JP2001250960A - 半導体装置の作製方法 - Google Patents

半導体装置の作製方法

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JP2001250960A JP2001025569A JP2001025569A JP2001250960A JP 2001250960 A JP2001250960 A JP 2001250960A JP 2001025569 A JP2001025569 A JP 2001025569A JP 2001025569 A JP2001025569 A JP 2001025569A JP 2001250960 A JP2001250960 A JP 2001250960A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 LDD(低濃度ドレイン)構造を有する特性
の優れた結晶性シリコン薄膜トランジスタ(TFT)お
よび、そのようなTFTを製造する方法を提供する。 【解決手段】絶縁基板上にアモルファスシリコン膜12
を形成し、前記アモルファスシリコン膜の結晶化を促進
させる元素を前記アモルファスシリコン膜12に注入
し、前記アモルファスシリコン膜と前記元素を熱アニー
ルして前記アモルファスシリコン膜を結晶化し、前記結
晶化したシリコン膜12aに選択的に第1の不純物を注
入し、前記第1の不純物と同じ導電型であり、前記第1
の不純物濃度より濃度の大きい第2の不純物を選択的に
前記シリコン膜に注入し、ソース領域18a、ドレイン
領域18b及び低濃度不純物領域16a,16b中の前
記第1及び第2の不純物を活性化するために前記シリコ
ン膜を熱アニールすることを特徴とする半導体装置の作
製方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非単結晶半導体薄膜を
有する薄膜トランジスタ(TFT)およびその作製方法
に関するものである。本発明によって作製される薄膜ト
ランジスタは、ガラス等の絶縁基板上、単結晶シリコン
等の半導体基板上、いずれにも形成される。特に本発明
は、熱アニールによる結晶化、活性化を経て作製される
薄膜トランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、絶縁基板上に、薄膜状の活性層
(活性領域ともいう)を有する絶縁ゲイト型の半導体装
置の研究がなされている。特に、薄膜状の絶縁ゲイトト
ランジスタ、いわゆる薄膜トランジスタ(TFT)が熱
心に研究されている。これらは、利用する半導体の材料
・結晶状態によって、アモルファスシリコンTFTや結
晶性シリコンTFTというように区別されている。結晶
性シリコンとは言っても、単結晶ではない非単結晶のも
のである。
【0003】一般にアモルファス状態の半導体の電界移
動度は小さく、したがって、高速動作が要求されるTF
Tには利用できない。また、アモルファスシリコンで
は、P型の電界移動度は著しく小さいので、Pチャネル
型のTFT(PMOSのTFT)を作製することができ
ず、したがって、Nチャネル型TFT(NMOSのTF
T)と組み合わせて、相補型のMOS回路(CMOS)
を形成することができない。
【0004】一方、結晶半導体は、アモルファス半導体
よりも電界移動度が大きく、したがって、高速動作が可
能である。結晶性シリコンでは、NMOSのTFTだけ
でなく、PMOSのTFTも同様に得られるのでCMO
S回路を形成することが可能である。また、より良い特
性を得るには、単結晶半導体のMOSICでおこなわれ
ているようなLDD(低濃度ドレイン)構造を設けるこ
とが好ましいと指摘されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】LDD構造を得るため
には、以下のプロセスが必要である。 島状半導体領域、ゲイト絶縁膜の形成 ゲイト電極の形成 低濃度の不純物の導入(イオン注入法もしくはイオ
ンドーピング法による) LDD領域のマスクの形成(ゲイト電極を覆う絶縁
膜の異方性エッチングもしくはゲイト電極の陽極酸化等
の選択的酸化法による) 高濃度の不純物の導入(イオン注入法もしくはイオ
ンドーピング法による) 不純物の活性化(レーザーアニールもしくは熱アニ
ールによる)
【0006】これらのプロセスの中で最大の問題点は
の工程である。レーザーアニールとは、レーザーもしく
はそれと同等な強光を照射することによってアモルファ
スシリコンを活性化させる方法であるが、レーザーの出
力の不安定性や極めて短時間のプロセスであることに由
来する不安定性のために量産実用化の目処がついていな
い。また、レーザー光はゲイト電極の上から照射される
ので、LDD領域はの工程で形成されたマスクに遮ら
れて十分な活性化が期待できない。
【0007】現在、実用的に採用できると考えられる方
法は、熱によってシリコン中の不純物を活性化させる方
法である。この方法では、LDDの領域も十分に活性化
され、バッチ間のばらつきも少ない。しかし、通常、シ
リコン膜中の不純物を活性化させるには600℃程度の
