JP2001255058A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2001255058A JP2000065914A JP2000065914A JP2001255058A JP 2001255058 A JP2001255058 A JP 2001255058A JP 2000065914 A JP2000065914 A JP 2000065914A JP 2000065914 A JP2000065914 A JP 2000065914A JP 2001255058 A JP2001255058 A JP 2001255058A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間冷凍ケースが庫外に引き出されている
と、貯蔵された氷の一部が溶けたり、場合によっては、
貯氷部にホコリやゴミが入り、貯蔵されている氷に前記
ホコリやゴミが付着することになり、エネルギー的にも
ロスが生じ、衛生面でも良くないという課題があった。 【解決手段】 冷凍室8の一部に製氷部49を設け、前
記製氷部49の下方に貯氷部51を設け、前記製氷部5
1と貯氷部51を含む前記冷凍室8の前方部に引き出し
扉20を設け、前記扉20を開いたとき、前記貯氷部5
1は庫内に残ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製氷部をもつ冷蔵庫
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の冷蔵庫は、例えば特開平1
0−141842号公報に示されるように、引き出し可
能な冷凍室の扉の背面側に冷凍ケースを設け、前記冷凍
室の上部に製氷棚を設け、前記製氷棚上にスライド可能
に保持された製氷トレイを載置し、前記製氷トレイ上に
製氷皿を載置して、前記冷凍室の扉を引き出したとき、
追従して前記製氷トレイが冷凍室前面に導出するものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような冷蔵庫で
は、冷凍ケースに貯氷部と他の貯蔵物(例えば:冷凍食
品)を収納する貯蔵部とがある場合、前記冷凍ケース内
にある他の貯蔵物を取り出すため、冷凍室の扉を引き出
すと、冷凍ケースが引き出されるとともに、常に貯氷部
も同時に庫外に引き出され、長時間冷凍ケースが庫外に
引き出されていると、貯蔵された氷の一部が溶けたり、
場合によっては、貯氷部にホコリやゴミが入り、貯蔵さ
れている氷に前記ホコリやゴミが付着することになり、
エネルギー的にもロスが生じ、衛生面でも良くないとい
う課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は前記の
ような課題を解決したもので、本発明の冷蔵庫は、冷凍
室の一部に製氷部を設け、前記製氷部の下方に貯氷部を
設け、前記製氷部と貯氷部を含む前記冷凍室の前方部に
引き出し扉を設け、前記扉を開いたとき、前記貯氷部は
庫内に残ることを特徴とするものである。
【0005】また、本発明の冷蔵庫は、冷凍室の一部に
製氷部を設け、前記製氷部の下方に貯氷部を設け、前記
製氷部と貯氷部を含む前記冷凍室の前方部に扉を設け、
前記扉を開いたとき、前記貯氷部は所定の位置まで前方
に移動して、前記貯氷部の少なくとも一部は庫内に残る
ことを特徴とするものである。
【0006】そして、本発明の冷蔵庫は、冷凍室の一部
に製氷部を設け、前記製氷部の下方に貯氷部を設け、前
記製氷部と貯氷部を含む前記冷凍室の前方部に引き出し
扉を設け、前記扉を開いたとき、前記引出し扉の移動に
連動して、前記貯氷部は所定の位置まで前方に移動し、
前記貯氷部の少なくとも一部は庫内に残ることを特徴と
するものである。
【0007】そしてまた、本発明の冷蔵庫は、前記貯氷
部は出し入れ可能であり、前記扉を開いたとき、前記貯
氷部が移動して貯氷部の前方の少なくとも一部に指がか
けられることを特徴とするものである。
【0008】さらに、本発明の冷蔵庫は、前記貯氷部は
出し入れ可能であり、前記貯氷部の前方には取手部(把
手部)を設け、前記扉を開いたとき、前記貯氷部が移動
して前記取手部に少なくとも指がかけられることを特徴
とするものである。
【0009】さらにまた、本発明の冷蔵庫は、前記製氷
部またはその近くに前記貯氷部を出し入れ可能にするガ
イド部を設け、前記貯氷部には前記ガイド部に取り付く
取付部を設け、前記貯氷部の移動領域の少なくとも一部
は、前記貯氷部が独立して移動可能としたことを特徴と
するものである。
【0010】また、本発明の冷蔵庫は、前記扉には一体
に移動する収納容器を設け、前記扉を開き、前記貯氷部
を引き出すとき、前記収納容器の少なくとも一部に前記
貯氷部が乗ることを特徴とするものである。
