JP2001250654A - ピングリッドアレイパッケージ用ソケット - Google Patents

ピングリッドアレイパッケージ用ソケット

Info

Publication number
JP2001250654A
JP2001250654A JP2000051478A JP2000051478A JP2001250654A JP 2001250654 A JP2001250654 A JP 2001250654A JP 2000051478 A JP2000051478 A JP 2000051478A JP 2000051478 A JP2000051478 A JP 2000051478A JP 2001250654 A JP2001250654 A JP 2001250654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide
eccentric cam
socket
cam member
base housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000051478A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyouhan Mizumura
晶範 水村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molex LLC
Original Assignee
Molex LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molex LLC filed Critical Molex LLC
Priority to JP2000051478A priority Critical patent/JP2001250654A/ja
Priority to US09/790,954 priority patent/US6464525B2/en
Priority to CNB011108940A priority patent/CN1203586C/zh
Priority to TW090202961U priority patent/TW488570U/zh
Publication of JP2001250654A publication Critical patent/JP2001250654A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/10Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
    • H05K7/1007Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets with means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling parts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/193Means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling part, e.g. zero insertion force or no friction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソケット自体及びそれを操作するために必要
な空間を小さくでき、小型化を図るのに効果的な技術を
提供すること。 【解決手段】 リードピン51がスルーホール23を通
してベースハウジング10内の端子装着部まで挿入可能
となる第1の位置と、端子装着部まで挿入したリードピ
ン51を端子40に電気的に接触させる第2の位置との
間でスライドカバー20を往復移動させるスライド手段
を備える。スライド手段は、ベースハウジング10に沿
って往復移動可能に設けられた可動部材30と、その可
動部材30を往復移動させる力を加える操作部31と、
可動部材30の往復移動をスライドカバー20の往復移
動に変換する変換機構とを含む。これにより、垂直面内
で回動する操作ハンドルを無くし、代わりに、平面内で
移動する可動部材30の往復移動でスライドカバー20
をスライドさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リードピンがグリ
ッドアレイ状態で設けられた半導体集積回路などのパッ
ケージと接続するピングリッドアレイパッケージ用ソケ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のソケットは、ピングリッ
ドアレイ(PGA)パッケージのリードピンと電気的に
接続可能とした複数の端子を格子状に備えた板状のベー
スハウジングと、このベースハウジングの上側に配置さ
れた、前記リードピンを挿通可能とした複数のスルーホ
ールを格子状に備えた板状のスライド部材とで構成され
ている。スライド部材の上側に更にカバー部材を備えた
ものもある。このカバー部材にもスルーホールが形成さ
れている(例えば、特開平7−142134号公報、実
用新案登録第253644号公報等参照)。
【0003】スライド部材は、ピングリッドアレイパッ
ケージをソケットに接続する際に、リードピンをゼロ挿
入力でソケット内に挿入できるようにするためのもの
で、前記リードピンが前記スルーホールを通してベース
ハウジング内の端子装着部までゼロ挿入力で挿入可能と
なる第1の位置と、端子装着部まで挿入されたリードピ
ンと前記端子を電気的に接続(係合)させる第2の位置
との間で、スライド部材をベースハウジングの板面に平
行な面内でスライドできるように構成されている。スラ
イド部材のスライドによって、リードピンがベースハウ
