JP2001257337A - 固体撮像素子及びその製造方法、並びに固体撮像素子の露光時間制御方法 - Google Patents

固体撮像素子及びその製造方法、並びに固体撮像素子の露光時間制御方法

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JP2001257337A
JP2001257337A JP2000068935A JP2000068935A JP2001257337A JP 2001257337 A JP2001257337 A JP 2001257337A JP 2000068935 A JP2000068935 A JP 2000068935A JP 2000068935 A JP2000068935 A JP 2000068935A JP 2001257337 A JP2001257337 A JP 2001257337A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 裏面照射型の固体撮像素子において、電荷を
裏面側へ掃き捨てる縦型オーバーフロードレイン構造及
び電子シャッタ機能を可能にする。 【解決手段】 裏面照射型の固体撮像素子であって、全
面が空乏化する程度の高抵抗半導体層21の一方の面に
撮像素子が形成され、高抵抗半導体層21の裏面に第2
導電型層23、第1導電型層24及び透明電極25が順
次形成されて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、裏面照射型の固体
撮像素子及びその製造方法、並びに裏面照射型固体撮像
素子の露光時間制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CCD固体撮像素子として、p型
半導体基板の一方の面に撮像素子を形成し、基板裏面側
から画像光を入射させて撮像できるようにした、いわゆ
る裏面照射型のCCD固体撮像素子が知られている(米
国特許第5376810号、米国特許第4760031
号参照)。このような裏面照射型の固体撮像素子では、
開口率が100%近くになり、高感度のものが得られ
る。一方、半導体基板が厚いと入射光が途中で吸収され
て信号になりにくい。このため、単結晶シリコン基板上
に撮像素子を形成し、このシリコン基板を支持基板に接
着した後、基板裏面から所定の厚さまで機械的に研削す
ることで、シリコン基板を薄膜化する製法がしられてい
る(上記米国特許際5376810号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の裏面
照射型の固体撮像素子は、裏面がp型半導体であるの
で、過剰電荷を排出するために横型オーバーフロードレ
イン構造にする必要がある。このことは、多画素化を阻
害し、ひいてはダイナミックレンジの減少につながって
いた。一方、製造においても、上述したように、シリコ
ン薄膜を機械的な研削によって作成するため、膜厚の面
内バラツキが大きくなり、ひいては感度や飽和信号量の
面内バラツキも大きくなる。また、製造コストが高く且
つ製造時間も長くなる、等の問題点があった。
【0004】本発明は、上述の点に鑑み、多画素化、高
ダイナミックレンジ、等を可能にし、また縦型オーバー
フロードレイン構造を可能にした裏面照射型の固体撮像
素子を提供するものである。本発明は、撮像素子が形成
される半導体基体の高精度の薄膜化を可能にし、大面
積、高感度の固体撮像素子を製造できるようにした裏面
照射型の固体撮像素子の製造方法を提供するものであ
る。本発明は、露光時間の制御を精度良く行えるように
した裏面照射型の固体撮像素子の露光時間制御方法を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る固体撮像素
子は、裏面照射型の固体撮像素子であって、裏面に透明
電極を有して裏面側に電荷を掃き捨てるようにした構成
とする。
【0006】本発明に係る固体撮像素子の製造方法は、
半導体基板上に多孔質半導体層を形成し、多孔質半導体
層の上面にエピタキシャル層を形成する工程と、エピタ
キシャル層に撮像素子を形成する工程と、撮像素子側の
表面に支持基板を接着した後、多孔質半導体層の剥離面
で前記半導体基板を剥離する工程を有する
【0007】本発明に係る固体撮像素子の露光時間制御
方法は、裏面に透明電極を有する裏面照射型の固体撮像
素子の露光時間制御方法であって、透明電極にシャッタ
パルスを印加して、裏面の透明電極側へ電荷掃き捨てを
