JP2001258018A - カメラ制御システム - Google Patents
カメラ制御システムInfo
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- JP2001258018A JP2001258018A JP2000069738A JP2000069738A JP2001258018A JP 2001258018 A JP2001258018 A JP 2001258018A JP 2000069738 A JP2000069738 A JP 2000069738A JP 2000069738 A JP2000069738 A JP 2000069738A JP 2001258018 A JP2001258018 A JP 2001258018A
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Abstract
動制御する。 【解決手段】 撮像状態を変更可能なカメラ本体1と、
このカメラ本体1を旋回させる旋回装置2と、前記カメ
ラ本体1と前記旋回装置2へ制御情報を与える操作装置
3とを具備するカメラ制御システムにおいて、前記カメ
ラ本体1における撮像状態を指示する撮像状態制御情報
に基づいて前記旋回装置2における旋回速度を決定する
旋回速度決定手段と、この旋回速度決定手段により決定
された旋回速度により前記旋回装置2の旋回制御を行う
旋回制御部21とを具備する。
Description
装置と旋回装置が協調して旋回速度の調整やズーム値の
調整などを自動的に制御するカメラ制御システムに関す
るものである。
装置を旋回装置により旋回させる場合、例えば、数点の
監視対象ポイントへカメラ装置を向けるべく所定の旋回
速度により自動で旋回を行っている。しかしながら、こ
の手法による監視では旋回途中の適切な映像を得ること
は期待できない。
旋回装置の制御を行う場合には、カメラ装置のズーム値
による映像を見ながら旋回装置による旋回を行う必要が
あり、操作に熟練を要し、また、操作が煩わしいという
問題点があった。
従来の監視カメラシステムにおける問題点を解決せんと
してなされたもので、その目的は、監視用のカメラ装置
と旋回装置が協調して旋回速度の調整やズーム値の調整
などを自動的に制御するカメラ制御システムを提供する
ことである。
に係るカメラ制御システムは、撮像状態を変更可能なカ
メラと、このカメラを旋回させる旋回装置と、前記カメ
ラと前記旋回装置へ制御情報を与える操作装置とを具備
するカメラ制御システムであって、前記カメラにおける
撮像状態を指示する撮像状態制御情報に基づいて前記旋
回装置における旋回速度を決定する旋回速度決定手段
と、この旋回速度決定手段により決定された旋回速度に
より前記旋回装置の旋回制御を行う旋回制御手段とを具
備することを特徴とする。これにより、カメラにおける
撮像状態に連動して旋回速度の制御がなされる。
システムは、撮像状態を変更可能なカメラと、このカメ
ラを旋回させる旋回装置と、前記カメラと前記旋回装置
へ制御情報を与える操作装置とを具備するカメラ制御シ
ステムであって、前記旋回装置における旋回速度を指示
する制御情報に基づいて前記カメラにおける撮像状態を
決定する撮像状態決定手段と、この撮像状態決定手段に
より決定された撮像状態に応じて前記カメラの撮像状態
を実現させる制御を行う撮像状態制御手段とを具備する
ことを特徴とする。これにより、旋回装置における旋回
速度に連動してカメラにおける撮像状態の制御がなされ
る。
システムは、撮像状態を変更可能なカメラと、このカメ
ラを旋回させる旋回装置と、前記カメラと前記旋回装置
へ制御情報を与える操作装置とを具備するカメラ制御シ
ステムであって、前記カメラにおける撮像状態を指示す
る撮像状態制御情報に基づいて前記旋回装置における旋
回速度を決定する旋回速度決定手段と、この旋回速度決
定手段により決定された旋回速度により前記旋回装置の
旋回制御を行う旋回制御手段と前記旋回装置における旋
回速度を指示する制御情報に基づいて前記カメラにおけ
る撮像状態を決定する撮像状態決定手段と、この撮像状
態決定手段により決定された撮像状態に応じて前記カメ
ラの撮像状態を実現させる制御を行う撮像状態制御手段
と前記旋回速度決定手段と前記旋回制御手段による第1
の制御または前記撮像状態決定手段と撮像状態制御手段
による第2の制御の一方を選択する選択手段とを具備す
