JP2001253410A - 粉砕ガラス梱包装置 - Google Patents

粉砕ガラス梱包装置

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JP2001253410A
JP2001253410A JP2000063910A JP2000063910A JP2001253410A JP 2001253410 A JP2001253410 A JP 2001253410A JP 2000063910 A JP2000063910 A JP 2000063910A JP 2000063910 A JP2000063910 A JP 2000063910A JP 2001253410 A JP2001253410 A JP 2001253410A
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glass
crushed glass
crushed
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉砕ガラスをフレコンバッグに収納するに際
し、粉砕機や作業性に悪影響を及ぼすことなく、安定し
て効率良く収納し得る粉砕ガラス梱包装置を提供する。 【解決手段】 廃ガラスを再利用すべく、廃ガラスを粉
砕機3にて粉砕し、その粉砕ガラス1…を排出管10に
通して、排出管10に縛りつけた搬送用のフレコンバッ
グ20に収納する。粉砕ガラス1…をフレコンバッグ2
0に収納する際に、フレコンバッグ20における収納用
開口周辺24の垂れ下がりを防止する鍔部14が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃ガラスを再利用
すべく、廃ガラスを粉砕し、その粉砕ガラスを排出管に
通して、この排出管に縛りつけた搬送用のフレコンバッ
グに収納する粉砕ガラス梱包装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶パネル等の製造工場においては、破
損、残材、品質不良等により不要となった液晶パネル等
の廃ガラスは、リサイクルのために、例えば、工場にて
粉砕して袋詰めした後、廃ガラス処理業者のところまで
搬送し、廃ガラス処理業者にて処理している。
【0003】ここで、工場にて廃ガラスを粉砕して袋詰
めするための従来の粉砕ガラス梱包装置50は、図4に
示すように、支持架台51の上部に粉砕機52を備え、
この粉砕機52にて廃ガラスを粉砕した後、粉砕機52
の下部に設けられた排出管53及び接続用配管54を通
して粉砕した廃ガラスをフレコンバッグ(Flexible inte
rmediate bulk Container Bag)55と称される搬送用の
収納袋に収納するものとなっている。
【0004】なお、廃ガラスを粉砕機52にて粉砕する
のは、ガラスを粉砕することにより容量を減容し、かつ
フレコンバッグ55に定量が入るようにし、さらに安全
に輸送するためである。
【0005】上記の粉砕ガラス梱包装置50にて、廃ガ
ラスを粉砕してフレコンバッグ55に収納する方法を具
体的に説明する。
【0006】先ず、液晶パネルを製造する際に不良品等
として排出されたガラスや液晶パネル等の廃ガラスを粉
砕機52に投入し、約10mmφ以下に粉砕する。
【0007】次いで、粉砕ガラスを輸送するために規定
容量として約1トン収納できるフレコンバッグ55に粉
砕ガラスを収納する。
【0008】このとき、従来の収納方法では、粉砕機5
2から排出される粉砕ガラスを通す接続用配管54にフ
レコンバッグ55の収納用開口を下から挿入した後、開
閉ロープ57で接続用配管54周辺と密閉するように、
かつ、下に落下しないように縛って固定する。なお、フ
レコンバッグ55の収納用開口の寸法は約380mmφ
であるのに対して、接続用配管54の外径は約150m
mφである。
【0009】また、粉砕機52の下部にフレコンバッグ
55をセットした後、フレコンバッグ55の四隅を伸縮
しないロープ56…にて吊り下げる。これにより、粉砕
ガラスを供給してもフレコンバッグ55が横倒れしない
状態に保たれる。
【0010】このとき、フレコンバッグ55の下部は重
量計60と接地した状態になっているとともに、ロープ
56…は、フレコンバッグ55に粉砕ガラスを収納して
もこのロープ56…に殆ど荷重が掛からないロープ長さ
となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の粉砕ガラス梱包装置では、粉砕ガラスをフレコンバ
ッグ55に収納する工程において、フレコンバッグ55
に収納できる規定容量に対して充分な量を収納できてい
ないという問題点を有している。
【0012】フレコンバッグ55に充分な量を収納でき
ない理由として次の二点が考えられる。
