JP2001250326A - ディスク記録再生装置及び方法 - Google Patents
ディスク記録再生装置及び方法Info
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- JP2001250326A JP2001250326A JP2000336569A JP2000336569A JP2001250326A JP 2001250326 A JP2001250326 A JP 2001250326A JP 2000336569 A JP2000336569 A JP 2000336569A JP 2000336569 A JP2000336569 A JP 2000336569A JP 2001250326 A JP2001250326 A JP 2001250326A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CD−Rでオーディオ信号を記録する時に記
録結果を全記録の終了まで判断することができなかっ
た。 【解決手段】 オーディオ信号をADC15でディジタ
ル信号に変換してバッファメモリ16に格納する。バッ
ファメモリ16から時間圧縮してデータを読み出してデ
ィスク1に記録する。バッファメモリ16からのデータ
の読み出しを間欠的に行い、ディスク1に対する記録を
間欠的に行う。記録の休期期間に記録済のデータをディ
スク1から倍速以上の速度で再生し、再生バッファメモ
リ19に格納する。再生バッファメモリ19から時間伸
長してデータを読み出し、DAC20でアナログ信号に
変換する。時間伸長して読み出したデータに連続性を持
たせる。再生したアナログ信号をモニタし、記録が満足
できない時にはディスク1に対する記録を中断する。
録結果を全記録の終了まで判断することができなかっ
た。 【解決手段】 オーディオ信号をADC15でディジタ
ル信号に変換してバッファメモリ16に格納する。バッ
ファメモリ16から時間圧縮してデータを読み出してデ
ィスク1に記録する。バッファメモリ16からのデータ
の読み出しを間欠的に行い、ディスク1に対する記録を
間欠的に行う。記録の休期期間に記録済のデータをディ
スク1から倍速以上の速度で再生し、再生バッファメモ
リ19に格納する。再生バッファメモリ19から時間伸
長してデータを読み出し、DAC20でアナログ信号に
変換する。時間伸長して読み出したデータに連続性を持
たせる。再生したアナログ信号をモニタし、記録が満足
できない時にはディスク1に対する記録を中断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ信号の光
学的記録及び再生に好適なディスク記録再生装置及び方
法に関する。
学的記録及び再生に好適なディスク記録再生装置及び方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】個人で手軽にオーディオCDを作成でき
るCD−Rレコーダが、市場に出回っている。
るCD−Rレコーダが、市場に出回っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】周知の通り、CD−R
媒体は追記録型媒体である。それ故、情報記録の途中で
ちょっとでも失敗するとやり直しができない。一旦記録
に失敗すると、もはやその媒体は使えないので、捨てざ
るを得なくなる。従来のCD−R記録装置は記録の同時
モニタ手段を有さないので、記録が終了するまで正常に
記録されたか否かが判らず、記録終了後に記録不良が判
ることがあった。この様な場合において、オーディオ信
号のように記録時間が長い場合には無駄な時間を費すこ
とになり、且つ使用者の精神衛生上も好ましくない。こ
の種の問題を解決するために、記録用ビームと再生用ビ
ームとをディスクに投射し、記録済の情報を直ちに再生
することが考えられる。しかし、記録再生装置が複雑且
つ高価になる。今、CD−R記録再生装置について述べ
たが、これに類似のディスク記録再生装置においても同
様な問題がある。
媒体は追記録型媒体である。それ故、情報記録の途中で
ちょっとでも失敗するとやり直しができない。一旦記録
に失敗すると、もはやその媒体は使えないので、捨てざ
るを得なくなる。従来のCD−R記録装置は記録の同時
モニタ手段を有さないので、記録が終了するまで正常に
記録されたか否かが判らず、記録終了後に記録不良が判
ることがあった。この様な場合において、オーディオ信
号のように記録時間が長い場合には無駄な時間を費すこ
とになり、且つ使用者の精神衛生上も好ましくない。こ
の種の問題を解決するために、記録用ビームと再生用ビ
ームとをディスクに投射し、記録済の情報を直ちに再生
することが考えられる。しかし、記録再生装置が複雑且
つ高価になる。今、CD−R記録再生装置について述べ
たが、これに類似のディスク記録再生装置においても同
様な問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、ディスクに対す
る情報の記録の状態を迅速且つ容易に知ることができる
ディスクの記録再生装置及び方法を提供することにあ
る。
る情報の記録の状態を迅速且つ容易に知ることができる
ディスクの記録再生装置及び方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するための本発明は、デ−タをスパイラル又
は同心円状トラック形態で記録し、再生するための記録
媒体ディスクを回転するディスク回転手段と、前記ディ
スクにデ−タを記録し、再生するための信号変換器と、
前記信号変換器をディスクの半径方向に移動させるため
のヘッド移動手段と、記録用デ−タを供給するためのデ
−タ供給手段と、前記デ−タ供給手段から供給されたデ
−タを格納するための記録用バッファメモリと、前記記
録用バッファメモリに格納されたデ−タの所定量を時間
軸圧縮して間欠的に読み出すための読み出し制御手段
と、前記記録用バッファメモリから間欠的に読み出され
たデ−タに対応する信号を前記信号変換器によって供給