ることを特徴とする。これにより、カメラにおける撮像
状態に連動して旋回速度の制御がなされるかまたは、旋
回装置における旋回速度に連動してカメラにおける撮像
状態の制御がなされるか選択できる。
システムは、画像情報を得るカメラと、このカメラを旋
回させる旋回装置と、前記旋回装置へ制御情報を与える
操作装置とを具備するカメラ制御システムであって、前
記カメラにより得られた画像情報について画面内容の変
化に係る空間周波数を算出する算出手段と、この算出手
段により算出された空間周波数に基づいて前記旋回装置
における旋回速度を決定する旋回速度決定手段と、この
旋回速度決定手段により決定された旋回速度により前記
旋回装置の旋回制御を行う旋回制御手段と具備すること
を特徴とする。これにより、カメラにより得られた画面
内容の変化に係る空間周波数に連動して旋回速度の制御
がなされる。
に係るカメラ制御システムの実施の形態を説明する。図
1に本発明に係るカメラ制御システムの実施の形態を示
す。このシステムは、カメラ本体1と、これを旋回させ
る旋回装置2と、これらカメラ本体1及び旋回装置2を
制御すると共にカメラ本体1から画像情報を得る操作装
置3とを具備している。
ーム機構部11、CCDなどの撮像素子により構成され
る画像取得部12、各部を制御するカメラ制御部13が
備えられている。カメラ制御部13には、ズーム値や感
度などのカメラにおける撮像状態を制御するための制御
情報が記憶される制御情報記憶部14が設けられてい
る。
旋回制御部21と、この旋回制御部21により制御され
てカメラ本体1の旋回を行う旋回機構22とが備えられ
ている。旋回制御部21には、旋回速度を制御するため
の制御情報が記憶される制御情報記憶部23が設けられ
ている。
回装置2から離れた位置に設けられるもので、これら操
作装置3、カメラ本体1、旋回装置2は回線4を介して
接続される。操作装置3には、カメラ本体1と旋回装置
2へ制御情報を送り、また、カメラ本体1から画像情報
を受け取る操作制御部31が備えられている。この操作
制御部31には、制御情報等の各種情報を入力するため
のキーボード等から構成される入力部32と、制御情報
等を表示する表示部33とが接続されている。表示部3
3は、制御情報等のオペレーションに関する情報ばかり
でなく、カメラ本体1から送られる画像情報に基づく画
像を表示するようにしてもよい。
報記憶部23とカメラ本体1の制御情報記憶部14とに
は図2に示される如くの2つのメモリテーブルが備えら
れている。そして、このシステムは、ズーム値等に拘り
なく所定の旋回速度でカメラ本体1を旋回させる標準モ
ード、カメラ本体1の撮像状態に応じて旋回速度を制御
するカメラ優先のモード、旋回装置2における旋回速度
に応じてカメラ本体1のズーム値等の撮像状態を制御す
る旋回優先のモードを有し、これら3つのモード中のい
ずれかを操作装置3において選択可能となっている。
トに基づき行う。オペレータは操作装置3の入力部32
からモード選択の指示入力を行うと、表示部33には
「標準モードとするか」の問い合わせ表示がなされ(S
1)、これに応えて標準モードとする場合には入力部3
2から標準モードを設定するかに応えて例えば「YE
S」を入力する(S2)。上記において標準モードとし
ない場合には入力部32から例えば「NO」を入力す
る。これにより表示部33には「カメラ側優先のモード
とするか」の問い合わせ表示がなされ(S3)、これに
応えてカメラ側優先のモードとする場合には入力部32
から例えば「YES」と共にズーム値と感度の少なくと
も1つを入力して設定する(S4)。また、上記ステッ
プS3においてカメラ側優先のモードとしない場合には
入力部32から例えば「NO」を入力する。これにより
表示部33には「旋回優先のモードとするか」の問い合
わせ表示がなされ、これに応えてカメラ側優先のモード
とする場合には入力部32から旋回速度を入力して設定
する(S5)。ズーム値、感度、旋回速度の入力は、任
意の数値を入力するかまたは候補を表示選択させること
により行う。
と、標準モードである旨、カメラ側優先のモードである
旨とズーム値と感度の少なくとも1つの情報、旋回優先
のモードである旨と旋回速度の情報は、操作制御部31
から回線4を介してカメラ制御部13と旋回制御部21
とに送られる。カメラ制御部13と旋回制御部21と
は、標準モードである旨、カメラ側優先のモードである
旨、旋回優先のモードである旨の情報を受けて図4に示
