JP2001256082A - メモリダンプ採取方式および方法 - Google Patents

メモリダンプ採取方式および方法

Info

Publication number
JP2001256082A
JP2001256082A JP2000069225A JP2000069225A JP2001256082A JP 2001256082 A JP2001256082 A JP 2001256082A JP 2000069225 A JP2000069225 A JP 2000069225A JP 2000069225 A JP2000069225 A JP 2000069225A JP 2001256082 A JP2001256082 A JP 2001256082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressed
dump
record
storage device
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000069225A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuko Kimura
かず子 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Solution Innovators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Solution Innovators Ltd filed Critical NEC Solution Innovators Ltd
Priority to JP2000069225A priority Critical patent/JP2001256082A/ja
Publication of JP2001256082A publication Critical patent/JP2001256082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 採取したメモリダンプから指定した箇所を効
率的に検索参照する。 【解決手段】 メモリダンプ手段11は一定サイズ毎に
メモリイメージを取り出し、圧縮ファイル出力手段12
は取り出されたメモリイメージを圧縮して圧縮ダンプフ
ァイル31に出力し、マップ作成手段13は出力した圧
縮メモリイメージの開始位置のファイルの先頭からの相
対位置をオフセットとして配列21に記録する。上述の
処理をメモリ終了まで繰り返す。マップ出力手段14は
配列21を圧縮ダンプファイル31にマップレコードと
して出力する。ダンプ参照手段15は圧縮ダンプファイ
ル31から読み出したマップレコードを基に指示された
主記憶装置2上のアドレスに対応する圧縮メモリイメー
ジを読み出す。ファイル展開手段16は読み出された圧
縮メモリイメージを圧縮前の状態に復元し、ダンプメモ
リ表示手段17は展開されたメモリイメージを表示装置
4に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本技術は、メモリダンプ採取
方式に関し、特に採取したメモリダンプを効率的に参照
することができるメモリダンプ採取方式および方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】障害発生時等に、後日の解析のために採
取される情報処理装置のメモリイメージはメモリダンプ
と呼ばれ、採取されて磁気ディスク装置上に記録され
る。
【0003】従来のこの種のメモリダンプ方式の一例
を、図6に示す。
【0004】図6を参照すると、従来のメモリダンプ方
式は、メモリダンプ手段とファイル圧縮手段とID付加
出力手段とID検索手段とファイル展開手段とダンプメ
モリ表示手段とから構成されている。
【0005】このような構成を有する従来のメモリダン
プ方式は、次のように動作する。
【0006】メモリイメージを一定サイズのセグメント
毎にダンプして圧縮し圧縮ダンプの先頭にセグメント識
別子を付加しメモリ識別子付圧縮ダンプファイルとして
補助記憶装置に出力する処理を、ダンプするセグメント
がなくなるまで繰り返す。
【0007】利用者からセグメント識別子を指定してメ
モリダンプ表示が指示されると、ID検索手段が指定さ
れたセグメント記述子を有する識別子付圧縮ダンプファ
イルを検索して取り出し展開し復元してダンプファイル
の内容を表示する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
問題点は、参照したいメモリのアドレスをメモリダンプ
から探し出してメモリの内容を取り出す処理効率が悪い
ことである。
【0009】その理由は、上述した従来のメモリダンプ
方式では、各圧縮ダンプの先頭にセグメント識別子を付
加しているため、参照したいセグメントが圧縮ファイル
上のどこにあるかを検索する際に、圧縮ファイルを先頭
から順次検索して参照したいセグメントと一致するセグ
メント識別子が付加されているかどうかを比較していか
なくてはならないためである。
【0010】本発明の目的は、メモリダンプ参照時に、
圧縮したメモリイメージを効率的に検索し参照できるメ
モリダンプ採取方式および方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明のメモリ
ダンプ採取方式は、中央処理装置と主記憶装置と補助記
憶装置と表示装置とを有するコンピュータシステムにお
いて、前記主記憶装置の一定サイズの区画毎にメモリイ
メージを取り出すメモリダンプ手段と、前記メモリダン
プ手段によって取得されたメモリイメージを圧縮し圧縮
レコードとして前記補助記憶装置上の圧縮ダンプファイ
ルに出力する圧縮ファイル出力手段と、前記圧縮ダンプ
ファイルに出力した圧縮レコードの開始位置を前記主記
憶装置上の配列に記録するマップ作成手段と、前記主記
憶装置上の配列をマップレコードとして前記圧縮ダンプ