する記録期間と前記記録期間の相互間に前記記録媒体デ
ィスクから前記デ−タを示す信号を前記信号変換器によ
って再生する再生期間とが交互に生じるように前記ディ
スク回転手段、前記信号変換器、及び前記ヘッド移動手
段を制御する制御手段と、前記記録媒体ディスクから再
生されたデ−タを格納するための再生用バッファメモリ
と、前記再生用バッファメモリのデ−タを時間軸伸長し
て読み出すための再生読み出し制御手段と、前記再生用
バッファメモリ読み出されたデ−タを出力する出力手段
とを備えたディスク記録再生装置に係わるものである。
目的を達成するための本発明は、デ−タをスパイラル又
は同心円状トラック形態で記録し、再生するための記録
媒体ディスクを回転するディスク回転手段と、前記ディ
スクにデ−タを記録し、再生するための信号変換器と、
前記信号変換器をディスクの半径方向に移動させるため
のヘッド移動手段と、記録用デ−タを供給するためのデ
−タ供給手段と、前記デ−タ供給手段から供給されたデ
−タを格納するための記録用バッファメモリと、前記記
録用バッファメモリに格納されたデ−タの所定量を時間
軸圧縮して間欠的に読み出すための読み出し制御手段
と、前記記録用バッファメモリから間欠的に読み出され
たデ−タに対応する信号を前記信号変換器によって供給
する記録期間と前記記録期間の相互間に前記記録媒体デ
ィスクから前記デ−タを示す信号を前記信号変換器によ
って再生する再生期間とが交互に生じるように前記ディ
スク回転手段、前記信号変換器、及び前記ヘッド移動手
段を制御する制御手段と、前記記録媒体ディスクから再
生されたデ−タを格納するための再生用バッファメモリ
と、前記再生用バッファメモリのデ−タを時間軸伸長し
て読み出すための再生読み出し制御手段と、前記再生用
バッファメモリ読み出されたデ−タを出力する出力手段
とを備えたディスク記録再生装置に係わるものである。
【0006】なお、請求項2に示すように、アナログ・
ディジタル変換器及びディジタル・アナログ変換器を設
けることが望ましい。また、請求項3に示すように、E
FM(Eight to Fourteen Modulation)変調器(エ
ンコーダ)とEFM復調器(デコーダ)とを設けること
が望ましい。また、請求項4に示すように光学的記録再
生装置とすることが望ましい。また、請求項5に示すよ
うにエラー訂正符号付加手段、エラー訂正手段、及びエ
ラー表示又は記録中断手段を設けることが望ましい。ま
た、請求項6に示すようにアナログ信号を記録再生する
ことができる。
ディジタル変換器及びディジタル・アナログ変換器を設
けることが望ましい。また、請求項3に示すように、E
FM(Eight to Fourteen Modulation)変調器(エ
ンコーダ)とEFM復調器(デコーダ)とを設けること
が望ましい。また、請求項4に示すように光学的記録再
生装置とすることが望ましい。また、請求項5に示すよ
うにエラー訂正符号付加手段、エラー訂正手段、及びエ
ラー表示又は記録中断手段を設けることが望ましい。ま
た、請求項6に示すようにアナログ信号を記録再生する
ことができる。
【0007】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、共通の信号変
換器を使用して記録直後の信号を再生するので記録状態
の良否を容易且つ迅速に知ることが可能になる。また、
請求項2及び6の発明によれば、オーディオ信号のよう
なアナログ信号の記録状態を直ちに知ることができ、記
録を継続するか否かの判断を全記録の完了を待たずに行
うことができる。また、請求項5の発明においても記録
を継続するか否かの判断を全記録の完了を待たずに行う
ことができる。
換器を使用して記録直後の信号を再生するので記録状態
の良否を容易且つ迅速に知ることが可能になる。また、
請求項2及び6の発明によれば、オーディオ信号のよう
なアナログ信号の記録状態を直ちに知ることができ、記
録を継続するか否かの判断を全記録の完了を待たずに行
うことができる。また、請求項5の発明においても記録
を継続するか否かの判断を全記録の完了を待たずに行う
ことができる。
【0008】
【実施形態及び実施例】次に、図1〜図8を参照して本
発明の実施例に係わるディスク記録再生装置を説明す
る。
発明の実施例に係わるディスク記録再生装置を説明す
る。
【0009】図1は、周知のCD−Rから成る記録媒体
ディスク1を使用してオーディオアナログ信号を記録再
生する装置を示すブロック図である。ディスク1は、周
知のアドレス情報としてのウォブル即ち蛇行を伴なって
グルーブ即ち案内溝が予め形成されたものである。グル
ーブは周知のようにスパイラル状トラック形態に形成さ
れている。このディスク1には、記録時にはデータに対
応するように記録ビームがディスク1に断続的に投射さ
れ、光学的に読み取り可能なピットが形成される。記録
ビームの断続の相互間にはグルーブを読み取るための再
生パワーのビームがディスクに投射され、トラッキング
情報及びアドレス情報が得られる。
ディスク1を使用してオーディオアナログ信号を記録再
生する装置を示すブロック図である。ディスク1は、周
知のアドレス情報としてのウォブル即ち蛇行を伴なって
グルーブ即ち案内溝が予め形成されたものである。グル
ーブは周知のようにスパイラル状トラック形態に形成さ
れている。このディスク1には、記録時にはデータに対
応するように記録ビームがディスク1に断続的に投射さ
れ、光学的に読み取り可能なピットが形成される。記録
ビームの断続の相互間にはグルーブを読み取るための再
生パワーのビームがディスクに投射され、トラッキング
情報及びアドレス情報が得られる。
【0010】このディスク記録再生装置は、ディスク回
転モータ2、ターンテーブル3、光学ヘッド4、送りモ
ータ5、ディスクモータサーボ回路6、送りモータ制御
回路7、フォーカスサーボ回路8、トラッキングサーボ
回路9、発光制御回路10、増幅及び演算回路11、ア
ドレス取得回路12、コントローラ13、記録信号入力
端子14、アナログ・ディジタル変換器即ちADC1
