JP2001258065A - 通信システムにおいて呼を自動的に再開するための方法及び装置 - Google Patents

通信システムにおいて呼を自動的に再開するための方法及び装置

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JP2001258065A
JP2001258065A JP2001022637A JP2001022637A JP2001258065A JP 2001258065 A JP2001258065 A JP 2001258065A JP 2001022637 A JP2001022637 A JP 2001022637A JP 2001022637 A JP2001022637 A JP 2001022637A JP 2001258065 A JP2001258065 A JP 2001258065A
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JP2001022637A
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Harold Robert Smith Jr
ロバート スミス ジュニア ハロルド
Jeffrey Arthur Zahnle
アーサー ザーンル ジェフリー
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/50Connection management for emergency connections
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は通信システムにおいて呼を自動的
に再開するための方法及びモバイル電話交換局(Mobile
Switching Center;MSC)を提供する。 【解決手段】 呼は通信システムのモバイル・ユニット
とネットワーク要素との間の呼経路上で確立される。モ
バイル電話交換局(Mobile Switching Center;MS
C)のようなプロセッサが、モバイル・ユニットが呼か
ら切り離されたことを判定する。モバイル・ユニットが
呼から切り離されたことが判定された場合、呼経路上で
呼を自動的に再開する。呼の再開はMSCとネットワー
ク要素との間の呼経路で行われ、且つ、モバイル・ユニ
ットからの入力無しで行われることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は一般的には通信シ
ステムに関し、特に、通信システムにおいて呼を自動的
に再開するための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信システムにおけるセルラー呼のよう
な呼は代表的にはモバイル・ユニットで発呼される。そ
のような呼は電話番号をダイヤルし、サービス・プロバ
イダーへ接続することによって掛けられる。セルラー・
サービス・プロバイダーは発呼者から識別番号や電話番
号等の情報を得る。これらの情報の幾つかは呼を確立す
る際に使用される。
【0003】呼が確立された後、呼を終了させる障害
(problem)が起きることが有る。終了動作は、多く
は、モバイル電話ユーザが呼を意識的に終了させるよう
なユーザの行為によって遂行(drive)される。しか
し、或る状況下では呼が意図的でなしに終了される。こ
の意図的でない終了は、モバイル電話ユーザがセルラー
・サービスをサポートしていないエリヤへ入ったり、
「不良セル」へ入ったり、無線障害(interference)、
或いは、セルラー基盤機器への接続が呼が切れてしまう
くらいに長く中断されるその他の事態に直面したりする
ときに起きることが有る。
【0004】代表的な通信システムでは、モバイル・ユ
ニットのユーザはダイヤルされた元の電話番号をリダイ
ヤルし、新たな呼を新たな呼経路で確立しなければなら
ない。本質において、第2の全く別の呼を生起させる必
要が有る。
【0005】被呼者が発呼者との通信を再開したいと思
うときの事例が有る。そのような一つのシナリオは緊急
呼中である。緊急呼では、モバイル・ユニットから「9
−1−1」のような緊急呼電話番号(emergency numbe
r)がダイヤルされる。この緊急呼はモバイル電話交換
局(Mobile Switching Center;MSC)を経由してそ
の呼を取り扱う公共安全応答交換局(Public Safety An
swering Point;PSAP)へルーティングされる。
【0006】もしも緊急呼が意図的でなしに終了される
と、PSAPはその呼を再開しようとする試みを行うこ
ととなる。 伝統的な「9−1−1」プロセッシングを
使用して、モバイル・ユニットの電話番号が緊急呼の設
定中にPSAPへ渡される。緊急呼では、呼を終了させ
るのは代表的にはPSAPであり、それで、モバイル・
ユニットでの呼終了は緊急呼設定(emergency settin
g)に不適切であると考えられる。
【0007】そのようなシナリオにおける一つの考えら
れるアプローチはPSAP或いはMSCが発呼側のモバ
イル・ユニットへ新たな呼を確立することである。この
ようにして、モバイル・ユニットとPSAPとの間に緊
急通信を再開することができる。
【0008】そのようなコールバック・アプローチの一
つの問題点は、そのアプローチが必要以上の時間及び処
理を必要とすることである。通信システムは最初の緊急
呼に割り振られた資源を開放してモバイル・ユニットに
コンタクト(reach)する適切な経路を判定し、続いて
新たな緊急呼に資源を再割り振りする。緊急事態では、
そのような長い時間と多大な資源を要することがモバイ
ル・ユニット・ユーザに不利益であることが有る。
【0009】そのようなコールバック・シナリオの第2
の問題点は、中には入信呼を受信することが出来ないモ
バイル・ユニットがあることである。これはモバイル・
ユニットがローミングしていて呼の配信が出来ないとき
