JP2001256043A - プログラムソースの修正履歴管理方法および修正履歴管理システム - Google Patents
プログラムソースの修正履歴管理方法および修正履歴管理システムInfo
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- JP2001256043A JP2001256043A JP2000067819A JP2000067819A JP2001256043A JP 2001256043 A JP2001256043 A JP 2001256043A JP 2000067819 A JP2000067819 A JP 2000067819A JP 2000067819 A JP2000067819 A JP 2000067819A JP 2001256043 A JP2001256043 A JP 2001256043A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プログラムソースの修正の履歴の管理を良好
に行えるようにする。 【解決手段】 比較対象のプログラムソースVer1,Ver
2,Ver3,Ver4を関数単位に分割し、この関数単位で隣
り合う新旧各バージョンのプログラムソースの比較を行
う。この比較で検出された差分に相当する(新バージョ
ン側のプログラムソースの)行番号、関数名、修正項目
番号のコメント文を修正の形式を示す記号とともに修正
履歴管理データベース5に修正履歴情報として登録す
る。修正履歴管理データベース5内の修正履歴情報を解
析してその解析結果から修正履歴解析画面を作成して表
示する。
に行えるようにする。 【解決手段】 比較対象のプログラムソースVer1,Ver
2,Ver3,Ver4を関数単位に分割し、この関数単位で隣
り合う新旧各バージョンのプログラムソースの比較を行
う。この比較で検出された差分に相当する(新バージョ
ン側のプログラムソースの)行番号、関数名、修正項目
番号のコメント文を修正の形式を示す記号とともに修正
履歴管理データベース5に修正履歴情報として登録す
る。修正履歴管理データベース5内の修正履歴情報を解
析してその解析結果から修正履歴解析画面を作成して表
示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラム開発の
分野において、プログラムソースの修正の履歴を管理す
る方法とそのシステムに関する。
分野において、プログラムソースの修正の履歴を管理す
る方法とそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】プログラムのバージョン更新等によるソ
ースファイルの修正箇所の履歴を管理することは、例え
ば、過去の修正の概要の把握を容易にし、過去の修正と
同様の修正を行う場合に過去の修正箇所を参考にできる
ことによって効率的な修正作業が可能になるという点で
有意義である。
ースファイルの修正箇所の履歴を管理することは、例え
ば、過去の修正の概要の把握を容易にし、過去の修正と
同様の修正を行う場合に過去の修正箇所を参考にできる
ことによって効率的な修正作業が可能になるという点で
有意義である。
【0003】しかし従来、プログラムソースの修正箇所
の履歴管理は容易でなかった。なぜなら、プログラムソ
ースの修正個所の履歴をとるためには、まずツールを用
いて修正前後の各プログラムソースを比較することで差
分を抽出し、抽出した差分箇所のソースコードをソース
作成者がチェックすることによって修正されたモジュー
ル名、ソースファイル名、関数名を見つけ出し、メモに
記録するなどの手順が必要であった。
の履歴管理は容易でなかった。なぜなら、プログラムソ
ースの修正個所の履歴をとるためには、まずツールを用
いて修正前後の各プログラムソースを比較することで差
分を抽出し、抽出した差分箇所のソースコードをソース
作成者がチェックすることによって修正されたモジュー
ル名、ソースファイル名、関数名を見つけ出し、メモに
記録するなどの手順が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来にお
いては、修正履歴の取得に手間がかかるばかりでなく、
修正履歴の記入ミスも発生するおそれがあるなど、実用
