JP2001252315A - エアーマッサージ装置 - Google Patents

エアーマッサージ装置

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JP2001252315A
JP2001252315A JP2000069076A JP2000069076A JP2001252315A JP 2001252315 A JP2001252315 A JP 2001252315A JP 2000069076 A JP2000069076 A JP 2000069076A JP 2000069076 A JP2000069076 A JP 2000069076A JP 2001252315 A JP2001252315 A JP 2001252315A
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JP
Japan
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air
backrest
massage device
airbag
seat
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Withdrawn
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JP2000069076A
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English (en)
Inventor
Yukihisa Miyazawa
幸央 宮沢
Yoichi Okada
洋一 岡田
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Denso Aircool Corp
Original Assignee
Denso Aircool Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートタイプのマッサージ装置であって、車
のシートなどとして使用できるエアーマッサージ装置を
提供する。 【解決手段】 シート1の背もたれ2にエアーバック2
0に加え、エアーポンプ25などの機構をすべて収納し
たマッサージ装置を提供する。このマッサージ装置1は
エアーポンプなどが飛び出した形状にならず、通常の椅
子あるいはシートとほぼ同じ形状でマッサージ機能を収
納することができる。さらに、エアーポンプ25などを
背もたれ2に収納することにより防音および防振などの
効果も得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車のシートに適応
可能なエアーマッサージ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エアーバックを内蔵した椅子式のエアー
マッサージ装置が特開平9−66087あるいは特開平
9−70419などにいくつか開示されている。これら
は、椅子の背もたれおよび座部に複数のエアーバッグを
配置し、座部の下に配置されたコンプレッサなどの空気
源装置から圧縮空気をエアーバッグに供給して膨張およ
び収縮を繰り返し、椅子に座った状態で身体をマッサー
ジするようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車の運転を長時間行っ
たり、オフィスや劇場などにおいて長時間座っていると
筋肉が緊張して凝ったり、背骨などに負担がかかって痛
みが生じるなどの現象が発生することがある。したがっ
て、車のシートやオフィスの椅子にもエアーマッサージ
する機能を付加することが検討されている。しかしなが
ら、現在提案されている椅子型のマッサージ装置は本格
的なリラクゼーションを目的としたものであり、運転
や、オフィスワークに適したものではない。特に、従来
の椅子型のエアーマッサージ装置は、大型で重く高価で
あり、さらに、コンプレッサなどの空気源装置が別置き
になっていたり、座部の下のスペースを占有しており、
車内や、オフィスの事務用の椅子として使用できる形態
にではない。したがって、運転席やオフィスあるいは工
場などの仕事場にそのまま持ち込むことは不可能であ
る。
【0004】そこで、本発明においては、自動車のシー
ト、オフィスの椅子、あるいは工場の作業現場などの椅
子など、さまざまな場所に設置されるシートあるいは椅
子として使用できるエアーマッサージ装置を提供するこ
とを目的としている。また、車両のシートに用いられた
場合でも、安全にマッサージ効果を得ることができるエ
アーマッサージ装置およびその制御方法を提供すること
も目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、背もたれの内部に、エアーバックのみならず、こ
のエアーバッグに空気を給排気する給排気機構を収納す
ることにより、コンプレッサなどの給排気機構が外部に
