JP2001252572A - ポリマー担持ランタノイドアルコキシド触媒及びその用途 - Google Patents

ポリマー担持ランタノイドアルコキシド触媒及びその用途

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JP2001252572A
JP2001252572A JP2000073998A JP2000073998A JP2001252572A JP 2001252572 A JP2001252572 A JP 2001252572A JP 2000073998 A JP2000073998 A JP 2000073998A JP 2000073998 A JP2000073998 A JP 2000073998A JP 2001252572 A JP2001252572 A JP 2001252572A
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carbon atoms
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lanthanoid
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JP2000073998A
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Junji Inanaga
純二 稲永
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Tosoh Corp
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Tosoh Corp
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  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工業的に有用な耐水性ポリマー担持ランタノ
イドアルコキシド触媒を提供する。 【解決手段】 ヘキサエチレングリコール誘導体を導入
したスチレン系ポリマーにランタノイドとりアルコキシ
ドを反応させ、次いでアルカリ金属水酸化物水溶液で処
理することにより、耐水性が高く、再使用可能な固体塩
基触媒を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規固体ポリマー担
持ランタノイドアルコキシド触媒及びその用途に関す
る。本発明の触媒は、固体塩基性触媒として工業的に有
用な触媒である。
【0002】
【従来の技術】本発明のポリマー担持ランタノイドアル
コキシド触媒は従来知られておらず、新規な化合物であ
る。
【0003】また、ランタノイドトリアルコキシドを用
いたエノン類とケトン類の環化反応としては、カルコン
とメチルエチルケトンを20mol%のランタントリイ
ソプロポキシド及びモレキュラーシーブ4A存在下、ト
ルエン溶媒中、50℃で2時間の反応させ3,5−ジフ
ェニル−6−メチル−2−シクロへキセン−1−オンを
77%収率で得る方法等が知られている(T.Okan
o,et.al.,Chem.Lett.1996,1
041)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来知
られている触媒はその全てが溶剤に溶解するタイプで、
工業的には触媒の回収、再使用が困難であった。
【0005】また、ランタントリイソプロポキシドのみ
を触媒として用いた場合には、反応によっては、用いる
溶剤中に溶存する水又は反応により副生する水により触
媒が失活し収率が低下する。このため、反応系内にモレ
キュラーシーブス等の脱水剤を添加する必要があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するため、溶剤中に溶存する水又は副生する水
に安定でかつより実用性の高い触媒の設計を目指し鋭意
検討した結果、(A1)ヘキサエチレングリコールを反
応させた架橋クロロメチル化ポリスチレン樹脂、(B)
ランタノイドトリアルコキシド、及び(C)アルカリ金
属水酸化物水溶液からなるポリマー担持ランタノイドア
ルコキシド触媒、(A2)下記式(1)
【0007】
【化7】
【0008】で示されるスチレン誘導体と、スチレン及
び/又はジビニルベンゼンとの共重合体の脱アセタール
化物、(B)ランタノイドトリアルコシド、並びに
(C)アルカリ金属水酸化物水溶液からなるポリマー担
持ランタノイドアルコキシド触媒を見出し、本発明を完