的な作業効率は望めなかった。また、従来の方法では、
複数のモジュール、ソースファイル、関数にまたがって
修正が加えられた場合に、これらの修正箇所を把握する
ことが困難であった。このため、過去の修正と同様の修
正を行う場合に、該当する過去の修正箇所を検索して次
の修正に役立てるようなことは困難であった。
いては、修正履歴の取得に手間がかかるばかりでなく、
修正履歴の記入ミスも発生するおそれがあるなど、実用
的な作業効率は望めなかった。また、従来の方法では、
複数のモジュール、ソースファイル、関数にまたがって
修正が加えられた場合に、これらの修正箇所を把握する
ことが困難であった。このため、過去の修正と同様の修
正を行う場合に、該当する過去の修正箇所を検索して次
の修正に役立てるようなことは困難であった。
【0005】本発明は、このような事情を鑑みてなされ
たもので、その目的は、修正履歴の管理を効率良く行う
ことが可能なプログラムソースの修正履歴管理方法およ
び修正履歴管理システムを提供することにある。
たもので、その目的は、修正履歴の管理を効率良く行う
ことが可能なプログラムソースの修正履歴管理方法およ
び修正履歴管理システムを提供することにある。
【0006】また、本発明の別の目的は、複数のモジュ
ール、ソースファイル、関数にまたがった修正箇所を容
易に把握でき、プログラム修正の効率化を図ることがで
きるプログラムソースの修正履歴管理方法および修正履
歴管理システムを提供することにある。
ール、ソースファイル、関数にまたがった修正箇所を容
易に把握でき、プログラム修正の効率化を図ることがで
きるプログラムソースの修正履歴管理方法および修正履
歴管理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、修正前と修正後の各プログラムソースを
関数単位で比較するステップと、関数単位の比較で得た
修正前後のプログラムソース間の差分情報を該プログラ
ムソースの修正履歴として取得しデータベースに蓄積す
るステップと、データベースに蓄積されたプログラムソ
ースの修正履歴を視覚的に出力するステップとを有する
ことを特徴とする。
め、本発明は、修正前と修正後の各プログラムソースを
関数単位で比較するステップと、関数単位の比較で得た
修正前後のプログラムソース間の差分情報を該プログラ
ムソースの修正履歴として取得しデータベースに蓄積す
るステップと、データベースに蓄積されたプログラムソ
ースの修正履歴を視覚的に出力するステップとを有する
ことを特徴とする。
【0008】本発明によれば、プログラムソースの関数
単位の比較で得られた修正履歴をソースコード解析等の
人的努力に依らず容易に取得することができ、修正履歴
の管理を効率良く行うことが可能になる。
単位の比較で得られた修正履歴をソースコード解析等の
人的努力に依らず容易に取得することができ、修正履歴
の管理を効率良く行うことが可能になる。
【0009】また、修正された関数名を識別可能な修正
履歴を人的努力に依らず取得することができる。さら
に、修正された関数名とその関数の修正の形式(例えば
挿入、削除等)を識別可能な修正履歴を人的努力に依ら
ず取得することができる。
履歴を人的努力に依らず取得することができる。さら
に、修正された関数名とその関数の修正の形式(例えば
挿入、削除等)を識別可能な修正履歴を人的努力に依ら
ず取得することができる。
【0010】さらに、修正された関数名を、他の修正さ
れた関数名との関連を示しつつ識別可能に出力すること
によって、複数のモジュール、ソースファイル、関数に
またがった修正箇所を容易に把握することができる。こ
れにより、過去の修正と同様の修正を行う場合に該当す
る過去の修正箇所を速やかに検索して次の修正に役立て
ることができ、プログラム修正の効率化を図ることがで
きる。
れた関数名との関連を示しつつ識別可能に出力すること
によって、複数のモジュール、ソースファイル、関数に
またがった修正箇所を容易に把握することができる。こ
れにより、過去の修正と同様の修正を行う場合に該当す
る過去の修正箇所を速やかに検索して次の修正に役立て
ることができ、プログラム修正の効率化を図ることがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0012】図1に、本発明の一実施形態であるプログ