ジング側の端子のコンタクト片に係合する位置まで移動
したり、端子のコンタクト片がリードピンと係合する位
置まで移動する構成とされている。
【0004】スライド部材をスライドさせるための手段
は、ベースハウジングの後縁に沿ってカム軸を設置し、
このカム軸をソケットの側方に沿って設けた操作ハンド
ルで回転できるように構成され、カム軸を介してスライ
ド部材をベースハウジングに沿って押すように構成され
ている。カム軸を回転するための操作ハンドルは、ベー
スハウジングとほぼ平行の水平状態と、これに対して略
直角の垂直状態の間を回動させるようにしている。
【0005】前述のように、従来のピングリッドアレイ
パッケージ用ソケットにおけるスライド部材のためのス
ライド手段は、ソケットの側方で水平状態と垂直状態と
の間で回動できるように設けられる操作ハンドルを用い
て構成されていた。このために、操作ハンドルをソケッ
トの外部に設置しなければならずソケットの小型化を阻
害していたのみならず、操作ハンドルの回動のための空
間をソケットの側方でソケットの上方まで広く確保しな
ければならないという問題点があった。
【0006】そこで、こうした問題を解決するために、
本出願人は、ベースハウジング及びスライド部材の板面
を貫通させて装着した偏心カム部材によってスライド手
段を構成し、その偏心カム部材を回転させることで、ス
ライド部材が第1の位置と第2の位置との間でスライド
移動するピングリッドアレイパッケージ用ソケットを開
発し、既に提案した(特願平11−120907号)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この技
術においても、次のような点でさらに解決すべき課題が
あった。
【0008】第1に、スライド部材の位置ずれの問題で
ある。スライド部材は、そのスライド手段を構成する偏
心カム部材により第1の位置と第2の位置とを往復移動
可能に構成されている。しかし、スライド可能に上下に
組み合わせるスライド部材とベースハウジングとの間の
組合せ誤差や成形誤差等により両者間に「がたつき」が
生じた場合、スライド部材も不用意に位置ずれする問題
が生じる。その結果、パッケージのリードピンをゼロ挿
入力でソケットにセットできなくなる。
【0009】第2に、このようにスライド部材が不用意
に位置ずれしていた場合、パッケージの全てのリードピ
ンが全端子に確実に接続されるように、スライド部材を
適正なスライド量とすることが困難になる問題である。
【0010】第3に、パッケージのリードピンをソケッ
トに接続する作業は、通常、自動マウント機により行
う。その際、上記第1及び第2の理由にり、自動マウン
ト機による基板へのアッセンブリが困難になる問題であ
る。
【0011】第4に、偏心カム部材の回転角度を180
度として、往復回転させる構成とした場合、偏心カム部
材を何れかへ回転させる際に、逆方向へ偏心カム部材を
回すという誤操作により偏心カム部材をねじ切ってしま
うことが生じる問題である。
【0012】よって、本発明の課題は、スライド部材と
ベースハウジングとの間に組立誤差や成形誤差等による
がたつきが生じている場合でも、スライド部材を第1の
位置と第2の位置に正確に位置決めすることができ、こ
れにより、自動マウント機による基板実装時の精度を向
上させることができる技術を提供することをにある。
【0013】また、本発明の他の課題は、偏心カム部材
の回転角度をフリーにして、偏心カム部材の回転抵抗に
より第1の位置と第2の位置とを判別する考え方を採用
することで、可動部材のオーバーストロークや損傷等を
防止することができるようにした技術を提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は以下の手段を採用した。本発明の第一の手
段は、ピングリッドアレイパッケージのリードピンと電
気的に接触可能な複数の端子が格子状に設けられたベー
スハウジングと、このベースハウジングに沿ってスライ
ド可能に配置され、前記リードピンを挿通可能な複数の
スルーホールが格子状に設けられたスライド部材と、前
記リードピンが前記スルーホールを通して前記ベースハ
ウジング内の端子装着部まで挿入可能となる第1の位置
と前記端子装着部まで挿入したリードピンを前記端子に
電気的に接触させる第2の位置との間でスライド部材を
往復移動させるスライド手段と、前記スライド部材のス
トッパー装置とを備え、前記ストッパー装置は、前記ス
ライド部材のスライド範囲を前記第1の位置と第2の位
置との間においてのみ移動可能に規制し、かつ第1の位
置及び第2の位置の少なくとも第1の位置でスライド部
材を位置決めする機能を有する構成とした。
【0015】この手段によれば、スライド部材のスライ
ド範囲を第1の位置と第2の位置との間においてのみ移
動可能に規制し、かつ第1の位置及び第2の位置の少な
くとも第1の位置でスライド部材を位置決めする機能を
有するストッパー装置を設けているので、スライド部材
とベースハウジングとの間に組立誤差や成形誤差等によ
るがたつきが生じている場合でも、スライド部材を第1
の位置と第2の位置に正確に位置決めすることができ、
これにより、自動マウント機による基板実装時の精度を
向上させることができる。
【0016】本発明の第2の手段は、前記スライド手段
が、前記ベースハウジング及びスライド部材の板面を貫
通させて装着した偏心カム部材を含み、その偏心カム部
材を回転させることで、前記スライド部材が前記第1の
位置と第2の位置との間でスライドする構成とした。
【0017】この第2の手段によれば、スライド手段が
偏心カム部材により構成されているので、スライド部材
を第1の位置と第2の位置との間でスライド移動させる
操作は偏心カム部材を直接回転させる操作で行うことが
可能になる。したがって、操作が直接的になるので、ス
トッパー装置と協力してスライド部材を目的位置に位置
決めする操作も容易になる。