や、モバイル・ユニットが非コード化モバイル・ユニッ
トであるとき、モバイル電話サービスが中止された場
合、あるいはサービス・プロバイダーとモバイル・ユニ
ットのホーム・システムとの間にローミング関係が存在
しない場合に起きることがある。緊急呼が終了され且つ
PSAPがその緊急呼を再開しようとする場合、PSA
Pはモバイル・ユニットの電話番号を使用してモバイル
・ユニットとのコンタクトを取ろうとすることとなる。
しかしモバイル・ユニットにはその電話番号を介してコ
ンタクトすることが出来ないから、PSAPはその緊急
呼を再開しようとする試みに失敗することとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、高度なサービ
ス、特に、それに限るわけではないが緊急事態に発呼さ
れた呼を自動的に再開するための方法及び装置が要望さ
れている。
【0011】
【発明の目的】本発明は被呼者が呼を自動的に再開出来
るようにする方法及び装置を提供することを目的とす
る。無線緊急呼は本発明の一つの利用法である。本明細
書で使用されるとき、用語「不適切に終了された("ter
minated improperly")」は、呼がその呼を終了するこ
とが予期されていない端末(device)から終了される状
況を言う。更に、この用語「不適切に終了された」はま
た、呼が発呼者によって終了されている場合で被呼者が
その呼を続行すること或いは直ぐに再開することを希望
するときの状況をも言う。
【0012】
【作用】例えば、緊急呼は代表的にはモバイル・ユニッ
トで開始され、ネットワーク要素によって終了される。
緊急呼の場合で、MSCがモバイル・ユニットから呼終
了があったことを認識(see)した場合は、その緊急呼
は不適切に終了されていると考えられるであろう。本発
明はまた、呼が適切に終了されている場合でその呼の終
了後に詳細情報が要望される場合に有効である。
【0013】本発明の方法及び装置は、呼が不適切に終
了されているときにネットワーク要素或いはPSAPの
ような被呼者がモバイル・ユニットとの緊急呼を自動的
に再開出来るようにする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施例は通信
システムの呼経路上でモバイル・ユニットとネットワー
ク要素との間の呼を自動的に再開するための方法を提供
する。もしその呼が不適切に終了されると、本発明の方
法は、好ましくはたとえモバイル・ユニットがその電話
番号を使用してコンタクト(reach)することが出来な
いモバイル・ユニットである場合でも同じ呼経路上で呼
が自動的に再開されるようにする。緊急呼の場合は、そ
れは呼がモバイル・ユニットによって終了されるとき呼
経路の一部にその呼を自動的に再開することによって達
成される。呼は、モバイル・ユニットがセルラー・サー
ビスを提供していないエリヤへ一時的に進入したり、一
時的な電源切れが有ったり、或いはモバイル・ユニット
とのリンクが絶たれるその他の事態により、不適切に終
了することが有るが、しかし呼が被呼者によって終了さ
れることは望ましくなかった。標準的な緊急呼では、ネ
ットワーク要素がその呼を終了させる決定を為し、この
決定がMSCへ通信され次第その緊急呼のために使用さ
れる資源が開放される。
【0015】好適な実施例によれば、上記方法はモバイ
ル・ユニットが呼から切り離されたことを判定するステ
ップ及びモバイル・ユニットが呼から切り離された場合
に呼経路上でその呼を自動的に再開するステップを具備
する。この処理は、好ましくはモバイル・ユニットとネ
ットワーク要素との間に配置されているモバイル電話交
換局(Mobile Switching Center;MSC)で為され
る。
【0016】呼を呼経路上で自動的に再開するステップ
は、ネットワーク要素がその呼を解除したか否かを判定
するステップを包含することが好ましい。もしネットワ
ーク要素が呼を解除している場合は、MSCがその呼が
適切に終了したものを推測し、その呼に関係する全ての
資源を開放することとなる。
【0017】その呼を再開するために、MSCはモバイ
ル・ユニットへページング・メッセージを送信する。応
答しているモバイル・ユニットからページング応答を受
信すると、MSCはその応答しているモバイル・ユニッ
トが元のモバイル・ユニットであるか否かを判定する。
もしその応答しているモバイル・ユニットが元のモバイ
ル・ユニットであれば、MSCがその応答しているモバ
イル・ユニットへアラート・メッセージを送信する。M
SCは続いてそのモバイル・ユニットがそのアラート・
メッセージに応答したか否かを判定する。もしモバイル
・ユニットがそのアラート・メッセージに応答した場合
は、MSCはその呼をそのMSCと上記ネットワーク要
素との間の呼経路上で再開する。もしモバイル・ユニッ
トがアラート・メッセージに応答しない場合は、MSC
はネットワーク要素へ不首尾メッセージを送信させる。
その不首尾メッセージはモバイル・ユニットと呼経路上
のネットワーク要素との間に呼を再開することが出来な
かったことを知らせる。
【0018】このように本発明は通信システムにおいて
呼を自動的に再開するための改善された方法及び装置を
提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の好適な実施例によ
る通信システム100を表す。通信システム100は"L
UCENT TECHNOLOGIES, INC."が製造及び販売している
「5ESS」電話交換機のような電話交換機(switchin
g system)2を具備する。図示の通信システム100で
は電話交換機2は一般的に選択ルータとして知られてい
る緊急呼サービス用ネットワーク要素であり、入信緊急
呼を適切な公共安全応答交換局(Public Safety Answer
ing Point;PSAP)30へルーティングする役割を
担っている。電話交換機2はまた、呼を主PSAPから