成させるに至った。
【0009】すなわち本発明は、上記ポリマー担持ラン
タノイドアルコキシド触媒及びそれらの製造方法、並び
にそれらの用途である。
【0010】本発明を以下に詳細に説明する。
【0011】本発明の触媒のうち、(A1)ヘキサエチ
レングリコールを反応させた架橋クロロメチル化ポリス
チレン樹脂、(B)ランタノイドトリアルコキシド、及
び(C)アルカリ金属水酸化物水溶液からなるポリマー
担持ランタノイドアルコキシド触媒(以下、触媒1と称
する)は、下記一般式(5)
【0012】
【化8】
【0013】[一般式(5)中、Aは架橋ポリスチレン
樹脂、Lnはランタノイド金属元素、Mはアルカリ金属
元素、nはスチレンユニットに対して0.01〜100
0モル比を示す。]に示される構造を形成しているもの
と推定される。
【0014】また、本発明の触媒のうち、(A2)上記
式(1)で示されるスチレン誘導体と、スチレン及び/
又はジビニルベンゼンとの共重合体の脱アセタール化
物、(B)ランタノイドトリアルコキシド、並びに
(C)アルカリ金属水酸化物水溶液からなるポリマー担
持ランタノイドアルコキシド触媒(以下、触媒2と称す
る)は、下記一般式(6)
【0015】
【化9】
【0016】[一般式(6)中、Aは架橋ポリスチレン
樹脂、Lnはランタノイド金属元素、Mはアルカリ金属
元素、nはスチレンユニットに対して0.01〜100
0モル比を示す。]で示される構造を形成しているもの
と推定される。
【0017】本発明において、ランタノイド金属元素と
しては、具体的には、スカンジウム、イットリウム、ラ
ンタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、サマリウ
ム、ユーロピウム、ガドリウム、テルビウム、ディスプ
ロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテ
ルビウム、ルテチウムから選択される元素が例示され、
また、アルコキシドとしては、具体的には、前記ランタ
ノイド金属元素のメトキシド、エトキシド、n−プロポ
キシド、イソプロポキシド、n−ブトキシド、tert
−ブトキシド等が例示される。
【0018】本発明において、アルカリ金属元素として
は、具体的には、リチウム、ナトリウム、カリウム、ル
ビウム、セシウムが例示され、また、アルカリ金属水酸
化物としては、前記アルカリ金属元素の水酸化物が例示
される。
【0019】本発明の触媒1の調製法としては、例え
ば、市販の架橋クロロメチル化ポリスチレン(メリフィ
ールド樹脂)にヘキサエチレングリコールを反応させた
後得られるヘキサエチレングリコール化架橋ポリスチレ
ンに、所定量のランタノイドトリアルコキシドを反応さ
せた後、所定量のアルカリ金属水酸化物を添加すること
により、触媒1が調製される。調製した触媒は単離、精
製することなく反応に用いることができる。
【0020】本発明の触媒1の調製に使用する市販の架
橋クロロメチル化ポリスチレンのクロロメチル化度に
は、特に規定はなく、あらゆるクロロメチル化度の架橋
ポリスチレンが本発明に適用可能である。
【0021】本発明の触媒1の調製に使用するヘキサエ
チレングリコールは、架橋ポリスチレンのクロロメチル
基含量に対して理論的には等モルの使用で充分である
が、反応を効率良く行うために10モル倍量程度使用す
ることが好ましい。反応に当たっては脱ハロゲン化水素
試剤として、n−ブチルリチウム、tert−ブチルリ
チウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化カ
ルシウム、ナトリウム、リチウム等を用い、反応に具す
るヘキサエチレングリコールに対して当量程度使用する
ことが好ましい。
【0022】本発明の触媒1に調製に当たり、架橋クロ
ロメチル化ポリスチレンとヘキサエチレングリコールの
反応に使用する溶剤としては、特に規定はないが、反応
効率を良くするために、ジメチルフォルムアミド(以
下、DMFと略す)、ジメチルアセトアミド、ジメチル
スルホキシド、N,N−ジメチルイミダゾリジノン等を
用いることが好ましい。
【0023】本発明の触媒1の調製に当たり、架橋クロ
ロメチル化ポリスチレンとヘキサエチレングリコールの
反応温度及び時間は、通常、50〜200℃の温度範囲
で、1日〜20日程度である。
【0024】本発明の触媒1の調製に当たり、架橋クロ
ロメチル化ポリスチレンとヘキサエチレングリコールの
反応生成物を、反応終了後、ろ過、テトラヒドロフラン
(以下、THFと略す)及び水で洗浄、次いで100℃
で24時間程度乾燥させることにより、架橋ヘキサエチ