【0013】第一の理由として、フレコンバッグ55
は、四隅で伸縮しないロープ56…にて吊り下げられる
とともに、フレコンバッグ55の下部は重量計60に接
地している。
【0014】ここで、未使用のフレコンバッグ55は折
り畳まれて納入されるため、折り目61…が付いてい
る。このため、吊り下げる時に作業者が折り目61…を
広げるが、フレコンバッグ55が柔軟ではないので、充
分に広げることができない。
【0015】この結果、図5に示すように、粉砕ガラス
を収納してもフレコンバッグ55の折り目61…がその
まま残った状態で収納されるので、収納した容量が減少
することになる。
【0016】次に、第二の理由として、ガラスを粉砕す
るときに発生する粉塵を押さえるために粉砕機52には
図示しない集塵機が設けられている。そして、この集塵
機にてフレコンバッグ55内を吸引することによって、
フレコンバッグ55を萎ませた状態にして収納するの
で、フレコンバッグ55への収納容量をさらに減少させ
ることになる。
【0017】すなわち、フレコンバッグ55の収納用開
口が内径約380mmφであるのに対して外径約150
mmφの接続用配管54を使用しているため、フレコン
バッグ55の自重により収納用開口周辺62が逆V字型
に細くなって垂れ下がる。
【0018】このため、粉砕ガラスは固体であるので、
流動性が無く、垂れ下がって逆V字型をしたフレコンバ
ッグ55の収納用開口周辺62を山積み状態に押し上が
るものの、フレコンバッグ55の周辺にまで広がらず、
その結果、規定量まで収納できなかった。つまり、安息
角(実施の形態において説明する)を満たして盛られる
山の頂がフレコンバッグ55の内部で低くなるので、規
定量収納できないことになる。
【0019】そして、上述したように、フレコンバッグ
55に粉砕ガラスが規定量収納できないと、さらに次の
弊害を招来する。
【0020】すなわち、フレコンバッグ55に収納した
粉砕ガラスの容量は重量計60で管理し、一定の重量に
ならないと粉砕機52が停止しないようになっている。
したがって、フレコンバッグ55に充分な量を収納され
ないと、粉砕機52は未だ規定量収納されていないと判
断して稼動し続け、粉砕ガラスを排出し続ける。粉砕ガ
ラスを排出し続けると、フレコンバッグ55に粉砕ガラ
スが収納されないため、接続用配管54に粉砕ガラスが
溜まって、粉砕機52の中が粉砕ガラスで満杯になる。
そして、粉砕機52が満杯になると、過負荷になり、粉
砕機52の刃先やモーターに悪影響を及ぼすことにな
る。
【0021】また、それを解消するため、一時、粉砕機
52を停止させて、フレコンバッグ55の収納用開口周
辺62まで詰まった粉砕ガラスを作業者の手でフレコン
バッグ55の周辺まで掻き分ける作業を行っていたの
で、作業効率も悪かった。
【0022】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、粉砕ガラスをフレコンバ
ッグに収納するに際し、粉砕機や作業性に悪影響を及ぼ
すことなく、安定して効率良く収納し得る粉砕ガラス梱
包装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の粉砕ガラス梱包
装置は、上記課題を解決するために、廃ガラスを再利用
すべく、廃ガラスを粉砕し、その粉砕ガラスを排出管に
通して、この排出管に縛りつけた搬送用のフレコンバッ
グに収納する粉砕ガラス梱包装置において、上記粉砕ガ
ラスをフレコンバッグに収納する際に、フレコンバッグ
における収納用開口周辺の垂れ下がりを防止する垂れ下
がり防止手段が設けられていることを特徴としている。
なお、フレコンバッグとは、「Flexible intermediate
bulk Container Bag」の略称であり、廃ガラス等の廃材
の搬送用の収納袋として一般的に使用されているもので
ある。
【0024】上記の発明によれば、粉砕ガラス梱包装置
では、廃ガラスを粉砕し、その粉砕ガラスを排出管に通
して、この排出管に縛りつけた搬送用のフレコンバッグ
に収納する。これにより、その後、例えば、廃ガラス処
理業者に搬送し処理することによってガラスとして再生
され再利用される。
【0025】ところで、従来においては、粉砕ガラスを
搬送用のフレコンバッグに収納する際に、フレコンバッ
グの自重により及び埃防止のために集塵機にて吸引する
ことにより、収納用開口周辺が垂れ下がって細くなり、
十分にフレコンバッグに粉砕ガラスを収納することがで
きなかった。
【0026】しかし、本発明では、粉砕ガラスをフレコ
ンバッグに収納する際に、垂れ下がり防止手段が、フレ
コンバッグにおける収納用開口周辺の垂れ下がりを防止
する。
【0027】したがって、集塵機にて吸引しても、フレ
コンバッグの収納用開口周辺が垂れ下がることがないの
