JP2001251550A - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents

撮像装置および撮像方法

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JP2001251550A
JP2001251550A JP2000061586A JP2000061586A JP2001251550A JP 2001251550 A JP2001251550 A JP 2001251550A JP 2000061586 A JP2000061586 A JP 2000061586A JP 2000061586 A JP2000061586 A JP 2000061586A JP 2001251550 A JP2001251550 A JP 2001251550A
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signal
persons
optical axes
photographed
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JP2000061586A
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Noriyuki Yamashita
紀之 山下
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全ての人物が最良の表情となる集合写真を撮
影する。 【解決手段】 被写体の像がミラーブロック1を介して
カメラブロック2へ供給される。カメラブロック2で
は、フォーカス、ズーム、シャッタ速度、アイリスなど
の制御が行われる。PC3には、カメラブロック2から
の画像信号を受信するための拡張ボード4と、画像信号
を記録するためのHDD5と、AP6とが設けられてい
る。さらに、PC3には、出力機器としてモニタ7が接
続され、入力機器としてK/B8、マウス9が接続され
る。ミラーブロック1は、ミラーサーボ回路11および
制御回路12によって、制御される。ミラーブロック1
は、縦方向に±15度振れるアクティブミラーを横方向
に±120度回転させる構造のものである。ミラーサー
ボ回路11では、カメラブロック2から伝送された信号
と、制御回路12からの信号とに応じてミラーブロック
1が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルスチル
カメラやカメラ一体型デジタルVTRに関し、特に全て
の人物が最良の表情となる集合写真を撮影することがで
きる撮像装置および撮像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ一体型デジタルVTRおよ
びデジタルスチルカメラ(以下、これらを総称してデジ
タルカメラと称する)を用いて、複数の静止画を撮影
し、その複数の静止画を1枚の静止画に合成することに
よって、解像度の高い1枚の静止画を得ることができる
ことは既に知られている。
【0003】例えば、従来の撮像装置として特願平8−
300478号に示されるディジタルビデオレコーダが
知られている。この装置を用いて撮影を行う際には、先
ず、ファインダを覗き、画枠サイズを決定する。画枠サ
イズが決まると、フォーカスを合わせ、記録キーを押
す。記録キーが押されると、反射鏡が所定の方向に向い
て光軸が所定位置で止まり、CCD撮像素子の電子シャ
ッターが開き、一定時間後に閉じる。そして、反射鏡が
次の方向に向いて光軸が所定位置で止まる。この動作中
にCCD撮像素子から供給された画像信号がメモリに記
録される。この光軸の移動と撮影動作とを所定枚数分、
例えば12回繰り返し、12枚の部分画が撮影される。
この12枚の部分画は、画歪補正および境界処理が施さ
れた後、合成され、通常より高解像度の一枚の画像信号
として記録および出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このデジタルカメラを
使用して、集合写真を撮影したときに、目を瞑ったりし
ている人がいたり、集合写真に写る全ての人物が最良の
表情で写っていることが少ない問題があった。このため
従来は2回も3回も撮影するのが普通であった。
【0005】また、デジタルカメラで連続して撮影し続
け、後で全の人物の最良の表情を選択する方法もある
が、解像度が不十分となる問題があった。
【0006】さらに、デジタルカメラを望遠にして、一
人一人を詳細に撮影したのでは、集合写真にならず、あ
まり時間がかかると全ての人を撮影する前に解散してし
まう問題があった。
【0007】従って、この発明の目的は、全ての人物が
最良の表情となる集合写真を撮影することができる撮像
装置および撮像方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、レンズブロックと撮像素子とを有し、複数の人物が
集合する被写体を撮影する撮像装置において、複数の人
物の顔またはその近傍となるように、複数の光軸の方向
を設定する第1の方向設定手段と、画枠内で複数の人物
の顔またはその近傍を除く部分を適当な重複率となるよ
うに、複数の光軸の方向を設定する第2の方向設定手段
と、第1および第2の方向設定手段で設定された複数の
光軸の方向に、光軸を向ける光軸変換手段とを有し、第
1の方向設定手段で設定された複数の光軸の方向をm回
撮影し、第1および第2の方向設定手段で設定された光
軸の方向をn回撮影し、m+n回撮影された複数の画像
を記録するようにしたことを特徴とする撮像装置であ
る。
【0009】請求項11に記載の発明は、レンズブロッ
