JP2001252364A - グリップ - Google Patents

グリップ

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JP2001252364A
JP2001252364A JP2000069011A JP2000069011A JP2001252364A JP 2001252364 A JP2001252364 A JP 2001252364A JP 2000069011 A JP2000069011 A JP 2000069011A JP 2000069011 A JP2000069011 A JP 2000069011A JP 2001252364 A JP2001252364 A JP 2001252364A
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JP
Japan
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rope
claw
engaging
channel
grip
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JP2000069011A
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English (en)
Inventor
Nobumi Takayama
信美 高山
Joji Tanaka
丈二 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsuo Kogyo KK
Sanko Industry Corp
Original Assignee
Matsuo Kogyo KK
Sanko Industry Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 係合爪に体重をかけた状態で親ロープに沿っ
て下方向に安全に作業位置の変更を行なうことができる
ようにしたグリップを提供することである。 【解決手段】 親ロープRが挿通されるロープチャンネ
ル1に爪軸9を設け、その爪軸9によって係合爪2を揺
動自在に支持する。係合爪2の一端の円弧面19にロー
プチャンネル1の屈曲部3の内面とで親ロープRを挟持
する係合歯22を設ける。係合爪2に作業者に連結され
るロープの連結部20を設ける。連結部20の中心と爪
軸9の中心を結ぶ直線の延長線と近接する位置に屈曲部
3の一端を配置し、係合爪2に作業者の体重が作用する
状態で係合爪2を比較的小さい操作力でもって係合解除
方向へ揺動し得るようにする。また、係合爪2の係合解
除方向への揺動により親ロープRを屈曲部3の一端と接
触する位置で鋭角に屈曲させて親ロープRに対するロー
プチャンネル1の接触抵抗力の増大を図り、親ロープR
に沿ってロープチャンネル1が急激に滑り落下するのを
防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、墜落防止用親ロ
ープを挟持するグリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】山肌の崩落を防止する工事のように、傾
斜面に沿って作業を行なう場合、普通、図7に示すよう
に、傾斜面に沿って親ロープRを垂らし、その親ロープ
Rにセットされたグリップ30と作業者Mに装着された
作業帯31とを2本のロープ32で連結し、前記グリッ
プ30を親ロープRに沿ってスライドさせて作業位置の
変更を行ない、グリップ30が親ロープRを挟持する作
用によって作業者の墜落を防止し、安全性を確保するこ
とが行なわれている。
【0003】ここで、親ロープRを挾持するグリップ3
0は、親ロープRが挿通されるロープチャンネル33に
係合爪34を揺動自在に取付け、その係合爪34に2本
のロープ32を連結するようにしており、前記ロープ3
2に体重をかけることにより係合爪34を係合方向に揺
動させて親ロープRをロープチャンネル33の内面に押
し付けると共に、係合爪34の一端に設けた図示省略の
係合歯を親ロープRに噛み込ませるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来から知
られているグリップ30においては、2本のロープ32
に付与される負荷(体重)を開放しなければ、係合爪3
4を係合解除方向に揺動させることができない。このた