で、フレコンバッグに粉砕ガラスを十分に収納すること
ができる。また、これによって、粉砕機を停止した後
の、フレコンバッグにおける収納用開口周辺の粉砕ガラ
スの均し作業もなくなるので、作業性が良いものとな
る。さらに、規定量収納されないことによる、排出管の
粉砕ガラスの堆積ひいては粉砕機への堆積がなくなるの
で、粉砕機に悪影響を及ぼすこともない。
【0028】この結果、粉砕ガラスをフレコンバッグに
収納するに際し、粉砕機や作業性に悪影響を及ぼすこと
なく、安定して効率良く収納し得る粉砕ガラス梱包装置
を提供することができる。
【0029】また、本発明の粉砕ガラス梱包装置は、上
記課題を解決するために、上記記載の粉砕ガラス梱包装
置において、垂れ下がり防止手段は、排出管の先端周囲
に設けられた鍔部にてなっていることを特徴としてい
る。
【0030】上記の発明によれば、垂れ下がり防止手段
は、排出管の先端周囲に設けられた鍔部にてなっている
ので、粉砕ガラスをフレコンバッグに収納する際に、フ
レコンバッグの収納用開口周辺が幅広く保持される。
【0031】この結果、確実に、粉砕ガラスをフレコン
バッグに収納する際に、フレコンバッグにおける収納用
開口周辺が垂れ下がるのを防止することができる。
【0032】また、本発明の粉砕ガラス梱包装置は、上
記課題を解決するために、廃ガラスを再利用すべく、廃
ガラスを粉砕し、その粉砕ガラスを排出管に通して、こ
の排出管に縛りつけた搬送用のフレコンバッグに収納す
る粉砕ガラス梱包装置において、上記粉砕ガラスをフレ
コンバッグに収納する際に、フレコンバッグの折り目を
引き伸ばす、折り目引き伸ばし手段を備えていることを
特徴としている。
【0033】すなわち、未使用のフレコンバッグは折り
畳まれて保管されているが、従来の粉砕ガラス梱包装置
においては、フレコンバッグを粉砕ガラス梱包装置にセ
ットして粉砕ガラスを収納する際にも折り目を残した状
態で収納していた。このため、収納量が規定容量に達し
ないという問題点を有していた。
【0034】しかし、本発明によれば、粉砕ガラスをフ
レコンバッグに収納する際に、折り目引き伸ばし手段
は、フレコンバッグの折り目を引き伸ばす。
【0035】このため、未使用のフレコンバッグであっ
ても、フレコンバッグを粉砕ガラス梱包装置にセットし
て粉砕ガラスを収納する際には、折り目引き伸ばし手段
によってフレコンバッグの折り目が引き伸ばされる。こ
の結果、収納量を規定容量に到達させることができる。
【0036】また、収納量が規定容量に達するので、粉
砕機や作業性に悪影響を及ぼすこともない。
【0037】したがって、粉砕ガラスをフレコンバッグ
に収納するに際し、粉砕機や作業性に悪影響を及ぼすこ
となく、安定して効率良く収納し得る粉砕ガラス梱包装
置を提供することができる。
【0038】また、本発明の粉砕ガラス梱包装置は、上
記課題を解決するために、上記記載の粉砕ガラス梱包装
置において、折り目引き伸ばし手段は、未収納のフレコ
ンバッグを宙づりに吊り下げる吊り下げ部材にてなって
いることを特徴としている。
【0039】上記発明によれば、折り目引き伸ばし手段
は、未収納のフレコンバッグを宙づりに吊り下げる吊り
下げ部材にてなっている。
【0040】このため、フレコンバッグに粉砕ガラスを
収納するに伴って、フレコンバッグは粉砕ガラスの重量
によって下方に伸び、その結果、折り目が引き伸ばされ
る。
【0041】したがって、確実に、フレコンバッグの折
り畳み時に形成された折り目を引き伸ばし、これによっ
て、確実に、粉砕ガラスをフレコンバッグに収納するに
際し、粉砕機や作業性に悪影響を及ぼすことなく、安定
して効率良く収納し得る粉砕ガラス梱包装置を提供する
ことができる。
【0042】また、本発明の粉砕ガラス梱包装置は、上
記課題を解決するために、上記記載の粉砕ガラス梱包装
置において、吊り下げ部材は弾性部材にてなっていると
ともに、宙づりに吊り下げられた未収納のフレコンバッ
グの下方には粉砕ガラスの収納量を測定するための重量
計が設けられていることを特徴としている。
【0043】上記発明によれば、宙づりに吊り下げられ
た未収納のフレコンバッグの下方には粉砕ガラスの収納
量を測定するための重量計が設けられている。したがっ
て、この重量計により粉砕ガラスの収納量を測定するこ
とができる。
【0044】ところで、折り目引き伸ばし手段が、単な
る吊り下げ部材にてなっていると、フレコンバッグが粉
砕ガラスの重量によって下方に伸びて、重量計に到達し
たとしても、フレコンバッグが吊り下げ部材にて拘束さ
れているので、正確な重量を測定することができない。
【0045】しかし、本発明では、吊り下げ部材は弾性
部材にてなっている。このため、弾性部材の弾性強さを
考慮することにより、吊り下げ部材を弾性部材にて形成
してもフレコンバッグの折り目を伸ばすことができると
