JP2001255973A - 最短入力手順オーサリング方法及びオーサリングシステム及び最短手順入力補助方法 - Google Patents

最短入力手順オーサリング方法及びオーサリングシステム及び最短手順入力補助方法

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JP2001255973A
JP2001255973A JP2000071341A JP2000071341A JP2001255973A JP 2001255973 A JP2001255973 A JP 2001255973A JP 2000071341 A JP2000071341 A JP 2000071341A JP 2000071341 A JP2000071341 A JP 2000071341A JP 2001255973 A JP2001255973 A JP 2001255973A
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Akihisa Kawanobe
彰久 川野辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力手順が正しいか否か容易に把握でき、ま
た、冗長な手順は自動的に削除できるようにする。 【解決手段】 操作手順の知識を伴うデータを入力する
とき、ユーザが起動可能な動作群と起動できない属性を
変更する動作群に厳密に分類する手段141、ユーザが
起動できない動作については表示対象の属性を変更する
動作として、状態遷移を探索し、同じ状態から同じ動作
を起動したとき異なる状態に遷移することがないように
属性を変更する手段142、入力手順が正しくても冗長
部分を削除する手段143を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを用
いて機器のオペレーション等を学習するシステムをオー
サリングするための技術に関し、詳しくは、3次元、2
次元のコンピュータグラフィックスを利用して学習教材
を実現する際に利用される技術である。例としては実際
に扱うことの難しい機器をコンピュータ上で仮想的に学
習するためのコンテンツ作成への応用があり、正しい知
識に基づいて教材を編集することを可能にする技術であ
る。
【0002】
【従来の技術】オーサリングシステムでは、コンピュー
タディスプレイ上に、ユーザが起動可能な動作やその属
性等の付与された操作対象群を表示し、ユーザが対象や
動作等を順次選択(入力)するのに対応して、ディスプ
レイ上の表示対象の見かけの状態を遷移し、最終的に最
短で目的の状態に到達することを実現するようにする。
【0003】図2は、従来方式によって入力された手順
の状態遷移を説明する図である。図において、0a,0
b,0c,0d,0e,0fは表示画面、1a,1b,
1c,1a’,1b’,1c’は表示画面上に表示され
た表示対象(操作対象)、2a,2b,2c,2d,2
e,2fは表示対象に関連づけられた、表示対象の属性
を変更する動作である。図2は、初期状態をS(0)と
して、ユーザが対象や動作を順次選択していったのに対
応して、その途中経過の状態がS(k),S(k+
1),S(k+2),S(k+3)と遷移し、最終的に
目的の状態のS(n)になったことを示している。な
お、各状態の間をつなぐ線は動作を起動したことによる
状態の遷移を表している。
【0004】仮にS(k)とS(k+2)が表示画面上
で同じ状態を表わしており、では、S(k)から動作A
を起動してS(k+1)になり、S(k+2)から同じ
動作Aを起動してS(k+3)となり、このS(k+
3)がS(k+1)とは異った状態をとったとする。こ
の場合、従来方式では、入力された手順が間違いである
のか、それとも、正しいのか、あるいは正しくても最短
な手順でないのかあるのかを把握することが難かしかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
技術においては次のような問題があった。 (1) 最適な手順データを入力する時に、そのデータが
間違いであるのか、正しいデータであるのか、把握する
ことが難かしい。 (2) 最適な手順データを入力する時に、そのデータが
間違いであることが分かっても、それを修正するために
は多大な労力を要する。 (3) 最適な手順データを入力する時に、そのデータが
冗長なデータであるのか、最適なデータであるのかを把
握することが難かしい。 本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決するように
した最短入力手順オーサリング方法及びシステムを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下のような手段を備えることを特徴と
する。 1.操作手順の知識を伴うデータを入力するときには、
ユーザが起動可能な動作群と、起動できない属性を変更
