JP2001254419A - シンク取付構造およびその方法 - Google Patents

シンク取付構造およびその方法

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JP2001254419A
JP2001254419A JP2000070255A JP2000070255A JP2001254419A JP 2001254419 A JP2001254419 A JP 2001254419A JP 2000070255 A JP2000070255 A JP 2000070255A JP 2000070255 A JP2000070255 A JP 2000070255A JP 2001254419 A JP2001254419 A JP 2001254419A
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JP
Japan
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sink
flange
counter
hole
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000070255A
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English (en)
Inventor
Takahiro Nakamura
崇広 仲村
Atsuyoshi Ota
篤佳 太田
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Yamaha Living Tech Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Living Tech Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamaha Living Tech Co Ltd filed Critical Yamaha Living Tech Co Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カウンターの端部とシンクのフランジ部との
間に空隙が生じるのを防止するようにして衛生的に好ま
しいキッチンカウンターを提供する。 【解決手段】 上端部から外周方向へ向けて張り出すフ
ランジを形成したシンクをカウンターに形成したシンク
穴に位置させるとともに、前記シンク穴の開口端がシン
クの内壁面から突出しないようにして固定するシンク取
付構造において、前記シンク穴の開口部の裏面にフラン
ジ2Aの先端部の逃げ溝5を形成することにより、シン
ク穴の開口部裏面の端部に狭小縁6を形成し、該狭小縁
にシンクのフランジを当接させて固定する。さらにカウ
ンターの所定位置に形成したシンク穴の開口部の裏面に
形成した逃げ溝6を基準にしてシンク2の取付位置を定
めるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムキッチン
などにおけるカウンターへのシンク取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、システムキッチンにおいて図4に
示すごとく合成樹脂製のカウンター30のシンク穴32
にシンク31を取り付ける場合、一般に図5に示すごと
くカウンター30のシンク穴32に裏面に堰部34を設
け、シンク31の内壁面をカウンター30の端面35か
ら後退させ、シリコンコーキング材36を介在させてシ
ンク31のフランジ31Aをカウンター30の裏面に当
接し、堰部34とシンク31の間に形成される空間にウ
レタン樹脂37などを充填して硬化させることにより固
定するようにしている。
【0003】このようにシンク31の内壁面をカウンタ
ー30の端面35から後退させる取付構造の目的は、介
在させたシリコンコーキング材36が接着時の押圧力に
よりシンクとカウンターの境界部に膨出して美観を損ね
るため、これをカウンター30のシンク31からの突き
出し部で覆い隠すようにしたことにある。ところが、こ
のような構成の取付構造では入隅部Dが形成されること
により、この入隅部Dは、シンク内の食器の洗浄などに
よる水の飛沫に常に曝されることになる。
【0004】このような構成であると、入隅部Dは目に
つきにくく、清掃もし難い部分であることもあって、常
に湿潤な状況となり、汚物が付着し易く、また水垢、黴
の発生により衛生状態が悪化などの問題があった。
【0005】このような問題に鑑み、本願出願人は図6
に示すごときシンクの取付構造を提案した。これは同図
において、カウンター40のシンク穴41の表面側の端
部にシンク底面に向けて下り勾配の傾斜面42を形成
し、その傾斜面先端部42Aとシンク43のフランジ曲
成部43Aとを突き合わせて固定し、これにより入隅部
を解消するようにしたものである。
【0006】しかしながら、通常シンクはステンレス材
を図7に示すごとくプレス加工によりフランジ部を外周
方向へ折り曲げて形成されるが、その後のスプリングバ
ックなどによりシンクのフランジが水平とならない、い
わゆるバタツキが発生してしまい、僅かな傾斜θが生じ
る。
【0007】このような状態、特にフランジの先端部4
3Bが上方へ向かって傾斜している場合、この状態でカ
ウンターのシンク穴開口部に図6のごとく取り付けた場
合は、図8に示すようにフランジの先端部43Bのみが
カウンター40の裏面に当接し、フランジの曲成部43
Aとカウンターの先端部42Aとの間に隙間が生じてし
まい、上述した入隅部と同様の問題が発生してしまうこ
とになる。
【0008】また、このような状況になるとシリコンコ
ーキングが目視できるようになるため、このシリコンコ
ーキングが経年変化により黒ずみ、美観を損なうという
問題があった。
【0009】さらに、このような取付方法によるとカウ
ンターに対してシンクを位置決めする際、取り付けよう
とするシンクによってシンク穴が隠れてしまうため、正
確に位置決めするのが困難であるという問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述のごとき