されるフローチャートにより処理を実行する。つまり、
標準モードである旨の情報であるかを検出し(S6)標
準モードである旨の情報を受け取ると、標準の旋回速度
によりカメラ本体を旋回させる標準モードを実行し(S
7)、上記ステップS6において標準モードである旨の
情報が検出できなければ、カメラ側優先のモードである
旨の情報であるかを検出し(S8)カメラ側優先のモー
ドである旨の情報を受け取ると、設定されたズーム値、
感度に基づく旋回の制御を行うカメラ側優先のモードを
実行し(S9)、ステップS8にてカメラ側優先のモー
ドである旨の情報が検出できなければ、旋回優先のモー
ドである旨の情報が到来しているので、設定された旋回
速度に基づくカメラ側のズーム値、感度の制御を行う旋
回優先のモードを実行する(S10)。尚、旋回優先の
モードである旨と旋回速度の情報が送られた場合には、
旋回制御部21が旋回速度の情報を取り込み、制御情報
記憶部23へ記憶する。一方、カメラ側優先のモードで
ある旨とズーム値と感度の少なくとも1つの情報が送ら
れた場合には、カメラ制御部13がズーム値感度の情報
を取り込み、制御情報記憶部14へ記憶する。
標準モードが選択された場合には、ステップS7におい
て旋回制御部21は制御情報記憶部23に予め設定され
ている標準モードに対応する回転速度情報を用いて旋回
機構22を制御し、カメラ本体1の旋回を実行する。こ
の標準モードが行われている場合に、オペレータは所望
のタイミングでズーム値、感度を操作装置3において入
力しカメラ本体1へ送り、カメラズーム機構部11にお
けるズームや画像取得部12における感度対応の信号蓄
積時間の制御を行うことが可能である。
ドの選択においてカメラ側優先のモードが選択された場
合には、旋回装置2の旋回制御部21は図5に示される
フローチャートに対応する処理を行う。つまり、カメラ
側優先のモードである場合には、ズーム値と感度の少な
くとも1つの情報が、カメラ制御部13により制御情報
記憶部14へ記憶されているので、旋回制御部21はズ
ーム値または感度が変化した時に、カメラ制御部13の
制御情報記憶部14に記憶されている情報を取り込む。
ここでは、ズーム値のみが記憶されている場合について
説明を行う。従って、カメラズーム機構11によりズー
ム値が変化した時に、制御情報記憶部14に記憶されて
いるズーム値の情報を取り込む(S11)。
23には図2に示される如くの2つのメモリテーブルが
備えられている。メモリテーブルT1はズーム値に対応
する旋回速度が記憶されたテーブルであり、メモリテー
ブルT2は感度に対応する旋回速度が記憶されたテーブ
ルである。そこで、旋回制御部21はメモリテーブルT
1をサーチして上記においてカメラ制御部13から得た
ズーム値の情報に対応する旋回速度を求め(S12)、
この旋回速度の情報を現在用いる旋回速度として制御情
報記憶部23に設定する(S13)。更に、旋回制御部
21は制御情報記憶部23に設定した現在用いる旋回速
度の情報に基づき旋回機構22を制御し、カメラ本体1
の旋回を実行する(S14)。
1によるズーム値の変更があったか否かを検出し(S1
5)、変更ありの場合にはステップS11へ進み、旋回
制御部21は制御情報記憶部14から新たなズーム値を
取り込み、前述の通りの動作を繰り返す。また、ズーム
値に変更があったか否かを問い合わせ(S15)、変更
ありを待つ。斯して、ズーム値に対応する旋回速度によ
ってカメラ本体1が旋回されることになる。つまり、ズ
ーム値が大きくなるほど緩やかに旋回がなされ、画像が
流れるなどの不具合を防止できる。
14に記憶されている場合を説明したが、感度のみが制
御情報記憶部14に記憶されている場合には、図5の
「ズーム値」を「感度」に変更しメモリテーブルT2を
用いたフローチャートに基づく動作が行われる。これに
よって、感度に対応する旋回速度においてカメラ本体1
が旋回されることになり、感度を高くするほど画像取得
部12における画像蓄積時間が長くなり、これに連れて
緩やかに旋回がなされるから、必要な蓄積時間を確保で
きない画像が得られるなどの不具合を防止できる。
憶部14に記憶されている場合について説明する。係る
場合を予定して、旋回制御部21の制御情報記憶部23
には図6に示されるように、感度a1、a2、・・・、
anに対応して、ズーム値と旋回速度とが対応付けられ
たメモリテーブルMT1〜MTnが備えられており、こ