ラムソースの修正履歴管理システムの構成を示す。
ラムソースの修正履歴管理システムの構成を示す。
【0013】ここで、Ver1,Ver2,Ver3,Ver4はそれぞ
れバージョンの異なるプログラムソース、5は各プログ
ラムソースVer1,Ver2,Ver3,Ver4に関する修正履歴が
蓄積される修正履歴管理データベース、6はプログラム
ソースVer1,Ver2,Ver3,Ver4間を関数単位で比較し、
その差分データに基づいて修正履歴管理データベース5
に修正履歴情報を登録する処理を行うソース比較処理
部、7は修正履歴管理データベース5に蓄積された修正
履歴情報を解析して修正履歴解析画面やソース修正履歴
管理シートを作成する修正履歴解析部である。8は修正
履歴解析部7によって作成された修正履歴解析画面を表
示する表示部、9は修正履歴解析部7によって作成され
たソース修正履歴管理シートを印刷する印刷部である。
れバージョンの異なるプログラムソース、5は各プログ
ラムソースVer1,Ver2,Ver3,Ver4に関する修正履歴が
蓄積される修正履歴管理データベース、6はプログラム
ソースVer1,Ver2,Ver3,Ver4間を関数単位で比較し、
その差分データに基づいて修正履歴管理データベース5
に修正履歴情報を登録する処理を行うソース比較処理
部、7は修正履歴管理データベース5に蓄積された修正
履歴情報を解析して修正履歴解析画面やソース修正履歴
管理シートを作成する修正履歴解析部である。8は修正
履歴解析部7によって作成された修正履歴解析画面を表
示する表示部、9は修正履歴解析部7によって作成され
たソース修正履歴管理シートを印刷する印刷部である。
【0014】この実施形態のプログラムソースの修正履
歴管理システムは、コンピュータを構成する処理装置、
記憶装置、入力装置、出力装置、記憶媒体読み込み装置
などのハードウェアにより構成される。処理装置は、少
なくとも中央演算処理装置(CPU)、中央演算処理装
置の作業領域を提供するRAM、種々のプログラムやデ
ータが格納されたROM、および周辺機器とのインター
フェース部を有する。記憶装置は、読み書き可能な記憶
装置、例えばフロッピー(登録商標)ディスクドライ
ブ、ハードディスクドライブ、光磁気ディスクドライ
ブ、メモリカード、スマートメディア(登録商標)等で
ある。入力装置は、たとえばマウス、キーボード、音声
入力装置、画像入力装置等である。出力装置は、たとえ
ばCRT、LCD等の表示装置、スピーカ等の音声出力
装置、印刷装置等である。
歴管理システムは、コンピュータを構成する処理装置、
記憶装置、入力装置、出力装置、記憶媒体読み込み装置
などのハードウェアにより構成される。処理装置は、少
なくとも中央演算処理装置(CPU)、中央演算処理装
置の作業領域を提供するRAM、種々のプログラムやデ
ータが格納されたROM、および周辺機器とのインター
フェース部を有する。記憶装置は、読み書き可能な記憶
装置、例えばフロッピー(登録商標)ディスクドライ
ブ、ハードディスクドライブ、光磁気ディスクドライ
ブ、メモリカード、スマートメディア(登録商標)等で
ある。入力装置は、たとえばマウス、キーボード、音声
入力装置、画像入力装置等である。出力装置は、たとえ
ばCRT、LCD等の表示装置、スピーカ等の音声出力
装置、印刷装置等である。
【0015】プログラムソースVer1,Ver2,Ver3,Ver4
に含まれる各関数には、ソース作成時にそれぞれの関数
を判別するための関数判別記号がコメント文として付加
され、さらに修正履歴管理データベース5には、前記の
関数判別記号と関数名との対応表が登録される。
に含まれる各関数には、ソース作成時にそれぞれの関数
を判別するための関数判別記号がコメント文として付加
され、さらに修正履歴管理データベース5には、前記の
関数判別記号と関数名との対応表が登録される。
【0016】また、プログラムソースの修正が行われた
場合には、修正履歴管理データベース5に修正項目番号
とその修正概要が登録され、そのプログラムソースの修
正された関数には、この関数の修正に関連する修正項目
番号がコメント文として付加される。すなわち、プログ
ラムソース中の修正された各関数が複数のモジュールや