め、傾斜面上での作業位置の変更に際しては、脚に体重
を移動し、2本のロープ32から係合爪34に付与され
る負荷を取り除く状態でロープチャンネル33と係合爪
34を握る操作により係合爪34を係合解除方向に揺動
させ、その係合解除状態を保持する状態で傾斜面に沿っ
て下降して作業位置を変え、作業位置の変更後に2本の
ロープ32に体重をかけて係合爪34を係合方向に揺動
させる必要があり、きわめて危険で重労働な作業となっ
ている。
【0005】また、ロープチャンネル33と係合爪34
を握る係合解除状態では、無綱な状態となり、急降下又
は落下する危険があった。
【0006】この発明の課題は、係合爪に作業者の体重
が負荷される状態で係合爪を比較的小さい操作力で係合
解除方向に揺動させることができると共に、親ロープに
沿って急激に滑り移動することがないきわめて安全性の
高いグリップを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、円弧状屈曲部の両側に一対
の側板を設けたロープチャンネルと、そのロープチャン
ネルの一対の側板間にわたる爪軸を中心として回動可能
に支持された係合爪とから成り、前記係合爪の前記屈曲
部の内面と対向する一端に、爪軸の中心までの距離が一
端から他端に向けて次第に大きくなる円弧面を設け、こ
の円弧面に係合歯を形成し、係合爪の他端部には作業者
に連結されるロープの接続用の連結部を設け、その連結
部に付与される引張り荷重により係合爪を係合方向に揺
動させてロープチャンネル内に挿通された親ロープを屈
曲部と係合歯とで挟持するようにしたグリップにおい
て、前記ロープチャンネルにおける屈曲部の一端を前記
爪軸の中心と連結部の中心を結ぶ直線の延長線と近接す
る位置に配置し、ロープチャンネルの一方の側板には屈
曲部の他端と間隔をおいて親ロープの一部を受ける支持
部を設けた構成を採用したのである。
【0008】上記のように、ロープチャンネルの屈曲部
の一端を係合爪を支持する爪軸の中心とその係合爪に設
けられたロープ連結用の連結部の中心を結ぶ直線の延長
線と近接する位置に配置することによって、係合爪に作
業者の体重が付与される状態でその係合爪を係合解除方
向に比較的小さい操作力によって揺動させることができ
る。
【0009】このため、係合爪の係合解除方向への揺動
によってロープチャンネルに挿通された親ロープに対す
る係合爪の係合力を次第に弱めることができると共に、
その係合力を弱くするに従って、ロープチャンネルは親
ロープと接触する屈曲部の一端を中心にして屈曲部の他
端側が上方に移動する方向に揺動し、親ロープは屈曲部
と接触する位置で鋭角に折り曲げられて親ロープに対す
るロープチャンネルの摩擦力が次第に高くなる。
【0010】したがって、係合爪の親ロープに対する係
合力を調整することにより、グリップに体重をあずける
状態で、そのグリップを親ロープに沿って下方向に徐々
にスライドさせることができる。
【0011】また、係合爪の係合歯が親ロープに対して
完全に係合解除する状態では、親ロープは屈曲部の一端
と接触する位置で鋭角に折れ曲がり、親ロープに対する
グリップの摩擦抵抗力が最大となり、この場合でもグリ
ップが親ロープに沿って下方向に急激にスライドするこ
とはなく、作業位置の変更を安全に行なうことができ
る。
【0012】ここで、ロープチャンネルにおける一方の
側板の一端と係合爪の他端とに係合爪の係合解除操作用
のレバー部を設けることにより、そのレバー部を握るこ
とによって係合爪が係合解除方向に揺動するため、係合
解除操作の容易化を図ることができる。
【0013】また、係合爪の円弧面における一端部に、
前記一対のレバーを握り締める状態で屈曲部の一端とで
親ロープを挾持する制動用突起を設けておくことによ
り、一対のレバー部を握る操作によってロープチャンネ
ルが万一急激に滑り落下し、その急激な落下による作業
者の心理的行動から一対のレバー部が強く握り締める
と、制動用突起が屈曲部の一端とで親ロープを挟持する
ため、グリップはロックされて、滑り落下するのが防止
され、安全性をより向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1に示すように、グリップA
は、ロープチャンネル1と係合爪2とを有している。ロ
ープチャンネル1は半円形に屈曲された屈曲部3の両側
に一対の側板4a、4bを設けた側面U字形をなし、前
記屈曲部3の一端には円弧状の案内面3aが設けられて