れが用いられる。そして、旋回装置2の旋回制御部21
は図7に示されるフローチャートに対応する処理を行
う。
ーム値と感度の少なくとも1つの情報が、カメラ制御部
13により制御情報記憶部14へ記憶されているので、
旋回制御部21はカメラ制御部13へ要求を送出して制
御情報記憶部14に記憶されている感度の情報を取り込
み(S21)、この感度と対応するメモリテーブルMT
1〜MTnの1つを決定する(S22)。次に図5に示
したフローチャートによるカメラ優先の処理と同じ処理
を実行する(S11〜S15)。このS11〜S15に
おけるカメラ優先の処理においては、上記ステップS2
2において選択したメモリテーブルMT1〜MTn中の
いずれか1つのメモリテーブルを用いて旋回速度を求め
る動作が行われる。
5において、ズーム値の変更がないと判定されてNOへ
分岐した場合には設定感度の変更がなされているかをカ
メラ制御部13へ要求を送出して問い合わせて(S2
3)、設定感度が変更ありとなるまで待つ。
選択において旋回優先のモードが選択された場合には、
カメラ本体1のカメラ制御部13は図8に示されるフロ
ーチャートに対応する処理を行う。つまり、旋回優先の
モードの場合には、旋回速度の情報が旋回制御部21に
より制御情報記憶部23に記憶されているので、カメラ
制御部13は旋回速度が変化した時に、旋回制御部21
の制御情報記憶部23に記憶されている旋回速度の情報
を取り込む(S31)。
てズーム値のみを制御する場合について説明を行う。カ
メラ本体1の制御情報記憶部14には図2に示される如
くの2つのメモリテーブルが備えられている。メモリテ
ーブルT1はズーム値に対応する旋回速度が記憶された
テーブルであり、メモリテーブルT2は感度に対応する
旋回速度が記憶されたテーブルである。そこで、カメラ
制御部13はメモリテーブルT1をサーチして上記にお
いて旋回制御部21から得た旋回速度の情報に対応する
ズーム値を求め(S32)、このズーム値の情報を現在
用いるズーム値として制御情報記憶部14に設定する
(S33)。更に、カメラ制御部13は制御情報記憶部
14に設定した現在用いるズーム値の情報に基づきカメ
ラズーム機構部11を制御し、ズームを実行する(S3
4)。
回速度の変更があったか否かを検出し(S35)、変更
ありの場合にはステップS31へ進み、カメラ制御部1
3は制御情報記憶部23から新たな旋回速度を取り込
み、前述の通りの動作を繰り返す。また、旋回速度に変
更があったか否かを問い合わせ(S35)、変更ありと
なるまで待つ。斯して、旋回速度に応じてズーム値が制
御されることになり、画像が流れるなどの不具合を防止
することができる。
を制御する場合の説明を行ったが、これ以外に、旋回速
度に基づき感度のみを制御するようにすることも、旋回
速度に基づきズーム値及び感度を制御するようにするこ
とも可能である。これらのいずれを行うかについては操
作装置3から指示を与えるものとする。そして旋回速度
に基づき感度のみを制御する場合には、図8の「ズーム
値」を「感度」に変更しメモリテーブルT2を用いたフ
ローチャートに基づく動作が行われる。これによって旋
回速度に応じた感度で撮像が行われるので、旋回速度に
合わせて適切な感度の映像が得られる。
を制御する場合について説明する。係る場合を予定し
て、カメラ制御部13の制御情報記憶部14には図6に
示されるように、感度a1、a2、・・・、anに対応
して、ズーム値と旋回速度とが対応付けられたメモリテ
ーブルMT1〜MTnが備えられており、これと既に図
2に示したメモリテーブルT2が用いられる。そして、
カメラ装置1のカメラ制御部13は図9に示されるフロ
ーチャートに対応する処理を行う。
に、旋回制御部21の制御情報記憶部23に記憶されて
いる旋回速度の情報を取り込む(S41)。そして、メ
モリテーブルT2をサーチして上記旋回速度に対応する
感度を求める(S42)。次に、この感度と対応するメ
モリテーブルMT1〜MTnの1つを決定すると共に、
この感度に対応した感度となるようにカメラ制御部13
は画像取得部12を制御して画像情報のスキャン処理の
制御を行う(S43)。次に図8に示したフローチャー
トによる旋回優先の処理と同じ処理を実行する(S31
〜S34)。このS31〜S34における旋回優先の処
理においては、上記ステップS42において選択したメ
モリテーブルMT1〜MTn中のいずれか1つのメモリ
テーブルを用いてズーム値を求める動作が行われる。