【0018】本発明の第3の手段は、第1又は第2の手
段における前記ストッパー装置が、前記ベースハウジン
グに設けた凹部と、前記スライド部材に設けた凸部とを
含み、前記凹部内に前記凸部が移動可能に収容されてい
てその凸部の移動範囲が前記第1の位置と第2の位置と
の間に相当している構成とした。
【0019】この第3の手段によれば、ベースハウジン
グに凹部を、スライド部材に凸部を設け、凹部に凸部を
収容することで、ストッパー装置を簡易な構成で実現
し、しかも、ベースハウジングとスライド部材の厚さ寸
法に影響を与えないように構成することができる。ま
た、凹部と凸部でストッパー装置を構成することで、ス
トッパー装置自体の構成を簡易にしかも精度良く構成す
ることができる。
【0020】本発明の第4の手段は、前記偏心カム部材
が1回転以上回転可能であり、前記スライド部材の前記
第1の位置と第2の位置との間のスライド移動の範囲が
前記偏心カム部材の180度の回転角に相当し、前記ス
ライド部材が前記第1の位置付近にあるときに前記凸部
が凹部の壁面に当接して偏心カム部材の回転抵抗が生じ
るように設定されている構成とした。
【0021】この第4の手段によれば、偏心カム部材の
回転角度をフリーにして、偏心カム部材の回転抵抗によ
って第1の位置を判別することができる。本発明の第5
の手段は、偏心カム部材の回転抵抗について、前記凸部
が前記凹部の壁面に当接してから離間するまでの間にお
いて生じ、かつ、偏心カム部材が回転可能な強さに設定
されている構成とした。これにより、偏心カム部材やス
ライド部材等の可動部材のオーバーストロークや損傷等
を未然に防止することができる。
【0022】本発明の第6の手段は、前記偏心カム部材
の回転抵抗に関し、前記スライド部材が前記第2の位置
付近にあるときにも生じるように設定した。これによ
り、第1の位置に加えて第2の位置も偏心カム部材の回
転抵抗により判別することが可能になる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。図1及び図2に本発明の実施の
形態に係るピングリッドアレイパッケージ用ソケット1
の平面図及び側面図を示し、図3にピングリッドアレイ
パッケージの側面図を、図4にソケットの底面図を示し
た。また、図5にスライド手段部分の断面図を、図6に
端子受入空洞部分の断面図を示した。
【0024】このピングリッドアレイパッケージ用ソケ
ット1は、絶縁性樹脂を主体として形成された平面略矩
形のベースハウジング10と、そのベースハウジング1
0の上面側に重ねられた絶縁性樹脂からなる平面略矩形
のスライドカバー(スライド部材)20と、スライドカ
バー20をベースハウジング10に対してスライド(一
方向に往復移動)させるスライド手段30と、スライド
カバー20のストッパー装置50とを備える。
【0025】スライドカバー20のスライド方向を図1
において矢印Aで示している。この矢印A方向を以下の
説明ではベースハウジング10も含めて長さ方向と称
し、その長さ方向と、スライドカバー20の表面に平行
な面において直交する矢印B方向を幅方向と称する。
【0026】ベースハウジング10の幅方向両側及びス
ライドカバー20の幅方向両側には、ベースハウジング
10に対してスライドカバー20をその長さ方向にのみ
スライド可能に保持するための対策がとられている。即
ち、ベースハウジング10の幅方向両側に、ベースハウ
ジング10の長さ方向に延びる高さの低い側面部分11
が形成され、この両側面部分11に長さ方向に間隔をお
いて配置した係止突起12が複数設けられている。
【0027】そして、スライドカバー20の幅方向両側
には下方へ延びる側板21が設けられ、この両側板21
に、ベースハウジング10の係止突起12と係合する窓
穴22がスライドカバー20の長さ方向に間隔をおいて
複数設けられている。この窓穴22はスライドカバー2
0の長さ方向に延びている。これにより、スライドカバ
ー20はその長さ方向にのみ一定の範囲でスライド可能
とされている。
【0028】スライドカバー20には格子状に配置され
た多数のスルーホール23が設けられている。これらの
スルーホール23には、ピングリッドアレイパッケージ
(以下、PGAパッケージと称する)のリードピンR
(図9参照)が挿通される。
【0029】ベースハウジング10には、前記スルーホ
ール23に対応させて端子受け入れ空洞13が格子状に
形成されており、各端子受け入れ空洞13内に端子40
(図6、図9参照)が装着されている。この端子40に
ついては従来から公知の種々の形状のものを使用できる
が、ここでは、図9の平面図で示すように、両側に位置
するコンタクト片41、41と、端子固定用の係合片4
2とを有する形状のものが用いられている。
【0030】なお、この端子40には、プリント回路基
板などの取付基板(図示せず)に対して表面半田付けが
できるように配慮したテイル45も設けられている。こ
のテイル45は、ベースハウジング10の下面から下方
へ突出させている。
【0031】図5に示すように、ベースハウジング10
は、金属製枠部材2に絶縁性樹脂3がオーバーモールド
されて図示のような形状に成形されて薄型化が図られて
いる。また、スライドカバー20も金属板24に絶縁性
樹脂25がオーバーモールドされて図示のような薄型化
が図られている。
【0032】そして、この金属板24に多数の開口26
が格子状に設けられ、この開口26を通して前記スルー
ホール23が格子状に設けられて、ピングリッドアレイ
パッケージPのリードビンRが層通できるように構成さ
れている。
【0033】ベースハウジング10とスライドカバー2
0の長さ方向の一端側中央の山形に張り出した部分を貫
通するようにして、スライド手段30を構成する偏心カ
ム部材31が装着されている。この偏心カム部材31の
下部の回転軸32には、ベースハウジング10の底面側
