JP2001255981A - コンピュータシステム、このコンピュータシステムに用いられる入力装置、コンピュータ、省電力制御方法及び記録媒体 - Google Patents

コンピュータシステム、このコンピュータシステムに用いられる入力装置、コンピュータ、省電力制御方法及び記録媒体

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JP2001255981A
JP2001255981A JP2000066961A JP2000066961A JP2001255981A JP 2001255981 A JP2001255981 A JP 2001255981A JP 2000066961 A JP2000066961 A JP 2000066961A JP 2000066961 A JP2000066961 A JP 2000066961A JP 2001255981 A JP2001255981 A JP 2001255981A
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computer
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power
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JP2000066961A
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Hideyuki Nakagawa
英之 中川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1台の入力装置を用いて複数のコンピュータを
切り替えて操作する際に、操作対象外のコンピュータに
対する無駄な電力消費を防ぎ、システム全体としての省
電力化を図る。 【解決手段】無線マウス100にてコンピュータ200
a,200bを切り替えて操作する場合において、無線
マウス100による操作対象コンピュータの切替え操作
に伴い、操作対象外となったコンピュータ200aに省
電力命令を含んだデータを送信し、操作対象となったコ
ンピュータ200bに通常電力命令を含んだデータを送
信する。コンピュータ200aは省電力命令を含んだデ
ータを受信することにより、自身の動作状態を省電力状
態に切り替える。コンピュータ200bは省電力命令を
含んだデータを受信することにより、自身の動作状態を
通常電力状態に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1台の入力装置に
て複数のコンピュータを切り替えて操作可能なコンピュ
ータシステムに係り、特に操作対象外のコンピュータに
対する省電力化を実現するコンピュータシステムと、こ
のコンピュータシステムに用いられる入力装置、コンピ
ュータ、省電力制御方法及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータの普及に伴い、一人
のユーザが複数のコンピュータを用いて、それぞれに個
別の作業を行うことが多くなって来た。このような場合
に、複数のコンピュータに対して、それぞれに専用の入
力装置を用いて操作していたのでは不具合であることか
ら、例えば特開平10−116151号公報にあるよう
に、1台の入力装置を用いて複数のコンピュータを切り
替えて操作することが考えられている。
【0003】上記公報では、入力装置として無線を利用
したコードレスマウスが用いられ、このコードレスマウ
スから操作対象となるコンピュータの装置番号を付加し
たデータを送信することで、上記装置番号に対応したコ
ンピュータのみを動作させることが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータでは、そ
の消費電力が重要な問題となり、少しでも電力消費を抑
えることが要求される。特に、ノード型パソコンのよう
に、バッテリ駆動型のコンピュータでは、バッテリの容
量によって動作時間が限られているため、電力の消費を
極力抑えることが重要である。
【0005】しかしながら、上述したように1台の入力
装置を用いて複数のコンピュータを切り替えて操作する
ような環境では、操作対象外のコンピュータも常に通常
の動作状態にあり、電力を無駄に消費してしまうといっ
た問題がある。上記公報でも、このような操作対象外の
コンピュータに対する省電力対策については特に言及さ
れていない。したがって、システム全体としての電力消
費が非常に高くなるなどの問題がある。
【0006】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、1台の入力装置を用いて複数のコンピュータを切
り替えて操作する際に、操作対象外のコンピュータに対
する無駄な電力消費を防ぎ、システム全体としての省電
力化を図るようにしたコンピュータシステムと、このコ
ンピュータシステムに用いられる入力装置、コンピュー
タ、省電力制御方法及び記録媒体を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、1台の入力装
置とこの入力装置にて操作される複数のコンピュータと
からなるコンピュータシステムである。上記入力装置
は、操作対象となるコンピュータを切り替える切替え手
段と、この切替え手段による操作対象コンピュータの切
替え操作に伴い、操作対象外のコンピュータに省電力命
令を含んだデータを送信し、操作対象コンピュータに通
常電力命令を含んだデータを送信する送信手段とを具備
する。上記各コンピュータは、上記入力装置からのデー
タを受信する受信手段と、この受信手段によって受信さ
れたデータを解析する解析手段と、この解析手段の解析
結果に従って上記受信データに上記省電力命令が含まれ
ていた場合には省電力状態に切り替え、上記受信データ
に上記通常電力命令が含まれていた場合には通常電力状
態に切り替える動作状態切替え手段とを具備する。
【0008】このような構成によれば、上記入力装置に
よる操作対象コンピュータの切替え操作に伴い、操作対