5、記録バッファメモリ16、記録信号処理回路17、
再生信号処理回路18、再生バッファメモリ19、ディ
ジタル・アナログ変換器即ちADC20、及び再生出力
端子21を有する。
転モータ2、ターンテーブル3、光学ヘッド4、送りモ
ータ5、ディスクモータサーボ回路6、送りモータ制御
回路7、フォーカスサーボ回路8、トラッキングサーボ
回路9、発光制御回路10、増幅及び演算回路11、ア
ドレス取得回路12、コントローラ13、記録信号入力
端子14、アナログ・ディジタル変換器即ちADC1
5、記録バッファメモリ16、記録信号処理回路17、
再生信号処理回路18、再生バッファメモリ19、ディ
ジタル・アナログ変換器即ちADC20、及び再生出力
端子21を有する。
【0011】ディスク1の回転手段としてモータ2に結
合されたターンテーブル3にはディスク1が交換可能に
装着される。モータ2は、CD(コンパクトディスク)
及びCD−Rの標準回転速度(1倍速)は勿論のこと、
これよりも高い回転速度でディスク1を回転することが
できるように構成されている。このモータ2の速度制御
は、ここに接続されたディスクモータサーボ回路6によ
って行われる。
合されたターンテーブル3にはディスク1が交換可能に
装着される。モータ2は、CD(コンパクトディスク)
及びCD−Rの標準回転速度(1倍速)は勿論のこと、
これよりも高い回転速度でディスク1を回転することが
できるように構成されている。このモータ2の速度制御
は、ここに接続されたディスクモータサーボ回路6によ
って行われる。
【0012】光学式信号変換器としての光学ヘッド4は
一般に光学ピックアップと呼ばれている周知のものであ
り、図2に示すように、レーザ光源22、ビームスプリ
ッタ23、対物レンズ24、光検出器25、フォーカス
アクチュエータ26、トラッキングアクチュエータ27
を含む。レーザ光源22から放射された光ビーム28は
ビームスプリッタ23、対物レンズ24を通ってディス
ク1に投射される。ディスク1における光ビーム28の
反射ビーム29は対物レンズ24、ビームスプリッタ2
3を通って光検出器25で検出される。レーザ光源22
から放射される光ビーム28のパワーは記録モードと再
生モードで切り換えられる。図3に示すようにt1 〜t
5 の記録モード時には、データに対応する光学ピットを
形成する期間(例えばt2 〜t3 )において第1のパワ
ーP1 とし、ピット形成期間の相互間t3 〜t4 で第1
のパワ−P1よりも低い第2のパワーP2 とし、t5 〜
t6 の再生モード時にも第1のパワ−P1よりも低い第
3のパワーP3 とする。なお、第3のパワーP3 は第2
のパワーP2 と同一にすることができる。記録モード中
の第2のパワーP2 の期間は、トラッキングのためのグ
ルーブの読み取り、及びアドレス(ウォブル)の読み取
りに使用される。図3に示すようにレーザ光のパワーの
制御は、図1の発光駆動及び制御回路10で行われる。
一般に光学ピックアップと呼ばれている周知のものであ
り、図2に示すように、レーザ光源22、ビームスプリ
ッタ23、対物レンズ24、光検出器25、フォーカス
アクチュエータ26、トラッキングアクチュエータ27
を含む。レーザ光源22から放射された光ビーム28は
ビームスプリッタ23、対物レンズ24を通ってディス
ク1に投射される。ディスク1における光ビーム28の
反射ビーム29は対物レンズ24、ビームスプリッタ2
3を通って光検出器25で検出される。レーザ光源22
から放射される光ビーム28のパワーは記録モードと再
生モードで切り換えられる。図3に示すようにt1 〜t
5 の記録モード時には、データに対応する光学ピットを
形成する期間(例えばt2 〜t3 )において第1のパワ
ーP1 とし、ピット形成期間の相互間t3 〜t4 で第1
のパワ−P1よりも低い第2のパワーP2 とし、t5 〜
t6 の再生モード時にも第1のパワ−P1よりも低い第
3のパワーP3 とする。なお、第3のパワーP3 は第2
のパワーP2 と同一にすることができる。記録モード中
の第2のパワーP2 の期間は、トラッキングのためのグ
ルーブの読み取り、及びアドレス(ウォブル)の読み取
りに使用される。図3に示すようにレーザ光のパワーの
制御は、図1の発光駆動及び制御回路10で行われる。
【0013】光学ヘッド4はヘッド移動手段又はビーム
位置決め手段としての送りモータ5によってディスク1
の半径方向に送られる。送りモータ5は送りモータ制御
回路7によって制御される。送りモータ制御回路7は、
コントローラ13から与えられるシークデータ及びトラ
ッキングサーボ回路9から与えられた送り制御信号に応
答して送りモータ5を駆動する。
位置決め手段としての送りモータ5によってディスク1
の半径方向に送られる。送りモータ5は送りモータ制御
回路7によって制御される。送りモータ制御回路7は、
コントローラ13から与えられるシークデータ及びトラ
ッキングサーボ回路9から与えられた送り制御信号に応
答して送りモータ5を駆動する。
【0014】光学ヘッド4の光検出器25を構成する周
知の複数のフォトダイオードの出力は増幅及び演算回路
11に送られる。増幅及び演算回路11は複数の増幅器
の他に複数の加算器、複数の減算器を含み、周知の方法
によってデータの再生信号とフォーカス制御信号とトラ
ッキング制御信号とを形成する。
知の複数のフォトダイオードの出力は増幅及び演算回路
11に送られる。増幅及び演算回路11は複数の増幅器
の他に複数の加算器、複数の減算器を含み、周知の方法
によってデータの再生信号とフォーカス制御信号とトラ
ッキング制御信号とを形成する。
【0015】増幅及び演算回路11から得られた光ピッ
ト(データ)に対応した再生信号は再生信号処理回路1
8で処理される。再生信号処理回路18は周知の波形整
形回路(2値化回路)、PLL回路、EFM復調器(デ
コーダ)、エラ−検出及び訂正回路等を含み、リードデ
ータを作成し、これを再生用バッファメモリ19に送
る。
ト(データ)に対応した再生信号は再生信号処理回路1
8で処理される。再生信号処理回路18は周知の波形整