に設けた固定リング33が固定され、これにより偏心カ
ム部材31が抜け止めされている。
【0034】固定リング33はドーナツ状の平ワッシャ
ーの形状とされ、ベースハウジング10の底面側に形成
された凹所34内に収容されている。これにより、固定
リング33は凹所34より外部には突出しないように配
慮されている。
【0035】偏心カム部材31は、図5に示すように、
回転軸32の上側にカム35を偏心させて設けた構造の
ものである。カム35の上面にはドライバーなどの回転
操作用の工具を差し込むための操作溝35aが設けられ
ている。また、スライドカバー20の金属板24の一側
にはカム受け部材36が固定され、このカム受け部材3
6にカム35が回転可能にはまりこむカム孔36aが設
けられている。
【0036】なお、偏心カム部材31を回転させてスラ
イドカバー20を矢印A方向にのみスライドさせるため
には、偏心カム部材31の回転軸32が若干移動する必
要がある。そこで、図では特別に示していないが、回転
軸32を支持する金属製枠部材2の軸孔2aは、平面視
においてベースハウジング10の幅方向(矢印B方向)
に延びる長孔に形成してある。その結果、偏心カム部材
31は軸孔2aに沿って矢印B方向に移動しつつ回転可
能となり、その回転に伴ってスライドカバー20がベー
スハウジング10に対して矢印A方向に往復移動する。
【0037】図6に端子受入空洞13の部分を拡大して
示した。この端子受入空洞13は、平面略方形の空洞
で、ベースハウジング10の上面に開口している。端子
受入空洞13の底部には通過孔13aが形成され、端子
40をベースハウジング10の上面側から装着する際
に、テイル45がこの通過孔13aを通ってベースハウ
ジング10の底面側に配置できるようにしている。
【0038】各端子受入空洞13は、仕切り壁14を対
向する内壁から、互いに対向するように設けてあり、一
側をコンタクト収容部14a、他側を係合片収容部14
bに区画している。この端子受入空洞13内に圧入して
固定される端子40は、薄い導電性金属板を打ち抜き、
曲げ加工して形成したもので、ベース板43に連続する
前記テイル45、コンタクト片41、41、係合片42
等を備えている。
【0039】図7及び図8はストッパー装置50の部分
を示す平面図及び断面図である。このストッパー装置5
0は、スライドカバー20のスライド範囲を規制しつつ
スライドカバー20を所定の位置に位置決めする機能を
有する構成としている。即ち、リードピンRがスルーホ
ール23を通してベースハウジング10内の端子装着部
(図9参照)まで挿入可能となる第1の位置と、端子装
着部まで挿入したリードピンRを端子40に電気的に接
触させる第2の位置(図15参照)との間においてのみ
スライドカバー20を往復移動可能に規制する機能を有
している。さらに、前記スライド手段30と協力してそ
れら第1の位置と第2の位置にスライド部材を位置決め
する機能を有する。以下にこのストッパー装置50につ
いて詳しく説明する。
【0040】このストッパー装置50は、ベースハウジ
ング10に設けた平面長方形の凹部51と、スライドカ
バー20に設けた同じく平面長方形の凸部52とを含
む。凸部52は、凹部51内に移動可能に収容されてい
てその凸部52の移動範囲が第1の位置と第2の位置と
の間に相当している。凹部51はベースハウジング10
の長さ方向の一端側近くの表面に設けられていている。
凹部51の底面は金属製枠部材2の表面で形成され、一
側の壁面53及び他側の壁面54は絶縁性樹脂3により
形成されている。凸部52の基部55はカム受け部材3
6と共通の部材により固定されている。
【0041】スライド手段30を構成する偏心カム部材
31は回転フリーとなっているが、スライドカバー20
の第1の位置と第2の位置との間のスライド移動の範囲
は偏心カム部材31の180度の回転角に相当してい
る。そして、スライドカバー20が第1の位置又は第2
の位置付近にあるときに凸部52が凹部51の一側の壁
面53又は他側の壁面54に当接して偏心カム部材31
の回転抵抗が生じるように設定されている。
【0042】偏心カム部材31の回転抵抗としては、凸
部52が凹部51の一側の壁面53又は他側の壁面54
に当接してから離間するまでの間において生じ、しか
も、偏心カム部材31が回転可能な強さに設定されてい
る。即ち、この回転抵抗の強さは、偏心カム部材31を
例えばドライバーを用いて手動操作で回転させたときに
明確に判別することができる程度の強さであり、しかも
偏心カム部材31を何回転させてもストッパー装置50
の機能が損なわれない程度の強さとすることが好まし
い。
【0043】より具体的には、凹部51、凸部52、ベ
ースハウジング10、スライドカバー20等の主体を構
成する絶縁性樹脂の弾性を利用して回転抵抗を与える構
成とすることができる。例えば凸部52が凹部51の一
側の壁面53に当接した状態で、それら凸部52及び凹
部51を構成する樹脂が弾性変形することで、偏心カム
部材31に回転抵抗を与えつつ、偏心カム部材31が1
80度以上及び360度以上回転することができるよう
に設定される。
【0044】換言すれば、偏心カム部材31を180度
又は360度回転させたとき、スライドカバー20のス
ライド量が限界に達し、その限界に達する直前で凸部5
2が凹部51の一側の壁面又は他側の壁面に当接するこ
とで回転抵抗を生じさせる。そして、偏心カム部材31
をさらに回転させることで、その回転抵抗を乗り越える
設定とするのである。
【0045】このように設定すれば、凸部52や凹部5
1、あるいは偏心カム部材31やスライドカバー20等
の可動部材の必要以上のオーバーストロークや塑性変形
による損傷等を未然に防止することができる。勿論、こ
のような設定においては、各部材の成形誤差や組合せに
よるがたつき、さらには嵌め合い交差等も初めから考慮
される。
【0046】なお、図7において、符号60はガイド機
