JP4705208B2 - 脱落呼を処理するためのシステムおよび方法 - Google Patents

脱落呼を処理するためのシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4705208B2
JP4705208B2 JP09652098A JP9652098A JP4705208B2 JP 4705208 B2 JP4705208 B2 JP 4705208B2 JP 09652098 A JP09652098 A JP 09652098A JP 9652098 A JP9652098 A JP 9652098A JP 4705208 B2 JP4705208 B2 JP 4705208B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication device
attempt
reconnect
call
msc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09652098A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10322753A (ja
Inventor
ジェー.アミン ウメッシュ
イー.ロットボルド ブルース
Original Assignee
ニュー シングラー ワイヤレス サービス インク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ニュー シングラー ワイヤレス サービス インク filed Critical ニュー シングラー ワイヤレス サービス インク
Publication of JPH10322753A publication Critical patent/JPH10322753A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4705208B2 publication Critical patent/JP4705208B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/12Messaging; Mailboxes; Announcements

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般的には電気通信呼の処理、より詳細には脱落呼の処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在の電気通信システムは、一般的には、高い信頼性をもつが、2つのデバイス間に設定されている電話呼が使命を達することなく途中で脱落することがしばしば見かけられる。有線電気通信システムにおいては、設定された呼の脱落はあまり頻繁に起こらない。
【0003】
無線電気通信システム、例えば、セルラ電話システムにおいては、有線システムと比べて、設定された電話呼がより頻繁に脱落する。これには、無線電話特有の幾つかの理由が存在する。呼が脱落する理由の一つとして、呼は、無線電話機が無線システムのカバレッジエリアから出ることにより脱落する。周知のように、セルラ電話システムは、セルに分割され、各セルは基地局によって扱われる。基地局は、各セル内に位置する無線電話機(つまり、移動電話機)と通信する。これらセルの全てが一体となってセルラシステムのカバレッジエリアが構成される。そして、移動電話機がカバレッジエリアの外に出た場合は、移動電話機と無線システムとの間の無線通信チャネルは失われ、呼は脱落する。幾つかの状況においては、移動電話機は、別のセルラサービス提供業者のカバレッジエリア内に入ることもある。この場合は、呼は、移動電話機が、その別のセルラシステム内におけるローミング(徘徊)特権(他のセルラシステム内で移動電話機を使用できる権利)を持つ場合にのみ継続できる。
【0004】
セルラシステム内において設定されている呼が脱落するもう一つの理由は、ハンドオフに起因する。周知のように、移動電話機が、あるセルから別のセルに移るとき、呼は、あるセルを扱っている基地局から別のセルを扱う基地局に、ハンドオフされる。幾つかの状況においては、別のセルを扱うセルが、ハンドオフの瞬間において、その移動電話機と通信するために利用できる無線チャネルを持たない場合がある。このような状況においては、移動電話機との間で既に設定されている呼が脱落することとなる。セルラシステムにおいて呼が脱落するもう一つの理由は、カバレッジホールに起因する。ここで、カバレッジホールとは、地理的に定められたサービスエリア内のシステムからの信号をなんらかの理由により受信できないエリアを意味する。このようなカバレッジホールには、室内エリアと室外エリアの両方が存在する。移動電話機がカバレッジが不可能なカバレッジエリアに入ると、サービング基地局との無線通信が失われ、呼は脱落する。さらに、セルラシステムにおいては、呼は、RF干渉および設備の故障に起因しても脱落する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
呼の脱落は当事者にとって極めて不都合である。呼の再設定は、呼に関与する当事者に任され、いずれの当事者も相手の意志を知ることができない。このために、例えば、両方が相手に電話を掛けることを試み、結果として、接続がブロックされることがある。反対に、両者とも、相手の方が電話を開始するものと考え、このために、呼の再設定が速やかに行なわれない場合もある。呼が脱落した場合の状況は、呼脱落の理由を示す指標がいずれの当事者にも送られないために、一層状況を悪くしている。呼の脱落のために、しばしば、当事者は、互いに思い通りに通信することが不可能となる。
従って、電気通信網において用いる脱落した呼を処理するための改善された方法および装置に対する必要性が存在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電気通信網において用いる脱落した呼を処理するための改善された方法および装置を開示する。本発明の一つの実施例によると、少なくとも2つの通信デバイスの間で呼が設定されている最中に、これらデバイスの一方への接続が脱落したことが決定された場合、システムは、適当である場合、自動的に脱落した通信デバイスへの再接続を試みる。再接続の試みが成功した場合は、システムは、呼を、前記少なくとも2つの通信デバイス間で再設定する。加えて、システムは、前記通信デバイスの片方、あるいは両方に、再接続指標を送り、呼が再設定されたことを知らせる。