ファイルに出力しマップレコードの開始位置を前記圧縮
ダンプファイルの制御レコードに書き込むマップ出力手
段と、メモリダンプ参照のために前記主記憶装置上のア
ドレスが指示されると前記圧縮ダンプファイルからマッ
プレコードを読み出し指示された前記アドレスに対応す
る圧縮レコードを読み出すダンプ参照手段と、前記ダン
プ参照手段が読み出した圧縮レコードを圧縮前の状態に
復元するファイル展開手段と、前記ファイル展開手段が
復元したメモリイメージを前記表示装置に表示するダン
プメモリ表示手段と、を備える。
【0012】本願第2の発明のメモリダンプ採取方式
は、中央処理装置と主記憶装置と補助記憶装置と表示装
置とを有するコンピュータシステムにおいて、前記主記
憶装置の一定サイズの区画毎にメモリイメージを取り出
すメモリダンプ手段と、前記メモリダンプ手段によって
取得されたメモリイメージを圧縮し圧縮レコードとして
前記補助記憶装置上のマップなし圧縮ダンプファイルに
出力する圧縮ファイル出力手段と、前記マップなし圧縮
ダンプファイルから圧縮レコードを読み出し圧縮ダンプ
ファイルに複写し前記圧縮ダンプファイルに複写した圧
縮レコードの開始位置を前記主記憶装置上の配列に記録
するマップ作成手段と、前記主記憶装置上の配列をマッ
プレコードとして前記圧縮ダンプファイルに出力しマッ
プレコードの開始位置を前記圧縮ダンプファイルの制御
レコードに書き込むマップ出力手段と、メモリダンプ参
照のために前記主記憶装置上のアドレスが指示されると
前記圧縮ダンプファイルからマップレコードを読み出し
指示された前記アドレスに対応する圧縮レコードを読み
出すダンプ参照手段と、前記ダンプ参照手段が読み出し
た圧縮レコードを圧縮前の状態に復元するファイル展開
手段と、前記ファイル展開手段が復元したメモリイメー
ジを前記表示装置に表示するダンプメモリ表示手段と、
を備える。
【0013】本願第3の発明のメモリダンプ採取方式
は、第1または第2の発明において前記圧縮レコード
は、前記区画がダンプ採取対象である場合にはデータ長
エリアと圧縮データエリアとから成り、前記区画がダン
プ採取対象でない場合にはデータ長エリアから成ること
を特徴とする。
【0014】本願第4の発明のメモリダンプ採取方式
は、第1または第2の発明において前記ダンプ参照手段
は、前記読み出したマップレコードを前記主記憶装置上
の配列にセットし、前記指示された主記憶装置上のアド
レスを前記一定サイズで割った値から前記配列のエント
リ番号(区画番号)を算出しその配列項目の内容を取り
出し、取り出した内容を前記圧縮ダンプファイルの先頭
からのオフセット値として対応する圧縮レコードを読み
出すことを特徴とする。
【0015】本願第5の発明のメモリダンプ採取方法
は、中央処理装置と主記憶装置と補助記憶装置と表示装
置とを有するコンピュータシステムにおいて、前記主記
憶装置の一定サイズの区画毎にメモリイメージを取り出
し、前記取り出したメモリイメージを圧縮し圧縮レコー
ドとして前記補助記憶装置上の圧縮ダンプファイルに出
力し、前記圧縮ダンプファイルに出力した圧縮レコード
の開始位置を前記主記憶装置上の配列に記録し、前記主
記憶装置上の配列をマップレコードとして前記圧縮ダン
プファイルに出力しマップレコードの開始位置を前記圧
縮ダンプファイルの制御レコードに書き込み、メモリダ
ンプ参照のために前記主記憶装置上のアドレスが指示さ
れると前記圧縮ダンプファイルからマップレコードを読
み出し指示された前記アドレスに対応する圧縮レコード
を読み出し、前記読み出した圧縮レコードを圧縮前の状
態に復元し、前記復元したメモリイメージを前記表示装
置に表示する、ことを特徴とする。
【0016】本願第6の発明のメモリダンプ採取方法
は、中央処理装置と主記憶装置と補助記憶装置と表示装
置とを有するコンピュータシステムにおいて、前記主記
憶装置の一定サイズの区画毎にメモリイメージを取り出
し、前記取り出したメモリイメージを圧縮し圧縮レコー
ドとして前記補助記憶装置上のマップなし圧縮ダンプフ
ァイルに出力し、前記マップなし圧縮ダンプファイルか
ら圧縮レコードを読み出し圧縮ダンプファイルに複写し
前記圧縮ダンプファイルに複写した圧縮レコードの開始
位置を前記主記憶装置上の配列に記録し、前記主記憶装
置上の配列をマップレコードとして前記圧縮ダンプファ
イルに出力しマップレコードの開始位置を前記圧縮ダン
プファイルの制御レコードに書き込み、メモリダンプ参
照のために前記主記憶装置上のアドレスが指示されると
前記圧縮ダンプファイルからマップレコードを読み出し
指示された前記アドレスに対応する圧縮レコードを読み
出し、前記読み出した圧縮レコードを圧縮前の状態に復
元し、前記復元したメモリイメージを前記表示装置に表
示する、ことを特徴とする。
【0017】本願第7の発明のメモリダンプ採取方法
は、第5または第6の発明において前記圧縮レコード
は、前記区画がダンプ採取対象である場合にはデータ長
エリアと圧縮データエリアとから成り、前記区画がダン
プ採取対象でない場合にはデータ長エリアから成ること
を特徴とする。
【0018】本願第8の発明のメモリダンプ採取方法
は、第5または第6の発明において前記メモリダンプ参
照のために、前記読み出したマップレコードを前記主記
憶装置上の配列にセットし、前記指示された主記憶装置
上のアドレスを前記一定サイズで割った値から前記配列
のエントリ番号(区画番号)を算出しその配列項目の内
容を取り出し、取り出した内容を前記圧縮ダンプファイ
ルの先頭からのオフセット値として対応する圧縮レコー
ドを読み出すことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の第1の実施の形態の構成
を示すブロック図である。
【0021】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、中央処理装置1と主記憶装置2と補助記憶装置
3と表示装置4とから構成される。
【0022】中央処理装置1は、メモリダンプの採取お
よび採取したメモリダンプの表示を制御し、メモリダン