形回路(2値化回路)、PLL回路、EFM復調器(デ
コーダ)、エラ−検出及び訂正回路等を含み、リードデ
ータを作成し、これを再生用バッファメモリ19に送
る。
【0016】フォーカスサーボ回路8は増幅及び演算回
路11から得られたフォーカス制御信号に応答して図2
の対物レンズ24に結合されたム−ビングコイルから成
るフォーカスアクチュエータ26の駆動信号を形成す
る。フォーカスアクチュエータ26はフォ−カスサ−ボ
回路8の出力に応答して対物レンズ24をディスク1の
主面に対して垂直方向に即ちレーザビームの光軸方向に
変位させる。なお、フォーカスサーボ回路8においてフ
ォーカスサーボのオン・オフ制御、及び位相補償特性の
切換制御を行うためにシステムコントローラ13がフォ
ーカスサーボ回路8に接続されている。
路11から得られたフォーカス制御信号に応答して図2
の対物レンズ24に結合されたム−ビングコイルから成
るフォーカスアクチュエータ26の駆動信号を形成す
る。フォーカスアクチュエータ26はフォ−カスサ−ボ
回路8の出力に応答して対物レンズ24をディスク1の
主面に対して垂直方向に即ちレーザビームの光軸方向に
変位させる。なお、フォーカスサーボ回路8においてフ
ォーカスサーボのオン・オフ制御、及び位相補償特性の
切換制御を行うためにシステムコントローラ13がフォ
ーカスサーボ回路8に接続されている。
【0017】トラッキングサーボ回路9は、増幅及び演
算回路11から得られたトラッキング制御信号に応答し
てトラッキングアクチュエータ27の駆動信号を形成す
る。対物レンズ24に結合されたム−ビングコイルから
成るトラッキングアクチュエータ27は、トラッキング
サ−ボ回路9の出力に応答して対物レンズ24をディス
ク1の面方向即ちレーザビームの光軸に直交する方向に
変位させる。なお、トラッキングサーボ回路9において
トラッキングサーボのオン・オフ制御、及び位相補償特
性を切換制御及びレーザビームのジャンピング制御を行
うためにシステムコントローラ13がトラッキングサー
ボ回路9に接続されている。このトラッキングサ−ボ回
路9にコントロ−ラ13から周知のジャンピングパルス
を供給すると、トラッキングアクチュエ−タ27が対物
レンズ24をディスク1の半径方向に変位させ、光ビ‐
ム28もデイスク1の半径方向に変位させ、光ビ−ム2
8を所望トラック上に位置決めする。従って、トラッキ
ングサ−ボ回路9及びトラッキングアクチュエ−タ27
は送りモ−タ制御回路7及び送りモ−タ5と同様にビ−ム
位置決め手段として機能する。
算回路11から得られたトラッキング制御信号に応答し
てトラッキングアクチュエータ27の駆動信号を形成す
る。対物レンズ24に結合されたム−ビングコイルから
成るトラッキングアクチュエータ27は、トラッキング
サ−ボ回路9の出力に応答して対物レンズ24をディス
ク1の面方向即ちレーザビームの光軸に直交する方向に
変位させる。なお、トラッキングサーボ回路9において
トラッキングサーボのオン・オフ制御、及び位相補償特
性を切換制御及びレーザビームのジャンピング制御を行
うためにシステムコントローラ13がトラッキングサー
ボ回路9に接続されている。このトラッキングサ−ボ回
路9にコントロ−ラ13から周知のジャンピングパルス
を供給すると、トラッキングアクチュエ−タ27が対物
レンズ24をディスク1の半径方向に変位させ、光ビ‐
ム28もデイスク1の半径方向に変位させ、光ビ−ム2
8を所望トラック上に位置決めする。従って、トラッキ
ングサ−ボ回路9及びトラッキングアクチュエ−タ27
は送りモ−タ制御回路7及び送りモ−タ5と同様にビ−ム
位置決め手段として機能する。
【0018】アドレス取得回路12は、記録モード時に
おいては増幅及び演算回路11から得られたグルーブの
ウォブル検出成分を復調してトラックのアドレスを検出
し、また再生モード時においてサブコードを復調してア
ドレスを検出してコントローラ13に通知するものであ
る。なお、記録モード時にはアドレス取得回路12の出
力を記録信号処理回路17にも送る。
おいては増幅及び演算回路11から得られたグルーブの
ウォブル検出成分を復調してトラックのアドレスを検出
し、また再生モード時においてサブコードを復調してア
ドレスを検出してコントローラ13に通知するものであ
る。なお、記録モード時にはアドレス取得回路12の出
力を記録信号処理回路17にも送る。
【0019】アナログ入力端子14はオーディオ信号か
ら成る連続的アナログ信号を受け入れるものである。入
力端子14に接続されたADC15はアナログ信号をデ
ィジタル信号に変換するものである。
ら成る連続的アナログ信号を受け入れるものである。入
力端子14に接続されたADC15はアナログ信号をデ
ィジタル信号に変換するものである。
【0020】ADC15に接続された記録用バッファメ
モリ16はADC15から供給されたデータを一時蓄積
し、時間軸圧縮して出力するものである。この圧縮につ
いての詳細は追って説明する。
モリ16はADC15から供給されたデータを一時蓄積
し、時間軸圧縮して出力するものである。この圧縮につ
いての詳細は追って説明する。
【0021】記録信号処理回路17は、データをEFM
変調するためのエンコーダ、及び周知のエラー訂正付加
処理回路及びアドレス取得回路12から供給されるアド
レスデータを周知のサブコード領域に付加する回路を有
する。
変調するためのエンコーダ、及び周知のエラー訂正付加
処理回路及びアドレス取得回路12から供給されるアド
レスデータを周知のサブコード領域に付加する回路を有
する。
【0022】記録信号処理回路17に接続された発光制
御回路10は、記録信号処理回路17から供給された記
録パルスに応答して図3に示すように光ビームのパワー
を制御してレーザダイオードから成る図2のレーザ光源
22に供給し、また、コントローラ13からの指令に従
って再生モードには再生レベルのパワーをレーザ光源2
2に供給するものである。なお、本実施例では記録モー
ドと再生モードとの間に休止期間があるが、この休止期