飛び出すことがなく、車のシート、オフィスの椅子ある
いは劇場や映画館の椅子として利用できるエアーマッサ
ージ装置を提供している。すなわち、本発明のエアーマ
ッサージ装置は、座部と、背もたれとを有するシートあ
るいは椅子状のものであり、この背もたれに、マッサー
ジ用のエアーバッグと、このエアーバッグに空気を供給
および排気する給排気機構とが収納されている。このよ
うに、エアーマッサージ装置を構成する主な部品を背も
たれに一体化することにより、空気源装置が別置きにさ
れたり、空気源装置が座部の下に配置されるような構成
にならず、車のシートあるいはオフィスの椅子としても
使用できるエアーマッサージ装置を提供できる。
【0006】特に、長時間座っていると、背中あるいは
腰に疲労が蓄積しやすいため、背もたれにエアーマッサ
ージ機構を設けることが有効である。そして、本発明に
おいては、エアーマッサージできる機構を背もたれだけ
で独立して構成できるので、リクライニングシートや、
折りたたみ型のシートであっても、ホースなどの連結部
材を外にまったく露出させないですむ。したがって、ホ
ースがシートや椅子の周りを這いずり回って見栄えを悪
くしたり、ホースが傷つけられたり、ホースに服の一部
を挟んでしまうなどのトラブルはまったくない。
【0007】背もたれの内部にエアーバッグに加えて、
給排気機構の空気源装置、たとえば、コンプレッサある
いはエアーポンプおよびそれを駆動するモータを収納す
るには、これらを背もたれの最下部に配置することが望
ましい。背もたれの最下部は背もたれ(背)と座部との
境界近傍で、ユーザの臀部と背もたれとの間に隙間が形
成される部分になる。したがって、シートや椅子の座り
心地にほとんど影響を与えずに空気源装置やモータとい
った給排気機構を構成する機材を配置できる。さらに、
背もたれの後ろ側に空気源装置やモータなどが突出し
て、車内のスペースやオフィスのスペースを狭める原因
ともならず、従来の車用のシートあるいは事務用の椅子
と同様の形態で、エアーマッサージ機能を備えた装置を
提供することができる。
【0008】さらに、空気源装置およびモータを最下部
に水平に並べて配置することにより、臀部と背もたれの
間の隙間にほとんど収まるように配置することが可能で
ある。そして、弁部材を空気源装置、モータの延長上に
水平に並べて配置することも可能であり、背もたれに当
る部分にはエアーバッグなどの柔軟なものだけが配置さ
れるようにできる。したがって、すわり心地の良いシー
トタイプのエアーマッサージ装置を提供できる。また、
空気源装置およびモータは、臀部や腰に当ったときの柔
軟性を確保できるように、ウレタンなどの柔らかい素材
により覆うことが望ましく、さらに、このようなカバー
を施すことにより防音および防振効果を得ることも可能
となる。特に、エアーマッサージ装置の場合は、ホース
などの管部材でエアーバッグと接続することにより騒音
あるいは発熱する機材を集中させることが可能であり、
防音を施し静かなマッサージ装置を提供することが容易
である。また、背もたれの最下部に配置することによ
り、ユーザの耳から最も遠いところにポンプなどのノイ
ズ源を配置することができ、その点でも騒音を実質的に
小さくできる。したがって、車両にかぎらず、オフィス
や劇場などの静かな場所においても、ユーザ本人や周囲
に邪魔にならない程度の音でマッサージ効果を得ること
ができる。
【0009】空気源装置およびモータを背もたれのカバ
ーで覆ったときに、稼働率によっては放熱が滞って温度
が高くなる可能性がある。このため、空気源装置および
モータを覆うカバー内にこれら空気源装置またはモータ
の外面に沿って空気が流れる経路を形成しておくことが
望ましい。空気源装置を稼動することによりこの経路に
給気あるいは排気が流れるので、放熱効率を高めること
ができる。また、モータあるいは空気源装置の周囲によ
り加温された空気をエアーバッグに送って背中を暖めな
がら圧迫することによりマッサージ効果を高めることも
可能である。さらに、エアーバッグと重ねてあるいはエ
アーバッグの近傍に電熱線を配置して背中を積極的に加
温しながらマッサージできるようにすることも可能であ
り、冬季などでは効果が高い。
【0010】また、背もたれの表側のカバーに上下の2
箇所で移動可能に支持されたベルトを設け、このベルト
にエアーバッグを取付けることが望ましい。このような
構造であれば、ユーザはベルト部材をもって、背もたれ
内部のエアーバッグの位置(高さ)を調整することがで
きる。シートあるいは椅子状のエアーマッサージ装置に
腰掛けるユーザの身体的な条件はさまざまであるが、本
発明のエアーマッサージ装置であれば、背もたれの表面
あるいは前面に露出したベルト部材を動かすことにより
カバー内部のエアーバッグの位置をユーザがマッサージ
を希望する位置に調整できる。
【0011】ベルト部材は1本でも良いが、2本程度用
意しエアーバッグの両端を支持することが望ましい。こ
れによりエアーバックの位置が安定すると共に、多少エ
アーバッグを傾けて配置するなどのフレキシビリティー