プ手段11と圧縮ファイル出力手段12とマップ作成手
段13とマップ出力手段14とダンプ参照手段15とフ
ァイル展開手段16とダンプメモリ表示手段17とを含
む。
【0023】主記憶装置2は、メモリダンプの対象とな
る情報が記憶されているメモリであり、配列21を含
む。
【0024】補助記憶装置3は、磁気ディスク装置等の
外部記憶装置であり、圧縮ダンプファイル31を含む。
【0025】表示装置4は、採取したメモリダンプの内
容を表示する装置であり、ディスプレイ等である。
【0026】各構成要素について、説明する。
【0027】メモリダンプ手段11は、主記憶装置2か
ら一定サイズの区画を選択し、本区画がダンプ採取対象
である場合には本区画のメモリイメージを取り出し圧縮
ファイル出力手段12に渡し、本区画がダンプ採取対象
でない場合には本区画のメモリイメージを取り出さず渡
すデータがない旨を圧縮ファイル出力手段12に通知す
る。なお、上記の一定サイズは予め定められている。
【0028】圧縮ファイル出力手段12は、メモリダン
プ手段11から渡されたメモリイメージを圧縮し、圧縮
ダンプファイル31に出力する。出力する際に、圧縮デ
ータの前に、データ長エリアを付加する。すなわち、出
力するレコード(以降、圧縮レコードと称す)は、デー
タ長エリアと圧縮したメモリイメージを格納する圧縮デ
ータエリアとから成る。データ長エリアには、圧縮レコ
ードのサイズを格納する。圧縮レコードのサイズは、デ
ータ長エリアのサイズと圧縮データエリアのサイズを加
えた値である。なお、メモリダンプ手段11から渡すデ
ータがない旨を通知された場合には、データ長エリアの
みから成る圧縮レコードを出力する。
【0029】マップ作成手段13は、圧縮ダンプファイ
ル31に出力した圧縮レコードの開始位置をファイル先
頭からのオフセット値で配列21に記録する。
【0030】マップ出力手段14は、マップ作成手段1
3により作成された配列21を圧縮ダンプファイル31
にマップレコードとして出力し、マップレコードの開始
位置をファイルの先頭からのオフセット値で圧縮ダンプ
ファイル31の制御レコードに書き込む。
【0031】ダンプ参照手段15は、指示された圧縮ダ
ンプファイル31の制御レコードからマップレコードの
開始位置を取得し、圧縮ダンプファイル31からマップ
レコードを読み出し、配列21にセットする。指示され
た主記憶装置2上のアドレスを一定サイズで割った値か
ら配列21のエントリ番号(区画番号)を算出しその配
列項目の内容を取り出し、その取り出した内容を圧縮ダ
ンプファイル31の先頭からのオフセット値として、対
応する圧縮レコードを読み出す。
【0032】ファイル展開手段16は、ダンプ参照手段
15が読み出した圧縮データを展開し、圧縮前の元のメ
モリイメージを復元する。
【0033】ダンプメモリ表示手段17は、ファイル展
開手段16が復元したメモリイメージの中から、要求さ
れた箇所を編集して、表示装置4に表示する。
【0034】配列21は、各圧縮レコード毎に、圧縮レ
コードが圧縮ダンプファイル31に出力された位置を、
ファイルの先頭からのオフセット値で記録する領域であ
る。この配列のことをマップとも称する。
【0035】圧縮ダンプファイル31は、主記憶装置2
のメモリイメージの圧縮データが格納される。圧縮ダン
プファイル31は制御レコードと圧縮レコードとマップ
レコードから構成され、制御レコードは圧縮ダンプファ
イル31が生成されるときに作成され、圧縮レコードは
主記憶装置2の一定サイズの区画の個数分存在する。
【0036】本発明の第1の実施の形態の動作につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0037】図2は、本発明の第1の実施の形態の動作
を説明する図である。
【0038】最初に、メモリダンプを採取する動作につ
いて、説明する。
【0039】図2に示すように、主記憶装置2を、一定
サイズ”x”毎に区切り、区切られたメモリイメージ毎
に圧縮レコードが作成される。
【0040】先ず、メモリダンプ手段11は、主記憶装
置2から一定サイズの区間を選択する。本説明では、一
定サイズを”x”とする。最初は、図2(a)の主記憶
装置2の先頭位置から位置xまで(第1メモリイメージ
の部分)を区画として選択する。
【0041】本区画がダンプ採取対象である場合には、
本区画のメモリイメージを取り出し圧縮ファイル出力手
段12に渡す。
【0042】圧縮ファイル出力手段12は、受け取った
メモリイメージを圧縮し、第1圧縮レコードとして圧縮
ダンプファイル31に出力する。
【0043】圧縮前のメモリイメージと圧縮レコードと
圧縮ダンプファイルとの関係を図2の(a),(b),
(d)間の点線で示す。
【0044】マップ作成手段13は、出力した第1圧縮
レコードの開始位置を圧縮ダンプファイル31の先頭か
らのオフセット値”a”で配列21の第1エントリに記
録する。
【0045】続いて、メモリダンプ手段11は、主記憶
装置2上の次の一定サイズ分を取り出す。つまり、図2
における主記憶装置2の位置xから2xまで(第2メモ
リイメージの部分)を取り出す。
【0046】取り出したメモリイメージを圧縮ファイル
出力手段12が圧縮し、第2圧縮レコードとして圧縮ダ
ンプファイル31に出力する。
【0047】マップ作成手段13は、出力した第2圧縮
レコードの開始位置を圧縮ダンプファイル31の先頭か
らのオフセット値”b”で配列21の第2エントリに記
録する。
【0048】上述の処理を、主記憶装置2のサイズを一
定サイズ”x”で割った回数(n回)分繰り返す。
【0049】このとき、外部から指示されたメモリダン
プ採取領域を基に、主記憶装置2の一定サイズの区画毎
にダンプ採取対象とするかしないかを判断し、ダンプ採
取対象としない区画については、圧縮データエリアが存
在せずデータ長エリアのみの圧縮レコードを圧縮ダンプ
ファイル31に出力する。なお、外部からメモリダンプ
採取領域を指示されない場合には、主記憶装置2の全領
域をメモリダンプ採取領域とみなす。
