JP2001253502A - 収容袋 - Google Patents

収容袋

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JP2001253502A
JP2001253502A JP2000072220A JP2000072220A JP2001253502A JP 2001253502 A JP2001253502 A JP 2001253502A JP 2000072220 A JP2000072220 A JP 2000072220A JP 2000072220 A JP2000072220 A JP 2000072220A JP 2001253502 A JP2001253502 A JP 2001253502A
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Japan
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bag
storage bag
garbage
activated carbon
deodorant
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JP2000072220A
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English (en)
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Getsuko Kuroki
月光 黒木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ゴミやペットの糞等のような悪臭を発生す
る物品を収容するのに適した袋を提供する。 【解決手段】 気密性を有する袋本体2の内側面に脱臭
剤である活性炭3を膜状に付着した構成とし、膜状の活
性炭に収容物から発生する臭気を吸着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品の保存に適す
るほか、生ゴミやペットの糞等のような悪臭を発生する
物品も収容するのに適した収容袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパーやコンビニで肉や生魚等
の食品を購入した場合には、店側で配布される買い物用
のポリ袋に入れて持ち運ぶようにしている。また、家庭
から出る生ゴミを収容するには、一般的に前記したスー
パーやコンビニでの買い物時に配布されるポリ袋等を利
用したり、別途購入したポリ袋等を使用していた。ま
た、ペットの糞を入れる場合にも、これを目的として商
品化されたものは特になく、同様にコンビニでの買い物
袋を利用していた。そして、このように生ゴミ等を収容
したポリ袋は、ゴミ出しの日までゴミ箱で保管するよう
にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように買い物袋
等に肉や生魚等の食品を入れて持ち運ぶ際には、車中や
室内等、場所によっては食品の臭いが気になることもあ
る。また、スーパーやコンビニでの買い物時に配布され
るポリ袋等に生ゴミやペットの糞を収容しておくと、収
容物から発生する悪臭が袋から漏れたり、袋の開口部を
開いたときに袋内の悪臭が大量に出て、室内が臭くなる
という事態が生じる。本発明は、このような事態が生じ
ないようにすることを目的としてなされたものであり、
収容物から発生する臭気を脱臭することのできる収容袋
を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明にかか
る収容袋は、気密性を有する袋本体の内側面に脱臭剤を
膜状に付着してなることを特徴とし、例えば、膜状の活
性炭に収容物から発生する臭気を吸着させるようにして
いる。
【0005】また、上記収容袋において、袋本体を透明
材料で成形するとともに、付着させる脱臭剤自体により
文字や絵柄を表示する構成としてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の好ましい
実施の形態を表している。この収容袋1は、ポリプロピ
レン製の透明な袋本体2の裏面側の一部分に、脱臭剤で
ある活性炭3の微細な粉末を接着剤4によって膜状に付
着させてある。袋本体2の材質は気密性を有するもので
あればよく、ポリプロピレン以外の合成樹脂、紙等も使
用可能である。また、活性炭の付着方法としては、塗
布、吹き付け、印刷等の適当な方法を採用すればよい。
【0007】図示の実施の形態は、生ゴミを収容する袋
として使用することを目的とし、袋の表面側から生ゴミ
用という表示が見えるように、袋本体2の裏面側の一部
分に活性炭3が部分的に付着されている。また、図3
は、ペットの糞入れとして使用することを目的とした場
合の構成を示すものであり、袋の表面側から子犬の絵柄
表示が見えるように、活性炭3が部分的に付着されてい
る。
【0008】このように、使用に際しては、買い物時に
使用する買い物袋として、一般に携帯する携行袋とし
て、冷蔵庫用に使用する食品保存袋として、生ゴミ収容
袋として、その使用目的に応じて、適当な絵柄や商品名
等の文字が表面側から見えるように活性炭3をデザイン
的に付着するようにすればよい。
【0009】本発明の収容袋の脱臭効果を確かめるため
に、以下の検査を行った。 1.検査方法 (A)縦800mm、横650mm、厚み0.016mmの脱
臭袋と、同寸法で内面側に活性炭が付着されていない対
照用の袋とにアンモニアを封入し、それぞれの30分
後、3時間後、及び24時間後のアンモニア濃度を測定
した。 (B)上記収容袋と対照用の袋とに硫化水素を封入し、
それぞれの30分後、3時間後、及び24時間後の硫化
水素濃度を測定した。 (C)上記収容袋と対照用の袋とに生ゴミを入れて2日
間放置し、それぞれの臭気を比較した。
【0010】2.検査結果 (A)アンモニア (単位PPM)
【0011】 (B)硫化水素 (単位PPM)
【0012】(C)生ゴミ
【0013】3.脱臭効果の判断 1)アンモニア臭については、かなりの効果が期待でき
る。 2)硫化水素臭については、高い効果が得られる。 3)生ゴミ等を無臭化させることはないが、悪臭を軽減
させる効果は十分認められる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる収容袋に生ゴミやペットの糞を収容すると、収
容物から発生する悪臭を脱臭剤が吸着して軽減するの
で、収容袋を開けたときに出る悪臭や収容袋から漏れる
悪臭の量が少なく、室内が臭くなるのを防止することが
できる。また、買い物用袋として使用すれば、鮮魚や肉
等を収容しても臭いが漏れることがないので、携行時に
周囲に迷惑をかけることもなく、一般用の携帯袋として
使用することもでき、さらに、冷蔵庫用の食品保存袋と
しても使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】収容袋の外観斜視図である。
【図2】収容袋の断面図である。
【図3】別の収容袋の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 収容袋 2 袋本体 3 活性炭 4 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E023 BA03 BA20 3E064 AA01 BA01 BA30 BA60 BB03 BC16 BC20 EA22 EA30 FA01 HA10 HB02 HB05 3E086 AA23 AD01 BA04 BA15 BA24 BA35 BB15 BB22 BB61 CA40 DA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密性を有する袋本体の内側面に脱臭剤
    を膜状に付着してなることを特徴とする収容袋。
  2. 【請求項2】 袋本体を透明材料で成形するとともに、
    付着させる脱臭剤自体により文字や絵柄を表示するよう
    にした請求項1に記載の収容袋。
JP2000072220A 2000-03-15 2000-03-15 収容袋 Pending JP2001253502A (ja)

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