レングリコール化架橋ポリスチレンが得られる。
【0025】本発明の触媒1の調製に当たっては、エー
テル系溶剤中、前記反応により得られた架橋ヘキサエチ
レングリコール化ポリスチレンと、該架橋ポリスチレン
の水酸基に対して等モル量のランタノイドトリアルコキ
シドを反応させた後、ランタノイドトリアルコキシドに
対して3モル倍量の3Nアルカリ金属水酸化物水溶液を
添加し触媒を形成させる。得られた触媒は単離精製する
ことなく反応に用いられる。
【0026】また、本発明の触媒2の調製法としては、
例えば、脱ハロゲン化水素試剤存在下、ヘキサエチレン
グリコールと文献既知のソルケタールトシレートを反応
させ、次いでp−クロロスチレンと反応させることによ
り上記式(1)の化合物を得、次いで上記式(1)の化
合物とスチレン及び/又はジビニルベンゼンを共重合し
た後、アセタール保護基を加水分解することにより架橋
(2,3−ジヒドロキシプロピルオキシ)ヘキサエチレ
ングリコール化ポリスチレンを得、さらに触媒1の調製
と同様に、ランタノイドトリアルコキシド及び水酸化ナ
トリウム水溶液と反応させることにより、触媒2が調製
される。調製した触媒は単離、精製することなく反応に
用いることができる。
【0027】本発明の触媒2の調製に当たり、ヘキサメ
チルグリコールとソルケタールの反応においては、溶剤
としてエーテル系溶剤を用い、ヘキサエチレングリコー
ルとソルケタールを等量程度使用し、脱ハロゲン化水素
試剤としてn−ブチルリチウム、tert−ブチルリチ
ウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化カル
シウム、ナトリウム、リチウム等を用い、反応に具する
ヘキサエチレングリコールに対して当量程度使用するこ
とが好ましい。また反応を効率能く進行させるためには
18−クラウン−6−エーテル等のクラウンエーテルを
用いることが好ましい。
【0028】本発明の触媒2の調製に当たり、ヘキサメ
チルグリコールとソルケタールの反応においての反応温
度及び時間は、20〜100℃の温度範囲、10時間〜
5日程度で反応は完結する。
【0029】反応終了後、単離精製することなく、同反
応系に、ヘキサエチレングリコールに対して、当量の脱
ハロゲン化水素試剤及び当量p−クロロメチルスチレン
を添加し、0℃〜50℃で1〜10日間程度反応を行う
ことにより上記式(1)で示される化合物を得る。得ら
れた上記式(1)の化合物は単離精製することなく次工
程の共重合に用いる。
【0030】本発明の触媒2の調製に当たり、上記式
(1)の化合物とスチレン及び/又はジビニルベンゼン
の共重合においては、各化合物の量比に特に制限はない
が、通常上記式(1)の化合物に対してスチレンを0.
1〜200モル倍量、ジビニルベンゼンを0〜10モル
倍量程度使用する。
【0031】本発明の触媒2の調製に当たり、上記式
(1)の化合物とスチレン及び/又はジビニルベンゼン
の共重合において使用する反応触媒としては、アゾイソ
ブチロ二トリル(以下、AIBNと略す)、過酸化ベン
ゾイル、ジクミルパーオキサイド等のラジカル開始剤及
び過酸化物が挙げられ、反応に具する上記式(1)の化
合物に対して、通常0.1〜50モル%程度使用する。
【0032】本発明の触媒2の調製に当たり、上記式
(1)の化合物とスチレン及びジビニルベンゼンの共重
合において使用する反応溶剤としては、特に規定はない
が、水−THF混合溶剤、エチレングリコール−トルエ
ン混合溶剤等の混合溶剤を用い、反応温度及び時間とし
ては50〜200℃の温度範囲、1〜20日程度であ
る。
【0033】本発明の触媒2の調製に当たり、上記式
(1)の化合物とスチレン及び/又はジビニルベンゼン
の共重合において、反応終了後、上記式(1)の化合物
に対して0.1〜50モル%の塩酸、硫酸又はp−トル
エンスルフォン酸等を添加し、20〜100℃の温度範
囲で1〜10日間反応を行うことにより脱アセタール反
応を行い、次いでろ過、水−THFで洗浄、100℃で
24時間程度乾燥させることにより共重合体を得る。
【0034】本発明の触媒2の調製に当たり、THF
中、得られた共重合体のジオールに対して等モル量のラ
ンタノイドトリアルコキシドを0〜50℃で1〜10時
間程度反応させた後、次いで共重合体のジオールに対し
て3モル倍量の3N水酸化ナトリウム水溶液を添加し、
0〜100℃で0.5〜10時間程度反応させることに
より、触媒が形成される。得られた触媒は単離精製する
ことなく反応に用いられる。
【0035】本発明の触媒1又は触媒2は、触媒として
用いた反応液よりろ集後、THF等で洗浄し、室温で減
