JP2001255678A - 正帯電単層型電子写真感光体を使用した画像形成装置 - Google Patents

正帯電単層型電子写真感光体を使用した画像形成装置

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JP2001255678A
JP2001255678A JP2000072445A JP2000072445A JP2001255678A JP 2001255678 A JP2001255678 A JP 2001255678A JP 2000072445 A JP2000072445 A JP 2000072445A JP 2000072445 A JP2000072445 A JP 2000072445A JP 2001255678 A JP2001255678 A JP 2001255678A
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Yuji Tanaka
裕二 田中
Yukikatsu Imanaka
之勝 今中
Nobuko Akiba
伸子 秋葉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】正帯電単層型電子写真感光体を使用した、転写
メモリー画像や露光メモリー画像が発生しない反転現像
式の画像形成装置を提供する。 【構成】静電潜像形成手段としての正帯電単層型電子写
真感光体と、前記正帯電単層型電子写真感光体の進行方
向に沿って、少なくとも主帯電工程、露光工程、現像工
程、転写工程、除電工程及びクリーニング工程とを備
え、前記転写工程で印加される電圧の極性が負で、帯電
工程で印加される電圧の極性が正であり、且つ、前記除
電工程が、転写工程よりも下流側、クリーニング工程よ
りも上流側に配置されることを特徴とする反転現像式の
画像形成装置。 【効果】本発明は、転写メモリー画像や露光メモリー画
像が発生しない、正帯電単層型電子写真感光体を使用し
た反転現像方式の画像形成装置の提供を可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体を
使用した、デジタル複写機、ファクシミリ、レーザービ
ームプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】より詳細には、正帯電単層型電子写真感光
体を使用した、メモリー画像が発生しない反転現像式デ
ジタル画像形成装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】電子写真方式を利用した画像形成装置
は、感光体を帯電し(主帯電工程)、画像露光して静電
潜像を形成し(露光工程)、この静電潜像を現像バイア
ス電圧が印加された状態でトナー現像し(現像工程)、
形成されるトナー像を転写紙に転写し(転写工程)、定
着して画像形成を行う。また、感光体上の残留トナーは
ウレタンブレード等によりクリーニングされ(クリーニ
ング工程)、感光体上の残留電荷はLED等により消去
される(除電工程)。
【0004】また、前記電子写真方式を利用した画像形
成装置には、デジタル及びアナログ複写機、ファクシミ
リ、レーザービームプリンタ等があり、特に帯電工程で
感光体に印加される帯電電圧と同極性のトナーを使用し
て現像する反転現像方式は、デジタル画像形成装置に広
く使用されている。
【0005】一方、前記画像形成装置に使用される、静
電潜像形成手段としての電子写真感光体は有機感光体と
無機感光体に大別される。有機感光体は、従来の無機感
光体に比べて製造が容易であり、コストが安く、電荷輸
送剤、電荷発生剤、結着樹脂等の感光体材料の選択肢が
多様で、機能設計の自由度が高いという利点を有するこ
とから、近年、広く用いられている。
【0006】有機感光体には、電荷輸送剤(ホール輸送
剤、電子輸送剤)を電荷発生剤とともに同一の感光層中
に分散させた単層型感光体と、電荷発生剤を含有する電
荷発生層と電荷輸送剤を含有する電荷輸送層とを積層し
た積層型感光体とがある。単層型は正帯電で、積層型は
負帯電で使用されるのが一般的である。
【0007】そして、前記電子写真感光体を反転現像式
デジタル画像形成装置に使用した場合、転写工程で感光
体に印加される転写電圧は、通常、感光体に直接印加せ
ず転写媒体(紙)を介して印加され、転写媒体が転写工
程を通過しないときは印加されない。しかしながら、転