温度での長時間のアニールか、もしくは1000℃以上
の高温でのアニールが必要であった。後者の方法を採用
すれば選択できる基板が石英に限られ、基板コストが非
常に高くなった。前者の方法では基板選択の余地は拡が
るが、安価な基板を使用すれば、熱アニールの際の基板
の収縮等が問題となり、マスク合わせ失敗等による歩留
り低下が指摘され、より低温での処理が求められてい
る。具体的には、基板として用いられる各種無アルカリ
ガラスの歪み温度以下(好ましくはガラスの歪み温度よ
り50℃以上低い温度)でおこなうことが望まれてい
る。本発明はこのような困難な課題に対して解答を与え
んとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者の研究の結果、
実質的にアモルファス状態のシリコン被膜に微量の触媒
元素を添加することによって結晶化を促進させ、結晶化
温度を低下させ、結晶化時間を短縮できることが明らか
になった。触媒元素としては、ニッケル(Ni)、鉄
(Fe)、コバルト(Co)、白金(Pt)が好まし
い。具体的には、これら触媒元素の単体、もしくはそれ
らの珪化物等の化合物被膜をアモルファスシリコンに密
着させ、あるいはイオン注入法等の方法によってアモル
ファスシリコン膜中にこれらの触媒元素を導入し、その
後、これを適当な温度、典型的には580℃以下の温度
で熱アニールすることによって結晶化させることができ
る。
【0009】当然のことであるが、アニール温度が高い
ほど結晶化時間は短いという関係がある。また、ニッケ
ル、鉄、コバルト、白金の濃度が大きいほど結晶化温度
が低く、結晶化時間が短いという関係がある。本発明人
の研究では、結晶化を進行させるには、これらのうちの
少なくとも1つの元素の濃度が1×1015cm-3以上、
好ましくは5×1018cm-3以上存在することが必要で
あることがわかった。
【0010】一方、上記触媒材料はいずれもシリコンに
とっては好ましくない材料であるので、できるだけその
濃度が低いことが望まれる。本発明人の研究では、これ
らの触媒材料の濃度は合計して2×1019cm-3を越え
ないことが望まれる。
【0011】本発明人は、この触媒元素の効果に着目
し、これを利用することによって上記の問題を解決でき
ることを見出した。すなわち、本発明においては、これ
らの触媒元素を不純物導入によってアモルファス状態と
なったシリコン中に導入することによって、結晶化温度
を低下させ、ドーピング不純物の活性化(再結晶化)の
温度を低下させる。特に本発明人の研究によれば、イオ
ン注入法やイオンドーピング法によって最初から均等に
触媒元素が分布している場合には、極めて結晶化が進行
しやすかった。典型的には550℃以下の温度で十分に
結晶化、活性化が可能であり、また、アニール時間も8
時間以内、典型的には4時間以内で十分であることがわ
かった。
【0012】また、従来の熱アニールによる結晶化では
1000Å以下のシリコン膜を結晶化させることは困難
であったが、本発明では極めて容易に、しかも、より低
い温度、より短時間に結晶化させることができた。10
00Å以下、特に500Å以下の薄い活性領域のTFT
は特性が優れるだけでなく、段差が小さいためにゲイト
絶縁膜やゲイト電極の段差部での不良が少なく、歩留り
が高いという利点を有していた。しかしながら、従来は
結晶化が困難であるという理由によって、レーザーアニ
ールによる結晶化以外には作製する方法がなかった。本
発明は、それまでレーザーアニールによって独占されて
いた技術領域を熱アニールによって実施でき、また、上
記理由による歩留りを向上できるという意味でも画期的
なものである。以下に実施例を用いて、より詳細に本発
明を説明する。
【0013】
【実施例】〔実施例1〕 図1に本実施例の作製工程の
断面図を示す。まず、基板(コーニング7059)10
上にスパッタリング法によって厚さ2000Åの酸化珪
素の下地膜11を形成した。さらに、プラズマCVD法
によって、厚さ500〜1500Å、例えば1500Å
の真性(I型)のアモルファスシリコン膜12を、さら
にその上にスパッタリング法によって厚さ200Åの酸
化珪素膜13を堆積した。そして、このシリコン膜にイ
オン注入法によって、ニッケルイオンを注入した。ドー
ズ量は2×1013〜2×1014cm-2、例えば5×10
13cm-2とした。この結果、アモルファスシリコン膜1
2のニッケルの濃度は、5×1018cm -3程度になっ
た。この工程は珪化ニッケル膜を5〜100Å被着させ
ることによっても代用できる。ただし、その際には酸化
珪素膜13は無いほうが望ましい。(図1(A))
【0014】そして、このアモルファスシリコン膜を窒
素雰囲気中、550℃、4時間アニールして結晶化させ
た。アニール後、シリコン膜をパターニングして、島状
シリコン領域12aを形成し、さらに、スパッタリング
法によって厚さ1000Åの酸化珪素膜14をゲイト絶
縁膜として堆積した。スパッタリングには、ターゲット
として酸化珪素を用い、スパッタリング時の基板温度は
200〜400℃、例えば250℃、スパッタリング雰
囲気は酸素とアルゴンで、アルゴン/酸素=0〜0.