副PSAPへ転送する機能のような他の機能に対する役
割も担っており、公衆交換電話通信網(Public Switch
Telephone Network;PSTN)4を介して音声及びデー
タをルーティングすることが出来る交換組織を有する任
意の電話交換機を包含することが出来る。
【0020】選択ルータ2は代表的には1つ以上の端局
6へ中継回線8を介して接続されている。端局6は「5
ESS」電話交換機のような電話交換機、或いは音声及
びデータをPSTN4を介してルーティングすることが
出来る任意の電話交換機を具備することが出来る。端局
6は好ましくはホストとして電話機、パーソナル・コン
ピュータ、ファックス・マシンのような顧客構内機材
(Customer Premise Equipment;CPE)10等を顧客
回線12を介して制御する。選択ルータ2はまた、1つ
以上のモバイル電話交換局(Mobile Switching Cente
r;MSC)14へ中継回線16を介して接続されること
が好ましい。端局6もまたホストとしてMSC14を制
御することが出来ることが明らかであろう。この技術分
野分野でよく知られているように、上述の音声・データ
通信チャネルに加え、MSC14、端局6及び選択ルー
タ2はオーバレイ共通チャンネル信号通信網(Common C
hannelSignaling Network;CCSN)18、好ましく
は制御用メッセージ及び信号メッセージを送信するため
のSS7信号通信網を介して相互に通信する。CCSN
18は2地点間接続を使用してそれらネットワーク要素
を直結することが出来る。即ち、その接続は図示の如く
CCSN網を介して行うことが出来る。
【0021】各MSC14は、好ましくは無線トランシ
ーバを具備する少なくとも1個のセル・サイト20に接
続されている。無線トランシーバはセル・サイト20か
らのサービスを受けるセル22内に存在する無線通信装
置24との無線インターフェースを確立するのに有効で
ある。代表的な無線通信システムでは、セル・サイト2
0はそれらのセル22が境を接しており、従って無線通
信装置24がセル22間を移動することが出来るように
構成されている。本発明のシステムでは、各セル22が
複数のセクター22a、22b・・・22nに分割され
ており、或るセルの各セクターはそのセルの所定の地理
的エリヤを包摂している。
【0022】選択ルータ2は好ましくはインターフェー
ス32を介して複数個のPSAP30と接続されてい
る。好適な実施例では、インターフェース32は統合サ
ービス・デジタル通信網(Integrated Services Digita
l Network;ISDN)インターフェースを具備する。
とはいえ、アナログ・インターフェースを使用すること
も可能である。本発明の通信システムでは、呼のルーテ
ィングは後で説明するように2種のインターフェース間
で異なっている。各PSAP30は選択ルータ2からそ
れへ伝送される緊急呼を処理する役割を担っている。特
に、各PSAP30は特定の地理的エリヤから発呼され
て来る呼へのサービスを行う役割を担っている。PSA
P30のサービスを受けている地理的エリヤは緊急呼サ
ービス・ゾーン(emergency service zone;ESZ)と
して知られている。選択ルータ2は、以下で説明する如
く、呼を緊急呼が発呼されて来た地理的エリヤへのサー
ビスを行うPSAP30へルーティングする。このPS
AP30は発呼者へ接続された後、警察官や消防士或い
はその他の緊急サービス要員にその呼がどういった類
(nature)のものであるかを指示し、或いは必要に応じ
てその他の措置を取ることによって呼へのサービスを行
う。
【0023】通信システム100はまた選択ルータ2に
よりデータ・リンク42を介してアクセスすることが出
来るデータ・ベース40を包含する。周知の如く、デー
タ・ベース40は地上回線呼用にANI(Automatic Nu
mber Identification;電話番号自動識別コード)番号
と緊急サービス・ゾーン(Emergency Service Zone;E
SZ)との間の相関性を包含している。その結果、選択
ルータ2は地上回線CPE10からANIを受信する
と、その呼に対する緊急呼サービス・ゾーンを識別し、
且つ、そのESZへサービスを行っているPSAPへ宛
てて呼を伝送することが出来る。
【0024】図2は本発明の好適な実施例による、モバ
イル・ユニットと通信システムの呼経路の少なくとも一
部におけるネットワーク要素との間に呼を自動的に再開
するフローチャート200を表す。この好適な実施例で
は、呼は緊急呼である。呼が非緊急呼である場合、同様
な処理が別の実施例の場合に行われる。ネットワーク要
素とモバイル・ユニットとの間の呼が不適切に終了した
ことの判定が為される。例えば、モバイル・ユニットが
“デッド・ゾーン”、即ちカバーされていないセル・エ
リヤ内に入り込むことが有り、それで呼経路のリンクの
うちの一つが切れる。代表的には、ネットワーク要素が
緊急呼の終了動作を開始する。もしモバイル・ユニット
が呼の終了動作を開始する場合、それは代表的には緊急
呼が終了されるべきではなく、むしろモバイル電話ユー
ザが“デッド・ゾーン”に入り込むような状況下で不適
切に終了されたことを意味する。
【0025】本発明の好適な実施例では、その呼はネッ
トワーク要素がMSCにそのMSCがその呼経路をその他
の呼に戻して設定するのに必要な制御を行う全てのリン
クを設定するように指示するまでは切られない。MSC
はそのMSCとネットワーク要素との間の呼経路の一部
を稼動状態に保持し、これらの資源を開放するようにネ
ットワーク要素から指示されるまでは開放しないことが
好ましい。こうして、本発明は呼が元の呼のときと同じ
MSCとネットワーク要素との間の呼経路上で再開され
るようにすることが出来る。
【0026】図2に表されている処理はモバイル電話交
換局(Mobile Switching Center;MSC)で行われる
