JP2001249598A - 事務用電子機器とその温度履歴検出手段及び温度履歴検出方法 - Google Patents
事務用電子機器とその温度履歴検出手段及び温度履歴検出方法Info
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Abstract
把握し、再利用時の使用可否の選別を短時間で正確に行
う。 【解決手段】 再利用対象でありトナー補給のため交換
が頻繁であるプロセスカートリッジを再利用する場合、
分解の工数が少ない方が作業効率上好ましい。保証温度
以上の環境の温度によりトナーが凝集してタンク内壁に
溶着して、トナーの確認や除去することは工数を要する
作業である。ニュートナータンク35と廃トナータンク
37、それら近傍に温度履歴検出手段を設け、プロセス
カートリッジが回収されるまでの保管、運搬における温
度履歴を検出する。温度履歴の検出によりプロセスカー
トリッジのトナー凝集によるタンク内壁へ溶着の有無
や、残存するトナーの劣化を分解することなく確認する
ことができ、再利用処理を行うための選別処理を効率的
に行うことができる。
Description
置,複写装置,プリンタ装置などの事務用電子機器に係
り、特にその再利用処理を効率よく行うため、回収され
る対象の機器や部品における温度履歴を検出する事務用
電子機器とその温度履歴検出手段及び温度履歴検出方法
に関するものである。
ー、リサイクル等が見直され流通されるあらゆる商品に
適応されており、特に企業などで用いられる事務用の機
器、用品等その消費量が膨大であることから、再利用を
することが注目されている。
に際して、回収されるため運搬,保管などの各工程があ
り、各工程において特定の作業が行われているが、再利
用(リサイクル)対象である機器や着脱自在な部品に対
して正確な温度管理が行われているとはいえない。これ
らの機器や部品は、使用者にしてみれば交換してしまっ
た廃棄物であり通常業務では再度使用することがなく、
たとえ再利用するためであっても回収されるまでの取り
扱いにおいては、現在使用している装置や交換前の部品
に比べて粗雑な扱いとなっている。
は、回収される対象品がどのような環境を経て戻ってき
たかを知ることは、回収された対象品を選別する上で非
常に重要な情報となる。この情報により再利用の可不可
の判断、再利用の処理工程の選択等を効率よく行うこと
ができる。
率的なリサイクルを目的とした、特開平9−12024
9号公報には、プロセスカートリッジのリサイクル情報
を記録する記録情報媒体を有するプロセスカートリッジ
によって、記録された個々の情報に基づいて効率的なリ
サイクル処理や、的確なリサイクル処理の判断を行うこ
とができ、またプロセスカートリッジのリサイクル処理
に応じた安定した稼働を行わせることが記載されてい
る。
特開平9−120249号公報においては、リサイクル
対象のプロセスカートリッジのリサイクル情報を記録す
る情報記録媒体と、情報記録媒体に接続する接続手段
と、リサイクル情報を検知する検知手段、および電源を
有することが必要であり非常に大がかりな構成となって
いる。
管、運搬の工程においては、対象品に対して正確な温度
管理がなされているとは言い切れないし、また再利用対
象となっている機器や着脱自在な部品の中には、その機
能を保証するために保証温度が設けられているものもあ
る。例えば、画像形成処理に用いられるトナーにおいて
は保証温度が約40〜45℃程度であり、この保証温度
の範囲では真夏に回収される場合に、保管や運搬の工程
において、保証温度を超えないという保証はなく、温度
が高くなればトナーが凝集(溶融)する可能性がある。
再利用する場合、内部に熱によって凝集したトナーがあ
るかどうかの確認が必須になる。また、それを確認する
ためには、ケースを分解するしかなく、工数が増えると
ともに熱溶着されていたケースであれば破壊しなければ
確認できず、再利用することが不可能になってしまうと
いう問題があった。
ことに指向するものであり、簡単な構成で回収される対
象品の温度履歴を把握し、再利用時の使用可否の選別を