【0050】最後の区画に対応する第n圧縮レコードが
圧縮ダンプファイル31に出力されると、配列21の第
nエントリ目には、オフセット値”y”が記録される。
【0051】続いて、マップ出力手段14は、配列21
をマップレコードとして圧縮ダンプファイル31に出力
し、マップレコードの開始位置を圧縮ダンプファイル3
1の先頭からのオフセット値”z”で圧縮ダンプファイ
ル31の先頭にある制御レコードに書き込む。
【0052】以上で、メモリダンプの採取は終了する。
【0053】次に、採取したメモリダンプを表示する動
作について、説明する。
【0054】先ず、ダンプ参照手段15は、指示された
圧縮ダンプファイル31の制御レコードを読み出しマッ
プレコードの開始位置を取得し、圧縮ダンプファイル3
1の先頭からのオフセット値”z”としてマップレコー
ドを読み出す。
【0055】読み出したマップレコードを主記憶装置2
上の配列21にセットし、外部から指示された主記憶装
置2上のアドレスを一定サイズ”x”で割った値から配
列21のエントリ番号(区画番号)を算出しその配列項
目の内容を取り出し、取り出した内容を圧縮ダンプファ
イル31の先頭からのオフセット値として、対応する圧
縮レコードを読み出す。
【0056】ファイル展開手段16は、読み出した圧縮
データを展開し、圧縮前の元のメモリイメージを復元す
る。
【0057】ダンプメモリ表示手段17は、復元された
メモリイメージの中から、要求された箇所を編集して、
表示装置4に表示する。
【0058】このように、本実施の形態では、参照した
いメモリアドレスを基に、配列を参照して、圧縮データ
のファイル内相対位置を求め、直接アクセスすることが
できるので、効率的に圧縮ダンプデータの参照を行うこ
とができるという効果がある。
【0059】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0060】本発明の第2の実施の形態は、メモリダン
プ採取時にはマップレコードを作成しないマップなし圧
縮ダンプファイルを作成し、後から(例えば、システム
再起動後に)マップなし圧縮ダンプファイルから配列を
作成して圧縮ダンプファイルを作成し表示する形態であ
る。
【0061】図3は、本発明の第2の実施の形態の構成
を示すブロック図である。
【0062】図3を参照すると、本発明の第2の実施の
形態は、中央処理装置5と主記憶装置2と補助記憶装置
6と表示装置4とから構成される。
【0063】中央処理装置5は、メモリダンプの採取お
よび採取したメモリダンプの表示を制御し、メモリダン
プ手段11と圧縮ファイル出力手段52とマップ作成手
段53とマップ出力手段14とダンプ参照手段15とフ
ァイル展開手段16とダンプメモリ表示手段17とを含
む。
【0064】主記憶装置2は、メモリダンプの対象とな
る情報が記憶されているメモリであり、配列21を含
む。
【0065】補助記憶装置6は、磁気ディスク装置等の
外部記憶装置であり、圧縮ダンプファイル31とマップ
なし圧縮ダンプファイル62とを含む。
【0066】表示装置4は、採取したメモリダンプの内
容を表示する装置であり、ディスプレイ等である。
【0067】ここでは、図1に示す第1の実施の形態と
異なる圧縮ファイル出力手段52とマップ作成手段53
とマップなし圧縮ダンプファイル62とについて、説明
する。
【0068】圧縮ファイル出力手段52は,メモリダン
プ手段11から渡されたメモリイメージを圧縮し、マッ
プなし圧縮ダンプファイル62に出力する。出力する際
に、圧縮データの前に、データ長エリアを付加する。す
なわち、出力するレコード(以降、圧縮レコードと称
す)は、データ長エリアと圧縮したメモリイメージを格
納する圧縮データエリアとから成る。データ長エリアに
は、圧縮レコードのサイズを格納する。圧縮レコードの
サイズは、データ長エリアのサイズと圧縮データエリア
のサイズを加えた値である。なお、メモリダンプ手段1
1から渡すデータがない旨を通知された場合には、デー
タ長エリアのみから成る圧縮レコードを出力する。
【0069】マップ作成手段53は、マップなし圧縮ダ
ンプファイル62から圧縮レコードを読み出し、圧縮ダ
ンプファイル31に複写し、圧縮レコードの圧縮ダンプ
ファイル31の先頭からのオフセットを配列21に記録
する。
【0070】マップなし圧縮ダンプファイル62は、主
記憶装置2のメモリイメージの圧縮データが格納され
る。マップなし圧縮ダンプファイル62は制御レコード
と圧縮レコードとから構成され、制御レコードはマップ
なし圧縮ダンプファイル62が生成されるときに作成さ
れ、圧縮レコードは主記憶装置2の一定サイズの区画の
個数分存在する。
【0071】本発明の第2の実施の形態の動作につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0072】図4は、本発明の第2の実施の形態の動作
を説明する図である。
【0073】最初に、メモリダンプを採取する動作につ
いて、説明する。
【0074】図4に示すように、主記憶装置2を、一定
サイズ”x”毎に区切り、区切られたメモリイメージ毎
に圧縮レコードが作成される。
【0075】先ず、メモリダンプ手段11は、主記憶装
置2から一定サイズの区画を選択する。本説明では、一
定サイズを”x”とする。最初は、図4(a)の主記憶
装置2の先頭位置から位置xまで(第1メモリイメージ
の部分)を区画として選択する。
【0076】本区画がダンプ採取対象である場合には、
本区画のメモリイメージを取り出し圧縮ファイル出力手
段52に渡す。
【0077】圧縮ファイル出力手段52は、受け取った
メモリイメージを圧縮し、第1圧縮レコードとしてマッ
プなし圧縮ダンプファイル62に出力する。
【0078】圧縮前のメモリイメージと圧縮レコードと
マップなし圧縮ダンプファイルとの関係を図4の
(a),(b),(c)間の点線で示す。
【0079】続いて、メモリダンプ手段11は、主記憶
装置2上の次の一定サイズ分を取り出す。つまり、図4