ともに、フレコンバッグを重量計に到達させてその重量
を測定することができる。なお、弾性部材の吊り下げ強
さについては容易に計算等により求めることができる。
【0046】この結果、確実に、粉砕ガラスをフレコン
バッグに収納するに際し、粉砕機や作業性に悪影響を及
ぼすことなく、安定して効率良く収納し得る粉砕ガラス
梱包装置を提供することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図3に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0048】本実施の形態の粉砕ガラス梱包装置は、図
1に示すように、支持架台2の上部に設けられてガラス
や液晶パネルを粉砕する粉砕機3と、この粉砕機3にて
粉砕排出された粉砕ガラス1…を搬送用の収納袋である
フレコンバッグ(Flexible intermediate bulk Containe
r Bag)20に供給するために粉砕機3の下側に設けられ
た排出管10と、上記フレコンバッグ20と、フレコン
バッグ20を支持架台2に懸架すべく、フック金具4が
付いた折り目引き伸ばし手段及び吊り下げ部材及び弾性
部材としてのゴムロープ5…と、フレコンバッグ20の
下側に設けられてフレコンバッグ20の容量を重量で管
理する重量計6とから構成されている。
【0049】上記フレコンバッグ20は、規定容量とし
て約1トンの粉砕ガラス1…を収納できるものである。
このフレコンバッグ20は、使用するまでは折り畳んで
保管される一方、フレコンバッグ20を支持架台2にセ
ットしたときには、比較的硬質の例えばプラスチック素
材からなっているので、折り目23…が残り易いものと
なっている。
【0050】また、フレコンバッグ20には、上部の四
隅にフック21…が設けられており、これらフック21
…にゴムロープ5…の先端に設けられたフック金具4…
を引っ掛けることにより、未収納の状態におけるフレコ
ンバッグ20は、同図に示すように、ゴムロープ5…の
弾性力によって、重量計6から離れた状態に宙吊りに吊
り下げられた状態に保持されるようになっている。
【0051】また、上記排出管10は、粉砕機3の下部
からY字状に分岐しており、2方向にこの粉砕機3から
の粉砕ガラス1…を排出できるようになっている。した
がって、2個のフレコンバッグ20・20を同時にセッ
トできるものとなっている。
【0052】なお、本実施の形態においては、排出管1
0の片方の分岐管についてのみ説明する。
【0053】上記排出管10は、図2に示すように、粉
砕機3の直下のY字の分岐部から略くの字状に垂下する
くの字管11と、このくの字管11の先端に形成された
フランジ部12を介して取り付けられた直管からなる接
続用配管13とから構成されている。
【0054】上記接続用配管13には、フレコンバッグ
20の収納用開口22が挿入されるとともに、その挿入
状態にて、外側から開閉ロープ7にてフレコンバッグ2
0を縛って固定するものとなっている。すなわち、フレ
コンバッグ20の収納用開口22の内径は例えば約38
0mmφであり、接続用配管13の外径は例えば約15
0mmφとなっている。なお、フレコンバッグ20の内
部中央は、収納用開口22の内径よりも大きい内径を有
している。
【0055】ここで、本実施の形態の接続用配管13に
は、下端に接続用配管13よりも大きい直径を有する垂
れ下がり防止手段としての鍔部14が同心の水平円形板
状に形成されている。
【0056】すなわち、鍔部14は、外径が例えば約3
40mmφとなっており、接続用配管13の外径が上述
したように例えば約150mmφであるのに対して広く
なっている。また、上記の鍔部14の中央には、接続用
配管13の口径を維持すべく約150mmφの穴が開い
ている。
【0057】なお、この鍔部14は、本実施の形態のよ
うに水平板であっても良いが、必ずしもこれに限らず、
フレコンバッグ20の上部内面に沿うように傘状つまり
下向きに凹面であっても良い。
【0058】上記の鍔部14は、フレコンバッグ20を
接続用配管13に縛って固定したときに、フレコンバッ
グ20の上部内面を押し広げるために設けられている。
その結果、フレコンバッグ20の収納用開口22の周辺
全体が、フレコンバッグ20の自重や図示しない集塵機
による吸引によって、萎んで逆V字型に垂れ下がらない
ようになる。
【0059】上記構成を備えた粉砕ガラス梱包装置にお
ける、破損、残材、品質不良等により不要となった例え
ば液晶パネル等の廃ガラスを粉砕機3にて粉砕し、フレ
コンバッグ20に袋詰めする手順について説明する。
【0060】最初に、予め、液晶パネルを製造する際に
不良品等として排出されたガラスや液晶パネル等の廃ガ
ラスを回収箱に集めておく。
【0061】そして、廃ガラスをフレコンバッグ20に
