JP2001251732A - ジャンクションブロック - Google Patents

ジャンクションブロック

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JP2001251732A
JP2001251732A JP2000057429A JP2000057429A JP2001251732A JP 2001251732 A JP2001251732 A JP 2001251732A JP 2000057429 A JP2000057429 A JP 2000057429A JP 2000057429 A JP2000057429 A JP 2000057429A JP 2001251732 A JP2001251732 A JP 2001251732A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の電装品の不完全装着を1つの検知部材に
て検知することができ、かつ同検知部材の構成を簡単に
することのできるジャンクションブロックを提供する。 【解決手段】リレー26,27及びリレー29のうちの
どちらか一方でもリレー装着部12a,12b及びリレ
ー装着部12dに完全に装着されていないときには、検
知カバー17の係合孔23aを規制壁14のロック突起
14aに係合ロックすることができないようにした。ま
た、検知カバー17にはバネ部18を設け、リレー2
6,27及びリレー29のうちのどちらか一方でもリレ
ー装着部12a,12b及びリレー装着部12dに完全
に装着されていないとき、検知カバー17の挿入防止壁
19,20は、リレー28,30のリレー装着部12
c,12eへの装着を阻害するようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両内に搭
載されるジャンクションブロックに係り、詳しくは、電
装品をジャンクションブロックに装着する際に、電装品
が不完全装着状態となることを防止するための検知部材
を備えたジャンクションブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、リレーやコネクタ等の車両用電
装品は、専用のジャンクションブロックに収容された状
態で車両内に搭載される。
【0003】電装品は、通常、ジャンクションブロック
に設けられた装着部に装着されることにより、ジャンク
ションブロック内に敷設されたバスバー等と電気的に接
続される。電装品を装着部に装着させる際には、同電装
品に対して所定の押圧力を付与する必要がある。しかし
ながら、電装品に対する押圧力が不足していると、電装
品が不完全な状態で装着されてしまう場合がある。こう
した不完全装着時には、電装品と装着部との電気的な接
続状態も不安定となってしまい、ひいては接続不良を生
じるおそれがある。このため、作業者は、電装品の装着
状態を確認する必要がある。ところが、電装品が完全に
装着されているか否かの判別は一般に困難である。
【0004】そこで、従来では、電装品の装着状態を検
知できるジャンクションブロックとしては、例えば図1
3,図14に示す構成のものが存在する。ジャンクショ
ンブロック本体71には、コネクタ等の第1及び第2電
装品72a,72bを装着可能な装着部73a,73b
が複数設けられている。又、左右両装着部73a,73
bの間の箇所には、電装品72a,72bの装着状態を
検知する検知部材74が回動自在に設けられている。検
知部材74には、U字状の板バネ75の一端が固定され
ており、その板バネ75の他端は左側装着部73aに係
止されている。そして、第1電装品72aの装着状態を
検知するには、左側装着部73aに第1電装品72aが
装着された後に、検知部材74を装着した第1電装品7
2a側に回動させる。ここで、左側装着部73aに第1
電装品72aが完全に装着されているときには、検知部
材74が回動されて電装品72aに係止させることがで
きる。これにより、右側装着部73bから検知部材74
の一部が離間するため、右側装着部73bに第2電装品
72bを装着することが可能になる。従って、第1電装
品72aが正常に装着されていることを検知できる。
【0005】これに対して、左側装着部73aに第1電
装品72aが完全に装着されていないときには、検知部
材74がその電装品72aに当たるため、同検知部材7
4は所定の位置まで回動させることができない。従っ
て、検知部材74の一部は、右側装着部73bと対向す
るように位置した状態となる。この結果、右側装着部7
