JP2001251678A - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

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JP2001251678A
JP2001251678A JP2000060956A JP2000060956A JP2001251678A JP 2001251678 A JP2001251678 A JP 2001251678A JP 2000060956 A JP2000060956 A JP 2000060956A JP 2000060956 A JP2000060956 A JP 2000060956A JP 2001251678 A JP2001251678 A JP 2001251678A
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JP2000060956A
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Koji Ishida
厚司 石田
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要な緊急情報の詳細を知ることができ、且
つ通信回線の輻輳状態を回避することができる移動通信
システムを提供する。 【解決手段】 複数の移動局10−1〜10−3と、所
定のエリア毎に設置された複数の基地局20−1、20
−2と、複数の基地局を統括的に管理する制御局30と
を有し、複数の基地局のうちのいずれかを介して移動局
間で通信を行う移動通信システムにおいて、複数の基地
局の各々は、情報発信元より緊急状態を報知するための
緊急情報等の特定情報を受信した際に、該特定情報を自
局の管轄エリアに属する移動局に送信し、前記特定情報
を基地局から受信した旨の通知を受けた移動局に対して
は、その後、前記特定情報と同一の情報を送信しないよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の移動局と、
所定のエリア毎に設置された複数の基地局と、複数の基
地局を統括的に管理する制御局とを有し、前記基地局を
介して移動局間で通信を行う移動通信システムに係り、
特に、緊急事態が発生したことを示す緊急情報等の特定
情報の送受信を行う機能を有する移動通信システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】緊急情報を送受信する機能を有する従来
の移動通信システムとして、特開平10−42365号
公報に記載された携帯電話システムがある。この携帯電
話システムは、携帯電話機にシステムの上位から強制的
に通報し、多くの人に非常事態や緊急時の情報提供を行
うことを可能とするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の緊急情
報を送受信する機能を有する移動通信システムは、基地
局から制御チャネルを使用して緊急データを移動局に送
信し、移動局は受信した緊急データに対応して予め移動
局に設定されている緊急メッセージを出力するように構
成されている。この緊急メッセージは、予め想定される
緊急事態を簡潔に報知することを内容とするものであ
り、現実に発生している緊急事態の詳細な内容を示すも
のではない。したがって、災害等の緊急事態が発生した
場合必要な緊急情報の詳細についてはテレビ、ラジオ等
のメディアに頼らざるを得ないという問題が有った。
【0004】また、移動通信システムで各基地局が同一
の緊急情報を管轄する全ての移動局に繰り返し、通報す
るとすれば、通信回線が輻輳状態となり、他の用途での
通信が行えないという問題がある。本発明はこのような
事情に鑑みてなされたものであり、必要な緊急情報の詳
細を知ることができ、且つ通信回線の輻輳状態を回避す
ることができる移動通信システムを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、複数の移動局と、所定のエ
リア毎に設置された複数の基地局と、複数の基地局を統
括的に管理する制御局とを有し、前記複数の基地局のう
ちのいずれかを介して移動局間で通信を行う移動通信シ
ステムにおいて、前記複数の基地局の各々は、情報発信
元より緊急状態を報知するための緊急情報等の特定情報
を受信した際に、該特定情報を自局の管轄エリアに属す
る移動局に送信し、前記特定情報を基地局から受信した
旨の通知を受けた移動局に対しては、その後、前記特定