間においても図3に示すP2 又はP3 の再生パワーを光
源22に供給し、アドレスの読み取り及びトラッキング
制御を可能にする。
御回路10は、記録信号処理回路17から供給された記
録パルスに応答して図3に示すように光ビームのパワー
を制御してレーザダイオードから成る図2のレーザ光源
22に供給し、また、コントローラ13からの指令に従
って再生モードには再生レベルのパワーをレーザ光源2
2に供給するものである。なお、本実施例では記録モー
ドと再生モードとの間に休止期間があるが、この休止期
間においても図3に示すP2 又はP3 の再生パワーを光
源22に供給し、アドレスの読み取り及びトラッキング
制御を可能にする。
【0023】再生信号処理回路18に接続された再生用
バッファメモリ19は、リードデータを時間軸伸長する
ものである。
バッファメモリ19は、リードデータを時間軸伸長する
ものである。
【0024】再生用バッファメモリ19に接続されたA
DCは、リードデータをアナログ信号に変換して出力端
子21に送るものである。出力端子21にはモニタ用の
ヘッドフォン又はスピーカが接続される。
DCは、リードデータをアナログ信号に変換して出力端
子21に送るものである。出力端子21にはモニタ用の
ヘッドフォン又はスピーカが接続される。
【0025】コントローラ13はCPU、ROM、RA
Mを含むマイコン即ちマイクロプロセッサから成り、等
価的に図4に示す記録再生切換制御手段31、記録用メ
モリ状態判定及び制御手段32、再生用メモリ状態判定
及び制御手段33、発光制御手段34、光ビーム位置制
御手段35を含む。なお、コントローラ13は更に、周
知のディスクモータ制御手段、フォーカスサーボ制御手
段等を有するが図4では省略されている。
Mを含むマイコン即ちマイクロプロセッサから成り、等
価的に図4に示す記録再生切換制御手段31、記録用メ
モリ状態判定及び制御手段32、再生用メモリ状態判定
及び制御手段33、発光制御手段34、光ビーム位置制
御手段35を含む。なお、コントローラ13は更に、周
知のディスクモータ制御手段、フォーカスサーボ制御手
段等を有するが図4では省略されている。
【0026】記録再生切換制御手段31はディスク1に
対する情報の記録と再生とを区別するための制御信号を
形成し、記録用メモリ状態判定及び制御手段32、再生
用メモリ状態判定及び制御手段33、発光制御手段34
に送る。記録モードと再生モードとは図5に示すように
間欠的に生じる。即ち、図5(C)は記録モード期間を
示し、t1 〜t2 、t5 〜t6 で記録が実行されてい
る。また、図5(D)は再生モード期間を示し、t3 〜
t4 、t7 〜t8 で再生が実行される。これから明らか
なように再生モードは記録モードの休止期間中に設定さ
れている。
対する情報の記録と再生とを区別するための制御信号を
形成し、記録用メモリ状態判定及び制御手段32、再生
用メモリ状態判定及び制御手段33、発光制御手段34
に送る。記録モードと再生モードとは図5に示すように
間欠的に生じる。即ち、図5(C)は記録モード期間を
示し、t1 〜t2 、t5 〜t6 で記録が実行されてい
る。また、図5(D)は再生モード期間を示し、t3 〜
t4 、t7 〜t8 で再生が実行される。これから明らか
なように再生モードは記録モードの休止期間中に設定さ
れている。
【0027】
【動作】次に、図5のタイミングチャート及び図6〜図
8のフローチャートを参照して図1のディスク記録再生
装置の動作を説明する。まず、入力端子14に図5
(A)に示すように情報A1 、A2 、A3 ・・・A10を
含むアナログ信号を入力させる。このアナログ信号はA
DC15で図5(B)に示すタイミングでディジタル信
号に変換され、メモリ16に順次に書き込まれる。図6
のステップS1 のスタートは、入力端子14に対するア
ナログ信号の供給開始に同期している。
8のフローチャートを参照して図1のディスク記録再生
装置の動作を説明する。まず、入力端子14に図5
(A)に示すように情報A1 、A2 、A3 ・・・A10を
含むアナログ信号を入力させる。このアナログ信号はA
DC15で図5(B)に示すタイミングでディジタル信
号に変換され、メモリ16に順次に書き込まれる。図6
のステップS1 のスタートは、入力端子14に対するア
ナログ信号の供給開始に同期している。
【0028】図6のステップS2 においては、図4の記
録用メモリ状態判定及び制御手段32によって記録用バ
ッファメモリ16に所定量以上のデータが格納されたか
否かが判定される。図5の例では3以上のデータ又はデ
ータブロックが格納されたか否かが判定されている。
録用メモリ状態判定及び制御手段32によって記録用バ
ッファメモリ16に所定量以上のデータが格納されたか
否かが判定される。図5の例では3以上のデータ又はデ
ータブロックが格納されたか否かが判定されている。
【0029】ステップS2 でYESの出力が得られた時
にはステップS3 で記録開始アドレスをコントロ−ラ1
3のマイコンのメモリに格納し、且つこれを記録信号処
理回路17に送り、記録フォーマットのサブコード領域
に書き込む。この記録開始アドレスにはディスク1のA
TIP(Absolute Time In Pregroove)即ちグルーブの
ウォブルで検出された絶対時間を使用する。
にはステップS3 で記録開始アドレスをコントロ−ラ1
3のマイコンのメモリに格納し、且つこれを記録信号処
理回路17に送り、記録フォーマットのサブコード領域
に書き込む。この記録開始アドレスにはディスク1のA
TIP(Absolute Time In Pregroove)即ちグルーブの
ウォブルで検出された絶対時間を使用する。
【0030】次に、ステップS4 に示すように記録を開
始する。この記録は図5(C)に示すように時間圧縮記
録である。即ち、記録用メモリ状態判定及び制御手段3
2の制御によって記録用メモリ16からのデータの読み
出し速度をここでの書き込み速度よりも高め、図5
(B)に示すようにt0 〜t1 で書き込まれた情報A1
、A2 、A3 をt0 〜t1 よりも大幅に短いt1 〜t2