圧下乾燥させることによりアルカリ金属イオンが脱離し
た状態で容易に回収でき、さらに、回収した触媒をエー
テル系溶剤中に懸濁させランタノイドに対して等量のア
ルカリ金属水酸化物を添加することにより再生可能であ
る。
【0036】以下、本発明の前記触媒を用いたエノン類
とケトン類の環化反応について説明する。
【0037】本発明の環化反応に適用可能なエノン類と
しては、特に規定はないが、具体的には、メチルビニル
ケトン、trans−3−ペンテン−2−オン、tra
ns−3−ヘキセン−2−オン、trans−3−ヘプ
テン−2−オン、trans−3−オクテン−2−オ
ン、trans−3−ノネン−2−オン、エチルビニル
ケトン、trans−4−ヘキセン−3−オン、tra
ns−4−へプテン−3−オン、trans−4−オク
テン−3−オン、trans−4−ノネン−3−オン、
イソプロピルビニルケトン、trans−2−メチル−
4−ヘキセン−3−オン、trans−2−メチル−4
−へプテン−3−オン、trans−2−メチル−4−
オクテン−3−オン、trans−2−メチル−4−ノ
ネン−3−オン、trans−1,3−ジフェニル−2
−プロピレン−1−オン(カルコン)、trans−2
−メチル−5−フェニル−4−ペンテン−3−オン、4
−メチル−1−フェニル−3−ペンテン−2−オン、4
−フェニル−3−ブチレン−2−オン、6−フェニル−
3−へキセン−2−オン、5−フェニル−3−ヘキセン
−2−オン等が挙げられる。
【0038】本発明の環化反応に適用可能なケトン類と
しては、特に規定はないが、具体的には、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチル
イソブチルケトン、ジエチルケトン、エチルイソプロピ
ルケトン、エチルイソブチルケトン、ジ−n−プロピル
ケトン、n−プロピル−i−プロピルケトン、n−プロ
ピル−i−ブチルケトン、ジイソプロピルケトン、ベン
ジルメチルケトン、ベンジルエチルケトン、ベンジルイ
ソプロピルケトン、(シクロヘキシルメチル)メチルケ
トン、(シクロヘキシルメチル)イソプロピルケトン等
が挙げられる。
【0039】本発明の環化反応において、ケトン類の使
用量は通常、エノン類に対して2モル倍量以上使用し、
また10倍量以上使用し反応溶剤として兼ねても良い。
【0040】本発明の環化反応において、前記触媒の使
用量としては、反応に具するエノン類に対して、0.1
〜50モル%程度使用する。
【0041】本発明の環化反応の反応溶剤としては、前
記触媒を調製した溶剤をそのまま用いても良いし、触媒
を単離後、他の溶剤を使用しても良い。
【0042】本発明の環化反応は、通常0〜100℃の
温度範囲で10〜200時間程度反応を行うことにより
環化生成物を得る。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、工業的に有用で、耐水
性の高い固体塩基性触媒が提供される。本発明の触媒を
用いることにより各種、塩基を必要とする反応の工業的
規模での適用が期待される。
【0044】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。
【0045】(HRFABMASSの測定)JOEL製
JMS−HX110を使用。
【0046】(元素分析)九州大学中央分析センターへ
依頼。
【0047】実施例1 触媒1の調製 マグネット攪拌子を備えた50mlのナス型フラスコ
に、ヘキサエチレングリコール2.5ml(10mmo
l)及びDMF10mlを仕込み、攪拌しながら氷浴上
で0℃に冷却した後、これに水素化ナトリウム400m
g(10mmol,60%オイル分散品)を添加、同温
度で24時間反応を行った。
【0048】次いで、メリフィールド樹脂500mg
(L=2.0mmol/g)を添加し、100℃で7日
間反応を行った。
【0049】反応終了後、樹脂をろ集、THF洗浄(5
0ml×4回)、水洗(50ml×4回)、次いで、減
圧下、100℃で24時間乾燥させることによりヘキサ
エチレングリコール化メリフィールド樹脂554mgを
得た(収率74%)。
【0050】 元素分析(%) 測定値 C,79.62;H,7.62 (計算値C39547:C,73.60;H,7.20) マグネット攪拌子を備えた10mlの丸底フラスコに、
得られたヘキサエチレングリコール化メリフィールド樹
脂14.9mg(0.02mmol−OH基)、ランタ
ントリイソプロポキシド6.3mg(0.02mmo
l)及びTHF1mlを仕込み、室温下、3時間反応を
行った後、3N水酸化ナトリウム水溶液20μl(0.