象外のコンピュータに省電力命令を含んだデータが送信
され、操作対象コンピュータに通常電力命令を含んだデ
ータが送信される。上記各コンピュータでは、上記入力
装置からのデータを受信した際に、その受信データに上
記省電力命令が含まれていた場合には省電力状態に切り
替え、上記通常電力命令が含まれていた場合には通常電
力状態に切り替える。これにより、上記入力装置による
操作対象コンピュータの切替え操作によって操作対象外
となったコンピュータは省電力状態に移行し、操作対象
となったコンピュータは通常電力状態に移行することに
なる。したがって、操作対象外のコンピュータに対する
無駄な電力消費を防ぎ、システム全体としての省電力化
を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0010】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態に係るコンピュータシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【0011】本システムは、1台の入力装置1と、この
入力装置1によって操作される複数のコンピュータ2
a,2b,2cからなる。入力装置1は、例えばマウス
やキーボードなどからなり、コンピュータ2a,2b,
2cを操作するための入力デバイスとして用いられるも
のである。コンピュータ2a,2b,2cは、例えばパ
ーソナルコンピュータなどの汎用のコンピュータであ
り、例えば磁気ディスク等の記録媒体に記録されたプロ
グラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御
される。
【0012】また、入力装置1とコピュータ2a,2
b,2cとの間の接続手段としては、例えばBluet
ooth等による無線電波が用いられる。つまり、入力
装置1に無線送信機能、コンピュータ2a,2b,2c
に無線受信機能を設けて、入力装置1からコンピュータ
2a,2b,2cに対して、所定の周波数帯域を有する
無線電波を送信して操作を行うものとする。
【0013】なお、入力装置1とコンピュータ2a,2
b,2cとの間の接続手段としては特に無線電波に限定
されるものではなく、例えば赤外線、あるいは、ケーブ
ルを用いた有線による接続形態であっても良い。ただ
し、赤外線の場合には両者間に障害物があると操作不能
になるなどの指向性の面で問題があり、また、ケーブル
による接続では多数のコンピュータを対象とした場合に
ケーブルが邪魔になるなどの不具合があることから、無
線電波による接続が好ましい。
【0014】図2は上記図1の入力装置1の機能構成を
示すブロック図である。
【0015】入力装置1は、外部切替えスイッチ部1
1、操作対象コンピュータ選択部12、無線送信部13
を備えている。外部切替えスイッチ部11は、ユーザが
操作対象となるコンピュータを切替えるためのもので、
例えば装置本体の操作面に設けられ、スイッチの押下毎
に操作対象となるコンピュータを順次切替えるような構
成になっている。操作対象コンピュータ選択部12は、
外部切替えスイッチ部11の操作に伴い、操作可能なコ
ンピュータの中から操作対象となるコンピュータを選択
決定する。
【0016】なお、入力装置1には、予め操作可能なコ
ンピュータを示す識別情報(アドレス)が登録されてい
るものとする。図1の例では、コンピュータ2a,2
b,2cが操作可能なコンピュータとして登録され、例
えば外部切替えスイッチ部11でのスイッチ押下毎にコ
ンピュータ2a→コンピュータ2b→コンピュータ2c
→コンピュータ2aといったように、操作対象となるコ
ンピュータがサイクリックに順次選択されることにな
る。この場合、どのコンピュータが現在操作対象として
選択されているのかを表示するような機能を入力装置1
に持たすことも可能である。ただし、ユーザが入力装置
1を用いて何らかの操作すれば、その操作に対応して動
作するコンピュータを直ぐに見分けることができるた
め、特にこのような表示機能は必要ではない。
【0017】無線送信部13は、コンピュータを操作す
るためのデータを構成して無線により送信するための手
段である。この場合、操作対象となるコンピュータに対
しては通常の電力状態に切り替えるための命令がそのコ
ンピュータの識別情報(アドレス)と共に送信データに
付加されて送られ(図12参照)、今まで操作対象であ
ったコンピュータに対しては省電力状態に切り替えるた
めの命令がそのコンピュータの識別情報(アドレス)と
共に送信データに付加されて送られる(図11参照)。
【0018】図3は上記図1のコンピュータ2aの機能
構成を示すブロック図である。なお、コンピュータ2
b,2cについても同様の機能構成である。
【0019】コンピュータ2aは、無線受信部21、デ
ータ解析部22、動作状態切替え部23を備えている。
無線受信部21は、入力装置1から無線電波にて送信さ
れたデータを受信するための手段である。データ解析部
22は、無線受信部21により受信したデータを解析す
る。動作状態切替え部23は、データ解析部22のデー
タ解析結果に基いて自らの動作状態(通常の電力状態/
省電力状態)を切替える。
【0020】図4は本システムにおける省電力制御方式
を説明するためのフローチャートであり、図4(a)は
ユーザによる切替え前に選択されていた操作対象コンピ
ュータに関するフローチャートであり、同図(b)はユ
ーザによる切替え後に選択された操作対象コンピュータ
に関するフローチャートである。
【0021】ユーザが入力装置1の外部スイッチ部11
により操作対象コンピュータの切替え操作を行うと(ス
テップA11のYes)、操作対象コンピュータ選択部
12により操作対象となるコンピュータが選択決定され
る(ステップA12)。
【0022】その際、ユーザが切替える前に選択されて
いた操作対象コンピュータ(つまり、今回操作対象外に
なったコンピュータ)は省電力状態へ移行し(ステップ
A13)、ユーザが切替えた後に選択された操作対象コ
ンピュータは通常電力状態へ移行する(ステップA1
4)。
【0023】ここで、省電力状態とは、コンピュータが