写電圧の入切タイミングは非常に困難で、転写媒体の先
後端部については感光体に直接印加される部分が発生し
てしまうことが多い。すなわち、転写媒体の先端が転写
装置を覆う前に、転写電圧が印加され始め、また、転写
媒体の後端の通過により転写装置の一部が露出されても
なお、転写電圧が印加され続けるため、当該部分は前記
感光体に転写電圧が直接印加されるのである。
【0008】正帯電単層型電子写真感光体を使用する場
合、転写装置で印加される電圧の極性は負であるため、
負電圧が印加された感光体表面には負の空間電荷が残存
する、いわゆる転写メモリーが発生する。一般に、単層
型感光体は両極性に感度を有するため、次の除電工程に
おいて負の空間電荷が消去される。ところが、前記正帯
電単層型感光体の負極性に対する感度が非常に悪い(半
減露光量が非常に大きい)場合には、負の空間電荷が十
分に消去されず、次の帯電工程で正帯電されても空間電
荷の影響で電位低下が引き起こされ、更に現像工程にお
いては感度差となって現れ、画像中では当該部分が黒く
なる、いわゆる転写メモリー画像が発生する。
【0009】一方、正帯電単層型感光体は、露光工程、
現像工程を経て、通常は、除電工程で一様に感光体表面
の正電荷が消去された後、次帯電工程において均一に正
帯電される。しかし、転写メモリーの場合と同様に、前
記正帯電単層型感光体の負極性に対する感度が悪い場合
には、露光部分の方が非露光部分に比較して負の空間電
荷密度が大きく、次帯電工程で電位差が生じ、いわゆる
露光メモリー画像も発生し易くなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、正帯
電単層型電子写真感光体を使用した、前記転写メモリー
画像や露光メモリー画像が発生しない反転現像式デジタ
ル画像形成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究の
結果、上記目的を達成するために、静電潜像形成手段と
しての正帯電単層型電子写真感光体と、前記正帯電単層
型電子写真感光体の進行方向に沿って、少なくとも主帯
電工程、露光工程、現像工程、転写工程、除電工程及び
クリーニング工程とを備え、前記転写工程で印加される
電圧の極性が負で、帯電工程で印加される電圧の極性が
正であり、且つ、前記除電工程が、転写工程よりも下流
側、クリーニング工程よりも上流側に配置されることを
特徴とする反転現像式デジタル画像形成装置が、メモリ
ー画像が発生しない事実を見出した。
【0012】
【発明の実施形態】本発明の画像形成装置は、静電潜像
形成手段としての正帯電単層型電子写真感光体と、前記
正帯電単層型電子写真感光体の進行方向に沿って、少な
くとも主帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、除
電工程及びクリーニング工程とを備え、前記転写工程で
印加される電圧の極性が負で、帯電工程で印加される電
圧の極性が正であり、且つ、前記除電工程が、転写工程
よりも下流側、クリーニング工程よりも上流側に配置さ
れることを特徴とする反転現像式デジタル画像形成装置
で、例えば、デジタル複写機、ファクシミリ、レーザー
ビームプリンタ等が挙げられる。
【0013】本発明の反転現像式デジタル画像形成装置
は、前述のようにメモリー画像が発生しない。一般的
に、除電工程はクリーニング工程よりも下流側、主帯電
工程よりも上流側に配置されるが、本発明の画像形成装
置においては、前記除電工程が、転写工程よりも下流
側、クリーニング工程よりも上流側に配置されるため、
従来の配置に比較して、除電工程〜主帯電工程間の時間
が長くなる。このため、正帯電単層型感光体の負の感度
が悪く、除電工程において完全に負の空間電荷が消去さ
れなくとも、クリーニング工程を経て主帯電工程までに
は、負の空間電荷が完全に消去し、メモリーが発生し難
くなると推定される。
【0014】本発明の画像形成装置に使用される正帯電
単層型真感光体は、導電性基体上に単一の感光層を設け
たものである。この感光層は、電荷発生剤、ホール輸送
剤、電子輸送剤、バインダー樹脂等を適当な溶媒に溶解
または分散させ、得られた塗布液を導電性基体上に塗布
し、乾燥させることで形成される。
【0015】次に、本発明の画像形成装置に使用される
正帯電単層型感光体が含有する種々の材料について詳細
に説明する。
【0016】<電荷発生剤>デジタル画像形成装置にお
いて、LED、半導体レーザが一般的に使用されている