構を示している。このガイド機構60は、ストッパー装
置50付近に設けられていて、スライドカバー20のス
ライドをガイドするものである。このガイド機構60
は、ベースハウジング10側に設けた平面長方形の凹所
61と、スライドカバー20側に設けた平面略正方形の
突出部62とにより構成している。凹所61の溝幅と突
出部62の幅はほぼ合致していて、スライドカバー20
の幅方向のがたつきを防止しつつ、スライドカバー20
をその長さ方向にスライド可能に案内する機能を有す
る。
【0047】このような構成のソケット1に、例えば半
導体パッケージ等のPGAパッケージPを搭載する場合
には、まず、図7に示すように操作溝35aを利用して
偏心カム部材31を回転させ、偏心カム部材31と共に
スライドカバー20を第1の位置であるオープン位置に
位置させる。
【0048】このオープン位置は、図8においては凸部
52が凹部51の一側の壁面53に当接し、凸部52や
凹部51を形成する樹脂どうしが僅かに弾性変形した状
態にあるときである。したがって偏心カム部材31には
回転抵抗が生じている。この状態では、凸部52が凹部
51の一側の壁面53に樹脂どうしが互いに弾性変形し
た状態で当接しているため、スライドカバー20はベー
スハウジング10に対してがたつき無くしっかりと位置
決めされる。その結果、スライドカバー20の位置ずれ
等は生じない。
【0049】次に、図8に示すように、PGAパッケー
ジPの各リードピンRがスルーホール23を挿通するよ
うに、そのPGAパッケージPをスライドカバー20の
表面に載せる。このとき、リードピンRは図9に示すよ
うに端子40への装着位置に位置決めされる。
【0050】次に、偏心カム部材31を矢印で示す方向
に回転させる。図10は偏心カム部材31を90度回転
させた状態を示す平面図である。この状態では、凸部5
2は凹部51の中央に位置し、それに伴いリードピンR
も端子40への接続の途中に位置している。
【0051】偏心カム部材31を矢印で示す方向にさら
に回転させて、第2の位置であるロック位置で停止させ
る。図13は偏心カム部材31を180度回転させた状
態を示す平面図である。この状態では、凸部52は凹部
51の他側の壁面54に当接し、それに伴いリードピン
Rもコンタクト片41、41を弾性変形させつつ端子4
0への接続位置まで移動し、端子40に対して電気的に
接続される。また、この状態では、凸部52が凹部51
の他側の壁面54に樹脂どうしが互いに弾性変形した状
態で当接するため、スライドカバー20はベースハウジ
ング10に対してがたつき無くしっかりと位置決めされ
る。その結果、スライドカバー20の位置ずれ等は生じ
ない。
【0052】スライドカバー20の位置ずれが生じない
理由として、次のような作用も挙げることができる。偏
心カム部材31が180度又は360度回転した状態で
は、カム35の部分が図5において左端又は右端に位置
する状態となり、カム35の向きとスライドカバー20
のスライド方向とが直線的に一致する。したがって、こ
の状態では、何らかの理由でスライドカバー20を戻す
方向にスライドさせる力が作用しても、偏心カム部材3
1を回転させる力としては作用しない。その結果、スラ
イドカバー20の位置ずれは生じない。
【0053】PGAパッケージPをソケット1から外す
必要がある場合には、偏心カム部材31をさらに180
度(合計360度)回転させてスライドカバー20を第
1の位置であるオープン位置に戻せば良い。すると、P
GAパッケージPの各リードピンRは各端子40から外
れて図9に示す端子装着位置に復帰し、PGAパッケー
ジPの取り外しが可能になる。
【0054】PGAパッケージPを再度装着する場合に
は、上述と同様に偏心カム部材31を矢印方向に回転さ
せて行う。したがって、偏心カム部材31はこのように
同一方向に1回転以上何回転でも回転させることができ
るため、偏心カム部材31を誤ってねじ切ってしまうと
いった問題もなくなる。勿論、偏心カム部材31はこの
ように回転フリーであるから、矢印方向だけでなく矢印
と反対方向に回転させてPGAパッケージPを搭載する
こともできる。
【0055】本実施の形態では、スライドカバー20の
スライド範囲を第1の位置と第2の位置との間において
のみ移動可能に規制し、かつ第1の位置及び第2の位置
でスライドカバー20を位置決めする機能を有するスト
ッパー装置50を設けているので、スライドカバー20
とベースハウジング10との間に組立誤差や成形誤差等
によるがたつきが生じている場合でも、スライドカバー
20を第1の位置と第2の位置に正確に位置決めするこ
とができる。これにより、自動マウント機による基板実
装時の精度を向上させることができる。
【0056】また、スライド手段30が偏心カム部材3
1により構成されているので、スライドカバー20を第
1の位置と第2の位置との間でスライド移動させる操作
は偏心カム部材31を直接回転させる操作で行うことが
可能になる。したがって、操作が直接的になるので、ス
トッパー装置50と協力してスライドカバー20を目的
位置に位置決めする操作も容易になる。
【0057】また、ベースハウジング10に凹部51
を、スライドカバー20に凸部52を設け、凹部51に
凸部52を収容することで、ストッパー装置50を簡易
な構成で実現し、しかも、ベースハウジング10とスラ
イドカバー20の厚さ寸法に影響を与えないように構成
することができる。また、このように凹部51と凸部5
2でストッパー装置50を構成することで、ストッパー
装置自体の構成を簡易にしかも精度良く構成することが
できる。
【0058】なお、上記実施の形態では、ストッパー装
置50を、偏心カム部材31を主体とするスライド手段
30の近くに設けた例を示したが、ソケット1の側面部
分等の他の離れた位置におけるベースハウジング10と
スライドカバー20との間に設けてもよい。また、スト