収納するときには、先ず、支持架台2から吊り下げられ
た伸縮するゴムロープ5…の先端部に設けられたフック
金具4…をフレコンバッグ20の四隅に設けられたフッ
ク21……に引っ掛けてフレコンバッグ20を吊り上げ
る。この時、フレコンバッグ20の下部は、重量計6と
接しないように、重量計6とフレコンバッグ20の底面
との間に例えば約100mm程度の隙間が形成される状
態となっている。
【0062】次いで、開いた状態のフレコンバッグ20
の収納用開口22を、鍔部14を備えた接続用配管13
に下から通してこの接続用配管13に挿入し、フレコン
バッグ20の収納用開口22を開閉ロープ7にて縛る。
これによって、フレコンバッグ20が排出管10に密閉
状態に固定される。
【0063】この状態にて、前記回収箱に集めておいた
廃ガラスを、図3に示す粉砕機3に上側から投入する。
これにより、廃ガラスは、粉砕機3に設けられた刃物で
切断され、約10mmφ以下に粉砕される。
【0064】次いで、上記の粉砕ガラス1…は、排出管
10を通ってフレコンバッグ20に収納される。
【0065】ここで、粉砕ガラス1…がフレコンバッグ
20に収納される過程において、フレコンバッグ20に
は、図1に示すように、最初、折り目23…が多数付い
ている。しかしながら、これら折り目23…は、図3に
示すように、ゴムロープ5…によってフレコンバッグ2
0を吊り上げる一方、フレコンバッグ20に粉砕ガラス
1…を収納するに伴ってその重みでフレコンバッグ20
が下方へ引っ張られることにより、徐々に解消される。
【0066】また、フレコンバッグ20に粉砕ガラス1
…を収納する過程において、フレコンバッグ20を四隅
で吊り上げているので、粉砕ガラス1…はフレコンバッ
グ20の底面の中央に集まる。この結果、粉砕ガラス1
…は、収納量を増加していくに伴い、均一にフレコンバ
ッグ20周辺に広がって行くので、偏りが防止される。
【0067】次に、フレコンバッグ20への収納量が増
加して、粉砕ガラス1…の重量によりフレコンバッグ2
0が重量計6に載置された状態になると、ゴムロープ5
…にて宙刷りになったフレコンバッグ20を下側に約1
0cm引っ張ることになり、この結果、フレコンバッグ
20の折り目23…が略伸ばされることになる。
【0068】ところで、フレコンバッグ20を吊り上げ
ているゴムロープ5…はゴムにてなっているので伸び
る。したがって、フレコンバッグ20に収納した粉砕ガ
ラス1…の収納量を重量計6にて測定する際に、フレコ
ンバッグ20は重量計6に載置状態とすることができる
ので、フレコンバッグ20の収納量の測定が妨げられる
ことはない。なお、4本のゴムロープ5…の引っ張り力
は予め重量換算すれば良い。
【0069】また、粉砕ガラス1…をフレコンバッグ2
0に収納する過程において、フレコンバッグ20の収納
用開口周辺24は、鍔部14によって広角に保持される
ので、この収納用開口周辺24が逆V字状に細くなるこ
とがない。
【0070】このため、フレコンバッグ20に堆積した
粉砕ガラス1…は、安息角θ(約116度)を維持する
ことができ、収納量を増やして一定の量まで収納するこ
とができる。なお、安息角とは、一般的に、石炭や土砂
等を積み上げるとき、その山が安定を保てる最大傾斜角
度をいう。また、上記安息角θは、180度に近づく
程、フレコンバッグ20の周辺に広がり、収納量を増
す。
【0071】次に、粉砕機3が稼働し続けることによ
り、フレコンバッグ20が一定量になれば、粉砕機3が
停止する。
【0072】ところで、上記のフレコンバッグ20に収
納した粉砕ガラス1…の容量は重量計6にて管理され、
一定の重量にならないと粉砕機3が停止しないようにな
っている。
【0073】ここで、従来の粉砕ガラス梱包装置におい
ては、フレコンバッグ20に充分な量が収納されないと
粉砕機3の方は一定量収納されていないと判断して稼動
し粉砕ガラス1…を排出し続けていた。そして、粉砕ガ
ラス1…を排出し続けると、フレコンバッグ20に粉砕
ガラス1…が収納されないため、接続用配管13に粉砕
ガラス1…が滞留し、ひいては粉砕機3の中が粉砕ガラ
ス1…で満杯になる。
【0074】そして、粉砕機3が満杯になると過負荷に
なり、粉砕機3の刃先やモーターに悪影響を及ぼすとい
う弊害を招来していた。
【0075】しかし、本実施の形態の粉砕ガラス梱包装
置では、上述したように、フレコンバッグ20が粉砕ガ
ラス1…にて略確実に規定量に収納されるので、粉砕機
3の刃先やモーターに悪影響を及ぼすことがない。
【0076】このように、本実施の形態の粉砕ガラス梱
包装置では、廃ガラスを粉砕し、その粉砕ガラス1…を
排出管10に通して、この排出管10の先に取り付けた
接続用配管13に縛りつけた搬送用のフレコンバッグ2
0に収納する。これにより、その後、例えば、廃ガラス
処理業者に搬送し処理することによってガラスとして再