クと撮像素子とを有し、複数の人物が集合する被写体を
撮影する撮像方法において、複数の人物の顔またはその
近傍となるように、複数の光軸の方向を設定し、画枠内
で複数の人物の顔またはその近傍を除く部分を適当な重
複率となるように、複数の光軸の方向を設定し、光軸変
換手段によって、設定された複数の光軸の方向に、光軸
を向け、複数の人物の顔またはその近傍となるように設
定された複数の光軸の方向をm回撮影し、複数の人物の
顔またはその近傍および複数の人物の顔またはその近傍
を除く部分で設定された光軸の方向をn回撮影し、m+
n回撮影された複数の画像を記録するようにしたことを
特徴とする撮像方法である。
【0010】集合写真を撮影するときに、まず複数の人
物の顔またはその近傍となる被写体の方向および画枠内
で複数の人物の顔またはその近傍を除く部分を適当な重
複率となるように方向を設定し、設定された光軸の方向
に光軸変換手段を変化させて、複数の画像を撮影し、記
録する。そして、記録された複数の画像から合成画像を
作成する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
された一実施形態の全体的構成を示す。被写体の像がミ
ラーブロック1を介してカメラブロック2へ供給され
る。カメラブロック2では、フォーカス、ズーム、シャ
ッタ速度、アイリスなどの制御が行われる。この一例で
は、10倍ズームレンズ付きのカメラブロック2が使用
される。なお、カメラブロック2は、PC(パーソナル
コンピュータ)3と接続される。
【0012】PC3には、カメラブロック2からの画像
信号を受信するための拡張ボード4と、受信した画像信
号を記録するためのHDD5と、撮影の様々な設定など
を制御するためのアプリケーションソフトウェア(A
P)6とが少なくとも設けられている。拡張ボード4
は、画像信号を伝送することができれば良く、例えばI
EEE1394またはUSB(Universal Serial Bus)
を使用しても良い。この実施形態では、IEEE139
4に準拠した拡張ボード4を使用し、カメラブロック2
と、PC3との間を、IEEE1394用のケーブルで
接続し、例えば200Mbpsで画像信号が伝送され
る。なお、PC3には、出力機器としてモニタ7が接続
され、入力機器としてキーボード(K/B)8、マウス
9が接続される。
【0013】ミラーブロック1は、ミラーサーボ回路1
1および制御回路12によって、制御される。ミラーブ
ロック1は、後述するように、縦方向に±15度振れる
アクティブミラーを横方向に±120度回転させる構造
のものである。このミラーブロック1では、縦方向に±
15度ミラーを振ると、光軸は、±30度振れる。ミラ
ーサーボ回路11では、カメラブロック2から伝送され
た信号と、制御回路12からの信号とに応じてミラーブ
ロック1が制御される。また、ミラーブロック1の制御
に合わせて、撮影のタイミング用のトリガ信号がミラー
サーボ回路11からカメラブロック2へ供給される。ま
た、これらの電源は、電源部13から供給される。
【0014】アプリケーションソフトウェア6では、再
生時に、早送り、早戻し、一時停止、スロー送り、スロ
ー戻し、次の人物の最初へ、現在の人物の最初へ、ステ
ップ送り、ステップ戻しなどの操作ができる。
【0015】この一実施形態のデジタルカメラを使用し
て、9枚のマルチ画面を撮影、合成、表示するときの信
号の流れと動作の一例を説明する。最初に撮影すべき光
軸の方向のデータが図2Aに示すタイミングでPC3か
らカメラブロック2を介してミラーサーボ回路11へ伝
送される。ミラーサーボ回路11では、伝送されたデー
タに応じてミラーブロック1のミラーを所望の方向へ駆
動させる(図2B)。ミラーが完全に静止すると、図2
Cに示すように、ミラーサーボ回路11からカメラブロ
ック2へトリガパルスが伝送される。
【0016】カメラブロック2は、図2Dに示すよう
に、被写体の像が10msecの期間CCD撮像素子に露光
される。このように1枚の画像を撮像し、カメラブロッ
ク2の内部のフレーム同期信号、例えば垂直同期信号V
D(図2E)に応じてカメラブロック2からPC3へ画
像信号が伝送される(図2F)。ここで、露光期間と垂
直同期信号VDとの間隔は、不定である。PC3は、カ
メラブロック2から伝送される画像信号の伝送が終了し
た時点で、画像が伝送されたことを検出し、図2Gに示
すようにアプリケーションソフトウェア6によって、直
ちに画像処理が施され、所定の位置の表示される。ま
た、カメラブロック2からPC3へ画像信号の伝送が終
了すると、次の光軸の方向のデータがPC3からカメラ
ブロック2へ伝送される。
【0017】このように、カメラブロック2は、15枚
/秒の速度で撮影できる。なお、この一例では、1垂直
同期信号の期間内に、カメラブロック2からPC3へ撮
影された画像信号が伝送される。
【0018】この発明のデジタルカメラを使用して撮影
する一例を説明する。デジタルカメラを適当な距離に設
置し、1人分の肖像画に適したズーム角に設定する。全
員が納まる枚数に設定した後、撮影および表示が開始さ
れる。ここで、1人分の肖像画を横長として撮影する場
合は、デジタルカメラの正面を使用し、縦長として撮影
する場合は、デジタルカメラの真横を使用する。画枠の
決定後、1人1人の顔の顎の部分をマウス9を使用して
クリックする。クリックの度に1人分の範囲が色のつい
た枠で表示されると共に、顎の部分の光軸の方向がメモ
リに保存される。1人分の範囲を示す枠と、その顎の部
分とが図3Aに示すようにモニタ7に表示される。
【0019】全員の設定が終わると、図示しないがモニ
タ7に表示される「その他の部分」ボタンをマウス9で