5、例えば0.1以下とした。
【0015】引き続いて、減圧CVD法によって、厚さ
3000〜8000Å、例えば6000Åのシリコン膜
(0.1〜2%の燐を含む)を堆積した。なお、この酸
化珪素とシリコン膜の成膜工程は連続的におこなうこと
が望ましい。そして、シリコン膜をパターニングして、
ゲイト電極15を形成した。(図1(B))
【0016】次に、プラズマドーピング法によって、シ
リコン領域にゲイト電極をマスクとして不純物(燐)を
注入した。ドーピングガスとして、フォスフィン(PH
3 )を用い、加速電圧を60〜90kV、例えば80k
Vとした。ドーズ量は1×1013〜8×1013cm-2
例えば、2×1013cm-2とした。この結果、N型の低
濃度不純物領域16a、16bが形成された。(図1
(C))
【0017】続いて、クエン酸溶液(1〜5%)に基板
を浸漬して、ゲイト電極に電流を通じ、ゲイト電極の表
面に陽極酸化物層17を成長させた。陽極酸化物の厚さ
は1000〜5000Å、特に2000〜3000Åが
好ましかった。ここでは2500Åとした。そして、再
び、プラズマドーピング法によって、シリコン領域にゲ
イト電極とその周囲の陽極酸化物をマスクとして不純物
(燐)を注入した。ドーピングガスとして、フォスフィ
ン(PH3 )を用い、加速電圧を60〜90kV、例え
ば80kVとした。ドーズ量は1×1015〜8×1015
cm-2、例えば、2×1015cm-2とした。この結果、
N型の高濃度不純物領域18a、18bが形成された。
また、陽極酸化物がマスクとなって、一部には先に形成
された低濃度不純物領域(LDD)が残存した。(図1
(D))
【0018】その後、窒素雰囲気中、500℃で4時間
アニールすることによって、不純物を活性化させた。こ
の活性化の温度は先の結晶化の温度よりも低いことが望
ましい。これは基板の収縮を極力少なくするためであ
る。このとき、シリコン膜中にはニッケルが分布してい
るので、低温のアニールにも関わらず再結晶化が容易に
進行した。こうして不純物領域16a、16bおよび1
8a、18bを活性化できた。ここで注目すべきこと
は、この活性化プロセスが熱アニールによるため、レー
ザーアニール法では、十分な活性化が不可能であったL
DDも活性化されたことである。また、不純物領域と活
性領域の結晶性も連続的であった。
【0019】続いて、厚さ6000Åの酸化珪素膜19
を層間絶縁物としてプラズマCVD法によって形成し、
これにコンタクトホールを形成して、金属材料、例え
ば、窒化チタンとアルミニウムの多層膜によってTFT
のソース領域、ドレイン領域の電極・配線20を形成し
た。最後に、1気圧の水素雰囲気で350℃、30分の
アニールをおこなった。以上の工程によって薄膜トラン
ジスタが完成した。(図1(E))2次イオン質量分析
(SIMS)法によってニッケルの濃度を調べたとこ
ろ、TFTの不純物領域、活性領域とも、1×1018
5×1018cm-3の濃度で検出された。
【0020】〔実施例2〕 図2に本実施例の作製工程
の断面図を示す。まず、基板(コーニング7059)2
1上にスパッタリング法によって厚さ2000Åの酸化
珪素の下地膜22を形成した。さらに、プラズマCVD
法によって、厚さ500〜1500Å、例えば500Å
の真性(I型)のアモルファスシリコン膜を堆積した。
そして、このシリコン膜をパターニングして、島状シリ
コン膜23を形成した。
【0021】さらに、テトラ・エトキシ・シラン(Si
(OC2 5 4 、TEOS)と酸素を原料として、プ
ラズマCVD法によって結晶シリコンTFTのゲイト絶
縁膜として、厚さ1000Åの酸化珪素24を形成し
た。原料には、上記ガスに加えて、トリクロロエチレン
(C2 HCl3 )を用いた。成膜前にチャンバーに酸素
を400SCCM流し、基板温度300℃、全圧5P
a、RFパワー150Wでプラズマを発生させ、この状
態を10分保った。その後、チャンバーに酸素300S
CCM、TEOSを15SCCM、トリクロロエチレン
を2SCCMを導入して、酸化珪素膜の成膜をおこなっ
た。基板温度、RFパワー、全圧は、それぞれ300
℃、75W、5Paであった。成膜完了後、チャンバー
に100Torrの水素を導入し、350℃で35分の
水素アニールをおこなった。
【0022】引き続いて、スパッタリング法によって、
厚さ3000〜8000Å、例えば6000Åのタンタ
ル膜を堆積した。タンタルの代わりにチタンやタングス
