JP2001252697A - し尿および/または浄化槽汚泥の処理方法および装置 - Google Patents
し尿および/または浄化槽汚泥の処理方法および装置Info
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Abstract
用することなく、少ないエネルギーでし尿および/また
は浄化槽汚泥を高分解率で処理して無害化することがで
き、発生汚泥量を少なくできるとともに、装置のスケー
ル化を防止することができ、かつ処理水の再利用も可能
なし尿および/または浄化槽汚泥の処理方法および装置
を提案する。 【解決手段】 し尿および/または浄化槽汚泥からなる
被処理物を粉砕機6で粉砕し、pH調整剤8でpH6以
下に調整し、種晶9を添加し、被処理物槽1から熱交換
器12を経て濃縮装置2で蒸発濃縮し、濃縮物30を焼
却炉4で焼却して有機物およびアンモニアを酸化分解し
て浄化し、排煙を排煙処理装置5で処理する。
Description
浄化槽汚泥を濃縮して浄化する処理方法および装置に関
するものである。
汲み取ってし尿処理場に集められ、集中的に処理されて
いる。家庭、施設等にし尿の浄化槽が設置される場合は
浄化槽汚泥をバキューム車で汲み取ってし尿処理場に集
められ、し尿と混合して処理されている。このようなし
尿処理場におけるし尿および/または浄化槽汚泥の処理
方法は、嫌気性処理、好気性処理等の生物学的処理方法
が一般的である。
有機物、アンモニア、リン酸やカルシウム、マグネシウ
ム等が溶解しており、pHが7〜9、TOCが数千pp
mが一般的である。このようなし尿を生物処理する場
合、高濃度であるため、嫌気性処理では長期間の処理が
必要であり、好気性処理では高希釈が必要であり、この
装置も大型化する。
は燃焼するには有機物濃度が低いため、これを脱水して
焼却する試みもあるが、脱水のためには多量の凝集剤を
必要とし、また脱水液は生物処理等により別途処理する
必要がある。下水等に適用されている液中燃焼による有
機物の分解方法等をし尿および/または浄化槽汚泥に適
用する場合でも、し尿および/または浄化槽汚泥は有機
物濃度が低いため、効率は低く実用的でない。
な装置と操作により短時間で、凝集剤を使用することな
く少ないエネルギーでし尿および/または浄化槽汚泥を
高分解率で処理して無害化することができ、発生汚泥量
を少なくできるとともに、装置のスケール化を防止する
ことができ、かつ処理水の再利用も可能なし尿および/
または浄化槽汚泥の処理方法および装置を提案すること
である。
/または浄化槽汚泥の処理方法および装置である。 (1) し尿および/または浄化槽汚泥からなる被処理
物を蒸発濃縮させる濃縮工程と、被処理物の濃縮物を浄
化する浄化工程とを含むし尿および/または浄化槽汚泥
の処理方法。 (2) 濃縮工程はpH6以下で蒸発濃縮を行う上記
(1)記載の方法。 (3) 濃縮工程は種晶を添加して蒸発濃縮を行う上記
(1)または(2)記載の方法。 (4) 浄化工程は焼却工程である上記(1)ないし
(3)のいずれかに記載の方法。 (5) し尿および/または浄化槽汚泥からなる被処理
物を蒸発濃縮する濃縮装置と、被処理物の濃縮物を浄化
する浄化装置とを含むし尿および/または浄化槽汚泥の
処理装置。 (6) 濃縮装置は加熱した被処理物を熱交換器を通し
て循環し、発生蒸気を圧縮して熱交換器に供給して、循
環する被処理物を加熱するものである上記(5)記載の
装置。 (7) 浄化装置は焼却装置である上記(5)または
(6)記載の装置。
はし尿および/または浄化槽汚泥である。し尿は家庭ま
たは施設等からバキューム車で汲み取られた生し尿また
はその前処理物などがあげられる。浄化槽汚泥は家庭ま
たは施設等において、し尿処理用に設置される浄化槽に
堆積する汚泥であって、し尿と同様にバキューム車で汲
み取って集められる汚泥またはその前処理物などがあげ
られる。これらのし尿および浄化槽汚泥は両者を任意の
