のうちの少なくとも
1つが制御される。
【0019】可変電源は、同期電動機のフレーム内に配
置されてもよい。
【0020】または、可変電源は、同期電動機のフレー
ムに固定されていてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明に係る同期モータの実施形態を詳細に説明する。
【0022】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1における同期電動機の構成を示す図である。図2は
その同期電動機の回転軸方向の断面図である。両図に示
すように、同期電動機は固定子1と回転子2とを含む。
回転子2は、回転子コア9と、永久磁石3と、回転子軸
5とからなる。固定子1は、固定子コア8と、固定子コ
ア8の外周側に設けられたフレーム4と、固定子コア8
の内周側即ち空隙側に設けられたスロット6に納められ
た第1の巻線11と、固定子コア8の外周側に設けられ
た外周溝7に納められた第2の巻線12とからなる。固
定子1のフレーム4には、三相可変電源26が固定され
ている。本例では、固定子1に設けられたスロット6の
数を36、永久磁石3の数を4としている。
【0023】固定子1の外周溝7は、固定子コア8と、
固定子コア8の外周側に設けられた磁性材料よりなるフ
レーム4とで閉じられている。すなわち、第2の巻線1
2の磁路は、フレーム4と固定子コア8とで閉じられて
おり、回転子2まで鎖交しない。なお、説明の便宜上、
図1において、第1の巻線11は三相のうちのU相のみ
について示しているが、同様にしてV相、W相も配置さ
れているものとする。
【0024】図3は、三相巻線である第1の巻線11に
ついて、U、V、W相の巻線配置を説明するための図で
あり、実際には円周に沿って設けてあるこれらの巻線を
直線的に展開して示した図である。第2の巻線12その
他の構成要素の部材については周知のものを使用してい
るため、それらの記載は省略する。なお、以下の説明に
おいて、説明の便宜上、図面中、三相の各相に対応して
設けられる構成要素については、参照符号の最後にいず
れの相に対応するかを示す文字(u,v,w)を付加する場
合がある。例えば、巻線11uは、第1の巻線11であ
って、U相のものであることを示す。
【0025】図3において、第1の巻線11は、3つの
コイルからなるコイル群11u〜11wによって構成され
ている。コイル群11uおよび11u'がU相であり、コ
イル群11vおよび11v'がV相、コイル群11wおよび
11w'がW相のものである。また、図に示すように、各
スロットにはそれぞれ1つづつコイルが挿入されてお
り、1つの相のコイル群において各コイルは同心状に巻
かれている。例えば、U相においてコイル群11uは同
心状に巻かれた3つのコイル11u-1、11u-2、11u-
3からなっている。このように、各スロットに挿入され
るコイルは、各巻線軸に対して同心状に3つづつの巻線
が設けられる、いわゆる単層同心巻線を構成している。
【0026】図4は、固定子1における第1の巻線11
及び第2の巻線12に対する、駆動電源との接続関係を
説明するための図である。第1の巻線11は三相星型結
線を構成しており、中性点Nにて三相U、V、Wの各巻
線が接続されている。第1の巻線11に対し、中性点N
と反対側には、第1の端子21が設けられている。第1
の端子21からさらに、第1の巻線11と直列になるよ
うに、第2の巻線12が設けられ、第2の巻線12のう
ち、第1の端子21と異なる側には、第2の端子22が
設けられている。第1の端子21には、スイッチ23を
介して、三相商用電源25が接続されており、また第2
の端子22には、スイッチ24を介して、商用電源25
からの三相交流の周波数、電圧を所望値に変換して出力
する可変電源26が接続されている。可変電源26はダ
イオードブリッジ26aと平滑コンデンサ26bと複数
のスイッチング素子からなるインバータ回路26cを備
える。可変電源26、スイッチ23、24は制御部32
により制御される。また、三相巻線のうちの1つの相の
巻線12wにおいて電圧検出器31が設けられ、これに
より検出された電圧は制御部32に入力される。
【0027】以上のような構成を有する同期モータの動
作について説明する。初期状態においては回転子2は静
止しており、また、スイッチ23、24のいずれも開放
されているので、いずれの電源も電動機に接続されてい
ない。起動を開始するため、スイッチ24を短絡する
と、第2の端子22及び第2の巻線12を介して第1の
巻線11には三相可変電源26が接続される。初期状態
においては回転子2の位置が不明であるので適当な起動