テン、モリブテン、シリコンでもよい。但し、後の活性
化に耐えられるだけの耐熱性が必要である。なお、この
酸化珪素24とタンタル膜の成膜工程は連続的におこな
うことが望ましい。そして、タンタル膜をパターニング
して、TFTのゲイト電極26を形成した。ゲイト電極
の幅(=チャネル長)は5〜20μmとした。(図2
(A))
【0023】次に、イオン注入法によって、アモルファ
スシリコン領域にゲイト電極をマスクとして不純物
(燐)を注入した。加速電圧は80kVとした。ドーズ
量は2×1013cm-2とした。この結果、N型の低濃度
不純物領域26a、26bが形成された。(図2
(B))引き続いて、イオン注入法によって、ゲイト電
極をマスクとしてニッケルを注入した。ドーズ量は2×
1013〜2×1014cm-2、例えば1×1014cm-2
した。この結果、アモルファスシリコン領域23のニッ
ケルの濃度は、1×10 19cm-3程度になった。(図2
(C))
【0024】次に、このタンタル配線の表面を陽極酸化
して、表面に酸化物層27を形成した。陽極酸化は、酒
石酸の1〜5%エチレングリコール溶液中でおこなっ
た。得られた酸化物層の厚さは2000Åであった。そ
して、再びイオン注入法によって、ゲイト電極をマスク
として不純物(燐)を注入した。加速電圧を80kVと
し、ドーズ量は2×1015cm-2とした。この結果、N
型の高濃度不純物領域28a、28bが形成された。
(図2(D))
【0025】その後、窒素雰囲気中、500℃で4時間
アニールすることによって、アモルファスシリコン膜の
結晶化および不純物の活性化をおこなった。このとき、
N型不純物領域28a、28bおよび26aおよび26
bにはニッケルが注入されているので、このアニールに
よって活性化が容易に進行した。一方、ゲイト電極の下
の活性領域にはニッケルは注入されなかったが、不純物
領域26からニッケルが拡散することによって、結晶化
が進行した。10μm以下のチャネル長では完全に結晶
化することができた。しかし、それ以上のチャネル長で
は完全に結晶化することは困難であった。しかし、アニ
ール温度を550℃としたところ、20μmのチャネル
長のものでも活性領域の結晶化が認められた。このよう
な横方向の結晶化を促進するには、アニール温度を上げ
るか、アニール時間を長くすると良いことが明らかにな
った。
【0026】続いて、層間絶縁物として厚さ2000Å
の酸化珪素膜29をTEOSを原料とするプラズマCV
D法によって形成し、これにコンタクトホールを形成し
て、金属材料、例えば、窒化チタンとアルミニウムの多
層膜によってソース、ドレイン電極・配線30を形成し
た。以上の工程によって半導体回路が完成した。(図2
(E))
【0027】作製された薄膜トランジスタの電界効果移
動度は、ゲイト電圧10Vで70〜100cm2 /V
s、しきい値は2.5〜4.0V、ゲイトに−20Vの
電圧を印加したときのリーク電流は10-13 A以下であ
った。
【0028】
【発明の効果】本発明は、例えば、500〜550℃と
いうような低温、かつ、4時間という短時間でアモルフ
ァスシリコン膜の結晶化およびシリコン中のドーピング
不純物の活性化をおこなうことによって、スループット
を向上させることができる。加えて、従来、600℃以
上のプロセスを採用した場合にはガラス基板の縮みが歩
留り低下の原因として問題となっていたが、本発明を利
用することによってそのような問題点は一気に解消でき
た。
【0029】このことは、大面積の基板を一度に処理で
きることを意味するものである。すなわち、大面積基板
を処理することによって、1枚の基板から多くの半導体
回路(マトリクス回路等)を切りだすことによって単価
を大幅に低下させることができる。これを液晶ディスプ
レーに応用した場合には、量産性の向上と特性の改善が
図られる。
【0030】本明細書においては、実施例を2つ示した
が、特に実施例2のプロセスにおいては、アモルファス
シリコン膜の結晶化と不純物の活性化が同時に行われる
ことが注目される。従来は、実施例1に示したように結
晶化後に、不純物を導入して活性化をおこなうことが普
通であった。しかし、このような方法ではプロセスが重
複するうえ、最初の結晶化によって形成される活性領域
と、不純物導入後に再結晶化されるソース、ドレインに
おいて結晶成長の不連続性が生じ、信頼性に悪影響をも
たらした。実施例2のように、結晶化と活性化が同時に