ことが好適であるが、代りに別のサイト(location)で
行われるようにすることも出来、或いは、幾つかのステ
ップをMSCで実行し、残りのステップを別の通信機器
で実行するようにしてもよい。
【0027】好適な実施例によれば、MSCはモバイル
・ユニットが呼から切り離されていることを判定する
(ステップ201)。MSCはこの判定をモバイル・ユ
ニットとMSCとの間の無線交信が切れていることを判
定することによって行うことが出来る。好適な実施例で
は、呼はモバイル・ユニットとネットワーク要素との間
の緊急呼である。本発明の別の実施例では、呼は非緊急
の呼である。通信システムは、好ましくはモバイル・ユ
ニットとネットワーク要素との間に配置されているモバ
イル電話交換局(Mobile Switching Center;MSC)
を包含し、緊急呼はモバイル・ユニットとネットワーク
要素との間の呼経路上で行われ、システム資源を使用す
る。本明細書で使用されるとき、用語「呼経路」はモバ
イル・ユニットとネットワーク要素との間の通信を容易
にするのに必要なリンクを言う。この呼経路は代表的に
はMSCから選択ルータへの中継回線を包含する。
【0028】MSCは呼をモバイル・ユニットがその呼
から切り離された場合に呼経路上で自動的に再開する
(ステップ203)。本発明の好適な実施例では、モバ
イル・ユニットが緊急呼から切り離された場合に、MS
Cがシステム資源を開放すること無く、そのMSCとネ
ットワーク要素との間の呼経路上でその緊急呼を再開す
る。
【0029】図3は本発明の好適な実施例による、通信
システムにおいて呼を再開するための自動再開ステップ
203のフローチャートを表す。
【0030】MSCは呼がネットワーク要素、好ましく
はPSAPから解除されていることを検出する。MSC
は続いてネットワーク要素が呼を解除しているか否かを
判定する(ステップ303)。もしネットワーク要素が
呼を解除している場合は、MSCがその呼に関係する全
ての資源を開放する(ステップ305)。このケースで
は、PSAPのようなネットワーク要素がその呼を解除
しているので、MSCはその呼が適切に終了されたこと
が分かり、従って呼経路を確立するために使用される資
源を解放することを含んで、その呼に関係する全ての資
源を開放することとなる。
【0031】もしMSCがステップ303でネットワー
ク要素がその呼を解除していないことを判定すると、M
SCがモバイル・ユニットへページング・メッセージを
送信する(ステップ307)。MSCはモバイル・ユニ
ットとネットワーク要素との間の通信を呼経路上で再開
するために、モバイル・ユニットへ再度アクセス(re-c
ontact)しようとする試みを行うこととなる。
【0032】MSCはそれがモバイル・ユニットへ送信
されたページング・メッセージに対するモバイル・ユニ
ットからの応答を受信したか否かを判定する(ステップ
309)。この決定は好ましくはページング・メッセー
ジが送信されるときにタイマーをスタートさせることに
よって成される。もしタイマーが切れる前に応答が受信
されると、MSCはタイマーをキャンセルし、続行す
る。もしモバイル・ユニットからの応答を受信する前に
タイマーが切れると、MSCは次に詳述する如く、ステ
ップ315の処理を続行することとなる。
【0033】もしMSCがページング・メッセージに対
する応答を受信していない場合は、MSCはそのページ
ング・メッセージをモバイル・ユニットへ再送信すべき
か否かを判定することとなる(ステップ315)。この
ことは部分アルゴリズム(local algorithm)に従って
達成される。このアルゴリズムは、ページング信号が送
信された回数を、好ましくは本システムへ入力された数
値であって、モバイル・ユニットへのコンタクト(reac
h)が不能であることが判定される前にモバイル・ユニ
ットへページングしなければならない最大の回数を示す
数値と照合することが好ましい。一例として、この回数
を3にセットすることが出来る。この場合、MSCが最
早モバイル・ユニットをページングする必要が無いとの
判定を行う前にモバイル・ユニットへページングが3回
行われることとなる。もしMSCが再度モバイル・ユニ
ットをページングする必要が無いことを判定すると、M
SCは以下で詳述する切り離しステップへ進むこととな
る。
【0034】もしMSCがステップ315でページング
・メッセージをモバイル・ユニットへ再送信する必要が
有ることを判定すると、MSCはステップ307へ戻っ
てモバイル・ユニットへページング・メッセージを再送
信する。
【0035】もしMSCがステップ315でページング
・メッセージをモバイル・ユニットへ再送信する必要が
無いことを判定すると、MSCはネットワーク要素へ不
首尾メッセージを再送信する(ステップ317)。不首
尾メッセージはモバイル・ユニットと呼経路上のネット
ワーク要素との間に呼を再開することが出来なかったこ
とを知らせる。このことはモバイル・ユニットの電源が
オフされるか或いは電源を使い切ったときに起きること
がある。
【0036】もしMSCがモバイル・ユニットから応答
を受信すると、MSCは応答しているモバイル・ユニッ
トが、MSCがページング・メッセージも用いてコンタ
クト(reach)しようと試みていたモバイル・ユニット
であるか否かを判定する(ステップ311)。この判定
は受信された電子的シリアル・ナンバー(ElectronicSe
rial Number;ESN)をメモリーに記録されている数
値と照合することによって、即ち、現在のロケーション
をメモリーに記録されているロケーションと照合するこ
とによって行うことが出来る。
【0037】もしその応答しているモバイル・ユニット
が意図されたモバイル・ユニットでない場合、MSCは
その応答しているモバイル・ユニットへのページング・
メッセージの送信を中止する(ステップ313)。MS
Cは続いて判定ステップ309へ戻り、送信されたペー
ジング・メッセージに対する応答がモバイル・ユニット