行って、露光時間を制御する。
【0008】本発明に係る裏面照射型の固体撮像素子で
は、裏面に透明電極を有して、裏面側に電荷を掃き捨て
る構成とすることにり、いわゆる縦型オーバーフロー構
造となり、多画素化、高ダイナミックレンジを可能に
し、さらに裏面側への電荷掃き捨てによる電子シャッタ
を可能にする。
【0009】本発明に係る固体撮像素子の製造方法で
は、半導体基板上に多孔質半導体層を介してエピタキシ
ャル層を形成し、エピタキシャル層に撮像素子を形成
し、撮像素子側の表面に支持基板を接着した後、多孔質
半導体層の剥離面で半導体基板を剥離する工程を有する
ことにより、撮像素子が形成される半導体基体を膜厚が
面内でバラツキなく均一に薄膜化できる。
【0010】本発明に係る裏面照射型の固体撮像素子の
露光時間制御方法では、裏面の透明電極にシャッタパル
スを印加して裏面側へ電荷掃き捨てを行って、露光時間
を制御するので、露光時間の制御が精度良く行える。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、裏面照射型の固体撮像
素子であって、裏面に透明電極を有して、裏面側に電荷
を掃き捨てるようにして成る固体撮像素子である。
【0012】本発明は、裏面照射型の固体撮像素子であ
って、全面が空乏化する程度の高抵抗半導体層の一方の
面に撮像素子が形成され、高抵抗半導体層の裏面に第2
導電型層、第1導電型層が順次形成されて成る固体撮像
素子である。
【0013】本発明に係る固体撮像素子の製造方法は、
半導体基板上に多孔質半導体層を形成し、多孔質半導体
層の上面にエピタキシャル層を形成する工程と、エピタ
キシャル層に撮像素子を形成する工程と、撮像素子側の
表面に支持基板を接着した後、多孔質半導体層の剥離面
で半導体基板を剥離する工程を有する。
【0014】半導体基板の剥離工程の後、前記多孔質半
導体層を除去する工程を有することができる。エピタキ
シャル層をn型エピタキシャル層とし、半導体基板の剥
離工程の後、多孔質半導体層を除去する工程と、エピタ
キシャル層の裏面にp型半導体層、n型半導体層及び透
明電極を順次形成する工程を有することができる。
【0015】エピタキシャル層をn型エピタキシャル層
とし、半導体基板の剥離工程の後、多孔質半導体層を除
去する工程と、エピタキシャル層の裏面側に形成されて
いるp型半導体層の面にn型の透明電極を形成する工程
を有することができる。
【0016】エピタキシャル層をn型エピタキシャル層
とし、半導体基板の剥離工程の後、多孔質半導体層を除
去する工程と、エピタキシャル層の裏面にp型半導体層
及びn型の透明電極を順次形成する工程を有することが
できる。
【0017】本発明は、 裏面に透明電極を有する裏面
照射型の固体撮像素子の露光時間制御方法であって、透
明電極にシャッタパルスを印加して、前記裏面の透明電
極側へ電荷掃き捨てを行って、露光時間を制御するよう
になす。
【0018】以下、図面を参照して本発明の実施の形態
を説明する。
【0019】図1及び図2は、本発明に係る裏面照射型
の固体撮像素子の一実施の形態を示す。本実施の形態に
係る固体撮像素子1は、フレーム転送(FT)方式の固
体撮像素子に適用した場合である。この固体撮像素子1
は、図1に示すように、画素となる複数の受光センサ部
が二次元的に配列されてなる撮像領域2と、撮像領域2
の信号電荷を一旦蓄積する蓄積領域3と、蓄積領域3に
接続された水平転送レジスタ4と、水平転送レジスタ4
の終端に接続された出力回路5を有して成る。
【0020】撮像領域2は、半導体基体の受光センサを
兼ねる転送チャネルとなる半導体領域6がチャネルスト
ップ領域7で水平方向に画素数に応じて複数に分割さ
れ、半導体領域6上に絶縁膜を介して水平方向に延びる
帯状の垂直転送電極8が垂直方向に複数配列されて構成
される。9は、受光センサを兼ねる各垂直転送レジスタ
を示す。
【0021】蓄積領域3は、撮像領域2と同様に、転送
チャネルとなる半導体領域6がチャネルストップ領域7
で水平方向に画素数に応じて複数に分割され、半導体領
域6上に絶縁膜を介して水平方向に延びる帯状の垂直転
送電極10が垂直方向に複数配列されて構成される。1
1は、各垂直転送レジスタを示す。
【0022】水平転送レジスタ4は、転送チャネルとな
る半導体領域上に絶縁膜を介して水平転送電極(図示せ
ず)が複数配列されて構成される。蓄積領域3及び水平
転送レジスタ4は、遮光されている。
【0023】垂直転送電極8には、例えば4相駆動の転