もある。複数のエアーバッグを上下に並べて配置するこ
とも可能であり、このようなエアーマッサージ装置にお
いては共通のベルト部材にエアーバッグを取付けてもよ
く、各々のエアーバッグを支持するように別々にベルト
部材を設けることも可能である。ベルト部材を共通にす
れば、構成が簡易になり、表面に現れるベルト部材も1
組で済む。個々のエアーバック、あるいはグループ毎に
纏めたエアーバッグ毎にベルト部材を設けると、各々の
位置を個別に調整できるので、より適切な身体の部位を
押すこととなり効果的なマッサージを受けることができ
る。しかしながら、表面に現れるベルト本数などが増加
するので、使い勝手は面倒になりやすい。
【0012】マッサージ効果を考えた場合、エアーバッ
グはできるだけ大きく膨張および収縮を行うことが望ま
しい。しかしながら、エアーバッグを膨張するとユーザ
の身体が前方に押されるので、運転中においては、ハン
ドルとの間隔が狭くなったりして運転操作に違和感が生
ずる可能性がある。このため、エアーバッグの膨張率を
少なくとも2段に調整可能な制御手段あるいは制御方法
を採用し、車両が動くと膨張率の小さなモードを強制的
に選択できるようにすることが望ましい。運転中はエア
ーバッグが膨張しないようにすることも可能であるが、
運転を行う間もマッサージを受けたい状況になることも
ある。そのようなときに、エアーバッグの膨張率を小さ
くしておけば運転に支障なく背中を適度に圧迫すること
が可能であり、凝りを除き、リラックスして安全な運転
を継続するのに好適である。走行中であるか否かは、ハ
ンドブレーキのオンオフ、車の速度または電源ノイズな
どにより検出することが可能である。
【0013】さらに、運転中などのエアーバッグが膨ら
んだ状態で誤って固定されてしまうのを避けるには、ノ
ーマルオープンの制御弁、すなわち、電源断のときに大
気開放になる弁部材であって、エアを供給するときだけ
閉じる弁部材を用いることが望ましい。これにより、万
一のエアーバッグが収縮しないような状態になったとき
でも電源を切ることによりエアを抜くことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明をさ
らに説明する。図1に、本発明の実施の形態に係るエア
ーマッサージ装置1の概要を示してある。本例のエアー
マッサージ装置は自動車のシートとして実現したもので
あり、その背もたれ2の内部に、圧縮空気により膨張お
よび収縮するエアーバッグ20が収納されており、背も
たれ2の表面12に現れた調整ベルト21によりエアー
バッグ20の高さが調整できるようになっている。背も
たれ2には、さらに、エアーバッグ20にエアを給排気
するためのエアーポンプ25と電磁弁27、さらにはこ
れらとエアーバッグ20とを接続するホース28が収納
されている。
【0015】本例のエアーマッサージ装置1では、空気
を使ってエアーバッグ20を繰り替えし膨張および収縮
を行いマッサージするための構成部品が、操作パネル3
3を除き背もたれ2に収納されており、操作パネル33
はユーザが手元で操作できるようにケーブル34により
シート1に接続されている。さらに、車に搭載されたバ
ッテリーを動力源として使用できるようにDCコンセン
ト35が電源ケーブル36を介して操作パネル33に接
続されている。また、本例のエアーマッサージ装置1は
自動車が動き出したときは運転に安全な範囲でマッサー
ジが行われるようになっており、自動車が動いているか
否かをパーキングブレーキ(ハンドブレーキ)からの信
号37をキャッチして判断している。
【0016】図2ないし図4に、本例のエアーマッサー
ジ装置1を前後方向から見た様子および適当な面で切っ
た様子を拡大して示してある。図2はエアーマッサージ
装置1の背もたれ2を表面12から見た図であり、図3
は背もたれ2の内部の配置を平面的に示した図である。
また、図4は背もたれ2の縦方向の断面図である。この
図4(a)に示してあるように、本例のエアーマッサー
ジ装置1の背もたれ2は、ユーザの背中に接する前面1
2の側を構成する表カバー14と、背もたれ2としての
強度を維持するマット16とを備えており、これら表カ
バー14とマット16に挟まれるようにして、背もたれ
2の内部にエアーバッグ20およびこのエアーバッグ2
0に空気を給排気するホース28が配置されている。
【0017】また、図3にも示してあるように、背もた
れ2の最下部にエアーポンプ25、このポンプを駆動す
るモータ26、さらに、電磁弁27が水平方向に一列に
並んで配置されている。これらの給排気機構を構成する
エアーポンプ25、モータ26、さらに電磁弁27は、
マット18で覆われ、さらに、上記の表カバー14に繋
がったカバー17により覆われている。また、背もたれ
2の後方には、カバー17との境界部分にはファスナ
(ジッパー(登録商標))19が設けられており、ファ
スナ19を解除するとカバー17が開いて、マット18
に包まれたエアーポンプ25、モータ26および電磁弁
27を定期的に点検したり、故障があれば交換したりで