短時間で正確に行うことを可能とした事務用電子機器と
その温度履歴検出手段及び温度履歴検出方法を提供する
ことを目的とする。
に、本発明の事務用電子機器とその温度履歴検出手段及
び温度履歴検出方法における請求項1または2に係る発
明の事務用電子機器は、ファクシミリ装置、複写装置、
プリンタ装置等の事務用電子機器において、事務用電子
機器の再利用対象として回収される機器に対し、目視可
能な位置に温度履歴検出手段を設け、回収される機器の
温度履歴を検出可能としたこと、または、事務用電子機
器における再利用対象として回収される着脱自在な部品
に対し、目視可能な位置に温度履歴検出手段を設け、回
収される着脱自在な部品の温度履歴を検出可能とした構
成によって、再利用対象として回収される機器や着脱自
在な部品の温度履歴検出をすることができ、再利用の可
否や選別を短時間で行うことができる。
たは2の事務用電子機器において、前記温度履歴検出手
段を、事務用電子機器内あるいは着脱自在な部品の特に
温度履歴検出を必要とする位置で、かつ事務用電子機器
の稼働の際に装置内の昇温による影響を受けない位置に
設けるこの構成によって、回収される機器や着脱自在な
部品において温度履歴検出を必要とする部位の温度履歴
を検出することができ、再利用の可否や選別を短時間で
行うことができる。
2の事務用電子機器において、前記着脱自在な部品を、
事務用電子機器における画像形成処理を行うプロセスカ
ートリッジとしたこと、また事務用電子機器におけるト
ナー収容部としたこと、さらに前記トナー収容部を、画
像形成処理における現像に用いられる新規トナーを格納
するニュートナータンク、画像形成処理に用いられた廃
トナーを格納する廃トナータンクとした構成によって、
回収されるプロセスカートリッジやニュートナータンク
や廃トナータンク等のトナー収容部における温度履歴を
必要とするトナーに関して温度履歴を検出することがで
き、再利用の可否や選別を短時間で行うことができる。
項2の事務用電子機器において、前記着脱自在な部品で
あるトナー収容部を形成する筐体の一部に、トナー収容
部の外側から目視可能な透明部材により形成される窓を
介して内側に温度履歴検出手段を設けたこと、また筐体
の一部に形成された透明部材の窓を、トナー収容部へト
ナーを充填するために用いるトナー注入口あるいはトナ
ーを取り出すために用いるトナー排出口と兼ねたこの構
成によって、温度履歴の検出を必要とするトナーの最も
近くで確認することができ、さらにトナー注入口やトナ
ー排出口と兼ねることで筐体に新たな加工をすることな
く正確な温度履歴を検出することができる。
請求項2の事務用電子機器において、前記着脱自在な部
品を、事務用電子機器における画像形成処理に用いられ
潜像を形成する感光体としたこと、また感光体上の不要
トナーを取り除くクリーニング部のクリーニング対象領
域以外の位置に温度履歴検出手段を設けたこの構成によ
って、回収される感光体やその近傍の部品も含めて温度
履歴を検出でき、目視可能で他の部材からの影響のない
位置に設けることで確実な検出をすることができる。
請求項2の事務用電子機器において、前記着脱自在な部
品を、事務用電子機器における機器制御用や付加機能追
加用の電気部品が実装されたプリント基板としたこと、
またプリント基板の表裏面上のいずれか一方の面に温度
履歴検出手段を設けたこの構成によって、回収されるプ
リント基板に実装される電気部品等の部材の温度履歴を
検出することができる。
出手段は、ファクシミリ装置、複写装置、プリンタ装置
等の事務用電子機器の温度履歴の検出に用いられる温度
履歴検出手段であって、前記事務用電子機器の再利用対
象として回収される機器あるいは着脱自在な部品の目視
可能な位置で、かつ温度履歴検出を必要とする位置に配
置され、示温材からなる構成によって、温度履歴検出手
段を簡単な構成により再利用対象として回収される機器
あるいは着脱自在な部品の温度履歴の検出をすることが
できる。
請求項14の温度履歴検出手段において、前記示温材に
おける変化を熱不可逆性としたこと、また示温材を目視