シーケンスにしたがって、回転子2が移動しない程度の
十分に短い時間において電圧が印加される。このとき、
第2の巻線12には磁束が鎖交するが、この時の磁束量
は回転子磁束により影響を受ける。したがって、回転子
磁束を電圧検出器31を用いて測定し、この測定値に基
いて、制御部32内にある記憶部に予め設けておいた情
報を参照することで回転子位置を検出する。この情報を
もとに、適当な位相で可変電源26から電圧を印加する
ことで回転子2を駆動することができる。その後、同様
に回転子位置情報を随時更新しながら、回転子位置に応
じて可変電源26の位相を変化させることにより回転子
2は回転をはじめる。
【0028】以上のように可変電源26による起動を開
始した後、同期状態において、商用周波数の電圧位相
を、所定の電圧検出器(図示せず)等を用いて検出し、
可変電源26が印加している電圧の基本波成分が商用電
源25と同期するように調整する。このとき、電圧振幅
について、商用電源25の電圧から、第2の巻線12の
インダクタンスによる電圧降下分を見こんだ大きさにな
るように予め調整しておく。
【0029】この状態において、スイッチ23を短絡す
ると、商用電源25が第1の端子21に接続される。こ
のとき可変電源26、商用電源25の電圧波形はそれぞ
れ図5の(a)、(b)に示したようになる。この状態
を、1相あたりの等価回路で表現すると図6に示す回路
になる。すなわち、電機子回路は、インダクタンス45
および起電力44により表現でき、第2の巻線12は、
インダクタンス46により表現できる。また、商用電源
25は基本周波数電源41のみで表現でき、可変電源2
6は商用電源25と同期した基本周波数電源42と、高
調波電源43との直列接続により表現することができ
る。ここで、可変電源26のうち高調波電源43につい
ては短絡電流の原因となるが、第2の巻線12によるイ
ンダクタンス46によりこの短絡電流が制限される。イ
ンダクタンス46のインダクタンス値をL2とすると、
第n次高調波電源に対するインピーダンスZ2nは次のよ
うになる。 Z2n=2・π・fn・L2 (1) ここで、fnは第n次高調波の周波数である。上式よ
り、高調波次数nが大きくなるにしたがってインピーダ
ンスZ2nは大きくなる。
【0030】一方、基本周波数成分については、図7に
示したベクトル図のように考えることができる。先に述
べたように、可変電源26の電圧の基本周波数成分V2
から、第2の巻線12のインダクタンスによる電圧降下
jωL2・Iだけ見こんだ値と、商用電源電圧V1とが、
位相と大きさがほぼ等しくなるようにインダクタンスL
2を調整する。このようにすることにより、スイッチ2
3の短絡時に商用電源41の電位と第1の端子21の電
位との間に電位差が生じないため、短絡電流を抑制する
ことができる。
【0031】なお、このような並列運転状態は、商用電
源側のスイッチ23が投入された後すぐに可変電源側の
スイッチ24を遮断することで解消される。この時間を
十分に短くとることで、高調波電源による短絡電流を、
第2の巻線12のインダクタンスL2によって防止する
ことができる。
【0032】この第2の巻線12は、図1に示したよう
に固定子コア8を磁路として持つように配置されている
ので、システムの小型化が可能となる。特に、リアクト
ルの重量増の原因となる鉄心部分を固定子コア8と共用
したことで、重量も大きく減らすことができる。さら
に、図2に示したように可変電源と電動機を一体構造と
した場合には、外付けリアクトルのための端子部を別途
設ける必要がなくなるほか、重量、寸法ともに大きく削
減できる。
【0033】また、第2の巻線12は、永久磁石の作る
磁束と鎖交しない位置に設けられているので、電機子巻
線である第1の巻線11と独立に設計でき、設計の自由
度が大きくなる。また、第2の巻線12は、フレーム4
と固定子コア8とで磁気回路が短絡されており、寸法を
小さくとりつつインダクタンスを大きくすることができ
る。第2の巻線12は可変電源26に接続されており、
商用電源駆動時にはスイッチ24によって切り離される
ので、商用駆動時の力率がよい。
【0034】実施の形態2.本実施形態の同期モータの
固定子及び回転子は、実施の形態1の場合と同様の構成
を示すが、固定子巻線に対する電源の接続関係が実施の
形態1のものと異なる。すなわち、実施の形態1では、
第1の端子21を商用電源25に接続し、第2の端子2
2を可変電源26に接続していた。これに対して、本実
施形態では、図8に示すように、第1の端子21をスイ
ッチ23を介して可変電源26に接続し、第2の端子2
2をスイッチ24を介して商用電源25に接続してい