おこなわれることは、プロセスの簡略化(とそれに伴う
スループットの上昇)および結晶性の連続性による信頼
性向上という効果をもたらした。このように本発明は工
業上有益な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の作製工程断面図を示す。
【図2】 実施例2の作製工程断面図を示す。
【符号の説明】
10・・・基板 11・・・下地絶縁膜(酸化珪素) 12・・・アモルファスシリコン膜 13・・・酸化珪素膜 12a・・島状シリコン領域 14・・・ゲイト絶縁膜(酸化珪素) 15・・・ゲイト電極(燐ドープされたシリコン) 16・・・低濃度不純物領域(LDD) 17・・・陽極酸化物(酸化珪素) 18・・・ソース、ドレイン 19・・・層間絶縁物(酸化珪素) 20・・・金属配線・電極(窒化チタン/アルミニウ
ム)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 627F 627E

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソース領域、ドレイン領域、チャネル形成
    領域及び低濃度不純物領域を有する薄膜トランジスタを
    含む半導体装置の作製方法において、 絶縁基板上にアモルファスシリコン膜を形成し、 前記アモルファスシリコン膜の結晶化を促進させる元素
    を前記アモルファスシリコン膜に注入し、 前記アモルファスシリコン膜と前記元素を熱アニールし
    て前記アモルファスシリコン膜を結晶化し、 前記結晶化したシリコン膜に選択的に第1の不純物を注
    入し、 前記第1の不純物と同じ導電型であり、前記第1の不純
    物濃度より濃度の大きい第2の不純物を選択的に前記シ
    リコン膜に注入し、 前記ソース領域、前記ドレイン領域及び前記低濃度不純
    物領域中の前記第1及び第2の不純物を活性化するため
    に前記シリコン膜を熱アニールすることを特徴とする半
    導体装置の作製方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記元素は、イオン注入法によって注入されることを特
    徴とする半導体装置の作製方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、 第1の不純物のドーズ量は、1×1013〜8×1013
    -2であることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、 第2の不純物のドーズ量は、1×1015〜8×1015
    -2であることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記第1及び第2の不純物を活性化する温度は、500
    〜550℃であることを特徴とする半導体装置の作製方
    法。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記不純物を活性化するために熱アニールした後、前記
    シリコン膜を水素雰囲気中でアニールすることを特徴と
    する半導体装置の作製方法。
  7. 【請求項7】請求項1において、 前記元素は、ニッケル、鉄、コバルト又は白金であるこ
    とを特徴とする半導体装置の作製方法。
  8. 【請求項8】請求項1において、 前記元素は、前記アモルファスシリコン膜上に前記金属
    を含む膜を密着させて導入することを特徴とする半導体
    装置の作製方法。
  9. 【請求項9】絶縁基板上にアモルファスシリコン膜を形
    成し、 前記アモルファスシリコン膜の結晶化を促進させる元素
    を前記アモルファスシリコン膜に注入し、 前記アモルファスシリコン膜と前記元素を熱アニールし
    て前記アモルファスシリコン膜を結晶化し、 前記結晶化されたシリコン膜のチャネル形成領域上に第
    1のマスクを形成し、 前記シリコン膜に前記第1のマスクをマスクとして第1
    の不純物を注入して低濃度不純物領域を形成し、 前記チャネル形成領域及び前記低濃度不純物領域を覆う
    第2のマスクを形成し、 前記第2のマスクをマスクとして前記シリコン膜に第1
    の不純物より濃度が大きく、前記第1の不純物と同じ導
    電型の第2の不純物を注入してソース領域及びドレイン