送クロックパルスΦV1 〜ΦV4 が印加される。ΦV1
〜ΦV4 が印加される領域のうち電極2枚分又は4枚分
で且つチャネルストップ領域7で区画された領域、本例
では電極4枚分の領域が1画素(いわゆる受光センサ
部)12となる。即ち、フィールド読み出しのときは、
垂直転送電極8の2枚分で1画素に相当し、この場合垂
直方向に隣り合う2画素の信号電荷を加算する。全画素
読み出しのときは、垂直転送電極8の4枚分で1画素に
相当する。蓄積領域3の垂直転送電極10には、例えば
4相駆動の転送クロックパルスΦM1 〜ΦM4 が印加さ
れる。水平転送レジスタ7には、例えば2相駆動の転送
クロックパルスΦH1 及びΦH2 が印加される。
【0024】図2は、図1のAーA線上の固体撮像素子
1の断面構造を示す。本実施の形態の固体撮像素子1
は、高抵抗半導体層21の一方の面に第1導電型の半導
体領域、本例ではn型半導体領域(受光センサを兼ねる
埋め込み転送チャネル領域)6が形成され、このn型半
導体領域6上に絶縁膜22を介して、例えば多結晶シリ
コンよりなる2層膜構造の垂直転送電極8が形成され
る。また、高抵抗半導体層21の他の面、即ち裏面に第
2導電型層、本例ではp型半導体領域23が形成され、
その上に第1導電型層であるn+ 半導体領域24が形成
され、さらに、その上に例えばITO(酸化インジュウ
ム錫)、ZnO等からなる透明電極25が形成されてな
る。
【0025】高抵抗半導体層21は、比抵抗が100Ω
cm以上、本例では500Ωcm程度とすることができ
る。高抵抗半導体層21としては、たとえば低濃度のn
型半導体層(n- 層)、低濃度のp型半導体層(p
- 層)または真性半導体層(i層)で構成することがで
きる。
【0026】チャネル領域のn型半導体領域6が形成さ
れた高抵抗半導体層21からn+ 半導体領域24までの
半導体基体26は、裏面からの入射光が受光センサ部と
なるn型半導体領域6に入射されるように、薄膜に形成
される。例えば厚さtは、20μm以下に設定すること
ができる。そして、撮像素子側に薄膜の半導体基体26
を支持するための支持基板27が接着剤29を介して接
着される。
【0027】さらに、裏面の透明電極25に対向するよ
うに、メカニカルシャッタ28を配置することができ
る。
【0028】この裏面照射型の固体撮像素子1では、n
型半導体領域6及び高抵抗半導体層21をエミッタ、p
型半導体領域23をベース、n+ 半導体領域24をコレ
クタとしたバーティカルnpnトランジスタを構成し、
このトランジスタ動作によって縦型オーバーフロードレ
イン及び電荷を裏面側へ掃き捨てる電子シャッタを可能
にしている。
【0029】透明電極25は、例えば図3に示すよう
に、p型半導体領域23とn+ 半導体領域24とに接続
されるように全面に被着形成することが好ましい。この
とき、バーティカルnpnトランジスタは、図4に示す
ようにコレクタとベースが接続された等価回路になる。
なお、裏面に形成される上記バーティカルnpnトラン
ジスタとしては、透明電極25をn+ 半導体領域24の
みに被着形成し、p型半導体領域23をフローティング
にした構成とすることも、p型半導体領域23を上記透
明電極とは異なるAl等と接続しさらにAl等とp型半
導体領域23を接続する事も可能である。
【0030】図7は、図2の固体撮像素子1のBーB線
上における不純物濃度プロファイルを示す。
【0031】次に、本実施の形態の裏面照射型固体撮像
素子1の動作を説明する。画像光は、透明電極25が形
成された裏面側から入射され。受光時、透明電極25に
所定の電圧、例えば5Vが印加されて、n型半導体領域
6及び高抵抗半導体層21は完全空乏化され、光電変換
されて図5に示すように、各画素に一方の電荷が信号電
荷(この例では電子)31として蓄積される。32は、
他方の電荷(この例では正孔)である。
【0032】強い画像光を受光したとき、余剰の電荷
(電子)33は前述のバーティカルnpnトランジスタ
動作により、オーバーフローバリア層となるp型半導体
領域23を通して透明電極25へ掃き捨てられる。
【0033】所定の受光期間の後、撮像領域2の垂直転
送電極8に印加される4相の転送クロックパルスΦV1
〜ΦV4 (例えば0Vと−9Vのクロックパルス)、蓄
積領域3の垂直転送電極10に印加される4相の転送ク
ロックパルスΦM1 〜ΦM4(例えば0Vと−9Vのク
ロックパルス)によって、各画素の信号電荷は、撮像領
域2から蓄積領域3へ高速転送(いわゆるフレームシフ
ト)されて一旦蓄積される。その後、蓄積領域3の信号