【0007】
他方、脱落した通信デバイスへの再接続の試みが適当でないと判断された場合、あるいは、脱落した通信デバイスへの再接続の試みが失敗した場合は、脱落しなかった他方の通信デバイスはまだシステムに接続された状態にあり、音声メールにルートされる。こうして、まだ接続されている通信デバイスのユーザは、脱落した通信デバイスのユーザにメッセージを残すことが可能となる。
【0008】
本発明の一つの実施例においては、上述のように脱落した通信デバイスへの再接続し、呼を再設定することを自動的に試みる代わりに、まだ接続されている通信デバイスに、脱落したデバイスへの接続が脱落されたことを示す状態メッセージが送られる。加えて、接続の脱落原因が決定され、前記状態メッセージに接続の脱落理由が付加される。
【0009】
一つの好ましい実施例においては、前記脱落した通信デバイスは、無線セルラ網と無線通信リンクを介して通信中の無線電話機であり、本発明の方法のステップは、無線網のノードによって遂行される。
【0010】
こうして、本発明は、脱落した電話呼を処理するための改善されたシステムおよび方法を開示するが、本発明の方法によると、システムのユーザにより多くの情報が与えられ、このために、これらユーザ間の通信が継続できる機会が、呼の再設定、あるいは音声メールを介して増加される。
【0011】
本発明のこれらおよび他の長所が、以下の詳細な説明を、付録の図面と照らし合わせて読むことによって明らかになるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を用いるのが適当な通信網100を示す。網100は、陸線網であるPSTN(公衆交換電話網)120と、無線セルラ網122を含む。PSTN120と無線セルラ網122は、通信リンク124によって接続される。
【0013】
PSTN120は、CO(中央局スイッチ)104を含むが、これは、IXC(インタエクスチェンジキャリアスイッチ)106に接続される。PSTN120は、複数のCOおよびIXCを含むが、ただし、図1には、簡潔のめたに、1つのCOおよび一つのIXCのみを示す。PSTNのアーキテクチャは当分野において周知であり、ここでは詳細な説明は省く。
【0014】
無線セルラ網122は、BS(基地局)114を含むが、これは、MSC(移動交換センタ)110に接続される。さらに、MSC110は、音声メールノード108およびHLR(ホーム位置レジスタ)データベース126に接続される。MSC110は、無線セルラ網122を、PSTN120に、通信リンク124を介して接続する。周知のように、無線セルラ網、例えば、網122は、通常、複数の基地局を含み、各基地局は、その基地局の地理的に定められるサービスエリア(セル)内の移動局と通信する。全てのセルの地理的に定められるエリアが一体となって、その無線セルラ網のカバレッジエリアが形成される。移動局は自身のサービングセルと呼ばれるセル内で動作し、サービングセル内の基地局は、サービング基地局と呼ばれる。各基地局は、MSCに接続され、これによって制御される。サービングBS(基地局)に接続されたMSCは、サービングMSCと呼ばれる。アーキテクチャによっては、無線セルラ通信網は、一つ以上のMSCを持つこともでき、各MSCは、複数のBSを制御する。MSCは、無線セルラ通信網を、他の網、例えば、PSTN、他の無線網、および、他のデータ網(例えば、インターネット)に接続する。
【0015】
説明を簡潔にするために、図1は、一つのBS114に接続された、一つのMSC110のみを示す。図1に示すように、移動電話機116は、サービングBS114と、無線通信チャネル118を介して通信する。無線通信チャネル118のプロトコルとしては、例えば、TIA/EIA Interim Standard IS-136.1.800 MHz TDMA Cellular -Radio Interface -Mobile Sation -Base Station Compatibility -Digital Control Channel,December 1994,Telecommunications Industry Association(以降“IS−136”と称す)において説明される空中インタフェースとされる。この空中インタフェースの詳細についてはこの文献を参照されたい。
【0016】
陸線電話機102と移動電話機116との間の従来の呼は、例えば、以下のように設定される。説明の目的で、移動電話機116は、無線セルラ網122に登録されており、このために、MSC110は、どのBSがそのサービングBSであるかの知識を持つものと想定する。ここでの説明では、BS114がそのサービングBSであるものと想定する。発呼者は、電話機102の所で、移動電話機116と関連する電話番号をダイヤルする。すると、CO104は、ダイヤルされた数字を受信し、これをIXC106に送る。IXC106は、その呼を、MSC110にルートする。MSC110は、この呼を、BS114に、BS114に対して移動電話機116との無線通信チャネル118を設定することを要請するインストラクションと共にルートする。このようにして、陸線電話機102と移動電話機116との間で呼が設定される。MSC110は、自身のメモリ130内に、その呼と関連して、移動電話機116と、入手できる場合は、陸線電話機102の両方の電話番号を格納する。陸線電話機102の電話番号は、MSC110によって、周知の方法にて、IXC106からの自動番号識別(ANI)情報として受信することが考えられる。上述の電話呼を通信網を用いてルートする方法は当分野において周知である。
【0017】
発明の課題の節において説明したように、いったん移動電話機との間で呼が設定された後に、無線通信チャネル118が失われるさまざまな理由が存在する。テーブル1は、これら幾つかの理由を掲載する:
【外1】
Figure 0004705208
【0018】