情報と同一の情報を送信しないことを特徴とする。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、複数の移
動局と、所定のエリア毎に設置された複数の基地局と、
複数の基地局を統括的に管理する制御局とを有し、前記
複数の基地局のうちのいずれかを介して移動局間で通信
を行う移動通信システムにおいて、前記複数の基地局の
各々は、情報発信元より緊急状態を報知するための緊急
情報等の特定情報を受信した際に、該特定情報を自局の
管轄エリアに属する移動局に送信し、前記特定情報を基
地局から受信した旨の通知を受けた移動局に対しては、
その後、前記特定情報と同一の情報を送信しないように
したので、基地局側から送信される必要な緊急情報の詳
細を知ることができ、且つ通信回線の輻輳状態を回避す
ることができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の移動通信システムにおいて、前記複数の基地局
の各々は、着信した移動局に対しては前記特定情報を確
認した後、電源をオフするように指示するメッセージを
送出することを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の移動通信システムにおいて、前記複数の基地局
の各々は、着信した移動局に対しては前記特定情報を確
認した後、電源をオフするように指示するメッセージを
送出するようにしたので、請求項1により得られる効果
に加えて、劇場、電車等の閉空間における移動局でユー
ザが前記特定情報を受けた後、電源をオフすることによ
り、他のユーザが受信し易くなるという効果が有る。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、複数の移
動局と、所定のエリア毎に設置された複数の基地局と、
複数の基地局を統括的に管理する制御局とを有し、前記
複数の基地局のうちのいずれかを介して移動局間で通信
を行う移動通信システムにおいて、前記複数の基地局の
各々は、情報発信元より緊急状態を報知するための緊急
情報等の特定情報を受信した際に、該特定情報を自局の
管轄エリアに属する移動局に送信し、前記複数の移動局
の各々は、前記複数の基地局のいずれかを介して情報発
信元より情報種別を示す識別データを含む緊急情報等の
特定情報を受信した際に該識別データを記憶しておき、
2度目以降に同一の識別データを含む特定情報が自局が
属するエリアを管轄する基地局から送られてきた場合に
は、前記同一の識別データを含む特定情報の内容につい
て受信しないことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、複数の移
動局と、所定のエリア毎に設置された複数の基地局と、
複数の基地局を統括的に管理する制御局とを有し、前記
複数の基地局のうちのいずれかを介して移動局間で通信
を行う移動通信システムにおいて、前記複数の基地局の
各々は、情報発信元より緊急状態を報知するための緊急
情報等の特定情報を受信した際に、該特定情報を自局の
管轄エリアに属する移動局に送信し、前記複数の移動局
の各々は、前記複数の基地局のいずれかを介して情報発
信元より情報種別を示す識別データを含む緊急情報等の
特定情報を受信した際に該識別データを記憶しておき、
2度目以降に同一の識別データを含む特定情報が自局が
属するエリアを管轄する基地局から送られてきた場合に
は、前記同一の識別データを含む特定情報の内容につい
て受信しないようにしたので、基地局側から送信される
必要な緊急情報の詳細を知ることができ、且つ通信回線
の輻輳状態を回避することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態に係る
移動通信システムの構成を図1に示す。同図において、
本発明の実施の形態に係る移動通信システムは、複数の
移動局10−1、10−2、10−3、…と、所定のエ
リア毎に設置された基地局20−1、20−2、…と、
公衆回線網に接続され、基地局20−1、20−2、…
を統括的に制御する制御局30とを有している。
【0012】次に、図1における移動局10−1、10
−2、10−3、…としての携帯電話機1の電気的構成
を図2に示す。同図において、携帯電話機1は、電話機
能プログラム及びその他のプログラムを実行することに
より携帯電話機1の各部の動作を制御するCPU(Cent
ral Processing Unit)40と、各種プログラム及び楽
曲データ等の固定データが格納されているROM42
と、読み出し書込みが可能な記憶素子であるRAM44