【0011】そして、本発明の冷蔵庫は、前記貯氷部を
庫内に収納したとき、前記貯氷部を支持する部分は点ま
たは線接触またはそれに近い面接触であることを特徴と
するものである。
【0012】そしてまた、本発明の冷蔵庫は、前記貯氷
部を庫内に収納したとき、前記貯氷部を支持する部分以
外の少なくとも一部は、前記貯氷部から離れていること
を特徴とするものである。
【0013】さらに、本発明の冷蔵庫は、前記貯氷部を
出し入れするとき、または、前記貯氷部を庫内に収納し
たとき、前記貯氷部と接する部分やその周辺の少なくと
も一部は、水を排除するための傾斜部をもつことを特徴
とするものである。
【0014】さらにまた、本発明の冷蔵庫は、前記貯氷
部を出し入れするとき、または、前記貯氷部を庫内に収
納したとき、前記貯氷部と接する部分やその周辺の少な
くとも一部は、はっ水手段を施したことを特徴とするも
のである。
【0015】また、本発明の冷蔵庫は、前記貯氷部を庫
内に収納したときの、少なくとも前記貯氷部を支持する
部分には、冷気があたるようにしたことを特徴とするも
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の冷蔵庫の実施の形
態を図面とともに説明する。
【0017】図1は本発明の冷蔵庫を示す側面断面図、
図2は図1の冷蔵庫の貯氷部付近の要部拡大図、図3は
図2の貯氷部付近の断熱扉を開いたときの要部拡大図、
図4は図3で貯氷部を引き出したときの要部拡大図、図
5は図2の貯氷部付近の要部断面図、図6は本発明の冷
蔵庫で貯氷部の取付部付近の拡大図である。
【0018】図1において、冷蔵庫1は外部を覆う外箱
2の内側に内箱3が配され、外箱2と内箱3との隙間に
は発泡ウレタン等の断熱材4が充填されている。そし
て、5は前記冷蔵庫1の運転を制御する制御装置5aを
含む電装ボックスであり、前記制御装置5aは冷蔵庫1
の後述する各々の電気部品と電気的に接続されている。
また、冷蔵庫1の内部は上から冷蔵室6、野菜室7、冷
凍室8の順に区分けされている。
【0019】野菜室7と冷凍室8は断熱部材から成る仕
切枠9及び断熱部材から成る仕切板10に仕切られてお
り、冷凍室8はさらに断熱部材から成る仕切枠11によ
り上部冷凍室8aと下部冷凍室8bに仕切られている。
冷蔵室6と野菜室7は断熱部材から成る仕切枠12及び
樹脂成形品から成る仕切板13、14によって仕切られ
ている。仕切板14には貫通口14aが設けられてい
る。
【0020】冷蔵室6の下部には仕切板15で仕切られ
る隔離室である氷温室16が設けられている。冷蔵室6
には複数の棚17が設けられている。冷蔵室6の前面は
回動式の断熱扉18により開閉可能になっている。野菜
室7、上部冷凍室8a及び下部冷凍室8bは前面が夫々
スライド式の断熱扉19、20、21により開閉可能に
なっており、収納容器22、23、24を引出せるよう
になっている。
【0021】冷凍室8の後部には圧縮機25が配されて
いる。圧縮機25には吐出パイプ25aを介して凝縮器
(不図示)が連結されており、吸込パイプ25bを介し
て冷却器26が連結されている。凝縮器(不図示)と冷
却器26はキャピラリーチューブ(不図示)を介して連
結されている。
【0022】これにより冷凍サイクルが構成され、冷凍
サイクル運転が行われると冷却器26が冷却されるよう
になっている。冷却器26の下方には冷却器26の除霜
を行う除霜ヒータ27が設けられている。28はドレン
受け部材である。
【0023】冷却器26は冷気通路29内に配されてお
り、冷気通路29の下部は内箱3と樹脂成形品から成る
エバカバー30とにより形成されている。冷気通路29
内の冷却器26の上方には送風機31が配されている。
冷気通路29は背面板32に設けられた吐出口32a、
32bおよび戻り口カバー33に設けられた戻り口33
aにより冷凍室8と連通している。
【0024】野菜室7の背面は前述の仕切板10に覆わ
れており、冷気通路29の上部の圧力室34はエバカバ
ー30と仕切板10とにより形成されている。断熱部材
から成る仕切板10により、冷却器26に近設される野
菜室7の過冷却を防止している。
【0025】冷気通路29は送風機31の上方に配され
る冷気通路35とダンパー36を介して連通している。
冷気通路35の下部は氷温室16の背面板37に固着さ
れる断熱部材38と内箱3とにより形成されている。ま
た、背面板37と断熱部材38には同じ位置に開口部3
7a、38aが設けられている。開口部37a、38a
により氷温室16は冷気通路35と連通している。
【0026】冷気通路35は略中央に配される中央通路
35aと、中央通路35aの両側部に設けられる側方通
路35bとにリブ35cにより分岐されている。リブ3
5cは背面板39と一体に形成されている。
【0027】冷気通路35の上部は冷蔵室6の内壁を形