ッパー装置50の凹部51、凸部52の形状についても
実施の形態に限定されることなく、平面正方形や多角形
等の他の形状を採用することもできる。さらに、このよ
うなストッパー装置は、必要に応じて一対あるいはそれ
以上設けることもできる。
【0059】また、実施の形態では、ストッパー装置
は、第1の位置と第2の位置の両方で機能する構成とし
たが、スライドカバーの位置ずれ等を防止してリードピ
ンをゼロ挿入力で挿入可能にする点に配慮した場合、少
なくとも第1の位置で位置決め機能を有する構成とする
こともできる。
【0060】また、スライドカバーに凹部を設けベース
ハウジングに凸部を設けてストッパー装置を構成するよ
うにしてもよいが、特にスライドカバーの厚さの関係を
考慮した場合、実施の形態ようにするのが好ましい。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明のピングリッドア
レイパッケージ用ソケットによれば、特別に工夫したス
トッパー装置を設けることによって、スライド部材とベ
ースハウジングとの間に組立誤差や成形誤差等によるが
たつきが生じている場合でも、スライド部材を第1の位
置と第2の位置に正確に位置決めすることができ、これ
により、自動マウント機による基板実装時の精度を向上
させることができる。
【0062】また、本発明は、偏心カム部材の回転角度
をフリーにして、偏心カム部材の回転抵抗により第1の
位置と第2の位置とを判別する考え方を採用すること
で、可動部材のオーバーストロークや損傷等を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るピングリッドアレイ
パッケージ用ソケットの平面図。
【図2】同じくピングリッドアレイパッケージ用ソケッ
トの側面図。
【図3】同じくピングリッドアレイパッケージ用ソケッ
トの背面図。
【図4】同じくピングリッドアレイパッケージ用ソケッ
トの底面図。
【図5】同じくピングリッドアレイパッケージ用ソケッ
トのスライド手段部分の断面図。
【図6】同じくピングリッドアレイパッケージ用ソケッ
トの端子受入空洞部分の断面図。
【図7】同じくピングリッドアレイパッケージ用ソケッ
トのストッパー装置部分の平面図。
【図8】図7のI−I線に沿った断面図。
【図9】同じくピングリッドアレイパッケージ用ソケッ
トの端子に対するリードピンの位置関係を示す平面図。
【図10】同じくピングリッドアレイパッケージ用ソケ
ットの動作説明用のストッパー装置部分の平面図。
【図11】図10のII−II線に沿った断面図。
【図12】同じくピングリッドアレイパッケージ用ソケ
ットの端子に対するリードピンの位置関係を示す平面
図。
【図13】同じくピングリッドアレイパッケージ用ソケ
ットの動作説明用のストッパー装置部分の平面図。
【図14】図13のIII−III線に沿った断面図。
【図15】同じくピングリッドアレイパッケージ用ソケ
ットの端子に対するリードピンの位置関係を示す平面
図。
【符号の説明】
1 ソケット 2 金属製枠部材 3 絶縁性樹脂 10 ベースプレート 11 側面 12 係止突起 13 端子受入空洞 14 仕切り壁 15 端子受入空洞 20 スライドカバー(スライド部材) 21 側板 22 窓孔 23 スルーホール 24 金属板 25 絶縁性樹脂 26 開口 30 スライド手段 31 偏心カム部材 32 回転軸 33 固定リング 34 凹所 35 カム 35a 操作溝 40 端子 41 コンタクト片 42 係合片 45 テイル 50 ストッパー装置 51 凹部 52 凸部 60 ガイド機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピングリッドアレイパッケージのリード
    ピンと電気的に接触可能な複数の端子が格子状に設けら
    れたベースハウジングと、このベースハウジングに沿っ
    てスライド可能に配置され、前記リードピンを挿通可能
    な複数のスルーホールが格子状に設けられたスライド部
    材と、前記リードピンが前記スルーホールを通して前記
    ベースハウジング内の端子装着部まで挿入可能となる第
    1の位置と前記端子装着部まで挿入したリードピンを前
    記端子に電気的に接触させる第2の位置との間でスライ
    ド部材を往復移動させるスライド手段と、前記スライド
    部材のストッパー装置とを備え、 前記ストッパー装置は、前記スライド部材のスライド範
    囲を前記第1の位置と第2の位置との間においてのみ移
    動可能に規制し、かつ第1の位置及び第2の位置の少な
    くとも第1の位置でスライド部材を位置決めする機能を
    有する、ピングリッドアレイパッケージ用ソケット。
  2. 【請求項2】 前記スライド手段は、前記ベースハウジ
    ング及びスライド部材の板面を貫通させて装着した偏心
    カム部材を含み、その偏心カム部材を回転させること
    で、前記スライド部材が前記第1の位置と第2の位置と
    の間でスライドする、請求項1記載のピングリッドアレ
    イパッケージ用ソケット。
  3. 【請求項3】 前記ストッパー装置は、前記ベースハウ
    ジングに設けた凹部と、前記スライド部材に設けた凸部
    とを含み、前記凹部内に前記凸部が移動可能に収容され
    ていてその凸部の移動範囲が前記第1の位置と第2の位
    置との間に相当している、請求項1又は2記載のピング
    リッドアレイパッケージ用ソケット。
  4. 【請求項4】 前記偏心カム部材は1回転以上回転可能
    であり、前記スライド部材の前記第1の位置と第2の位
    置との間のスライド移動の範囲が前記偏心カム部材の1
    80度の回転角に相当し、前記スライド部材が前記第1
    の位置付近にあるときに、前記凸部が凹部の壁面に当接