3bに第2電装品72bを装着する際に、検知部材74
にその電装品72bが当たるため、第2電装品72bの
装着が阻害される。これにより、第1電装品72aが装
着不良であることを検知できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記検知部
材74は、装着部73aへの電装品の装着状態しか検知
できないため、他の装着部への電装品の装着状態を検知
したい場合は他の検知部材を設置する必要があった。こ
れは、検知部材の部品点数を増加する一方、ジャンクシ
ョンブロックの小型化を図る上の問題となった。
【0007】また、検知部材74には、板バネ75を別
途で設ける必要があったため、検知部材74の製造コス
トが高くなる問題点があった。本発明はこうした実情に
鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の電装品
の不完全装着を1つの検知部材にて検知することがで
き、かつ電装品の不完全装着を検知するための検知部材
の構成を簡単にすることのできるジャンクションブロッ
クを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、複数の電装品を装着可
能な複数の装着部と、その装着部形成面に設けられた支
持部材に回動可能に支持され前記電装品の装着部への装
着状態を検知する検知部材とを備えたジャンクションブ
ロックにおいて、前記装着部形成面には、第1の係合手
段を設け、前記検知部材には、前記第1の係合手段と係
合するための第2の係合手段を設けるとともに、前記複
数の電装品のうちの少なくとも1つの電装品の不完全装
着時に同電装品の一部に接触して該検知部材の第2の係
合手段と前記第1の係合手段との係合を妨げる少なくと
も1つの検出部を設けたことを要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のジャンクションブロックにおいて、前記検知部材に
は、前記複数の電装品のうちの少なくとも1つの電装品
の不完全装着時に前記他の電装品の装着を阻害する少な
くとも1つの規制部を設けたことを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のジャンクションブロックにおいて、前記検知部材に
は、前記複数の電装品のどちら1つの電装品の不完全装
着時に前記規制部が前記他の電装品の装着を阻害する位
置に来るように所定電装品と接触することによって該検
知部材を移動させるための移動手段を設けたことを要旨
とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のジャンクションブロックにおいて、前記移動手段は、
前記検知部材と一体に形成したバネ部であることを要旨
とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1に記載のジャンクションブロックにおい
て、前記装着部形成面には第3の係合手段を設け、前記
検知部材には、前記第3の係合手段と係合するための第
4の係合手段を設け、前記検知部材は、該第3の係合手
段とその第4の係合手段とを係合することによって仮固
定されることを要旨とする。
【0013】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
複数の電装品のどちらか1つの電装品の不完全装着時
に、検知部材に設けられた検出部が同電装品の一部に接
触して該検知部材の第2の係合手段は装着部形成面に設
けられた第1の係合手段とは係合できなくなる。従っ
て、第2の係合手段と第1の係合手段との係合状態によ
って複数の電装品の装着状態を検知することができる。
また、1つの検知部材だけで複数の電装品の装着状態を
同時に検知することができ、1つの電装品に1つの検知
部材を配備する必要があった従来技術に比べて部品点数
の削減を図ることができるとともに、電装品の装着及び
装着状態検知の効率を向上することができる。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、複数の電装品のどちら1
つの電装品の不完全装着時に、検知部材に設けられた規
制部が他の電装品の装着を阻害するようになる。従っ
て、他の電装品の装着が阻害されていることからも複数
の電装品の装着状態を検知することができる。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の作用に加えて、複数の電装品のどちら1