クリックする。画枠を構成するために必要な光軸の方向
が最適な重複率となるように自動的に設定される。この
とき、図3Bに示すように、自動的に設定された画枠と
共に、人数Nhと枚数Ntとがモニタ7に表示される。
この図3に示す一例では、黒点がマウス9でクリックし
て設定された顎の位置となる光軸の方向であり、白点が
自動的に設定された光軸の方向である。
【0020】ここで、「記録開始」ボタンをマウス9で
クリックしたときの処理の一例を図4に示す。ステップ
S1では、「記録開始」ボタンがマウス9でクリックさ
れる。ステップS2では、Nt枚からなる全体が撮影さ
れ、撮影されたNt枚がHDD5に記録される。ステッ
プS3では、Nh枚からなる人物のみが撮影され、撮影
されたNh枚がHDD5に記録される。ステップS4で
は、Nh枚がそれぞれA回撮影されたか否かが判断さ
れ、A回撮影されたと判断されると、ステップS5へ制
御が移り、未だA回撮影されていないと判断されると、
ステップS3へ制御が戻る。ステップS5では、値Bが
0に設定されているか否かが判断され、値Bが0に設定
されていると判断されると、ステップS3へ制御が戻
り、値Bが0に設定されていないと判断されると、ステ
ップS2へ制御が戻る。
【0021】このように、「記録開始」をマウス9でク
リックすると、ミラーブロック1のミラーを所定の方向
に向け、CCD撮像素子を露光させ、1フレームの画像
をHDD5に記録する一連の動作が繰り返される。な
お、値B=0且つA=1〜15の場合、最初に全体が撮
影され、その後は人物だけが繰り返し撮影される。ま
た、値B=1且つA=0〜15の場合、全体を撮影する
動作と、人物だけを繰り返し撮影する動作とが、1:A
の割合で繰り返し撮影される。予め設定した総記録枚
数、1人当たりの記録枚数、総撮影時間の何れかに達し
た場合、または「記録終了」ボタンをマウス9でクリッ
クした場合、撮影の動作が終了する。
【0022】一例として、Nh=6、Nt=12、A=
4、B=1として撮影すると、6+6+6+6+12=
36となり、36枚で一巡し、この一巡の間に、1人に
つき5枚の画像が撮影される。1秒に25枚の速さで1
0秒間撮影を続けると、250枚の画像が撮影できる。
このとき、約7巡するので、1人につき35枚の画像が
撮影される。
【0023】再生時は、最初に撮影された人物だけを次
々にモニタ7に表示し、それが終了してから次に撮影さ
れた人物の処理に移る。操作者は、各人物が最良の表情
となるシーンを選択し、マークする。全ての人物が最良
の表情となるシーンの選択が終了すると、「合成」ボタ
ンをマウス9でクリックする。すると、選択された人物
の画像を使用してマルチ画面合成を行い、1枚の静止画
がモニタ7に表示される。このとき、肖像画以外の画像
は、合成に最も都合の良いものが自動的に選択される。
なお、集合写真の中にあって、マークのない領域は、最
も合成の条件の良い画像を探し出し、自動合成が行われ
る。また、合成された画像は、ファイル名が付けられH
DD5または記録可能な記録媒体に記録される。さら
に、ファイル名が付けられた合成画像は、他の装置に転
送することも可能である。
【0024】ここで、上述したミラーブロック1の一例
を図5を参照して説明する。この図5は、光軸可変素子
の構造を示す断面図である。また、この図5には、レン
ズ群およびCCD撮像素子からなるカメラブロック2’
を示す。ミラーブロック1は、カメラブロック2’の前
に配置されており、被写体の像は、ミラーブロック1の
ミラー22およびカメラブロック2’のレンズ群を介し
てカメラブロック2’のCCD撮像素子に入射される。
なお、図5中におけるA−A’は、レンズ群の光軸を示
す。
【0025】22で示されるのが被写体の像を反射して
CCD撮像素子に導く、平面状のミラーである。このミ
ラー22の大きさは、縦方向に±15度振ったとき、水
平画角4.6〔deg pp〕から10〔deg pp〕まで、所望
の範囲の画像を写すことのできるものであり、且つ正面
を向いたときには水平画角20〔deg pp〕となっても、
所望の範囲の画像を写すことのできるものとする。この
ミラー22は、一例として40cmの距離でA4サイズ
を完全に写すことのできる大きさとする。
【0026】ミラー22は、支持板23に取り付けられ
ており、支持板23は、軸部24を中心に図中aで示す
矢印で示すように±15°程度回転するように構成され
ている。つまり、軸部24は、レンズブロック3の光軸
A−A’に直交するように配され、ミラー22は、レン
ズブロック3の光軸A−A’に対して45°程度の角度
なす方向に対して±15°程度回転することが可能とさ
れている。この軸部24がフレーム25により支持さ
れ、フレーム25がパンモータのロータ26の外周面側
に取り付けられている。
【0027】また、30で示されるのが磁気回路を構成
する断面コ字状の軟鉄製のヨークである。ヨーク30の
内周側に対向するように2個のマグネット27、28が
配設されて閉磁路が形成されており、マグネット27、
28との間のギャップ29には強い磁界が発生してい
る。このヨーク30およびマグネット27、28からな
る磁気回路がフレーム26と同様にパンモータのロータ
26の外周面側に取り付けられている。
【0028】さらに、31で示されるのが略々半円状に
成形されたコイルである。コイル31は、支持板23か
ら延設された支持片32により支持されている。コイル
31の取り付け状態を示し、コイル31は、その直線部
がギャップ29に位置するように支持片32により支持
される。従って、コイル31に電流が流されると、コイ
ル31に発生する磁界と、マグネット27、28の磁界
の関係によりギャップ29の間を軸部24を中心として