が、これらの発振波長は約740nm以上であり、赤外
領域に限定されている。従って、少なくとも700〜8
50nm付近の波長領域に感度を有する有機感光体が必
要である。本発明の画像形成装置に使用される正帯電単
層型感光体は、種々のフタロシアニン系顔料を含有する
ことが可能である。
【0017】一般的にフタロシニン系顔料には、中心金
属を有さないメタルフリーフタロシニン(CGM−1)
と、近年研究開発が活発に行われているチタニルフタロ
シニン、等の中心金属を有する金属フタロシアニンとが
あり、またα型、β型、等、種々の結晶型のものがあ
り、何れも使用可能である。また、これらのフタロシア
ニン系顔料は単独または二種以上をブレンドして使用で
きる。
【0018】(CGM−1)
【化6】
【0019】前記フタロシアニン系顔料は、バインダー
樹脂重量に対して0.1〜20wt%、特に0.5〜1
0wt%含有することが好ましい。
【0020】<電子輸送剤>本発明の画像形成装置に使
用される正帯電単層型感光体が含有する電子輸送剤とし
ては、転写メモリー低減のため、特に、電子の移動度が
大きく、負の感度を向上させる請求項3記載の一般式
(1)、(2)または(3)で示される化合物が好適に
挙げられる。
【0021】また電子輸送剤として、前記化合物を含有
する場合、単独または少なくとも1種以上含有すればよ
い。すなわち前記化合物と共に、他の種々の電子輸送剤
を含有していてもよい。
【0022】電子輸送剤の含有量は、バインダー樹脂重
量に対して5〜100wt%、更には10〜80wt%
が好ましい。
【0023】<ホール輸送剤>本発明の画像形成装置に
使用される正帯電単層型感光体が含有するホール輸送剤
としては、特に、請求項4記載の一般式(4)または
(5)で示される化合物が好適に挙げられる。
【0024】またホール輸送剤として、前記化合物を含
有する場合、単独または少なくとも1種以上含有すれば
よい。すなわち前記化合物と共に、他の種々のホール輸
送剤を含有していてもよい。
【0025】ホール輸送剤の含有量は、バインダー樹脂
重量に対して5〜500wt%、更には25〜200w
t%が好ましい。
【0026】<結着樹脂>前記各成分を分散させるため
の結着樹脂は、従来から感光層に使用されている種々の
樹脂を使用することができる。例えば、ポリカーボネー
ト、ポリアリレート、ポリエステル、等の樹脂が使用可
能である。また、これらのバインダー樹脂は単独または
二種以上をブレンドして使用できる。
【0027】特に好適な樹脂は、帝人化成(株)社製パ
ンライト、三菱瓦斯化学(株)社製PCZ等のビスフェ
ノールZ型モノマーとホスゲンとから誘導されるビスフ
ェノールZ型ポリカーボネートである。前記例のバイン
ダー樹脂の重量平均分子量は5,000〜200,00
0、更には15,000〜100,000が好ましい。
【0028】本発明の画像形成装置に使用される正帯電
単層型感光体の膜厚は5〜50μm、特に15〜35μ
mが好ましい。
【0029】
【実施例】以下、実施例、比較例をあげて本発明を説明
する。なお、以下の実施形態は本発明を具体化した一例
であって、本発明の技術的範囲を限定するものではな
い。
【0030】<画像形成装置実施例>画像形成装置A 図1は、本発明にかかる一実施例の画像形成装置Aの感
光体ドラム廻り概略側面図である。すなわち、画像形成
装置で複写を始めると、感光体ドラム20が矢印の方向
に回転する。帯電電極2は帯電装置6、7によって正に
充電され、帯電電極2が感光面1を正(例えば表面電位
を+850V)にコロナ放電により均一に帯電する。感
光体ドラム20が回転して画像信号の露光位置までくる
と、感光体表面1の光の当たった部位は、光励起された
キャリアにより正電荷が中和してほとんど無電荷にな
り、光が当たらなかった部位の正電荷は、そのまま感光
体表面1上に正帯電した状態になる。
【0031】こうして感光体表面1には光が当たらなか
った部位に正電荷が付着したネガの静電潜像が形成され
て、感光体ドラム20は現像スリーブ3の方向へ回転し
ていく。一方、現像スリーブ3において、トナー28は
キャリアとの摩擦帯電により正に帯電され、+650V
の現像バイアスを印加して、感光体ドラム20に飛翔さ
せて、静電潜像が形成された感光体表面1に供給され
る。
【0032】トナー28は、感光体表面1の正帯電した
部位と同極性であるので、反発力を受けて、感光体表面
1から退けられ、その一部が感光体表面1の光の当たっ
た無電荷状態の部位に付着する。