成する部材40と内箱3上に設けられた背面板39とに
より形成されている。また、側方通路35bの外側の側
壁は背面板39により形成されており、側壁には複数の
開口部(不図示)が設けられている。
【0028】さらに、背面板39には部材40の外側周
辺を覆う壁面部(不図示)が前記部材40とほぼ同一面
上に形成されている。壁面部には開口部と連通する複数
の吐出部(不図示)が凹設されている。従って、吐出部
及び開口部により、側方通路35bは冷蔵室6と連通
し、冷気を冷蔵室6に吐出できるようになっている。
【0029】冷蔵室6の天井部分には樹脂成形品から成
る上面板42と内箱3により天井ダクト43が形成され
ている。天井ダクト43は左右に並設されており、中央
通路35aと連通している。そして、上面板42に設け
られた天井吐出口42aにより左右に分散して冷気を吐
出できるようになっている。左右の天井ダクト43の間
には透明な照明カバー44で覆われる照明灯45が設け
られている。
【0030】前記構成の冷蔵庫1において、冷凍室8の
庫内温度が上昇し、前記冷凍室8に設けられた温度検知
手段(不図示)で検出された温度が所定の温度(例えば
−18℃)を越えたとき、圧縮機25および送風機31
が制御装置5aにて駆動されると、冷凍室8内の空気は
戻り口33aから冷気通路29に導かれる。該空気は冷
却器26と熱交換して冷却され、吐出口32a、32b
から冷凍室8に流入する。これにより冷凍室8内が所定
の温度に冷却される。
【0031】また、冷蔵室6の庫内温度が上昇し、冷蔵
室6の背面に設けられた前記温度検知手段(不図示)で
検出された温度が所定の温度(例えば5℃)を越えたと
き、制御装置5aにて圧縮機25および送風機31が駆
動されダンパー36を開くことにより、冷却器26と熱
交換した冷気はダンパー36を介して冷却通路28内を
流通するようになり、該冷気の一部は開口部37a、3
8aから氷温室16に流入する。これにより氷温室16
内が例えば−1℃に冷却される。
【0032】他の冷気は中央通路35a及び側方通路3
5bに分岐して進行する。側方通路35bを通る冷気は
背面板39の吐出部(不図示)から冷蔵室内に吐出され
る。中央通路35aを通る冷気は、天井ダクト43を通
り、天井吐出口42aから吐出される。そのため、前記
吐出部及び天井吐出口42aから分散して吐出される冷
気とで冷蔵室6内が効率良く均一に冷却される。
【0033】冷蔵室6内の空気は棚17の間や棚17の
前面を通り氷温室16の下方から開口部14aを介して
冷気通路46を流通し、野菜室7内の前方に流入する。
更に収納容器22の前面から下方を通り、野菜室7内が
冷却される。そして、流出口(不図示)からダクト(不
図示)を通り冷却器26の下部に導かれて冷気が循環す
る。なお、冷蔵室6の温度検知手段(不図示)で検出さ
れた冷蔵室6の温度に応じてダンパー36が開閉し、冷
蔵室6及び野菜室7の温度を例えば3℃に維持するよう
になっている。
【0034】また、部材40がアルミニウムやその合金
やステンレス等の熱伝導性を有する熱伝導部材から形成
されていると、中央通路35a内を流通する冷気による
冷熱の一部が部材40に伝えられ、側方通路35bの前
面を含む全面から冷蔵室6に冷熱として放出されるた
め、部材40からの冷熱と、背面板39の吐出部及び天
井吐出口42aから分散して吐出される冷気とで冷蔵室
6内がさらに効率良く均一に冷却される。
【0035】このとき、中央通路35aや側方通路35
bの部材40側には適度の厚さの断熱部材を設け、中央
通路35aや側方通路35bを通る、冷気の冷熱の一部
を熱伝導させて、冷蔵室6内に放出する、部材40から
の熱伝導量を調整するとよい。
【0036】なお、冷気通路を通る冷気による冷熱の一
部が部材を介して貯蔵室内に放出されるとは、冷気通路
を通る冷気の一部が部材から吸熱して該部材を冷却し、
部材が貯蔵室内から吸熱して貯蔵室内を冷却することを
意味する。
【0037】図2において、断熱扉20に設けられた取
付枠47の上部に、収納容器23は着脱自在に取り付け
られている。そして、取付枠47の後方下部には、ロー
ラ48が回転自在に取り付けられており、内箱3の庫内
側で両方の側壁に対向して設けられた、回転自在のロー
ラ(不図示)とレール(不図示)上に、取付枠47は水
平方向に移動可能に取り付けられている。そのため、断
熱扉20、取付枠47、収納容器23は、一体に移動で
き、断熱扉20はスライド式の開閉可能な上部冷凍室8
a用の扉となっている。なお、23aは収納容器23内
前方に置かれた、氷をすくい取るためのシャベル状の容
器である。
【0038】また、製氷部49は上部冷凍室8a内の左
側上方に設けられている。そして、製氷部49は製氷皿
49a、皿駆動部49b、給水管49c、検知レバー4
9d,取付枠50からなっている。また、取付枠50に