(a)における主記憶装置2の位置xから2xまで(第
2メモリイメージの部分)を取り出す。
【0080】取り出したメモリイメージを圧縮ファイル
出力手段52が圧縮し、第2圧縮レコードとしてマップ
なし圧縮ダンプファイル62に出力する。
【0081】上述の処理を、主記憶装置2のサイズを一
定サイズ”x”で割った回数(n回)分繰り返す。
【0082】このとき、外部から指示されたメモリダン
プ採取領域を基に、主記憶装置2の一定サイズの区画ご
とに、ダンプ採取対象とするかしないかを判断し、ダン
プ採取対象としない区画については、圧縮データエリア
が存在せずデータ長エリアのみの圧縮レコードをマップ
なし圧縮ダンプファイル62に出力する。なお、外部か
らメモリダンプ採取領域を指示されない場合には、主記
憶装置2の全領域をメモリダンプ採取領域とみなす。
【0083】最後の区画に対応する第n圧縮レコードが
マップなし圧縮ダンプファイル62に出力する。
【0084】以上で、メモリダンプの採取は終了する。
【0085】次に、採取したメモリダンプを表示する動
作について、説明する。
【0086】先ず、マップ作成手段53は、指示された
マップなし圧縮ダンプファイル62から制御レコードを
読み出し、指示された圧縮ダンプファイル31に複写す
る。
【0087】続いて、マップなし圧縮ダンプファイル6
2から第1圧縮レコードを読み出し、圧縮ダンプファイ
ル31の制御レコードの次に複写し、制御レコードのサ
イズ”a”をオフセットとして配列21の第1エントリ
に記録する。
【0088】続いて、マップなし圧縮ダンプファイル6
2から第2圧縮レコードを読み出し、圧縮ダンプファイ
ル31の第1圧縮レコードの次に複写し、制御レコード
のサイズ”a”に第1圧縮レコードのサイズ”r1”を
加えたサイズ(”b”)をオフセットとして配列21の
第2エントリに記録する。
【0089】上述の処理を、マップなし圧縮ダンプファ
イル62の第n圧縮レコードまで繰り返す。第n圧縮レ
コードが圧縮ダンプファイル31に出力されると、配列
21の第nエントリには、オフセット”y”が記録され
る。
【0090】マップ出力手段14は、配列21を圧縮ダ
ンプファイル31の第n圧縮レコードの次にマップレコ
ードとして出力し、マップレコードの圧縮ダンプファイ
ル31の先頭からのオフセット”z”を圧縮ダンプファ
イル31の先頭にある制御レコードに書き込む。
【0091】このようにして生成された圧縮ダンプファ
イル31は、第1の実施の形態で作成された圧縮ダンプ
ファイル31と同等である。
【0092】続いて、ダンプ参照手段15は、指示され
た圧縮ダンプファイル31の制御レコードを読み出しマ
ップレコードの開始位置を取得し、圧縮ダンプファイル
31のオフセット”z”の位置からマップレコードを読
み出す。
【0093】読み出したマップレコードの中から、外部
から指示された主記憶装置2上のアドレスを一定サイ
ズ”x”で割った値から配列21のエントリ番号(区画
番号)を算出しその配列項目の内容を取り出し、取り出
した内容を圧縮ダンプファイル31の先頭からのオフセ
ットとして、対応する圧縮レコードを読み出す。
【0094】ファイル展開手段16は、読み出した圧縮
データを展開し、圧縮前の元のメモリイメージを復元す
る。
【0095】ダンプメモリ表示手段17は、復元された
メモリイメージの中から、要求された箇所を編集して、
表示装置4に表示する。
【0096】本実施の形態では、第1の実施の形態で述
べた効果に追加して以下に示す効果が発生する。すなわ
ち、メモリダンプ採取時には配列を作成しないため、メ
モリダンプ採取時間が短縮される。これは、システムを
停止する時間の短縮に寄与する。また、メモリダンプ採
取を途中で中断した場合にも、採取された分のマップな
し圧縮ダンプファイルから配列を作成して圧縮ダンプフ
ァイルを作成することができるので、採取されたところ
までのダンプデータを効率的に表示参照することができ
る。
【0097】更に、本発明の第3の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0098】本発明の第3の実施の形態は、第1の中央
処理装置においてメモリダンプを採取してマップなし圧
縮ダンプファイルを作成し、第1の中央処理装置から第
2の中央処理装置にマップなし圧縮ダンプファイルを転
送し、第2の中央処理装置において受信したマップなし
圧縮ダンプファイルから圧縮ダンプファイルを作成して
表示する形態である。
【0099】図5は、本発明の第3の実施の形態の構成
を示すブロック図である。
【0100】図5を参照すると、本発明の第3の実施の
形態は、中央処理装置7と主記憶装置8と補助記憶装置
9と中央処理装置10と主記憶装置2と補助記憶装置6
と表示装置4とから構成される。
【0101】中央処理装置7は、メモリダンプの採取お
よび採取したメモリダンプの転送を制御し、メモリダン
プ手段11と圧縮ファイル出力手段52とダンプ転送手
段78とを含む。
【0102】主記憶装置8は、メモリダンプの対象とな
る情報が記憶されているメモリである。
【0103】補助記憶装置9は、磁気ディスク装置等の
外部記憶装置であり、マップなし圧縮ダンプファイル6
2を含む。
【0104】中央処理装置10は、メモリダンプの受信
および受信したメモリダンプの表示を制御し、ダンプ受
信手段109とマップ作成手段53とマップ出力手段1
4とダンプ参照手段15とファイル展開手段16とダン
プメモリ表示手段17とを含む。
【0105】主記憶装置2は、メモリダンプの対象とな
る情報が記憶されているメモリであり、配列21を含
む。
【0106】補助記憶装置6は、磁気ディスク装置等の
外部記憶装置であり、圧縮ダンプファイル31とマップ
なし圧縮ダンプファイル62とを含む。
【0107】表示装置4は、採取したメモリダンプの内
容を表示する装置であり、ディスプレイ等である。
【0108】ここでは、図3に示す第2の実施の形態と
異なるダンプ転送手段78とダンプ受信手段109とに
ついて、説明する。
【0109】ダンプ転送手段78は、圧縮ファイル出力