きるようになっている。
【0018】表カバー14は変形が容易で薄い部材、た
とえば、厚手の布あるいは薄く軟質の発泡ウレタンで構
成されている。このため、図4(b)に示すように、エ
アーバッグ20がエアーポンプ25から吐出されたエア
が入ることにより膨張し、厚さ(体積)が増加すると、
それに沿って変形し、エアーバッグ20の動きを前面1
2に伝達する。したがって、本例のエアーマッサージ装
置1により、ユーザの背中あるいは腰に対し後方から圧
力を加え、背筋を伸ばしたり、その周囲を加圧したり、
さらには腰の周囲を加圧することによりマッサージする
ことができる。一方、電磁弁27がオープンすると、エ
アーバッグ20の内部の空気は電磁弁27を通って排出
されるので、エアーバッグ20は収縮して厚さ(体積)
が減少する。このような動きを定期的に繰り返すことに
おり効果的に背中あるいは腰をマッサージすることがで
きる。
【0019】すなわち、図5に示してあるように、本例
のエアーマッサージ装置1は、背もたれ2に内蔵してい
るエアーバッグ20がユーザ5の腰あるいは背中の高さ
に配置される。そして、背もたれ2に収納されたマット
16は、感触が柔らかではあるが支持部材として十分な
強度を備えた樹脂製の若干硬質の部材であり、たとえ
ば、硬質の発泡ウレタンなどにより構成されている。こ
のため、エアーバッグ20を膨張および収縮させると、
背もたれ2の表面12は、ユーザ5の腰あるいは背中を
圧迫する方向に膨張し、これらに適度な刺激を与えると
共に背筋を伸ばす運動を強制的に行わせることが可能で
ある。したがって、凝りをほぐし血行の促進を図ると共
に、リラックスさせることができる。このため、筋肉疲
労を回復させると共に、背骨あるいは腰椎への負担を軽
減させる効果を同時に得ることができるので、ドライブ
や仕事で長時間同じ姿勢を保持しているような状況で
は、極めて効果の高いマッサージ装置である。
【0020】また、エアーポンプ25なども背もたれ2
に内蔵されているが、これらは最下部に配置されてお
り、シート1にユーザ5が座ったときにほとんど邪魔に
ならない。すなわち、図5を参照するとわかるように、
ポンプ25、さらに、これと水平に配置されたモータお
よび弁は、背もたれ2の最下部に配置され、背もたれ2
と座部3の境界部分に位置する。この位置は、ユーザ5
の臀部とシート1との間に隙間が形成されやすい場所で
あり、ポンプ25などの固く、厚みがある機材を配置し
てもシート1のすわり心地を損なうことがない。さら
に、本例のエアーマッサージ装置1では、エアーポンプ
25などが収納された背もたれ2の最下部を構成するカ
バー17は肌さわりの良い柔らかい素材であり、エアー
ポンプ25などを保持する機能を果たすマット(カバ
ー)18は硬質の発泡ウレタンなどのように柔らかいな
がらも自己の形状を独立して保持できる素材あるいは組
成が選択されている。したがって、本例のエアーマッサ
ージ装置1は、ポンプ25などが収納された最下部も、
ユーザの身体に当たったときに柔らかく、心地よいサポ
ート感が得られるようになっている。
【0021】さらに、エアーポンプ25にはモータ26
と一体となった円筒状のローリングタイプのダイヤフラ
ムポンプを採用し、これらを横、すなわち水平方向に配
置したときに、シリンドリカルな表面が水平方向に延
び、ユーザの臀部に接触することがあってもそれほどの
違和感を与えずに済むようにしている。同様に、電磁弁
27も円筒状のものを採用しており、これらを水平方向
に並べることにより省スペースな機械配置とすると共
に、臀部とシートとの隙間に収まりやすく、臀部と接触
したときにも、これらの周囲を覆うマット18を介して
柔らかい感触が得られるようになっている。
【0022】本例のエアーマッサージ装置1に対し、本
体にエアーバッグのみを収納し、ポンプ25とバルブ2
7を別体として提供するようなエアーマッサージ装置、
あるいはポンプなどの機構を座部3の下に配置するよう
なエアーマッサージ装置が可能である。これに対し、本
例のエアーマッサージ装置1では、ポンプ25(モータ
26も含め)およびバルブ27が背もたれ2の最下部に
配置されているので、別置きの装置は不要であり、座部
3の下もフリーである。さらに、背もたれ2の後方ある
いは側方などに突出した部分もなく、エアーマッサージ
機能を備えていない従来の車用のシートとほとんど同じ
形状でエアーマッサージ機能を組み込むことができる。
したがって、デザイン的な制限もなく、さらに、後方や
側方に背もたれを広げて車内のスペースを圧迫すること
もない。このため、従来の車内のアレンジを変更するこ
となく本例のエアーマッサージ装置を車内に持ち込むこ
とができる。
【0023】事務用の椅子に本発明を適用した場合も同
様であり、背もたれにすべてを組み込むことができ、さ
らに、背もたれの最下部のデッドスペースにポンプなど
の給排気に係る機構を配置することによりデザイン的な
制約もなく、オフィス、工場、劇場あるいは映画館のス
ペースを制限することなく本例のエアーマッサージ装置