説明の目的で、移動電話機116とBS114との間の通信チャネル118が、なんらかの理由で脱落したものと想定する。本発明に従って遂行されるステップが図2に示される。周知のように、MSC110は、知能交換デバイスであり、メモリ130に接続されたプロセッサ128を含む。メモリ130は、コンピュータプログラムのインストラクションを含み、これらインストラクションが、プロセッサ128によって実行され、プロセッサ128は、これによって、MSC110の動作を制御する。メモリ130としては、RAM、ROM、磁気ディスク、光ディスク、あるいは他のタイプのコンピュータメモリ媒体が用いられる。さらに、メモリ130として、これらコンピュータメモリ媒体を組合せて用いることもできる。MSC110は、さらに、MSCの他の機能(例えば、ルーティング)を遂行するための他の要素を含むことも考えられる。ただし、これら他の要素については、当業者においては周知であるために、ここでは説明を省く。MSC110の機能は、ここでは、格納されたコンピュータプログラムのインストラクションを実行するプロセッサ128によって制御されるものとして説明される。ただし、これら機能は、代替として、ハードウエアによって、あるいは、ソフトウエアとハードウエアの組合せによって遂行することも可能である。
【0019】
次に、図2の説明に移るが、ステップ202において、MSC110は、呼が脱落したことを検出する。MSC110は、BSと移動電話機との間の通信チャネルが脱落したことを、例えば、当業者に周知の方法にて、デジタルトラヒックチャネル上のシグナリング情報が失われたことを知ることによって検出する。ステップ204において、MSC110は、呼が脱落した原因を決定する。呼の脱落原因を決定するための一つの方法においては、移動電話機116からMSC110に送られる移動支援ハンドオフ(MAHO)リストが分析される。上述のIS−136標準によると、各移動電話機は、それが付近のセル内の基地局から受信する信号の強度を測定し、定期的にこの信号強度のリスト(MAHOリスト)を、MSC110に送る。MSC110は、このリストを用いて、その移動電話機に対するハンドオフをどのように扱うを決定する。ある移動電話機から送られたMAHOリストを分析することで、その移動電話機が、その無線セルラ網のカバレッジエリアの外に出たことを知ることが可能である。MSC110は、別の方法として、システムの統計的RF分析を遂行することで、呼が脱落した原因を決定することも可能である。例えば、ある時間に、ある特定の地理上の位置において、呼が脱落する傾向が強い場合がある。統計的分析を通じて、MSC110は、移動電話機116がその地理上のエリア内に位置するときに呼が脱落した場合、それは、カバレッジホールが原因であることを知ることができる。同様に、MSC110は、統計的に見た場合は、呼が脱落する確率が低いエリア内で呼が脱落した場合は、その呼の脱落原因は、他のRF源からの断続的なRF干渉であることを知る。
【0020】
ステップ206において、MSC110は、状態メッセージを電話機102に送る。BS114と移動電話機116との間の無線通信チャネル118は脱落したが、電話機102とMSC110との間には、まだ、CO104、IXC106、通信リンク124を経由して接続が存在することに注意する。MSC110は、設定されたこの接続を、通信チャネル118が脱落したことを検出した後でも維持する。こうして、ステップ206において、MSC110は、対話型音声応答(IVR)プロセッサ112を用いて、音声メッセージを生成する。IVRプロセッサは周知であり、ここでは詳細な説明は省く。図1においては、IVR112は、MSC110の一部分として示される。ただし、別の実施例として、IVRプロセッサ112を、MSC110と通信可能な別個の網ノード内に設けることも可能である。
【0021】
説明の目的上、通信チャネルが脱落した原因が、移動電話機116が、サービングBSが空いた無線通信チャネルを持たないセルに入り、このためにハンドオフが失敗したものと想定する。ステップ206において、例えば、“お客様と接続されていた移動顧客が無線通信が一時的に不可能な位置に入った”といった趣旨の音声メッセージが、MSC110内のIVR112から電話機102に送られる。
【0022】
ステップ208において、MSC110は、再接続の試みが適当であるか否か決定する。通信リンクが脱落した理由によって、移動電話機116と無線通信チャネルを再び設定する試みが、適当な場合と、不適当な場合がある。以下のテーブル2は、どのような状況において、再接続の試みが適当であるかを示す。
【外2】
Figure 0004705208
【0023】
移動電話機116が、無線網122のカバレッジエリアの外に出た場合は、移動電話機116が短い時間枠内でこのカバレッジエリア内に再び入る可能性は小さく、このために、システムは、この場合は、通信の再設定は試みない。移動電話機116が、十分な無線チャネルを持たないセルに入り、ハンドオフが失敗した場合は、呼が脱落した暫らく後に再接続を試みるのは適当である。この場合は、そのセル内で動作していた他の移動電話機が電話を切ることで、無線チャネルが移動電話機116によって使用できるように解放され、このために、呼が脱落した暫らく後に、無線チャネルが空く可能性がある。同様に、移動電話機116がカバレッジホールに入った場合も、呼が脱落した暫らく後に、再接続を試みるのが適当である。この場合、移動電話機116が移動することで、カバレッジホールから抜け出る可能性がある。MSCエラーの場合も、呼が脱落した暫らく後に再接続を試みるのが適当である。例えば、あるタイプのMSCエラーが、MSCが、サービング基地局と移動電話機との間の通信リンクを、ハンドオフの際に、移動電話機と新たな基地局との間で新たな通信リンクを設定する前に切断することによって発生するが、この場合は、呼が脱落した暫らく後に再接続を試みるのが適当である。最後に、他のRF源からの干渉の場合も、呼が脱落した暫らく後にRF干渉源が除去される可能性があり、再接続を試みるのが適当である。
【0024】
ステップ208において、移動電話機116への再接続が適当でないと決定された場合は、ステップ218において、MSC110は、電話機102からの呼を、音声メールノード108にルートする。加えて、MSC110は、IVR112を介して、電話機102の所のユーザに向けて、再接続は試みられず、呼は、音声メールに転送中であることを示すメッセージを送ることも可能である。電話機102のユーザは、音声メールノード108に接続された時点で、移動電話機116のユーザにメッセージを残すことができる。この方法のステップは、ステップ220において終了する。代替の実施例として、電話機102からの呼を音声メールノード108に自動的にルートする代わりに、電話機102のユーザに、彼あるいは彼女が音声メールノード108に接続することを希望するか否かのオプションを与えることも可能である。