る。つまり、実施の形態1と異なるのは、第2の巻線1
2が商用電源25に接続されることである。本実施形態
における同期電動機の等価回路は図9に示すようにな
る。
【0035】起動までの動作については実施の形態1の
場合と同様であり、可変電源26を用いて起動した後、
スイッチ23を短絡することで商用電源25を固定子1
に接続し、スイッチ24を開放することで可変電源26
を固定子1から切り離す。
【0036】このとき、高調波成分については実施の形
態1と同様に、インダクタンス46により電流が制限さ
れる。一方、基本波成分については、図10に示したベ
クトル図のように考えることができる。すなわち、商用
電源25の電圧V1から、第2の巻線12のインダクタ
ンスによる電圧降下jωL2・Iだけ見こんだ値と、可
変電源の基本周波数成分V2とが、位相と大きさがほぼ
等しくなるようにインダクタンスの値L2を調整する。
これにより、駆動電源を切り替えるためにスイッチ23
を短絡した時に、商用電源41の電位と第2の端子22
の電位との間に電位差が生じないため、短絡電流を抑制
することができる。
【0037】このとき、図10に示すように、可変電源
26で駆動する際の電圧は小さくて済み、可変電源の容
量を小さく抑えられる。逆に、商用電源で運転時には、
第2の巻き線12のインダクタンスの分だけ力率が低下
する。これを改善するため、第2の巻線12に対してス
イッチ48が設けられている。すなわち、商用電源25
への切り替えのためにスイッチ24を開放し可変電源2
6を切り離した後に、適当なタイミングにおいてスイッ
チ48を短絡することでトルク発生に寄与しない第2の
巻線12を短絡して力率を改善することができる。
【0038】実施の形態3.図11は、本発明の実施の
形態3における同期電動機の構成を示した図である。本
実施形態において、第2の巻線12は固定子コア8を周
回するように巻回されており、回転軸に平行な部分のう
ち一方が空隙側に、他方が固定子コアの外側になるよう
に巻回された、いわゆる環状巻線となるように構成され
ている。このような構成とした場合、図11に示したよ
うに、永久磁石の作る磁束Bが第2の巻線12に鎖交す
ることになる。
【0039】図12は、可変電源26を第1の端子21
に、商用電源25を第2の端子22に接続したときの等
価回路を示したものである。実施の形態2の場合と異な
るのは、第1の巻線11のみならず、第2の巻線12に
おいても、永久磁石3による誘起電圧47が発生する点
である。この場合のベクトル図は図13に示したとおり
である。
【0040】本実施形態においては、第2の巻線12に
対しても永久磁石3の作る磁束Bが鎖交するので、第2
の巻線12に通電すればさらに強いトルクを得ることが
できる。言いかえれば、第2の巻線12は、第1の巻線
11とともに固定子巻線として機能することができる。
よって、商用電源25側に第2の巻線12を設置するこ
とによる不利益を低減できる。また、第2の巻線12は
環状巻線として構成されており、空隙側に鼓状巻線とし
て配置された第1の巻線11とは独立して設計できるた
め、設計の自由度が比較的高くなる。さらに、可変電源
駆動時に使用されない第2の巻線12にも永久磁石3の
磁束が鎖交するので、これを用いた回転子位置検出が容
易となる。
【0041】実施の形態4.図14は実施の形態4にお
ける同期電動機の構成を示す図である。先に示した実施
の形態1から3では、スロット6に納められた単層同心
巻線の全てを第1の巻線11とし、これとは別の第2の
巻線12を設けた例について説明した。これに対して、
本実施の形態においては、それぞれ3つのコイルからな
る単層同心巻線のうち、最もコイルピッチの小さい側に
ある一のコイルを第2の巻線12とし、残りを第1の巻
線11とする。すなわち、図3においては、3つのコイ
ルからなるコイル群11u〜11wにおいて、同心状に設
けられた3つづつの巻線(たとえば11u-1〜11u-3)
が全て第1の巻線を構成していた。これに対して、本実
施形態においては図15に示すように、3つのコイルか
らなるコイル群31u〜31wにおいて、同心状に設けら
れた3つづつの巻線(たとえば31u-1〜31u-3)のう
ち、コイル31u-1を第2の巻線12とし、残りのコイ
ル31u-2、31u-3を第1の巻線11としている。
【0042】このような構成とした場合、実施の形態1
から3と同様に、第2の巻線12により高調波電源によ
る短絡電流が防止されるので、可変電源26と商用電源
25との並列運転が可能となる。また、実施の形態3と
同様に、永久磁石3の作る磁束が第2の巻線12に鎖交
するため、これに通電することによりより大きいトルク