を導入できる。本発明のシートタイプのエアーマッサー
ジ装置は、新たなスペースを必要とせず、独立して稼動
できるので、鉄道、電車さらには航空機のシートとして
も適している。
【0024】また、ポンプ25、モータ26、さらには
電磁弁27といった運転音を発生する機器が背もたれ2
の内部に収容され、背もたれ2は音を吸収しやすい発泡
ポリウレタン等の吸音性の材料で構成できる。したがっ
て、上記のようにマット18をポンプ25などの周囲に
充填し、外側を厚手の布でその周囲を形成することによ
り運転時の騒音(運転音)も低く押さえることができ
る。さらに、背もたれ2の最下部という背もたれ2の内
部ではユーザの耳から最も距離の離れたところにエアー
ポンプなどのノイズ源が配置される。このため、本例の
エアーマッサージ装置1においては、運転時の騒音をユ
ーザの耳元で45dBA程度になるまで下げることが可
能であり、運転に支障がなく、さらには、オフィスや劇
場、映画館などの静かな場所でもそれほど違和感なく使
用できる。
【0025】また、本例では電磁弁27の排気口27a
の延長上に円筒状の空間がマット18により形成されて
おり、これが排気のバッファあるいはサイレンサとして
の機能を果たすようになっている。また、ポンプ25の
吸気口25aにポンプ周囲の経路53を通じて繋がる空
間52も円筒状に加工されており、これが吸気側のバッ
ファあるいはサイレンサとしての機能を果たしている。
したがって、これらにより、吸気および排気の抵抗が下
がり、給排気に伴う音、振動などが低減されていると共
に、騒音自体も低減されている。さらに、エアーホース
28の途中にサイレンサとしての機能を果たす円筒状の
バッファを挿入することも可能であり、さらに数dB程
度騒音を削減できる可能性がある。
【0026】また、ポンプ25などの周囲を覆うマット
18は、騒音に加え、振動が外部に伝達されるのを減衰
する機能も備えている。そして、上述したようにポンプ
25は、ユーザの身体とシートとの間に隙間が発生しや
すい、背もたれ2と座部3との境界部分に設置されるの
で、振動や音が直にユーザ5の体に伝達されることがな
い。
【0027】一方、このようにポンプ25およびバルブ
27の周囲がマット18などによって覆われると、長時
間にわたりマッサージ装置1が継続して稼動されたとき
に、これらの機材からの放熱が問題となる可能性があ
る。そこで、本例のマッサージ装置1においては、ポン
プ25の周囲に空気経路53を設け、ポンプ25の周囲
にそって吸入気、バルブ27の排気がポンプ流れるよう
にしている。バルブ27の周囲にも同様の経路が用意さ
れている。したがって、ポンプ25およびバルブ27の
放熱が促進されて温度上昇が防止できている。
【0028】これらのポンプ25およびバルブ27によ
る給排気により膨張および収縮を繰り返し行うエアーバ
ッグ20は、背もたれ2の内部で上下方向に移動できる
ようになっている。このため、エアーバッグ20は、背
もたれ2の使用者側の表面(布でできた表皮)12を構
成する表カバー14を上下14aおよび14bで貫いて
取り付けられた調整ベルト21に取り付けられており、
この調整ベルト21をマッサージ装置1の表面から操作
することで内部のエアーバッグ20を望みの位置に移動
できるようになっている。すなわち、図3に示すよう
に、本例のエアーマッサージ装置1においては、エアー
バッグ20は背もたれ2の表カバー14の裏側に調整ベ
ルト21を介して取り付けられており、表面12に表れ
た調整ベルト21を動かすことによりエアーバッグ20
の上下方向の位置を変えることができるようになってい
る。ユーザは、身長が異なり、座る姿勢などによって凝
りが発生する場所も異なる。さらに、時によってマッサ
ージした場所も異なることがある。本例のエアーマッサ
ージ装置1は、表面12に表れた調整ベルト21を操作
するだけでエアーバッグ20の高さを簡単に調整するこ
とが可能であり、エアバッグの中心とユーザの腰の中心
を一致させるなど、各ユーザに対し所望の位置でマッサ
ージを行い、効率良くマッサージ効果を得ることができ
る。
【0029】本例のエアーマッサージ装置1において
は、さらに、調整ベルト21はエアーバッグ20の両端
を支持するように配置されており、エアーバッグ20を
上下方向にスムーズに移動しやすいようになっている。
さらに、エアーバッグ20の角度も微小であれば調整で
きるようになっている。本例のエアーバッグ20は、両
端20aが太く、中心20bが細くなった瓢箪型であ
り、背骨を押すとともに、背骨の両側をさらに大きく変
形させて背骨に沿った筋肉の凝りをほぐすのに適当な形
状になっている。したがって、多少の角度を変えること
によりエアーバッグ20により押される位置が異なり、
さらにユーザの要望にこたえて微調整することができ
る。また、エアーバッグ20の両側をベルト21でサポ
ートするようになっているので、ユーザの背中を押す位
置からベルト21をはずせるようになっている。このた
め、マッサージ中にベルト21がユーザの背中に押し付