コイル31および支持板32を回動させるトルクが発生
する。つまり、ヨーク30およびマグネット27、28
からなる磁気回路と、コイル31と、支持片32とによ
り磁気式アクチュエータが構成される。なお、コイル3
1の中心は、後述するロータ26が回転した場合の慣性
モーメントを減らすため、図5に示すようにレンズブロ
ック3の光軸A−A’に対して5°〜10°ずれるよう
に配されている。
【0029】一方、42で示されるのがパンモータの軸
部であり、例えばレンズブロック3の光軸A−A’と一
致するように配設されている。軸部42は、ステータ3
5に設けられた二つのボールベアリングの軸受けで支持
されており、回転自在とされ、この軸部42とロータ2
6とが連結されている。ロータ26の内周面側には、マ
グネット33が取り付けられており、マグネット33と
対向する位置には、ステータ35に固定されたパンモー
タのコイルおよび磁極34が配されている。従って、コ
イルおよび磁極34のコイルに電流が流されると、軸部
42を中心としてトルクが発生し、図中bで示す矢印に
示すようにレンズブロック3の光軸A−A’を中心に±
120度回転するように構成されている。
【0030】また、36で示されるのがドーム状のカバ
ーであり、パンモータのステータ35を固定している。
カバー36に対してさらに透明カバー21が延設され、
この透明カバー21は、カメラブロック2’側と結合し
ている。
【0031】さらに、ロータ26が連結されるパンモー
タの軸部42の反対側には、カップ状の延設部が設けら
れており、延設部の端部には、環状磁気ストライプ37
が形成されると共に、カップ状の延設部の所定の位置に
は、遮光板41が取り付けられている。一方、ステータ
35の環状磁気ストライプ37に対応する所定位置に
は、磁気センサの一例として、2相MR(Magneto Resi
stance)センサ38が設けられており、2相MRセンサ
38からは、1回転で360波の二つのサイン波が90
°の位相差で得られる。この2相MRセンサ38の出力
信号を用いてロータ26を0.25°単位に任意の角度
に制御することが可能とされている。また、ステータ3
5の遮光板41に対応する所定位置には、フォトインタ
ラプタ39が支持片40を介して取り付けられており、
フォトインタラプタ39によりミラー22の横方向の角
度が検出される。
【0032】なお、上述した環状磁気ストライプ37、
遮光板41、2相MRセンサ38、フォトインタラプタ
39と同様のものが、後述するように支持板23および
フレーム25との間にも取り付けられる。この支持板2
3およびフレーム25との間に取り付けられた2相MR
センサ、フォトインタラプタなどによってミラー22の
縦方向の角度が検出される。
【0033】このように構成される光軸可変素子のアク
チュエータを2相MRセンサおよびフォトインタラプタ
の出力信号に基づいてミラーサーボによって駆動するこ
とで、ミラー22が例えば垂直方向に回転して所定方向
に保持される。さらに、2相MRセンサ38およびフォ
トインタラプタ39の出力信号に基づいてパンモータを
モータ制御回路によって駆動することで、ミラー22お
よびフレーム25が例えば水平方向に回転して所定方向
に保持される。
【0034】ここで、この発明の一実施形態となるミラ
ーサーボ回路11のブロック図を図6に示す。まず、ミ
ラーブロック1の構成を説明する。上述したように、ミ
ラー22は、軸部24を中心に±15度程度回転するよ
うに構成されている。この軸部24がフレーム25によ
り支持され、フレーム25がパンモータ(2相モータ)
55に取り付けられている。また、ミラー22には、遮
光板54および円弧状の磁気ストライプ51が取り付け
られる。遮光板54は、例えばフォトインタラプタ53
の出力が0となる位置を基準位置となるように設けられ
る。磁気ストライプ51に対応する所定位置に磁気セン
サの一例として、2相MRセンサ52が設けられる。こ
の磁気ストライプ51は、1回転で360波が出力され
るものであり、従って、1波長が角度の1度に相当する
信号が2相MRセンサ52から出力される。2相MRセ
ンサ52およびフォトインタラプタ53は、フレーム2
5に設けられる。
【0035】また、パンモータ55の軸部に遮光板41
が設けられる。このパンモータ55の軸部を中心に±1
20度程度回転するように構成される。遮光板41は、
例えばフォトインタラプタ39の出力が0となる位置を
基準位置となるように設けられる。磁気ストライプ37
に対応する所定位置に、磁気センサの一例として、2相
MRセンサ38が設けられる。2相MRセンサ38から
は、1回転で360波の二つのサイン波が90°の位相
差で得られる。この2相MRセンサ38の出力信号を用
いてパンモータ55を0.25°単位に任意の角度に制
御することが可能とされている。
【0036】次に、ミラーサーボ回路11の構成を説明
する。フォトインタラプタ53の出力がDCアンプ61
へ供給される。DCアンプ61では、供給されたフォト
インタラプタ53からの信号がスイッチ回路66を介し
て進相フィルタ67へ供給される。
【0037】2相MRセンサ52から出力される信号
は、DCアンプ62および63へ供給される。上述した
ように、2相MRセンサ52から出力される信号は、1
波長が角度の1度に相当するので、その信号をθ〔deg
〕とし、Vc=cosθとなる信号がDCアンプ62
からD/A変換器64aへ出力される。同様に、DCア
ンプ63では、2相MRセンサ52から供給される信号
をθ〔deg 〕とし、Vs=sinθとなる信号がD/A
変換器64bへ出力される。
【0038】端子82から信号VxがcosROM83
へ供給される。この信号Vxは、x=0度〜360度の