する動作群に厳密に分類する。 2.ユーザが起動できない動作については表示対象物の
属性を変更する動作とする。 3.ユーザが起動できない動作によって変更される表示
対象物の属性の集合を管理する。 4.ユーザが起動できない動作によって変更される表示
対象物の属性の集合と、ユーザが起動可能な動作によっ
て、系の遷移を検査する。 5.表示対象物の属性の集合以外に複数存在する系のパ
ラメータをつかさどる、一つのパラメータと、それを変
更する手段を加える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は、本発明によるオーサ
リングシステムの一実施例の装置構成図である。本オー
サリングシステムはディスプレイ110、キーボード1
20、ポインティングデバイス130、処理装置(CP
U)140、及びハードディスク等の記憶装置150な
どで構成される。ここで、処理装置140は、ユーザに
よって入力された動作手順の状態遷移を取得し格納する
状態遷移登録部141、入力された状態遷移を探索して
所定の属性変更処理を行う状態遷移探索処理部142、
冗長の状態遷移を削除する状態遷移削除部143からな
る。記憶装置150は、表示対象群の動作やその属性等
を定義した表示対象動作定義テーブル151、及び入力
された状態遷移履歴152を保持している。
【0008】図3は表示対象と表示対象動作定義テーブ
ルの関係を示す図である。図3に示すように、表示対象
というのは、ディスプレイ110の表示画面15a上に
示される14a,14b,14cのように、ユーザが視
覚的に認識できる対象である。このような表示対象につ
いて、ユーザが起動可能な動作やその属性等をあらかじ
め表示対象動作定義テーブル151に定義しておく。こ
こで、ユーザ起動動作というのは、16aのように、表
示対象に付与された動作であり、ユーザが表示画面15
a上の表示対象をマウス120などでクリックしたり、
外部プログラムにより起動可能な動作である。「プレゼ
ンテーション属性」というのは18aのように、表示対
象の位置や、色等の属性を意味するもので、プレゼンテ
ーションの属性を変更するとは、色を変更したり、位置
を変更することを表す。「非プレゼンテーション属性」
とは18bで示されるように、特に表示対象の見かけに
依存しないような属性である。よって、属性変更動作と
は、17aで示されるように、表示対象の位置や色など
を具体的に変更される動作であるか、もしくは17bで
示されるように、表示対象の見かけを変更しないような
動作である。
【0009】以下、本オーサリングシステムの状態遷移
登録部141、状態遷移探索処理部142、状態遷移修
正部143の処理について具体的に説明する。
【0010】〔状態遷移登録部〕図4は状態遷移登録部
141のフローチャートである。状態遷移登録部141
ではユーザと対話的に処理を行い、入力された動作手順
の状態遷移履歴を記憶装置50に蓄積する。
【0011】いま、ディスプレイ110の表示画面上に
は、ユーザが動作を起動する以前の初期状態の表示対象
群が表示されているとする。ユーザが表示対象を選択す
ると(ステップ201)、状態遷移登録部141は、表
示対象動作定義テーブル151を検索して、選択された
表示対象に対応する動作や属性等の情報を表示画面に表
示する(ステップ202)。これを見ながら、ユーザ
は、最初に起動すべき起動可能動作を選択する(ステッ
プ203)。次に、ユーザは、選択した起動可能動作に
対して、どの属性変更動作を起動するのかを選択する
(ステップ204)。そして、ユーザは属性変更動作に
よって、属性が何の値に変化するのかを決定し、キーボ
ート120などから入力する(ステップ205)。状態
遷移登録部141は、表示画面上の当該表示対象を、ユ
ーザがステップ203〜205で指定したように変更
し、プレゼンテーション属性と、非プレゼンテーション
属性を変更する(ステップ206)。また、この状態を
記憶装置150に登録する(ステップ207)。以下、
ユーザは、表示対象の状態が目的状態に到達していれば
終了し、目的状態に到達していなければ、ステップ20
1からを再び繰り返す(ステップ208)。
【0012】この結果、目的状態に到達した時、記憶装
置150には、ユーザが動作を起動する以前の初期状態
から目的状態まで、その途中経過の状態を含め、ユーザ
によって入力された操作手順の状態遷移履歴152が蓄
積される。
【0013】〔状態遷移探索処理部〕図5、図6、図7
及び図8は、状態遷移探索処理部142の具体的処理イ
メージを示したものであり、図9は該状態遷移探索処理
部142のフローチャートである。
【0014】図5(A)は表示対象の具体例、図5
(B)はその動作変更の具体例である。図5(A)に示
すように、表示対象は4a,4b,4cとし、ユーザ起
動可能動作は5a〜5fとする。例えば、表示対象4a
は、図5(B)に示すように、属性(6a,6b,6
c,6d,6e)を持ち、それら属性を変更するような
手段(7a,7b,7c,7d,7e)を有しているも