従来の問題を解決するためのもので、シンクのフランジ
を成形した結果、該フランジが水平とならない場合でも
シンク穴の開口部に密着するようにしたもので、併せて
シンク取付の際の位置決めを正確にできるようにする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、上端部から外周方向へ向け
て張り出すフランジを有するシンクをカウンターに形成
したシンク穴に位置させるとともに、前記シンク穴の開
口端がシンクの内壁面から突出しないようにして固定す
るシンク取付構造において、前記シンク穴の開口部の裏
面に前記フランジの先端部の逃げ溝を形成することによ
りシンク穴の開口部裏面の端部に狭小縁を形成し、該狭
小縁にシンクのフランジを当接させて固定する。さらに
本発明は、カウンターの所定位置に形成したシンク穴の
開口部の裏面に形成した逃げ溝を基準にしてシンクの取
付位置を定めるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の基本的構成を示す
断面図であり、同図において、符号1はシステムキッチ
ンなどのカウンターであり、シンク2を取り付けるため
の所定位置に形成したシンク穴の端部に本実施例ではシ
ンク底面に向けて下り勾配の傾斜面3を形成あるいは切
削加工により形成し、さらにこの傾斜面3の先端部に垂
壁面4を形成あるいは切削加工により形成する。そし
て、シンク穴の裏面の端部にシンク2のフランジ2Aの
先端部に倣うように逃げ溝5を成形あるいは切削加工に
より形成する。これにより、シンク穴端部の裏面にこれ
もフランジ2Aに倣った狭小縁6が形成される。
【0013】つぎに本発明の組立作業は、まず、図2に
示すごとくカウンター1およびシンク2を反転させて対
向させ、つぎに、前述のごとくして加工の施されたカウ
ンター1の裏面のシンク穴端部の狭小縁6にシンク2の
フランジ2Aの曲成部に近い部位Aを当接させ、フラン
ジ2Aの先端部Bを前記逃げ溝5に一致するようにして
位置決めした後、アングル材7およびビス8とスペーサ
9によりフランジ2Aの複数個所を固定する。
【0014】以上のごとくして組立作業が終了すると、
カウンター1の垂壁面4とこの垂壁面から露呈したフラ
ンジ2Aで確定される領域に三角形状の空間が形成され
る。そして、この空間の全周に衝撃耐久性に優れた樹脂
10を充填し、該樹脂が硬化した後、平面処理により平
滑化して表面の仕上げを行う。一方、カウンター1の裏
面においては、逃げ溝5の全周にシリコンコーキング材
などの封止材11を充填し、外部から水気の浸入を防止
する。
【0015】以上のごとく本発明は構成されているの
で、もし、フランジ2Aの先端部Bに傾斜が生じていて
も、図3のごとくフランジ2Aの先端Bは逃げ溝5によ
りカウンターの裏面に接触することがなく、フランジ2
Aはその曲成部側の部位Aが狭小縁6に当接するのでカ
ウンター1とフランジ2Aとの当接部は浮き上がること
がなく、全周が密着した状態となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明のシンク取
付構造によればシンクのフランジとカウンター裏面とが
接触する部分の全周に亘って密着性を向上させることが
できるので水密状態を高めることができるとともに、フ
ランジ部の傾斜の状態を意識することなく取付作業を実
行することができる。また、本発明においては、フラン
ジによりカウンターのシンク穴が隠されても逃げ溝を基
準として取付作業を行うことができるので、作業能率が
向上し、正確な位置決めが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシンク取付構造の基本的構成を示す断
面図である。
【図2】本発明によりシンクを取り付ける状態を示す斜
視図である。
【図3】本発明の作用の状態を示す断面図である。
【図4】キッチンカウンターの全体の構成を示す斜視図
である。
【図5】従来のシンク取付構造の一例を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の改良の対象のシンク取付構造の一例を
示す断面図である。
【図7】シンクの成形状態を説明するための斜視図であ
る。
【図8】図6のシンク取付構造における不具合の状態を
示す断面図である。 1・・・・・カウンター 2・・・・・シンク 2A・・・・フランジ 5・・・・・逃げ溝 6・・・・・狭小縁 7・・・・・アングル材 8・・・・・ビス 9・・・・・スペーサ 11・・・・封止材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部から外周方向へ向けて張り出すフ
    ランジを有するシンクをカウンターに形成したシンク穴
    に位置させるとともに、前記シンク穴の開口端がシンク
    の内壁面から突出しないようにして固定するシンク取付
    構造において、 前記シンク穴の開口部の裏面に前記フランジの先端部の
    逃げ溝を形成することにより、シンク穴の開口部裏面の
    端部に狭小縁を形成し、該狭小縁にシンクのフランジを
    当接させて固定したことを特徴とするシンク取付構造。
  2. 【請求項2】 逃げ溝に封止材を充填したことを特徴と
    する請求項1記載のシンク取付構造。
  3. 【請求項3】 カウンターの所定位置に形成したシンク
    穴の開口部の裏面に形成した逃げ溝を基準にしてシンク
    の取付位置を定めるようにしたことを特徴とするシンク
    取付方法。
JP2000070255A 2000-03-14 2000-03-14 シンク取付構造およびその方法 Pending JP2001254419A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018044378A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 株式会社Lixil 天板構造

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