と、アンテナ2を介して外部の通信機器とデータの送受
信を行う通信部46と、テンキー等の各種キーを有する
入力部48と、入力部48から入力されたキー設定デー
タを一時的に記憶するキーバッファ50と、各種データ
を表示する表示部52とを有している。
【0013】ROM42には、CPU40が実行する送
信時や着信時における各種電話機能プログラムや制御プ
ログラム、さらにプリセットされた着信をメロディで報
知するための楽曲データ、各種の固定データが格納され
ている。また、RAM44には、ユーザ設定データ格納
エリア、及びCPU40のワークエリア等が設定され
る。
【0014】通信部46は、アンテナ2で受信された信
号の復調を行うと共に、送信する信号を変調してアンテ
ナ2から送信する機能を有する。図3に示すように、電
話機本体1Aに設けられた入力部48は、電話を受ける
時に使用する開始キー(通話キーに相当する。)、電話
を終了する時に使用する終了キー、数値キー(文字キー
を兼用する)及び、#キー、*キー等のコードキーから
なるテンキー48Aと、各種の機能を設定する際に使用
されるF(機能)キー、電源のオン、オフを指示する電
源キー、各種設定を解除するためのクリアキー等を有し
ている。
【0015】さらに、入力部48は、電子メールの発信
要求を行うためのメール発信キーと、基地局側から送信
される特定情報としての緊急情報を受信する緊急情報受
信モードに設定するための緊急情報受信モード設定キー
とを有している。緊急情報受信モード設定キーにより緊
急情報受信モードが設定されているか否かを示すデータ
がキーバッファ50に記憶される。このデータは本発明
の緊急情報の受信の可否を示す識別データに相当する。
【0016】この緊急情報受信モード設定キーにより緊
急情報受信モードに設定されると、移動局としての携帯
電話機1では緊急情報の受信処理が行われる。表示部5
2は、携帯電話機1で電子メールを送信する際に作成さ
れた文章の文字情報や、各種メニューの内容等を含む各
種データ、さらには緊急情報を受信した場合にその詳細
な内容が表示されるようになっている。
【0017】さらに、携帯電話機1は、音声処理部(C
ODER/DECODER)53と、音声/文字変換部
54と、文字/音声変換部55と、マイク56と、スピ
ーカ58と、バイブレータ60とを有している。
【0018】音声処理部53は、符号化手段としての符
号化部(CODER)と、復号化手段としての復号化部
(DECODER)とを含んで構成され、通信部46で
復調された音声信号を復号し、スピーカ58に出力する
と共に、マイク56から入力された送話用の音声信号を
圧縮符号化し、通信部46に出力する。
【0019】音声/文字変換部54は、音声処理部53
から出力された音声情報(音声信号)を文字情報に変換
し、RAM44の所定のエリアに格納する。文字/音声
変換部55は、通信部46により受信した文字情報を音
声情報に変換しスピーカ58に出力する。CPU40
と、ROM42と、RAM44と、通信部46と、キー
バッファ50を介した入力部48と、表示部52と、音
声処理部53と、音声/文字変換部54と、文字/音声
変換部55と、バイブレータ60とは、バス70を介し
て相互に接続されている。
【0020】次に、図1における基地局20−1の具体
的構成を図4に示す。他の基地局の構成も同様であるの
で、ここでは基地局20−1についてのみ示す。図4に
おいて、基地局20−1は、管轄する移動局との間でデ
ータの送受信を行うアンテナ200と、通話用の通信系
と制御用の通信系とでアンテナを共用するためのアンテ
ナ共用装置202と、通話用送受信機204と、制御用
送受信機206と、基地局内の各部を制御する基地局制
御装置208と、制御局30側から受信した文字情報、
または音声情報から変換した文字情報を記憶するメモリ
212と、制御局30側から受信した音声情報を文字情
報に変換し、または制御局30側から受信した文字情報
を音声情報に変換する音声−文字変換部210と、情報
発信源から受信した緊急情報等の特定情報を各移動局に
送信済みであるか否かを判定するためのフラグレジスタ
214とを有している。
【0021】フラグレジスタ214は、図5に示すよう
に自局の管轄エリアに属する各移動局MS1,MS2,
…,MSn毎に特定情報、例えば緊急情報を送信済みで
あるか否かを識別するためのフラグTFが緊急情報の送
信状況に応じてセット(1)、またはリセット(0)さ
れるようになっている。
【0022】また、通話用送受信機204は通話チャネ
ル100を介してアンテナ共用装置202の一方の入出