から受信されたかどうかを判定する。
【0038】もしその応答しているモバイル・ユニット
が目的のモバイル・ユニットである場合、MSCはその
応答しているモバイル・ユニットへアラート・メッセー
ジを送信する(ステップ319)。上記アラート・メッ
セージは、このケースでは緊急呼を再開中のPSAPに
よりそのモバイル・ユニットへコンタクト(reach)す
る試みが為されていることを、モバイル・ユニットにア
ラートするために使用される。
【0039】MSCは続いてモバイル・ユニットがアラ
ート・メッセージに応答したかどうかを判定する(ステ
ップ319)。 もしモバイル・ユニットがアラート・
メッセージに応答しない場合、MSCはネットワーク要
素へ、モバイル・ユニットとネットワーク要素との間で
呼を再開することが出来なかったことを知らせる不首尾
メッセージを送信させる(ステップ321)。この送信
は、もしモバイル・ユニットがサービス・エリヤ外でロ
ーミングしていたり、電源が切れていたり、或いはその
モバイル・ユニットがMSCと通信出来ないようにして
いる他の障害を蒙ったりしている場合に行われることが
有る。
【0040】もしモバイル・ユニットがアラート・メッ
セージに応答した場合、MSCはモバイル・ユニットと
ネットワーク要素との間の呼経路の少なくとも一部を使
用して上記呼を再開する(ステップ323)。この一部
部分はMSCとネットワーク要素との間の呼経路の一部
であることが望ましい。
【0041】図4は本発明の好適な実施例によるモバイ
ル電話交換局(Mobile Switching Center;MSC)4
00を表す図である。MSC400は好ましくはプロセ
ッサ401、入力ポート403、出力ポート405及び
メモリー407を包含する。
【0042】プロセッサ401は、モバイル・ユニット
がモバイル・ユニットとネットワーク要素との間の呼経
路上の呼から切り離されたことを判定するのに有効であ
る。プロセッサ401はまた、呼経路上の呼を自動的に
再開するのに有効である。プロセッサ401はネットワ
ーク要素が呼を解除したことを判定した後で呼に関係す
る全ての資源を開放するのに有効である。
【0043】プロセッサ401はモバイル・ユニットが
アラート・メッセージに応答したか否かを判定するステ
ップを実行する。もしモバイル・ユニットがアラート・
メッセージに応答する場合、プロセッサ401はモバイ
ル・ユニットがアラート・メッセージに応答したことが
判定されると、モバイル・ユニットとネットワーク要素
との間に緊急呼を再開させる。プロセッサ401は好ま
しくはタイマーをスタートさせ、ページング応答を受信
する前にタイマーが切れたときに、ページング・メッセ
ージをモバイル・ユニットの出力ポートを通じて再送信
する必要が有るか否かを判定する。
【0044】プロセッサ401はまた出力ポート405
を通じてモバイル・ユニットへページング・メッセージ
を送信するのに有効である。出力ポート405はTCP
/IP(Transmission Control Protocol/Internet Pro
tocol;伝送制御プロトコル/インターネット・プロト
コル)を実行するイーサネット(登録商標)接続(Et
hernet(登録商標) connection)で
あることが好ましい。プロセッサ401は、もしその応
答しているモバイル・ユニットが元のモバイル・ユニッ
トであれば出力ポート405を通じてその応答している
モバイル・ユニットへアラート・メッセージを送信させ
る。もしそのモバイル・ユニットがアラート・メッセー
ジに応答しなかった場合は、プロセッサ401は出力ポ
ート405を通じてネットワーク要素へ、緊急呼がモバ
イル・ユニットとネットワーク要素との間に呼経路を再
開することが出来なかったことを知らせる不首尾メッセ
ージを送信させる。
【0045】プロセッサ401は、もしその応答してい
るモバイル・ユニットが元のモバイル・ユニットでない
場合は、出力ポート405を通じてその応答しているモ
バイル・ユニットへページング・メッセージを送信する
ことを中止させる。プロセッサ401はまた、出力ポー
ト405を通じてそのモバイル・ユニットへページング
・メッセージを再送信させる。プロセッサ401はま
た、呼をモバイル・ユニットとネットワーク要素との間
の呼経路上で再開することが出来なかったことを知らせ
る不首尾メッセージをネットワーク要素へ送信させる。
この処理は、そのモバイル・ユニットへページング・メ
ッセージが再送信されなかったことがプロセッサ401
によって判定されるとそれに応じて為される。
【0046】入力ポート403はネットワーク要素が呼
を解除したことを示す知らせを受信するのに有効であ
る。入力ポート403はTCP/IP(Transmission C
ontrolProtocol/Internet Protocol;伝送制御プロトコ
ル/インターネット・プロトコル)を実行するイーサネ
ット接続であることが好ましい。当然理解されるよう
に、MSC400は多数の入力ポートを持つことが出来
るが、簡単化のために1個の入力ポートのみが図示され
ている。入力ポート403はまた、応答しているモバイ
ル・ユニットからページング応答を受信し、このメッセ
ージをその応答しているモバイル・ユニットが元のモバ
イル・ユニットであるか否かを判定するプロセッサ40
1へ送信するのに有効である。
【0047】MSC400はまた、モバイル・ユニット
或いは呼経路に関わる何らかのデータ或いはパラメータ
を保存するためのメモリー407を包含する。そのよう
な例のモバイル・ユニットのデータには、呼を自動的に
再開するに当たってMSCを支援するESNや位置情
報、電話番号或いはその他の数値が包含される。このこ
とは元の呼経路上で呼を再開することを容易にする。
【0048】このように、本発明は従来の技術にまつわ
る問題を解決する方法及び装置を提供する。本発明の好
適な実施例は、通信システムにおいて緊急呼のような呼