のとする。なお、3aは表示画面である。
【0015】図6は、ユーザによって入力された最短手
順のデータ構造(状態遷移履歴152)を模式的に示し
たものである。ここで、4a、4b、4cは図5の表示
対象であり、ハイフォン付きの番号は入力された順序を
示している。図6では、S(0)9aを初期状態、S
(n)9g(ただし、0≦nであるような整数)を目的
状態とするように、ユーザが最短手順を入力しているも
のとして、S(k)9b(ただし、0≦k≦n)を途中
経過の状態としている。状態間をつないでいる矢印8a
は、0個以上のユーザ起動可能動作が実行されて、初期
状態S(0)9aからS(k)9bに状態が遷移してい
ることを示し、矢印8fは、0個以上のユーザ起動可能
動作が実行されて、状態S(k+4)9fからS(n)
9gに状態が遷移していることを示す。また、矢印8
b,8c,8d,8eは、それぞれをつなぐ状態間にお
いて、それぞれユーザ起動可能動作D、実行ユーザ起動
可能動作A、実行ユーザ起動可能動作B、実行ユーザ起
動実行動作Dを実行したときに矢印の終点を示す状態に
遷移していることを示している。
【0016】ここで、状態は、式(1)に示すようにベ
クトルで表わすものとする。
【数1】
【0017】具体的には、各要素は式(2)、式(3)
にあるように、表示対象物の変更可能な属性であるとす
る。ただし、iは0以上、n以下の任意の整数とする。
【数2】
【数3】 ここで、σik(kはk番目の表示対象物を表すサフィ
ックスとする)は表示対象物の属性に依存し、取り得る
値は変化する。
【0018】なお、表示対象が決まった色に変化すると
きは、その色を番号で一意に表すような番号を付与し、
位置とスケールが組み合わせとして決まった値に移動す
るときは、式(4)のように、取り得る値をその要素と
するようなベクトルではなく、決まった値に番号付けを
したベクトルを表すことも可能である。
【数4】 また、全ての表示対象物にはあらかじめ表示対象物の属
性を変化させるようなユーザが直接実行できないような
属性変更動作が備わっているものとする。
【0019】また、表示対象物には、実行可能なユーザ
起動可能動作が定義され、それらが図6の動作A,B,
Dであるものとすると、ユーザが起動可能動作というも
のは、式(5)に示すように、任意の表示対象に属する
属性変更動作の起動を指示するような動作であるとす
る。
【数5】
【0020】図7は、図5について、状態遷移探索処理
部142によって属性を変更された後の、ユーザが入力
した最短手順のデータ構造を構模式的に示したものであ
る。
【0021】図8は、図7の状態遷移をベクトルの状態
で表わした図である。但し、S(i)(0≦i≦n)は
式(1)のうなベクトルとする。
【0022】次に、図5乃至図8を参照しながら、図9
にもとづき状態遷移探索処理部142の処理について説
明する。最初に、状態遷移探索処理部142は、記憶装
置150からユーザが入力した状態遷移履歴152を取
り込む(ステップ301)。ここでは、ユーザは、図6
に示したデータ構造の状態遷移を最短手順で入力したも
のとする。この時、ユーザは、特定状態のときにユーザ
起動動作を起動したときに、どの属性変更動作を起動す
るのかをデータとして入力する。属性変更起動動作を入
力したことにより、遷移先の状態は決定することにな
る。
【0023】次に、状態遷移探索処理部142は、ユー
ザ起動可能動作によって、変更元の状態をソートし(ス
テップ302)、同じユーザ起動可能動作のデータで、
かつ、変更元の状態が同じで、かつ、変更先の状態の異
なる2つ以上のデータが存在するか、チェックする(ス
テップ303)。図6の場合、状態S(k)からユーザ
が起動可能動作Dを起動した場合に、状態の変更先がS
(k+1)もしくは状態S(k+4)へ移動すること
を、各状態からした実行ユーザ起動可能動作とその行き
先の状態をチェックすることで発見する。ユーザにこれ
らの状態が正しいデータであるのか、間違ったデータで
あるのかを問い合わせる。ユーザが間違ったデータであ
ると入力した場合、ユーザにデータの再入力を促す(ス
テップ304、308)。
【0024】一方、ユーザが正しいデータであると入力
した場合、状態遷移探索処理部142は、(1)式
(3)もしくは式(4)で表されるような系の状態に、
式(6)のように1次元増やす(ステップ305)。
【数6】
【0025】さらに、図6のような状態S(k)からS
(k+1)と、S(k)からS(k+4)に状態が移行
するのではなく、図7のように、状態S(k)からS
(k+1)と、S(k+3)からS(k+4)へ移行す
るように、図8のように新たにパラメータP1を加え、
式(7)のように新たに状態を定義し直す(ステップ3
06)。
【数7】
【0026】さらに、状態遷移探索処理部142は、ユ
ーザが入力していたデータを状態S(k)からS(k+
1)へ移動するときは、式(8)から式(10)のよう
に、
【数8】
【数9】
【0027】また、状態S(k)からS(k+4)へ移
