JP2001255829A - 表示プレート及びその製造方法 - Google Patents

表示プレート及びその製造方法

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JP2001255829A
JP2001255829A JP2000066426A JP2000066426A JP2001255829A JP 2001255829 A JP2001255829 A JP 2001255829A JP 2000066426 A JP2000066426 A JP 2000066426A JP 2000066426 A JP2000066426 A JP 2000066426A JP 2001255829 A JP2001255829 A JP 2001255829A
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JP
Japan
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plate
transparent film
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film
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JP2000066426A
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Takashi Koike
敬史 小池
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KOIKE KOGYO KK
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KOIKE KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲーム機、ショーウインドウ等に取り付けて
所望の表示を行う表示プレートであって、その表示が消
えにくいものを簡単かつ経済的に製造する。 【解決手段】 プラスチック製芯板の表面に、所定の印
刷が施された透明フィルムを該フィルムの印刷面を芯板
側に向けて接着剤で貼り付けてなる表示プレート。芯板
の材質は例えば塩化ビニールであり、透明フィルムの材
質は例えばPET樹脂である。この表示プレートは、透
明フィルムの片面に所望の図形、文字等を例えばバブル
ジェット法で印刷する工程と、所定の強度を有するプラ
スチック製芯板の表面に接着剤を塗布する工程と、得ら
れた印刷済の透明フィルムをその印刷面が芯板に向くよ
うに芯板に貼り付ける工程と、透明フィルムが貼り付け
られた芯板を所望の形状に成形する工程とを経て製造さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショーウインドや
ゲーム機等に取り付けて必要事項の表示を行うために使
用される表示プレート及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えばパチンコ店等のゲーム装置には、
各ゲーム機ごとに大当たり等の表示を行うようになって
いることが多い。この種の表示は、所定の文字や模様等
を表示したプレートを所定の表示枠に挿入することによ
り行われる。この種の表示は、機械の調子等によって頻
繁に変更されるので、上記表示用のプレートも着脱を繰
り返される。このため、従来は表示プレートの表面にラ
ミネート処理等を施して、表示が消えにくいようにして
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
表示プレートは、台紙にオフセット印刷を施し、表面に
ラミネート処理を行ったものが一般的であるが、オフセ
ット印刷は印版が必要であるので、その版代がかかるほ
か、インクがなじむまでに数百枚の捨て紙に印刷をする
必要があったので、無駄が多く、特に少量生産の場合は
コストが高くなるという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、少量生産でも比較的安
価で、しかも繰り返し使用しても表示が消滅しにくい表
示プレートを提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成を採用した。すなわち、本
発明にかかる表示プレートは、プラスチック製芯板の表
面に、所定の印刷が施された透明フィルムを該フィルム
の印刷面を芯板側に向けて接着剤で貼り付けたことを特
徴としている。
【0006】また、本発明にかかる表示プレートの製造
方法は、透明フィルムの片面に所望の印刷を施す工程
と、所定の強度を有するプラスチック製芯板の表面に接
着剤を塗布する工程と、得られた印刷済の透明フィルム
をその印刷面が芯板に向くように芯板に貼り付ける工程
と、透明フィルムが貼り付けられた芯板を必要に応じて
所望の形状に成形する工程とを経て、芯板の表面に所望
の印刷表示がなされたプレートを得ることを特徴として
いる。
【0007】上記芯板の材質としては、適度の強度を有
する経済的なプラスチック材料を使用するが、なかでは
入手性と強度にすぐれた塩化ビニールを用いるのが好ま
しい。また、上記透明フィルムの材質は、薄くても丈夫
なPET樹脂を使用するのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に表された本発明の実
施の形態に基づいて、本発明をより具体的に説明する。
【0009】図1及び図2は本発明に係る表示プレート
の実施形態を例示するもので、この表示プレート1は、
芯板2の表裏両面に透明フィルム3,3を貼り付けてな
り、所望の形状に成形されている。上記透明フィルム3
としては透明なプラスチックフィルム、例えばPETフ
ィルムが使用される。また、上記芯板2の材質として
は、適度の強度を有するプラスチック板、例えば塩化ビ
ニールが使用される。
【0010】上記プラスチックフィルム3の片面には所
望の印刷が施されており、その印刷面を芯板2側に向け
て貼り付けられている。このため、印刷は当該透明なプ
ラスチックフィルムを通して外側から見ることができる