    領域を形成し、 前記ソース領域、前記ドレイン領域及び前記低濃度不純
    物領域中の第1及び第2の不純物を活性化するために前
    記シリコン膜を熱アニールする半導体装置の作製方法で
    あって、 前記低濃度不純物領域は、前記ソース領域と前記チャネ
    ル形成領域との間及び前記ドレイン領域と前記チャネル
    形成領域との間に設けられることを特徴とする半導体装
    置の作製方法。
  10. 【請求項10】ソース領域、ドレイン領域、チャネル形
    成領域及び低濃度不純物領域を有する薄膜トランジスタ
    を含む半導体装置の作製方法において、 絶縁基板上にアモルファスシリコン膜を形成し、 前記アモルファスシリコン膜の結晶化を促進させる元素
    を前記アモルファスシリコン膜に注入し、 前記アモルファスシリコン膜と前記元素を熱アニールし
    て前記アモルファスシリコン膜を結晶化し、 前記シリコン膜を複数の島状シリコン領域にパターニン
    グし、 前記島状シリコン領域に選択的に第1の不純物を注入
    し、 前記第1の不純物と同じ導電型で、前記第1の不純物濃
    度より大きい濃度の第2の不純物を選択的に前記島状シ
    リコン領域に注入し、 前記ソース領域、ドレイン領域及び低濃度不純物領域中
    の前記第1及び第2の不純物を活性化するために前記島
    状シリコン領域を熱アニールすることを特徴とする半導
    体装置の作製方法。
  11. 【請求項11】絶縁基板上にアモルファスシリコン膜を
    形成し、 前記アモルファスシリコン膜の結晶化を促進させる元素
    を前記アモルファスシリコン膜に注入し、 前記アモルファスシリコン膜と前記元素を熱アニールし
    て前記アモルファスシリコン膜を結晶化し、 前記シリコン膜を複数の島状シリコン領域にパターニン
    グし、 前記島状シリコン領域のチャネル形成領域上に第1のマ
    スクを形成し、 前記島状シリコン領域に前記第1のマスクをマスクとし
    て第1の不純物を注入して低濃度不純物領域を形成し、 前記チャネル形成領域及び前記低濃度不純物領域を覆う
    第2のマスクを形成し、 前記第2のマスクをマスクとして前記島状シリコン領域
    に第1の不純物より濃度の大きく、前記第1の不純物と
    同じ導電型の第2の不純物を前記島状シリコン領域注入
    してソース領域及びドレイン領域を形成し、 前記ソース領域、前記ドレイン領域及び前記低濃度不純
    物領域中の第1及び第2の不純物を活性化するために前
    記島状シリコン領域を熱アニールする半導体装置の作製
    方法であって、 前記低濃度不純物領域は、前記ソース領域と前記チャネ
    ル形成領域との間及び前記ドレイン領域と前記チャネル
    形成領域との間に設けられることを特徴とする半導体装
    置の作製方法。
  12. 【請求項12】絶縁基板上にアモルファスシリコン膜を
    形成し、 前記アモルファスシリコン膜の結晶化を促進させる元素
    を前記アモルファスシリコン膜に注入し、 前記アモルファスシリコン膜と前記元素を熱アニールし
    て前記アモルファスシリコン膜を結晶化し、 前記シリコン膜を複数の島状シリコン領域にパターニン
    グし、 前記島状シリコン領域上にゲート絶縁膜を形成し、 前記島状シリコン領域のチャネル形成領域上に第1のマ
    スクを形成し、 前記第1のマスクをマスクとして第1の濃度で第1の不
    純物を注入して低濃度不純物領域を形成し、 前記チャネル形成領域及び前記低濃度不純物領域上に第
    2のマスクを形成し、 前記第2のマスクをマスクとして前記第1の不純物と同
    じ導電型であり、前記第1の濃度よりも大きい第2の濃
    度で第2の不純物を注入して、前記島状シリコン領域中
    にソース領域及びドレイン領域を形成し、 前記ソース領域、ドレイン領域及び前記低濃度不純物領
    域中の第1及び第2の不純物を活性化するために前記島
    状シリコン領域を熱アニールする半導体装置の作製方法
    であって、 前記低濃度不純物領域は、前記チャネル形成領域と前記
    ソース領域との間及び前記チャネル形成領域と前記ドレ
    イン領域との間にあることを特徴とする半導体装置の作
    製方法。
  13. 【請求項13】請求項1、9、10、11又は12にお
    いて、 前記第1及び第2の不純物は、N型の不純物であること