割合で混合して被処理物としてもよく、また別々に被処
理物としてもよい。また他の有機性排液やゴミ等を混合
して被処理物としてもよい。
浄化槽汚泥からなる被処理物を濃縮工程において蒸発濃
縮する。濃縮工程で使用する濃縮装置は被処理物を蒸発
により濃縮できるものであれば制限なく、液膜式、浸管
式、フラッシュ式など、任意の濃縮装置を用いることが
できるが、加熱した被処理物を熱交換部を通して循環
し、発生蒸気を必要によりミストを除去して圧縮し、熱
交換部に供給することにより、循環する被処理物を加熱
する循環式のものが好ましい。このような循環式の濃縮
装置は最初に加熱を行えば、その後は圧縮のためのエネ
ルギーを加えるだけで蒸発濃縮を行うことができ好まし
い。被処理物の加熱に必要な熱は濃縮装置および/また
は浄化装置から排出される処理物から回収して使用する
ことができる。
し、蒸発濃縮を行うのが好ましい。粉砕手段としてはポ
ンプや粉砕機が使用できる。通常1mm程度に粉砕する
ことにより伝熱管の閉塞を防止できる。このような被処
理物を塩酸、硫酸等の酸や酸性塩の添加によりpH6以
下、好ましくは5以下に調整して蒸発濃縮を行うと、ア
ンモニアの蒸発を防止するとともに、発泡を防止して消
泡剤の使用量を少なくすることができる。pHの下限は
ないが、腐食防止および薬剤使用量の点からpH4以上
が好ましく、pH5付近で濃縮を行うのが最も好まし
い。
を行うと、被処理物中のリン酸、カルシウム、マグネシ
ウム等が種晶上に析出するため、濃縮装置および浄化装
置のスケール化を防止することができる。種晶としては
特に制限はなく、硫酸カルシウム、リン酸カルシウムな
どが使用できる。このような種晶その他の固形物は濃縮
工程後に除去してもよく、また除去することなく浄化工
程を行い、その後除去してもよい。
が、浄化工程において、含まれる有機物の燃焼により燃
焼を維持できる程度、または補助燃料を制限できる程度
の濃度まで濃縮するのが好ましく、これにより処理コス
トを低減することができる。濃縮倍率を高めすぎると濃
縮物の流動性が低下する場合があるので、この場合は濃
縮倍率を低くし、補助燃料を増加することができる。
られる。蒸発した蒸気の凝縮水にも有機物、アンモニ
ア、固形物等の不純物が移行しているので、逆浸透膜を
用いる膜分離等により有機物その他の不純物を濃縮し、
その濃縮液を上記被処理物の濃縮物と合せて浄化工程へ
送るのが好ましい。膜分離による分離液は活性炭処理等
により有機物その他の不純物を除去することにより回
収、使用することができる。
行うことにより、アンモニアの蒸発は抑制されるが、そ
れでも一部のアンモニアは蒸発し、その一部は凝縮水に
移行し、一部は非凝縮ガスとともに排気される。この場
合蒸発したアンモニアの分解装置を設けることにより、
後処理が容易になる。アンモニア分解工程としては触媒
分解装置が好ましく、蒸気または凝縮水の状態で酸化剤
の存在下に触媒層を通すことにより、アンモニアを分解
することができる。触媒としては貴金属類を担持させた
触媒、好ましくは白金担持アルミナ触媒が望ましく、蒸
気の状態で分解する場合は300〜400℃、凝集させ
てから分解するためには150〜200℃が好適であ
る。アンモニアの分解と同時に有機物等も分解されるの
で、凝縮水はそのまま洗浄水等として再利用が可能であ
る。
の濃縮物を浄化装置に導入して燃焼等により有機物の分
解を行う。このとき前述のように凝縮液の膜分離による
濃縮液を合せて浄化工程により分解することができる。
浄化工程は濃縮物に含まれる有機物を分解して浄化する
工程であり、焼却、液中燃焼等で有機物を酸化分解する
ことにより浄化する方法を採用すると蒸発による濃縮の
効果を発揮できるので好ましい。焼却は濃縮物をそのま
ま焼却炉に導入し、必要により補助燃料を加えて燃焼さ
せて有機物を分解する。液中燃焼の場合も燃焼ガス等の
加熱手段により加熱を行い、液相で有機物を燃焼させて
浄化する。
理物であるし尿および/または浄化槽汚泥を濃縮するこ