つの電装品の不完全装着時に、検知部材に設けられた移
動手段が所定電装品と接触することによってその規制部
が前記他の電装品の装着を阻害する位置に来るように該
検知部材を移動させるようになる。従って、複数の電装
品のどちら1つの電装品の不完全装着時に、検知部材の
規制部が必ず他の電装品の装着を阻害するようになり、
複数の電装品の装着状態を確実に検知することができ
る。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の作用に加えて、移動手段は、前記検知部
材と一体に形成したバネ部であるため、構成が簡単であ
るとともに、別部材の金属バネを使用した従来技術に比
べて、検知部材の製造コストの低減を図ることができ
る。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜4に記載の発明の作用に加えて、検知すべく電装品の
装着時に検知部材を仮固定させることによって電装品の
装着が容易に行うことができる。その結果、ジャンクシ
ョンブロックの組立作業性を向上することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図10に基づき詳細に説明する。なお、本
実施形態においては、ジャンクションブロックとして、
車両に搭載されるリレーブロックに具体化している。
【0019】図1及び図2に示すように、ジャンクショ
ンブロックとしてのリレーブロック10は、合成樹脂か
らなるブロック本体11を備えている。ブロック本体1
1の装着部形成面としての表面11aには、装着部とし
ての5つのリレー装着部12a〜12eが突設されてい
る。図1及び図3に示すように、1列をなした2つのリ
レー装着部12a,12bは同じ形状にて形成されてい
る。また、その他の3つのリレー装着部12c〜12e
は前記2つのリレー装着部12a,12bよりなした列
と平行するもう一列をなして同じ形状にて形成されてい
る。リレー装着部12a,12bには、それぞれ係合片
13a,13bが設けられている。なお、ブロック本体
11の内部には種々のパターンをなすバスバー(図示
略)が敷設されており、各リレー装着部12a〜12e
内にはバスバーの一部が端子として敷設されている。
【0020】また、一列のリレー装着部12a,12b
と他列のリレー装着部12c〜12eとの間には、図1
〜図4に示すように、規制壁14が立設されている。そ
の規制壁14の上端部には、第1の係合手段としてのロ
ック突起14aが設けられている。そのロック突起14
aは、図1及び図3に示すように、前記リレー装着部1
2a,12b間の中間位置を指すように形成されてい
る。
【0021】図1,図2及び図4に示すように、他列の
リレー装着部12c〜12eの右側には、支持部材とし
ての2つの検知カバー支柱15が前記表面11aから立
設されている。両検知カバー支柱15の上端面には、そ
れぞれ支持壁15aが突設されている。その支持壁15
aの両側における上端面には、図1に示すように、それ
ぞれ半円形凹部15b,15cが設けられている。前記
支持壁15aには、図1及び図2に示すように、前記凹
部15b,15cに沿って該支持壁15aを貫通する貫
通円孔15dが設けられている。つまり、貫通円孔15
dの下半円部分は、前記凹部15b,15cと同じ円弧
半径にて形成されている。また、図1及び図4に示すよ
うに、両検知カバー支柱15の中間位置には、両検知カ
バー支柱15より低い仮保持台16が前記表面11aか
ら立設されている。その仮保持台16の上端面中央に
は、第3の係合手段としての円形凹部16aが形成され
ている。そして、図4に示すように、両検知カバー支柱
15及び仮保持台16には、検知部材としての検知カバ
ー17が支持されている。
【0022】前記検知カバー17は、合成樹脂からな
り、図3〜図6に示すように、一端(図5及び図6にお
いては下端)が開口するカバー本体17aを備えてい
る。そのカバー本体17aの上部には、貫通孔17bが
設けられている。その貫通孔17bの両角部には、検知
部及び移動手段としてのバネ部18が設けられている。
本実施形態では、両バネ部18は、図4〜図6に示すよ
うに、基端が前記カバー本体17aの上部と一体に連結
され先端が該カバー本体17aの開口部に近接するよう
に傾斜状に形成されている。また、両バネ部18は、外
力によって前記カバー本体17aの上部と一直線となる
(図4において2点鎖線にて示す)まで撓むことができ