06mmol)を添加し50℃で2時間攪拌することに
より目的物の(A1)ヘキサエチレングリコールを反応
させた架橋クロロメチル化ポリスチレン樹脂、(B)ラ
ンタントリアルコキシド及び(C)アルカリ金属水酸化
物水溶液からなる触媒を調製した。
【0051】実施例2 触媒2の調製(1) マグネット攪拌子を備えた50mlのナス型フラスコに
ヘキサエチレングリコール3.1ml(12.1mmo
l)及びTHF18mlを仕込み攪拌しながら氷浴上で
冷却し0℃とした後、これに水素化カリウム1.4g
(12mmol,30%オイル分散品)及び18−クラ
ウン−6−エーテル3.2g(12.1mmol)を添
加し、室温下5時間攪拌、次いでソルケタール3.4g
(12.2mmol)を添加し50℃で48時間反応を
行った。
【0052】反応終了後、反応生成混合物を0℃に冷
却、次いでこれに水素化カリウム1.4g(12mmo
l)及び18−クラウン−6−エーテル3.2g(1
2.1mmol)を添加し、室温下で5時間攪拌、次い
でp−クロロメチルスチレンを842μl(6.0mm
ol)を添加し、室温下で3日間反応を行った。
【0053】反応生成物は単離精製することなくスラリ
ーとして6分割(vol)し、次反応に用いた。
【0054】マグネット攪拌子を備えた50mlのナス
型フラスコに、スチレン1.15ml(10mmo
l)、前記反応で得られたヘキサエチレングリコール、
ソルケタール及びp−クロロメチルスチレン反応生成物
のスラリー1/6(vol)、水15ml、THF3m
l及びアゾイソブチロ二トリル50mg(0.3mmo
l)を添加し、100℃で10日間反応を行った。
【0055】反応終了後、さらにp−トルエンスルフォ
ン酸95mg(0.5mmol)を添加し、60℃で3
日間反応を行った。
【0056】得られた反応生成物をろ集、THF洗浄
(50ml×4回)、水洗(50ml×4回)、減圧
下、100℃で24時間乾燥することにより、2,3−
ジヒドロキシプロポキシへキサエチレングリコール化ス
チレン樹脂457mgを得た(収率:30%)。
【0057】 元素分析(%) 測定値 C,83.38;H,7.90 (計算値C1041209:C,82.50;H,7.99) マグネット攪拌子を備えた10mlの丸底フラスコに、
得られた2,3−ジヒドロキシプロポキシへキサエチレ
ングリコール化スチレン樹脂30.3mg(0.02m
ol(−OH)2基)、ランタントリイソプロポキシド
6.3mg(0.02mmol)及びTHF1mlを仕
込み、室温下、3時間反応を行った後3N水酸化ナトリ
ウム水溶液20μl(0.06mmol)を添加し50
℃で2時間攪拌することにより、目的物の(A2)上記
式(1)で示されるスチレン誘導体とスチレンとの共重
合体の脱アセタール化物、(B)ランタントリイソプロ
ポキシド、及び(C)アルカリ金属水酸化物水溶液から
なるポリマー担持ランタノイドアルコキシド触媒を調製
した。
【0058】実施例3 触媒2の調製(2) 実施例2と同じ反応装置を用い、実施例2で得られたヘ
キサエチレングリコール、ソルケタール及びp−クロロ
メチルスチレン反応生成物のスラリー1/6(vo
l)、スチレン1.14ml(10mmol)、1,4
−ジビニルベンゼン15.7μl(0.11mmo
l)、AIBN50mg(0.3mmol)、水15m
l及びTHF6mlを用いた以外、実施例2と同じ条件
及び操作で2,3−ジヒドロキシプロポキシへキサエチ
レングリコール化スチレン−ジビニルベンゼン共重合樹
脂926mgを得た(収率:61%)。
【0059】 元素分析(%) 測定値 C,85.18;H,8.04 (計算値C105.1121.19:C,82.59;H,7.99) マグネット攪拌子を備えた10mlの丸底フラスコに、
得られた2,3−ジヒドロキシプロポキシへキサエチレ
ングリコール化スチレン−ジビニルベンゼン樹脂30.