を自動的に再開する方法を提供する。呼は元の呼と同じ
呼経路上の一部で再開されることが好ましい。呼経路資
源をネットワーク要素がそれらを開放するまで保持する
ことによって、モバイル・ユニットのユーザが電話番号
をリダイヤルする必要性が解消された。このことによっ
て、通信システムに高度で人命救助にも活用し得るサー
ビスを提供することが出来る。
【0049】更に、MSCが呼経路のためにリザーブさ
れた資源をそれがネットワーク要素によって開放される
まで保持するので、呼経路を再開するのに必要とされる
時間が、第2の呼経路を確立するためのシステム資源を
再び獲得することによって除かれる。
【0050】当然理解されるように、本発明は緊急呼と
非緊急呼とに共に役立つ。例えば、非緊急呼はそれがネ
ットワーク要素から解除の指示が為されるまでは解除さ
れるべきではない呼としてマークすることが出来る。更
なる機能によれば、自殺防止ホットライン(suicide-pr
evention lines)や病院、警察署等のような幾つかの呼
受け電話番号(called number)が呼経路の資源がそれ
ら呼受け電話番号によって開放されるまで、呼経路の資
源を専用にリザーブしておくことが可能になるであろ
う。このことは、それら被呼側が、サービスを必要とす
る相手方との通信をより容易に維持することが出来るよ
うにすることによって、公共の安全を高めることとなろ
う。
【0051】本発明の更なる実施例はパケットを用いた
呼の早過ぎた終了を元に戻すことが出来る。そのような
呼の1つの例に、発呼者が自己の予め設定されたインタ
ーネット・プロトコル(Internet Protocol;IP)ア
ドレスにいないとき、パケットの障害または経路の障害
によって切られてしまうボイス・コールが有る。例え
ば、インターネット上のユーザのようなIP接続のユー
ザはセールスマンまたは顧客サービスマンへの呼に携わ
ることが出来る。もし呼があまりにも早く終了される
と、被呼者は発呼者との呼を自動的に再開することが可
能である。このことは、被呼者が会話を続行したいと思
っている場合、及び発呼者が自己の予め設定されたIP
アドレスにいない場合に有益であろう。
【0052】そのような実施例では、発呼者が、好まし
くはパケット・データ・ゲートウエイ(Packet Data Ga
teway;PDG)への接続を行うことによって呼を確立
する。上記PDGは発呼者及び被呼者へのパケットの送
受信のルーティングを行う。もし呼が終了されると、被
呼者はその被呼者が呼を再開したいと思っていることを
知らせるメッセージをPDGへ送信する。続いて、PD
Gは元の呼で使用された何らかの資源を開放する前にそ
の呼を再開することとなる。その呼は、好ましくは発呼
者にアラートすることによって再開される。従って、発
呼者がアラート・メッセージに応答するときにその呼が
再開される。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、高度な
サービス、特に、緊急事態に発呼された呼を自動的に再
開することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施例による通信システムを
示す図である。
【図2】 本発明の好適な実施例による通信システムに
おいて呼を自動的に再開するためのフローチャートであ
る。
【図3】 本発明の好適な実施例による通信システムに
おいて呼を再開するための自動再開ステップのフローチ
ャートである。
【図4】 本発明の好適な実施例によるモバイル電話交
換局(Mobile Switching Center;MSC)を示す図で
ある。
【符号の説明】
100 通信システム 2 電話交換機(選択ルータ) 4 公衆交換電話通信網(PSTN) 6 端局 8 中継回線 10 顧客構内機材(CPE) 12 顧客回線 14 モバイル電話交換局(MSC) 16 中継回線 18 オーバレイ共通チャンネル信号通信網(CCS
N) 20 セル・サイト 22 セル 22n 複数のセクター 24 無線通信装置 30 公共安全応答交換局(PSAP) 32 インターフェース 40 データ・ベース 42 データ・リンク 400 MSC 401 プロセッサ 403 入力ポート 405 出力ポート 407 メモリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ハロルド ロバート スミス ジュニア アメリカ合衆国、60181 イリノイ、オー クブルック テラス、バターフィールド ロード 17ダブリュー702 (72)発明者 ジェフリー アーサー ザーンル アメリカ合衆国、60119 イリノイ、エル バーン、エヌ、メイン ストリート 420

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前の呼の中で使用されたモバイル・ユニ
    ットとネットワーク要素との間の呼経路の少なくとも一
    部でモバイル・ユニットとネットワーク要素との間に呼
    を自動的に再開する方法において、この方法が、以下の
    ステップ、即ち、 A.前記モバイル・ユニットが前記呼から切り離された
    ことを判定するステップ、及び B.前記モバイル・ユニットが前記呼から切り離された
    場合に、前記呼経路の少なくとも一部を使用して前記呼
    を自動的に再開するステップ、を具備することを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 前記通信システムが前記モバイル・ユニ
    ットと前記ネットワーク要素との間に配置されているモ
    バイル電話交換局(Mobile Switching Center;MS
    C)を包含し、前記モバイル・ユニットが前記呼から切
    り離されたことを判定する前記ステップが前記MSCで
    実行されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記方法が更に、前記ネットワーク要素
