JP2001253662A - エレベーター - Google Patents
エレベーターInfo
- Publication number
- JP2001253662A JP2001253662A JP2000067567A JP2000067567A JP2001253662A JP 2001253662 A JP2001253662 A JP 2001253662A JP 2000067567 A JP2000067567 A JP 2000067567A JP 2000067567 A JP2000067567 A JP 2000067567A JP 2001253662 A JP2001253662 A JP 2001253662A
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- JP
- Japan
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- counterweight
- car
- hoistway
- elevator
- sheave
- Prior art date
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- Pending
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エレベーターの大型化へ対応できる機械室レ
スエレベーターを提供する。 【解決手段】 乗りかご２および釣合い重り３を懸架す
る吊りロープ４の一端を昇降路１側に連結し、他端を前
記釣合い重り３に設けられた滑車１１に巻き掛けると共
に前記乗りかご２に連結し、かつ前記釣合い重り３の投
影範囲を含めた昇降路１側に少なくとも駆動装置６もし
くは制御装置９を設置するようにした構成。
スエレベーターを提供する。 【解決手段】 乗りかご２および釣合い重り３を懸架す
る吊りロープ４の一端を昇降路１側に連結し、他端を前
記釣合い重り３に設けられた滑車１１に巻き掛けると共
に前記乗りかご２に連結し、かつ前記釣合い重り３の投
影範囲を含めた昇降路１側に少なくとも駆動装置６もし
くは制御装置９を設置するようにした構成。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベーター駆
動装置などを設置する機械室を不要にしたエレベーター
に関する。
動装置などを設置する機械室を不要にしたエレベーター
に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年建築基準法の改正に伴い、日影規
制、北側斜線規制などに柔軟に対応するためにビル屋上
のエレベーター機械室をなくす目的のために、乗りかご
と昇降路壁の隙間に巻上機を設置したエレベーターが提
案されている。
制、北側斜線規制などに柔軟に対応するためにビル屋上
のエレベーター機械室をなくす目的のために、乗りかご
と昇降路壁の隙間に巻上機を設置したエレベーターが提
案されている。
【０００３】その例が特許第２５９３２８８号に記載さ
れている。
れている。
【０００４】特許第２５９３２８８号の例では、図２
（ａ），（ｂ）に示すように、乗りかご２と釣合い重り
３が吊りロープ４を介してつるべ式につるされ、吊りロ
ープ４が昇降路１の上部の空スぺース３０に設けられた
巻上駆動用の駆動装置６に連動する綱車１６に巻き掛け
られて駆動され、乗りかご２、釣合い重り３をそれぞれ
相対的に昇降させている。また本方式では、駆動装置６
を固定部材を介して、釣合い重り用ガイドレール２０
ａ，２０ｂに取付けるとともに、駆動装置６を昇降路１
の空スぺース３０に配置するために吊りロープ４は転向
プーリ２１，２２を経由している。このように配置する
ことで従来の機械室を不要にしている。
（ａ），（ｂ）に示すように、乗りかご２と釣合い重り
３が吊りロープ４を介してつるべ式につるされ、吊りロ
ープ４が昇降路１の上部の空スぺース３０に設けられた
巻上駆動用の駆動装置６に連動する綱車１６に巻き掛け
られて駆動され、乗りかご２、釣合い重り３をそれぞれ
相対的に昇降させている。また本方式では、駆動装置６
を固定部材を介して、釣合い重り用ガイドレール２０
ａ，２０ｂに取付けるとともに、駆動装置６を昇降路１
の空スぺース３０に配置するために吊りロープ４は転向
プーリ２１，２２を経由している。このように配置する
ことで従来の機械室を不要にしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図２
（ａ），（ｂ）で説明した例では、乗りかごの積載量が
大きくなった場合、駆動装置６の綱車１６の厚さが大き
くなり乗りかご２と昇降路１の隙間の空スぺース３０に
収まりきれなくなるばかりか、釣合い重り用ガイドレー
ル２０ａ，２０ｂへの負担が大きくなり、エレベーター
の大型化に対応できないという問題があった。
（ａ），（ｂ）で説明した例では、乗りかごの積載量が