【0025】
他方、ステップ208において、移動電話機116への再接続が適当であることが決定された場合は、ステップ210において、MSC110は、移動電話機116との無線通信チャネルの再設定を試みる。このステップの際に、MSC110からIVRプロセッサ112を介して陸線電話機102に向けて、再接続の試みが進行中であることを示すメッセージを送ることも可能である。移動電話機116への再接続の試みにおいては、移動電話機116に向けての新たな呼がMSC110に入ってきた場合と類似のステップが遂行される。元の呼のルーティングとの関連で説明したように、MSC110は、そのメモリ130内に、移動電話機116と、入手できる場合は、陸線電話機102の両方の電話番号を格納する。こうして、再接続の試みにおいて、MSC110は、BS114(あるいは適当である場合はMSC110に接続された他のBS)を介して、移動電話機116をページングし(呼び出し)、移動電話機116に向けられた呼が存在することを示す。移動電話機に向けられた待たされた呼が存在することを示すために移動電話機をページングする動作は、周知であり、詳細な説明は省略する。代替の実施例として、移動電話機116との無線通信チャネルの再設定を自動的に試みる代わりに、陸線電話機102のユーザに、彼あるいは彼女が移動電話機116への再接続を希望するか否かのオプションを与えることも可能である。陸線電話機102のユーザが、移動電話機116への再接続を行なわないことを選択した場合は、ステップ218との関連で上で説明したように、呼を音声メールノード108にルートすることも可能である。
【0026】
その後、ステップ212において、再接続の試みが成功したか否か決定される。この決定のために、一つの方法においては、再接続が、ある時間期間だけ試みられ、再接続がその時間期間内に達成できない場合は、その再接続の試みは、不成功であったとみなされる。別の方法においては、再接続が、ある所定の回数だけ試みられ、その回数以内に再接続が達成できない場合は、再接続の試みが失敗したものとみなされる。
【0027】
ステップ212において、再接続の試みが失敗したと決定された場合は、制御は、ステップ218に渡され、ステップ218において、電話機102は、上述のように音声メールノード108に接続される。一方、ステップ212において、再接続の試みが成功したことが決定された場合は、ステップ214において、MSC212は、電話機102と移動電話機116との間の電話呼を再設定する。これは、例えば、MSC110によって維持されている電話機102とMSC110との間の接続を、移動電話機116との間に新たな設定された接続にブリッジングすることによって達成される。これに加えて、MSC110にて、呼のブリッジングの直前に、IVR112あるいは他の手段を用いて、電話機102に向けて、再接続の試みが成功したことを知らせる再接続指標を送ることも可能である。この再接続指標としては、例えば、音声メッセージ、所定の呼出音、英数文字(例えば、発呼者ID)のディスプレイへの表示、あるいは、電話機102へのDTMFトーンの送信などが考えられる。さらに、MSC110にて、呼のブリッジングの直前に、IVRプロセッサ112あるいは他の手段を介して、移動電話機116に、現在の呼が、脱落した呼の再設定であることを示す再接続指標を送ることも可能である。この方法は、ステップ220において終了する。
【0028】
図2に示す方法の代替として、ステップ206を、ステップ210とステップ218の間に組み込み、前記状態メッセージを、MSC110にて、ステップ208において再接続の試みが適当であることを決定した後に、切断されなかったデバイスに送ることも可能である。
【0029】
上の実施の形態の説明は、いかなる点からも、本発明を具体例を挙げて解説することのみを目的とし、発明の範囲を限定することを目的とするものではない。開示される発明の範囲は、実施の形態の説明によって決定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の請求項を、特許法によって許される範囲内で最も広く解釈することによってのみ制限される。開示した幾つかの実施例は、単に、本発明の原理を解説することを目的とし、当業者においては、他の様々な形態を本発明の範囲および精神から逸脱することなく実現できるものである。例えば、上述の実施の形態の説明においては、MSC110は、本発明のステップを、移動電話機116への通信リンクが脱落した場合に、遂行するものとして説明された。ただし、MSC110は、同様に、本発明のステップを、陸線電話機への通信リンクが脱落した場豈に、遂行するように構成することも可能である。さらに、陸線電話機102あるいは移動電話機116へのリンクが脱落したとき、MSC110ではなく、CO104あるいはIXC106が、本発明のステップを遂行するように構成することも可能である。従って、本発明の原理は、特定のタイプの通信デバイスあるいは網ノードに制限されるものではなく、通信デバイスと網装置のあらゆる組合せに適用できるものである。当業者においては、上の説明から様々な形態を容易に考案できるが、これら全てが本発明に属するとみなされるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いるのが適当な通信網を示す図である。
【図2】本発明に従って遂行されるステップを示す流れ図を示す図である。
【符号の説明】
100 通信網
102 陸線電話機
104 中央局スイッチ(CO)
106 インタエクスチェンジキャリアスイッチ(IXC)
108 音声メールノード
110 移動交換センタ(MSC)
112 対話型音声応答(IVR)プロセッサ
114 基地局(BS)
116 移動電話機
118 無線通信チャネル
120 公衆交換電話網(PSTN)
122 無線セルラ網
124 通信リンク
126 ホーム位置レジスタ(HLR)データベース
128 プロセッサ
130 メモリ