手段52により補助記憶装置9上に作成されたマップな
し圧縮ダンプファイル62を読み出し、中央処理装置1
0に転送する。
【0110】ダンプ受信手段109は、中央処理装置7
から転送されたマップなし圧縮ダンプファイル62を受
信し、補助記憶装置6にマップなし圧縮ダンプファイル
62を作成する。
【0111】本発明の第3の実施の形態の動作につい
て、説明する。
【0112】なお、メモリダンプ手段11と圧縮ファイ
ル出力手段52とマップ作成手段53とマップ出力手段
14とダンプ参照手段15とファイル展開手段16とダ
ンプメモリ表示手段17の動作は第2の実施の形態と同
様なので、ここでの説明は概略とする。
【0113】最初に、メモリダンプを採取して転送する
動作について、説明する。
【0114】中央処理装置7において、メモリダンプ手
段11は主記憶装置8から一定サイズの区画を選択し、
本区画のメモリイメージを取り出し圧縮ファイル出力手
段52に渡す。圧縮ファイル出力手段52は受け取った
メモリイメージを圧縮し、圧縮レコードとしてマップな
し圧縮ダンプファイル62に出力する。
【0115】上述の処理を、主記憶装置8のサイズを一
定サイズで割った回数分繰り返し、マップなし圧縮ダン
プファイル62ができあがる。
【0116】ダンプ転送手段78は、マップなし圧縮ダ
ンプファイル62を中央処理装置10に転送する。
【0117】次に、メモリダンプを受信して表示する動
作について、説明する。
【0118】中央処理装置10において、ダンプ受信手
段109は中央処理装置7から転送されたマップなし圧
縮ダンプファイル62を受信し、補助記憶装置6にマッ
プなし圧縮ダンプファイル62を作成する。
【0119】マップ作成手段53は、マップなし圧縮ダ
ンプファイル62からレコードを読み出し、圧縮ダンプ
ファイル31に複写し、オフセットを配列21に記録す
る。
【0120】上述の処理を、マップなし圧縮ダンプファ
イル62の最後のレコードまで繰り返し、配列21がで
きあがる。
【0121】マップ出力手段14は、配列21を圧縮ダ
ンプファイル31の最後のレコードの次にマップレコー
ドとして出力し、マップレコードの圧縮ダンプファイル
31の先頭からのオフセットを圧縮ダンプファイル31
の先頭にある制御レコードに書き込む。
【0122】ダンプ参照手段15は外部から指示された
主記憶装置8上のアドレスに対応した圧縮レコードを圧
縮ダンプファイル31から読み出し、ファイル展開手段
16は読み出した圧縮データを展開して圧縮前の元のメ
モリイメージを復元し、ダンプメモリ表示手段17は復
元されたメモリイメージの中から要求された箇所を編集
して表示装置4に表示する。
【0123】本実施の形態では、第2の実施の形態で述
べた効果に追加して以下に示す効果が発生する。すなわ
ち、マップなし圧縮ダンプファイルを他の装置に転送す
ることができるので、他の装置においてもマップなし圧
縮ダンプファイルから配列を作成して圧縮ダンプファイ
ルを作成することで、メモリダンプの効率的な表示およ
び解析を行うことができる。
【0124】上述の第1〜第3の実施の形態では、配列
にファイルの先頭からのオフセットを記録するような形
態になっているが、配列にファイルの相対レコード番号
を記録するようにし、ファイルからレコードを読み出す
ときに相対レコード番号指定で読み出すようにしてもよ
い。
【0125】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、参照したいメモ
リのアドレスを全メモリダンプの中から探し出す処理効
率を向上できることである。
【0126】その理由は、主記憶の内容を圧縮してダン
プ採取し、圧縮データへの参照を効率的に行うためのマ
ップを作成する手段およびマップを使用して検索する手
段を設けたからである。これにより、参照したいメモリ
のアドレスを全メモリダンプの中から探し出す必要がな
いためである。
【0127】本発明の第2の効果は、メモリダンプ採取
時間を短縮することができることである。
【0128】その理由は、マップを作成せずにメモリダ
ンプの採取を一旦終了し、その後で採取したメモリダン
プからマップを作成する手段を設けたからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作を説明する図
【図3】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図
【図4】本発明の第2の実施の形態の動作を説明する図
【図5】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図
【図6】従来の技術の実施の形態の構成を示すブロック
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 主記憶装置 3 補助記憶装置 4 表示装置 5 中央処理装置 6 補助記憶装置 7 中央処理装置 8 主記憶装置 9 補助記憶装置 10 中央処理装置 11 メモリダンプ手段 12 圧縮ファイル出力手段 13 マップ作成手段 14 マップ出力手段 15 ダンプ参照手段 16 ファイル展開手段 17 ダンプメモリ表示手段 21 配列 31 圧縮ダンプファイル 52 圧縮ファイル出力手段 53 マップ作成手段 62 マップなし圧縮ダンプファイル 78 ダンプ転送手段 109 ダンプ受信手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と主記憶装置と補助記憶装
    置と表示装置とを有するコンピュータシステムにおい
    て、前記主記憶装置の一定サイズの区画毎にメモリイメ
    ージを取り出すメモリダンプ手段と、前記メモリダンプ
    手段によって取得されたメモリイメージを圧縮し圧縮レ
    コードとして前記補助記憶装置上の圧縮ダンプファイル
    に出力する圧縮ファイル出力手段と、前記圧縮ダンプフ
    ァイルに出力した圧縮レコードの開始位置を前記主記憶