設けられた皿駆動部49bに製氷皿49aは接続され、
製氷皿49aは取付枠50に回転自在に取り付けられて
いる。また、給水管49cは製氷皿49aの後部上方に
設けられ、製氷皿49aに水を注ぎ込めるようになって
いる。
【0039】そして、製氷部49の下方には貯氷部51
が設けられており、取付枠50の左右方向の両側面外側
に設けられた、後述するガイド部50aの上面に、貯氷
部51の取付部51aが取り付けられ、貯氷部51は前
後方向に移動可能になっている。
【0040】そして、冷蔵庫1本体の電源コード(不図
示)を電源に接続し、初めて水で充たされた製氷のため
の給水タンク(不図示)が、冷蔵室6の下方左側に設け
られた給水タンク収納部にセットされると、前記給水タ
ンクから、給水ポンプ(不図示)によって水が送られ、
上部冷凍室8aにある給水管49cを通して、製氷皿4
9aに前記水が適量注ぎ込まれる。
【0041】その後、上部冷凍室8aが冷却されること
により、製氷皿49a内の水が凍結し氷となる。そし
て、製氷皿49aの下方外面に設けられたサーミスター
(不図示)で所定の温度(例えば:−20℃)以下の温
度が所定時間(例えば:15分)継続して感知される
と、製氷皿49aは皿駆動部49bにて回転される。そ
の後、製氷皿49aの後方が取付枠50の突起部(不図
示)に当たり製氷皿49aにねじれが生じるまで、製氷
皿49aが皿駆動部49bにて回転され、製氷皿49a
内部の氷を離氷させて貯氷部51内に落とす。そして、
製氷皿49aは反転してもとの位置に戻る。
【0042】その後、再び給水ポンプ(不図示)によっ
て、製氷皿49aに水が適量注ぎ込まれ、貯氷部51内
に氷が所定量貯蔵されるまで、前記同様の製氷動作が繰
り返される。なお、貯氷部51内に氷が所定量貯蔵され
たかどうかは、検知レバー49dで検知して判断し、貯
氷部51内が所定量になると検知レバー49dの検知に
より、給水ポンプ(不図示)での給水を行われないよう
にし、それ以上製氷しないようにしてある。そして、貯
氷部51内の氷が使われ検知レバー49dで検知して所
定量より減ると、再び前記同様の製氷動作が繰り返され
氷が自動的に追加される。
【0043】図3において、断熱扉20は前方に引き出
され、取付枠47の上部に設けられた下方に突き出た突
起(不図示)が、内箱3の両側壁に設けられた回転自在
のローラ(不図示)に当たり、断熱扉20は、本図に示
されたように、所定の位置から前方へは水平に引き出さ
れないようになっている。なお、前記取付枠47の上部
はL字状に曲げられ、その曲げられた部分が内箱3の両
側壁に設けられた前記ローラ上にのっている。
【0044】また、断熱扉20の引き出しにともなっ
て、収納容器23が移動しても、貯氷部51は収納容器
23の所定の移動量まで移動して、庫内のその場に留ま
るように、貯氷部51付近の収納容器23の後部壁面
は、切り欠かれている。
【0045】そして、断熱扉20が所定の距離(例え
ば:290mm)だけ前方に引き出されると、貯氷部5
1の下部前方の下方に突出して設けられた突起51b
に、収納容器23の下部後方の上方に突出して設けられ
た突起23aが当たり、断熱扉20の引き出し動作に従
って、同時に所定の距離(例えば:100mm)だけ断
熱扉20と同一方向の前方に貯氷部51も移動する。
【0046】なお、貯氷部51の取付部51aは、取付
枠50のガイド部50a上を断熱扉20と同一方向に移
動するように、ガイド部50aで案内されるため、製氷
部49のガイド部50aで貯氷部51の移動状態が安定
し、移動に要する荷重が少なくてすみ、操作性は向上す
る。
【0047】また、前記ガイド部50aは別の部材(例
えば:内箱3の側壁を利用。ただし、このときは、取付
部51aは左右方向で外側から挿入され、取り付け可能
とする必要がある。)や独立した単体のもので形成され
てもよい。
【0048】そのため、断熱扉20の引き出しにともな
って、貯氷部51の前方に設けられた取っ手部51c
が、容易に軽い力で握りやすい位置に出てくる。このと
き、貯氷部51の多くは庫内にあり、断熱扉20を開く
たびには、貯氷部51が庫外にあまり出ることがなく、
貯蔵されている氷が溶ける可能性も少なく、エネルギー
ロスが少なくなり、また、庫外からのホコリやゴミが前
記貯氷部51内に入り込む可能性も少なく、貯蔵されて
いる氷が汚れることもない。
【0049】また、断熱扉20を開いたとき、貯氷部5
1の前方の取っ手部51cに、指がかけられる所まで、
貯氷部51が移動するため、前記貯氷部51を前方に引
き出しやすくなっている。
【0050】なお、前記で、取っ手部51cがない場合
であっても、貯氷部51の前方の一部に指がかけられる
ようになっておれば、指がかけられる所まで貯氷部51
が移動するようにしておくと、貯氷部51を手前に引き