    して偏心カム部材の回転抵抗が生じるように設定されて
    いる、請求項3に記載のピングリッドアレイパッケージ
    用ソケット。
  5. 【請求項5】 前記偏心カム部材の回転抵抗は、前記凸
    部が前記凹部の壁面に当接してから離間するまでの間に
    おいて生じ、かつ、偏心カム部材が回転可能な強さに設
    定されている、請求項4に記載のピングリッドアレイパ
    ッケージ用ソケット。
  6. 【請求項6】 前記偏心カム部材の回転抵抗は、前記ス
    ライド部材が前記第2の位置付近にあるときにも生じる
    ように設定されている、請求項4又は5記載のピングリ
    ッドアレイパッケージ用ソケット。
JP2000051478A 2000-02-28 2000-02-28 ピングリッドアレイパッケージ用ソケット Pending JP2001250654A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000051478A JP2001250654A (ja) 2000-02-28 2000-02-28 ピングリッドアレイパッケージ用ソケット
US09/790,954 US6464525B2 (en) 2000-02-28 2001-02-22 Overtravel protection for ZIF electrical connector
CNB011108940A CN1203586C (zh) 2000-02-28 2001-02-27 零插入力电连接器的超程防止器
TW090202961U TW488570U (en) 2000-02-28 2001-03-28 Overtravel prevention for zif electrical connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000051478A JP2001250654A (ja) 2000-02-28 2000-02-28 ピングリッドアレイパッケージ用ソケット

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005242987A Division JP4137102B2 (ja) 2005-08-24 2005-08-24 ピングリッドアレイパッケージ用ソケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001250654A true JP2001250654A (ja) 2001-09-14

Family

ID=18573127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000051478A Pending JP2001250654A (ja) 2000-02-28 2000-02-28 ピングリッドアレイパッケージ用ソケット

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6464525B2 (ja)
JP (1) JP2001250654A (ja)
CN (1) CN1203586C (ja)
TW (1) TW488570U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016129219A (ja) * 2014-12-26 2016-07-14 インテル・コーポレーション 複数の電子パッケージを含む電子アセンブリ

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6960095B2 (en) * 2001-04-25 2005-11-01 Molex Incorporated Pin grid array socket with kickback force resisting slide plate
US6616471B2 (en) * 2001-09-21 2003-09-09 Intel Corporation Integrated horizontal cam lever for zero-insertion force (ZIF) socket actuation
TW581330U (en) * 2002-10-18 2004-03-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electrical connector
TW549656U (en) * 2002-11-05 2003-08-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electrical connector
TW549643U (en) * 2002-12-06 2003-08-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electrical connector
TW549635U (en) * 2002-12-20 2003-08-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Strengthened belectrical connector
US7347713B2 (en) 2005-07-20 2008-03-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Alignment system
WO2009038976A2 (en) * 2007-07-04 2009-03-26 Satyajit Patwardhan Widely deployable charging system for vehicles
CN201845926U (zh) * 2010-07-13 2011-05-25 番禺得意精密电子工业有限公司 零插入力电连接器