    装置上の配列に記録するマップ作成手段と、前記主記憶
    装置上の配列をマップレコードとして前記圧縮ダンプフ
    ァイルに出力しマップレコードの開始位置を前記圧縮ダ
    ンプファイルの制御レコードに書き込むマップ出力手段
    と、メモリダンプ参照のために前記主記憶装置上のアド
    レスが指示されると前記圧縮ダンプファイルからマップ
    レコードを読み出し指示された前記アドレスに対応する
    圧縮レコードを読み出すダンプ参照手段と、前記ダンプ
    参照手段が読み出した圧縮レコードを圧縮前の状態に復
    元するファイル展開手段と、前記ファイル展開手段が復
    元したメモリイメージを前記表示装置に表示するダンプ
    メモリ表示手段と、を備えることを特徴とするメモリダ
    ンプ採取方式。
  2. 【請求項2】 中央処理装置と主記憶装置と補助記憶装
    置と表示装置とを有するコンピュータシステムにおい
    て、前記主記憶装置の一定サイズの区画毎にメモリイメ
    ージを取り出すメモリダンプ手段と、前記メモリダンプ
    手段によって取得されたメモリイメージを圧縮し圧縮レ
    コードとして前記補助記憶装置上のマップなし圧縮ダン
    プファイルに出力する圧縮ファイル出力手段と、前記マ
    ップなし圧縮ダンプファイルから圧縮レコードを読み出
    し圧縮ダンプファイルに複写し前記圧縮ダンプファイル
    に複写した圧縮レコードの開始位置を前記主記憶装置上
    の配列に記録するマップ作成手段と、前記主記憶装置上
    の配列をマップレコードとして前記圧縮ダンプファイル
    に出力しマップレコードの開始位置を前記圧縮ダンプフ
    ァイルの制御レコードに書き込むマップ出力手段と、メ
    モリダンプ参照のために前記主記憶装置上のアドレスが
    指示されると前記圧縮ダンプファイルからマップレコー
    ドを読み出し指示された前記アドレスに対応する圧縮レ
    コードを読み出すダンプ参照手段と、前記ダンプ参照手
    段が読み出した圧縮レコードを圧縮前の状態に復元する
    ファイル展開手段と、前記ファイル展開手段が復元した
    メモリイメージを前記表示装置に表示するダンプメモリ
    表示手段と、を備えることを特徴とするメモリダンプ採
    取方式。
  3. 【請求項3】 前記圧縮レコードは、前記区画がダンプ
    採取対象である場合にはデータ長エリアと圧縮データエ
    リアとから成り、前記区画がダンプ採取対象でない場合
    にはデータ長エリアから成ることを特徴とする請求項1
    または2記載のメモリダンプ採取方式。
  4. 【請求項4】 前記ダンプ参照手段は、前記読み出した
    マップレコードを前記主記憶装置上の配列にセットし、
    前記指示された主記憶装置上のアドレスを前記一定サイ
    ズで割った値から前記配列のエントリ番号(区画番号)
    を算出しその配列項目の内容を取り出し、取り出した内
    容を前記圧縮ダンプファイルの先頭からのオフセット値
    として対応する圧縮レコードを読み出すことを特徴とす
    る請求項1または2記載のメモリダンプ採取方式。
  5. 【請求項5】 中央処理装置と主記憶装置と補助記憶装
    置と表示装置とを有するコンピュータシステムにおい
    て、前記主記憶装置の一定サイズの区画毎にメモリイメ
    ージを取り出し、前記取り出したメモリイメージを圧縮
    し圧縮レコードとして前記補助記憶装置上の圧縮ダンプ
    ファイルに出力し、前記圧縮ダンプファイルに出力した
    圧縮レコードの開始位置を前記主記憶装置上の配列に記
    録し、前記主記憶装置上の配列をマップレコードとして
    前記圧縮ダンプファイルに出力しマップレコードの開始
    位置を前記圧縮ダンプファイルの制御レコードに書き込
    み、メモリダンプ参照のために前記主記憶装置上のアド
    レスが指示されると前記圧縮ダンプファイルからマップ
    レコードを読み出し指示された前記アドレスに対応する
    圧縮レコードを読み出し、前記読み出した圧縮レコード
    を圧縮前の状態に復元し、前記復元したメモリイメージ
    を前記表示装置に表示する、ことを特徴とするメモリダ
    ンプ採取方法。
  6. 【請求項6】 中央処理装置と主記憶装置と補助記憶装
    置と表示装置とを有するコンピュータシステムにおい
    て、前記主記憶装置の一定サイズの区画毎にメモリイメ
    ージを取り出し、前記取り出したメモリイメージを圧縮
    し圧縮レコードとして前記補助記憶装置上のマップなし
    圧縮ダンプファイルに出力し、前記マップなし圧縮ダン
    プファイルから圧縮レコードを読み出し圧縮ダンプファ
    イルに複写し前記圧縮ダンプファイルに複写した圧縮レ
    コードの開始位置を前記主記憶装置上の配列に記録し、
    前記主記憶装置上の配列をマップレコードとして前記圧
    縮ダンプファイルに出力しマップレコードの開始位置を
    前記圧縮ダンプファイルの制御レコードに書き込み、メ
    モリダンプ参照のために前記主記憶装置上のアドレスが
    指示されると前記圧縮ダンプファイルからマップレコー
    ドを読み出し指示された前記アドレスに対応する圧縮レ
    コードを読み出し、前記読み出した圧縮レコードを圧縮
    前の状態に復元し、前記復元したメモリイメージを前記
    表示装置に表示する、ことを特徴とするメモリダンプ採
    取方法。
  7. 【請求項7】 前記圧縮レコードは、前記区画がダンプ
    採取対象である場合にはデータ長エリアと圧縮データエ
    リアとから成り、前記区画がダンプ採取対象でない場合
    にはデータ長エリアから成ることを特徴とする請求項5
    または6記載のメモリダンプ採取方法。
  8. 【請求項8】 前記メモリダンプ参照のために、前記読
    み出したマップレコードを前記主記憶装置上の配列にセ