を得ることができる。つまり、電機子巻線として利用で
きるので、実施の形態3と全く同様の効果を得ることが
できる。また、第2の巻線を鼓状巻線としたので、商用
駆動時には、通常の電動機と同じだけの巻線を有するこ
とになり、商用駆動時に機能していない巻線部分がなく
なるため無駄が最も少ない設計となる。また、第1およ
び第2の巻線を単層同心巻で構成しているので、従来の
固定子巻線の挿入と同様にして、第1および第2の巻線
を同時に固定子コア内に挿入でき、巻線作業の負担が軽
減でき、作業の工程数も低減できる。
【0043】なお、本実施形態においては、第1の端子
21に可変電源26を、第2の端子22に商用電源25
を接続した例について示したが、第2の端子22に可変
電源26を、第1の端子21に商用電源25を接続して
も、同様に動作させることは可能である。
【0044】単層同心巻線を構成する3つのコイルのう
ち、いずれを第2の巻線12としてもよいが、最内周あ
るいは最外周のいずれかのコイルを第2の巻線12とす
るのが好ましく、これにより、第1の端子21の加工等
の端末処理が容易となる。また、一般に単層同心巻線で
は、最内周あるいは最外周のうちの少なくともいずれか
の短節度(極間隔に対するコイル開口幅の割合であり、
この比率が1に近いほど効率良く運転できる)が最も小
さくなるので、これを除いた残りの第1の巻線の短節度
を高めることができ、可変電源駆動時の効率を良くする
ことができる。
【0045】もちろん、単層同心巻線とする必要はな
く、分布巻としてもよい。この場合、各コイル間の短節
度は全て等しくなるが、第1の端子21の加工性を考慮
すると、最内周あるいは最外周のいずれかを第2の巻線
12とするのが望ましい。
【0046】以上、本発明にかかる同期モータについて
の実施形態について説明した。上記説明において、極数
が4の場合について示したが、これに限られず、2極あ
るいは6極以上でもよい。また、スロット数は36の場
合について示したが、これに限られず、三相交流におい
ては一般に3の倍数であれば適当にスロット数を選定で
きる。また、各コイルが複数のスロットをまたがって同
心状に配置されている例について示したが、これに限ら
れず、実施の形態4で述べたように分布巻でもよいし、
あるいは各コイルが1つのティースに集中的に巻回され
ているような場合でも適用できる。さらに、可変電源制
御のため回転子位置情報は、第1及び第2の端子のうち
可変電源が接続されていない側に設けた電圧検出器によ
り得ていたが、これに限られず、エンコーダやレゾルバ
を設けて回転子位置検出を行なってもよい。あるいは予
め決められたシーケンスにしたがって、回転子位置にか
かわらず可変電源の周波数を変化させるようにしてもよ
い。
【0047】
【発明の効果】本発明の同期電動機によれば、固定子の
各相において、第1及び第2の巻線を有しているため、
第1及び第2の巻線のうちの一方をリアクトルとして作
用させることが可能となる。また、それぞれの巻線に対
して電力を供給するための端子を備えているため、2つ
の異なる駆動電源を切り替えて固定子に接続することが
可能となり、両者の位相ずれや高調波成分の違いを吸収
するためのリアクトルをコンパクトに設計できる。
【0048】また、磁束が鎖交しない位置に第2の巻線
を設けてもよく、第2の巻線の設計の自由度が大きくな
る。
【0049】また、第2の巻線をフレームと固定子コア
の境目に設けてもよく、それにより、工作性がよく、か
つ磁路を短絡させたので、寸法の割にインダクタンスを
大きく設計できる。
【0050】また、リアクトルとして作用する第2の巻
線を環状巻線としてもよい。このとき、第2の巻線は、
回転子磁束が鎖交するので電機子巻線として利用でき、
リアクトルの設計自由度が比較的高くなる。
【0051】また、リアクトルとして作用する第2の巻
線を鼓状巻線としてもよい。このとき、第2の巻線は回
転子磁束が鎖交するので電機子巻線として利用できる。
また、商用駆動時の無駄が最も少なくなる。
【0052】また、固定子巻線を単層同心としたので、
従来の固定子巻線の挿入と同様にして、第1および第2
の巻線を同時に固定子コア内に挿入でき、巻線作業の負
担が軽減される。
【0053】また、単層同心のうち最もコイルピッチの
小さい側を第2の巻線としてもよく、第2の巻線が短絡
故障などを起こした場合のトルク低減を最小限にでき
る。
【0054】本発明に係る駆動システムによれば、可変
電源と商用電源で同期電動機を駆動するシステムにおい
て、並列運転時の短絡電流防止のためのリアクトルの機
能を固定子の巻線で機能させるために、同期電動機の小
型軽量化が実現できる。
【0055】また、可変電源を用いて起動し、商用電源