において情報A1 、A2 、A3 を有するデータブロッ
ク即ちフレームをメモリ16から読み出し、これにサブ
コ−ド領域のデ−タを付加してディスク1に書き込む。
t1 〜t2 の記録モードには、発光制御回路10を図3
のt1 〜t5 期間に示すように制御し、トラッキング制
御とアドレスの取得を伴いながら記録を進める。このデ
ィスク1に対するデ−タブロックの記録時には、メモリ
16からのデ−タの読み出し速度を高めたことに対応さ
せてディスク1の回転速度、即ちディスク1における走
査速度(CLV速度)を高める。即ち、一定線速度(C
LV)方式の走査速度を高めるようにディスク1の回転
速度及び光ビ−ムの送り速度を高める。これにより、デ
ィスク1上には通常の記録即ち標準的なCD形式の記録
が形成される。記録モードの期間を決めるために図6の
ステップS5 でメモリ16のデ−タ量が所定量以下か否
かを判定する。ここでYESの出力が得られた時には図
7のステップS6 に移り、記録終了アドレスをコントロ
ーラ13のマイコンのメモリに格納し、次のステップS
7 で記録を終了させる。
始する。この記録は図5(C)に示すように時間圧縮記
録である。即ち、記録用メモリ状態判定及び制御手段3
2の制御によって記録用メモリ16からのデータの読み
出し速度をここでの書き込み速度よりも高め、図5
(B)に示すようにt0 〜t1 で書き込まれた情報A1
、A2 、A3 をt0 〜t1 よりも大幅に短いt1 〜t2
において情報A1 、A2 、A3 を有するデータブロッ
ク即ちフレームをメモリ16から読み出し、これにサブ
コ−ド領域のデ−タを付加してディスク1に書き込む。
t1 〜t2 の記録モードには、発光制御回路10を図3
のt1 〜t5 期間に示すように制御し、トラッキング制
御とアドレスの取得を伴いながら記録を進める。このデ
ィスク1に対するデ−タブロックの記録時には、メモリ
16からのデ−タの読み出し速度を高めたことに対応さ
せてディスク1の回転速度、即ちディスク1における走
査速度(CLV速度)を高める。即ち、一定線速度(C
LV)方式の走査速度を高めるようにディスク1の回転
速度及び光ビ−ムの送り速度を高める。これにより、デ
ィスク1上には通常の記録即ち標準的なCD形式の記録
が形成される。記録モードの期間を決めるために図6の
ステップS5 でメモリ16のデ−タ量が所定量以下か否
かを判定する。ここでYESの出力が得られた時には図
7のステップS6 に移り、記録終了アドレスをコントロ
ーラ13のマイコンのメモリに格納し、次のステップS
7 で記録を終了させる。
【0031】次に、情報A1 、A2 、A3 の再生の準備
のためにステップS8 に示すように光ビームを記録開始
位置アドレスに位置決めする。即ち、図5のt1 時点で
格納したディスク1のアドレスに光ビームを位置決めす
る。
のためにステップS8 に示すように光ビームを記録開始
位置アドレスに位置決めする。即ち、図5のt1 時点で
格納したディスク1のアドレスに光ビームを位置決めす
る。
【0032】次に、図7のステップS9 に示すように、
再生用バッファメモリ19の空き容量が十分か否かを判
定する。即ち、再生用メモリ状態判定及び制御手段33
によって図5(C)のt1 〜t2 のディスク上のデータ
を再生バッファメモリ19に格納できるか否かを判定す
る。これにより、再生の中断又は乱れを防ぐことができ
る。この判定結果がYESの場合には次のステップS10
で再生を開始する。この再生は図5(D)に示すように
記録モードの相互間のt3 〜t4 で実行される。即ち、
この再生は光学ヘッド4から情報A1 、A2 、A3 が時
間圧縮された状態で得られるようにディスクモータ2を
回転して実行される。この再生モードのディスク1にお
ける走査速度は、記録時の走査速度と同一であって例え
ばCD又はCD−Rの標準の走査速度の数倍〜数十倍に
設定される。
再生用バッファメモリ19の空き容量が十分か否かを判
定する。即ち、再生用メモリ状態判定及び制御手段33
によって図5(C)のt1 〜t2 のディスク上のデータ
を再生バッファメモリ19に格納できるか否かを判定す
る。これにより、再生の中断又は乱れを防ぐことができ
る。この判定結果がYESの場合には次のステップS10
で再生を開始する。この再生は図5(D)に示すように
記録モードの相互間のt3 〜t4 で実行される。即ち、
この再生は光学ヘッド4から情報A1 、A2 、A3 が時
間圧縮された状態で得られるようにディスクモータ2を
回転して実行される。この再生モードのディスク1にお
ける走査速度は、記録時の走査速度と同一であって例え
ばCD又はCD−Rの標準の走査速度の数倍〜数十倍に
設定される。
【0033】図7のステップS10で再生を開始したら、
図8のステップS11に示すように再生データの中に訂正
不可能なエラーがあるか否かをEFMフレーム毎に判定
する。もし、訂正不可能なエラーが有ることを示すYE
Sの出力が発生したら、次のステップS12でこのエラー
をコントローラ13に報告し、記録を中断する。もし、
ディスク記録再生装置がパソコン又は独立の表示装置に
接続されている場合には、エラーの結果をパソコンに通
知し、パソコンで表示するか、独立の表示装置で表示す
る。
図8のステップS11に示すように再生データの中に訂正
不可能なエラーがあるか否かをEFMフレーム毎に判定
する。もし、訂正不可能なエラーが有ることを示すYE
Sの出力が発生したら、次のステップS12でこのエラー
をコントローラ13に報告し、記録を中断する。もし、
ディスク記録再生装置がパソコン又は独立の表示装置に
接続されている場合には、エラーの結果をパソコンに通
知し、パソコンで表示するか、独立の表示装置で表示す
る。
【0034】ステップS11でエラーが無いことを示すN
Oの出力が得られたら、次のステップS13で記録終了ア
ドレスに来たか否かを判定する。ステップS13の記録終
了アドレスとはステップS6 の記録終了アドレスのこと
であり、図5のt2 時点でマイコンのメモリに格納した