3mg(0.02mol(−OH)2基)、ランタント
リイソプロポキシド6.3mg(0.02mmol)及
びTHF1mlを仕込み、室温下、3時間反応を行った
後3N水酸化ナトリウム水溶液20μl(0.06mm
ol)を添加し50℃で2時間攪拌することにより、目
的物の(A2)上記式(1)で示されるスチレン誘導
体、スチレン及びジビニルベンゼンの共重合体の脱アセ
タール化物、(B)ランタントリイソプロポキシド、並
びに(C)アルカリ金属水酸化物水溶液からなるポリマ
ー担持ランタノイドアルコキシド触媒を調製した。
【0060】実施例4 触媒2の調製(3) 実施例2と同じ反応装置を用い、実施例2で得られたヘ
キサエチレングリコール、ソルケタール及びp−クロロ
メチルスチレン反応生成物のスラリー2/6(vo
l)、スチレン1.14ml(10mmol)、AIB
N50mg(0.3mmol)、水15ml及びTHF
6mlを用いた以外、実施例2と同じ条件及び操作で
2,3−ジヒドロキシプロポキシへキサエチレングリコ
ール化スチレン−スチレン共重合樹脂408mgを得た
(収率:21%)。
【0061】 元素分析(%) 測定値 C,73.84;H,7.50 (計算値C12816018:C,77.39;H,8.12) マグネット攪拌子を備えた10mlの丸底フラスコに、
得られた2,3−ジヒドロキシプロポキシへキサエチレ
ングリコール化スチレン−スチレン共重合樹脂15.2
mg(0.02mol(−OH)2基)、ランタントリ
イソプロポキシド6.3mg(0.02mmol)及び
THF1mlを仕込み、室温下、3時間反応を行った後
3N水酸化ナトリウム水溶液20μl(0.06mmo
l)を添加し50℃で2時間攪拌することにより、目的
物の(A2)上記式(1)で示されるスチレン誘導体、
スチレン及びジビニルベンゼンの共重合体の脱アセター
ル化物、(B)ランタントリイソプロポキシド、並びに
(C)アルカリ金属水酸化物水溶液からなるポリマー担
持ランタノイドアルコキシド触媒を調製した。
【0062】実施例5 触媒2の調製(4) 実施例2と同じ反応装置を用い、実施例2で得られたヘ
キサエチレングリコール、ソルケタール及びp−クロロ
メチルスチレン反応生成物の溶液2/6(vol)、ス
チレン1.14ml(10mmol)、1,4−ジビニ
ルベンゼン17.1μl(0.12mmol)、AIB
N50mg(0.3mmol)、水15ml及びTHF
6mlを用いた以外、実施例2と同じ条件及び操作で
2,3−ジヒドロキシプロポキシへキサエチレングリコ
ール化スチレン、スチレン及びジビニルベンゼン共重合
樹脂1182mgを得た(収率:60%)。
【0063】 元素分析(%) 測定値 C,81.57;H,8.00 (計算値C129.2161.218:C,77.50;H,8.11) マグネット攪拌子を備えた10mlの丸底フラスコに、
得られた2,3−ジヒドロキシプロポキシへキサエチレ
ングリコール化スチレン−スチレン共重合樹脂15.2
mg(0.02mol(−OH)2基)、ランタントリ
イソプロポキシド6.3mg(0.02mmol)及び
THF1mlを仕込み、室温下、3時間反応を行った後
3N水酸化ナトリウム水溶液20μl(0.06mmo
l)を添加し50℃で2時間攪拌することにより、目的
物の(A2)上記式(1)で示されるスチレン誘導体、
スチレン及びジビニルベンゼンの共重合体の脱アセター
ル化物、(B)ランタントリイソプロポキシド、並びに
(C)アルカリ金属水酸化物水溶液からなるポリマー担
持ランタノイドアルコキシド触媒を調製した。
【0064】実施例6〜実施例10 実施例1〜実施例5で調製した触媒の溶液を用い、これ
にカルコン41.6mg、メチルイソプロピルケトン4
28μl(4.0mmol)及びTHF1mlを仕込
み、攪拌しながら油浴上、50℃で48時間反応を行っ
た。
【0065】反応終了後、ろ過、THF洗浄(4ml×
5回)、次いでろ液をシリカゲルショートカラムを通し
た。
【0066】得られた溶液は濃縮、シリカゲル薄層クロ
マトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=10/1(v
ol/vol),2回展開)することにより生成物の
3,5−ジフェニル−6,6−ジメチル−2−シクロへ
キセン−1−オンを白色結晶として得た。結果を表1中