けられることもない。したがって、表面12にベルト2
1が配置されているが、これによってすわり心地が損な
われたり、マッサージ効果が損なわれることはない。
【0030】図6に、コントロールパネル33の概要を
示してある。このコントロールパネル33はコネクティ
ングケーブル34でシート1に収納されたエアーポンプ
25および電磁弁27と接続されており、これらの制御
を通じてエアーバッグ20の動きを制御する。また、電
源コード36によって電源ソケットと接続されており、
電源供給の機能も備えている。本例では、車載のマッサ
ージ装置10を説明しているが、オフィスあるいは家庭
用であれば、家庭用のコンセントから電源をとることも
可能である。また、劇場や映画館用などであれば、コン
トロールパネルを肘置きに設置することも可能である。
【0031】コントロールパネル33には、上方から運
転時間を設定するパネル61と、エアーバッグ20の膨
張の程度によってマッサージの強さを設定するパネル6
2と、エアーバック20を膨張および収縮する周期を設
定するパネル63とが配置されている。運転時間を設定
するパネル61ではスイッチ64により運転時間を15
分と30分とに切り替えることが可能であり、ユーザの
好みに応じた時間を設定できる。また、本例のマッサー
ジ装置10においては,このパネル61によってタイマ
ーで所定の時間だけ運転した後にいったんマッサージ装
置10をオフにすることとにしてマッサージを過度に連
続して行えないようにしている。以降のパネルにおいて
も同様であるが、それぞれのパネルのスイッチで設定さ
れた内容はLEDを用いたインディケータによって随時
表示されるようになっており、ユーザはいつでも確認す
ることができる。
【0032】マッサージの強度を設定するパネル62に
は、強、中および弱を選択できるスイッチ66が設けら
れている。また、速さを設定できるパネル63には速お
よび遅を選択できるスイッチ67が設けられている。こ
れらの設定により、本例のエアーマッサージ装置1では
6つのモードを設定することができる。それらを図7に
まとめて示してある。
【0033】図7(a)は、弱および速を選択したモー
ドであり、エアーバッグ20はエアーポンプ25によっ
て内部の圧力が最大10kPaになるまで加圧されて膨
張し、その状態が5秒保持される。その後、電磁弁27
がオープンしエアーバッグ20は収縮する。そして、電
磁弁27が5秒間オープンした後に、電磁弁27が再び
閉じて加圧が行われる。したがって、エアーバッグ20
が加圧されるまでの時間を合わせると、15秒加圧、5
秒保持(膨張)、5秒排気(収縮)といったステップで
膨張および収縮が繰り返される。
【0034】図7(b)は、弱および遅が選択されたモ
ードであり、エアーバッグ20の内圧は上記と同じであ
るが、膨張した状態が30秒間保持される。また、電磁
弁27は30秒間オープンした後に閉になる。したがっ
て、エアーバッグが加圧される時間(15秒)を考慮す
ると、15秒加圧、30秒保持(膨張)、30秒排気
(収縮)といったステップでマッサージが行われる。
【0035】図7(c)は、中および速が選択されたモ
ードであり、エアーバッグ20の内圧が25kPaと弱
の2.5倍になった以外は図7(a)のモードと同様で
ある。したがって、エアーバッグ20は弱のモードより
大きく膨らみ、背中を強く圧迫する。図7(d)は、中
および遅が選択されたモードであり、圧力以外は、上記
の図7(b)と同様である。
【0036】図7(e)は、強および速が選択されたモ
ードであり、エアーバッグ20の内圧が40kPaと弱
の4倍になった以外は図7(a)のモードと同様であ
る。また、図7(f)は、強および遅が選択されたモー
ドであり、エアーバック20の内圧以外は図7(b)と
同様である。したがって、強を選択した場合は、エアー
バッグ20の内圧が弱の4倍に達するまで給気され、そ
れに応じてエアーバッグ20が大きく膨らむ。したがっ
て、ユーザの背中あるいは腰を強く圧迫することが可能
であり、また、背中を大きく変形させて気持ちよく伸ば
すことができる。
【0037】その一方、本例のエアマッサージャー1は
エアーバッグ20の膨張収縮によってマッサージ効果を
得ているため、使用者の身体はエアーバッグ20の膨張
収縮によって前後方向に動かされることとなる。強いマ
ッサージ効果はエアーバッグ20の膨張収縮の差異を大
きくとすることによって得られるが、それに伴って身体
の動きも大きくなる。しかし、運転中にユーザである運
転者の身体が前後に大きく動くことは、運転者の身体と
ハンドル等の間の距離が変化することとなって運転操作
に悪影響を及ぼすおそれが大きい。この対策としては、
運転中にマッサージ機の使用を禁止するのが一般的であ
り、使用者は停車したときしかマッサージ機を使用する
ことができない。しかしながら、ときには停車して休憩
する時間がないこともあり、運転しながら使用したい場
合もある。このようなとき、単純に使用禁止としたので
は、使用者に十分な利便を提供することができない。