いる。
【0015】一対の側板4a、4bは長さが異なり、長
さの長い一方の側板4aの一端部にはレバー部5が形成
され、他端部にはロープチャンネル1内に挿通された親
ロープRを支持する支持部6が設けられている。
【0016】支持部6は、図3に示すようにL字形に屈
曲されたピンから成る。この支持部6と屈曲部3の他端
間に親ロープRの外径より大きい間隔が設けられてい
る。
【0017】図1に示すように、ロープチャンネル1の
他方の側板4bの側縁には2本の筒部7が同一軸心上に
設けられ、各筒部7によって支持軸8の両端部が回転自
在に支持されている。
【0018】図4(I)に示すように、支持軸8の長さ
方向中央部には爪軸9の一端が固定されている。爪軸9
は支持軸8を中心とする回動によって他端部が一方の側
板4aの側縁部に形成された切欠部10に対して抜き差
し可能とされている。
【0019】図2に示すように、一方の側板4aの側縁
には、前記切欠部10を挟む両側に一対の筒部11a、
11bが同一軸心上に設けられている。
【0020】一方の筒部11b内には係合ピン12がス
ライド自在に挿入されている。係合ピン12は図示省略
したスプリングにより他方の筒部11aに向けて押圧さ
れている。また、係合ピン12の後端部外周には操作ピ
ン13が設けられている。操作ピン13は一方の筒部1
1bに形成されたガイド孔14に沿って移動自在とされ
ている。ガイド孔14は図では詳細に示されていないが
傾斜孔部の両端部に軸方向に延びる直線孔部を設けてお
り、そのガイド孔14の先端に操作ピン13が当接する
状態で係合ピン12は切欠部10を横切って先端部が他
方の筒部11a内に挿入され、前記切欠部10に他端部
が挿入された爪軸9を抜け止めする。また、ガイド孔1
4の他端に操作ピン13が当接する状態で、係合ピン1
2は全体が一方の筒部11b内に没入する。
【0021】一方の側板4aの外側面にはブラケット1
5が取付けられ、そのブラケット15に支持されたピン
16を中心にして安全翼17が回動自在に支持されてい
る。安全翼17はピン16に支持されたスプリング18
によって一方の筒部11bの外周に重なる方向に付勢さ
れ、前記一方の筒部11bの外周に重なる状態において
安全翼17はガイド孔14の後端部を閉鎖し、操作ピン
13がガイド孔14の後端に当接する位置までスライド
されるのを防止する。
【0022】このため、係合ピン12の後退動に際して
は、安全翼17を開放して、操作ピン13をガイド孔1
4に沿って後退動させる。
【0023】図1に示すように、係合爪2は爪軸9を中
心にして回動自在に支持されている。係合爪2の一端部
には、爪軸9の中心までの距離が一端から他端に向けて
次第に大きくなる円弧面19が設けられている。また、
係合爪2の他端部には孔から成る連結部20が形成さ
れ、その連結部20の中心と爪軸9の中心を結ぶ直線の
延長線と近接する位置に前記屈曲部3の一端の案内面3
aが配置されている。さらに、係合爪2の他端部にはロ
ープチャンネル1の一方の側板4aに形成されたレバー
部5と対向するレバー部21が設けられている。
【0024】係合爪2の一端に形成された円弧面19に
は係合歯22が設けられている。また、円弧面19の一
端部には制動用突起23が形成されている。
【0025】係合歯22は、ロープチャンネル1のレバ
ー部5に対して係合爪2のレバー部21を開放させるこ
とにより、ロープチャンネル1内に挿通された親ロープ
Rを屈曲部3の内面に押し付けてその親ロープRに噛み
込むようになっており、係合爪2のレバー部21を閉じ
ることによって親ロープRの押圧を解除するようになっ
ている。
【0026】一方、制動用突起23はロープチャンネル
1のレバー部5と係合爪2のレバー部21とを完全に握
り締めることによって、屈曲部3の一端の案内面3aと
で親ロープRを挟持するようになっている。
【0027】実施の形態で示すグリップAは上記の構造
から成り、図7に示すように、傾斜面での作業に際して
は、傾斜面に沿って垂れ下がる親ロープRにグリップA
をセットし、そのグリップAの係合爪2に形成された連
結部20に図7に示すロープ32を連結し、各ロープ3
2を作業者Mに装着された作業帯31に連結する。
【0028】親ロープRに対するグリップAのセットに
際しては、図2に示す安全翼17を開放し、操作ピン1
3をガイド孔14の他端に当接する位置まで後退させて
係合ピン12を一方の筒部11b内に没入させたのち、
図4(II)に示す支持軸8を中心に係合爪2を鎖線で示