出せ、貯氷部内面に指がかかることによる、衛生面での
不安は生じるが、前記と類似の効果が得られる。
【0051】さらに、断熱扉20の引き出しにともなっ
て、貯氷部51が移動しなく、庫内に留まっていても、
取っ手部や貯氷部51の前方の一部に、指がかけられる
ような空間を設けてあると、断熱扉20を開くたびに貯
氷部51が庫外に出ることがないため、庫外からのホコ
リやゴミが前記貯氷部51内に入り込む可能性をさらに
減らせることができ、しかも、貯蔵されている氷が溶け
る可能性もさらに少なくなり、エネルギーロスもより少
なくなる。
【0052】また、前記は、引き出し式の扉に付いてで
あるが、片側が回転軸となる回動式の扉であっても、扉
の開放にともなって、貯氷部を所定の距離だけ移動させ
るため、貯氷部の後方に押しバネを設けたりして、移動
手段を備えると、部品点数の増加が生じコスト的には不
利であるが、前記同様の効果が得られる。
【0053】そして、図3のような前記の状態で、貯氷
部51のある位置以外の収納容器23に貯蔵されている
貯蔵物は、収納容器23が庫外に引き出されているの
で、その取り出しが可能となっている。
【0054】図4において、図3の状態から貯氷部51
の取っ手部51cに指をかけ、手前に引き出すと、貯氷
部51の取付部51aが、取付枠50に設けられたガイ
ド部50aの上面を通り過ぎた後、貯氷部51の乗り上
げ部51bが、収納容器23の支え部23b上に乗り、
貯氷部51の取っ手部51cが収納容器23の前方部内
面にあたるまで、さらに前記貯氷部51は前方に引き出
される。
【0055】なお、本図において、乗り上げ部51bの
一部に、後述する突起51f(不図示)を設け、前記乗
り上げ部51bの他の部分は、支え部23bから離れた
状態にしてあるが、本図における、貯氷部51のかげと
なる部分の、収納容器23の支え部23bや前記突起5
1fは、図面が複雑になるため省略してある。
【0056】また、貯氷部51は充分手前に引き出すこ
とができ、貯氷部51に貯蔵されている氷が取り出しや
すくなる。そして、貯氷部51の前方下部は傾斜面51
dにしてあるため、必要以上に断熱扉20を引き出すこ
となく、貯氷部51を収納容器23から取り出して使え
るようになっている。
【0057】また、貯氷部51から氷を取り出した後、
断熱扉20を押して扉を閉めるとき、再び貯氷部51の
取付部51aが、取付枠50に設けられたガイド部50
aの上面に乗り上げるために、収納容器23に乗ってい
る貯氷部51の取付部51aの後端部より、ガイド部5
0aの前方部は低い位置となる傾斜面50bをもってい
る。
【0058】前記傾斜面50bにより、断熱扉20を閉
めるとき、貯氷部51の取っ手部51cの前面が収納容
器23に押されて、断熱扉20、収納容器23、貯氷部
51が一体に後方に移動しても、取付枠50に設けられ
たガイド部50aに、引っ掛かることなく貯氷部51の
取付部51aが乗り上げて、収納容器23と貯氷部51
は庫内のもとの位置に納まるようになる。なお、前記取
付部51aには後述する突起51eが略円弧状に設けら
れている。
【0059】さらに、取付枠50に設けられたガイド部
50aの後方には、後方になるほど下方に下がる傾斜面
をもっており、貯氷部51を庫内に収納するとき、前記
ガイド部50aの後方の傾斜面上に、取付部51aが来
ると、自重で後方に貯氷部51が滑り落ち、自動的に貯
氷部51が収納されるようになっている。
【0060】図5において、製氷部49の下方には貯氷
部51が設けられており、取付枠50の左右方向の両側
面外側に設けられたガイド部50aの上面に、貯氷部5
1の取付部51aが前後方向に移動可能に取り付けられ
ている。そして、前記取付部51aの下面には突起51
eがガイド部50aの上面に乗り上げるように、片側に
つき前後2個所(両側で合計4個所)に設けられてい
る。
【0061】貯氷部51を手前に引き出すと、貯氷部5
1の取付部51aが、取付枠50に設けられたガイド部
50aの上面を通り過ぎた後に、貯氷部51の乗り上げ
部51bの突起51fが、収納容器23の支え部23b
上に乗り、貯氷部51が収納容器23の前方部内面にあ
たるまで、さらに前記貯氷部51は前方に引き出される
ようになっている。そのため、前記貯氷部51の移動量
が大きくとれ、前記貯氷部51に貯蔵された氷の取り出
しが容易になる。
【0062】なお、本図は収納容器23と貯氷部51が
庫内に収納されているときの図であり、貯氷部51を支
える部分(ガイド部50aが突起51eを支える部分)
以外の部分は、貯氷部51から離れている。
【0063】そのため、収納容器23や貯氷部51が、
庫外に引き出されたときに、外気に触れて結露したり、
ぬれた手で触ったりして、収納容器23や貯氷部51に
水分が付着した後、収納容器23や貯氷部51が再び庫
内に収納されて、前記結露水等の水分が凍結しても、貯