Claims (5)

  1. 網ノードにおいて、複数の接続を含む呼を処理する方法であり、
    該方法が:
    呼のための第一の通信デバイスへの接続が何らかの事情で断たれたことを検出した後、前記呼のための、第二の通信デバイスとの第二の接続を維持するステップ;
    前記第一の通信デバイスへの接続が断たれた原因を決定するステップ;
    ユーザー入力なしに、前記第一の通信デバイスへの接続が断たれたことを示す状態メッセージを、前記第二の通信デバイスに送信するステップ;
    前記第一の通信デバイスへの再接続を試みるか否かを、ユーザー入力なしに決定するステップ;
    前記第一の通信デバイスへの再接続を試みることを決定する場合、
    前記第一の通信デバイスへの再接続を試み、前記再接続の試みが成功したかどうかを判定し、前記再接続の試みが成功する場合に前記第二の通信デバイスと前記第一の通信デバイスとを接続することによって前記呼を再設定し、前記再接続の試みが成功しなかった場合にユーザーによる入力なしに前記第二の通信デバイスを音声メールに接続するステップ;
    前記第一の通信デバイスへの再接続を試みないことを決定する場合、
    前記第一の通信デバイスへの再接続を試みることを省略するステップを含み、
    前記原因が無線セルラ網における不十分な通信チャネルを有するセルへのハンドオフであると決定される場合、前記原因が無線セルラ網におけるカバレッジホールであると決定される場合、前記原因がMSCエラーであると決定される場合、または、前記原因が無線セルラ網におけるRF干渉であると決定される場合、前記第一の通信デバイスへの再接続を試みることが決定され、若しくは、
    前記原因が前記第一の通信デバイスによる無線セルラ網のカバレッジエリア外部への移動であると決定される場合、前記第一の通信デバイスへの再接続を試みることが決定されないことを特徴とする方法。
  2. 前記第一の通信デバイスへの再接続を試みることを省略される場合において、
    ユーザ入力なしに、前記第二の通信デバイスを音声メールに接続するステップをさらに含む、請求項1記載の方法。
  3. 前記第一の通信デバイスへの再接続を試みることを省略される場合において、
    ユーザ入力なしに、前記第一の通信デバイスへの再接続を試みるステップが省略されることを示すメッセージを前記第二の通信デバイスに送信するステップをさらに含む請求項2記載の方法。
  4. 前記第一の通信デバイスへの再接続を試みるステップが省略される場合において、
    前記第二の通信デバイスに、音声メールオプションを提示するステップと、
    前記音声メールオプションが選択される場合、前記第二の通信デバイスを音声メールに接続するステップをさらに含む請求項1記載の方法。
  5. 前記第一の通信デバイスへの再接続の試みが成功したかどうかを判定するステップにおいて、前記第一の通信デバイスへの再接続の試みが成功した場合、ユーザによる入力なしに、前記第一の通信デバイスへの再接続が成功したことを示すメッセージを前記第二の通信デバイスへ送信するステップをさらに含む、請求項1記載の方法。
JP09652098A 1997-04-09 1998-04-09 脱落呼を処理するためのシステムおよび方法 Expired - Fee Related JP4705208B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US84292597A 1997-04-09 1997-04-09
US08/842925 1997-04-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10322753A JPH10322753A (ja) 1998-12-04
JP4705208B2 true JP4705208B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=25288592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09652098A Expired - Fee Related JP4705208B2 (ja) 1997-04-09 1998-04-09 脱落呼を処理するためのシステムおよび方法