電荷は、1ライン毎に水平転送レジスタ4へ転送され
る。そして、信号電荷は、水平転送レジスタ4内を転送
し、電荷電圧変換されて出力回路5を通じて出力され
る。
【0034】一方、受光期間に透明電極25に所定のシ
ャッタパルス、例えば30V程度のシャッタパルスを印
加すると、図6に示すポテンシャル分布となり、前述の
バーティカルnpnトランジスタ動作により、それまで
蓄積されていた電荷31は透明電極25へ掃き捨てら
れ、いわゆる電子シャッタ動作がなされる。これによっ
て、露光時間が高精度に制御される。
【0035】上述の本実施の形態に係る固体撮像素子1
によれば、裏面照射型に構成されるので、受光開口率を
100%あるいは100%近くにすることができ、高感
度の固体撮像素子を実現することができる。そして、高
抵抗半導体層21の裏面にp型半導体領域23、n+
導体領域24及び透明電極25を順次形成して、バーテ
ィカルnpnトランジスタとして動作させることによ
り、裏面側に電荷を掃き捨てるようにした縦型オーバー
フロードレイン構造とすることができる。また、裏面側
に電荷を掃き捨てるようにした電子シャッタ機能を持た
せることができる。
【0036】固体撮像素子1は、縦型オーバーフロード
レイン構造であるので、その分、転送電極を有するいわ
ゆる垂直転送レジスタ9、11の取り扱い電荷量を大き
くすることができ、高いダイナミックレンジを得ること
ができる。
【0037】裏面側に形成したp型半導体領域23は、
図5に示すように、他方の電荷である正孔32の蓄積層
として機能するので、暗電流の低減を図ることができ
る。
【0038】また、裏面照射型の固体撮像素子1の入射
光側の裏面に対向してメカシャッタ28を配置するとき
は、スミアの問題がなくなり、高感度で多画素の静止画
CCDカメラを実現することができる。
【0039】図8は、本発明の裏面照射型の固体撮像素
子の他の実施の形態を示す。本実施の形態に係わる固体
撮像素子35は、透明電極である例えばZnO膜がn型
層として作用することを利用して、高抵抗半導体層21
の一方の面にn型半導体領域6、絶縁膜22、垂直転送
電極8等による撮像素子を形成し、他方の面にp型半導
体領域23及びn型層として作用する例えばZnO膜に
よる透明電極36を形成し、さらに、半導体基体26の
撮像素子側に支持基板27を接着して構成される。その
他の構成は、図2と同様であるので同一符号を付して重
複説明を省略する。
【0040】この固体撮像素子35における不純物濃度
プロファイルは、図7で、n+ 半導体領域24が省略さ
れたプロファイルとなる。
【0041】この裏面照射型の固体撮像素子35では、
n型半導体領域6及び高抵抗半導体層21をエミッタ、
p型半導体領域23をベース、透明電極36をコレクタ
としたバーティカルnpnトランジスタを構成し、この
トランジスタ動作によって縦型オーバーフロードレイン
及び電荷を裏面側へ掃き捨てる電子シャッタを可能にし
ている。
【0042】本実施の形態に係る固体撮像素子35によ
れば、前述の固体撮像素子1と同様の効果を奏する。即
ち、裏面照射型に構成されるので、高感度の固体撮像素
子を実現することができる。高抵抗半導体層21の裏面
にp型半導体領域23、n型層として作用する透明電極
36を順次形成して、バーティカルnpnトランジスタ
として動作させることにより、裏面側に電荷を掃き捨て
るようにした縦型オーバーフロードレイン構造とするこ
とができ、また、裏面側に電荷を掃き捨てるようにした
電子シャッタ機能を持たせることができる。
【0043】縦型オーバーフロードレイン構造であるの
で、その分、転送電極3を有するいわゆる垂直転送レジ
スタの取り扱い電荷量を大きくすることができ、高いダ
イナミックレンジを得ることができる。裏面側に形成し
たp型半導体領域23は、他方の電荷である正孔32の
蓄積層として機能するので、暗電流の低減を図ることが
できる。
【0044】また、裏面照射型の固体撮像素子1の入射
光側の裏面に対向してメカニカルシャッタ28を配置す
るときは、スミアの問題がなくなり、高感度で多画素の
静止画CCDカメラを実現することができる。
【0045】次に、本発明に係る裏面照射型の固体撮像
素子の製造方法の実施の形態を説明する。
【0046】図9〜図11は、本発明の一実施の形態に
係る固体撮像素子の製造方法を示す。先ず、図9Aに示
すように、半導体基板41の上面に多孔質半導体層42
を形成する。半導体基板41は、本例では、ホウ素など
のp型不純物を導入した0.01〜0.02Ω・cm程