す位置まで回動しロープチャンネル1内から係合爪2を
退避させる。その退避状態において、親ロープRの側方
から親ロープRの外側にロープチャンネル1を嵌合し、
その後、支持軸8を中心に係合爪2を前記と逆方向に回
動させて一端部をロープチャンネル1内に位置させ、爪
軸9の先端部が一方の側板4aに形成された切欠部10
内に嵌合する状態で係合ピン12をその先端部が他方の
筒部11a内に挿入されるまで移動させて、爪軸9の先
端部が抜け出るのを防止する。
【0029】親ロープRに対するグリップAのセット状
態において、係合爪2に連結された図7に示すロープ3
2に体重をかけると、係合爪2は爪軸9を中心に係合方
向に揺動し、一端の係合歯22は親ロープRを押圧して
ロープチャンネル1の屈曲部3の内面に押し付けると共
に、親ロープRに噛み込み、その噛み込みによってグリ
ップAはロックされ、作業者Mは所定の位置に保持され
る。
【0030】グリップAのロック状態において、ロープ
チャンネル1の屈曲部3の一端に設けられた案内面3a
は爪軸9の中心と係合爪2に形成された連結部20の中
心を結ぶ直線の延長線に近接した位置に配置されている
ため、グリップAは緊張状態に保持される親ロープRと
ロープ32の中心を結ぶ直線に対して長手方向がほぼ直
交する状態となり、親ロープRは前記案内面3aに沿っ
てほぼ90°折曲げられた状態とされる。
【0031】作業者Mの作業位置の変更に際しては、ロ
ープ32に体重をかけた状態でロープチャンネル1のレ
バー部5と係合爪2のレバー部21を握り、爪軸9を中
心に係合爪2を揺動させて親ロープRに対する係合歯2
2の噛み込みを弛め、あるいは図5に示すように、親ロ
ープRに対する係合歯22の係合を完全に解除する。
【0032】ここで、ロープチャンネル1と係合爪2の
レバー部5、21を握り、係合爪2を係合解除方向に揺
動させるとき、作業者Mの体重はロープ32に付与され
ているため、係合爪2に作業者Mの体重が作用するが、
体重のかかる方向は、係合爪2を揺動自在に支持する爪
軸9のほぼ中心を通るため、係合爪2の係合解除方向へ
の揺動に作業者Mの体重が影響されることがなく、係合
爪2を比較的小さい操作力によって揺動させることがで
きる。
【0033】係合爪2を係合解除方向に揺動させると、
ロープチャンネル1は屈曲部3の一端の案内面3aと親
ロープRの接触部を中心にして屈曲部3の他端が上方に
移動する方向に揺動する。
【0034】このため、親ロープRは、図5に示すよう
に、案内面3aと接触する位置で鋭角に折れ曲がり、親
ロープRに対するロープチャンネル1の接触抵抗が増大
する。
【0035】したがって、親ロープRに対する係合歯2
2の噛み込みが弱くなり、あるいは、上記係合歯22が
図5に示すように親ロープRに対して係合解除されたと
しても、親ロープRに対するロープチャンネル1の接触
抵抗によって、グリップAが親ロープRに沿って下方向
に急激に滑り移動するのが防止され、ロープ32に体重
をかけた状態でグリップAを親ロープRに沿って下方向
にゆっくりとスライドさせることができ、安全に作業位
置の変更を行なうことができる。
【0036】作業位置の変更時、グリップAが万一親ロ
ープRに沿って急激に移動した場合には、ロープチャン
ネル1と係合爪2のレバー部5、21を強く握り締める
かあるいはレバー部5、21に対する握りを解除する。
【0037】レバー部5、21を強く握りしめた場合、
係合爪2の円弧面19の一端に設けられた制動用突起2
3が親ロープRを押圧して、図6に示すように、親ロー
プRを円弧面3aとで挟持することになり、その挟持に
よってグリップAはロックされる。
【0038】また、レバー部5、21の握りを解除する
と、係合爪2に付与される作業者の体重によって係合爪
2は係合方向に揺動し、図1に示すように、係合歯22
が親ロープRを屈曲部3の内面に押し付けると共にその
親ロープRに噛み込み、その噛み込みによってグリップ
Aはロックされ、作業者の落下が防止される。
【0039】なお、作業位置の変更後は、係合爪2に付
与される体重により、その係合爪2を係合方向に揺動さ
せ、係合歯22と屈曲部3とで親ロープRを挟持する。
【0040】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したので
下記に示す効果を奏する。
【0041】請求項1に記載のグリップにおいては、屈
曲部の一端を係合爪の揺動中心と連結部の中心を結ぶ直