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0871315B1 (ja)
JP (1) JP4705208B2 (ja)
BR (1) BR9801221A (ja)
CA (1) CA2231938C (ja)
DE (1) DE69830941D1 (ja)
NO (1) NO324429B1 (ja)
TW (1) TW380343B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100277131B1 (ko) * 1998-12-03 2001-01-15 윤종용 이동통신시스템에서의호장애시호자동재접속방법
US6445918B1 (en) 1999-11-01 2002-09-03 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and system for saving dropped calls
US6631270B1 (en) 2000-04-05 2003-10-07 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for call completion in congested cells
KR100525547B1 (ko) * 2000-12-27 2005-10-31 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 호 단절시 자동 재접속 방법
EP1298899A1 (de) * 2001-09-28 2003-04-02 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur Benachrichtigung über die Wiedererreichbarkeit eines während einer Gesprächsverbindung von einem anderen Teilnehmer getrennten Teilnehmers eines Mobilfunknetzes
JP5200785B2 (ja) * 2008-09-09 2013-06-05 富士通株式会社 通話制御装置及び方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4811380A (en) * 1988-01-29 1989-03-07 Motorola, Inc. Cellular radiotelephone system with dropped call protection
JP3015443B2 (ja) * 1990-10-11 2000-03-06 株式会社東芝 無線電話装置
JPH0537456A (ja) * 1991-07-31 1993-02-12 Nec Corp 呼再接続方式
ES2163443T3 (es) * 1993-05-20 2002-02-01 Ericsson Telefon Ab L M Restablecimiento de llamada tras desconexion.
US5862208A (en) * 1994-02-16 1999-01-19 Priority Call Management, Inc. Method and system for enabling a party to change terminals during a call
US5590177A (en) * 1994-09-30 1996-12-31 Motorola, Inc. Method for preventing a dropped call during a handoff in a radiotelephone system