目標位相を表す8bitのデジタル信号で、Vx=0〜
255の値となる。cosROM83は、目標位相xを
正弦波または余弦波に変換するテーブルである。また、
cosROM83は、コサイン用の変換テーブルである
が、信号Vxを64ステップ(90度)ずらすことによ
って、サイン用の変換テーブルとしても利用することが
できる。従って、信号Vxの値に64を加えることによ
り、時分割でVcr、Vsrに両方の波を出力することがで
きる。この一例では、cosROM83から出力される
信号Vsrは、D/A変換器64aへ供給され、信号Vcr
は、D/A変換器64bへ供給される。なお、このco
sROM83から出力される信号は、デジタル値であ
る。
【0039】D/A変換器64aは、乗算型のD/A変
換器であり、例えばデジタル値Vsrとアナログ値Vcと
の積がアナログ信号として出力される。D/A変換器6
4bも同様に、乗算型のD/A変換器であり、例えばデ
ジタル値Vcrとアナログ値Vsとの積がアナログ信号と
して出力される。D/A変換器64aおよび64bに
は、端子84から信号CS1、端子86から信号WR
Z、端子87から信号SELが供給される。信号CS1
の信号に応じてD/A変換器64aおよび64bがアク
ティブとなる。信号SELは、D/A変換器64aおよ
び64bの一方を選択するものであり、信号WRZは、
選択されたD/A変換器64aおよび64bの一方に供
給された信号を書き込むものである。すなわち、D/A
変換器64aが信号CS2によってアクティブとなり、
信号SELによって選択され、且つ信号WRZによって
DCアンプ62からの信号VcおよびcosROM83
からの信号VsrがD/A変換器64aに書き込まれると
きに、信号Vcと、信号Vsrとを乗算した値がD/A変
換器64aから出力される。
【0040】減算器65では、D/A変換器64aおよ
び64bのそれぞれから出力される値の差が得られる。 Ve=Vc・Vsr−Vs・Vcr =cosθsinx−sinθcosx =sin(θ−x) ここで、θ−xが小さいとき Ve≒θ−x となる。この信号Veは、目標位相と現在位相の差とし
て減算器65からスイッチ回路66を介して進相フィル
タ67へ供給される。
【0041】スイッチ回路66は、端子88から供給さ
れる信号U0および端子89から供給される信号U1に
よって、制御される。例えば、スイッチ回路66は、ミ
ラー22を基準位置に戻す場合、DCアンプ61の出力
を選択し、光軸の方向を制御する場合、減算器65の出
力を選択する。
【0042】ミラーブロック1の動作の安定度を決める
進相フィルタ67では、供給された信号Veに対してフ
ィルタ処理が施され、ドライバ68へ供給される。ドラ
イバ68では、供給された信号に応じて端子69を介し
てコイル31に電流を流し、ミラー22を所望の位置へ
駆動させる。
【0043】さらに、フォトインタラプタ39の出力が
DCアンプ71へ供給される。DCアンプ71では、供
給されたフォトインタラプタ39からの信号がスイッチ
回路76を介して進相フィルタ77へ供給される。
【0044】2相MRセンサ38から出力される信号
は、DCアンプ72および73へ供給される。上述した
ように、2相MRセンサ38から出力される信号は、1
波長が角度の1度に相当するので、その信号をθ〔deg
〕とし、Vc=cosθとなる信号がDCアンプ72
からD/A変換器74aおよび位置検出回路81へ出力
される。同様に、DCアンプ73では、2相MRセンサ
38から供給される信号をθ〔deg 〕とし、Vs=si
nθとなる信号がD/A変換器74bおよび位置検出回
路81へ出力される。
【0045】端子82から信号VxがcosROM83
へ供給される。このcosROM83から出力される信
号Vsrは、D/A変換器74aへ供給され、信号Vcr
は、D/A変換器74bへ供給される。
【0046】D/A変換器74aは、乗算型のD/A変
換器であり、例えばデジタル値Vsrとアナログ値Vcと
の積がアナログ信号として出力される。D/A変換器7
4bも同様に、乗算型のD/A変換器であり、例えばデ
ジタル値Vcrとアナログ値Vsとの積がアナログ信号と
して出力される。D/A変換器74aおよび74bに
は、端子85から信号CS2、端子86から信号WR
Z、端子87から信号SELが供給される。信号CS2
の信号に応じてD/A変換器74aおよび74bがアク
ティブとなる。信号SELは、D/A変換器74aおよ
び74bの一方を選択するものであり、信号WRZは、
選択されたD/A変換器74aおよび74bの一方に供
給された信号を書き込むものである。すなわち、D/A
変換器74aが信号CS2によってアクティブとなり、
信号SELによって選択され、且つ信号WRZによって
DCアンプ72からの信号VcおよびcosROM83
からの信号VsrがD/A変換器74aに書き込まれると
きに、信号Vcと、信号Vsrとを乗算した値がD/A変
換器74aから出力される。
【0047】減算器75では、D/A変換器74aおよ
び74bのそれぞれから出力される値の差が得られる。 Ve=Vc・Vsr−Vs・Vcr =cosθsinx−sinθcosx =sin(θ−x) ここで、θ−xが小さいとき Ve≒θ−x となる。この信号Veは、目標位相と現在位相の差とし
て減算器75からスイッチ回路76を介して進相フィル
タ77へ供給される。
【0048】スイッチ回路76は、端子90から供給さ
れる信号U20および端子91から供給される信号U2
1によって、制御される。例えば、スイッチ回路76
は、ミラー22を基準位置に戻す場合、DCアンプ71
の出力を選択し、光軸の方向を制御する場合、減算器7
5の出力を選択する。