とにより、高濃度の濃縮物を浄化工程に導入して酸化分
解等により浄化を行うことができる。酸化分解の場合被
反応物の熱量により有機物とともにアンモニアも分解す
ることができ、外部から加える熱量を少なくして高分解
率で有機物およびアンモニアを分解することが可能にな
る。この場合蒸発による濃縮は凝集剤等を使用すること
なく高濃縮できるので、熱量の高い状態での酸化による
浄化が可能である。
び/または浄化槽汚泥を濃縮工程で濃縮後、濃縮物を浄
化工程において浄化するようにしたので、簡単な装置と
操作により短時間で、凝集剤を使用することなく少ない
エネルギーでし尿および/または浄化槽汚泥を高分解率
で処理して無害化することができ、発生汚泥量を少なく
できるとともに、装置のスケール化を防止することがで
き、生成する水の再利用も可能である。
により説明する。図1、図2は別の実施形態の処理装置
のフロー図である。
装置、3は濃縮物槽、4は焼却炉、5は排煙処理装置で
ある。被処理物槽1にはし尿および/または浄化槽汚泥
からなる被処理物10を粉砕して供給するための粉砕機
6を有する被処理物供給路7とともに、pH調整剤供給
路8および種晶供給路9が連絡している。また被処理物
槽1から系路11が熱交換器12を介して濃縮装置2の
下部に連絡している。
り、被処理物13と蒸気14を収容する本体15の上部
に、複数の熱交換管16を垂直方向に配置した熱交換部
17、およびさらにその上に分配部18を有し、本体1
5の下部から系路19を通してポンプ21により被処理
物13を分配部18に送り、分配器22により被処理物
を熱交換管16の内壁に沿って膜状に流下させて循環す
るように構成されている。また本体15の上部と熱交換
部17間に設けられたミスト除去部材23を通して、本
体15上部から蒸気を系路24に吸引し、コンプレッサ
25で圧縮して熱交換部17の熱交換管16の外側に供
給するように構成されている。系路19から分岐する系
路26が濃縮物槽3に連絡している。
熱交換器12を介して膜分離装置28の濃縮室29に連
絡している。膜分離装置28は内部に設けられた逆浸透
膜31により濃縮室29と透過室32に区画されてい
る。濃縮室29から系路33が濃縮物槽3に連絡してい
る。また透過室32から系路34が活性炭35を充填し
た吸着槽36を介して系外に連絡している。
プ37を有する系路38が焼却炉4に設けられた供給装
置41に連絡している。供給装置41には空気供給路4
2および燃料供給路43が連絡している。この供給装置
41は濃縮物と空気および補助燃料の混合流を焼却炉4
に供給して燃焼させるように焼却炉4に取付けられてい
る。
連絡している。排煙処理装置5はスクラバからなり、洗
煙水路51、排ガス路52および洗煙排水路53が連絡
している。なお上記の装置においてポンプ、弁等が必要
であるが、省略して図示されている。
われる。まずし尿および/または浄化槽汚泥からなる被
処理物を被処理物供給路7から供給し、粉砕機6で粉砕
して被処理物槽1に導入する。被処理物槽1にはpH調
整剤供給路8からpH調整剤を供給してpH6以下に調
整し、また種晶供給路9から種晶を供給して被処理物1
0と混合する。
から熱交換器12を通して加熱し、濃縮装置2の本体1
5に導入する。濃縮装置2ではポンプ21を駆動するこ
とにより系路19を通して被処理物13を分配部18に
送り、分配器22により熱交換管16の内壁に膜状に分
配して流下させることにより水分を蒸発させ、蒸気およ
び濃縮物を本体15に循環させる。
してミストを除去し、コンプレッサ25により圧縮して
系路24から熱交換部17に供給する。圧縮により温度
上昇した蒸気は熱交換管16の外側に至り、熱交換管1
6の内壁を膜状に流下する被処理物を加熱して蒸発さ
せ、自身は凝縮して凝縮水となり、系路27から熱交換
器12に入って新しい被処理物と熱交換して膜分離装置
28に入る。
器12に蒸気等の熱源を供給して被処理物を加熱して蒸