可能な位置に貼付されるラベルに形成し、予め定められ
た検出対象温度となったことを表示させること、また示
温材を目視可能な位置に塗布して形成し、予め定められ
た検出対象温度となったことを表示させるこの構成によ
って、特定の温度となった温度履歴表示が消えることな
く、検出対象に貼付や塗布することで温度履歴を一目し
て把握することができる。
4の温度履歴検出手段において、前記温度履歴表示とし
て、予め定められた数種類の検出対象温度となったこと
を各温度毎に表示させる構成によって、温度履歴の検出
対象となる予め定めた温度となった複数の検出温度を検
出することで、再利用処理の選択をより細かく選別する
ことができる。
請求項14の温度履歴検出手段において、前記温度履歴
表示として、予め定められた検出対象温度となったと
き、絵柄,文字,数字,記号等による表示を行わせるこ
と、また予め定められた検出対象温度となったとき、バ
ーコード表示を行わせる構成によって、特定の温度とな
ったとき表示される温度履歴の視認性を高めることがで
き、また読取装置による読み取りを行うこともできる。
は、請求項14の温度検出手段において、温度履歴の検
出対象に必要な温度履歴を検出することができる。
歴検出方法は、ファクシミリ装置、複写装置、プリンタ
装置等の事務用電子機器の再利用対象として回収される
機器の温度履歴を検出する温度履歴検出方法であって、
回収される機器を梱包する箱に設けた示温材からなる温
度履歴検出手段により、再利用処理を選択するため回収
されるまでの温度履歴を検出すること、または、再利用
対象として回収される着脱自在な部品の温度履歴を検出
する温度履歴検出方法であって、回収される着脱自在な
部品を梱包する箱に設けた示温材からなる温度履歴検出
手段により、再利用処理を選択するため回収されるまで
の温度履歴を検出するこの構成によって、再利用対象の
回収される機器または着脱自在な部品に温度履歴検出手
段を備えていなくとも、その温度履歴を検出することが
できる。
求項24または25の温度履歴検出方法において、前記
温度履歴検出手段を、梱包する箱の内側に設けること、
着脱自在な部品を包装する袋の外側あるいは内側に設け
たこの構成によって、温度履歴の検出対象の回収される
機器や着脱自在な部品のより正確な温度履歴を検出する
ことができる。
履歴検出手段を設けた事務用電子機器において、回収さ
れる機器や着脱自在な部品の前記温度履歴検出手段に表
示された温度履歴表示を読取装置により読み取ること
で、再利用処理を選択するための温度履歴を検出する構
成によって、再利用処理の選別を自動的に行うことがで
き、再利用の可否や選別を短時間に正確に行うことがで
きる。
ける実施の形態を詳細に説明する。ここで、事務用電子
機器としてファクシミリ装置を例とする。
めのファクシミリ装置の概略構成を示す断面図であり、
図1において、1は装置本体、2は装置本体1の上部に
配置される原稿読取部、3は装置本体1下部の電子写真
方式の画像形成部である。
セットされた複数枚の原稿Dをピックアップローラ6に
より、フィードローラ7とリバースローラ8からなる原
稿分離搬送手段へ送る。フィードローラ7とリバースロ
ーラ8とによって原稿Dは、1枚ずつ分離搬送され、さ
らに搬送ローラ9,10により原稿読取センサ12に搬
送されて、所定の読取位置で原稿情報が読み取られる。
原稿読取センサ12を通過した原稿は、搬送ローラ11
と排紙ローラ13によって、原稿スタックトレー14へ
排出される。
成部材とする電子写真方式の構成が採用されており、感
光体15の周囲に帯電チャージャ16,現像器17,転
写ローラ18,感光体クリーニング器19が配設されて
いる。さらに感光体15は、レーザ光学系20により画
像データを受けて出射されたレーザ光Lにより露光され
る。
された記録紙Pを給紙コロ22によってピックアップ
し、給紙搬送ローラ23によりレジストローラ24へ搬
送する。レジストローラ24は、記録紙Pを、レーザ光
Lにより露光された後に現像器17においてトナーの付
着により顕像化された感光体15と転写ローラ18間の