【0038】そこで、本例のエアーマッサージ装置1に
おいては、運転中は、最もユーザの身体の変動が小さ
く、運転に支障をきたさない、弱および遅のモード、す
なわち、図7(b)のモードだけが選択できるようにし
ている。また、他のモードでマッサージを行っている場
合、車が動き出すと自動的に弱および遅のモードに切り
替わるようにしている。したがって、エアーバッグの膨
張を一定程度以下にすることにより、ある程度のマッサ
ージ効果を得つつ、安全に運転することができ、運転中
にリフレッシュおよび凝りの解消もできるので、さらに
安全な運転を目指すことができる。
【0039】また、運転中に誤って、強または中を選択
し、運転に支障を来すことを防ぐため、この切替および
選択は自動的に行われるようになっており、本例のマッ
サージ装置10では、サイドブレーキの操作を検出して
車両が走行中のときは強制的に最小段階の弱および遅の
作動となるようにしている。また、サイドブレーキが引
かれているときは停止とみなし、上述した8つのモード
のいずれも選択することが可能となり、ユーザは好みの
サービスを受けることができる。このような走行中、停
止中の判定はサイドブレーキの操作状態によるほか、走
行速度、電源ノイズの変化による方法があり、いずれを
採用しても良い。
【0040】さらに、本例のエアーマッサージ装置1
は、フェイルセイフとするために、エアーバッグに空気
を供給排出する回路は電源が供給されないときは大気へ
解放されることとした。すなわち、エアーバッグ20か
らの排気を遮断する電磁弁27に、常時開(ノーマルオ
ープン)のものを採用している。これにより、バルブ2
7に電源が供給されないときは常にエアーバッグ20の
中と大気が連通した状態となり、エアーバッグ20の中
の空気が温度上昇により膨張してエアーバッグ20が破
裂するような事故が防止できる。特に、本例のエアーマ
ッサージ装置1は車両に設置されることを前提にしてい
るが、停車中に車内温度が高温になった場合でも本例の
エアーマッサージ装置は安全である。
【0041】なお、本例では、エアーバッグが1つだけ
背もたれ2に配置されたエアーマッサージ装置を例に本
発明を説明しているが、複数のエアーバッグを背もたれ
2に収納することも可能である。さらに、座部3にもエ
アーバッグを配置し、背もたれ2に収納されたエアーポ
ンプなどの給排気機構からエアーを供給して膨張および
収縮させることも可能である。この場合、背もたれ2と
座部3とが分離しているシート1であると、ホースなど
の付属品も露出することになるので、これらを傷つけた
り、これらに服や皮膚が挟み込まれる可能性もある。し
たがって、少なくともユーザに接する側は適当な素材に
よりカバーすることが望ましい。また、マットなどの素
材としてウレタンを例に説明しているが、その他の柔軟
性のある素材を用いることももちろん可能である。さら
に、明細書中でも述べているが、本例は車両のシートと
して使用されるエアーマッサージ装置であり、同様の構
成で、オフィスの椅子、劇場の椅子など、さまざまな場
所に設置される椅子に本発明を適用することが可能であ
る。そして、本発明によれば、背もたれ2にエアーポン
プなどの給排気機構を含めて収納できるので、スマート
でデザイン的にも優れた椅子タイプのエアーマッサージ
装置を提供することができ、いつでも、どこでも手軽に
マッサージ効果を得ることができる。また、劇場や映画
館などに配置される椅子であれば、上演あるいは上映が
開始されると、マッサージ機能を停止したり、あるい
は、運転中と同様に音がさらに静かな弱のモードに強制
的に切り替えるなどの処理を施すことも可能である。
【0042】また、給排気機構の空気源としてロータリ
ー式のエアーポンプを本例では採用しているが、他のタ
イプのポンプあるいはコンプレッサを空気源として採用
することも可能である。しかしながら、本例のように、
空気源装置は背もたれの最下部に水平方向に配置できる
ものが望ましく、さらに、円筒状の外周面をもっている
ものが望ましい。したがって、本例のロータリー式のエ
アーポンプはこれらの要望にあった適当なものであると
言える。さらに、電磁弁はエアーバッグの近傍に配置す
ることも可能であるが、弁部材は金属あるいはその他の
硬質の材料から構成されるので、背中が当たる位置にあ
ると座りごこちを損ねる原因なる。したがって、本例の
ように、ポンプなどと合わせて最下部に配置することが
最も望ましい。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係るエ
アーマッサージ装置は、背もたれの内部にエアーバッグ
に加えて、エアーポンプなどの給排気に関わる機構をす
べて収納するようにしている。したがって、本発明のエ
アーマッサージ装置は空気源装置などが座部の下にはみ
出したりすることなく、通常の椅子あるいはシートとほ
とんど変わりない形状で実現でき、車内のシートやオフ
ィスの椅子として提供でき、手軽にマッサージ効果を得
ることが可能である。さらに、エアーポンプなどを背も
たれに収納することにより、騒音および振動も小さくす