線の延長線に近接する位置に配置したことにより、係合
爪に体重を負荷した状態でその係合爪を比較的小さな操
作力でもって係合解除方向に揺動させることができる。
【0042】また、係合爪を係合解除方向に揺動させる
ことによって親ロープは鋭角に折れ曲がってロープチャ
ンネルに対する摩擦抵抗力が増大するため、係合爪に体
重をかけた状態で親ロープに沿ってグリップを徐々に、
下方向にスライドさせることができ、作業位置の変更が
容易であって安全に位置の変更を行なうことができる。
【0043】請求項2に記載の発明においては、ロープ
チャンネルの一方の側板と係合爪とにレバー部を設けた
ことにより、係合爪の係合解除操作の容易化を図ること
ができる。
【0044】請求項3に記載の発明においては、係合爪
の円弧面の一端に制動用突起を設けたことにより、レバ
ー部を握る操作時にグリップが万一急激に滑り落下し、
その落下による作業者の心理的作用から一対のレバー部
がさらに強く握り締められた場合に、上記制動用突起は
屈曲部の一端とで親ロープを挟持するため、グリップは
ロックされ、作業者の安全性をさらに高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るグリップの正面図
【図2】図1の背面図
【図3】図1の左側面図
【図4】図1のIV−IV線に沿った断面図
【図5】図1に示すグリップの係合解除状態を示す縦断
正面図
【図6】図1に示すグリップの一対のレバーを強く握り
締め状態の一部切欠正面図
【図7】従来のグリップの使用状態を示す正面図
【符号の説明】
1 ロープチャンネル 2 係合爪 3 屈曲部 4a、4b 側板 5 レバー部 6 支持部 9 爪軸 20 連結部 21 レバー部 22 係合歯 23 制動用突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 丈二 大阪市淀川区新高1丁目14番7号 サンコ ー株式会社内 Fターム(参考) 2E184 JA04 JA07 JA08 KA04 KA11 LA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧状屈曲部の両側に一対の側板を設け
    たロープチャンネルと、そのロープチャンネルの一対の
    側板間にわたる爪軸を中心として回動可能に支持された
    係合爪とから成り、前記係合爪の前記屈曲部の内面と対
    向する一端に、爪軸の中心までの距離が一端から他端に
    向けて次第に大きくなる円弧面を設け、この円弧面に係
    合歯を形成し、係合爪の他端部には作業者に連結される
    ロープの接続用の連結部を設け、その連結部に付与され
    る引張り荷重により係合爪を係合方向に揺動させてロー
    プチャンネル内に挿通された親ロープを屈曲部と係合歯
    とで挟持するようにしたグリップにおいて、前記ロープ
    チャンネルにおける屈曲部の一端を前記爪軸の中心と連
    結部の中心を結ぶ直線の延長線と近接する位置に配置
    し、ロープチャンネルの一方の側板には屈曲部の他端と
    間隔をおいて親ロープの一部を受ける支持部を設けたこ
    とを特徴とするグリップ。
  2. 【請求項2】 前記ロープチャンネルの一方の側板の一
    端と係合爪の他端それぞれに、係合爪の係合解除操作用
    のレバー部をそれぞれ設けた請求項1に記載のグリッ
    プ。
  3. 【請求項3】 前記係合爪の円弧面における一端部に、
    前記一対のレバーを握り締める状態で屈曲部の一端とで
    親ロープを挾持する制動用突起を設けた請求項2に記載
    のグリップ。
JP2000069011A 2000-03-13 2000-03-13 グリップ Pending JP2001252364A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007020609A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Chuden Kogyo Kk 筒状構築物の内面処理作業用システムおよび内面処理作業方法
JP2016010494A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 株式会社内山産業 保持装置

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