生され再利用される。
【0077】ところで、従来においては、粉砕ガラス1
…をフレコンバッグ20に収納する際に、フレコンバッ
グ20の自重により及び埃防止のために図示しない集塵
機にて吸引することにより、収納用開口周辺24が垂れ
下がって細くなり、十分にフレコンバッグ20に粉砕ガ
ラス1…を収納することができなかった。
【0078】しかし、本実施の形態では、粉砕ガラス1
…をフレコンバッグ20に収納する際に、鍔部14が、
フレコンバッグ20における収納用開口周辺24の垂れ
下がりを防止する。
【0079】したがって、集塵機にて吸引しても、フレ
コンバッグ20の収納用開口周辺24が垂れ下がること
がないので、フレコンバッグ20に粉砕ガラス1…を十
分に収納することができる。また、これによって、粉砕
機3を停止した後の、フレコンバッグ20における収納
用開口周辺24の粉砕ガラス1…の均し作業もなくなる
ので、作業性が良いものとなる。さらに、規定量収納さ
れないことによる、排出管10における接続用配管13
の粉砕ガラス1…の堆積ひいては粉砕機3への堆積がな
くなるので、粉砕機3に悪影響を及ぼすこともない。
【0080】この結果、粉砕ガラス1…をフレコンバッ
グ20に収納するに際し、粉砕機3や作業性に悪影響を
及ぼすことなく、安定して効率良く収納し得る粉砕ガラ
ス梱包装置を提供することができる。
【0081】また、本実施の形態の粉砕ガラス梱包装置
では、垂れ下がり防止手段は、排出管10における接続
用配管13の先端周囲に設けられた鍔部14にてなって
いるので、粉砕ガラス1…をフレコンバッグ20に収納
する際に、フレコンバッグ20の収納用開口周辺24が
幅広く保持される。
【0082】これによって、粉砕機3から排出される粉
砕ガラス1…はフレコンバッグ20の収納用開口周辺2
4と接触しないため、安息角θを維持することができ
る。
【0083】この結果、確実に、粉砕ガラス1…をフレ
コンバッグ20に収納する際に、フレコンバッグ20に
おける収納用開口周辺24が垂れ下がるのを防止するこ
とができる。
【0084】ところで、未使用のフレコンバッグ20は
折り畳まれて保管されているが、従来の粉砕ガラス梱包
装置においては、フレコンバッグ20を粉砕ガラス梱包
装置にセットして粉砕ガラス1…を収納する際にも折り
目23…を残した状態で収納していた。このため、収納
量が規定容量に達しないという問題点を有していた。
【0085】しかし、本実施の形態の粉砕ガラス梱包装
置では、粉砕ガラス1…をフレコンバッグ20に収納す
る際に、折り目引き伸ばし手段としてのゴムロープ5…
は、フレコンバッグ20の折り目23…を引き伸ばす。
【0086】このため、未使用のフレコンバッグ20で
あっても、フレコンバッグ20を粉砕ガラス梱包装置に
セットして粉砕ガラス1…を収納する際には、ゴムロー
プ5…の吊り下げと粉砕ガラス1…の重量によってフレ
コンバッグ20の折り目23…が引き伸ばされる。この
結果、収納量を規定容量に到達させることができる。
【0087】また、収納量が規定容量に達するので、粉
砕機3や作業性に悪影響を及ぼすこともない。
【0088】したがって、粉砕ガラス1…をフレコンバ
ッグ20に収納するに際し、粉砕機3や作業性に悪影響
を及ぼすことなく、安定して効率良く収納し得る粉砕ガ
ラス梱包装置を提供することができる。
【0089】また、本実施の形態の粉砕ガラス梱包装置
では、折り目引き伸ばし手段は、未収納のフレコンバッ
グを宙づりに吊り下げる吊り下げ部材としてのゴムロー
プ5…にてなっている。
【0090】このため、フレコンバッグ20に粉砕ガラ
ス1…を収納するに伴って、フレコンバッグ20は粉砕
ガラス1…の重量によって下方に伸び、その結果、折り
目23…が引き伸ばされる。
【0091】したがって、確実に、フレコンバッグ20
の折り畳み時に形成された折り目23…を引き伸ばし、
これによって、確実に、粉砕ガラス1…をフレコンバッ
グ20に収納するに際し、粉砕機3や作業性に悪影響を
及ぼすことなく、安定して効率良く収納し得る粉砕ガラ
ス梱包装置を提供することができる。
【0092】また、本実施の形態の粉砕ガラス梱包装置
では、宙づりに吊り下げられた未収納のフレコンバッグ
20の下方には粉砕ガラス1…の収納量を測定するため
の重量計6が設けられている。したがって、この重量計
6により粉砕ガラス1…の収納量を測定することができ
る。
【0093】ところで、折り目引き伸ばし手段が、単な
る吊り下げ部材にてなっていると、つまり弾性部材にて
なっていないと、フレコンバッグ20が粉砕ガラス1…
の重量によって下方に伸びて、重量計6に到達したとし
ても、フレコンバッグ20が吊り下げ部材にて拘束され
ているので、正確な重量を測定することができない。
【0094】しかし、本実施の形態では、吊り下げ部材