るようになっている。しかも、外力によって撓むときに
おいて、両バネ部18は、前記カバー本体17aの上部
の水平直線位置を超えないように前記上部より規制され
ている。
【0023】また、前記カバー本体17aの前端部に
は、図4〜図6に示すように、該端部の両側面から規制
部としての2つの挿入防止壁19,20が延設されてい
る。両挿入防止壁19,20には、それぞれ複数の切り
溝19a,20aが設けられている。両挿入防止壁1
9,20の下端には、それぞれ検知部としての検知壁2
1,22が延設されている。また、前記カバー本体17
aの前端部における両挿入防止壁19,20間には、係
合爪部23が設けられている。係合爪部23には、図5
及び図6に示すように、前記規制壁14のロック突起1
4aと係合するための第2の係合手段としての係合孔2
3aが設けられている。また、前記係合爪部23は、図
5に示すように、中間部が両挿入防止壁19,20と連
結するように支持されている。そして、係合爪部23の
上端部をカバー本体17a側に向かって押圧すると、係
合爪部23の下端部がカバー本体17aを離れる側へ離
間するように係合爪部23は前記中間部を支点として撓
むようになっている。
【0024】さらに、前記カバー本体17aの後端部に
は、図5及び図6に示すように、該後端部の両側下端か
らそれぞれ支持片24が延設されている。両支持片24
は、先端が半円形に形成されている。両支持片24の先
端の外側面には、前記半円形先端の半径と同じの円柱形
の突起24aが形成されている。また、両支持片24の
中間位置には、図5及び図6に示すように、同じくカバ
ー本体17aの後端部の下端から仮固定支柱25が延設
されている。仮固定支柱25は、先端が先端面から前側
面にかけて円弧状に形成されている。仮固定支柱25の
後側面には、図4及び図6に示すように、半球状の仮固
定突起25aが形成されている。
【0025】そして、図6及び図7に示すように、前記
両支持片24の半円形先端が前記両検知カバー支柱15
の半円形凹部15bと合わせながら、前記両支持片24
の円柱形の突起24aを前記支持壁15aの貫通円孔1
5dに貫挿嵌合することによって、前記検知カバー17
は図4に示すように、回動可能に両検知カバー支柱15
により支持される。また、検知カバー17は、前記突起
24aを回動中心として図3及び図4に示すような状態
に回動されたとき、前記仮固定支柱25の仮固定突起2
5aが前記仮保持台16の円形凹部16aに嵌合されて
いる。つまり、このとき、前記検知カバー17は、仮保
持台16により仮固定され、この仮固定状態から自重に
て回動不能となる。
【0026】前記各リレー装着部12a〜12eには、
図7に示すように、電装品としてのリレー26〜30を
装着するようになっている。そして、各リレー26〜3
0の端子(図示略)とリレー装着部12a〜12e内に
敷設されたバスバーの端子とが嵌合して、両者が電気的
に接続される。本実施形態では、図8に示すように、前
記係合爪部23の係合孔23aが前記規制壁14のロッ
ク突起14aと係合ロックされたとき、前記カバー本体
17aの上部から前記ブロック本体11の表面11aま
での距離H0を、リレー装着部12dに完全に装着され
たリレー29の上端面から前記ブロック本体11の表面
11aまでの距離H1と同じ又は僅か大きく設定してい
る。つまり、リレー29は完全にリレー装着部12dに
装着された場合、前記係合爪部23の係合孔23aが前
記規制壁14のロック突起14aと係合ロックした状態
において、前記カバー本体17aの上部がほぼ該リレー
29の上端面と接触するようになる。そして、このと
き、図8に示すように、前記両バネ部18は前記カバー
本体17aの上部と一直線となるようにそのリレー29
の上端面により押圧されるようになる。言い換えれば、
リレー29は完全にリレー装着部12dに装着された場
合に、前記係合爪部23の係合孔23aが前記規制壁1
4のロック突起14aと係合ロックすることができる。
【0027】従って、リレー29がリレー装着部12d
に完全に装着されていない場合、図9に示すように、リ
レー29の上端面から前記ブロック本体11の表面11
aまでの距離H2が前記距離H0より大きくなり、前記
係合爪部23の係合孔23aが前記規制壁14のロック
突起14aと係合ロックすることができなくなる。この
とき、手放すと、検知カバー17は前記バネ部18の弾
性力によって図9に示すようにバネ部18の先端だけリ
レー29の上端面と接触する状態となる。
【0028】また、図8に示すように、前記リレー装着