度の比抵抗を有するp型単結晶シリコン基板を用いてい
る。多孔質半導体層42は、本例では多孔質シリコン層
を用いている。
【0047】多孔質半導体層42は、例えば陽極化成法
によって形成することができる。即ち、多孔質半導体
層、例えば多孔質シリコン層42上に、結晶性に優れた
エピタキシャル層が形成されるように、例えば0.5〜
3.0mA/cm2 の電流密度で、2〜10分間、本例
では8分間にわたって第1の陽極化成処理を施して、多
孔率の小さい第1の多孔質シリコン層(図示せず)を形
成する。次いで、例えば3〜20mA/cm2 の電流密
度で、2〜10分間、本例では8分間にわたって第2の
陽極化成処理を施して、多孔率が中程度の第2の多孔質
シリコン層(図示せず)を形成する。次いで、例えば4
0〜300mA/cm2 の電流密度で、数秒間にわた
り、第3の陽極化成処理を施して、多孔率が大きい第3
の多孔質シリコン層(図示せず)を形成する。
【0048】多孔質シリコン層42の厚みd1 は、2〜
10μm、好ましくは約8μmである。ここで、陽極化
成法は、シリコン基板41を陽極としてフッ化水素酸溶
液中で通電を行う方法であり、陽極化成法としては、例
えば伊東等による「表面技術Vol.46、No.5、
p8〜13、1995『多孔質シリコンの陽極化成』」
に記載された二重セル法が知られている。
【0049】この方法は、2つの電解溶液槽の間に、多
孔質シリコン層42を形成すべきシリコン基板41を配
置し、2つの電解溶液槽に直流電源と接続された白金電
極を設け、2つの電解溶液槽に電解溶液をいれて、シリ
コン基板41を陽極、白金電極を陰極として直流電圧を
印加し、シリコン基板41の一方の面を浸食させて多孔
質化するものである。電解溶液としては、例えばフッ化
水素酸とエチルアルコールの容積比が3:1〜1:1の
電解溶液が好ましく使用される。
【0050】次いで、多孔質シリコン層42の表面に1
050℃〜1200℃、例えば110℃で、5〜30分
間にわたって水素アニール処理を施して、多孔質シリコ
ン層42の表面に形成された多数の孔を塞ぐ。
【0051】次に、図9Bに示すように、多孔質シリコ
ン層42上にエピタキシャル成長により第2導電型半導
体層、本例ではp型シリコン層43を形成する。例えば
SiH4 、SiCl4 、SiCl3 、SiHCl3 、S
iH2 Cl2 等のガスを用いて、1000℃〜1150
℃、例えば1070℃で多孔質シリコン層42上にp型
シリコン領域43を0.1μm〜1.0μmの厚さにエ
ピタキシャル成長する。
【0052】次に、図9Cに示すように、p型シリコン
領域43上に高抵抗半導体層44を連続のエピタキシャ
ル成長で形成する。高抵抗半導体層44としては、前述
したように、低濃度のn型シリコン層(n- 層)、低濃
度のp型シリコン層(p- 層)または真性シリコン層
(i層)とすることができる。高抵抗シリコン層44の
厚さとしては、例えば10μm程度とすることができ
る。
【0053】ここに、水素アニール処理やエピタキシャ
ル成長の過程において、多孔質シリコン層42は、引張
強度が著しく弱くなって剥離層に転化する。45はその
剥離面を示す。この剥離層は、p型シリコン領域43、
高抵抗シリコン層43がシリコン基板41から剥離する
ことがない程度の引張強度を有している。
【0054】次に、図10Dに示すように、高抵抗シリ
コン層44の表面にn型不純物を例えばイオン注入にて
導入して、転送チャネルとなるn型半導体領域、本例で
はn型シリコン領域46を形成する。また、n型シリコ
ン領域46に水平方向の画素の区分、垂直転送レジスタ
を区分するためのp型チャネルストップ領域(図示せ
ず)を形成する。次いで、n型シリコン領域46上に例
えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜等からなる絶縁膜
47を介して、例えば2層膜構造の多結晶シリコンから
なる垂直転送電極48を形成し、前述した撮像領域2、
蓄積領域3を形成する。さらに、図示せざるも、水平転
送レジスタ4及び出力回路5も形成して、撮像素子49
を形成する。
【0055】次に、図10Eに示すように、撮像素子4
9側に接着剤50を用いて支持基板、例えば不透明なプ
ラスチックフィルム52を接着する。その後、シリコン
基板41を水またはエチルアルコールなどの溶液中に浸
し、例えば25kHz、600Wの超音波をシリコン基
板41に照射する。その結果、超音波のエネルギーによ
って多孔質シリコン層42による剥離層の剥離強度が弱