US8419460B2 (en) * 2011-09-17 2013-04-16 Suyin Electronics (Dongguan) Co., Ltd. Electric connector
US10785871B1 (en) 2018-12-12 2020-09-22 Vlt, Inc. Panel molded electronic assemblies with integral terminals
US10158357B1 (en) 2016-04-05 2018-12-18 Vlt, Inc. Method and apparatus for delivering power to semiconductors
US11336167B1 (en) 2016-04-05 2022-05-17 Vicor Corporation Delivering power to semiconductor loads
US10903734B1 (en) 2016-04-05 2021-01-26 Vicor Corporation Delivering power to semiconductor loads
CN115411574B (zh) * 2022-11-01 2023-02-03 深圳市西点精工技术有限公司 一种阵列端子模块结构及高速背板连接器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW421319U (en) * 1999-04-16 2001-02-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electrical connector
US6071140A (en) * 1999-04-20 2000-06-06 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Socket connector
US6146178A (en) * 1999-09-24 2000-11-14 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Cam mechanism for a zero-insertion-force connector

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016129219A (ja) * 2014-12-26 2016-07-14 インテル・コーポレーション 複数の電子パッケージを含む電子アセンブリ
US9603276B2 (en) 2014-12-26 2017-03-21 Intel Corporation Electronic assembly that includes a plurality of electronic packages

Also Published As

Publication number Publication date
TW488570U (en) 2002-05-21
US6464525B2 (en) 2002-10-15
US20010018285A1 (en) 2001-08-30
CN1203586C (zh) 2005-05-25
CN1311547A (zh) 2001-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001250654A (ja) ピングリッドアレイパッケージ用ソケット
KR100351086B1 (ko) 핀 격자 배열 패키지용 소켓 및 액추에이터
JPS635868B2 (ja)
KR100343081B1 (ko) 핀 격자 어레이 패키지용 소켓 조립체 및 이를 위한 단자
WO2007039950A1 (ja) コネクタ
JP4116217B2 (ja) ピングリッドアレイパッケージ用ソケット
JP4280144B2 (ja) スイッチ付ラッチ
KR20000022915A (ko) Pga 패키지용의 낮은 형상 전기 커넥터 및 단자
US7114978B2 (en) Socket connector having structure for preventing distortion
EP1389898B1 (en) Socket for electrical parts and method of assembling the same
US9105416B2 (en) Push switch
JP4137102B2 (ja) ピングリッドアレイパッケージ用ソケット
EP1070636A2 (en) Fixing structure of room lamp for vehicle
US6814604B2 (en) Socket connector with resiliently engaged actuator mechanism
KR200291690Y1 (ko) 핀 격자 배열 패키지용 소켓
US6174192B1 (en) Card connector
EP0878867B1 (en) Connector used for flexible flat cable
KR100324785B1 (ko) 푸쉬스위치장치
JP3154120B2 (ja) ピングリッドアレイパッケージ用ソケット
JP2005042428A (ja) スイッチ付ラッチ
JP3148860B2 (ja) ピングリッドアレイパッケージ用ソケット
JP2001085130A (ja) ピングリットアレイパッケージ用ソケット
JP2002298998A (ja) 半導体パッケージ用ソケット
JP2005267929A (ja) スイッチ装置
JP2003059605A (ja) ピングリッドアレイパッケージ用ソケット

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051007