動作可能な必要最低限の電力供給状態であり、例えばコ
ンピュータに備えられているCRT(Cathode-ray tub
e)やLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置
の表示画面を消したり、表示輝度を落としたり、CPU
クロックを落としたり、表示コントローラ(VGAチッ
プ)の周波数を落とすことで実現される。ただし、必要
最低限の条件として、入力装置1から送られてくるデー
タを定期的に受信する機能と、そのデータに含まれるコ
ンピュータの識別情報(アドレス)を認識する機能だけ
は起動しておく必要がある。
【0024】また、表示デバイスの表示画面について
は、そのON/OFFをユーザが任意に設定できるもの
とする。これは、操作対象外のコンピュータであって
も、ユーザがそのコンピュータの表示画面を見ながら作
業を行うことがあるからである。
【0025】この表示画面のON/OFF設定はコンピ
ュータ側のアプリケーション上で行うものとする。すな
わち、各コンピュータ毎に、例えば図5に示すようなモ
ード設定画面を表示して、ユーザに省電力状態での表示
画面のON/OFFを選択させるようにする。表示画面
をONするモードを選択しておけば、当該コンピュータ
が省電力状態に移行した場合でも、その表示画面に表示
されている内容を参照することができる。また、表示画
面をOFFするモードを選択しておくと、当該コンピュ
ータが省電力状態に移行した場合に表示画面を消すこと
ができる。当然の事なから、表示画面をOFFしておく
ことの方が省電力効果は高い。
【0026】以下では、具体的に上記入力装置1を無線
マウスとし、上記コンピュータ2a,2b,2cも無線
マウスからのデータを受信することを前提にして説明す
る。なお、上記入力装置1は無線マウスに限定されるも
のではなく、例えば無線キーボードであっても良い。
【0027】図6に無線マウスとこの無線マウスからの
データを受信することができる複数のコンピュータから
構成されるコンピュータシステムの概念図を示す。図6
において、(a)はユーザが操作対象コンピュータを切
替える前の状態、(b)はユーザが操作対象コンピュー
タを切替えた後の状態を示している。
【0028】今、無線マウス100により、2台のコン
ピュータ200a,200bを切替えて操作する場合を
想定する。ユーザが無線マウス100により操作対象と
なるコンピュータをコンピュータ200aからコンピュ
ータ200bに切替えると、切替え前に操作対象となっ
ていたコンピュータ200aは通常電力状態から省電力
状態に移行し、切替え後に操作対象となったコンピュー
タ200bは省電力状態から通常電力状態に移行する。
このように、操作対象のコンピュータのみ通常電力状態
となり、操作対象外のコンピュータは省電力状態とな
る。
【0029】図7は入力装置を無線マウスとした場合で
の図2の構成を具体化して示したものである。なお、図
7において、図2と同じ符号が付してある部分は同じ機
能部分であることとする。
【0030】操作対象コンピュータ選択部12は、操作
対象コンピュータ指定部30、コンピュータアドレス記
憶部31、新操作対象コンピュータアドレス記憶部3
2、旧操作対象コンピュータアドレス記憶部33からな
る。
【0031】操作対象コンピュータ指定部30は、外部
切替えスイッチ部1からの信号を受けて操作対象となる
コンピュータのアドレスを指定する。コンピュータアド
レス記憶部31は、上記外部切替えスイッチ部11の操
作にて選択可能なコンピュータのアドレスを記憶してい
る。例えば、外部切替えスイッチ部11が一回押される
毎に、操作対象コンピュータ指定部30がコンピュータ
アドレス記憶部31の番地の小さい方から順に操作対象
となるコンピュータのアドレスを指定していくものとす
る。新操作対象コンピュータアドレス記憶部32は、操
作対象コンピュータ指定部30により指定された操作対
象コンピュータのアドレスを記憶する。旧操作対象コン
ピュータアドレス記憶部33は、ユーザが上記外部切替
えスイッチ11によって切替えを行う前に操作対象とな
っていたコンピュータ(旧操作対象コンピュータ)のア
ドレスを記憶する。
【0032】また、無線送信部13は、無線マウスの自
己アドレス記憶部34、マウスデータ生成部35、制御
データ記憶部36、送信データ制御部37、データ送信
部38からなる。
【0033】無線マウスの自己アドレス記憶部34は、
当該無線マウス自身が持つアドレスを記憶する。マウス
データ生成部35は、無線マウスの操作に対応した変位
情報及びクリック情報からなるマウスデータを生成す
る。制御データ記憶部36は、コンピュータを省電力状
態に移行させるための命令データまたはコンピュータを
通常電力状態に移行させるための命令データを制御デー
タとして記憶する。送信データ制御部37は、新操作対
象コンピュータアドレス記憶部32、旧操作対象コンピ
ュータアドレス記憶部33、無線マウスの自己アドレス
記憶部34、マウスデータ生成部35、制御データ記憶
部36からの情報を元に、例えば図8に示すように、宛
先コンピュータアドレス、送信元デバイスアドレス、制
御データ、マウスデータからなるデータを生成する。デ
ータ送信部38は、送信データ制御部37で生成された
データを所定の無線方式に従って送信する。
【0034】図9はコンピュータが無線マウスのデータ
を受信する場合での図3の構成を具体化して示したもの
である。なお、図9において、図3と同じ符号が付して
ある部分は同じ機能部分であることとする。
【0035】データ解析部22は、コンピュータの自己
アドレス記憶部41、無線マウスのアドレス記憶部4
2、制御データ記憶部43、データ比較部44からな
る。
【0036】コンピュータの自己アドレス記憶部41
は、当該コンピュータ自身が持つアドレスを記憶する。
無線マウスのアドレス記憶部42は、無線マウスのアド
レスを記憶する。制御データ記憶部43の内容は制御デ
ータ記憶部36と同様である。データ比較部44は、無
線マウスから受信したデータと、コンピュータの自己ア
ドレス記憶部41、無線マウスのアドレス記憶部42、