で駆動することで高効率なシステムを安価に提供でき
る。
【0056】また、リアクトルを可変電源側に設けたの
で商用駆動時の力率が向上する。
【0057】また、リアクトルを商用側に設けたので、
可変電源の容量を小さく抑えられるほか、第2の巻線に
永久磁石の磁束が鎖交するように配置することで、定常
運転時もリアクトルを有効利用できる。
【0058】また、リアクトルを短絡する短絡スイッチ
を備えるため、第2の巻線に磁束が鎖交しないときでも
力率の低下を抑えられる。
【0059】また、あいている側の端子を用いて回転子
位置を検出してもよい。この場合、エンコーダなどの位
置検出手段を設ける必要がなく、小型化、低コスト化が
可能となる。また、可変電源を制御し、商用電源と振幅
や位相をあわせるための情報を得ることができる。
【0060】さらに可変電源を、フレーム内に配置し又
はフレームに固定してモータに内蔵することにより、機
器の小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の電動機の構成を説明するため
の図。
【図2】 実施の形態1の電動機の回転軸方向の断面
図。
【図3】 実施の形態1の電動機における第1の巻線の
配置を説明した図。
【図4】 実施の形態1の電動機における各巻線と電源
との接続を説明した図。
【図5】 実施の形態1の電動機における可変電源の電
圧波形(a)と、商用電源の電圧波形(b)を示した
図。
【図6】 実施の形態1の電動機の等価回路を示した
図。
【図7】 実施の形態1の電動機における電圧、電流ベ
クトル図。
【図8】 実施の形態2の電動機における各巻線と電源
との接続を説明した図。
【図9】 実施の形態2の電動機の等価回路を示した
図。
【図10】 実施の形態2の電動機における電圧、電流
ベクトル図。
【図11】 実施の形態3の電動機の構成を説明するた
めの図。
【図12】 実施の形態3の電動機の等価回路を示した
図。
【図13】 実施の形態3にの電動機における電圧、電
流ベクトル図。
【図14】 実施の形態4の電動機の構成を説明するた
めの図。
【図15】 実施の形態4の電動機における第1および
第2の巻線の配置を説明した図。
【符号の説明】
1 固定子、 2 回転子、 3 永久磁石、 4 フ
レーム、 5 回転子軸、 6 スロット、 7 外周
溝、 8 固定子コア、 9 回転子コア、11 第1
の巻線、 12 第2の巻線、 21 第1の端子、
22 第2の端子、 23 スイッチ(商用側)、 2
4 スイッチ(可変側)、 25 商用電源、 26
可変電源、 32 制御部、 11u〜11w、 31u
〜31wコイル群、 11u-1〜11u-3 U相のコイ
ル、 N 中性点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 正哉 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H001 AA01 AA05 AB12 AC01 AC08 AD03 AE04 5H603 BB01 BB07 BB09 BB12 CA01 CA05 CC05 CC17 CD04 CD05 5H621 BB10 GA01 JK14

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子の固定子コアに設けられた巻線に
    三相交流電源を接続することで移動磁界を発生し、この
    移動磁界と回転子とを同期した速度で駆動する同期電動
    機であって、前記固定子は三相の各相において、 固定子コア内に磁路を有するように配置され、星型結線
    された第1の巻線と、 該第1の巻線の中性点とは反対側に設けられた第1の端
    子と、 固定子コア内に磁路を有するように配置され、一端が前
    記第1の端子に接続された第2の巻線と、 該第2の巻線の他端に設けられた第2の端子とを備え、 前記第1の端子または前記第2の端子に前記三相交流電
    源が切り替えて接続されることを特徴とする同期電動
    機。
  2. 【請求項2】 前記第2の巻線は、その第2の巻線に通
    電することにより発生する磁束が前記回転子と鎖交しな
    いように配置されたことを特徴とする請求項1に記載の
    同期電動機。
  3. 【請求項3】 前記第2の巻線は、前記固定子コアと、
    その固定子コアに接する位置に設けられた磁性材料より
    なるフレームとの境界に配置され、前記第2の巻線によ
    り発生する磁束は前記固定子コアおよび前記フレームの
    双方を磁路とすることを特徴とする請求項2に記載の同
    期電動機。