ニップ部Nへタイミングをとって搬送する。転写ローラ
18によって感光体15の表面のトナー像が記録紙に転
写される。その後、記録紙Pを加圧定着ローラ25と加
熱定着ローラ26からなる定着手段に送り、定着手段に
よりトナー像の記録紙Pに対する定着を行った後、記録
紙Pを排紙ローラ27によって排紙トレイ28に排出す
る。
一連の動作、およびファクシミリ送受信の制御は、集積
回路,バッテリーなどの電気部品が搭載されているメイ
ンボード29の電気的制御系により行われる。
装置本体1を構成する各部材にあっては、正常な稼働を
行うため温度保証が定められたものがある。特に再利用
を行うためには、回収される機器や着脱自在な部品毎に
おいて可能か否かの判断をすることが必要である。
部材として、例えば、感光体15、あるいはトナーが収
容される現像器17、感光体クリーニング器19等にお
いて、ある温度以上の熱が加わると経時的に劣化を生じ
る。これらを再利用する場合に各部品の温度保証に応じ
た、温度履歴を把握して再利用の可否を判断する。
ボード29の集積回路およびバッテリーにおいてもある
温度以上の熱により経時的劣化が生じる。このため、メ
インボード29を再利用するには、集積回路およびバッ
テリーの温度履歴を把握して、それらの電気部品の温度
保証に応じて再利用が可能か否かを判断する。
務用電子機器の再利用対象として回収されるファクシミ
リ装置やその着脱自在な部品に温度履歴検出手段を設け
る。この回収されるファクシミリ装置に設ける温度履歴
検出手段の位置として、通常の装置稼働中にあっては装
置内の昇温を考慮してファン等による冷却手段が働いて
いることから、発熱部分の近傍を避けた比較的一定温で
あり、かつ温度履歴検出が必要な部分が好ましく、さら
には再利用の処理向上の観点から視認性の良い方が好ま
しい。
を図る対象となる着脱自在な部品の例としては、ユニッ
ト化されたプロセスカートリッジ、トナーが収容される
現像器17のニュートナータンクや感光体クリーニング
器19の廃トナータンク等のトナー収容部、画像形成部
3の主構成部材である感光体15、および装置本体1を
制御するメインボード29のプリント基板などがある。
したファクシミリ装置に設けられる温度履歴検出手段の
位置として好適である条件に準拠し、装着される部品上
の位置に温度履歴検出手段を配置することが望ましい。
とにより、回収されるまでのファクシミリ装置や着脱自
在な部品において、再利用を行うため保管,運搬時にお
いてその温度履歴を検出することができ、その後の選別
処理等の処理効率を向上させることができる。
して画像形成部3に採用される電子写真方式のユニット
化されたプロセスカートリッジを一例に説明する。
カートリッジの構成例を示す断面図である。図2に示す
ようにプロセスカートリッジは、感光体30に所定の電
荷を加える帯電ローラ31と、感光体30の表面に静電
潜像を形成するレーザ光Lを通過させるための通路32
と、潜像に対して所定のバイアスによりトナーを付着さ
せ可視像とする現像ローラ33と、現像ローラ33によ
りトナー現像に使用されるトナーを攪拌するアジテータ
34と、新規トナーを貯蔵しておくニュートナータンク
35と、転写後に感光体30に残留したトナーを除去,
回収するためのクリーニングブレード36と、クリーニ
ングブレード36により回収されたトナーを貯蔵する廃
トナータンク37などから構成されている。
ーを補給のため交換されることが頻繁であると考えられ
るのがプロセスカートリッジである。前記構成のプロセ
スカートリッジを再利用する場合、分解の工数が少ない
方が作業効率上好ましい。例えば、処理工程としてニュ
ートナータンク35と廃トナータンク37を分解せずに
清掃するのみで再利用できることが望ましい。
であり、それ以上の温度環境に長時間さらされると、温
度によりトナーが凝集してタンク内壁に溶着してしまう
場合がある。このタンク内壁に溶着したトナーの確認や
除去を行うことは工数を要する作業である。このためニ
ュートナータンク35と廃トナータンク37、それらの