められ、その剥離面45よりシリコン基板41が剥離さ
れる。
【0056】次に、図11Fに示すように、シリコン基
板41が剥離された撮像素子49の形成されたシリコン
基体53の裏面に残っている多孔質シリコン層42を除
去し、p型シリコン領域43を露出する。残余の多孔質
シリコン層42の除去は、例えばフッ化水素酸と硝酸の
混合液などを用い、回転シリコンエッチング法などによ
って、シリコン基体53より除去する。
【0057】次に、図11Gに示すように、p型シリコ
ン領域43の裏面に高濃度のn型不純物を例えばイオン
注入などにより導入してn+ シリコン領域54を形成す
る。
【0058】次に、図11Hに示すように、n+ シリコ
ン領域54の面に、例えばITO、ZnOなどの透明電
極55を形成して、縦型オーバーフロードレイン及び電
子シャッタを可能にした、目的とする裏面照射型の固体
撮像素子56を得る。
【0059】図12は、本発明の裏面照射型の固体撮像
素子の製造方法の他の実施の形態を示す。前述の図11
Fの後に、p型シリコン領域43の裏面に直接、n型層
として作用する例えばZnOによる透明電極57を形成
して、縦型オーバーフロードレイン及び電子シャッタを
可能にした、図12に示す目的の裏面照射型の固体撮像
素子58を製造する。
【0060】なを、図11Fの工程の後、必要に応じ
て、p型シリコン領域43をエッチングにより除去し、
その後、高抵抗シリコン層44の裏面にp型不純物をイ
オン注入し、エキシマレーザアニール等により活性化し
てp+ シリコン領域を形成するようにしてもよい。その
後、図11G〜Hに示すように、p+ シリコン領域の面
に例えばイオン注入でn+ シリコン領域54を形成し、
透明電極55を形成することもできる。または、図12
に示すように、p+ シリコン領域の面に直接、n型層と
して作用する例えばZnOによる透明電極57を形成す
ることもできる。
【0061】上述の実施の形態に係る固体撮像素子の製
造方法によれば、シリコン基板41上に剥離層となる多
孔質シリコン層42を形成し、この多孔質シリコン層4
2上にエピタキシャル層43、44を形成し、エピタキ
シャル層44の表面に撮像素子49を形成して、支持基
板52を形成した後、化学処理で多孔質シリコン層42
より支持基板52を剥離して、撮像素子49が形成され
ているシリコン基体53を薄膜化することができる。薄
膜化に際して、機械的な研磨でなく化学処理による剥離
で薄膜化するので、シリコン基体53を均一な膜厚で薄
膜にできる。
【0062】従って、感度、飽和信号量の面内バラツキ
のない、または少ない、信頼性の高い裏面照射型の固体
撮像素子を製造することができる。また、製造時間も少
なく、容易に且つ低コストで製造することができる。
【0063】従って、大面積の裏面照射型の固体撮像素
子を容易に且つ低コストで製造することができる。ま
た、多画素、高感度、高ダイナミックレンジの固体撮像
素子を製造することができる。
【0064】図13〜図14は、本発明の裏面照射型の
固体撮像素子の製造方法の他の実施の形態を示す。本実
施の形態は、前述と同様に図13Aに示すように、半導
体基板、例えばp型単結晶シリコン基板41の面上に例
えば陽極化成法によって剥離層となる多孔質シリコン層
42を形成する。
【0065】次に、図13Bに示すように、多孔質シリ
コン層42上にエピタキシャル成長により、高抵抗半導
体層、またはp型半導体層、本例ではp- シリコン層6
1を形成する。
【0066】次に、図13Cに示すように、p- シリコ
ン層61の表面に転送チャネルとなるn型シリコン領域
46を形成する。また、n型シリコン領域46に水平方
向の画素の区分、垂直転送レジスタを区分するためのp
型チャネルストップ領域(図示せず)を形成する。同時
に、p- シリコン層61に電極取り出し領域となるp +
層62を形成する。
【0067】次いで、n型シリコン領域46上に例えば
シリコン酸化膜、シリコン窒化膜等からなる絶縁膜47
を介して、例えば2層膜構造の多結晶シリコンからなる
垂直転送電極48を形成し、前述した撮像領域2、蓄積
領域3を形成する。さらに、図示せざるも、水平転送レ
ジスタ4及び出力回路5も形成して、撮像素子49を形
成する。次に、撮像素子49側に接着剤50を介して支
持基板、例えば不透明なプラスティックフィルム52を
接着する。
【0068】次に、図14Dに示すように、前述のよう
にしてシリコン基板41を多孔質シリコン層42による
剥離層の剥離面45より剥離する。これにより、撮像素