部12a,12bに装着するリレー26,27には、前
記係合片13a,13bと係合するための係合部26
a,27aが形成されている。そして、リレー26,2
7はリレー装着部12a,12bに装着されたとき、そ
の係合部26a,27aが前記係合片13a,13bと
係合されるようになる。本実施形態では、前記係合爪部
23の係合孔23aが前記規制壁14のロック突起14
aと係合ロックされたとき、前記検知壁21,22の下
端面から前記ブロック本体11の表面11aまでの距離
h0を、完全にリレー装着部12a,12bに装着され
たリレー26,27の係合部26a,27aの上端面か
ら前記ブロック本体11の表面11aまでの距離h1と
同じ又は僅か大きく設定している。つまり、リレー2
6,27は完全にリレー装着部12a,12bに装着さ
れた場合、前記係合爪部23の係合孔23aが前記規制
壁14のロック突起14aと係合ロックした状態におい
て、前記検知壁21,22の下端面が前記リレー26,
27の係合部26a,27aの上端面と接触する又は僅
かに離れるようになる。言い換えれば、リレー26,2
7は完全にリレー装着部12a,12bに装着された場
合に、前記係合爪部23の係合孔23aが前記規制壁1
4のロック突起14aと係合ロックすることができる。
【0029】従って、図10に示すように、リレー2
6,27のどちらか一方例えばリレー26は完全にリレ
ー装着部12aに装着されていない場合、リレー26の
係合部26aの上端面から前記ブロック本体11の表面
11aまでの距離h2が前記距離h0より大きくなり、
該係合部26aの上端面が前記検知壁22の可動を阻害
するため、前記係合爪部23の係合孔23aが前記規制
壁14のロック突起14aと係合ロックすることができ
なくなる。このとき、手放すと、検知カバー17は前記
バネ部18の弾性力によって図10に示すようにバネ部
18の先端だけリレー29の上端面と接触する状態とな
る。
【0030】以下、各リレー装着部12a〜12eへの
リレー26〜30の装着及び装着状態の検知方法につい
て説明する。まず、前記検知カバー17を図4に示すよ
うな状態にて仮固定させる。そして、リレー装着部12
a,12bにリレー26,27を装着させ、リレー装着
部12dにリレー29を装着させる。次に、先に装着さ
れたリレー26,27及びリレー29の装着状態を、前
記検知カバー17にて検知する。つまり、前記検知カバ
ー17を図4に示す仮固定状態から前記リレー29をカ
バーするように反時計回り方向(図4に示すK方向)に
て回動させながら前記係合爪部23の係合孔23aを前
記規制壁14のロック突起14aに係合ロックさせる。
このとき、もし前記係合爪部23の係合孔23aは所定
係合力にて、図7及び図8に示すように、前記規制壁1
4のロック突起14aに無理せずに係合ロックされた
ら、リレー26,27及びリレー29はすべて完全に対
応するリレー装着部12a,12b及びリレー装着部1
2dに装着されていることが検知される。そして、図7
及び図8に2点鎖線で示すように、リレー装着部12
c,12eに対するリレー28,30の装着は可能とな
る。
【0031】一方、もし前記係合爪部23の係合孔23
aは所定係合力にて、図9及び図10に示すように、前
記規制壁14のロック突起14aに係合ロックされなか
った場合、リレー26,27及びリレー29のうち少な
くとも1つのリレーは完全に対応するリレー装着部12
a,12b及びリレー装着部12dに装着されていない
ことが検知される。そして、このとき、図9及び図10
に2点鎖線で示すように、リレー装着部12c,12e
に対するリレー28,30の装着は不能となる。つま
り、係合孔23aはロック突起14aに係合ロックされ
なかった場合、検知カバー17は、そのバネ部18の弾
性力によって図9及び図10に示すような状態となり、
それらの状態において、前記検知カバー17の挿入防止
壁19,20は、図9及び図10に2点鎖線で示すリレ
ー28,30のリレー装着部12c,12eへの装着を
阻害するようになっている。
【0032】次に、本実施形態のリレーブロック10の
特徴を以下に記載する。 (1)本実施形態では、リレー26,27及びリレー2
9のうちのどちらか一方でもリレー装着部12a,12
b及びリレー装着部12dに完全に装着されていないと
きには、検知カバー17の係合孔23aを規制壁14の
ロック突起14aに係合ロックすることができないよう
にした。従って、リレー26,27及びリレー29の不
完全装着を確実に検知することができる。しかも、1つ