近傍に温度履歴検出手段を設け(例えば、図2の2点鎖
線の部分)、プロセスカートリッジが回収されるまでの
保管,運搬における温度履歴として検出範囲を40〜6
0℃の温度範囲を検出する。
リッジのニュートナータンク35,廃トナータンク37
内に生じたトナーの凝集によるタンク内壁へ溶着の有無
や、残存するトナーの劣化を分解することなく確認する
ことができ、再利用処理を行うための選別処理を効率的
に行うことができる。
トナータンク35や廃トナータンク37のトナー収容部
を別体とした構成においても前記と同様である。さら
に、ニュートナータンク35や廃トナータンク37のト
ナー収容部を形成する筐体の一部に、例えばアクリル板
等により形成される透明部材38a,38bの窓を設け
て(図3参照)、外部から透明部材38a,38bを介
してトナー収容部の内側の面に設けた温度履歴検出手段
を確認可能な構成とする。
ラス、透明フィルムなどもあり、それらを用いることも
可能であるが、透明部材の窓を設けた筐体を粉砕処理等
を行い原材料として再利用することを考えると、筐体と
同じ材料もしくは混入しても問題とならない相溶性の材
質を用いるとさらに良く、分解工数の低減を図ることが
できる。
いるニュートナータンク35にトナーを充填すためのト
ナー充填口(図示せず)、あるいは廃トナータンク37
からの廃トナーを取り出すためのトナー排出口(図示せ
ず)とを温度履歴検出手段が設けられる透明部材38
a,38bと兼用する。
とするトナーにおいて、より正確な温度履歴を検出する
ことができ、さらに、再利用処理として清掃等をする際
の開口部として開放されるトナー充填口やトナー排出口
と兼用することで、再利用処理前に確実にその可否を確
認することができる。
おける主構成部材であり、図2に示すプロセスカートリ
ッジに設けられている感光体30が挙げられる。実施例
2として、この感光体30に設けられる温度履歴検出手
段について説明する。前記の実施例1と同様に回収され
たプロセスカートリッジの再利用処理として、清掃等を
行うときにプロセスカートリッジから感光体30が取り
外される。特に、プロセスカートリッジのニュートナー
タンク35や廃トナータンク37内のトナーの清掃にお
いては、前述のトナー充填口やトナー排出口と、プロセ
スカートリッジに配置された感光体30を取り外すこと
によりできた開口部分との間に形成される空気流の通路
を用いて行われる。
用可能か否かを判断する温度履歴を検出する温度履歴検
出手段を、感光体30上に残留したトナーを除去,回収
するためのクリーニングブレード36が当接するクリー
ニング領域以外の部分に形成する(図5参照)。
以上の環境にさらされると帯電特性の感度が悪くなり電
圧が下がらずに感度が低下し、従ってトナー画像が薄く
なる。また、低温では感光体30の材質にひび割れが生
じやすくなり感光体30の損傷を引き起こす。このた
め、この温度履歴を検出する温度範囲として、検出対象
に合わせて検出範囲を−20〜40℃の温度範囲とす
る。検出範囲として通常に稼働される温度範囲以外(−
5〜35℃)で、その上限から下限における温度検出を
行う。
り外したとき、この温度履歴検出手段を確認すること
で、プロセスカートリッジ内の感光体30のみでなく近
傍に位置するクリーニングブレード36やその接着部分
等における温度履歴も検出でき、再利用の可否を選別す
ることができる。
に実装される機器制御や付加機能追加用のプリント基板
に、例えば、図1に示すファクシミリ装置のメインボー
ド29に温度履歴検出手段を設ける。前述のようにメイ
ンボード29上に構成される集積回路およびバッテリー
等の電気部品においても、ある温度以上の熱により経時
的劣化が生じることから、メインボード29を再利用す
るためボード上に構成される集積回路およびバッテリー
等の温度履歴を把握して、それらの部品の温度保証に応
じて再利用が可能か否かを判断する。
ンデンサ等は70〜80℃を超えると部品保証が難し
く、プリント基板上の部品における温度推移としては、
上限の方は機能,性能の低下をまねき、下限の方は部品