発を開始すれば、その後はコンプレッサ25の圧縮によ
って温度上昇させて蒸発を行い、被処理物を効率よく濃
縮することができる。濃縮物は系路26から濃縮物槽3
に送られる。ミスト除去部材23で除去されたミストは
そのまま本体15に戻り、凝縮水の汚染を防止する。
理物から水を蒸発させることによりアンモニアの気化を
防止することができるが、一部のアンモニアは気化する
ので、ミスト除去部材23を通過する固形物、有機物等
の不純物とともに膜分離装置28で膜分離を行う。膜分
離装置28では凝縮液を系路27から濃縮室29に高圧
で供給し、逆浸透膜31を通して水を透過室32に透過
させ、濃縮液は系路33から濃縮物槽3に送り、濃縮物
30と混合する。透過液は吸着槽36に供給し、活性炭
35により有機物その他の不純物を除去し、系路34か
ら排出し、必要により回収水として使用される。
り系路38から供給装置41に送り、ここで空気供給路
42から送られる空気および必要により燃料供給路43
から送られる補助燃料と混合し、混合流を焼却炉4に供
給して燃焼を行う。供給装置41から供給される混合流
は高温の焼却炉内で着火して燃焼する。これにより濃縮
物中の有機物、アンモニアその他の可燃物は焼却され
る。この焼却工程では前の濃縮工程で濃縮されて熱量の
高くなった濃縮物が燃焼するため、濃縮物の持つ熱量だ
け燃焼可能なときは補助燃料を使うことなく燃焼を行
い、有機物とともにアンモニアも分解することができ
る。燃焼炉の燃焼ガスは煙道44から排煙処理装置5に
入り、ここで洗煙水路51から入る洗煙水と接触して洗
煙され、有害物を除去された排ガスは排ガス路52から
排出され、洗煙排水は洗煙排水路53から排出され、別
途処理される。
ー図である。この実施形態では基本的な構成は図1とほ
ぼ同様となっており、相違点は濃縮装置2から凝縮水を
取り出す系路27に熱交換器56、57および触媒反応
槽58が設けられていることと、図1における膜分離装
置28、吸着槽36および系路33、34が省略されて
いることである。
とほぼ同様に行われるが、濃縮装置2から取り出される
凝縮水は熱交換器56で加熱した後、熱交換器57にお
いて蒸気供給路60から供給する蒸気により加熱して触
媒反応槽58において触媒層59を通過させることによ
り、アンモニアおよび有機物が分解し、熱交換器56、
12を通して系路39から凝縮水を排出する点が相違し
ている。これにより膜分離の操作は省略される。
て循環式の蒸発濃縮装置を示したが液膜式、浸管式、フ
ラッシュ式など他の蒸発形式の蒸発濃縮装置を用いても
よい。また濃縮装置から得られる凝縮水の処理には、図
1および図2に示される膜分離、触媒酸化のほかに、イ
オン交換、凝縮、生物処理など他の処理手段が採用でき
る。また焼却炉4に代えて液中燃焼法その他の浄化装置
が使用できる。
(表1に性状を示す)のpHを調整して1literのフラ
スコにとり、マントルヒーターで加熱して沸騰させ濃縮
した。蒸気は水を流した冷却器で冷却し、凝縮水を回収
し分析した。濃縮試験結果を表2に示す。
泥の混合物をそのまま蒸発処理すると(Run−1)、
沸騰直前から発泡が始まった。沸騰開始とともに著しく
発泡し、混合物はフラスコから冷却管側にまで移行し、
濃縮作業を続けることはできなかった。これに対して、
消泡剤としてクリレス710(栗田工業(株)製、商
標)を200mg/l添加して蒸発を行った場合(Ru
n−2)は、発泡せず、通常の沸騰状態を示した。
3、4、6)、硫酸でpH5.0(Run−5)とした
場合には発泡せず、通常の沸騰状態を示した。本実施例
では7倍濃縮としたが、濃縮倍数をさらに高くすること
も可能であった。凝縮水中のアンモニア濃度を比較する
と、pHが低いほど低くなっているが、pH5.0以下
で特に低くなり、アンモニアの蒸発抑制ができているこ
とがわかる。Run−5では、フラスコと冷却器の間に
ガラス製でらせん状の充填物を含む分留管を設置した。
凝縮水中のTOCが低減できていることがわかる。