ものである。ステップS13の出力がYESの時にはステ
ップS14で再生を終了させ、図6のステップS2 に戻
る。このステップS14の再生終了は例えば図5のt4 時
点である。t3 〜t4 期間にディスク1から再生された
データは既に説明したように時間軸伸長して出力され
る。
Oの出力が得られたら、次のステップS13で記録終了ア
ドレスに来たか否かを判定する。ステップS13の記録終
了アドレスとはステップS6 の記録終了アドレスのこと
であり、図5のt2 時点でマイコンのメモリに格納した
ものである。ステップS13の出力がYESの時にはステ
ップS14で再生を終了させ、図6のステップS2 に戻
る。このステップS14の再生終了は例えば図5のt4 時
点である。t3 〜t4 期間にディスク1から再生された
データは既に説明したように時間軸伸長して出力され
る。
【0035】再生された情報A1 、A2 、A3 は信号処
理が施された後に図5(E)に示すように再生用バッフ
ァメモリ19に順次に格納される。メモリ19に格納さ
れたリードデータ即ち情報は時間軸伸長して読み出さ
れ、ADC15において図5(F)に示すタイミングで
AD変換される。図5(F)のアナログ信号は図5
(A)のアナログ信号を復元したものに相当する。
理が施された後に図5(E)に示すように再生用バッフ
ァメモリ19に順次に格納される。メモリ19に格納さ
れたリードデータ即ち情報は時間軸伸長して読み出さ
れ、ADC15において図5(F)に示すタイミングで
AD変換される。図5(F)のアナログ信号は図5
(A)のアナログ信号を復元したものに相当する。
【0036】図5のt4 でディスク1における所定量の
データの再生が終了したら、t5 〜t6 期間で次の記録
を実行する。次の記録において図6のステップS3 にお
いては記録開始アドレスとして情報A4 の記録領域の始
まりのアドレス即ち情報A3の記録領域の終りのアドレ
スがメモリに格納される。記録時間は所定の時間間隔を
有して間欠的に配置されるが、ディスクのトラック上に
はデ−タが連続的に記録される。
データの再生が終了したら、t5 〜t6 期間で次の記録
を実行する。次の記録において図6のステップS3 にお
いては記録開始アドレスとして情報A4 の記録領域の始
まりのアドレス即ち情報A3の記録領域の終りのアドレ
スがメモリに格納される。記録時間は所定の時間間隔を
有して間欠的に配置されるが、ディスクのトラック上に
はデ−タが連続的に記録される。
【0037】上述のようにディスク1におけるデータの
記録及び再生は間欠的に行われているが、図5(F)に
示すようにアナログ出力端子21からは連続したアナロ
グ信号即ちオーディオ信号が得られる。従って、使用者
が出力端子21のオーディオ信号のモニタによって記録
状態に不満足の場合には記録を中断することができる。
これにより無駄な記録の継続を防ぐことができる。な
お、間欠的記録及び再生におけるデータの連続性を確保
するために、1回の記録及び再生を98EFMフレーム
及びこの整数倍で行い、且つ中断点即ち開始及び終了点
を最も周期の長い記録ピットパターンを含んでいる領
域、即ちフレームを認識させるために設けられている1
1Tのフレーム同期パターンのピットのない部分とす
る。上記の同期パターンとは周知のCDのフレームフォ
ーマットの最初の部分に配置される11ビットの時間長
を有する高レベル期間と11ビットの時間長を有する低
レベル期間と2ビットの時間長を有する高レベル期間と
から成るものである。
記録及び再生は間欠的に行われているが、図5(F)に
示すようにアナログ出力端子21からは連続したアナロ
グ信号即ちオーディオ信号が得られる。従って、使用者
が出力端子21のオーディオ信号のモニタによって記録
状態に不満足の場合には記録を中断することができる。
これにより無駄な記録の継続を防ぐことができる。な
お、間欠的記録及び再生におけるデータの連続性を確保
するために、1回の記録及び再生を98EFMフレーム
及びこの整数倍で行い、且つ中断点即ち開始及び終了点
を最も周期の長い記録ピットパターンを含んでいる領
域、即ちフレームを認識させるために設けられている1
1Tのフレーム同期パターンのピットのない部分とす
る。上記の同期パターンとは周知のCDのフレームフォ
ーマットの最初の部分に配置される11ビットの時間長
を有する高レベル期間と11ビットの時間長を有する低
レベル期間と2ビットの時間長を有する高レベル期間と
から成るものである。
【0038】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでは
なく、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 光磁気記録再生装置にも本発明を適用すること
ができる。 (2) ADC15以外のディジタル信号供給装置から
記録用バッファメモリ16にディジタル信号を入力させ
ることができる。また、再生用バァファメモリ19から
DAC20以外のディジタル装置にディジタル信号を供
給することができる。 (3) ディスク1における記録トラック形態を同心円
状にすることができる。
なく、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 光磁気記録再生装置にも本発明を適用すること
ができる。 (2) ADC15以外のディジタル信号供給装置から
記録用バッファメモリ16にディジタル信号を入力させ
ることができる。また、再生用バァファメモリ19から
DAC20以外のディジタル装置にディジタル信号を供
給することができる。 (3) ディスク1における記録トラック形態を同心円
状にすることができる。
【図1】本発明の実施例のディスク記録再生装置を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】図1の光学ヘッドを示すブロック図である。
【図3】レーザ光源のパワーを示す波形図である。
【図4】図1のコントローラを等価的に示すブロック図
である。
である。