の検知部材だけで3つのリレーの装着状態を同時に検知
することができ、1つのリレーに1つの検知部材を配備
する従来技術に比べて部品点数の削減を図ることができ
るとともに、リレーの装着及び装着状態検知の効率を向
上することができる。
【0033】(2)本実施形態では、検知カバー17の
係合孔23aを規制壁14のロック突起14aに係合ロ
ックすることができないとき、バネ部18の弾性力によ
って検知カバー17はバネ部18の先端だけリレー29
の上端面と接触するような状態となるようにした。
【0034】従って、検知カバー17の挿入防止壁1
9,20は、リレー28,30のリレー装着部12c,
12eへの装着を阻害するようになる。この阻害により
リレー26,27及びリレー29の不完全装着を確実に
検知することができる。
【0035】(3)本実施形態では、検知カバー17に
は仮固定突起25aを形成した仮固定支柱25を設け、
ブロック本体11の表面11aには円形凹部16aを形
成した仮保持台16を設け、仮固定突起25aを円形凹
部16aに係合することによって検知カバー17は仮保
持台16に仮固定保持されるようにした。従って、検知
カバー17を仮固定保持させることによってリレー2
6,27及びリレー29の装着を容易に行うことができ
る。
【0036】(4)本実施形態では、検知カバー17は
両検知カバー支柱15により回動可能に支持されるよう
にした。従って、ブロック本体11の表面11a上にお
ける検知カバー17の取付スペースを小さく抑えること
ができ、省スペース化を図ることができる。また、検知
カバー17を回動させるだけでロック検知操作を行うこ
とができるため、ロック検知の操作性を向上することが
できる。
【0037】(5)本実施形態では、リレー26,27
及びリレー29はリレー装着部12a,12b及びリレ
ー装着部12dに完全に装着されたことを検知した後、
検知カバー17の係合孔23aを規制壁14のロック突
起14aに係合ロックする状態となるようにした。
【0038】従って、リレーブロック10の搬送時や車
両の走行時等における検知カバー17のガタツキを防止
することができる。 (6)本実施形態では、係合爪部23の上端部をカバー
本体17a側に向かって押圧すると、係合爪部23の下
端部がカバー本体17aを離れる側へ離間することによ
って係合孔23aと規制壁14のロック突起14aとの
係合が解除されるようにした。
【0039】従って、リレーブロック10の部品輸送時
における検知カバー17のガタツキを防止するためにリ
レー装着前に係合された係合孔23aと規制壁14のロ
ック突起14aとの係合を、リレー装着時に簡単に解除
することができる。また、ロック検知操作後におけるリ
レー26,27及びリレー29の交換又は取り除き等
を、係合孔23aと規制壁14のロック突起14aとの
係合を解除させることによって簡単に行うことができ
る。
【0040】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ○上記実施形態では、前記第2の係合手段としての係合
孔23aと係合するための第1の係合手段としてのロッ
ク突起14aは、前記規制壁14に設けられて実施した
が、図11及び図12に示すように、ブロック本体11
の表面11aにおける両係合片13a,13b間に、単
独に係合片40を立設させ、該係合片40の上端部に
は、前記第2の係合手段としての係合孔23aと係合す
るための第1の係合手段としてのロック突起40aを設
けて実施してもよい。このとき、規制壁14を省略して
もよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)〜(6)
に記載の効果と同様な効果を得ることができる。
【0041】○また、係合孔23aをロック突起に形成
させ、ロック突起14a又はロック突起40aを係合凹
部に形成させて実施してもよい。この場合、上記実施形
態の特徴(1)〜(6)に記載の効果と同様な効果を得
ることができる。
【0042】○前記検知壁21,22のどちらか一方を
省略して実施してもよい。この場合、上記実施形態の特
徴(1)〜(6)に記載の効果とほぼ同様な効果を得る
ことができる。
【0043】○挿入防止壁19,20のどちらか一方又
は両方を省略して実施してもよい。この場合、前者は上
記実施形態の特徴(1)〜(6)に記載の効果とほぼ同
様な効果を得ることができ、後者は上記実施形態の特徴
(1)及び(3)〜(6)に記載の効果と同様な効果を
得ることができる。