氷部51を支える部分以外の部分は、貯氷部51から所
定の距離だけ離れているので、互いに氷結し固着するこ
とがない。
【0064】なお、貯氷部51から離れている、前記所
定の距離は、前記水分の付着状態を微少な霧状のものを
想定した場合は0.5mm以上あればよく、水分の付着
が水滴までも想定するのであれば2mm以上必要とな
り、好ましくは、可動部であることをも配慮して、3m
m以上に設定するとよい。
【0065】そして、前記ガイド部50aの突起51e
を支える部分は小さい領域のため、その部がたとえ氷結
固着しても、少ない力で前記氷結固着部を引き離すこと
ができ、容易に貯氷部51を手前に移動することがで
き、貯氷部51のある断熱扉20や貯氷部51自身の引
出し操作が容易にできる。
【0066】なお、前記突起51eは、側面からみて略
円弧状になっているため、ガイド部50aとは、作図上
において線接触(ミクロ的にみて、または、何度も前後
に移動させた後の摩耗等を考慮すると、非常に巾の狭い
面接触)であり、また、前後に進む方向に乗り上げやす
い略円弧状であり、その部が仮に氷結しても、その部の
氷結固着力は非常に小さなものとなる。
【0067】そして、前記突起51eは、左右方向で中
央に進むほど、下方に下がる傾斜となっていると、前記
ガイド部50aの突起51eに対向する面が、前記傾斜
より小さい角度の同一方向の傾斜以下(水平や逆傾斜を
含む)であると、前記突起51eとガイド部50aとは
作図上において点接触(実際上では、非常に狭い面接
触)となり、さらにその部の氷結固着力は微少となる。
【0068】なお、前記傾斜をもつ突起51eは、射出
成型で形成の場合、金型構造上は無理抜きとなる。ま
た、乗り上げ部51bにも同様の目的で突起51fが設
けられている。
【0069】そして、少なくとも前記突起51eやその
周辺のガイド部50aには、図1における冷気通路29
上部の圧力室34に通じる通路から吐出される冷気の一
部が、開口部50cを通って流れるようになっている。
【0070】そのため、結露等により水分が前記突起5
1eやその周辺のガイド部50a周辺に発生した場合、
その部やその周辺に冷気をあてることにより、前記水分
が蒸発して、結露水等で凍結して氷結固着することもな
いので、さらに少ない力で前記貯氷部51を移動するこ
とができ、貯氷部51のある断熱扉20や前記貯氷部5
1の引出し操作がいっそう容易になる。
【0071】図6において、収納容器23の支え部23
bや貯氷部51の取付部51aは、その上面に水滴が溜
まった場合、外側へ流れ落ちるように、外側へ進むほど
低くなるような傾斜面をもっている。
【0072】また、乗り上げ部51bと貯蔵部51のボ
ックス部51gをつなぐ接続部51hやガイド部50a
は、内側へ進むほど低くなるような傾斜面をもってお
り、ガイド部50aには取付枠50の側壁付近に、排水
穴50dが設けられている。そのため、接続部51hや
ガイド部50aの上面に水滴が溜まった場合、内側へ流
れ落ちるようになっており、ガイド部50aでは、排水
穴50dから下方に、その水滴が流れ落ちるようになっ
ている。
【0073】それゆえ、貯氷部51を庫内に収納したと
き、前記ガイド部50a、取付部51a、接続部51
h、支え部23b、には水滴が留まらないため、貯氷部
51が氷結固着することはなく、さらに少ない力で前記
貯氷部51を移動することができ、貯氷部51のある断
熱扉20や前記貯氷部51の引出し操作がいっそう容易
になる。
【0074】なお、前記で、ガイド部50aの少なくと
も突起51eを支える付近の部分が傾斜しておれば、そ
の部の水滴の氷結による貯氷部51の固着が防がれ、断
熱扉20の引き出しがさらに容易となる。
【0075】また、本図においては、突起51e周辺の
ガイド部50aは略水平にしてあり、その他のガイド部
50aは、内側へ進むほど低くなるような傾斜面をもっ
ているので、突起51eは外側へはずれにくくなってい
る。また、突起51eや前記突起51eに対向するガイ
ド部50aの面も、同様に傾斜させると、さらにその部
に水滴が留まらず、いっそう氷結の恐れはなくなる。
【0076】また、前記は左右方向の傾斜についてであ
るが、前後方向に傾斜(例えば:ガイド部50aの後方
の傾斜面)を設けても同様の効果が得られる。
【0077】さらに、庫内へ収納したときの、少なくと
も前記突起51eと、その周辺のガイド部50aのどち
らか一方に、はっ水手段(例えば:シリコーン混練樹脂
材を使用、シリコーン膜張付や塗布等)を施すと、その
部に水滴が留まりにくいため、貯氷部51が氷結固着す
る可能性は少なく、さらに小さい力で前記貯氷部51を
移動することができ、貯氷部51のある断熱扉20や前
記貯氷部51の引出し操作がいっそう容易になる。
【0078】また、前記は、自動製氷装置付きの製氷部