ソースファイルにまたがるような場合を含め、その修正
された各関数は前記コメント文として付加された修正項
目番号によって、その修正項目番号に対応する修正概要
と関連付けられる。
場合には、修正履歴管理データベース5に修正項目番号
とその修正概要が登録され、そのプログラムソースの修
正された関数には、この関数の修正に関連する修正項目
番号がコメント文として付加される。すなわち、プログ
ラムソース中の修正された各関数が複数のモジュールや
ソースファイルにまたがるような場合を含め、その修正
された各関数は前記コメント文として付加された修正項
目番号によって、その修正項目番号に対応する修正概要
と関連付けられる。
【0017】次に、このプログラムソースの修正履歴管
理システムの動作を説明する。
理システムの動作を説明する。
【0018】なお、バージョンの異なる各プログラムソ
ースVer1,Ver2,Ver3,Ver4のファイルは、記憶装置に
おいてバージョン別に一つのディレクトリにまとめて格
納され、さらにこれらのディレクトリは一つの親ディレ
クトリにまとめて格納されているものとする。
ースVer1,Ver2,Ver3,Ver4のファイルは、記憶装置に
おいてバージョン別に一つのディレクトリにまとめて格
納され、さらにこれらのディレクトリは一つの親ディレ
クトリにまとめて格納されているものとする。
【0019】まず、比較したい複数のソースファイルが
格納されている各ディレクトリが属する親ディレクトリ
を指定する。これにより、親ディレクトリに属するすべ
てのディレクトリ名が表示部8に表示される。このとき
個々のディレクトリ名にはチェックボックスが付加され
て表示され、ソース管理者は比較したいソースファイル
が格納されているディレクトリ名のチェックボックスに
チェックを入れることによって、比較したいプログラム
ソースのバージョンを自由に選択することができる。
格納されている各ディレクトリが属する親ディレクトリ
を指定する。これにより、親ディレクトリに属するすべ
てのディレクトリ名が表示部8に表示される。このとき
個々のディレクトリ名にはチェックボックスが付加され
て表示され、ソース管理者は比較したいソースファイル
が格納されているディレクトリ名のチェックボックスに
チェックを入れることによって、比較したいプログラム
ソースのバージョンを自由に選択することができる。
【0020】次に、ソース管理者は選択したディレクト
リ内で比較すべきファイルの属性(拡張子)を選択す
る。すなわち、前記のディレクトリが選択されると、そ
の選択されたディレクトリに属するすべてのファイルの
拡張子が表示され、その中からソース管理者は比較すべ
きファイルの拡張子を選択する。
リ内で比較すべきファイルの属性(拡張子)を選択す
る。すなわち、前記のディレクトリが選択されると、そ
の選択されたディレクトリに属するすべてのファイルの
拡張子が表示され、その中からソース管理者は比較すべ
きファイルの拡張子を選択する。
【0021】以上により比較するソースファイルの条件
が設定される。この後、ソース管理者はソース比較処理
部6に比較開始の指示を出す。ソース比較処理部6はこ
の指示を受けてソースファイルの比較処理を開始する。
このソースファイルの比較処理は次のように行われる。
が設定される。この後、ソース管理者はソース比較処理
部6に比較開始の指示を出す。ソース比較処理部6はこ
の指示を受けてソースファイルの比較処理を開始する。
このソースファイルの比較処理は次のように行われる。
【0022】ソース比較処理部6は、修正履歴管理デー
タベース5に格納されている関数判別記号と関数との対
応表に従って、比較対象である各プログラムソースを関
数単位に分割し、この関数単位によるプログラムソース
の比較を行う。この関数単位による新旧各バージョンの
プログラムソースどうしの比較で差分が検出された場
合、前記差分に相当する(新バージョン側のプログラム
ソースの)行番号、関数名、修正項目番号のコメント文
が、修正の形式を示す記号とともに修正履歴管理データ
ベース5に修正履歴情報として登録される。
タベース5に格納されている関数判別記号と関数との対
応表に従って、比較対象である各プログラムソースを関
数単位に分割し、この関数単位によるプログラムソース
の比較を行う。この関数単位による新旧各バージョンの