自体に使用されている接着部分、あるいは部品を構成し
ている材質の収縮率の違いなどによる破損が考えられ
る。これらのことから、プリント基板の履歴温度の検出
範囲としては、−20〜80℃の範囲として、実装され
る部品における温度範囲の狭い部品を対象とした検出を
行うようにして、その範囲を超えたことを検出するよう
にしても良い。
手段の位置としては、温度履歴の検出対象とする部品の
近傍であることが望ましく、プリント基板の表裏面のど
ちらであってもよい。
温度履歴検出手段について説明する。再利用対象の機器
や着脱自在な部品がある温度以上の状況におかれたこと
を表示する温度履歴を検出すればよいので、温度履歴検
出手段としては、温度変化により変形する形状記憶合金
を利用したもの、あるいは熱変形を生じやすい材質のも
の、あるいは示温材などを使用することをができる。た
だし、形状記憶合金を利用したものはコストが高く、熱
変形を生じやすい材質のものでは温度検出面での信頼性
に問題がある。以上のことから示温材の使用が好ましい
と判断される。
度で外観に明瞭な変色を生じるような物質を塗布したラ
ベルを貼付、あるいは前記の物質を塗布しておき、変色
状態を観察することにより測温の目的を達するための測
温材のことをいう。示温材の種類には、特定の温度に達
すると鮮明に変色し、温度が下がっても元の色に戻らな
い特性の不可逆性型示温材、さらに温度が下がると元の
色に戻る可逆性型示温材、あるいは準不可逆性型示温材
があるが、本実施形態では不可逆性型示温材を使用す
る。
定温度域が40〜250℃のサーモラベル(商品名:日
油技研工業社製)があり、また、塗って使用される示温
材には測定温度域が50〜110℃のサーモぺイント
(商品名)があり、さらに、描くことにより使用される
示温材には測定温度域が40〜1010℃のサーモクレ
ョン(商品名)などがある。
(商品名)の構成例を示す断面図であり、40は、温度
により変色する溶融性顔料41aと、変色時に溶けた溶
融性顔料41aが吸収される吸収材41bなどからなる
示温エレメント、42,43はポリエステルフィルム、
44,45は粘着剤、46は白色の不変色インキ、47
は離型紙である。
点鎖線の位置や、あるいは図4に示すような透明部材3
8aのタンク内側に、温度履歴検出手段として示温材の
ラベルを目視可能な位置に貼付することで、簡単に温度
履歴の検出を行うことができる。また、図5に示すよう
に感光体30のクリーニング領域以外の位置に示温材を
目視可能な位置に塗布しておくことにより温度履歴の検
出を行うことができる。簡単な構成により再利用可能か
否かの判定をすることが可能となる。
手段として、再利用対象となる機器や着脱自在な部品が
回収されるまでの保管,運搬時において、ある温度以上
の状況におかれた温度履歴を検出するため、一点表示タ
イプの示温材について述べたが、さらにこれを発展させ
て複数の検出対象の温度履歴を表示させるようにする。
る示温材のラベルに温度履歴の表示を40℃で発色する
部分と50℃で発色する部分を設けた2段階表示とす
る。このラベルが貼付されたプロセスカートリッジを再
利用処理するため、回収され再生工場に搬入された再利
用処理の工程に入る前に、回収における保管,輸送の間
に生じた温度履歴をこのラベルによりチェックする。こ
のとき、ラベルの40℃で発色する部分が発色してお
り、50℃で発色する部分が発色していないの場合、こ
の温度履歴の表示から再利用対象品は40℃より高い温
度になったが50℃よりは低い環境下にあったことが分
かる。
なければプロセスカートリッジの再利用処理として、各
トナータンクは吸引清掃のみ行い、40℃だけが発色し
ていたらエアブローと吸引清掃(ややトナーが固まって
いる状態が考えられることから)を行う、また両方共に
発色していたら再生不可能というように、検出した条件
に合わせ再利用処理を選択でき効率的な処理を行うこと
ができる。
歴を必要とする範囲ではあるが、その検出を行う対象温
度毎の多段階に表示させるようにしても良く、また、発
色により表示される部分の形状を何かの絵柄,文字,数