ることが可能であり、車のシートやオフィスの椅子など
として使用するのに好適なマッサージ装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアーマッサージ装置の概要を示
す図である。
【図2】図1に示すエアーマッサージ装置の背もたれを
表側(身体の側)から示す図である。
【図3】図1に示すエアーマッサージ装置の背もたれの
内部の平面的な配置を示す図である。
【図4】図1に示すエアーマッサージ装置の背もたれの
断面を示す図であり、図4(a)はエアーバッグが収縮
した状態を示し、図4(b)はエアーバックが膨張した
状態を示してある。
【図5】エアーマッサージ装置を用いてマッサージする
様子を示す図である。
【図6】図1に示すエアーマッサージ装置の操作パネル
の概要を示す図である。
【図7】図1に示すエアーマッサージ装置で供給可能な
モードの例を示す図である。
【符号の説明】
1 シート(エアーマッサージ装置) 2 背もたれ 3 座部 5 ユーザ 12 背もたれの表面(前面) 14 表カバー 16 背当てのマット 17 ポンプなどを覆うカバー 18 ポンプなどを覆うマット 19 ファスナ 20 エアーバッグ(エアバッグ) 21 調整ベルト 25 エアーポンプ、26 モータ 27 電磁弁 28 ホース 33 操作パネル 34 ケーブル 51,52 バッファ、53 流路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部と、背もたれとを有し、 この背もたれに、エアーバッグと、このエアーバッグに
    空気を給気および排気する給排気機構とが収納されてい
    るエアーマッサージ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記給排気機構は、
    少なくとも圧縮空気を生成する空気源装置と、この空気
    源装置を駆動するモータとを備えており、前記空気源装
    置およびモータが前記背もたれの最下部に配置されてい
    るエアーマッサージ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記空気源装置およ
    びモータは水平に並べて配置されているエアーマッサー
    ジ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記給排気機構は、
    少なくとも排気を制御する弁部材を備えており、この弁
    部材が前記空気源装置、モータの延長上に水平に並べて
    配置されているエアーマッサージ装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、前記空気源
    装置およびモータを覆うカバーとの間に、これら空気源
    装置またはモータの外面に沿って空気が流れる経路が形
    成されているエアーマッサージ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記背もたれは、前
    記エアーバッグの前面を覆うカバー部材を備えており、
    前記エアーバッグは、このカバー部材を上下の2箇所で
    貫通するベルト部材により支持されているエアーマッサ
    ージ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記エアーバッグの
    膨張率を少なくとも2段に調整可能な制御手段を有し、
    この制御手段は、車両が動くと膨張率の小さなモードを
    選択することを特徴とするエアーマッサージ装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記制御手段は、ハ
    ンドブレーキのオンオフ、車の速度または電源ノイズに
    より車両が動いたことを検出するエアーマッサージ装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記給排気機構は、
    少なくとも排気を制御する弁部材を備えており、この弁
    部材は、電源断のときに大気開放になるエアーマッサー
    ジ装置。
  10. 【請求項10】 車両のシートの背もたれに保持された
    エアーバッグへ給排気機構から空気を給気および排気し
    てマッサージ効果を得るエアーマッサージ装置の制御方
    法であって、 前記エアーバッグの膨張率を少なくとも2段に調整可能
    であり、 車両が動くと膨張率の小さなモードを選択する工程を有
    するエアーマッサージ装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、ハンドブレーキ
    のオンオフ、車の速度または電源ノイズにより車両が動
    いたことを検出するエアーマッサージ装置の制御方法。
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