ようになっている。透明プラスチックフィルム3を芯板
2に貼り付ける接着剤(糊)としては、プラスチック材
料に対する粘着性のすぐれた粘着剤であって、好ましく
は透明なものが使用される。このような粘着剤として
は、例えば市販の発泡体用アクリル系粘着剤がある。こ
の粘着剤は、溶剤(酢酸エチル、トルエン等)に溶かし
た液状として販売されているのが一般的である。
【0011】上記芯板2の厚みは、0.5〜1.5mm
であるものが好ましく、0.6〜0.8mmのものがよ
り好ましい。芯板2が薄過ぎると強度的に問題が生じ、
使用しにくくなる。逆に厚過ぎるのは無駄であり、使い
勝手も悪くなる。また、上記透明フィルム3の厚みは、
0.1〜2mmのものが好ましい。PET樹脂フィルム
は比較的高価であるから、強度的に問題のない限り、薄
いものを使用するのが好ましい。
【0012】次に、この表示プレートの製造方法につい
て説明する。この表示プレートの製造に際しては、所定
の寸法(定尺品として市販されるのが普通である)のプ
ラスチック板と透明フィルムを用意する。この透明フィ
ルムの片面に印刷を施す。この印刷は、型(印版)が不
要で、仕上がりの美麗なバブルジェット方式で印刷する
のが好ましい。この場合、印刷された模様、文字等は、
当該透明フィルムを透かして反対面側からの観察に適し
たように、正規の表示と左右反転したものとする。
【0013】一方、プラスチック板の表裏両面(表示を
片面だけに行う場合は片面だけでもよい)に糊を塗布
し、上記印刷された透明フィルムを貼り付ける。この場
合、透明フィルムは印刷面が下、すなわち芯板側になる
ように貼り付ける。しかるのち、芯板をフィルムごと所
望の形状に打ち抜き(切断でもよい)所望形状に成形す
る。なお、この成形をしなくてもよい場合があることは
言うまでもない。これにより、表裏両面(片面だけでも
よい)に所望の印刷表示がなされた耐久性に富んだ表示
プレートが得られるのである。上記透明フィルムのよう
に薄くて柔軟なフィルムに糊を均等に塗布するのはきわ
めて困難であるが、この製造方法によれば、適度の剛性
を有する芯板側に糊を塗布して、その上から柔軟なフィ
ルムを貼り付けるので、製造が簡単である。なお、芯板
自体に印刷を施してその上から印刷をしていない透明フ
ィルムを貼り付ける方法も考えられるが、この場合は芯
板の表面の印刷が邪魔をして糊が付きにくいという問題
がある。この点、本発明の製造方法によれば、印刷して
いない芯板の表面に糊を塗布するので糊の付きがよく、
フィルムをむらなく強固に貼り付けることができるので
ある。
【0014】この表示プレートは、フィルムの片面に印
刷を施し、該印刷面が裏になるようにして芯板に貼り付
けたものであるから、印刷面が直接外部に曝されず、使
用中の摩擦等によって印刷が消えるおそれがない。しか
も、印刷は柔軟なフィルム側にするので、連続印刷も容
易であり、製造が簡単である。さらに、印刷法としてバ
ブルジェット方式を採用することにより、版が不要で、
少量生産の場合でも経済的に美麗な印刷を得ることがで
きる。
【0015】
【実施例】厚み0.8mmの塩化ビニール板を芯板2の
素材とし、厚み0.2mmのPETフィルムを透明フィ
ルム3の素材として使用した。また、透明フィルムを芯
板に貼り付ける糊として、一方社油脂工業株式会社製の
発泡体用粘着剤「バインゾール5540」(商品名)を
使用した。上記透明フィルムの片面(貼り付けたとき裏
になる面)にバブルジェット方式で所定の印刷を行うと
ともに、塩化ビニール板の表裏両面に上記糊を塗布し、
該表裏両面にそれぞれ印刷済の透明フィルムを貼り付け
た。しかるのち、所定の寸法に切断して(実施例では1
枚の芯板を4等分して4個取りとした)、所望の表示プ
レート1を得た。このようにして得られた表示プレート
は、表面が滑らかで、適度の強度を備えた美麗なもので
あった。なお、透明フィルムを貼り付けた芯板は、所望
の外形に打ち抜き成形することも可能であった。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る表示プレートは、適度の強度と厚みを有するプラ
スチックの芯板を備えているので、強度的にすぐれ、曲
がったり折れたりしにくいので、取扱に便利なものであ
る。また、印刷面が表面に露出していないので、使用に
よって印刷が摩滅することもなく、長期にわたって使用
できる。なお、埃等が付着して汚れた場合は表面を拭く
ことにより簡単に汚れを取り除くことができる。また、
上記製造方法によれば、この表示プレートを簡単かつ経
済的に製造することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を表す表示プレートの断面図
である。
【図2】その外観図である。
【符号の説明】
1 表示プレート 2 芯板 3 透明フィルム 4 糊 5 印刷

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製芯板の表面に、所定の印
    刷が施された透明フィルムを該フィルムの印刷面を芯板
    側に向けて接着剤で貼り付けたことを特徴とする表示プ
    レート。
  2. 【請求項2】 芯板の表裏両面に透明フィルムが貼り付
    けられている請求項1に記載の表示プレート。
  3. 【請求項3】 芯板の材質が塩化ビニールであり、透明
    フィルムの材質がPET樹脂である請求項1又は2に記
    載の表示プレート。
  4. 【請求項4】 透明フィルムの片面に所望の印刷を施す
    工程と、所定の強度を有するプラスチック製芯板の表面
    に接着剤を塗布する工程と、得られた印刷済の透明フィ
    ルムをその印刷面が芯板に向くように芯板に貼り付ける
    工程と、透明フィルムが貼り付けられた芯板を必要に応
    じて所望の形状に成形する工程とを経て、芯板の表面に
    所望の印刷表示がなされたプレートを得ることを特徴と
    する表示プレートの製造方法。
  5. 【請求項5】 透明フィルムに対する印刷をバブルジェ
    ット(登録商標)法で行う請求項4に記載の表示プレー
    トの製造方法。
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