係る旋回速度の変更がなされたか否かの判定がなされ
(S44)、NOへ分岐した場合には旋回速度の変更が
行われるのを待つ。
いて得た画像情報に応じて旋回速度を変更するモード
(画像対応モード)を備えた実施の形態のカメラ制御シ
ステムについて説明を行う。このシステムの構成は、図
1に示す通りであるが、例えば、カメラ制御部13が画
像取得部12によって取得された画像情報について空間
周波数の算出を行う機能を有する。ここに、空間周波数
算出は、例えば2次元フーリエ変換の離散的フーリエ変
換を行って得るものとし、更に、カメラ制御部13はこ
の算出結果を用いて1画面において含まれる周波数成分
の平均或いは割合を求める。
低域の周波数成分は画像の大まかな変化に対応してお
り、高域の周波数成分は濃度が急激に変化する部分の情
報に対応している。このため、1画面の周波数成分の平
均或いは割合が求まると、この1画面において濃度変化
が多く情報が多いのか、または1画面において変化が少
なく情報が少ないのかを検出することが可能である。例
えば、人の少ないときには低域の周波数成分が多く、人
が多くなると高域の周波数成分が多くなる。
回制御部21における制御情報記憶部23には、図10
に示されるようなメモリテーブルT3が備えられてい
る。このメモリテーブルT3は、空間周波数(ここでは
平均)に対応して旋回速度が記憶されているものであ
る。そして、カメラ制御部13と旋回制御部21は、図
11に示されるフローチャートに対応した動作を行うの
で、以下にこの動作を説明する。尚、この画像対応モー
ドを実行させることは、操作装置3から指示を入力する
ことにより可能となっている。
スタートとなると、前述の通りにカメラ制御部13が現
在撮像されている画面の画像に関し空間周波数(平均
値)を算出する(S51)。次に、この空間周波数はカ
メラ制御部13から旋回制御部21へ送出され、旋回制
御部21が制御情報記憶部23に備えられている上記メ
モリテーブルT3をサーチして上記空間周波数に対応す
る旋回速度を求め(S52)、この旋回速度を現在用い
る旋回速度として制御情報記憶部23に設定する(S5
3)。更に、旋回制御部21は制御情報記憶部23に設
定した現在用いる旋回速度の情報に基づき旋回機構22
を制御し、カメラ本体1の旋回を実行する(S54)。
21は所定角度の旋回がなされたかを旋回機構22のパ
ルスモータのステップ数から検出する(或いは、所定時
間の経過等のように撮像対象範囲の変化を検出する)。
ここで、所定角度の旋回を検出すると、再びステップS
51へ進んで上記の処理を実行する。所定角度の旋回が
なされていないときには、検出を続ける。
的に旋回速度を変更することができ、監視対象が増えて
きた場合などに旋回速度を遅くして的確な監視活動を行
うことに寄与する。
本発明に係るカメラ制御システムによれば、カメラにお
ける撮像状態に連動して旋回速度の制御がなされるの
で、人手による場合よりも適切にカメラを旋回する速度
の制御を行って見易い画像を得ることができる効果があ
る。
ラ制御システムによれば、旋回装置における旋回速度に
連動してカメラにおける撮像状態の制御がなされるの
で、人手による場合よりも適切にカメラにおける撮像状
態の制御を行って見易い画像を得ることができる効果が
ある。
ラ制御システムによれば、カメラにおける撮像状態に連
動して旋回速度の制御がなされるかまたは、旋回装置に
おける旋回速度に連動してカメラにおける撮像状態の制
御がなされるか選択できるので、いずれの場合にも人手
による場合よりも適切に制御を行って見易い画像を得る
ことができる効果がある。
ラ制御システムによれば、カメラにより得られた画面内
容の変化に係る周波数に連動して旋回速度の制御がなさ
れるので、画面の画像の内容に応じて自動的に旋回速度
を変更することができ、的確な監視活動を行うことが可
能となる。
の構成図。
において用いられるズーム値−旋回速度対応メモリテー
ブル及び感度−旋回速度対応メモリテーブルの内容を示
す図。
においてオペレータにより行われるモード選択動作を説
明するためのフローチャート。
におけるモード選択時の動作を説明するためのフローチ
ャート。
における1パラメータ対応によるカメラ優先のモード時
の動作を説明するためのフローチャート。
において用いられる感度毎のズーム値−旋回速度対応メ
モリテーブルを示す図。
における2パラメータ対応によるカメラ優先のモード時
の動作を説明するためのフローチャート。