    が前記呼を解除し終えたか否かを判定するステップを具
    備することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記呼経路で前記呼を自動的に再開する
    前記ステップが、以下のステップ、即ち、 A.前記モバイル・ユニットへページング・メッセージ
    を送信するステップ、 B.応答しているモバイル・ユニットからページング応
    答を受信するステップ、及び C.前記応答しているモバイル・ユニットが前記モバイ
    ル・ユニットであるか否かを判定するステップ、を具備
    することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記方法が更に、以下のステップ、即
    ち、 D.前記応答しているモバイル・ユニットが前記モバイ
    ル・ユニットである場合に前記応答しているモバイル・
    ユニットへアラート・メッセージを送信するステップ、 E.前記モバイル・ユニットが前記アラート・メッセー
    ジに応答したか否かを判定するステップ、 F.前記モバイル・ユニットが前記アラート・メッセー
    ジに応答したことが判定された場合に、前記MSCと前
    記ネットワーク要素との間の前記呼経路での前記呼を再
    開するステップ、及び G.前記モバイル・ユニットが前記アラート・メッセー
    ジに応答しなかったことが判定された場合に、前記ネッ
    トワーク要素へ前記モバイル・ユニットと前記呼経路上
    の前記ネットワーク要素との間に前記呼を再開すること
    が出来なかったことを知らせる不首尾メッセージを送信
    するステップ、を具備することを特徴とする、請求項4
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 更に、前記応答しているモバイル・ユニ
    ットが前記モバイル・ユニットでない場合に、前記応答
    しているモバイル・ユニットへの前記ページング・メッ
    セージの前記送信を中止するステップを具備することを
    特徴とする、請求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記方法が更に、以下のステップ、即
    ち、 タイマーをスタートさせるステップ、 ページング応答の受信前に前記タイマーが切れたとき、
    前記ページング・メッセージが前記モバイル・ユニット
    へ再送信される必要が有るか否かを判定するステップ、 前記識別番号を割当てられている前記モバイル・ユニッ
    トへ前記ページング・メッセージを再送信する必要が有
    るとの判定が為された場合に、前記モバイル・ユニット
    へ前記ページング・メッセージを再送信するステップ、
    及び前記識別番号を割当てられている前記モバイル・ユ
    ニットへ前記ページング・メッセージを再送信する必要
    が無いことが判定された場合に、前記ネットワーク要素
    へ前記モバイル・ユニットと前記呼経路上の前記ネット
    ワーク要素との間に前記呼を再開することが出来なかっ
    たことを知らせる不首尾メッセージを送信するステップ
    と、を具備することを特徴とする、請求項4に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 モバイル・ユニットとネットワーク要素
    との間に配置されているモバイル電話交換局(Mobile S
    witching Center;MSC)を有する通信システムの前
    記モバイル・ユニットと前記ネットワーク要素との間
    に、システム資源を使用し且つ前記モバイル・ユニット
    と前記ネットワーク要素との間の前の呼の中で使用され
    た呼経路の少なくとも一部で行われていた緊急呼を自動
    的に再開する方法において、この方法が、以下のステッ
    プ、即ち、 A.前記モバイル・ユニットが前記緊急呼から切り離さ
    れたことを判定するステップ、及び B.前記モバイル・ユニットが前記緊急呼から切り離さ
    れた場合に、前記システム資源を開放すること無く前記
    呼経路の少なくとも一部で前記緊急呼を自動的に再開す
    るステップ、を具備することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 前記モバイル・ユニットが前記緊急呼か
    ら切り離されたことを判定する前記ステップが前記MS
    Cで実行されることを特徴とする、請求項8に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記方法が更に、前記ネットワーク要
    素が前記緊急呼を解除し終えたか否かを判定するステッ
    プを具備することを特徴とする、請求項8に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 前記呼経路で前記緊急呼を自動的に再
    開する前記ステップが、以下のステップ、即ち、 A.前記モバイル・ユニットへページング・メッセージ
    を送信するステップ、 B.応答しているモバイル・ユニットからページング応
    答を受信するステップ、及び C.前記応答しているモバイル・ユニットが前記モバイ
    ル・ユニットであるか否かを判定するステップ、を具備
    することを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記方法が更に、以下のステップ、即
    ち、 D.前記応答しているモバイル・ユニットが前記モバイ
    ル・ユニットである場合に前記応答しているモバイル・
    ユニットへアラート・メッセージを送信するステップ、 E.前記モバイル・ユニットが前記アラート・メッセー
    ジに応答したか否かを判定するステップ、 F.前記モバイル・ユニットが前記アラート・メッセー