【0049】ミラーブロック1の動作の安定度を決める
進相フィルタ77では、供給された信号Veに対してフ
ィルタ処理が施され、ドライバ78へ供給される。な
お、この進相フィルタ77は、上述の進相フィルタ67
とは、応答特性が異なるため定数が異なる。
【0050】ドライバ78では、供給された信号に応じ
てパンモータ55に電流を流し、ミラー22を所望の位
置へ駆動させる信号が相切り替え回路80およびドライ
バ79へ供給される。ドライバ79では、ドライバ78
から出力される信号と逆相となる信号が出力される。ド
ライバ79の出力は、相切り替え回路80へ供給され
る。このドライバ78からの出力を正相とすると、ドラ
イバ79からの出力は、逆相となる。
【0051】ここで、パンモータ55のコイルは、その
コイルの両端を逆相で駆動するBTL(Balanced Trans
formerless)方式である。そのため、この実施形態で
は、パンモータ55を駆動させるために、2つのドライ
バ78および79が設けられる。また、このパンモータ
55は、2相モータのため、ロータの位置が15度毎に
2つのコイルを4種類順次切り替えるように制御する必
要がある。従って、相切り替えが必要となる。DCアン
プ72および73からの出力が供給される位置検出回路
81では、2相MRセンサ38の出力の遷移状況を監視
し、1/4度の分解能でロータの位置を検出することが
できる。従って、この位置検出回路81からは、1/4
度を60個数える度にコイルを切り替えるための信号が
相切り替え回路80へ供給される。このように、15度
毎に4種類を切り替えると、60度で一巡する。
【0052】このようにして、コイル31および/また
はパンモータ55のコイルに電流が流され、ミラー22
が回転する。ミラー22が回転するので、2相MRセン
サ52から得られるθの値および/または2相MRセン
サ38から得られるθの値が変化し、Ve=0の付近で
サーボがかかり、ミラー22は、Ve=0となる位置で
保持される。このとき、サーボループのDCゲインが十
分高ければVe=0、すなわちθ=xの点に落ち着く。
【0053】ここで、信号Vxを1だけ増加させると目
標位相xは360/256=1.4度増加し、信号Ve
にsin(1.4度)が生じ、これが増幅されてドライ
ブされるのでθも同じだけ増加し、再びVe=0付近で
落ち着く。このとき、ミラー22は、1/256度傾く
ことになる。
【0054】ここで、縦方向の信号Vxを発生させる一
例を図7を参照して説明する。端子101から供給され
るCK15Kは、アップダウンカウンタ103のアップ
/ダウンのカウントする速度の基準となるクロックパル
スであり、約14kHzである。このCK15Kは、ゲ
ート102へ供給される。ゲート102では、マグニチ
ュードコンパレータ104から供給される信号LT/G
Tに応じて信号UP/DNがアップダウンカウンタ10
3へ供給される。アップダウンカウンタ103は、現在
のミラーの縦方向の角度を保持している現在角レジスタ
であり、14ビットのデータで現在の縦方向の角度が保
持される。14ビットの上位6ビットは、0〜63度を
表し、中心は32度であり、下位8ビットは、1度未満
の小数で1/256度の分解能を持つ。アップダウンカ
ウンタ103では、14ビットのデータがマグニチュー
ドコンパレータ104へ供給され、14ビットの下位8
ビットが信号Vxとして端子105を介してcosRO
M83へ供給される。
【0055】カメラブロック2から供給される目標角度
が、例えばRS−232Cを介して端子106からシリ
アル/パラレル変換回路107へ供給される。シリアル
/パラレル変換回路107では、シリアルで供給された
目標角度がパラレルに変換される。この一例では、シリ
アルで供給された目標角度が14ビットのデータに変換
される。変換された14ビットのデータは、シリアル/
パラレル変換回路107から目標角レジスタ108へ供
給される。目標角レジスタ108では、供給された14
ビットのデータが保持される。保持された14ビットの
データは、目標角レジスタ108からマグニチュードコ
ンパレータ104へ供給される。
【0056】マグニチュードコンパレータ104では、
現在角レジスタ103から供給される14ビットのデー
タXと、目標角レジスタ108から供給される14ビッ
トのデータRとが比較される。そして、データX<デー
タRとなる場合、マグニチュードコンパレータ104か
らゲート102へハイレベルとなる信号LTが供給され
る。また、データX>データRとなる場合、マグニチュ
ードコンパレータ104からゲート102へハイレベル
となる信号GTが供給される。
【0057】マグニチュードコンパレータ104からハ
イレベルの信号LTが供給されると、ゲート102で
は、約14kHzの信号UPがアップダウンカウンタ1
03へ供給される。アップダウンカウンタ103では、
マグニチュードコンパレータ104から出力される信号
GTおよびLTがローレベルとなるまで、約14kHz
の速度で現在角レジスタがアップカウントされる。マグ
ニチュードコンパレータ104からの信号GTおよびL
Tが両方ともローレベルとなる、すなわちGT=LTと
なると、アップダウンカウンタ103のカウント動作が
停止する。
【0058】このとき、アップダウンカウンタ103の
14ビットの下位8ビットは、0〜255または255
〜0の間を何度も繰り返すが、サーボが強固にロックし
た状態で遷移するため、問題はない。そして、1パルス
で1/256度傾くので移動速度は、 v=1/256×f〔度/秒〕 から得られ、f=14kHzの場合、v=56〔度/
秒〕となる。
【0059】ここで、縦方向の正面の設定の一例を説明
する。アップダウンカウンタ103の初期値を1000