Also Published As

Publication number Publication date
TW380343B (en) 2000-01-21
NO324429B1 (no) 2007-10-15
CA2231938A1 (en) 1998-10-09
BR9801221A (pt) 1999-03-16
EP0871315B1 (en) 2005-07-27
EP0871315A1 (en) 1998-10-14
JPH10322753A (ja) 1998-12-04
DE69830941D1 (de) 2005-09-01
NO981596L (no) 1998-10-12
NO981596D0 (no) 1998-04-07
CA2231938C (en) 2001-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5995830A (en) System and method for processing dropped calls
EP1071305B1 (en) Method and apparatus for base station controlled handoff
US6445918B1 (en) Method and system for saving dropped calls
US6246872B1 (en) Mobile switching centre and method for handling a dropped connection between a mobile station and a basestation transceiver
JP4109695B2 (ja) 通信システムのためのルーティング手順
EP0923845B1 (en) Inter-exchange signalling for in-call service change requests
US7313412B2 (en) Service management
US6219548B1 (en) Support for transfer of neighboring cell information between MSC areas for VGCS/VBS calls
EP0725552A2 (en) Method and arrangement for transfer between a cordless telecommunaction system and a cellular mobile telecommunication system
US20050202849A1 (en) Method for re-establishing telephone calls after unintended termination
US20020090975A1 (en) Paging in a mobile telecommunication network
WO1998026621A2 (en) System and method of forwarding data calls in a radio telecommunications network
US6101392A (en) Reverse communication of mobile station calling service capabilities
WO2001010080A2 (en) Methods and systems for switching terminals from packet switched service to circuit switched service
US20070249357A1 (en) Method for Switching Between Two Telephone Services
JP4705208B2 (ja) 脱落呼を処理するためのシステムおよび方法
JP3419386B2 (ja) ページングシステム及びページング方法
EP0676907B1 (en) Method and apparatus for call handover between different mobile radio networks
KR100321786B1 (ko) 이동통신시스템에서의 대표번호 서비스 구현 방법
US20040235461A1 (en) Subscriber activated, time limited cellular incoming call redirection system
JP3736533B2 (ja) ページングシステム及びページング方法並びにその方法を用いた基地局制御装置
MXPA98002579A (en) System and method for processing telephone calls interrumpi
MXPA98002578A (en) System and method for processing telephone calls interrumpi

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050407

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070718

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071018

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080827

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081125

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090108

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20090213

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110311

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees