JP2002044874A - 携帯型装置 - Google Patents

携帯型装置

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JP2002044874A
JP2002044874A JP2000219796A JP2000219796A JP2002044874A JP 2002044874 A JP2002044874 A JP 2002044874A JP 2000219796 A JP2000219796 A JP 2000219796A JP 2000219796 A JP2000219796 A JP 2000219796A JP 2002044874 A JP2002044874 A JP 2002044874A
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input
temperature
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operation mode
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JP2000219796A
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Takamasa Maeda
崇雅 前田
Hiroaki Watanabe
浩章 渡邊
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 寒冷地において、バッテリの電力消費の軽減
したい要求と作業の遂行の妨害の排除したい要求とを調
和させた電力制御を行なうことができる携帯型装置を提
供する。 【解決手段】 CPU102は、周辺温度検知部101
から周辺温度情報を取得して、周辺温度が0℃以下のと
きには、リアルタイムクロック104から現在時刻情報
を取得し、操作時刻保存部105から最新の操作時刻情
報を読み出して、両時刻情報を動作モード切替え制御部
121に送る。動作モード切替え制御部121は、現在
時刻と最新の操作時刻との差が一定時間以上あるときに
は、現動作モード保存部120から現在の動作モードを
読み出し、動作モードがアクティブの場合には、LCD
の電源をOffにし、CPUの動作クロック数をLow
にした後、現動作モード保存部120に現状態を表わす
サスペンドモードを書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として携帯端末
や携帯電話、携帯型カーナビゲーション装置といったバ
ッテリにより駆動される携帯型装置に関し、特にそのよ
うな装置におきる寒冷地での使用に適した電力制御技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、携帯端末のようなバッテリ駆動
型の携帯型装置は、その利便性から屋内だけでなく屋外
でも広く利用されている。従って、気温の低い寒冷地で
携帯型装置を使用する場合も当然ありうる。しかし、特
定の種類のバッテリを備えた携帯型装置を寒冷地で使用
した場合には、すぐにそのバッテリの寿命が尽きて使用
できなくなってしまう。例えば、0℃で使用した場合に
は、25℃で使用した場合と比べて、その寿命が1/3
になるといわれている。
【0003】このような問題に対処するために、従来で
は、一定時間、ユーザが作業の中断等で入力を行なわな
いと、気温が実際に低いかどうかにかかわりなく一律
に、携帯型装置の電源を自動的に切断するオートパワー
オフ機能を携帯型装置にもたせて、バッテリの電力消費
量を抑えることとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、気温が
低くはないときにはバッテリの寿命が特に短くなるわけ
でもないのに、一定時間入力がないことを持って一律に
電源を切断するとしたのでは、ユーザが中断していた作
業を再開するときには、再び電源の投入から行なわなけ
ればならない煩雑さを考えると適切ではない。
【0005】そこで、本発明はかかる問題点に鑑みてな
されたものであり、寒冷地において、バッテリの電力消
費の軽減したい要求と、作業の遂行の妨害を排除したい
要求とを調和させた電力制御を行なうことができる携帯
型装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、バッテリにより給電され、電力の消費量
が通常値となるような通常状態と電力の消費量が通常状
態よりも少なくなるような省電力状態のいずれでも動作
する携帯型装置であって、ユーザからの入力を受付ける
入力手段と、周囲温度を検出する温度検出手段と、自装
置が通常状態で動作中に、前記入力手段からの入力が所
定時間以上なく、かつ検出温度が所定温度以下である状
況になったときには、自装置が省電力状態で動作するよ
う切替える電力制御手段とを備える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。本実施の形態は、ユーザから
の入力と周辺温度とに応じて、CPUの動作クロック周
波数とLCDパネルへの電力供給を制御してバッテリの
消費電力を制御する携帯端末に関する。 (構成)図1は、第1の実施形態に係る携帯端末におけ
るCPUの動作クロック数を調整する機能を担う部分の
構成を示すブロック図である。携帯端末100は、周辺
温度検知部101と、CPU102と、動作モード切替
え制御部121と、リアルタイムクロック104と、操
作時刻保存部105と、現動作モード保存部120と、
LCDパネル107と、タッチ操作検知部108とから
構成される。
【0008】周辺温度検知部101は、温度を検出する
センサであり、外気に触れる場所に備えつけられてお
り、外気の温度を検出して、当該温度情報をCPUに送
る。CPU102は、動作モード切替え制御部121か
らの指示に応じて、低周波数Lと高周波数Hの2種類の
動作クロック周波数のいずれかで動作するとともに以下
の制御を行なう。すなわち、CPU102は、タッチ操
作検知部108は、入力があったことを通知されたとき
には、動作モード切替え制御部121に知らせるととも
に、リアルタイムクロック104から現在時刻を取得し
て、当該現在時刻を最新の操作時刻として、操作時刻保
存部105に書き込む。
【0009】また、CPU102は、周辺温度検知部1
01から周辺温度情報を取得して、当該周辺温度が0℃
以下のときには、リアルタイムクロック104から現在
時刻情報を取得し、操作時刻保存部105から最新の操
作時刻情報を読み出して、両時刻を動作モード切替え制
御部121に送る。リアルタイムクロック104は、現
在時刻を計時して、当該時刻情報をCPUに送る。
【0010】操作時刻保存部105は、タッチパネル1
08より入力があったときにリアルタイムクロック10
4が計時した時刻を最新の操作時刻として保存する。L
CDパネル107は、液晶ディスプレイとタッチパネル
で構成される。タッチ操作検知部108は、ユーザによ
るタッチパネルへの入力を検知して、検知したことをC
PUに伝える。
【0011】現動作モード保存部120は、携帯端末の
現在の動作モード(アクティブ又はサスペンド)を保存
する。図2は、動作モードと動作状態の対応関係を示
す。ここで、アクティブモードとは、CPUの現在の動
作クロック数がHで、LCDパネルの現在の電力供給が
Onである通常状態を示し、サスペンドモードとは、C
PUの動作クロック数がLで、LCDパネルの電力供給
がOffである省電力動作状態を表わす。
【0012】動作モード切替え制御部121は、所定の
条件に応じて動作モードを切替える。図3は、動作モー
ドの切替え条件を示す。動作モード切替え制御部121
は、図3の条件に従って、動作モードを切替える。すな
わち、動作モード切替え制御部121は、CPU102
より送られた現在時刻と最新の操作時刻との差が10分
以上あり、現動作モード保存部120内の現在の動作モ
ードがアクティブであれば、CPUの動作クロック周波
数をLに変更制御し、かつLCDの電力供給をOffに
変更制御するとともに、変更後の動作状態をサスペンド
モードとして現動作モード保存部120に書き込む。
【0013】また、動作モード切替え制御部121は、
タッチ操作検知部108からユーザ入力があった通知を
受けたときには、現動作モード保存部120内の現在動
作モードがサスペンドであれば、CPUの動作クロック
周波数をHに変更制御し、LCDの電力供給をOnに変
更制御するとともに、変更後の動作状態をアクティブモ
ードとして現動作モード保存部120に書き込む。この
ように、アクティブモードからサスペンドモードへの切
替えのための条件は、一定時間入力がなく、かつ温度が
0℃以下となる条件を満たす場合とし、サスペンドモー
ドからアクティブモードへの切替えのための条件は、入
力があったときとし温度をみないこととした。これは、
温度は変動しやすいため、0℃を越えたときにもサスペ
ンドからアクティブに戻すとした場合には、0℃付近で
変動している場合に、モードの切替えが短時間に頻繁に
繰り返し行われることになり適切でないからである。 (動作)次に、本実施の形態に係る携帯端末の動作につ
いて説明する。図4は、本実施の形態に係る携帯端末に
おける電力制御の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【0014】まず、タッチ操作検知部108は、LCD
パネルに貼り付けてあるタッチパネルからの入力があっ
たときには、CPU102を通じて、動作モード切替え
制御部121にタッチ操作があったことが通知される
(ステップS601)。動作モード切替え制御部121
は、現動作モード保存部120から現在の動作モードを
読み込み、現在の動作モードがアクティブモードなら、
動作モードの切替え制御を行なわず、現在の動作モード
がサスペンドなら、LCDの電源をOnにし、CPUの
動作クロック数をHにした後、現動作モード保存部12
0に現状態を表わすアクティブモードを書き込む(ステ
ップS602〜S605)。
【0015】次に、CPU102は、リアルタイムクロ
ック104から現在時刻を取得して、当該現在時刻を最
新の操作時刻として、操作時刻保存部105に書き込む
(ステップS606、S607)。次に、CPU102
は、周辺温度検知部101から周辺温度情報を取得し
て、当該周辺温度が0℃以下であるかを調べる(ステッ
プS608、S609)。
【0016】CPU102は、周辺温度が0℃以下のと
きには、リアルタイムクロック104から現在時刻情報
を取得し、操作時刻保存部105から最新の操作時刻情
報を読み出して、両時刻情報を動作モード切替え制御部
121に送る(ステップS609、S610、S61
1)。動作モード切替え制御部121は、現在時刻と最
新の操作時刻との時刻の差が一定時間以上あるときに
は、現動作モード保存部120から現在の動作モードを
読み出す。動作モード切替え制御部121は、現在の動
作モードがサスペンドの場合には、動作モードの切替え
制御は行なわず、現在の動作モードがアクティブの場合
には、LCDの電源をOffにし、CPUの動作クロッ
ク数をLにした後、現動作モード保存部120に現状態
を表わすサスペンドモードを書き込む(ステップS61
2〜S616)。 (まとめ)以上のように、本実施の形態に係る携帯端末
では、一定時間入力がないことのみをもって一律にオー
トパワーオフするのではなく、一定時間入力がなく、か
つ気温が低いときに限り、自装置が省電力で動作するよ
うに制御する。従って、気温が低いときにはバッテリの
寿命が短くなるので電力を節約することを優先して、自
装置を省電力状態(サスペンドモード)で動作させ、気
温が低くないときにはバッテリの寿命は通常なので、作
業の遂行の妨げにならないようにすることを優先して、
通常の状態(アクティブモード)で動作するものとする
ことができる。 (変形例)なお、本発明は上記の実施形態に限定するも
のではなく、以下のような変形例も含むことはもとより
である。 (1)動作モードと制御対象 本実施の形態では、CPUの動作クロック周波数とLC
Dパネルへの電力供給の両方を制御したが、これに限定
するものではなく、一方のみを制御するものとしてもよ
い。 (2)切替え条件 本実施の形態では、温度については0℃以下かどうかを
動作モードの切替え条件としたが、これは一例であり、
例えば、10℃、5℃、−5℃などでもよい。また、1
0分間入力がなければ動作モードを切替えたがこれに限
定するものでもなく、例えば、1時間、10分間であっ
てもよい。また、携帯端末にこれらの切替え条件を設定
する手段をもたせて、ユーザが任意に設定することがで
きるようにしてもよい。 (3)複数個の動作モード 本実施の形態では、アクティブモードとサスペンドモー
ドの2つの動作モードの間で切替え制御を行なったが、
3つ以上の動作モードを用意して切替え制御を行なうも
のとしてもよい。図5は、動作モードが3つあるときの
動作モードと動作状態の対応関係を示す。同図に示すよ
うに、モード1とモード3は、それぞれ図3のアクティ
ブ、サスペンドモードに相当し、これらの中間段階とし
て、別途モード2が設けられている。 (4)動作クロック周波数 本実施の形態では、動作クロック周波数はLとHの2段
階で設定するものとしたが、これに限定するものではな
い。3段階、或いはそれ以上の段階を設けて設定するも
のとしてもよい。図6は、動作クロック周波数が3段階
ある例を示す。同図に示すように、基準クロック周波数
をT(Hz)として、3段階のクロック周波数T(H
z)、2T(Hz)、3T(Hz)で動作するものとし
ている。 (5)動作モードの切替え条件 本実施の形態で示した動作モードの切替え条件は一例で
あり、これに限定するものではなく、以下のようなもの
であってもよい。
【0017】図7は、動作モードの切替え条件の別の例
を示す。同図に示すように、通常動作モードであるモー
ド1において入力が5分間なければ、省電力モードであ
るモード2に切替える。モード2においてさらに5分間
入力がなければ、さらに省電力で動作するモード3に切
替え、モード3においてさらに5分間入力がなければ、
さらに省電力のモード4に切替えるものとしている。こ
のように、入力がない時間の進行に応じて、順次より省
電力で動作するモードに切替えるものとしてもよい。
【0018】図8は、動作モードの切替え条件の別の例
を示す。同図に示すように、通常動作モードであるモー
ド1において入力が5分間ないときに、温度が10℃以
下であればモード2に切替え、温度が5℃以下であれば
モード3に切替え、温度が0℃以下であればモード4に
切替えるものとしている。このように、検出温度の値に
応じて、複数の省電力モードのうちのいずれかのモード
に切替えるものとしてもよい。
【0019】図9は、動作モードの切替え条件の別の例
を示す。同図に示すように、通常動作モードであるモー
ド1において入力が5分間なく、かつその5分間におい
て検出した温度が継続して10℃以下であればモード2
に切替える。モード2において入力が5分間なく、かつ
その5分間において検出した温度が継続して5℃以下で
あればモード3に切替える。モード3において入力が5
分間なく、かつその5分間において検出した温度が継続
して0℃以下であればモード4に切替える。このよう
に、実施の形態のように一時点の温度の値に応じて動作
モードを切替えるのではなく、継続して所定の温度以下
になったときに動作モードを切替えるものとしてもよ
い。
【0020】図10は、動作モードの切替え条件の別の
例を示す。同図に示すように、通常動作モードであるモ
ード1において入力が5分間なく、かつその5分間にお
いて検出した温度が10℃以下となった時間が3分間以
上あればモード2に切替える。モード2において入力が
5分間なく、かつその5分間において検出した温度が5
℃以下となった時間が3分間以上あればモード3に切替
える。モード3において入力が5分間なく、かつその5
分間において検出した温度が0℃以下となった時間が3
分間以上あればモード4に切替える。このように、検出
温度が不安定で変動するときには、所定の温度以下とな
る時間でもって動作モードを切替えるものとしてもよ
い。
【0021】図11は、動作モードの切替え条件の別の
例を示す。同図に示すように、通常動作モードであるモ
ード1において入力が5分間なく、かつその5分間にお
いて検出した温度の平均値が10℃以下であればモード
2に切替える。モード2において入力が5分間なく、か
つその5分間において検出した温度の平均値が5℃以下
であればモード3に切替える。モード3において入力が
5分間なく、かつその5分間において検出した温度が0
℃以下であればモード4に切替える。このように、検出
温度が不安定で変動するときには、平均温度でもって動
作モードを切替えるものとしてもよい。 (6)携帯型装置 実施の形態では、バッテリにより駆動される携帯型装置
として、携帯端末を例にして説明したが、これに限定す
るものではなく、ビデオカメラや携帯電話、携帯型のカ
ーナビゲーション装置等について適用できることはいう
までもない。 (7)入力について 実施の形態では、タッチパネルからの入力の有無に基い
て動作モードを切替えたが、これに限定するものではな
い。例えば、その他のキーやボタンからの入力の有無
や、特定のプログラムの実行状態、或いは携帯電話では
通話中か否かに応じて動作モードを切替えるものとする
こともできる。 (8)温度検出 本実施の形態では、サスペンドモードからアクティブモ
ードに戻るためは、入力があったかどうかだけで判断
し、温度は関係しない。従って、サスペンドモードにお
いては、周辺温度検知部101を動作させる必要がない
ので、周辺温度検知部101への電力供給を中止するこ
とで、さらに省電力を実現することができる。 (9)復帰方法 本実施の形態では、サスペンドモードで動作していると
きに、入力があったときのみ、アクティブモードに復帰
するものとしたが、これに限定するものではなく、周辺
温度が0℃を越えたときにも、アクティブモードに復帰
するものとしてもよい。 (10)動作モードの切替え 実施の形態では、所定の条件が満たされたときには現動
作モード保存部に保存してある現動作モードを調べて、
設定すべき目的の動作モードと現動作モードが異なると
きのみ、動作モードの設定制御(変更)を行なったが、
これに限定するものはなく、所定の条件が満たされたと
きには、現動作モードのいかんにかかわらず(変更しな
いときにも)、目的の動作モードに常に設定制御するも
のとしてもよい。 (11)周辺温度検出手段 実施の形態では、周辺温度検出手段は、外気の温度を検
出するために、外気に触れる場所に取り付けるものとし
たが、これに限定するものではなく、例えば、バッテリ
近辺に取り付け、バッテリ内部又は表面の温度を検出す
るものとしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、バッテリにより給電され、電力の消費量が通常値と
なるような通常状態と電力の消費量が通常状態よりも少
なくなるような省電力状態のいずれでも動作する携帯型
装置であって、ユーザからの入力を受付ける入力手段
と、周囲温度を検出する温度検出手段と、自装置が通常
状態で動作中に、前記入力手段からの入力が所定時間以
上なく、かつ検出温度が所定温度以下である状況になっ
たときには、自装置が省電力状態で動作するよう切替え
る電力制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】これにより、ユーザから所定時間入力がな
く、かつ外部周辺の温度が所定温度以下のときに、省電
力で動作するように制御するので、気温が低くバッテリ
の寿命が短いときには省電力状態で動作させバッテリの
電力消費を抑え、気温が低くなくバッテリの寿命が通常
のときには、ユーザによる作業の遂行を優先し通常状態
で動作させることができ、バッテリの電力消費を軽減し
たい要求と、作業の遂行の妨害を排除したい要求とを調
和させた電力制御を行なうことができる。
【0024】ここで、前記電力制御手段は、自装置が省
電力状態で動作中には前記入力手段からの入力があった
ときに、通常状態で動作するように切替えることを特徴
とすることができる。これにより、省電力状態から通常
状態への復帰するための条件を、入力の有無のみとする
ことができるので、温度が所定温度を越えたときにも復
帰するとした場合において起りうる、通常状態と省電力
状態との切替えが短時間に頻繁に意味なく行なわれる事
態を回避することができる。
【0025】ここで、前記電力制御手段は、省電力状態
において前記温度検出手段への電力供給を中止すること
を特徴とすることができる。これにより、省電力状態か
ら通常状態へ復帰するための条件を入力の有無のみとし
た場合には、温度検出手段を動作させる必要がないの
で、電力供給を中止して、さらに省電力を実現すること
ができる。
【0026】ここで、前記省電力状態には、電力の消費
量により順序づけられた複数の状態があり、前記電力制
御手段は、さらに、前記入力手段からの入力がない時間
及び/又は前記検出手段により検出した温度に基いて、
自装置が前記複数の順序づけられた省電力状態のいずれ
かの状態で動作するように切替えることを特徴とするこ
とができる。
【0027】これにより、省電力にするほど、電力消費
を軽減できるがユーザの作業の遂行の妨げになる可能性
が高いので、入力がなかった時間と検出温度とに応じ
て、複数の省電力状態のうちのいずれかに動作を切替え
ることができるようにすることで、ユーザの作業の遂行
の妨害を排除したい要求とバッテリの電力消費を軽減し
たい要求とをより綿密に調和させた高度な制御が可能と
なる。
【0028】ここで、前記電力制御状態は、省電力状態
において、CPUの動作クロックの周波数を通常状態よ
りも低くすることを特徴とすることができる。これによ
り、ユーザから所定時間入力がなく、外部周辺の温度が
所定時間以下のときには、CPUの動作クロック周波数
を低くして省電力で動作するので、バッテリの電力消費
を軽減することができる。
【0029】ここで、前記電力制御手段は、省電力状態
において、表示手段への電力供給を中止することを特徴
とすることができる。これにより、ユーザから所定時間
入力がなく、外部周辺の温度が所定時間以下のときに
は、表示手段への電力供給を中止して省電力で動作する
ので、バッテリの電力消費を軽減することができる。
【0030】また、本発明は、バッテリにより給電さ
れ、電力の消費量が通常値となるような通常状態と電力
の消費量が通常状態よりも少なくなるような省電力状態
のいずれでも動作する携帯型装置の電力制御方法であっ
て、ユーザからの入力を受付けるステップと、周囲温度
を検出するステップと、自装置が通常状態で動作中に、
前記入力が所定時間以上なく、かつ検出温度が所定温度
以下である状況になったときには、自装置が省電力状態
で動作するよう切替えるステップとを含むことを特徴と
する。
【0031】これにより、ユーザから所定時間入力がな
く、かつ外部周辺の温度が所定温度以下のときに、省電
力で動作するように制御するので、気温が低くバッテリ
の寿命が短いときには省電力状態で動作させバッテリの
電力消費を抑え、気温が低くなくバッテリの寿命が通常
のときには、ユーザによる作業の遂行を優先し通常状態
で動作させることができ、バッテリの電力消費の軽減の
要求と、作業の遂行の妨害の排除の要求とを調和させた
電力制御を行なうことができる。
【0032】以上のように、本発明によって、気温の低
い寒冷地における携帯型装置の好適な電力制御方法が提
供されるので、携帯型装置が寒冷地で使いづらかった従
来からの極めて深刻な問題を解決することができ、その
実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る携帯端末におけるCP
Uの動作クロック周波数の制御とLCDパネルへの電源
供給の制御機能を担う部分の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】動作モードと動作状態の対応関係を示す。
【図3】動作モードの切替え条件を示す。
【図4】本発明の実施形態に係る携帯端末におけるCP
Uの動作クロック周波数制御とLCDパネルへの電力供
給制御の動作手順を示すフローチャートである。
【図5】動作モードが3つあるときの動作モードと動作
状態の対応関係を示す。
【図6】動作クロック周波数が3段階ある例を示す。
【図7】動作モードの切替え条件の別の例を示す。
【図8】動作モードの切替え条件の別の例を示す。
【図9】動作モードの切替え条件の別の例を示す。
【図10】動作モードの切替え条件の別の例を示す。
【図11】動作モードの切替え条件の別の例を示す。
【符号の説明】
100 携帯端末 101 周辺温度検知部 102 CPU 104 リアルタイムクロック 105 操作時刻保存部 107 LCDパネル 108 タッチ操作検知部 120 現動作モード保存部 121 動作モード切替え制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリにより給電され、電力の消費量
    が通常値となるような通常状態と電力の消費量が通常状
    態よりも少なくなるような省電力状態のいずれでも動作
    する携帯型装置であって、 ユーザからの入力を受付ける入力手段と、 周囲温度を検出する温度検出手段と、 自装置が通常状態で動作中に、前記入力手段からの入力
    が所定時間以上なく、かつ検出温度が所定温度以下であ
    る状況になったときには、自装置が省電力状態で動作す
    るよう切替える電力制御手段とを備えたことを特徴とす
    る携帯型装置。
  2. 【請求項2】 前記電力制御手段は、自装置が省電力状
    態で動作中には前記入力手段からの入力があったとき
    に、通常状態で動作するように切替えることを特徴とす
    る請求項1記載の携帯型装置。
  3. 【請求項3】 前記電力制御手段は、省電力状態におい
    て前記温度検出手段への電力供給を中止することを特徴
    とする請求項2記載の携帯型装置。
  4. 【請求項4】 前記省電力状態には、電力の消費量によ
    り順序づけられた複数の状態があり、 前記電力制御手段は、さらに、前記入力手段からの入力
    がない時間及び/又は前記検出手段により検出した温度
    に基いて、自装置が前記複数の順序づけられた省電力状
    態のいずれかの状態で動作するように切替えることを特
    徴とする請求項1記載の携帯型装置。
  5. 【請求項5】 前記電力制御状態は、省電力状態におい
    て、CPUの動作クロックの周波数を通常状態よりも低
    くすることを特徴とする請求項1記載の携帯型装置。
  6. 【請求項6】 前記電力制御手段は、省電力状態におい
    て、表示手段への電力供給を中止することを特徴とする
    請求項1記載の携帯型装置。
  7. 【請求項7】 バッテリにより給電され、電力の消費量
    が通常値となるような通常状態と電力の消費量が通常状
    態よりも少なくなるような省電力状態のいずれでも動作
    する携帯型装置の電力制御方法であって、 ユーザからの入力を受付けるステップと、 周囲温度を検出するステップと、 自装置が通常状態で動作中に、前記入力が所定時間以上
    なく、かつ検出温度が所定温度以下である状況になった
    ときには、自装置が省電力状態で動作するよう切替える
    ステップとを含むことを特徴とする電力制御方法。
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