0000000000B=2000H=8192とし
て、0000Hから3FFFHの範囲を増減させると、
ミラー22は、1.4度のステップで64度の範囲を動
作できる。この一実施形態では、±15度付近に機械的
に動作を制限するためのメカストッパーを設けている。
【0060】スイッチ回路66において、フォトインタ
ラプタ53の出力が選択される。以下、スイッチ回路6
6において、フォトインタラプタ53の出力が選択され
る場合、PIモードと称し、減算器65の出力が選択さ
れる場合、MRモードと称する。フォトインタラプタ5
3の出力が正の場合、コイル31に負の電流が流れる。
すると、ミラー22は、中央に向かって動き出し、フォ
トインタラプタ53の出力が負になる。フォトインタラ
プタ53の出力が負の場合、コイル31に正の電流が流
れる。そして、ミラー22は、中央に向かって動き出
す。サーボループが安定し、フォトインタラプタ53の
出力が0になったとこでミラー22の動作が静止する。
十分安定したところでスイッチ回路66をPIモードか
らMRモードへ切り替える。
【0061】ミラーブロック1のメカ部を無造作に作る
と、PIモードの基準位置と、MRモードの基準位置と
が最大0.5度ずれる。この状態でPIモードからMR
モードに切り替えると、正面の再現性が1度の幅を持つ
ことになる。さらに、最悪の場合、切り替えた瞬間にサ
ーボが外れる危険性がある。厳密には、0度付近に調整
できることが望ましいが、この実施形態では、信号Vx
のMSBを反転するか否かを選択することによって、最
大0.25度のずれに抑える。これによって、正面の再
現性を保つことができる。
【0062】横方向の信号Vxを発生させる一例を説明
する。可動範囲が縦方向より広く、±120度あるた
め、アップダウンカウンタ103、マグニチュードコン
パレータ104、目標角レジスタ108およびシリアル
/パラレル変換回路107で扱うビット数を17ビット
とする。17ビットの上位9ビットが0度〜511度を
表し、中心は256であり、下位8ビットは、1度未満
の小数で、1/256度の分解能を持つ。この一実施形
態では、±120度付近に機械的に動作を制限するため
のメカストッパーを設けているが、±130度でも正し
く動作させるために±256度のダイナミックレンジを
用意した。横方向の正面の設定は、上述した縦方向の正
面の設定と同じ方法で可能である。
【0063】cos用の信号Vxと、sin用の信号V
xとを選択して出力する一例のブロック図を図8に示
す。端子111を介してスイッチ回路113へ縦方向の
信号Vxが供給される。端子112を介してスイッチ回
路113へ横方向の信号Vxが供給される。スイッチ回
路113では、信号CS1およびCS2に応じて、縦方
向のデータおよび横方向のデータの一方が選択される。
選択されたデータは、加算回路114およびスイッチ回
路115へ供給される。加算回路114では、供給され
たデータに64が加算される。すなわち、スイッチ回路
113から出力されるcos用のデータからsin用の
データへ変換される。スイッチ回路115では、信号S
ELに応じて、cos用のデータおよびsin用のデー
タの一方が選択される。スイッチ回路115で選択され
た信号は、端子116を介して出力される。
【0064】この実施形態では、PCに接続する入力機
器としてマウスが設けられているが、実際には、ポイン
ティングデバイスであればどのようなものでも良く、例
えば、タッチパネル、ジョイスティック、トラックボー
ルのようなものでも良い。
【0065】この実施形態では、全ての人物が最良の表
情となるように、各人物のシーンを選択するようにして
いるが、全ての人物がまじめな顔、笑った顔、ふざけた
顔などのように、さまざまな表情を撮影することによっ
て、表情の異なる集合写真を得ることができる。よっ
て、最初からさまざまな表情をするように指示しても良
い。
【0066】この実施形態では、集合写真として撮影し
ているが、最初から1人分の画像で撮影しているので、
各人物の肖像画として仕上げても、十分な解像度を得る
ことができる。従来であれば、集合写真から1人分の画
像を切り出すと、画素数が1/10程度減ってしまい満
足いく解像度を得ることができなかった。
【0067】
【発明の効果】この発明に依れば、全ての人物が最良の
表情をしている集合写真を撮影することができる。さら
に、1人分の肖像画として仕上げるときにも十分な解像
度を得ることができる。また、1人分で35枚の画像を
撮影することができるので、表情の異なる写真が複数枚
得ることができる。例えば、6人分であれば10秒程度
で各人35枚の画像を撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用される撮像システムの一例のブ
ロック図である。
【図2】この発明が適用される撮像システムの一例のタ
イミングチャートである。
【図3】この発明の説明に用いられる略線図である。
【図4】この発明の説明に用いられる一例のフローチャ
ートである。
【図5】この発明に適用されるミラーブロックの一例で
ある。
【図6】この発明に適用されるミラーサーボの一例のブ
ロック図である。
【図7】この発明に適用される信号発生の一例のブロッ
ク図である。
【図8】この発明に適用される信号発生の一例のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1・・・ミラーブロック、2・・・カメラブロック、3
・・・PC、4・・・拡張ボード、5・・・HDD、6
・・・アプリケーションソフトウェア、7・・・モニ
タ、8・・・キーボード、9・・・マウス、11・・・
ミラーサーボ回路、12・・・制御回路、13・・・電