プログラムソースどうしの比較で差分が検出された場
合、前記差分に相当する(新バージョン側のプログラム
ソースの)行番号、関数名、修正項目番号のコメント文
が、修正の形式を示す記号とともに修正履歴管理データ
ベース5に修正履歴情報として登録される。
【0023】ここで、プログラムソースの修正形式を示
す記号には「追加」「挿入」「削除」などがある。「追
加」は旧バージョンのプログラムソースに対して関数が
新規に追加されたことを示し、「挿入」は関数の中にコ
ードが挿入されたことを示し、「削除」は関数の中から
コードが削除されたことを示す。
す記号には「追加」「挿入」「削除」などがある。「追
加」は旧バージョンのプログラムソースに対して関数が
新規に追加されたことを示し、「挿入」は関数の中にコ
ードが挿入されたことを示し、「削除」は関数の中から
コードが削除されたことを示す。
【0024】比較終了後、ソース比較処理部6は、修正
履歴管理データベース5に格納されている修正履歴情報
を解析し、その解析結果である修正履歴解析画面を作成
する。
履歴管理データベース5に格納されている修正履歴情報
を解析し、その解析結果である修正履歴解析画面を作成
する。
【0025】図2に、この修正履歴解析画面の例を示
す。この例は、図1に示した4つのプログラムソースVe
r1,Ver2,Ver3,Ver4の修正履歴に関する解析結果であ
る。画面左上のフレームはソースツリー表示欄21
で、"TEST1.DLL"はモジュール名、"NO1.CPP" "NO2.CPP"
はソースファイル名、"function1()" "function2()" 等
は関数名である。図面下部は修正概要表示欄22で、プ
ログラムソースVer1,Ver2,Ver3,Ver4の修正の際に修
正履歴管理データベース5に登録された修正項目番号と
その修正概要がここに表示される。そして画面右上のフ
レームはソースツリー表示欄に表示された各関数のバー
ジョン間での修正状況が表示される修正状況表示欄23
である。この修正状況表示欄23の各列にはVer2,Ver
3,Ver4のプログラムソースについての直前バージョン
からの修正状況が表示される。修正の状況表示は「挿入
01」「削除02」「新規01」のように、関数の修正
形式を示す記号と、修正概要表示欄にある修正項目番号
との組み合わせで表現されている。なお、いずれの表示
欄21、22、23ともスクロールバーをマウスで操作
することによってスクロール表示することが可能であ
る。
す。この例は、図1に示した4つのプログラムソースVe
r1,Ver2,Ver3,Ver4の修正履歴に関する解析結果であ
る。画面左上のフレームはソースツリー表示欄21
で、"TEST1.DLL"はモジュール名、"NO1.CPP" "NO2.CPP"
はソースファイル名、"function1()" "function2()" 等
は関数名である。図面下部は修正概要表示欄22で、プ
ログラムソースVer1,Ver2,Ver3,Ver4の修正の際に修
正履歴管理データベース5に登録された修正項目番号と
その修正概要がここに表示される。そして画面右上のフ
レームはソースツリー表示欄に表示された各関数のバー
ジョン間での修正状況が表示される修正状況表示欄23
である。この修正状況表示欄23の各列にはVer2,Ver
3,Ver4のプログラムソースについての直前バージョン
からの修正状況が表示される。修正の状況表示は「挿入
01」「削除02」「新規01」のように、関数の修正
形式を示す記号と、修正概要表示欄にある修正項目番号
との組み合わせで表現されている。なお、いずれの表示
欄21、22、23ともスクロールバーをマウスで操作
することによってスクロール表示することが可能であ
る。
【0026】また、この修正履歴解析画面には印刷ボタ
ン24が設けられており、修正状況表示欄23の任意の
列(バージョン)を選択後、印刷ボタン24を操作する
ことによって、そのバージョンのプログラムソースにつ
いてのソース修正履歴管理シートを印刷することができ
る。
ン24が設けられており、修正状況表示欄23の任意の
列(バージョン)を選択後、印刷ボタン24を操作する
ことによって、そのバージョンのプログラムソースにつ
いてのソース修正履歴管理シートを印刷することができ
る。