に示した。
【0067】
【表1】
【0068】実施例11〜実施例13 触媒の再使用 実施例6、実施例7及び実施例10で使用し、ろ過回収
した触媒を減圧下、室温で12時間乾燥させた後、マグ
ネット攪拌子を備えた10mlの丸底フラスコに入れ、
THF1mlを添加し3時間攪拌した。次いで、3Nの
水酸化ナトリウム水溶液20μl(0.06mmol)
を添加し、50℃で2時間攪拌した。
【0069】得られた触媒の溶液に実施例6〜10と同
じ操作でメチルイソプロピルケトンとカルコンの反応を
行い、同じ後処理で3,5−ジフェニル6,6−ジメチ
ル−2−シクロへキセン−1−オンを得た。結果を表2
中に示した。
【0070】さらに、反応終了後、回収された樹脂は再
度同じ操作で再生し反応に使用した。結果を表2中に示
した。
【0071】
【表2】
【0072】比較例1〜比較例3 実施例6と同じ反応装置を用い、触媒の溶液を表3中の
触媒に変更し、触媒に対して600mol%の水及びT
HF1mlを添加し、実施例6と同じ反応を行った。結
果を表3に示した。
【0073】
【表3】
フロントページの続き Fターム(参考) 4G069 AA03 AA08 AA15 BA22A BA22B BA22C BA27A BA27B BB05C BC02C BC03C BC41A BC41B BC41C BC42C BD01B BE06A BE06B BE06C BE13C CB67 FA02 4H006 AA02 AC25 AC28 AC44 AD17 BA02 BA08 BA29 BA45 BA83 BB20 BB25 BC10 BC19 BC31 BC34 4H039 CA62 CH10 CL25

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A1)ヘキサエチレングリコールを反
    応させた架橋クロロメチル化ポリスチレン樹脂、(B)
    ランタノイドトリアルコキシド、及び(C)アルカリ金
    属水酸化物水溶液からなるポリマー担持ランタノイドア
    ルコキシド触媒。
  2. 【請求項2】 (A1)ヘキサエチレングリコールを反
    応させた架橋クロロメチル化ポリスチレン樹脂に、
    (B)ランタノイドトリアルコキシドを反応させ、次い
    で(C)アルカリ金属水酸化物水溶液を添加することを
    特徴とする請求項1に記載のポリマー担持ランタノイド
    アルコキシド触媒の製造方法。
  3. 【請求項3】 (A1)ヘキサエチレングリコールを反
    応させた架橋クロロメチル化ポリスチレン樹脂が、架橋
    クロロメチル化ポリスチレン樹脂にヘキサエチレングリ
    コールを反応させた後、ランタノイドトリアルコキシド
    を反応させて得られるものであることを特徴とする請求
    項2に記載のポリマー担持ランタノイドアルコキシド触
    媒の製造方法。
  4. 【請求項4】 (A2)下記式(1) 【化1】 で示されるスチレン誘導体と、スチレン及び/又はジビ
    ニルベンゼンとの共重合体の脱アセタール化物、(B)
    ランタノイドトリアルコキシド、並びに(C)アルカリ
    金属水酸化物水溶液からなるポリマー担持ランタノイド
    アルコキシド触媒。
  5. 【請求項5】 (A2)下記式(1) 【化2】 で示されるスチレン誘導体と、スチレン及び/又はジビ
    ニルベンゼンとの共重合体の脱アセタール化物に、
    (B)ランタノイドアルコキシドを反応させ、次いで
    (C)アルカリ金属水酸化物水溶液を添加することを特
    徴とする請求項4に記載のポリマー担持ランタノイドア
    ルコキシド触媒の製造方法。
  6. 【請求項6】 (A2)下記式(1) 【化3】 で示されるスチレン誘導体と、スチレン及び/又はジビ
    ニルベンゼンとの共重合体の脱アセタール化物が、上記
    式(1)で示されるスチレン誘導体と、スチレン及び/
    又はジビニルベンゼンを共重合させた後、加水分解し脱
    アセタール化して得られるものであることを特徴とする
    請求項5に記載のポリマー担持ランタノイドアルコキシ
    ド触媒の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1又は請求項4に記載のポリマー