    を特徴とする半導体装置。
  14. 【請求項14】請求項1、9、10、11又は12にお
    いて、 前記元素の濃度は、2×1019cm-3以下であることを
    特徴とする半導体装置の作製方法。
  15. 【請求項15】絶縁基板上にアモルファスシリコン膜を
    形成し、 前記アモルファスシリコン膜の結晶化を促進させる元素
    を前記アモルファスシリコン膜に注入し、 前記アモルファスシリコン膜と前記元素を熱アニールし
    て前記アモルファスシリコン膜を結晶化し、 前記シリコン膜を複数の島状シリコン領域にパターニン
    グし、 前記島状シリコン領域上にゲート絶縁膜を形成し、 前記島状シリコン領域のチャネル形成領域上に導電膜を
    形成し、 前記導電膜をマスクとして前記島状シリコン領域中に第
    1の不純物を注入し、 前記導電膜の側面に絶縁膜を形成し、 前記島状シリコン領域に前記第1の不純物と同じ導電型
    の第2の不純物を注入して、前記島状の島状シリコン領
    域にソース領域、ドレイン領域及び低濃度不純物領域を
    形成し、 前記第1及び第2の不純物を活性化するために前記島状
    シリコン領域を熱アニールすることを特徴とする半導体
    装置の作製方法。
  16. 【請求項16】請求項15において、 前記絶縁膜は陽極酸化法によって形成されることを特徴
    とする半導体装置の作製方法。
  17. 【請求項17】絶縁基板上にアモルファスシリコン膜を
    形成し、 前記アモルファスシリコン膜の結晶化を促進させる元素
    を前記アモルファスシリコン膜に注入し、 前記アモルファスシリコン膜と前記元素を熱アニールし
    て前記アモルファスシリコン膜を結晶化し、 前記結晶化されたシリコン膜に第1の濃度で選択的にリ
    ンを注入して低濃度不純物領域を形成し、 前記結晶化されたシリコン膜に前記第1の濃度より大き
    い第2の濃度で選択的にリンを注入してソース領域及び
    ドレイン領域を形成し、 前記低濃度不純物領域、前記ソース領域及び前記ドレイ
    ン領域中の前記リンを活性化するために前記シリコン膜
    を熱アニールすることを特徴とする半導体装置の作製方
    法。
  18. 【請求項18】請求項17において、 前記低濃度不純物領域中の前記リンの濃度は1×1013
    〜8×1013cm-2であることを特徴とする半導体装置
    の作製方法。
  19. 【請求項19】請求項17において、 前記ソース領域及び前記ドレイン領域中の前記リンの濃
    度は、1×1015〜8×1015cm-2であることを特徴
    とする半導体装置の作製方法。
  20. 【請求項20】絶縁基板上にアモルファスシリコン膜を
    形成し、 前記アモルファスシリコン膜の結晶化を促進させる元素
    を前記アモルファスシリコン膜に注入し、 前記アモルファスシリコン膜と前記元素を熱アニールし
    て前記アモルファスシリコン膜を結晶化し、 前記結晶化されたシリコン膜のチャネル形成領域上に第
    1のマスクを形成し、 前記第1のマスクをマスクとして前記シリコン膜中に第
    1の濃度でリンを注入して低濃度不純物領域を形成し、 前記チャネル形成領域及び前記低濃度不純物領域上に第
    2のマスクを形成し、 前記第2のマスクをマスクとして前記シリコン膜中に前
    記第1の濃度より大きい第2の濃度でリンを注入してソ
    ース領域及びドレイン領域を形成し、 前記ソース領域、前記ドレイン領域及び低濃度不純物領
    域中の前記リンを活性化するために熱アニールすること
    を特徴とする半導体装置の作製方法。
  21. 【請求項21】絶縁基板上にアモルファスシリコン膜を
    形成し、 前記アモルファスシリコン膜の結晶化を促進させる元素
    を前記アモルファスシリコン膜に注入し、 前記アモルファスシリコン膜と前記元素を熱アニールし
    て前記アモルファスシリコン膜を結晶化し、 前記シリコン膜を複数の島状シリコン領域にパターニン
    グし、 前記島状シリコン領域中にプラズマドーピング法によっ
    て、第1の濃度でリンを注入して低濃度不純物領域を形
    成し、 前記島状シリコン領域中にプラズマドーピング法によっ
    て、前記第1の濃度より大きい第2の濃度でリンを注入