  4. 【請求項4】 前記第1の巻線は、回転子の回転軸方向
    に沿って伸びる部分がいずれも固定子コアの内周の空隙
    側に配置される鼓状巻線となっており、前記第2の巻線
    は、前記回転軸方向に沿って伸びる部分のうち一方を固
    定子コアの内周の空隙側に、他方を固定子コアの外周側
    に配置される環状巻線となっていることを特徴とする請
    求項1に記載の同期電動機。
  5. 【請求項5】 前記第1の巻線および前記第2の巻線は
    それぞれ、回転子の回転軸方向に沿って伸びる部分がい
    ずれもが固定子コアの内周または外周に配置される鼓状
    巻線となっていることを特徴とする請求項1に記載の同
    期電動機。
  6. 【請求項6】 前記第1の巻線および前記第2の巻線
    は、それらがコイルピッチの異なる複数の巻線からなる
    単層同心巻を構成するように配置されたことを特徴とす
    る請求項5に記載の同期電動機。
  7. 【請求項7】 前記第2の巻線は、前記単層同心巻を構
    成するコイルピッチの異なる複数の巻線のうち、コイル
    ピッチの最も短い側に配置されることを特徴とする請求
    項6に記載の同期電動機。
  8. 【請求項8】 固定子の固定子コアに設けられた巻線に
    三相交流電源を接続することで移動磁界を発生し、この
    移動磁界と回転子とを同期した速度で駆動する同期電動
    機の駆動システムであって、 三相の各相において、固定子コア内に磁路を有するよう
    に配置されて星型結線された第1の巻線と、該第1の巻
    線の中性点とは反対側に設けられた第1の端子と、固定
    子コア内に磁路を有するように配置され一端が前記第1
    の端子に接続された第2の巻線と、該第2の巻線の他端
    に設けられた第2の端子とを備えた同期電動機と、 三相商用電源の電圧及び周波数を変更して出力可能な可
    変電源と、 前記同期電動機の第1の端子及び第2の端子のいずれか
    一方に前記可変電源を接続する第1のスイッチと、 前記同期電動機の第1の端子及び第2の端子の他方に前
    記商用電源を接続する第2のスイッチと、 前記第1及び第2のスイッチの開閉を制御する制御手段
    とからなることを特徴とする同期電動機の駆動システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記回転子を静止状態
    から起動する際には前記可変電源を前記固定子に接続
    し、同期速度に到達した後に前記可変電源の接続を遮断
    するとともに前記商用電源を直接的に前記固定子に接続
    するように前記第1及び第2のスイッチを制御すること
    を特徴とする請求項8に記載の同期電動機の駆動システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記可変電源は前記第2の端子に接続
    され、前記商用電源は前記第1の端子に接続されている
    ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の同期
    電動機の駆動システム。
  11. 【請求項11】 前記可変電源は前記第1の端子に接続
    され、前記商用電源は前記第2の端子に接続されている
    ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の同期
    電動機の駆動システム。
  12. 【請求項12】 前記第1の端子と前記第2の端子とを
    短絡するための短絡スイッチをさらに設けたことを特徴
    とする請求項11に記載の同期電動機の駆動システム。
  13. 【請求項13】 前記第2の巻線に対して電圧検出手段
    を設け、前記可変電源は、該電圧検出手段からの検出信
    号に基いて電圧振幅、位相のうちの少なくとも1つが制
    御されることを特徴とする請求項8ないし請求項12の
    いずれか1つに記載の同期電動機の駆動システム。
  14. 【請求項14】 前記可変電源は、前記同期電動機のフ
    レーム内に配置されることを特徴とする請求項8ないし
    請求項13のいずれか1つに記載の同期電動機の駆動シ
    ステム。
  15. 【請求項15】 前記可変電源は、前記同期電動機のフ
    レームに固定されていることを特徴とする請求項8ない
    し請求項13のいずれか1つに記載の同期電動機の駆動
    システム。
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