源部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/765 H04N 101:00 5/91 5/782 K // H04N 101:00 5/91 J N

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズブロックと撮像素子とを有し、複
    数の人物が集合する被写体を撮影する撮像装置におい
    て、 複数の人物の顔またはその近傍となるように、複数の光
    軸の方向を設定する第1の方向設定手段と、 画枠内で上記複数の人物の顔またはその近傍を除く部分
    を適当な重複率となるように、複数の光軸の方向を設定
    する第2の方向設定手段と、 上記第1および第2の方向設定手段で設定された上記複
    数の光軸の方向に、光軸を向ける光軸変換手段とを有
    し、 上記第1の方向設定手段で設定された上記複数の光軸の
    方向をm回撮影し、上記第1および第2の方向設定手段
    で設定された上記複数の光軸の方向をn回撮影し、上記
    m+n回撮影された複数の画像を記録するようにしたこ
    とを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 記録される画像と対応する光軸の方向を上記画像と共に
    記録するようにしたことを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 再生時は、撮影時の順序とは異なり、上記第1の方向設
    定手段で設定された上記複数の光軸の方向で撮影された
    上記複数の画像を主体とした順序で間欠表示ができるよ
    うにしたことを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記m+n回撮影された上記複数の画像を、早送り、早
    戻し、一時停止、スロー送り、スロー戻し、次の被写体
    の最初へ、現在の被写体の最初へ、ステップ送り、ステ
    ップ戻しなどの制御をすることを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 記録された上記複数の画像を合成する前に、上記第1の
    方向設定手段で設定された上記複数の光軸の方向で撮影
    された上記複数の画像の中から上記複数の人物の顔また
    はその近傍の最良となる画像をそれぞれマークするよう
    にしたことを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 マークされた上記画像と、上記第2の方向設定手段で設
    定された上記複数の光軸の方向で撮影された上記複数の
    画像とを合成するようにしたことを特徴とする撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 上記m+n回撮影された上記複数の画像を合成するとき
    に、上記画枠内でマークされた上記画像のない部分に
    は、最も合成の条件の良い画像を検出し、自動合成を行
    うようにしたことを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 上記m+n回撮影された上記複数の画像から合成された
    合成画像に対してファイル名を付け、ファイル名が付け
    られた上記合成画像を転送できるようにしたことを特徴
    とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、 上記mを1〜15とし、上記nを1とすることを特徴と
    する撮像装置。
  10. 【請求項10】 請求項1において、 上記mおよびnは、(m:n)=(0〜15:1)の割
    合で所定回数撮影するようにしたことを特徴とする撮像
    装置。
  11. 【請求項11】 レンズブロックと撮像素子とを有し、
    複数の人物が集合する被写体を撮影する撮像方法におい
    て、 複数の人物の顔またはその近傍となるように、複数の光
    軸の方向を設定し、 画枠内で上記複数の人物の顔またはその近傍を除く部分
    を適当な重複率となるように、複数の光軸の方向を設定
    し、 光軸変換手段によって、設定された上記複数の光軸の方
    向に、光軸を向け、 上記複数の人物の顔またはその近傍となるように設定さ
    れた上記複数の光軸の方向をm回撮影し、上記複数の人
    物の顔またはその近傍および上記複数の人物の顔または
    その近傍を除く部分で設定された上記複数の光軸の方向
    をn回撮影し、上記m+n回撮影された複数の画像を記
    録するようにしたことを特徴とする撮像方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 上記mを1〜15とし、上記nを1とすることを特徴と
    する撮像方法。
  13. 【請求項13】 請求項11において、 上記mおよびnは、(m:n)=(0〜15:1)の割
    合で所定回数撮影するようにしたことを特徴とする撮像
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009038750A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
KR100943003B1 (ko) 2008-04-21 2010-02-18 (주)이오니아이엔티 파노라마 카메라의 영상 처리 방법

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