制御データ記憶部43からの情報とを比較、解析する処
理を行う。
【0037】次に、上記図7の無線マウスと上記図9の
コンピュータとで構成されるコンピュータシステムの処
理動作について説明する。
【0038】図10は無線マウス側の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【0039】ユーザが外部スイッチ部11により操作対
象コンピュータの切替え操作を行うと(ステップB11
のYes)、その切替え操作に応じて操作対象選択部1
2により操作対象となるコンピュータが選択決定される
(ステップB12)。
【0040】ここで、送信データ制御部37は、新操作
対象コンピュータアドレス記憶部32、旧操作対象コン
ピュータアドレス記憶部33、無線マウスの自己アドレ
ス記憶部34、マウスデータ生成部35、制御データ記
憶部36から、切替え後に選択決定された操作対象コン
ピュータのアドレス、切替え前に選択決定されていた操
作対象コンピュータのアドレス、無線マウスのアドレ
ス、マウスデータ、命令データを取得して、コンピュー
タの動作状態を制御するためのパケットを生成する(ス
テップB13)。
【0041】このパケットは、例えば図11及び図12
のような構成となっている。図11はコンピュータを省
電力状態に移行させるためのパケットであり、省電力命
令が含まれている。図12はコンピュータを通常電力状
態に移行させるためのパケットであり、通常電力命令が
含まれている。
【0042】このようにして生成されたパケットはデー
タ送信部38により所定の方式に従って送信される。こ
の場合、ユーザの切替え前に選択されていた操作対象コ
ンピュータ(旧コンピュータ)に対しては省電力状態へ
移行させるための図11のようなパケットが送信され
(ステップB14)、ユーザの切替え後に選択された操
作対象コンピュータ(新コンピュータ)に対しては通常
電力状態へ移行させるための図12のようなパケットが
送信される(ステップB15)。
【0043】その後は、新操作対象コンピュータアドレ
ス記憶部32、無線マウスの自己アドレス記憶部34、
マウスデータ生成部35、制御データ記憶部36から、
切替え後に選択決定された操作対象コンピュータのアド
レス、無線マウスのアドレス、マウスデータ、命令デー
タを取得して、送信データ制御部37により、操作対象
となるコンピュータにマウスデータを送信するための図
12と同様のパケットを生成し(ステップB16)、切
替え後に選択決定された操作対象コンピュータへ当該パ
ケットを送信する(ステップB17)。
【0044】また、再度ユーザによる操作対象コンピュ
ータの切替え操作があった場合には(ステップB18の
Yes)、上記同様にして、コンピュータの動作状態を
制御するためのパケットを生成して送信することによ
り、ユーザの切替え前に選択されていた操作対象コンピ
ュータ(旧コンピュータ)を省電力状態へ移行させ、ユ
ーザの切替え後に選択された操作対象コンピュータ(新
コンピュータ)を通常電力状態へ移行させる。
【0045】図13は無線マウスからのデータを受信す
るコンピュータ側の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【0046】コンピュータ側では、無線マウスが送信し
たデータ(図8のようなデータフォーマットとする)を
無線受信部21で受信すると(ステップC11)、デー
タ比較部44がコンピュータの自己アドレス記憶部4
1、無線マウスのアドレス記憶部42、制御データ記憶
部43からコンピュータの自己アドレス、無線マウスの
アドレス、命令データを取得して受信データと比較する
(ステップC12〜C14)。
【0047】その結果、受信データに含まれる宛先コン
ピュータのアドレスがコンピュータの自己アドレスと一
致しない場合(ステップC12のNo)、あるいは、受
信データに含まれる送信元アドレスが無線マウスのアド
レスと一致しない場合には(ステップC13のNo)、
その受信データは無効となる。
【0048】一方、受信データに含まれる宛先コンピュ
ータのアドレスがコンピュータの自己アドレスと一致
し、かつ、送信元アドレスが無線マウスのアドレスと一
致した場合には(ステップC12のYes,ステップC
13のYes)、その受信データは有効とみなされ、次
に制御データの解析が行われる。
【0049】ここで、受信データに含まれる制御データ
が省電力命令であれば(ステップC14のYes)、動
作状態切替え部23により省電力状態に移行すると共
に、マウスデータを無効とする(ステップC15)。ま
た、制御データが通常電力命令であれば(ステップC1
4のNo)、動作状態切替え部23により通常電力状態
に移行して当該データの後ろに付加されているマウスデ
ータも有効とする(ステップC16)。
【0050】省電力状態では、コンピュータが動作可能
な必要最低限の電力供給状態となる。この場合、少なく
ともデータを定期的に受信する機能と、そのデータに含
まれる識別情報(アドレス)を認識する機能だけは動作
状態にある。
【0051】また、表示画面に関しては、予め各コンピ
ュータ毎にユーザがそのON/OFFを任意に設定して
おくことができる(図5参照)。このときの設定情報は
動作状態切替え部23に保持され、省電力状態に移行す
る際に参照される。そして、当該コンピュータの表示画
面をONにする旨の設定がなされていた場合には、表示
画面は消さずにそのままとし、例えばCPUクロックな
どの他の部分で省電力を行う。これにより、操作対象以
外のコンピュータの表示画面を必要に応じて見ながら作
業するといった利用が可能となる。一方、当該コンピュ
ータの表示画面をOFFにする旨の設定がなされていた
場合には、表示画面を含めて省電力を行うことで、電力
が無駄に消費されることを極力抑えるようにする。
【0052】図14はコンピュータが省電力命令を受信
してから省電力状態へ移行するまでの処理を示すフロー
チャートである。
【0053】操作対象にあるコンピュータが無線マウス
から省電力命令を受信した場合において(ステップD1
1)、そのコンピュータは、まず、内部のタイマを起動
する(ステップD12)。このタイマは省電力命令を受
信からの経過時間を計測するためのものであり、例えば
動作状態切替え部23に設けられる。動作状態切替え部
23では、上記タイマを起動してから一定時間内に通常
電力命令を受信するか否かを監視している(ステップD
13〜D14)。
【0054】ここで、タイマ起動後、一定時間内に無線
マウスから通常電力命令を受信した場合には(ステップ
D13のYes)、動作状態切替え部23により、当該
コンピュータはそのまま通常電力状態を維持する(ステ
ップD15)。また、タイマ起動後、一定時間内に通常
電力命令を受信しなかった場合には(ステップD14の
Yes)、動作状態切替え部23により、当該コンピュ
ータは直ちに省電力状態に移行する(ステップD1
6)。
【0055】このように、コンピュータ側で入力装置か
ら省電力命令を受信した際に、直ぐに省電力状態に移行
するのではなく、一定時間待って、通常電力命令が来な
いことを確認した上で省電力状態に移行する。これによ
り、例えばユーザが操作対象となるコンピュータの切替
えを誤り、元に戻すような操作を行った場合などにおい
て、コンピュータを不用意に省電力状態に移行させてし
まうことを防止することができる。
【0056】また、コンピュータが別の入力インターフ
ェース(例えばRS232CやLAN等)からのデータ
を入力処理中である場合や、CPUが大きなプログラム
を実行中である場合などにおいて、入力装置から省電力
命令を受信した際には、バックグラウンドで動作するた
めに、入力装置に関わる制御部分のみを省電力状態とす
る。この場合、入力装置からのデータを入力する部分
(無線電波の受信部分)は定期的にONにしてデータを
受信し、かつ、識別情報(アドレス)を認識する機能だ
けは動作させておくが、データの解析処理などを行うデ
ジタル回路部分はOFFにしておく。
【0057】また、本システムの無線方式としてBlu
etoothを適用した場合には、このBluetoo
thの無線方式で規程されている「park」,「sn
iff」,「hold」といった省電力モードをバック
グラウンド動作中の入力装置に関わる部分の省電力方法
として利用することでも良い。
【0058】Bluetoothとは、短距離の無線通
信規格に準じた無線通信システムであり、2.4GHz
のISM(Industrial Scientific Medical)帯の無線
電波を用いて、およそ10mの無線通信を実現するもの
である。Bluetoothには3種類のlow po
wer modeがあり、「sniff」モードは周期
的にwake−upして相手からの通信を監視するモー
ド、「hold」モードは一定期間リンクに参加しない
モード、「park」モードはリンクに参加しないが、
同期は取り続けるためのモードである。省電力効果は
「park」モードが最も高く、続いて「hold」、
「sniff」モードとなる。
【0059】本システムにおけるバックグラウンド動作
中の省電力方法は、入力装置に関わる制御部分のみを省
電力状態とするものであるが、この時、定期的にマウス
からの通信があるかどうかを監視する必要があるので、
これを適用するには「sniff」モードが好ましい。
ただし、一定期間経過後、特に「unsniff」等の
モード解除せずにノーマルモードにしたい場合には「h
old」モードとすることが好ましい。また、モード解
除時に再度リンクを張り直す必要はあるものの、ピコネ
ットから一旦外す必要がある場合(例えばスレーブの台
数が7台を越える場合等)には、「park」モードと
することが好ましい。
【0060】以上のように、1台の入力装置にて複数の
コンピュータを切り替えて操作する場合において、操作
対象外となったコンピュータを省電力状態に移行させる
ことで、無駄に電力が消費されることを防いで、システ
ム全体としての省電力化を図ることができる。
【0061】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。
【0062】本発明の第2の実施形態では、予めコンピ
ュータに備えられている省電力機能を利用し、入力装置
にて操作対象となるコンピュータを切り替えた際に、操
作対象外となったコンピュータの省電力機能を強制的に
起動することを特徴とする。
【0063】すなわち、例えばノード型パソコン等のコ
ンピュータでは、バッテリによるシステムの連続稼働時
間を少しでも長くするなどのために、様々な省電力(パ
ワーセーブ)機能が設けられている。例えば、あるOS
(Operating System)では、ユーザが設定した所定時間
以上動作が行われないと、通常の電力状態(ノーマル状
態)から画面表示を消すスタンバイ状態へ移行するため
の動作モード信号を発生し、さらにユーザが設定した所
定時間以上動作が行われないと、スタンバイ状態から電
源オフ状態へ移行するための動作モード信号を出力す
る。また、OSの種類によっては、スタンバイ状態→サ
スペンド状態→電源オフ状態となるものもある。BIO
S(Basic Input/Output System)はこれらのモード信
号を受けて、表示デバイスのの動作状態を制御する。こ
のように、非動作状態がある時間以上継続すると、一旦
消費電力を減少し、次に表示部の電源をオフとしてい
る。言い換えると、複数段階の省電力状態を設けてい
る。
【0064】このような複数段階の省電力状態はコンピ
ュータ側のOSによるタイマーにて実現されているが、
本発明の第2の実施形態では、これを入力装置側にて制
御するものである。以下に具体的な構成について説明す
る。
【0065】図15は本発明の第2の実施形態に係るコ
ンピュータの機能構成を示すブロック図である。
【0066】入力装置1によって操作されるコンピュー
タ2には、OS201およびBIOS202といった基
本的な処理を行うソフトウェアが組み込まれている。こ
のコンピュータ2は、入力装置1からの入力操作が所定
時間以上ない場合に「スタンバイ」,「サスペンド状
態」,「電源オフ」といった省電力モードを段階的に自
動設定する機能を備えている。
【0067】なお、入力装置1は、例えばマウスやキー
ボードなどからなり、無線あるいは有線にてコンピュー