力端子に接続され、かつ通話用送受信機204は通話チ
ャネル102を介して基地局制御装置208に接続され
ている。制御用送受信機206は制御チャネル110を
介してアンテナ共用装置202の他方の入出力端子に接
続され、また、制御用送受信機206は制御チャネル1
12を介して基地局制御装置208に接続されている。
【0023】さらに、基地局制御装置208は通話チャ
ネル104、制御チャネル114を介して制御局30に
接続されている。次に、図1乃至図4に示した本実施の
形態に係る移動通信システムの動作を図7及び図8を参
照して説明する。本実施の形態では、特定情報としての
緊急情報は制御局30側から文字情報で送られるものと
する。図7は基地局の動作を示している。本実施の形態
では基地局20−1を例に取り説明する。他の基地局の
動作も同様である。
【0024】図7において、基地局20−1では特定情
報として、例えば緊急情報を情報発信元より制御局30
を介して受信すると(ステップ300)、フラグレジス
タ214における各移動局MS1,MS2,…,MSn
に対応するフラグTFをすべてリセットする(ステップ
301)。
【0025】次いで、基地局は自局の管轄エリアに属す
る各移動局MS1(10−1),MS2(10−2),
…,MSn(10−n)に順次、緊急情報を送信し(ス
テップ302)、さらに、ステップ303で各移動局か
ら緊急情報を受信した旨の回答が有ったか否かが判定さ
れる。ステップ303の判定が肯定された場合には、ス
テップ304でフラグレジスタ214における緊急情報
を受信した旨の回答が有った移動局に対応するフラグF
Tに「1」がセットされる。
【0026】ここで、基地局20−1から出力される緊
急情報は、図6に示すように、少なくとも先頭に緊急情
報であることを示す識別データD1(URG0)と、緊
急度レベルを示すデータD2(例えば、#2)と、この
データに続いて緊急情報の内容を示すデータD3とから
構成されている。
【0027】次いで、ステップ305で緊急情報を受信
した旨の回答が有った移動局に対して、緊急情報を確認
後、携帯電話機1の電源をオフする旨のメッセージを送
出し、ステップ306で自局が管轄する全移動局につい
て緊急情報を受信した旨の回答が有ったか否かが判定さ
れる。ステップ306の判定は、フラグレジスタ214
のフラグTFの内容を参照して行われる。ステップ30
3、306の判定が否定された場合にはステップ302
に戻り、既述したのと同様の処理が行われる。また、ス
テップ306の判定が肯定された場合にはこの処理の実
行を終了する。
【0028】次に、移動局の動作について図8に基づい
て説明する。本実施の形態では、移動局10−1を例に
とり、説明する。図8における処理は緊急情報受信モー
ドに設定されている場合に実行される。図8において、
ステップ400で基地局20−1より制御チャネルを使
用して送信された緊急情報が移動局10−1で受信した
か否かを判定する。この判定は、基地局20−1から受
信したデータのうち情報種別、すなわち緊急情報である
ことを示す識別データD1(URG0)が有るか否かに
より行う。
【0029】ステップ400で、緊急情報を受信してな
いと判定した場合には、ステップ408に移行し、通話
中か否かを判定する。ステップ408の判定が肯定され
た場合には、ステップ409で通話中に必要な処理、す
なわち通話中処理を行い、ステップ407に移行する。
また、ステップ408の判定が否定された場合は、この
処理の実行を終了する。
【0030】一方、ステップ400で緊急情報を受信し
たと判定した場合には、今回、受信した緊急情報のうち
情報種別を示す識別データ、この例では識別データUR
G0をRAM44の所定のメモリエリアに格納し(ステ
ップ401)、今回受信した緊急情報の情報種別を示す
識別データと過去に受信した情報種別を示すデータとを
比較することにより、今回受信した緊急情報が過去に受
信した緊急情報と同一であるか否かを判定する( ス
テップ402)。ステップ402の判定が肯定された場
合には、受信した緊急情報の受信を停止し(ステップ4
03)、ステップ407に移行する。
【0031】一方、ステップ402の判定が否定された
場合には、ステップ404に移行し、緊急情報の取り込
みが行われる。次いで、緊急情報の内容を示す文字情報
が通信部46からバス70を介して文字/音声変換部5
5及び表示部52に入力され、文字/音声変換部55で
この文字情報は音声情報に変換されてスピーカ58に出
力される。この結果、スピーカ58より緊急情報が音声