や貯氷部に付いてであるが、手動式の製氷装置において
も、前記同様の効果が得られることは明白である。
【0079】なお、前記で左右方向とは、冷蔵庫を正面
から見て左右の方向を意味し、前後方向とは、冷蔵庫を
正面から見て前後の方向を意味する。
【0080】
【発明の効果】本発明によると、扉を開くたびに貯氷部
が庫外に出ることがないため、庫外からのホコリやゴミ
が前記貯氷部内に入り込む可能性を減らせることができ
る。
【0081】また、本発明によると、扉を開いたとき、
貯氷部が前方に移動するため、前記貯氷部が取り出しや
すくなるとともに、扉を開くたびに貯氷部のほとんどが
庫外に出ることがないため、庫外からのホコリやゴミが
前記貯氷部内に入り込む可能性を減らせることができ
る。
【0082】そして、本発明によると、扉を開いたと
き、引出し扉の移動に連動して貯氷部が同一方向である
前方に移動するため、前記貯氷部は移動しやすくなり、
しかも、前記貯氷部が取り出しやすくなるとともに、扉
を開くたびに貯氷部のほとんどが庫外に出ることがない
ため、庫外からのホコリやゴミが前記貯氷部内に入り込
む可能性を減らせることができる。
【0083】そしてまた、本発明によると、扉を開いた
とき、貯氷部の前方の一部に指がかけられる所まで前記
貯氷部が移動するため、前記貯氷部が取り出しやすくな
るとともに、扉を開くたびに貯氷部が庫外に大幅に出る
ことがないため、庫外からのホコリやゴミが前記貯氷部
内に入り込む可能性を減らせることができる。
【0084】さらに、本発明によると、扉を開いたと
き、貯氷部の前方の取っ手部に指がかけられる所まで前
記貯氷部が移動するため、前記貯氷部がさらに取り出し
やすくなるとともに、扉を開くたびに貯氷部が庫外にあ
まり出ることがないため、庫外からのホコリやゴミが前
記貯氷部内に入り込む可能性を減らせることができる。
【0085】さらにまた、本発明によると、製氷部また
はその近くのガイド部で貯氷部の移動状態が安定し、移
動に要する荷重が少なくてすみ、操作性が向上する。
【0086】また、本発明によると、扉を開き、貯氷部
を引き出すとき、前記扉と一体に移動した収納箱の少な
くとも一部に前記貯氷部が乗るため、前記貯氷部の移動
量が大きくとれ、前記貯氷部に貯蔵された氷の取り出し
が容易になる。
【0087】そして、本発明によると、貯氷部を庫内に
収納したとき、前記貯氷部を支持する部分は、点または
線接触、またはそれに近い面接触であるため、前記支え
部での接触面積が少なく、その部が結露水等で凍結して
氷結固着したときでも、少ない力で前記貯氷部を移動す
ることができ、貯氷部のある扉や前記貯氷部の引出し操
作が容易になる。
【0088】そしてまた、本発明によると、貯氷部を庫
内に収納したとき、貯氷部を支持する部分以外の少なく
とも一部は、前記貯氷部から離れているため、結露水等
で凍結して氷結固着することがなく、さらに少ない力で
前記貯氷部を移動することができ、貯氷部のある扉や前
記貯氷部の引出し操作がいっそう容易になる。
【0089】さらに、本発明によると、前記貯氷部を出
し入れするとき、または、前記貯氷部を庫内に収納した
とき、前記貯氷部と接する部分やその周辺の少なくとも
一部は、水を排除するための傾斜部をもっているため、
前記傾斜部では結露等で発生した水分が排除され、結露
水等で凍結して氷結固着することもなく、さらに少ない
力で前記貯氷部を移動することができ、貯氷部のある扉
や前記貯氷部の引出し操作がいっそう容易になる。
【0090】さらにまた、本発明によると、前記貯氷部
を出し入れするとき、または、前記貯氷部を庫内に収納
したとき、前記貯氷部と接する部分やその周辺の少なく
とも一部は、はっ水手段を施してあるため、結露等で発
生した水分が排除され、結露水等で凍結して氷結固着す
ることもなく、さらに少ない力で前記貯氷部を移動する
ことができ、貯氷部のある扉や前記貯氷部の引出し操作
がいっそう容易になる。
【0091】また、本発明によると、貯氷部を庫内に収
納したときの、少なくとも前記貯氷部を支える部分に
は、冷気があたるようにしているため、結露等により発
生した水分に冷気をあてることにより、前記水分が蒸発
して、結露水等で凍結して氷結固着することもなく、さ
らに少ない力で前記貯氷部を移動することができ、貯氷
部のある扉や前記貯氷部の引出し操作がいっそう容易に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫を示す側面断面図である。
【図2】図1の冷蔵庫の貯氷部付近の要部拡大図であ
る。
【図3】図2の貯氷部付近の断熱扉を開いたときの要部
拡大図である。
【図4】図3で貯氷部を引き出したときの要部拡大図で
ある。
【図5】図2の貯氷部付近の要部断面図である。
【図6】本発明の冷蔵庫で貯氷部の取付部付近の拡大図
である。