    ジに応答したことが判定された場合に、前記MSCと前
    記ネットワーク要素との間の前記呼経路での前記呼を再
    開するステップ、及び G.前記モバイル・ユニットが前記アラート・メッセー
    ジに応答しなかったことが判定された場合に、前記ネッ
    トワーク要素へ前記モバイル・ユニットと前記ネットワ
    ーク要素との間に前記緊急呼を再開することが出来なか
    ったことを知らせる不首尾メッセージを送信するステッ
    プ、を具備することを特徴とする、請求項11に記載の
    方法。
  13. 【請求項13】 更に、前記応答しているモバイル・ユ
    ニットが前記モバイル・ユニットでない場合に、前記応
    答しているモバイル・ユニットへの前記ページング・メ
    ッセージの前記送信を中止するステップを具備すること
    を特徴とする、請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記方法が更に、以下のステップ、即
    ち、 タイマーをスタートさせるステップ、 ページング応答の受信前に前記タイマーが切れたとき、
    前記ページング・メッセージが前記モバイル・ユニット
    へ再送信される必要が有るか否かを判定するステップ、 前記識別番号を割当てられている前記モバイル・ユニッ
    トへ前記ページング・メッセージを再送信する必要が有
    るとの判定が為された場合に、前記モバイル・ユニット
    へ前記ページング・メッセージを再送信するステップ、
    及び前記識別番号を割当てられている前記モバイル・ユ
    ニットへ前記ページング・メッセージを再送信する必要
    が無いことが判定された場合に、前記ネットワーク要素
    へ前記モバイル・ユニットと前記呼経路上の前記ネット
    ワーク要素との間に前記緊急呼を再開することが出来な
    かったことを知らせる不首尾メッセージを送信するステ
    ップと、を具備することを特徴とする、請求項11に記
    載の方法。
  15. 【請求項15】モバイル・ユニット(24)が該モバイ
    ル・ユニット(24)とネットワーク要素(20)との
    間の呼経路上の呼から切り離されたことを判定する動
    作、及び前記呼経路の少なくとも一部を使用して前記呼
    を自動的に再開する動作、を実行するプロセッサ(40
    1)を具備することを特徴とするモバイル電話交換局。
  16. 【請求項16】 更に、前記ネットワーク要素(20)
    が前記呼を解除したことを示す知らせを受信する入力ポ
    ート(403)を具備することを特徴とする、請求項1
    5に記載のモバイル電話交換局。
  17. 【請求項17】 前記MSC(14)が更に、 前記プロセッサ(401)がページング・メッセージを
    前記モバイル・ユニット(24)へ送信する出力ポート
    (405)、及び応答しているモバイル・ユニット(2
    4)からページング応答を受信する前記入力ポート(4
    03)、を具備し、 前記プロセッサ(401)が、前記応答しているモバイ
    ル・ユニット(24)が元のモバイル・ユニットである
    かを判定する、ことを特徴とする、請求項15に記載の
    モバイル電話交換局。
  18. 【請求項18】 前記プロセッサ(401)が、 前記応答しているモバイル・ユニット(24)が元のモ
    バイル・ユニットである場合に、前記応答しているモバ
    イル・ユニット(24)へアラート・メッセージを送信
    し、 前記モバイル・ユニット(24)が前記アラート・メッ
    セージに応答したかを判定し、 前記モバイル・ユニット(24)が前記アラート・メッ
    セージに応答したことが判定された場合に、前記モバイ
    ル・ユニット(24)と前記ネットワーク要素との間に
    前記緊急呼を再開し、且つ、 前記モバイル・ユニット(24)が前記アラート・メッ
    セージに応答しなかったことが判定された場合に、前記
    緊急呼を前記モバイル・ユニット(24)と前記ネット
    ワーク要素(20)との間の前記呼経路上で再開するこ
    とが出来なかったことを知らせる前記不首尾メッセージ
    を前記ネットワーク要素(20)へ送信することを特徴
    とする、請求項17に記載のモバイル電話交換局。
  19. 【請求項19】 前記プロセッサ(401)が、前記応
    答しているモバイル・ユニット(24)が元のモバイル
    ・ユニットでない場合に前記応答しているモバイル・ユ
    ニット(24)へ前記ページング・メッセージを送信す
    ることを中止することを特徴とする、請求項17に記載
    の前記MSC。
  20. 【請求項20】 前記プロセッサ(401)が、 タイマーをスタートさせ、 ページング応答の受信前に前記タイマーが切れたとき、
    前記ページング・メッセージが前記出力ポートを通じて
    前記モバイル・ユニット(24)へ再送信される必要が
    有るか否かを判定し、 前記ページング・メッセージを前記モバイル・ユニット
    (24)へ再送信する必要が有るとの判定が為された場
    合、前記モバイル・ユニット(24)へ前記ページング
    ・メッセージを再送信し、且つ、 前記モバイル・ユニット(24)へ前記ページング・メ
    ッセージを再送信する必要が無いことが判定された場合
    に、前記呼を前記モバイル・ユニット(24)と前記ネ
    ットワーク要素(20)との間の前記呼経路上で再開す
    ることが出来ないことを知らせる不首尾メッセージを前
    記出力ポートを通じて前記ネットワーク要素(20)へ
    送信する、ことを特徴とする、請求項17に記載のモバ
    イル電話交換局。
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