は弾性部材としてのゴムロープ5…にてなっている。こ
のため、ゴムロープ5…の弾性強さを考慮することによ
り、吊り下げ部材を弾性部材にて形成してもフレコンバ
ッグ20の折り目23…を伸ばすことができるととも
に、フレコンバッグ20を重量計6に到達させてその重
量を測定することができる。なお、ゴムロープ5…の吊
り下げ強さについては容易に計算等により求めることが
できる。
【0095】また、ゴムロープ5…は、フレコンバッグ
20の全体を吊り上げるので、粉砕ガラス1…をフレコ
ンバッグ20の底面の中央に集め、均一にフレコンバッ
グ20周辺に広がって行き、偏りを防ぎ、かつ粉砕ガラ
ス1…をフレコンバッグ20に確実に安定した収納をす
ることができる。
【0096】この結果、確実に、粉砕ガラス1…をフレ
コンバッグ20に収納するに際し、粉砕機3や作業性に
悪影響を及ぼすことなく、安定して効率良く収納し得る
粉砕ガラス梱包装置を提供することができる。
【0097】また、本実施の形態の粉砕ガラス梱包装置
では、排出管10はY字状に分岐され、フレコンバッグ
20を2個セットし得るようになっている。
【0098】これにより、片方のフレコンバッグ20へ
の収納を行っているときに、他方のフレコンバッグ20
のセットができるので、作業性を良くすることができ
る。
【0099】なお、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可
能である。例えば、上記実施の形態では、フレコンバッ
グ20を支持架台2に取り付けるために、弾性部材とし
てのゴムロープ5…を用いていたが、必ずしもこれに限
らず、例えば、弾性部材としての引っ張りバネを用いる
ことができ、これによっても同様な効果が得られる。
【0100】また、本実施の形態では、上記鍔部14
は、外径約340mmφの固定の外径の水平板を使用し
ていたが、必ずしもこれに限らず、例えば、内径約38
0mmφのフレコンバッグ20の収納用開口22に挿入
した後、その外径が340mmφから380mmφ以上
に広がる開閉機構を備えることが可能である。これによ
って、粉砕ガラス1…の重量によってフレコンバッグ2
0の収納用開口22の周辺がさらに垂れ下がらず、さら
に収納量を増量することができる。
【0101】また、本実施の形態では、本発明の垂れ下
がり防止手段と折り目引き伸ばし手段とを両方備えたも
のとして説明したが、本発明においては、必ずしもこれ
に限らず、各々を単独に備えても、フレコンバッグ20
の収納量を増量することができる。
【0102】
【発明の効果】本発明の粉砕ガラス梱包装置は、以上の
ように、粉砕ガラスをフレコンバッグに収納する際に、
フレコンバッグにおける収納用開口周辺の垂れ下がりを
防止する垂れ下がり防止手段が設けられているものであ
る。
【0103】それゆえ、集塵機にて吸引しても、フレコ
ンバッグの収納用開口周辺が垂れ下がることがないの
で、フレコンバッグに粉砕ガラスを十分に収納すること
ができる。また、これによって、粉砕機を停止した後
の、フレコンバッグにおける収納用開口周辺の粉砕ガラ
スの均し作業もなくなるので、作業性が良いものとな
る。
【0104】さらに、規定量収納されないことによる、
排出管の粉砕ガラスの堆積ひいては粉砕機への堆積がな
くなるので、粉砕機に悪影響を及ぼすこともない。
【0105】この結果、粉砕ガラスをフレコンバッグに
収納するに際し、粉砕機や作業性に悪影響を及ぼすこと
なく、安定して効率良く収納し得る粉砕ガラス梱包装置
を提供することができるという効果を奏する。
【0106】また、本発明の粉砕ガラス梱包装置は、以
上のように、上記記載の粉砕ガラス梱包装置において、
垂れ下がり防止手段は、排出管の先端周囲に設けられた
鍔部にてなっているものである。
【0107】それゆえ、垂れ下がり防止手段は、排出管
の先端周囲に設けられた鍔部にてなっているので、粉砕
ガラスをフレコンバッグに収納する際に、フレコンバッ
グの収納用開口周辺が幅広く保持される。
【0108】この結果、確実に、粉砕ガラスをフレコン
バッグに収納する際に、フレコンバッグにおける収納用
開口周辺が垂れ下がるのを防止することができるという
効果を奏する。
【0109】また、本発明の粉砕ガラス梱包装置は、以
上のように、粉砕ガラスをフレコンバッグに収納する際
に、フレコンバッグの折り目を引き伸ばす、折り目引き
伸ばし手段を備えているものである。
【0110】それゆえ、未使用のフレコンバッグであっ
ても、フレコンバッグを粉砕ガラス梱包装置にセットし
て粉砕ガラスを収納する際には、折り目引き伸ばし手段
によってフレコンバッグの折り目が引き伸ばされる。こ
の結果、収納量を規定容量に到達させることができる。
【0111】また、収納量が規定容量に達するので、粉
砕機や作業性に悪影響を及ぼすこともない。
【0112】したがって、粉砕ガラスをフレコンバッグ