【0033】このようにして、感光体表面1には反転現
像されたトナー像が形成される。感光体表面1がさらに
回転すると同時に、画像形成用紙5が、感光体表面1と
転写ローラ4の間に供給される。この転写電極4は帯電
装置8によって、負に(例えば−5.5kV)充電され
て、用紙5をトナー像の背面から押圧して、正に帯電し
ているトナー28を、その静電引力によって用紙5表面
に転写していく。
【0034】感光体表面1がさらに回転すると、除電ラ
ンプ9により、感光体表面1の正電荷、及びバイアス印
加のタイミングずれにより転写ローラ4によって用紙5
を介さずに感光面1に直接注入された負の空間電荷が消
去される。
【0035】前述のように、感光体の負の感度が悪い場
合は、除電ランプ9によりメモリーの原因となる負の空
間電荷が完全に消去されない。しかし本実施例の画像形
成装置Aには、除電工程終了後、さらにクリーニングブ
レード10により残留トナー29が除去される工程があ
り、結果として、除電工程〜主帯電工程間の時間が長い
ため、負の空間電荷は十分に消去されるためメモリーが
発生しないと考えられる。
【0036】<画像形成装置比較例>画像形成装置B 図2は、比較例の画像形成装置Bの感光体ドラム廻り概
略側面図である。除電ランプ9が、クリーニングブレー
ド10よりも下流側、帯電電極2よりも上流側に配置さ
れる以外は実施例1の画像形成装置Aと同一構成であ
る。
【0037】<感光体実施例>〜感光体1、2、3、
4、5、6の作製 電荷発生剤としてX型無金属フタロシアニン(CGM−
1)2.0重量部、ペリレン系化合物として、電子輸送
剤として、ET−101、ET−201、ET−301
から選ばれた1種(32重量部)、ホール輸送剤とし
て、HT−501、HT−601から選ばれた1種(6
5重量部)、及びバインダー樹脂として重量平均分子量
50,000のbis−Z型ポリカーボネート樹脂10
0重量部、及びテトラヒドロフラン770重量部を、ボ
ールミル中で22時間分散あるいは溶解させ、単層型感
光層用塗布液を調合した。そして、この塗布液を、支持
体としてのアルミニウム素管上にディップコート法にて
塗布し、135℃、35分間の熱風乾燥を行い、膜厚2
3.5μmの単一感光層を有する正帯電単層型感光体を
作製した。
【0038】表1、2に、感光体実施例に使用した化合
物の構造式を示した。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】<感光体比較例>〜感光体7、8の作製 電子輸送剤としてET−1、ET−2から選ばれた1種
を使用した以外は<感光体実施例>と同様に正帯電単層
型感光体を作製した。
【0042】表3に、感光体比較例に使用した化合物の
構造式を示した。
【0043】
【表3】
【0044】感光体1〜8を画像形成装置AまたはBに
搭載し、下記の転写メモリーを評価した。評価結果を表
4、図3、4に示した。
【0045】<転写メモリー画像評価>画像形成装置A
またはBに、感光体1〜8を搭載し、印写試験を実施
し、転写メモリー評価用画像を得た。転写メモリー画像
とは、図5に示すように、前面グレー(マンセル値:N
=6.5)原稿を使用し印写試験を実施した場合、転写
バイアスが印加された部分の感光体表面電位の低下によ
り、ドラム長手方向に黒横帯が発生した画像を示す。そ
して、転写メモリー画像濃度と、グレー画像濃度との画
像濃度差(ΔIDt)を求めた。画像濃度差が大きいほ
ど転写メモリーが大きい。
【0046】<露光メモリー画像評価>画像形成装置A
またはBに、感光体1〜8を搭載し、印写試験を実施
し、露光メモリー評価用画像を得た。露光メモリー画像
とは、図6に示すような原稿を使用し印写試験を実施し
た場合、強い露光部分(黒ベタ部)の感光体表面電位の
低下により、露光部分のゴースト画像がグレー部に発生
した画像を示す。そして、黒ベタ部のゴースト画像濃度
と、グレー画像濃度との画像濃度差(ΔIDr)を求め
た。画像濃度差が大きいほど露光メモリーが大きい。
【0047】
【表4】
【0048】表4、図3、4より、画像形成装置Aを使
用した場合、いずれの感光体を使用しても転写メモリー
画像は発生しなかった(ΔIDが0.1未満)。また、
画像形成装置Bを使用した場合、転写メモリー画像は発
生したが、感光体1〜6搭載時のΔIDは、感光体7、
8搭載時のΔIDより小さい値を示した(メモリーが小
さい)。
【0049】
【発明の効果】本発明の、正帯電単層型電子写真感光体