子49が形成されたシリコン基体53を薄膜化する。
【0069】次に、図14Eに示すように、シリコン基
体53の裏面に残っている多孔質シリコン層42を除去
した後、p- シリコン層61の裏面に透明の絶縁保護膜
64を形成して、目的の裏面照射型の固体撮像素子65
を得る。
【0070】なを、電極取り出し領域となるp+ 層62
に代えて、図15に示すように、p - シリコン層61の
裏面にp+ シリコン領域66を形成するようにしても良
い。p+ シリコン領域66の面には、透明電極55を形
成してもよく、あるいは透明電極55を省略することも
できる。
【0071】図13〜図14の固体撮像素子65、また
は図15の固体撮像素子67によれば、p型シリコン層
61を用いた裏面照射型の固体撮像素子でも、前述の実
施の形態と同様に膜厚を均一にして、シリコン基体53
を薄膜化することができる。従って、大面積の裏面照射
型の固体撮像素子を容易に且つ低コストで製造すること
ができる。また、多画素、高感度、高ダイナミックレン
ジの固体撮像素子を製造することができる。
【0072】上例では、本発明をCCD固体撮像素子に
適用した場合であるが、その他、MOS型の固体撮像素
子等にも適用できる。
【0073】
【発明の効果】本発明に係る固体撮像素子によれば、裏
面照射型であるので、開口率を100%、もしくは10
0%近くにすることができ、高感度の固体撮像素子を実
現することができる。裏面側へ電荷を掃き捨てる構成で
あるので、縦型オーバーフロードレイン構造となり、多
画素、高ダイナミックレンジを可能にし、裏面側に電荷
を掃き捨てる電子シャッタを可能にする。
【0074】裏面側に第2導電型層および第1導電型層
を有するときは、バーティカルバイポーラトランジスタ
の動作をなして、縦型オーバーフロードレイン構造とす
ることができる。例えばCCD型固体撮像素子に適用し
たときには、垂直転送レジスタの取り扱い電荷量を大き
くでき、高ダイナミックレンジがえられる。また裏面側
へ電荷を掃き捨てる方式の電子シャッタ機能を持たせる
ことができる。裏面側に第2導電型層を有するので、信
号電荷を例えば電子とするとき、この第2導電型層がホ
ール電荷の蓄積層として作用し低暗電流とすことができ
る。メカニカルシャッタを組み合わせることで、多画素
の静止画用CCDカメラを提供することができる。
【0075】本発明に係る固体撮像素子の製造方法によ
れば、撮像素子が形成される半導体基体を膜厚を均一な
状態で薄膜化することができる。従って、大面積の裏面
照射型固体撮像素子を容易且つ低コストで製造すること
ができる。また、多画素、高感度、高ダイナミックレン
ジの固体撮像素子を製造することができる。
【0076】本発明に係る裏面照射型の固体撮像素子の
露光時間制御方法によれば、シャッタパルスによって、
裏面の透明電極側へ電荷掃き捨てが行われるので、露光
時間の制御を精度良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る裏面照射型の固体
撮像素子の概略構成図である。
【図2】図1のAーA線上の断面構造の一実施の形態を
示す構成図である。
【図3】裏面側の透明電極の形成状態を示す平面図であ
る。
【図4】本発明の説明に供するバーティカルnpnトラ
ンジスタの等価回路図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る裏面照射型の固体
撮像素子の受光蓄積期間のポテンシャル分布図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る裏面照射型の固体
撮像素子の電子シャッタ時のポテンシャル分布図であ
る。
【図7】図2のBーB線上の不純物濃度分布図である。
【図8】本発明の他の実施の形態に係る裏面照射型の固
体撮像素子の構成図である。
【図9】A〜C 本発明に係る裏面照射型の固体撮像素
子の製造方法の一実施の形態を示す製造工程図である。
【図10】D〜E 本発明に係る裏面照射型の固体撮像
素子の製造方法の一実施の形態を示す製造工程図であ
る。
【図11】F〜H 本発明に係る裏面照射型の固体撮像
素子の製造方法の一実施の形態を示す製造工程図であ
る。
【図12】本発明に係る裏面照射型の固体撮像素子の製
造方法の他の実施の形態を示す製造工程図である。
【図13】A〜C 本発明に係る裏面照射型の固体撮像
素子の製造方法の他の実施の形態を示す製造工程図であ
る。
【図14】D〜E 本発明に係る裏面照射型の固体撮像