に収納するに際し、粉砕機や作業性に悪影響を及ぼすこ
となく、安定して効率良く収納し得る粉砕ガラス梱包装
置を提供することができるという効果を奏する。
【0113】また、本発明の粉砕ガラス梱包装置は、以
上のように、上記記載の粉砕ガラス梱包装置において、
折り目引き伸ばし手段は、未収納のフレコンバッグを宙
づりに吊り下げる吊り下げ部材にてなっているものであ
る。
【0114】それゆえ、フレコンバッグに粉砕ガラスを
収納するに伴って、フレコンバッグは粉砕ガラスの重量
によって下方に伸び、その結果、折り目が引き伸ばされ
る。
【0115】したがって、確実に、フレコンバッグの折
り畳み時に形成された折り目を引き伸ばし、これによっ
て、確実に、粉砕ガラスをフレコンバッグに収納するに
際し、粉砕機や作業性に悪影響を及ぼすことなく、安定
して効率良く収納し得る粉砕ガラス梱包装置を提供する
ことができるという効果を奏する。
【0116】また、本発明の粉砕ガラス梱包装置は、以
上のように、上記記載の粉砕ガラス梱包装置において、
吊り下げ部材は弾性部材にてなっているとともに、宙づ
りに吊り下げられた未収納のフレコンバッグの下方には
粉砕ガラスの収納量を測定するための重量計が設けられ
ているものである。
【0117】それゆえ、重量計により粉砕ガラスの収納
量を測定することができる。
【0118】また、吊り下げ部材は弾性部材にてなって
いるので、弾性部材の弾性強さを考慮することにより、
吊り下げ部材を弾性部材にて形成してもフレコンバッグ
の折り目を伸ばすことができるとともに、フレコンバッ
グを重量計に到達させてその重量を測定することができ
る。
【0119】この結果、確実に、粉砕ガラスをフレコン
バッグに収納するに際し、粉砕機や作業性に悪影響を及
ぼすことなく、安定して効率良く収納し得る粉砕ガラス
梱包装置を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における粉砕ガラス梱包装置の実施の一
形態を示すものであり、未収納のフレコンバッグを宙吊
りにしてセットした状態を示す構成図である。
【図2】上記粉砕ガラス梱包装置における接続用配管の
構成を一部破断して示す要部正面図である。
【図3】上記粉砕ガラス梱包装置にてフレコンバッグに
粉砕ガラスを収納した状態を示す構成図である。
【図4】従来の粉砕ガラス梱包装置を示すものであり、
未収納のフレコンバッグをセットした状態を示す構成図
である。
【図5】上記粉砕ガラス梱包装置にてフレコンバッグに
粉砕ガラスを収納した状態を示す構成図である。
【符号の説明】
1 粉砕ガラス 2 支持架台 3 粉砕機 4 フック 5 ゴムロープ(折り目引き伸ばし手段、弾性部材) 6 重量計 7 開閉ロープ 10 排出管 11 くの字管 12 フランジ 13 接続用配管 14 鍔部(垂れ下がり防止手段) 20 フレコンバッグ 21 フック 22 収納用開口 23 折り目 24 収納用開口周辺 θ 安息角

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】廃ガラスを再利用すべく、廃ガラスを粉砕
    し、その粉砕ガラスを排出管に通して、この排出管に縛
    りつけた搬送用のフレコンバッグに収納する粉砕ガラス
    梱包装置において、 上記粉砕ガラスをフレコンバッグに収納する際に、フレ
    コンバッグにおける収納用開口周辺の垂れ下がりを防止
    する垂れ下がり防止手段が設けられていることを特徴と
    する粉砕ガラス梱包装置。
  2. 【請求項2】垂れ下がり防止手段は、排出管の先端周囲
    に設けられた鍔部にてなっていることを特徴とする請求
    項1記載の粉砕ガラス梱包装置。
  3. 【請求項3】廃ガラスを再利用すべく、廃ガラスを粉砕
    し、その粉砕ガラスを排出管に通して、この排出管に縛
    りつけた搬送用のフレコンバッグに収納する粉砕ガラス
    梱包装置において、 上記粉砕ガラスをフレコンバッグに収納する際に、フレ
    コンバッグの折り目を引き伸ばす、折り目引き伸ばし手
    段を備えていることを特徴とする粉砕ガラス梱包装置。
  4. 【請求項4】折り目引き伸ばし手段は、未収納のフレコ
    ンバッグを宙づりに吊り下げる吊り下げ部材にてなって
    いることを特徴とする請求項3記載の粉砕ガラス梱包装
    置。
  5. 【請求項5】吊り下げ部材は弾性部材にてなっていると
    ともに、宙づりに吊り下げられた未収納のフレコンバッ
    グの下方には粉砕ガラスの収納量を測定するための重量
    計が設けられていることを特徴とする請求項4記載の粉
    砕ガラス梱包装置。
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