【符号の説明】
8 冷凍室 8a 上部冷凍室(冷凍室) 20 断熱扉(扉) 23 収納容器 49 製氷部 50a ガイド部 51 貯氷部 51a 取付部 51c 取手部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍室の一部に製氷部を設け、前記製氷
    部の下方に貯氷部を設け、前記製氷部と貯氷部を含む前
    記冷凍室の前方部に引き出し扉を設け、前記扉を開いた
    とき、前記貯氷部は庫内に残ることを特徴とする冷蔵
    庫。
  2. 【請求項2】 冷凍室の一部に製氷部を設け、前記製氷
    部の下方に貯氷部を設け、前記製氷部と貯氷部を含む前
    記冷凍室の前方部に扉を設け、前記扉を開いたとき、前
    記貯氷部は所定の位置まで前方に移動して、前記貯氷部
    の少なくとも一部は庫内に残ることを特徴とする冷蔵
    庫。
  3. 【請求項3】 冷凍室の一部に製氷部を設け、前記製氷
    部の下方に貯氷部を設け、前記製氷部と貯氷部を含む前
    記冷凍室の前方部に引き出し扉を設け、前記扉を開いた
    とき、前記引出し扉の移動に連動して、前記貯氷部は所
    定の位置まで前方に移動し、前記貯氷部の少なくとも一
    部は庫内に残ることを特徴とする冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記貯氷部は出し入れ可能であり、前記
    扉を開いたとき、前記貯氷部が移動して貯氷部の前方の
    少なくとも一部に指がかけられることを特徴とする請求
    項1若しくは請求項2または請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記貯氷部は出し入れ可能であり、前記
    貯氷部の前方には取手部を設け、前記扉を開いたとき、
    前記貯氷部が移動して前記取手部に少なくとも指がかけ
    られることを特徴とする請求項1若しくは請求項2また
    は請求項3に記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記製氷部またはその近くに前記貯氷部
    を出し入れ可能にするガイド部を設け、前記貯氷部には
    前記ガイド部に取り付く取付部を設け、前記貯氷部の移
    動領域の少なくとも一部は、前記貯氷部が独立して移動
    可能としたことを特徴とする請求項1から請求項5のい
    ずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 前記扉には一体に移動する収納容器を設
    け、前記扉を開き、前記貯氷部を引き出すとき、前記収
    納容器の少なくとも一部に前記貯氷部が乗ることを特徴
    とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の冷蔵
    庫。
  8. 【請求項8】 前記貯氷部を庫内に収納したとき、前記
    貯氷部を支持する部分は点または線接触またはそれに近
    い面接触であることを特徴とする請求項1から請求項7
    のいずれかに記載の冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 前記貯氷部を庫内に収納したとき、前記
    貯氷部を支持する部分以外の少なくとも一部は、前記貯
    氷部から離れていることを特徴とする請求項1から請求
    項8のいずれかに記載の冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 前記貯氷部を出し入れするとき、また
    は、前記貯氷部を庫内に収納したとき、前記貯氷部と接
    する部分やその周辺の少なくとも一部は、水を排除する
    ための傾斜部をもつことを特徴とする請求項1から請求
    項9のいずれかに記載の冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 前記貯氷部を出し入れするとき、また
    は、前記貯氷部を庫内に収納したとき、前記貯氷部と接
    する部分やその周辺の少なくとも一部は、はっ水手段を
    施したことを特徴とする請求項1から請求項10のいず
    れかに記載の冷蔵庫。
  12. 【請求項12】 前記貯氷部を庫内に収納したときの、
    少なくとも前記貯氷部を支持する部分には、冷気があた
    るようにしたことを特徴とする請求項1から請求項11
    のいずれかに記載の冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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