として出力される。
【0032】また、これと同時に、表示部52には、基
地局20−1より送信された緊急情報を示す文字情報が
画面に表示される。この時、バイブレータ60を作動さ
せるようにしてもよい(ステップ405)。このよう
に、緊急情報の内容を、音声、振動、表示部への表示の
いずれか、またはこれらのうちの2以上の組み合わせに
より報知するようにしてもよい。
【0033】次いで、ステップ406では、回線を切断
するか否かを判定する。この判定が否定された場合には
ステップ405に戻り、緊急情報の報知を継続して行
う。ステップ406の判定が肯定された場合には回線切
断処理を行い、この処理の実行を終了する。
【0034】以上に説明したように本発明の実施の形態
に係る移動通信システムによれば、複数の基地局の各々
は、情報発信元より緊急状態を報知するための緊急情報
等の特定情報を受信した際に、該特定情報を自局の管轄
エリアに属する移動局に送信し、前記特定情報を基地局
から受信した旨の通知を受けた移動局に対しては、その
後、前記特定情報と同一の情報を送信しないようにした
ので、基地局側から送信される必要な緊急情報の詳細を
知ることができ、且つ通信回線の輻輳状態を回避するこ
とができる。
【0035】また、本発明の実施の形態に係る移動通信
システムによれば、複数の基地局の各々は、着信した移
動局に対しては特定情報としての緊急情報を確認した
後、電源をオフするように指示するメッセージを送出す
るようにしたので、劇場、電車等の閉空間における移動
局でユーザが前記特定情報を受けた後、電源をオフする
ことにより、他のユーザが受信し易くなるという効果が
有る。
【0036】更に、本発明の実施の形態に係る移動通信
システムによれば、前記複数の基地局の各々は、情報発
信元より緊急状態を報知するための緊急情報等の特定情
報を受信した際に、該特定情報を自局の管轄エリアに属
する移動局に送信し、前記複数の移動局の各々は、前記
複数の基地局のいずれかを介して情報発信元より情報種
別を示す識別データを含む緊急情報等の特定情報を受信
した際に該識別データを記憶しておき、2度目以降に同
一の識別データを含む特定情報が自局が属するエリアを
管轄する基地局から送られてきた場合には、前記同一の
識別データを含む特定情報の内容について受信しないよ
うにしたので、基地局側から送信される必要な緊急情報
の詳細を知ることができ、且つ通信回線の輻輳状態を回
避することができる。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明によれば、複数の移動局と、所定のエリア毎に設
置された複数の基地局と、複数の基地局を統括的に管理
する制御局とを有し、前記複数の基地局のうちのいずれ
かを介して移動局間で通信を行う移動通信システムにお
いて、前記複数の基地局の各々は、情報発信元より緊急
状態を報知するための緊急情報等の特定情報を受信した
際に、該特定情報を自局の管轄エリアに属する移動局に
送信し、前記特定情報を基地局から受信した旨の通知を
受けた移動局に対しては、その後、前記特定情報と同一
の情報を送信しないようにしたので、基地局側から送信
される必要な緊急情報の詳細を知ることができ、且つ通
信回線の輻輳状態を回避することができる。
【0038】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の移動通信システムにおいて、前記複数の基地局
の各々は、着信した移動局に対しては前記特定情報を確
認した後、電源をオフするように指示するメッセージを
送出するようにしたので、請求項1により得られる効果
に加えて、劇場、電車等の閉空間における移動局でユー
ザが前記特定情報を受けた後、電源をオフすることによ
り、他のユーザが受信し易くなるという効果が有る。
【0039】請求項3に記載の発明によれば、複数の移
動局と、所定のエリア毎に設置された複数の基地局と、
複数の基地局を統括的に管理する制御局とを有し、前記
複数の基地局のうちのいずれかを介して移動局間で通信
を行う移動通信システムにおいて、前記複数の基地局の
各々は、情報発信元より緊急状態を報知するための緊急
情報等の特定情報を受信した際に、該特定情報を自局の
管轄エリアに属する移動局に送信し、前記複数の移動局
の各々は、前記複数の基地局のいずれかを介して情報発
信元より情報種別を示す識別データを含む緊急情報等の
特定情報を受信した際に該識別データを記憶しておき、
2度目以降に同一の識別データを含む特定情報が自局が
属するエリアを管轄する基地局から送られてきた場合に