    ットし、前記指示された主記憶装置上のアドレスを前記
    一定サイズで割った値から前記配列のエントリ番号(区
    画番号)を算出しその配列項目の内容を取り出し、取り
    出した内容を前記圧縮ダンプファイルの先頭からのオフ
    セット値として対応する圧縮レコードを読み出すことを
    特徴とする請求項5または6記載のメモリダンプ採取方
    法。
JP2000069225A 2000-03-13 2000-03-13 メモリダンプ採取方式および方法 Pending JP2001256082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000069225A JP2001256082A (ja) 2000-03-13 2000-03-13 メモリダンプ採取方式および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000069225A JP2001256082A (ja) 2000-03-13 2000-03-13 メモリダンプ採取方式および方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001256082A true JP2001256082A (ja) 2001-09-21

Family

ID=18588149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000069225A Pending JP2001256082A (ja) 2000-03-13 2000-03-13 メモリダンプ採取方式および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001256082A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009205254A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Fujitsu Ltd 計算機、ダンププログラムおよびダンプ方法
JP2010122759A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Nec Corp デバッグ装置、ダンプファイルの保存復元方法およびそのプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009205254A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Fujitsu Ltd 計算機、ダンププログラムおよびダンプ方法
JP2010122759A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Nec Corp デバッグ装置、ダンプファイルの保存復元方法およびそのプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7921083B2 (en) File management device and electronic equipment
US8830247B2 (en) Image displaying device having image cache memory
US9773059B2 (en) Tape data management
JPH1153240A (ja) 計算機のデータバックアップ装置及びデータバックアップ方法並びにデータバックアッププログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003259268A (ja) 動画像管理方法及び装置
US20080001946A1 (en) Apparatus for and method of displaying image
WO2007099636A1 (ja) ファイルシステム移行方法、ファイルシステム移行プログラム及びファイルシステム移行装置
US6625626B1 (en) Recording apparatus and recording method, reproducing apparatus and reproducing method, and recording medium
KR100637787B1 (ko) 파일 정보의 기록 처리 방법 및 프로그램
JP2000215093A (ja) 画像ファイル装置および方法
JP2001256082A (ja) メモリダンプ採取方式および方法
JP2009277077A (ja) 記録再生装置及び情報処理方法
US20060132620A1 (en) Data recording apparatus and method thereof
JP2004258865A (ja) 情報処理方法
US20020196289A1 (en) Preview picture output system and method for controling operation of the same
JP4203960B2 (ja) 映像音声ファイル生成装置およびノンリニアビデオ編集装置
JP2842519B2 (ja) バックアップ管理制御方式
JP4504956B2 (ja) 画像蓄積システム及び画像蓄積方法
JP3166690B2 (ja) データ転送システム、データ転送方法およびデータ転送用プログラムを記録した記録媒体
JPH05173964A (ja) 入出力データの履歴取得方式
JPH07105053A (ja) 情報取り扱い装置
JP2001249838A (ja) ファイル管理方法
JPH05159031A (ja) 静止画処理方式
JPS62195777A (ja) 画像情報記憶検索装置におけるペ−ジ単位編集方式
JPH10254740A (ja) デ−タ処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030408