    してソース領域及びドレイン領域を形成し、 前記ソース領域、前記ドレイン領域及び低濃度不純物領
    域中の前記リンを活性化するために熱アニールすること
    を特徴とする半導体装置の作製方法。
  22. 【請求項22】絶縁基板上にアモルファスシリコン膜を
    形成し、 前記アモルファスシリコン膜の結晶化を促進させる元素
    を前記アモルファスシリコン膜に注入し、 前記アモルファスシリコン膜と前記元素を熱アニールし
    て前記アモルファスシリコン膜を結晶化し、 前記シリコン膜を複数の島状シリコン領域にパターニン
    グし、 前記島状シリコン領域のチャネル形成領域上に第1のマ
    スクを形成し、 前記第1のマスクをマスクとして前記島状シリコン領域
    中に第1の濃度でリンを注入して低濃度不純物形成領域
    を形成し、 前記チャネル形成領域及び前記低濃度不純物形成領域上
    に第2のマスクを形成し、 前記島状シリコン領域に前記第1の濃度よりも大きい第
    2の濃度で前記リンを注入して、前記島状シリコン領域
    にソース領域、ドレイン領域及び低濃度不純物領域を形
    成し、 前記ソース領域、前記ドレイン領域及び前記低濃度不純
    物形成領域中の前記リンを活性化するために前記島状シ
    リコン領域を熱アニールすることを特徴とする半導体装
    置の作製方法。
  23. 【請求項23】絶縁基板上にアモルファスシリコン膜を
    形成し、 前記アモルファスシリコン膜の結晶化を促進させる元素
    を前記アモルファスシリコン膜に注入し、 前記アモルファスシリコン膜と前記元素を熱アニールし
    て前記アモルファスシリコン膜を結晶化し、 前記シリコン膜を複数の島状シリコン領域にパターニン
    グし、 前記島状シリコン領域上にゲート絶縁膜を形成し、 前記島状シリコン領域のチャネル形成領域上に第1のマ
    スクを形成し、 前記第1のマスクをマスクとして、前記島状シリコン領
    域中に第1の濃度でリンを注入して低濃度不純物形成領
    域を形成し、 前記チャネル形成領域及び前記低濃度不純物形成領域上
    に第2のマスクを形成し、 前記島状シリコン領域に前記第1の濃度よりも大きい第
    2の濃度で前記リンを注入して、前記島状シリコン領域
    にソース領域、ドレイン領域及び低濃度不純物領域を形
    成し、 前記ソース領域、前記ドレイン領域及び前記低濃度不純
    物形成領域中の前記リンを活性化するために前記島状シ
    リコン領域を熱アニールすることを特徴とする半導体装
    置の作製方法。
  24. 【請求項24】絶縁基板上にアモルファスシリコン膜を
    形成し、 前記アモルファスシリコン膜の結晶化を促進させる元素
    を前記アモルファスシリコン膜に注入し、 前記アモルファスシリコン膜と前記元素を熱アニールし
    て前記アモルファスシリコン膜を結晶化し、 前記シリコン膜を複数の島状シリコン領域にパターニン
    グし、 前記島状シリコン領域上にゲート絶縁膜を形成し、 前記島状シリコン領域のチャネル形成領域上に導電膜を
    形成し、 前記導電膜をマスクとして、前記島状シリコン領域中に
    第1の濃度でリンを注入して低濃度不純物形成領域を形
    成し、 前記導電膜の側面に絶縁膜を形成し、 前記島状シリコン領域に前記第1の濃度よりも大きい第
    2の濃度で前記リンを注入して、前記島状シリコン領域
    にソース領域、ドレイン領域及び低濃度不純物領域を形
    成し、 前記ソース領域、前記ドレイン領域及び前記低濃度不純
    物形成領域中の前記リンを活性化するために前記島状シ
    リコン領域を熱アニールすることを特徴とする半導体装
    置の作製方法。
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JP2005532685A (ja) * 2002-07-05 2005-10-27 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Tft電子装置とその製造
KR100815894B1 (ko) * 2001-09-21 2008-03-21 엘지.필립스 엘시디 주식회사 Ldd구조의 cmos 다결정 실리콘 박막트랜지스터의제조방법

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