行するときは、式(9)から式(11)のように、新た
に加えたパラメータP1が変わるように変更する(ステ
ップ307)。
【数10】
【数11】
【0028】すなわち、図6において、動作Dは式
(5)のように定義すると、データ変更以前では、動作
B群に属する動作との関連を表わすデータは、状態S
(k)からS(k+1)へ移行するときは、式(8)、
状態S(k)から状態S(k+4)へ移行するときは式
(9)のように定義されている。但し、式(8)、式
(9)の左辺は動作群Aに属する動作のデータ、右辺は
動作群Bに属する動作であり、それぞれの式は動作群A
に属する特定動作と、動作群Bに属する特定動作の関連
である。しかしながら、新たにパラメータ(フラグ)を
一つ加えたため、それぞれ式(10)、式(11)のよ
うに関連データを変更する。これにより、同一状態か
ら、同一の実行ユーザ起動動作を起動した異なる状態に
移行することはなくなる。
【0029】その後、状態遷移探索処理部142は、再
び、ステップ302で行ったように、同一状態から同一
動作を起動した場合に、異なる状態に遷移するようなデ
ータを探索する。そして、その様なデータが存在した場
合、ステップ303以降の処理を行い、その様なデータ
が存在しなかった場合は終了する。
【0030】〔状態遷移削除部〕図10は本状態遷移削
除部143の具体的処理イメージを示序す図、図11は
該状態遷移削除部143のフローチャートである。
【0031】図11はユーザによって入力された最短手
順のデータの構造を表している。ここで表された状態の
遷移は誤ったデータは含んでいないものとする。状態1
2a,12b,12c,12d,12e,12f,12
gは初期状態S(0)から目的状態S(n)へ遷移する
ようにユーザが入力したデータであるとする。状態間を
つないでいる矢印13aは0個以上の実行ユーザ起動可
能動作が実行されて初期状態S(0)12aからS
(k)12bに状態が遷移していることを示し、矢印1
3cは0個以上のユーザ起動可能動作が実行されて状態
S(k+1)12cからS(k+m)12dに状態が遷
移していることを示し、矢印13fは0個以上のユーザ
起動可能動作が実行されて状態S(k+m+1)12f
からS(n)12gに状態が遷移していることを示し、
矢印13b,13d,13eはそれぞれをつなぐ状態間
において、それぞれユーザ起動可能動作X、実行ユーザ
起動可能動作Y、実行ユーザ起動可能動作Zを実行した
ときに矢印が終点を示す状態に遷移していることを示し
ている。
【0032】ここで、状態というのは、先の式(1)に
示すようにベクトルで表すものとする。各要素は式
(2)、式(3)にあるように表示対象物の変更可能な
属性であるとする。ただし、iは0以上、n以下の任意
の整数とする。σik(kはk番目の表示対象物を表す
サフィックスとする)は表示対象物の属性に依存し取り
得る値は変化する。また、表示対象が決まった色に変化
するときはその色を番号で一意に表すような番号を付与
し、位置とスケールが組み合わせとして決まった値に移
動するときは、式(4)のように、取り得る値をその要
素とするようなベクトルではなく、決まった値に番号付
けをしたベクトルが表すことも可能とする。
【0033】また、全ての表示対象物にはあらかじめ表
示対象物の属性を変化させるようなユーザが直接実行で
きないような属性変更動作が備わっているものとする。
【0034】また、表示対象物には、ユーザが実行可能
なユーザ起動可能動作を定義し、それらが図10の動作
X,Y,Zであるものとする。さらに、ユーザ起動可能
動作というのは、先の式(5)にあるように、任意の表
示対象に属する属性変更動作の起動を指示するような動
作であるとする。
【0035】次に、図10の例について、状態遷移削除
部143の処理フローを説明する。ユーザは、図10の
ような状態遷移で最短手順を入力したものとする。この
データは既に状態遷移探索処理部142の処理によっ
て、誤ったデータは既に修正されているものとする。
【0036】図10の場合、S(k)12bから、状態
S(k+1)12c、状態S(k+m)12d、状態S
(k)12e、状態S(k+m+1)12fへと状態が
遷移しているが、状態遷移削除部143は初期状態S
(0)12aから順に目的状態S(n)12aまで、そ
れ以降の状態で同じ状態が存在しないかを検索する。そ
して、同じ状態は存在しないと終了する。一方、同じ状
態が存在すると、二つの状態の間に存在状態と、二つ目
に現れる同じ状態をデータ(遷移履歴)から取り除く。
図10の場合、S(k)12b、12eが存在するの
で、12cから12eを取り除く。取り除いた後はS
(k)12bから13gの動作Zを起動して、S(k+
m+1)12fへ状態が遷移するように自動的に変更す
る。その後は再び同じ状態があるか検索を続ける。
【0037】以上、本発明の一実施例について説明した
が、図4や図9や図11の処理フローは、コンピュータ
で実行可能な言語で記述し、コンピュータで読み取り可
能な記録媒体、例えば、フロッピーディスク、CD−R