を使用した反転現像方式のデジタル画像形成装置は、メ
モリー画像が発生しない。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の画像形成装置Aの感
光体ドラム廻り概略側面図である。
【図2】比較例の画像形成装置Bの感光体ドラム廻り概
略側面図である。
【図3】画像形成装置AまたはBに各感光体1〜8搭載
時に得た評価用画像のΔIDt値(転写メモリー)を示
すグラフである。
【図4】画像形成装置AまたはBに各感光体1〜8搭載
時に得た評価用画像のΔIDr値(露光メモリー)を示
すグラフである。
【図5】転写メモリー画像評価用原稿と転写メモリー画
像を示す図である。
【図6】露光メモリー画像評価用原稿と露光メモリー画
像を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 5/06 319 G03G 5/06 319 Fターム(参考) 2H068 AA31 BA12 BA13 BA14 BA16 BA37 BA38 BA63 BA64 FA18 FC02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像形成手段としての正帯電単層型電
    子写真感光体と、前記正帯電単層型電子写真感光体の進
    行方向に沿って、少なくとも主帯電工程、露光工程、現
    像工程、転写工程、除電工程及びクリーニング工程とを
    備え、前記転写工程で印加される電圧の極性が負で、帯
    電工程で印加される電圧の極性が正であり、且つ、前記
    除電工程が、転写工程よりも下流側、クリーニング工程
    よりも上流側に配置されることを特徴とする反転現像式
    の画像形成装置。
  2. 【請求項2】静電潜像形成手段としての前記正帯電単層
    型感光体が、導電性基体上に、電化発生剤としてフタロ
    シアニン系顔料、ホール輸送剤、及び、電子輸送剤を含
    有する樹脂層を感光層として備えていることを特徴とす
    る請求項1記載の反転現像式の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記電子輸送剤が、一般式(1)、(2)
    または(3)で示される化合物であることを特徴とする
    請求項1記載の反転現像式の画像形成装置。 一般式(1): 【化1】 (一般式(1)中、R1、R2は同一または異なって、置
    換基を有してもよい1価の炭化水素基を示す。) 一般式(2): 【化2】 (一般式(2)中、R3、R4は同一または異なって、ア
    ルキル基、ハロゲン化アルキル基、アリール基、アラル
    キル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アラルキル
    オキシ基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリー
    ルオキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基
    またはニトロ基を示す。nは0〜3の整数を表わす。) 一般式(3): 【化3】 (一般式(3)中、R5、R6は同一または異なって、置
    換基を有してもよい1価の炭化水素基を示す。)
  4. 【請求項4】前記ホール輸送剤が、一般式(4)または
    (5)で示される化合物であることを特徴とする請求項
    1記載の反転現像式の画像形成装置。 一般式(4): 【化4】 (一般式(4)中、R7およびR9は同一または異なっ
    て、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有して
    もよいアリール基、置換基を有してもよい、アラルキル
    基またはアルコキシ基を示し、R8およびR10は同一ま
    たは異なって、水素原子、置換基を有してもよい、アル
    キル基またはアルコキシ基を示す。但し、R 8およびR
    10の置換位置がパラ位の場合、R8およびR10は水素原
    子である。) 一般式(5): 【化5】 (一般式(5)中、R11及びR13は同一または異なるア
    ルキル基を示し、R12、R14は同一または異なって水素
    原子またはアルキル基を示す。)
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