大きくなった場合、駆動装置６の綱車１６の厚さが大き
くなり乗りかご２と昇降路１の隙間の空スぺース３０に
収まりきれなくなるばかりか、釣合い重り用ガイドレー
ル２０ａ，２０ｂへの負担が大きくなり、エレベーター
の大型化に対応できないという問題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明では、昇降路の所定経路を昇降する乗りかご
と、乗りかごと釣り合うように昇降路の他の所定経路を
昇降する釣合い重りと、乗りかごおよび釣合い重りを懸
架する吊りロープと、吊りロープと係合する綱車を備え
た駆動装置と、駆動装置を駆動制御する制御装置からな
るエレベーターにおいて、前記吊りロープの一端を建屋
側に連結し、他端を前記釣合い重りに設けられた滑車に
巻き掛けると共に前記乗りかごに連結し、かつ前記釣合
い重りの例えば下方の昇降路側に少なくとも前記駆動装
置もしくは制御装置を設置するようにしたエレベーター
を提供する。
めに本発明では、昇降路の所定経路を昇降する乗りかご
と、乗りかごと釣り合うように昇降路の他の所定経路を
昇降する釣合い重りと、乗りかごおよび釣合い重りを懸
架する吊りロープと、吊りロープと係合する綱車を備え
た駆動装置と、駆動装置を駆動制御する制御装置からな
るエレベーターにおいて、前記吊りロープの一端を建屋
側に連結し、他端を前記釣合い重りに設けられた滑車に
巻き掛けると共に前記乗りかごに連結し、かつ前記釣合
い重りの例えば下方の昇降路側に少なくとも前記駆動装
置もしくは制御装置を設置するようにしたエレベーター
を提供する。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態を図面
を用いて説明する。図１は、本発明の実施の形態である
エレベーターの縦断面図、図において、従来と同様の構
成部分については、同符号を付した。
を用いて説明する。図１は、本発明の実施の形態である
エレベーターの縦断面図、図において、従来と同様の構
成部分については、同符号を付した。
【０００８】図１のエレベーターは、従来のエレベータ
ーと同様に、昇降路１に乗りかご２と釣合い重り３を懸
架する吊りロープ４と、この吊りロープ４と係合する綱
車１６を備えた駆動装置６と、この駆動装置６を駆動制
御する制御装置９から構成されている。吊りロープ４
は、昇降路１の上方に一端が連結されて、他端が前記釣
合い重り３の上部に設けられた釣合い重り滑車１１に巻
き掛けられ、昇降路１の上部に設けられたつり車７ａに
巻き掛けられ、駆動装置６の綱車１６に巻き掛けられ
て、昇降路１の上部に設けられたつり車７ｂ，７ｃに巻
き掛けられ、乗りかご２に連結されている。このように
吊りロープ４で乗りかご２と釣合い重り３を懸架するこ
とにより、昇降路１を乗りかご２が最下階停止時の乗り
かご位置２ｂから最上階停止時の乗りかご位置２ａまで
昇降する所定経路をＡとすると、乗りかご２が最下階停
止時の釣合い重り位置３ａから乗りかご２が最上階停止
時の釣合い重り位置３ｂ所定経路Ｂは、釣合い重り滑車
１１のために乗りかご２の所定経路Ａの約半分になる。
この釣合い重り３の所定経路Ｂを昇降路１の上部に割り
当てることにより、釣合い重り３の下部の昇降路１にス
ぺース３１が生じる。そのスぺース３１に綱車１６を備
えた駆動装置６と、この駆動装置６を駆動制御する制御
装置９を設置するように構成されている。
ーと同様に、昇降路１に乗りかご２と釣合い重り３を懸
架する吊りロープ４と、この吊りロープ４と係合する綱
車１６を備えた駆動装置６と、この駆動装置６を駆動制
御する制御装置９から構成されている。吊りロープ４
は、昇降路１の上方に一端が連結されて、他端が前記釣
合い重り３の上部に設けられた釣合い重り滑車１１に巻
き掛けられ、昇降路１の上部に設けられたつり車７ａに
巻き掛けられ、駆動装置６の綱車１６に巻き掛けられ
て、昇降路１の上部に設けられたつり車７ｂ，７ｃに巻
き掛けられ、乗りかご２に連結されている。このように
吊りロープ４で乗りかご２と釣合い重り３を懸架するこ
とにより、昇降路１を乗りかご２が最下階停止時の乗り
かご位置２ｂから最上階停止時の乗りかご位置２ａまで
昇降する所定経路をＡとすると、乗りかご２が最下階停
止時の釣合い重り位置３ａから乗りかご２が最上階停止
時の釣合い重り位置３ｂ所定経路Ｂは、釣合い重り滑車
１１のために乗りかご２の所定経路Ａの約半分になる。
この釣合い重り３の所定経路Ｂを昇降路１の上部に割り
当てることにより、釣合い重り３の下部の昇降路１にス
ぺース３１が生じる。そのスぺース３１に綱車１６を備
えた駆動装置６と、この駆動装置６を駆動制御する制御
装置９を設置するように構成されている。
【０００９】本実施の形態では、釣合い重り３の所定経
路Ｂを昇降路１の上部に割り当てたが、所定経路Ｂ下部
に割り当ててスぺース３１を昇降路上方に生じさせ、駆
動装置６および制御装置９を釣合い重り３の上方に設置
するように構成しても同様の効果がある。