素子の製造方法の他の実施の形態を示す製造工程図であ
る。
【図15】本発明に係る裏面照射型の固体撮像素子の製
造方法の更に他の実施の形態を示す製造工程図である。
【符号の説明】
1・・・裏面照射型の固体撮像素子、2・・・撮像領
域、3・・・蓄積領域、4・・・水平転送レジスタ、5
・・・出力回路、8、10・・・垂直転送電極、6・・
・転送チャネル領域、7・・・チャネルストップ領域、
9、11・・・垂直転送レジスタ、12・・・一画素
(全画素読み出しの場合)、21・・・高抵抗半導体
層、23・・・p型半導体領域、24・・・n+ 半導体
領域、25、36・・・透明電極、27・・・支持基
板、28・・・メカシャッタ、41・・・単結晶シリコ
ン基板、42・・・多孔質半導体層、43・・・p型半
導体領域、44・・・高抵抗半導体層、46・・・n型
半導体領域、48・・・垂直転送電極、49・・・撮像
素子、52・・・支持基板、53・・・半導体基体、5
4・・・n+ 半導体領域、55・・・透明電極、56、
58、65、67・・・裏面照射型の固体撮像素子、6
1・・・p- 半導体層、62・・・p+ 層、64・・・
透明保護膜、66・・・p+ 半導体領域
フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA02 AA05 AB01 BA05 BA08 BA12 CA08 DA03 DB08 FA06 FA12 FA40 FB04 FB09 GA02 5C024 BX00 CX43 CX54 CY47 EX31 GX24 GY01 GZ03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面照射型の固体撮像素子であって、 裏面に透明電極を有して、裏面側に電荷を掃き捨てるよ
    うにして成ることを特徴とする固体撮像素子。
  2. 【請求項2】 裏面照射型の固体撮像素子であって、 全面が空乏化する程度の高抵抗半導体層の一方の面に撮
    像素子が形成され、 前記高抵抗半導体層の裏面に第2導電型層、第1導電型
    層が順次形成されて成ることを特徴とする固体撮像素
    子。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に多孔質半導体層を形成
    し、多孔質半導体層の上面にエピタキシャル層を形成す
    る工程と、 前記エピタキシャル層に撮像素子を形成する工程と、 前記撮像素子側の表面に支持基板を接着した後、前記多
    孔質半導体層の剥離面で前記半導体基板を剥離する工程
    を有することを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体基板の剥離工程の後、前記多
    孔質半導体層を除去する工程を有することを特徴とする
    請求項3に記載の固体撮像素子の製造方法。
  5. 【請求項5】前記エピタキシャル層をn型エピタキシャ
    ル層とし、 前記半導体基板の剥離工程の後、前記多孔質半導体層を
    除去する工程と、 前記エピタキシャル層の裏面にp型半導体層、n型半導
    体層及び透明電極を順次形成する工程を有することを特
    徴とする請求項3に記載の固体撮像素子の製造方法。
  6. 【請求項6】前記エピタキシャル層をn型エピタキシャ
    ル層とし、 前記半導体基板の剥離工程の後、前記多孔質半導体層を
    除去する工程と、 前記エピタキシャル層の裏面側に形成されているp型半
    導体層の面にn型の透明電極を形成する工程を有するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の固体撮像素子の製造方
    法。
  7. 【請求項7】前記エピタキシャル層をn型エピタキシャ
    ル層とし、 前記半導体基板の剥離工程の後、前記多孔質半導体層を
    除去する工程と、 前記エピタキシャル層の裏面にp型半導体層及びn型の
    透明電極を順次形成する工程を有することを特徴とする
    請求項3に記載の固体撮像素子の製造方法。
  8. 【請求項8】裏面に透明電極を有する裏面照射型の固体
    撮像素子の露光時間制御方法であって、 前記透明電極にシャッタパルスを印加して、前記裏面の
    透明電極側へ電荷掃き捨てを行って、露光時間を制御す
    ることを特徴とする固体撮像素子の露光時間制御方法。
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