【0027】修正履歴解析部7は、あらかじめ定義され
た印刷書式に関する情報に基づいて、プログラムソース
の修正履歴解析結果から印刷用のデータを作成して印刷
部9に出力する。これにより、例えば図3に示すような
印刷フォーマットのソース修正履歴管理シートが得られ
る。
た印刷書式に関する情報に基づいて、プログラムソース
の修正履歴解析結果から印刷用のデータを作成して印刷
部9に出力する。これにより、例えば図3に示すような
印刷フォーマットのソース修正履歴管理シートが得られ
る。
【0028】図3に示すように、このソース修正履歴管
理シートには、少なくとも、バージョン番号、修正日
時、修正項目番号毎の修正概要、および修正箇所が記さ
れている。修正箇所の欄には、モジュール名、ソースフ
ァイル名、関数名、行番号、および「追加」「挿入」
「削除」等の修正形式記号が記載される。このようなソ
ース修正履歴管理シートの印刷は、例えば、用紙情報
(用紙サイズ、用紙方向(縦横)、ヘッダ(タイト
ル)、ページ印字位置)、フィールド情報(図4)、項
目情報(図5)などを用意することによって実現され
る。もちろん、ソース修正履歴管理シートの印刷書式は
これに限らず、印刷書式に関する情報を変更することに
よって様々な書式に変更することが可能である。
理シートには、少なくとも、バージョン番号、修正日
時、修正項目番号毎の修正概要、および修正箇所が記さ
れている。修正箇所の欄には、モジュール名、ソースフ
ァイル名、関数名、行番号、および「追加」「挿入」
「削除」等の修正形式記号が記載される。このようなソ
ース修正履歴管理シートの印刷は、例えば、用紙情報
(用紙サイズ、用紙方向(縦横)、ヘッダ(タイト
ル)、ページ印字位置)、フィールド情報(図4)、項
目情報(図5)などを用意することによって実現され
る。もちろん、ソース修正履歴管理シートの印刷書式は
これに限らず、印刷書式に関する情報を変更することに
よって様々な書式に変更することが可能である。
【0029】以上説明したように、本実施形態のプログ
ラムソースの修正履歴管理システムによれば、図2に示
したようなプログラムソースの修正履歴解析画面をソー
ス管理者に提供することができるので、プログラムソー
スの修正履歴の把握が容易になる。すなわち、この修正
履歴解析画面において、プログラムソースの修正箇所は
関数名で提供され、しかもその関数がどうような形式
(挿入、追加、削除)で修正されたかを関数の修正状況
を示す記号によって知ることができる。また、関数名と
ともに表示された修正項目番号によって、複数のモジュ
ール、ソースファイル、関数にまたがった修正箇所を容
易に把握することができる。さらに、修正履歴解析画面
にはプログラムソースの構造が木構造形式で表示される
ので、プログラムソースの構造の把握も容易になる。
ラムソースの修正履歴管理システムによれば、図2に示
したようなプログラムソースの修正履歴解析画面をソー
ス管理者に提供することができるので、プログラムソー
スの修正履歴の把握が容易になる。すなわち、この修正
履歴解析画面において、プログラムソースの修正箇所は
関数名で提供され、しかもその関数がどうような形式
(挿入、追加、削除)で修正されたかを関数の修正状況
を示す記号によって知ることができる。また、関数名と
ともに表示された修正項目番号によって、複数のモジュ
ール、ソースファイル、関数にまたがった修正箇所を容
易に把握することができる。さらに、修正履歴解析画面
にはプログラムソースの構造が木構造形式で表示される
ので、プログラムソースの構造の把握も容易になる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、修
正された関数名を人為的なソースコード解析等の努力に
依らずに取得することができ、修正履歴の管理を効率良
く行うことが可能になる。また、個々の修正項目の番号
とその修正の概要を視覚的に出力するとともに、差分情
報として取得された関数名に関連する修正項目の番号を
付加してプログラムソースの修正履歴として視覚的に出
力することにより、複数のモジュール、ソースファイ
ル、関数にまたがった修正箇所を容易に把握することが
できる。これにより、過去の修正と同様の修正を行う場
合に該当する過去の修正箇所を速やかに検索して次の修
正に役立てることができ、プログラム修正の効率化を図