【図5】記録再生の各ステップの状態を時間の経過に沿
って説明的に示す図である。
って説明的に示す図である。
【図6】記録再生の動作の流れを示す図である。
【図7】図6に続く動作の流れを示す図である。
【図8】図7に続く動作の流れを示す図である。
1 CD−Rディスク 2 モータ 4 光学ヘッド 13 コントローラ 14 アナログ信号入力端子 16 記録用バッファメモリ 19 再生用バッファメモリ 21 アナログ信号出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 572 G11B 20/18 572C 572F 574 574D
Claims (6)
- 【請求項1】 デ−タをスパイラル又は同心円状トラッ
ク形態で記録し、再生するための記録媒体ディスクを回
転するディスク回転手段と、 前記ディスクにデ−タを記録し、再生するための信号変
換器と、 前記信号変換器をディスクの半径方向に移動させるため
のヘッド移動手段と、記録用デ−タを供給するためのデ
−タ供給手段と、 前記デ−タ供給手段から供給されたデ−タを格納するた
めの記録用バッファメモリと、 前記記録用バッファメモリに格納されたデ−タの所定量
を時間軸圧縮して間欠的に読み出すための読み出し制御
手段と、 前記記録用バッファメモリから間欠的に読み出されたデ
−タに対応する信号を前記信号変換器に供給する記録期
間と前記記録期間の相互間に前記記録媒体ディスクから
前記デ−タを示す信号を前記信号変換器によって再生す
る再生期間とが交互に生じるように前記ディスク回転手
段、前記信号変換器、及び前記ヘッド移動手段を制御す
る制御手段と、 前記記録媒体ディスクから再生されたデ−タを格納する
ための再生用バッファメモリと、 前記再生用バッファメモリのデ−タを時間軸伸長して読
み出すための再生読み出し制御手段と、 前記再生用バッファメモリ読み出されたデ−タを出力す
る出力手段とを備えたディスク記録再生装置。 - 【請求項2】 前記デ−タ供給手段はアナログ信号をデ
ィジタル信号に変換する変換器を有し、前記出力手段は
ディジタルデ−タをアナログ信号に変換する変換器を有
していることを特徴とする請求項1記載のディスク記録
再生装置。 - 【請求項3】 更に、前記記録用バッファメモリと前記
信号変換器との間にEFM変換器を有し、前記信号変換
器と前記再生用バッファメモリとの間にEFM復調器を
有することを特徴とする請求項1又は2記載のディスク
記録再生装置。 - 【請求項4】 前記信号変換器は、前記デ−タに対応す
る信号を光学的に記録媒体ディスクに記録し、前記ディ
スクに記録された信号を光学的に再生する光学ヘッドで
あることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
のディスク記録再生装置。 - 【請求項5】 更に、記録データにエラー訂正符号を付
加する手段と、再生データのエラーを前記エラー訂正符
号に基づいて訂正するエラー訂正手段と、前記エラー訂
正手段で訂正が不可能なエラーの有無を判定する手段
と、前記判定する手段から訂正不可能なエラーがあるこ
とを示す出力が得られた時にこれを表示するか又は記録
を中断する手段を有していることを特徴とする請求項1
乃至4のいずれかに記載のディスク記録再生装置。 - 【請求項6】 デ−タの記録及び再生が可能な信号変換
器を使用して記録媒体ディスクにデ−タを記録し再生す
る方法であって、 アナログ信号をディジタル信号に変換するステップと、 前記ディジタル信号を記録用バッファメモリに格納する
ステップと、 前記記録用バッファメモリに格納されたディジタル信号
の所定量を時間軸圧縮して間欠的に読み出すステップ
と、 圧縮されたディジタル信号に対応する信号を前記信号変
換器に間欠的に供給して記録媒体ディスクに記録するス
テップと、 間欠的記録のために生じた記録休止期間中に前記記録媒
体ディスクの記録済の信号を再生して記録信号に対応し
た再生データを得るステップと、 前記再生デ−タを再生用バッファメモリに格納するステ
ップと、 前記再生用バッファメモリから再生デ−タを時間軸伸長
して読み出すステップと、 前記時間軸伸長されたデ−タブロックをアナログ信号に
変換するステップとを有することを特徴とするアナログ
信号記録再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000336569A JP2001250326A (ja) | 1999-12-28 | 2000-11-02 | ディスク記録再生装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37318399 | 1999-12-28 | ||
JP11-373183 | 1999-12-28 | ||
JP2000336569A JP2001250326A (ja) | 1999-12-28 | 2000-11-02 | ディスク記録再生装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001250326A true JP2001250326A (ja) | 2001-09-14 |
Family
ID=26582473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000336569A Pending JP2001250326A (ja) | 1999-12-28 | 2000-11-02 | ディスク記録再生装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001250326A (ja) |
-
2000
- 2000-11-02 JP JP2000336569A patent/JP2001250326A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060222 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060621 |