における1パラメータ対応による旋回優先のモード時の
動作を説明するためのフローチャート。
における2パラメータ対応による旋回優先のモード時の
動作を説明するためのフローチャート。
ムにおける画像対応モードにて用いられるメモリテーブ
ルの内容を示す図。
ムにおける画像対応モード時の動作を説明するためのフ
ローチャート。
部 13 カメラ制御部 14 制御情報
記憶部 21 旋回制御部 22 旋回機構 23 制御情報記憶部 31 操作制御
部 32 入力部 33 表示部
Claims (7)
- 【請求項1】 撮像状態を変更可能なカメラと、このカ
メラを旋回させる旋回装置と、前記カメラと前記旋回装
置へ制御情報を与える操作装置とを具備するカメラ制御
システムであって、 前記カメラにおける撮像状態を指示する撮像状態制御情
報に基づいて前記旋回装置における旋回速度を決定する
旋回速度決定手段と、 この旋回速度決定手段により決定された旋回速度により
前記旋回装置の旋回制御を行う旋回制御手段とを具備す
ることを特徴とするカメラ制御システム。 - 【請求項2】 撮像状態はズーム値または感度の少なく
とも一方であり、 旋回速度決定手段は、ズーム値または感度の少なくとも
一方に基づき旋回速度を決定することを特徴とする請求
項1に記載のカメラ制御システム。 - 【請求項3】 撮像状態を変更可能なカメラと、このカ
メラを旋回させる旋回装置と、前記カメラと前記旋回装
置へ制御情報を与える操作装置とを具備するカメラ制御
システムであって、 前記旋回装置における旋回速度を指示する制御情報に基
づいて前記カメラにおける撮像状態を決定する撮像状態
決定手段と、 この撮像状態決定手段により決定された撮像状態に応じ
て前記カメラの撮像状態を実現させる制御を行う撮像状
態制御手段とを具備することを特徴とするカメラ制御シ
ステム。 - 【請求項4】 撮像状態はズーム値または感度の少なく
とも一方であり、 撮像状態制御手段は、旋回速度に基づきズーム値または
感度の少なくとも一方を決定することを特徴とする請求
項3に記載のカメラ制御システム。 - 【請求項5】 撮像状態を変更可能なカメラと、このカ
メラを旋回させる旋回装置と、前記カメラと前記旋回装
置へ制御情報を与える操作装置とを具備するカメラ制御
システムであって、 前記カメラにおける撮像状態を指示する撮像状態制御情
報に基づいて前記旋回装置における旋回速度を決定する
旋回速度決定手段と、 この旋回速度決定手段により決定された旋回速度により
前記旋回装置の旋回制御を行う旋回制御手段と、 前記旋回装置における旋回速度を指示する制御情報に基
づいて前記カメラにおける撮像状態を決定する撮像状態
決定手段と、 この撮像状態決定手段により決定された撮像状態に応じ
て前記カメラの撮像状態を実現させる制御を行う撮像状
態制御手段と、 前記旋回速度決定手段と前記旋回制御手段による第1の
制御、または前記撮像状態決定手段と撮像状態制御手段
による第2の制御の一方を選択する選択手段とを具備す
ることを特徴とするカメラ制御システム。 - 【請求項6】 前記カメラにおける撮像状態に拘らず、
所定の旋回速度により前記旋回装置の旋回制御を行う標
準旋回制御手段を具備することを特徴とする請求項5に
記載のカメラ制御システム。 - 【請求項7】 画像情報を得るカメラと、このカメラを
旋回させる旋回装置と、前記旋回装置へ制御情報を与え
る操作装置とを具備するカメラ制御システムであって、 前記カメラにより得られた画像情報について画面内容の
変化に係る空間周波数を算出する算出手段と、 この算出手段により算出された空間周波数に基づいて前
記旋回装置における旋回速度を決定する旋回速度決定手
段と、 この旋回速度決定手段により決定された旋回速度により
前記旋回装置の旋回制御を行う旋回制御手段と具備する
ことを特徴とするカメラ制御システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000069738A JP4119068B2 (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | カメラ制御システム |
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Cited By (2)
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