は、前記同一の識別データを含む特定情報の内容につい
て受信しないようにしたので、基地局側から送信される
必要な緊急情報の詳細を知ることができ、且つ通信回線
の輻輳状態を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る移動通信システム
の構成を示すブロック図。
【図2】 図1に示した移動通信システムの移動局とし
ての携帯電話機の電気的構成を示すブロック図。
【図3】 図1に示した移動通信システムの移動局とし
ての携帯電話機における入力部のキー配列を示す説明
図。
【図4】 図1に示した移動通信システムの基地局の具
体的構成を示すブロック図。
【図5】 図4に示した基地局におけるフラグレジスタ
の記憶内容を示す説明図。
【図6】 基地局から出力される緊急情報のデータ構成
を示す説明図。
【図7】 本発明の実施の形態に係る移動通信システム
における基地局の動作を示すフローチャート。
【図8】 本発明の実施の形態に係る移動通信システム
における移動局の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】 1 携帯電話機 10−1〜10−3 移動局 20−1、20−2 基地局 30 制御局 40 CPU 42 ROM 44 RAM 46 通信部 48 入力部 50 キーバッファ 52 表示部 53 音声処理部 54 音声/文字変換部 55 文字/音声変換部 56 マイク 58 スピーカ 202 アンテナ共用装置 204 通話用送受信機 206 制御用送受信機 208 基地局制御装置 210 音声−文字変換部 212 メモリ 214 フラグレジスタ
フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 AA05 AA79 BB00 CC11 DD04 DD05 FF03 FF04 FF06 GG00 GG03 GG10 GG13 5K067 AA04 AA28 DD17 DD27 DD51 EE02 EE10 EE16 EE23 GG01 GG11 HH23 5K101 KK14 LL12 MM00 NN16 NN18 NN21 PP03 RR16 RR18 SS07 TT02 9A001 BB04 CC05 CC07 EE02 EE04 HH15 JJ12 KK56

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の移動局と、所定のエリア毎に設置さ
    れた複数の基地局と、複数の基地局を統括的に管理する
    制御局とを有し、前記複数の基地局のうちのいずれかを
    介して移動局間で通信を行う移動通信システムにおい
    て、 前記複数の基地局の各々は、情報発信元より緊急状態を
    報知するための緊急情報等の特定情報を受信した際に、
    該特定情報を自局の管轄エリアに属する移動局に送信
    し、前記特定情報を基地局から受信した旨の通知を受け
    た移動局に対しては、その後、前記特定情報と同一の情
    報を送信しないことを特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の基地局の各々は、着信した移
    動局に対しては前記特定情報を確認した後、電源をオフ
    するように指示するメッセージを送出することを特徴と
    する請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 【請求項3】 複数の移動局と、所定のエリア毎に設置
    された複数の基地局と、複数の基地局を統括的に管理す
    る制御局とを有し、前記複数の基地局のうちのいずれか
    を介して移動局間で通信を行う移動通信システムにおい
    て、 前記複数の基地局の各々は、情報発信元より緊急状態を
    報知するための緊急情報等の特定情報を受信した際に、
    該特定情報を自局の管轄エリアに属する移動局に送信
    し、 前記複数の移動局の各々は、前記複数の基地局のいずれ
    かを介して情報発信元より情報種別を示す識別データを
    含む緊急情報等の特定情報を受信した際に該識別データ
    を記憶しておき、2度目以降に同一の識別データを含む
    特定情報が自局が属するエリアを管轄する基地局から送
    られてきた場合には、前記同一の識別データを含む特定
    情報の内容について受信しないことを特徴とする移動通
    信システム。
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