600mg/l、NH 4 +:12700mg/l)につい
て、流動床式焼却炉を用いて焼却試験を行ったところ、
有機物、アンモニア等の可燃物を焼却することができ
た。
2)
り系路38から供給装置41に送り、ここで空気供給路
42から送られる空気および必要により燃料供給路43
から送られる補助燃料と混合し、混合流を焼却炉4に供
給して燃焼を行う。供給装置41から供給される混合流
は高温の焼却炉内で着火して燃焼する。これにより濃縮
物中の有機物、アンモニアその他の可燃物は焼却され
る。この焼却工程では前の濃縮工程で濃縮されて熱量の
高くなった濃縮物が燃焼するため、濃縮物の持つ熱量だ
けで燃焼可能なときは補助燃料を使うことなく燃焼を行
い、有機物とともにアンモニアも分解することができ
る。燃焼炉の燃焼ガスは煙道44から排煙処理装置5に
入り、ここで洗煙水路51から入る洗煙水と接触して洗
煙され、有害物を除去された排ガスは排ガス路52から
排出され、洗煙排水は洗煙排水路53から排出され、別
途処理される。
Claims (7)
- 【請求項1】 し尿および/または浄化槽汚泥からなる
被処理物を蒸発濃縮させる濃縮工程と、 被処理物の濃縮物を浄化する浄化工程とを含むし尿およ
び/または浄化槽汚泥の処理方法。 - 【請求項2】 濃縮工程はpH6以下で蒸発濃縮を行う
請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 濃縮工程は種晶を添加して蒸発濃縮を行
う請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 浄化工程は焼却工程である請求項1ない
し3のいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】 し尿および/または浄化槽汚泥からなる
被処理物を蒸発濃縮する濃縮装置と、 被処理物の濃縮物を浄化する浄化装置とを含むし尿およ
び/または浄化槽汚泥の処理装置。 - 【請求項6】 濃縮装置は加熱した被処理物を熱交換器
を通して循環し、発生蒸気を圧縮して熱交換器に供給し
て、循環する被処理物を加熱するものである請求項5記
載の装置。 - 【請求項7】 浄化装置は焼却装置である請求項5また
は6記載の装置。
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JP2000071061A JP4465786B2 (ja) | 2000-03-09 | 2000-03-09 | し尿および/または浄化槽汚泥の処理方法および装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013500157A (ja) * | 2009-07-30 | 2013-01-07 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 脱塩システム及び方法 |
JP2017189777A (ja) * | 2017-07-31 | 2017-10-19 | 株式会社ササクラ | 水溶液の蒸発処理方法 |
CN114108758A (zh) * | 2020-12-16 | 2022-03-01 | 浙江金字机械电器股份有限公司 | 一种处理粪便的方法以及可移动净排无下水道厕所 |
CN114108758B (zh) * | 2020-12-16 | 2024-05-14 | 浙江金字机械电器股份有限公司 | 一种处理粪便的方法以及可移动净排无下水道厕所 |
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- 2000-03-09 JP JP2000071061A patent/JP4465786B2/ja not_active Expired - Fee Related
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