タ2に接続され、ユーザの操作によりコンピュータ2を
動作させる。また、ここでは1台のコンピュータしか図
示していないが、本システムでは同様の構成を有する複
数のコンピュータを有し、これらを入力装置1にて切り
替えて操作するものである。
【0068】コンピュータ2に組み込まれたOS201
は、入力装置1の非動作時間を検知するタイマ203を
備えている。OS201はタイマ203が検知する非動
作時間が第1の時間に達すると、通常の電力状態からス
タンバイ状態に移行するための第1の電力制御信号D1
を出力する。そして、非動作時間が第1の時間より長い
第2の時間に達した場合、OS201はスタンバイ状態
からサスペンド状態に移行させるための第2の電力制御
信号D2を出力し、さらに非動作時間が第2の時間より
長い第3の時間に達した場合、電源オフ状態に移行する
ための第3の電力制御信号D3を出力する。なお、OS
201は入力装置1の非動作時間を検知する前は、電源
オン状態に設定するための電力制御信号D0を出力して
いる。
【0069】BIOS202は、これらの電力制御信号
D0,D1,D2,D3を受けて、省電力対象となるデ
バイス204の動作状態を制御する。なお、デバイス2
04は、例えばCRTやLCD等の表示デバイスの他、
多数存在するものとし、これらのデバイスの動作状態が
BIOS202によって制御される。
【0070】また、タイマー制御部205は、入力装置
1によって操作対象となるコンピュータが切り替えられ
た際に、その入力装置1から省電力命令を受けたときに
OS201内のタイマ203を所定時間強制的に進める
ことでコンピュータ2を省電力状態に移行させ、入力装
置1から通常電力命令を受けたときにタイマ203を初
期状態にクリアしてコンピュータ2を通常電力状態に移
行させる処理を行う。
【0071】次に、図16を参照しながら、本発明の第
2の実施形態としての処理動作を説明する。
【0072】図16はコンピュータ2に備えられている
省電力機能を説明するための図である。
【0073】OS201は省電力状態への移行時間をユ
ーザにより設定可能となっている。そのため、ユーザは
非動作状態になってからスタンバイ状態、サスペンド状
態、電源オフ状態に移行するまでのスタンバイ時間t
1、サスペンド時間t2、電源オフ時間t3をそれぞれ
設定しておく。入力装置1が非動作状態になると、タイ
マ203は非動作時間の計測を開始し、その計測時間が
スタンバイ時間t1、サスペンド時間t2、電源オフ時
間t3に達すると、OS204から第1の電力制御信号
D1(スタンバイ信号)、第2の電力制御信号D2(サ
スペンド信号)、第3の電力制御信号D3(電源オフ信
号)をBIOS202に順に出力する。BIOS202
は、BIOS202から電力制御信号D1を受けた場合
にデバイス204の動作状態をスタンバイ状態とする。
同様にして、BIOS202は電力制御信号D2を受け
た場合にデバイス204の動作状態をサスペンド状態と
し、電力制御信号D3を受けた場合にデバイス204の
動作状態を電源オフ状態とする。
【0074】なお、スタンバイ状態とサスペンド状態と
では、サスペンド状態の方がより低消費電力である。例
えば表示デバイスであれば、垂直、水平同期信号VSY
NC,HSYNCのいずれか一方の発生を停止すること
で、表示を消すことができるが、電源オフ状態は両信号
とも停止し、スタンバイ状態ではVSYNCの発生を停
止し、サスペンド状態ではHSYNCの発生を停止する
ことにより、スタンバイ状態よりも低消費電力を実現で
きる。なお、スタンバイ状態、サスペンド状態、電源オ
フ状態の定義はこれに限らず、他の信号を停止すること
により実現してもよい。
【0075】ここで、入力装置1によって操作対象とな
るコンピュータが切り替えられた際に、既に説明したよ
うに、操作対象となるコンピュータに対しては通常の電
力状態に切り替えるための通常電力命令が送られ(図1
2参照)、今まで操作対象であったコンピュータに対し
ては省電力状態に切り替えるための省電力命令が送られ
る(図11参照)。
【0076】コンピュータ2側では、入力装置1から省
電力命令を受けた場合には、タイマー制御部205によ
りタイマ203を起動して、その計測時間を所定時間強
制的に進める。例えば、図16に示すサスペンド時間t
2に相当する時間分だけタイマ203を強制駆動する。
このタイマ203の強制駆動により、OS201では省
電力状態へ移行するべきものと認識し、サスペンド時間
t2であれば、電力制御信号D2を出力し、これを受け
たBIOS202が省電力対象となる各種デバイス20
4の動作状態をサスペンド状態に移行させる。これによ
り、当該コンピュータ2が操作対象外となった場合に、
無駄に電力が消費されることを防ぐことができる。ま
た、入力装置1から通常電力命令を受けた場合には、タ
イマー制御部205によりタイマ203をクリアする。
これにより、OS201では通常電力状態へ移行するべ
きものと認識し、電力制御信号D0を出力し、これを受
けたBIOS202が省電力状態にあった各種デバイス
204を元の通常電力状態に移行させる。
【0077】このように、1台の入力装置にて複数のコ
ンピュータを切り替えて操作する場合において、予めコ
ンピュータに備えられている省電力機能を利用して、操
作対象外のコンピュータに対する省電力を実現すること
ができる。
【0078】なお、上述した各実施形態において記載し
た手法は、コンピュータに実行させることのできるプロ
グラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピー(登録
商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(C
D−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体
に書き込んで各種装置に適用したり、通信媒体により伝
送して各種装置に適用することも可能である。これらを
実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログ
ラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御さ
れることにより、上述した処理を実行する。
【0079】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、1
台の入力装置を用いて複数のコンピュータを切り替えて
操作する際に、操作対象外となったコンピュータを省電
力状態に移行させ、操作対象となったコンピュータを通
常電力状態に移行させることができる。したがって、操
作対象外のコンピュータに対する無駄な電力消費を防
ぎ、システム全体としての省電力化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシ
ステムの構成を示すブロック図。
【図2】上記コンピュータシステムに用いられる入力装
置の機能構成を示すブロック図。
【図3】上記コンピュータシステムに用いられるコンピ
ュータの機能構成を示すブロック図。
【図4】上記コンピュータシステムにおける省電力制御
方式を説明するためのフローチャートであり、図4
(a)はユーザによる切替え前に選択されていた操作対
象コンピュータに関するフローチャートであり、同図
(b)はユーザによる切替え後に選択された操作対象コ
ンピュータに関するフローチャート。
【図5】上記コンピュータにおけるモード設定画面の一
例を示す図。
【図6】上記入力装置を無線マウスとした場合のコンピ
ュータシステムの概念図であり、図6(a)はユーザが
操作対象コンピュータを切替える前の状態、同図(b)
はユーザが操作対象コンピュータを切替えた後の状態を
示す図。
【図7】上記入力装置を無線マウスとした場合での機能
構成を具体化して示すブロック図。
【図8】無線マウスから送信されるデータのパケット例
を示す図。
【図9】上記コンピュータが無線マウスのデータを受信
する場合での機能構成を具体化して示すブロック図。
【図10】無線マウス側の処理動作を示すフローチャー
ト。
【図11】無線マウスから送信される省電力命令を含ん
だデータのパケット例を示す図。
【図12】無線マウスから送信される通常電力命令を含
んだデータのパケット例を示す図。
【図13】無線マウスからのデータを受信するコンピュ
ータ側の処理動作を示すフローチャート。
【図14】コンピュータが省電力命令を受信してから省
電力状態へ移行するまでの処理を示すフローチャート。
【図15】本発明の第2の実施形態に係るコンピュータ
の機能構成を示すブロック図。
【図16】上記図15のコンピュータに備えられている
省電力機能を説明するための図。
【符号の説明】
1…入力装置 2,2a〜2c…コンピュータ 11…外部切替えスイッチ部 12…操作対象コンピュータ選択部 13…無線送信部 21…無線受信部 22…データ解析部 23…動作状態切替え部 30…操作対象コンピュータ指定部 31…コンピュータアドレス記憶部 32…新操作対象コンピュータアドレス記憶部 33…旧操作対象コンピュータアドレス記憶部 34…無線マウスの自己アドレス記憶部 35…マウスデータ生成部 36…制御データ記憶部 37…送信データ制御部 38…データ送信部 41…コンピュータの自己アドレス記憶部 42…無線マウスのアドレス記憶部 43…制御データ記憶部 44…データ比較部 100…無線マウス 200a,200b…コンピュータ 201…OS 202…BIOS 203…タイマ 204…デバイス 205…タイマー制御部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台の入力装置とこの入力装置にて操作
    される複数のコンピュータとからなるコンピュータシス
    テムにおいて、 上記入力装置は、 操作対象となるコンピュータを切り替える切替え手段
    と、 この切替え手段による操作対象コンピュータの切替え操
    作に伴い、操作対象外のコンピュータに省電力命令を含
    んだデータを送信し、操作対象コンピュータに通常電力
    命令を含んだデータを送信する送信手段とを具備し、 上記各コンピュータは、 上記入力装置からのデータを受信する受信手段と、 この受信手段によって受信されたデータを解析する解析
    手段と、 この解析手段の解析結果に従って、上記受信データに上
    記省電力命令が含まれていた場合には省電力状態に切り
    替え、上記受信データに上記通常電力命令が含まれてい
    た場合には通常電力状態に切り替える動作状態切替え手
    段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記入力装置から上記各コンピュータに
    対するデータの送信は、所定の無線電波にて行なわれる
    ことを特徴とする請求項1記載のコンピュータシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記各コンピュータは、 上記入力装置から上記省電力命令を受けたときにバック
    グラウンドで動作中であった場合に、上記動作状態切替
    え手段により上記入力装置に関わる制御部分のみを省電
    力状態とすることを特徴とする請求項1記載のコンピュ
    ータシステム。
  4. 【請求項4】 上記各コンピュータは、 上記入力装置から上記省電力命令を受けたときにバック
    グラウンドで動作中であった場合に、上記動作状態切替
    え手段によりBluetoothの無線方式で規程され
    ているParkモード、Shiffモード、Holdモ
    ードの何れかの省電力モードを設定することを特徴とす
    る請求項1記載のコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 上記各コンピュータは、 省電力時に表示デバイスの表示画面をONするか否かを
    設定する設定手段を有し、 上記入力装置から上記省電力命令を受けたときに上記設
    定手段によって表示画面をONする設定がなされていた
    場合に、上記動作状態切替え手段により表示画面をON
    としたままで、他の部分を省電力状態とすることを特徴