路Ｂを昇降路１の上部に割り当てたが、所定経路Ｂ下部
に割り当ててスぺース３１を昇降路上方に生じさせ、駆
動装置６および制御装置９を釣合い重り３の上方に設置
するように構成しても同様の効果がある。
【００１０】以上本発明によれば、昇降路１の頂部に駆
動装置６を設置する空スぺース３０を特別に考慮する必
要が無くなると共に、乗りかご２の積載量が大きくなっ
た場合、駆動装置６の綱車１６の厚さが大きくなり乗り
かご２と昇降路１の隙間に収まりきれなくなるとか、釣
合い重り用ガイドレール２０ａ，２０ｂの負担が大きく
なりエレベーターの大型化に対応できないという問題が
無くなり、昇降路１のスぺースを有効に活用するエレベ
ーターを提供することができる。
動装置６を設置する空スぺース３０を特別に考慮する必
要が無くなると共に、乗りかご２の積載量が大きくなっ
た場合、駆動装置６の綱車１６の厚さが大きくなり乗り
かご２と昇降路１の隙間に収まりきれなくなるとか、釣
合い重り用ガイドレール２０ａ，２０ｂの負担が大きく
なりエレベーターの大型化に対応できないという問題が
無くなり、昇降路１のスぺースを有効に活用するエレベ
ーターを提供することができる。
【００１１】
【発明の効果】以上本発明によれば、昇降路の頂部に駆
動装置を設置する空スぺースを特別に考慮する必要が無
くなると共に、乗りかごの積載量が大きくなった場合、
駆動装置の綱車の厚さが大きくなり乗りかごと昇降路の
隙間に収まりきれなくなるとか、釣合い重り用ガイドレ
ールの負担が大きくなりエレベーターの大型化に対応で
きないという問題が無くなり、昇降路のスぺースを有効
に活用したエレベーターを提供することができる。
動装置を設置する空スぺースを特別に考慮する必要が無
くなると共に、乗りかごの積載量が大きくなった場合、
駆動装置の綱車の厚さが大きくなり乗りかごと昇降路の
隙間に収まりきれなくなるとか、釣合い重り用ガイドレ
ールの負担が大きくなりエレベーターの大型化に対応で
きないという問題が無くなり、昇降路のスぺースを有効
に活用したエレベーターを提供することができる。
【図１】本発明の実施の形態であるエレベーターの縦断
面図である。
面図である。
【図２】従来の機械室レス型エレベーターの構成を示す
図である。
図である。
１ 昇降路 ２ 乗りかご ２ａ 最上階停止時の乗りかご位置 ２ｂ 最下階停止時の乗りかご位置 ３ 釣合い重り ３ａ 釣合い重り位置 ３ｂ 釣合い重り位置 ４ 吊りロープ ６ 駆動装置 ７ａ 頂部つり車 ７ｂ 頂部つり車 ７ｃ 頂部つり車 ９ 制御装置 １１ 釣合い重り滑車 １６ 綱車 ２０ａ 釣合い重り用ガイドレール ２０ｂ 釣合い重り用ガイドレール ２１ 転向プーリ ２２ 転向プーリ ３０ 空スぺース ３１ 釣合い重り下部空スぺース Ａ 乗りかごの所定経路 Ｂ 釣合い重りの所定経路
Claims (1)
- 【請求項１】 昇降路の所定経路を昇降する乗りかごと
釣り合うように昇降路の他の所定経路を昇降する釣合い
重りと、乗りかごおよび釣合い重りを懸架する吊りロー
プと、吊りロープと係合する綱車を備えた駆動装置と、
駆動装置を駆動制御する制御装置からなるエレベーター
において、 前記吊りロープの一端を昇降路側に連結し、他端を前記
釣合い重りに設けられた滑車に巻き掛けると共に前記乗
りかごに連結し、かつ前記釣合い重りの投影範囲を含め
た昇降路側に少なくとも前記駆動装置もしくは制御装置
を設置するようにしたことを特徴とするエレベーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000067567A JP2001253662A (ja) | 2000-03-10 | 2000-03-10 | エレベーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000067567A JP2001253662A (ja) | 2000-03-10 | 2000-03-10 | エレベーター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001253662A true JP2001253662A (ja) | 2001-09-18 |
Family
ID=18586737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000067567A Pending JP2001253662A (ja) | 2000-03-10 | 2000-03-10 | エレベーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001253662A (ja) |
-
2000
- 2000-03-10 JP JP2000067567A patent/JP2001253662A/ja active Pending
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