【0044】○前記係合爪部23の係合孔23aが前記
規制壁14のロック突起14aと係合ロックされたと
き、前記カバー本体17aの上部から前記ブロック本体
11の表面11aまでの距離H0を、リレー装着部12
dに完全に装着されたリレー29の上端面から前記ブロ
ック本体11の表面11aまでの距離H1より遙かに大
きく設定して実施してもよい。つまり、バネ部18によ
るリレー29の検知状態の検知機能をなくしてもよい。
この場合、上記実施形態の特徴(1)〜(6)に記載の
効果とほぼ同様な効果を得ることができる。
【0045】○バネ部18を1つに設けて実施してもよ
い。又はバネ部18を3以上に設けて実施してもよい。
この場合、上記実施形態の特徴(1)〜(6)に記載の
効果と同様な効果を得ることができる。
【0046】○円形凹部16a及び仮固定突起25aの
形状をその他の形状に形成させて実施してもよい。円形
凹部16aを凸部に、仮固定突起25aを凹部に形成さ
せて実施してもよい。この場合、上記実施形態の特徴
(1)〜(6)に記載の効果と同様な効果を得ることが
できる。
【0047】○検知カバー17は、金型成形された樹脂
成型品に限定されない。例えば、検知カバー17として
金属材料を用い、同材料を切削加工やプレス加工するこ
とによって検知カバー17を形成してもよい。この場
合、上記実施形態の特徴(1)〜(6)に記載の効果と
同様な効果を得ることができる。
【0048】○上記実施形態では、ジャンクションブロ
ックをリレーブロック10に具体化し、装着部としてリ
レー装着部12a〜12eに具体化し、電装品としてリ
レー26〜30に具体化している。しかし、これに限ら
ず、例えば、装着部としてコネクタやヒュージブルリン
ク等の装着部に具体化し、電装品としてコネクタやヒュ
ージブルリンク等に具体化してもよい。すなわち、ジャ
ンクションブロックをコネクタブロックやヒュージブル
リンクブロックに具体化してもよい。この場合、上記実
施形態の特徴(1)〜(6)に記載の効果と同様な効果
を得ることができる。
【0049】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態及び別例によって把握
される技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1)請求項1乃至5のいずれか1に記載のジャンクシ
ョンブロックにおいて、前記第1の係合手段は、前記第
2の係合手段との係合が外力によって解除できるように
検知部材に設けられていることを特徴とするジャンクシ
ョンブロック。
【0050】従って、請求項1〜5に記載のジャンクシ
ョンブロックの効果に加えて、ジャンクションブロック
の部品輸送時における検知部材のガタツキを防止するた
めに電装品装着前に係合された第1の係合手段と第2の
係合手段との係合を、電装品装着時に簡単に解除するこ
とができる。また、検知操作後における電装品の交換又
は取り除き等を、第1の係合手段と第2の係合手段との
係合を解除させることによって簡単に行うことができ
る。
【0051】(2)請求項1乃至5のいずれか1に記載
のジャンクションブロックにおいて、複数の電装品の完
全装着時に前記第1の係合手段と前記第2の係合手段を
係合させる状態にしたことを特徴とするジャンクション
ブロック。
【0052】従って、請求項1〜5に記載のジャンクシ
ョンブロックの効果に加えて、ジャンクションブロック
成品の搬送時や車両の走行時等における検知部材のガタ
ツキを防止することができる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、複数の電装品の不完全装着を1つの検知
部材にて検知することができる。
【0054】請求項2及び3に記載の発明によれば、電
装品の不完全装着を確実に検出することができる。請求
項4に記載の発明によれば、検知部材を簡単に製造する
ことができ、ジャンクションブロックの製造コストの低
減を図ることができる。
【0055】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜4に記載の発明の効果に加えて、ジャンクションブロ
ックの組立作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】検知カバーを取り付けていないジャンクション
ブロックの平面図。
【図2】検知カバーを取り付けていないジャンクション
ブロックの側面図。
【図3】検知カバーを仮固定したジャンクションブロッ