    とする請求項1記載のコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 上記各コンピュータは、 上記入力装置から上記省電力命令を受けてから一定時間
    内に上記通常電力命令を受信したか否かを監視する監視
    手段と、 この監視手段により、一定時間内に上記通常電力命令を
    受信しなかったことが確認された場合に上記動作状態切
    替え手段により省電力状態への切替えを行い、一定時間
    内に上記通常電力命令を受信したことが確認された場合
    に通常電力状態を維持することを特徴とする請求項1記
    載のコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 複数のコンピュータを共通に操作するた
    めの入力装置であって、 操作対象となるコンピュータを切り替える切替え手段
    と、 この切替え手段による操作対象コンピュータの切替え操
    作に伴い、操作対象外のコンピュータに省電力命令を含
    んだデータを送信し、操作対象コンピュータに通常電力
    命令を含んだデータを送信する送信手段とを具備したこ
    とを特徴とする入力装置。
  8. 【請求項8】 入力装置によって操作されるコンピュー
    タであって、 上記入力装置による操作対象コンピュータの切り替え操
    作に伴い、上記入力装置から送信される省電力命令また
    は通常電力命令を含んだデータを受信する受信手段と、 この受信手段によって受信されたデータを解析する解析
    手段と、 この解析手段の解析結果に従って、上記受信データに上
    記省電力命令が含まれていた場合には省電力状態に切り
    替え、上記受信データに上記通常電力命令が含まれてい
    た場合には通常電力状態に切り替える動作状態切替え手
    段とを具備したことを特徴とするコンピュータ。
  9. 【請求項9】 上記動作状態切替え手段は、上記入力装
    置から上記省電力命令を受けたときにバックグラウンド
    で動作中であった場合に、上記入力装置に関わる制御部
    分のみを省電力状態とすることを特徴とする請求項8記
    載のコンピュータ。
  10. 【請求項10】 上記動作状態切替え手段は、上記入力
    装置から上記省電力命令を受けたときにバックグラウン
    ドで動作中であった場合に、Bluetoothの無線
    方式で規程されているParkモード、Shiffモー
    ド、Holdモードの何れかの省電力モードを設定する
    ことを特徴とする請求項8記載のコンピュータ。
  11. 【請求項11】 省電力時に表示デバイスの表示画面を
    ONするか否かを設定する設定手段を有し、 上記動作状態切替え手段は、上記入力装置から上記省電
    力命令を受けたときに上記設定手段によって表示画面を
    ONする設定がなされていた場合に、表示画面をONと
    したままで、他の部分を省電力状態とすることを特徴と
    する請求項8記載のコンピュータ。
  12. 【請求項12】 上記入力装置から上記省電力命令を受
    けてから一定時間内に上記通常電力命令を受信したか否
    かを監視する監視手段を有し、 上記動作状態切替え手段は、上記監視手段により、一定
    時間内に上記通常電力命令を受信しなかったことが確認
    された場合に省電力状態への切替えを行い、一定時間内
    に上記通常電力命令を受信したことが確認された場合に
    通常電力状態を維持することを特徴とする請求項8記載
    のコンピュータ。
  13. 【請求項13】 1台の入力装置とこの入力装置にて操
    作される複数のコンピュータとからなるコンピュータシ
    ステムにおける省電力制御方法において、 上記入力装置側にて、 操作対象となるコンピュータを切り替え、 この操作対象コンピュータの切替え操作に伴い、操作対
    象外のコンピュータに省電力命令を含んだデータを送信
    し、操作対象コンピュータに通常電力命令を含んだデー
    タを送信し、 上記各コンピュータ側にて、 上記入力装置からのデータを受信し、 この受信手段によって受信されたデータを解析し、 上記受信データに上記省電力命令が含まれていた場合に
    は省電力状態に切り替え、上記受信データに上記通常電
    力命令が含まれていた場合には通常電力状態に切り替え
    ることを特徴とする省電力制御方法。
  14. 【請求項14】 入力装置によって操作されるコンピュ
    ータに、 上記入力装置から省電力命令または通常電力命令を含ん
    だデータを受信する機能と、 上記受信データを解析する機能と、 上記受信データに上記省電力命令が含まれていた場合に
    は省電力状態に切り替え、上記受信データに上記通常電
    力命令が含まれていた場合には通常電力状態に切り替え
    る機能とを実行させるプログラムを記録したコンピュー
    タ読取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 入力装置の非動作時間に応じて、特定
    の省電力モードを段階的に設定する省電力機能を備えた
    コンピュータにおいて、 上記入力装置による操作対象コンピュータの切替え操作
    に伴い、上記入力装置から省電力命令を受信した際に、
    上記省電力機能を強制的に起動して、省電力対象となる
    デバイスを省電力状態に移行させる制御手段を具備した
    ことを特徴とするコンピュータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100365542C (zh) * 2002-11-18 2008-01-30 英群企业股份有限公司 转换不省电处理器电子装置为省电的节电方法及节电电路
WO2012138053A2 (ko) * 2011-04-06 2012-10-11 Suh Moon-Hwan 절전관리 마우스 시스템 및 그 운영방법

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