ることができる。
正された関数名を人為的なソースコード解析等の努力に
依らずに取得することができ、修正履歴の管理を効率良
く行うことが可能になる。また、個々の修正項目の番号
とその修正の概要を視覚的に出力するとともに、差分情
報として取得された関数名に関連する修正項目の番号を
付加してプログラムソースの修正履歴として視覚的に出
力することにより、複数のモジュール、ソースファイ
ル、関数にまたがった修正箇所を容易に把握することが
できる。これにより、過去の修正と同様の修正を行う場
合に該当する過去の修正箇所を速やかに検索して次の修
正に役立てることができ、プログラム修正の効率化を図
ることができる。
【図1】本発明の一実施形態であるプログラムソースの
修正履歴管理システムの構成を示す図。
修正履歴管理システムの構成を示す図。
【図2】図1の修正履歴管理システムにより提供される
修正履歴解析画面の例を示す図。
修正履歴解析画面の例を示す図。
【図3】図1の修正履歴管理システムにより提供される
ソース修正履歴管理シートの例を示す図。
ソース修正履歴管理シートの例を示す図。
【図4】図3のソース修正履歴管理シートの印刷に用い
られるフィールド情報。
られるフィールド情報。
【図5】図3のソース修正履歴管理シートの印刷に用い
られる項目情報。
られる項目情報。
Ver1,Ver2,Ver3,Ver4…プログラムソース 5…修正履歴管理データベース 6…ソース比較処理部 7…修正履歴解析部 8…表示部 9…修正履歴解析部 21…ソースツリー表示欄 22…修正概要表示欄 23…修正状況表示欄 24…印刷ボタン
Claims (2)
- 【請求項1】 プログラムソースの修正履歴を管理する
方法において、 修正前と修正後の各プログラムソースを関数単位で比較
するステップと、 前記関数単位の比較で得た前記修正前後のプログラムソ
ース間の差分情報を該プログラムソースの修正履歴とし
て取得しデータベースに蓄積するステップと、 前記データベースに蓄積された前記プログラムソースの
修正履歴を視覚的に出力するステップとを有することを
特徴とするプログラムソースの修正履歴管理方法。 - 【請求項2】 プログラムソースの修正履歴を管理する
システムにおいて、 修正前と修正後の各プログラムソースを関数単位で比較
するソース比較手段と、 前記ソース比較手段による比較の結果得られた前記修正
前後の前記プログラムソース間の差分情報を該プログラ
ムソースの修正履歴として蓄積する蓄積手段と、 前記蓄積手段により蓄積された前記プログラムソースの
修正履歴を視覚的に出力する修正履歴出力手段とを有す
ることを特徴とするプログラムソースの修正履歴管理シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000067819A JP2001256043A (ja) | 2000-03-10 | 2000-03-10 | プログラムソースの修正履歴管理方法および修正履歴管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000067819A JP2001256043A (ja) | 2000-03-10 | 2000-03-10 | プログラムソースの修正履歴管理方法および修正履歴管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001256043A true JP2001256043A (ja) | 2001-09-21 |
Family
ID=18586953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000067819A Withdrawn JP2001256043A (ja) | 2000-03-10 | 2000-03-10 | プログラムソースの修正履歴管理方法および修正履歴管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001256043A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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