    担持ランタノイドアルコキシド触媒からなる固体塩基性
    触媒。
  8. 【請求項8】 請求項1又は請求項4に記載のポリマー
    担持ランタノイドアルコキシド触媒存在下、下記一般式
    (2) 【化4】 [一般式(2)中、R1、R2は各々独立して、水素、炭
    素数1〜20の直鎖の若しくは分岐したアルキル基、炭
    素数2〜20の直鎖の若しくは分岐したアルケニル基、
    炭素数2〜20の直鎖の若しくは分岐したアルキニル
    基、炭素数1〜20のアルコキシ基で1〜2置換された
    炭素数2〜20の直鎖若しは分岐したアルキル基、フェ
    ニル基、炭素数1〜10の分岐した若しくは直鎖のアル
    キル基で核が1〜4置換されたフェニル基、炭素数1〜
    10の分岐した若しくは直鎖のアルケニル基で核が1〜
    4置換されたフェニル基、炭素数1〜10の分岐した若
    しくは直鎖にアルキニル基で核が1〜4置換されたフェ
    ニル基、炭素数1〜10の分岐した若しくは直鎖のアル
    コキシ基で核が1〜4置換されたフェニル基、ナフチル
    基、炭素数3〜8のシクロアルキル基、フェニル基を有
    する炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10の分
    岐した若しくは直鎖のアルキル基で核が1〜4置換され
    たフェニル基を有するアルキル基を表す。]で示される
    エノン類と下記一般式(3) 【化5】 [一般式(3)中、R3、R4、R5は各々独立して、水
    素、炭素数1〜20の直鎖の若しくは分岐したアルキル
    基、炭素数2〜20の直鎖の若しくは分岐したアルケニ
    ル基、炭素数2〜20の直鎖の若しくは分岐したアルキ
    ニル基、炭素数1〜20のアルコキシ基で1〜2置換さ
    れた炭素数2〜20の直鎖若しは分岐したアルキル基、
    フェニル基、炭素数1〜10の分岐した若しくは直鎖の
    アルキル基で核が1〜4置換されたフェニル基、炭素数
    1〜10の分岐した若しくは直鎖のアルケニル基で核が
    1〜4置換されたフェニル基、炭素数1〜10の分岐し
    た若しくは直鎖にアルキニル基で核が1〜4置換された
    フェニル基、炭素数1〜10の分岐した若しくは直鎖の
    アルコキシ基で核が1〜4置換されたフェニル基、ナフ
    チル基、炭素数3〜8のシクロアルキル基、フェニル基
    を有する炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10
    の分岐した若しくは直鎖のアルキル基で核が1〜4置換
    されたフェニル基を有するアルキル基を表す。]で示さ
    れるケトン類を反応させることを特徴とする下記一般式
    (4) 【化6】 [一般式(4)中、R1、R2、R3、R4、R5は前記に
    同じ定義である。]で示される環式エノン類の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6677412B2 (en) * 2001-07-09 2004-01-13 Korea Advanced Institute Of Science And Technology Process for preparing a highly active metallocene catalyst supported on polymer bead for olefin polymerization

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6677412B2 (en) * 2001-07-09 2004-01-13 Korea Advanced Institute Of Science And Technology Process for preparing a highly active metallocene catalyst supported on polymer bead for olefin polymerization

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