OM、メモリカード等に記録して提供することが可能で
ある。
【0038】
【発明の効果】以上、本発明の最短入力手順オーサリン
グ方法及びそれを適用したオーサリングシステムによれ
ば、次のような効果が得られる。 (1) 最適な手順データを入力する時に、そのデータが
間違いであるのか、正しいデータであるのか、容易に把
握することが可能であり、また、そのデータが間違いで
あることが分かった場合、ユーザが容易に修正可能であ
る。 (2) 最適な手順データを入力する時に、そのデータが
冗長なデータであるのか、最適なデータであるのかを把
握し、冗長なデータである場合、自動的に削除可能であ
る。することが難かしい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオーサリングシステムの一実施例
の装置構成図である。
【図2】従来方式による最短手順の入力結果を示してい
る。
【図3】表示画面と表示対象動作定義テーブルの関係を
示している。
【図4】状態遷移登録部のフローチャートを示してい
る。
【図5】状態遷移探索処理部での編集対象の一例を示し
ている。
【図6】データの変更前の状態の一例を示している。
【図7】図6におけるデータの変更後の状態を示してい
る。
【図8】図7の状態遷移探索をベクトルの状態で示して
いる。
【図9】状態遷移探索処理部のフローチャートを示して
いる。
【図10】状態遷移削除部の処理を説明するためのデー
タの変更前と変更後のデータを示している。
【図11】状態遷移削除部のフローチャートを示してい
る。
【符号の説明】
110 ディスプレイ 120 キーボード 130 マウス 140 処理装置 141 状態遷移登録部 142 状態遷移探索処理部 143 状態遷移削除部 150 記憶装置 151 表示対象動作定義テーブル 152 状態遷移履歴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータディスプレイ上に、ユーザ
    が起動可能な動作やその属性の定義された一つ以上の対
    象を表示し、ユーザが対象や動作や属性を選択するのに
    対応してディスプレイ上の表示対象の状態を遷移し、所
    定の目的状態に最短手順で到達することを実現する最短
    入力手順オーサリング方法において、 ユーザが起動可能動作に属する動作を実行したときに連
    携して実行されるような0個以上の属性変更動作を指定
    するような関連群を定義したことを特徴とする最短入力
    手順オーサリング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の最短入力手順オーサリン
    グ方法において、属性変更動作の実行によって変化され
    得る表示対象群に属する属性が全て同じ値を示す状態が
    時系列上複数存在し、かつ、前記同一の状態から起動可
    能動作を起動したときに、異なる状態に遷移するような
    データが存在したときに、前記表示対象群のプレゼンテ
    ーションに関与しないような属性Xと前記属性Xを変化
    させることを可能にする属性変更動作M[X]を1個以
    上、データに加え、前記起動可能動作に属する動作と、
    前記属性変更動作に属する動作とを関連付ける前記関連
    群について、前記動作M[X]を実行するようにデータ
    を変更し、 前記属性変更動作に属する動作の実行によって変化させ
    得る前記属性と、プレゼンテーションに関与しない新た
    に加えられた前記属性が全て同じ値を示し、かつ、前記
    実行可能動作に属する動作を起動したときに異なる状態
    に遷移することがないようにデータを変更することを特
    徴とする最短入力手順オーサリング方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の最短入力手順オーサリン
    グ方法において、同一状態が二つ以上存在する場合にこ
    れを冗長手順であると認識し、 前記冗長部分を取り除くために最初に現れる状態から最
    後に現れる状態の一つ前の状態までを削除することを特
    徴とする最短入力手順オーサリング方法
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載の最短入力手順オー
    サリング方法を実施する機能を具備していることを特徴
    とするオーサリングシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017033389A1 (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 日本電気株式会社 システム変更支援システム、情報処理装置、システム変更支援方法およびプログラム

Cited By (3)

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