クの平面図。
【図4】検知カバーを仮固定したジャンクションブロッ
クの側面図。
【図5】検知カバーの斜視図。
【図6】同じく検知カバーの斜視図。
【図7】リレーの完全装着時のジャンクションブロック
の平面図。
【図8】リレーの完全装着時のジャンクションブロック
の側面図。
【図9】リレーの不完全装着時のジャンクションブロッ
クの側面図。
【図10】リレーの不完全装着時のジャンクションブロ
ックの側面図。
【図11】検知カバーを取り付けていない別例のジャン
クションブロックの平面図。
【図12】検知カバーを取り付けていない別例のジャン
クションブロックの側面図。
【図13】従来技術のジャンクションブロックの要部断
面図。
【図14】従来技術のジャンクションブロックの要部断
面図。
【符号の説明】
10…ジャンクションブロックとしてのリレーブロッ
ク、11…ブロック本体、11a…装着部形成面として
の表面、12a〜12e…装着部としてのリレー装着
部、14a,40a…第1の係合手段としてのロック突
起、15…支持部材としての検知カバー支柱、16a…
第3の係合手段としての円形凹部、17…検知部材とし
ての検知カバー、18…検出部及び移動手段としてバネ
部、19,20…規制部としての挿入防止壁、21,2
2…検出部としての検知壁、23a…第2の係合手段と
しての係合孔、25a…第4の係合手段としての仮固定
突起、26〜30…電装品としてのリレー電装品。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電装品を装着可能な複数の装着部
    と、その装着部形成面に設けられた支持部材に回動可能
    に支持され前記電装品の装着部への装着状態を検知する
    検知部材とを備えたジャンクションブロックにおいて、 前記装着部形成面には、第1の係合手段を設け、 前記検知部材には、前記第1の係合手段と係合するため
    の第2の係合手段を設けるとともに、前記複数の電装品
    のうちの少なくとも1つの電装品の不完全装着時に同電
    装品の一部に接触して該検知部材の第2の係合手段と前
    記第1の係合手段との係合を妨げる少なくとも1つの検
    出部を設けたことを特徴とするジャンクションブロッ
    ク。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のジャンクションブロッ
    クにおいて、 前記検知部材には、前記複数の電装品のうちの少なくと
    も1つの電装品の不完全装着時に前記他の電装品の装着
    を阻害する少なくとも1つの規制部を設けたことを特徴
    とするジャンクションブロック。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のジャンクションブロッ
    クにおいて、 前記検知部材には、前記複数の電装品のどちら1つの電
    装品の不完全装着時に前記規制部が前記他の電装品の装
    着を阻害する位置に来るように所定電装品と接触するこ
    とによって該検知部材を移動させるための移動手段を設
    けたことを特徴とするジャンクションブロック。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のジャンクションブロッ
    クにおいて、 前記移動手段は、前記検知部材と一体に形成したバネ部
    であることを特徴とするジャンクションブロック。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1に記載のジ
    ャンクションブロックにおいて、 前記装着部形成面には第3の係合手段を設け、前記検知
    部材には、前記第3の係合手段と係合するための第4の
    係合手段を設け、前記検知部材は、該第3の係合手段と
    その第4の係合手段とを係合することによって仮固定さ
    れることを特徴とするジャンクションブロック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6370218U (ja) * 1986-10-28 1988-05-11
JPH02146921U (ja) * 1989-05-15 1990-12-13
JPH0644321U (ja) * 1992-11-19 1994-06-10 矢崎総業株式会社 コネクタ半嵌合検知構造

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