字,記号などとして、再利用処理の工程を表すようにし
ても良い(図7参照)。
象温度となったことをバーコード表示させる。バーコー
ド表示としては、通常用いられているようなJAN,E
AN,UPC等の英字,数字を表すバーコードパターン
を対象温度に応じて表示させるようにしても良く、また
逆にバーコードパターンの一部の表示を消すようにして
も良い。さらに、バーコードパターンを別途再利用処理
に適したバーコードパターンとしても良く、細かく再利
用処理の工程に合わせることも可能となる。
プや自走スキャニングタイプのバーコードリーダにより
判読させることで、目視による確認よりも正確に行うこ
とができ、さらには再利用処理における選別を自動化す
ることも可能となる。
ッジ等の再利用処理として、再利用処理の対象品に対す
る各処理の選別が行われる。このプロセスカートリッジ
の仕分け選別を行うために順次搬送する帯運搬装置の搬
送開始位置で、その近傍に設けられたバーコードリーダ
により、目視可能な位置に設けられた示温材によるバー
コード表示の読み取りが行われ、読み取ったデータに基
づき帯運搬装置の下流に位置する分別装置等によって、
それぞれの処理工程への自動分別することが可能となる
(図8参照)。
が、再利用処理される対象品においては一度再利用処理
がなされたものもあり、温度履歴検出手段として再利用
処理後に再貼付するようにしたラベルに再利用処理の履
歴情報を表示する常時表示部分と温度履歴により変化す
る表示変化部分を組み合わせても良い。また、前記の示
温材による表示はラベルに形成したことを例として説明
しているが、筐体等の目視可能な位置に示温材を塗布し
て前述のような表示を形成しても良い。
前述の温度履歴検出手段を事務用電子機器に設けていな
い場合に、回収されるまでの保管,運搬における温度履
歴の検出方法を説明する。1つの方法として、再利用処
理のため回収されるファクシミリ装置を梱包する箱に温
度履歴検出手段を設けることで温度履歴の検出を行う。
別途回収するための箱を準備できない場合には、温度履
歴検出手段である示温材のラベルを箱に貼付することで
も可能となり、さらに箱の内側部分で開梱時に視認性の
良い位置、あるいはファクシミリ装置の筐体上で視認性
の良い場所にラベルを貼付することでも、回収され再利
用処理を行うまでの温度履歴を得ることができる。
前記と同様のことがいえるが、例えば、その部品として
新規トナーが充填されたトナー収容部を有するプロセス
カートリッジが考えられる。このプロセスカートリッジ
は、装置の利用者にも容易に交換ができることから供給
されたプロセスカートリッジとの交換の際に、梱包して
いた箱内に使用済み品を入れる袋を同梱し、その袋に温
度履歴検出手段を設けておいても良く、さらに好ましく
は部品を入れる内側に設けることにより検出を必要とす
る部品近傍の温度履歴を正確に検出することができる。
歴検出手段を持たない機器や着脱自在な部品であって
も、再利用処理を選択するために重要な情報となる、回
収されるまでの保管、運搬における温度履歴の検出をす
ることができ、それに基づき効率的な処理を行うことが
できる。
ード表示の温度履歴検出手段を読み取ることを述べたが
バーコードに限るものではなく、例えば温度履歴検出手
段に表示される絵柄,数字,記号等、あるいは表示され
る色などを読取装置により読み取った情報を表示させ選
択を行うようにしても良い。
ついて説明したが、再利用対象品が回収されるまでの保
管,運搬における状態をさらに把握するために、温度だ
けでなく水分検出材等による湿度の履歴を併せて検出す
る用にしても良い。
用電子機器は、請求項1,2に記載されるように再利用
対象として回収される機器または着脱自在な部品に対
し、目視可能な位置に温度履歴検出手段を設けて温度履
歴を検出可能とし、再利用対象として回収される機器や
着脱自在な部品の温度履歴検出をすることができ、再利
用の可否や選別を短時間で行うことができる。
歴検出手段を、事務用電子機器内あるいは着脱自在な部
品の特に温度履歴検出を必要とする位置で、かつ事務用
電子機器の稼働の際に装置内の昇温による影響を受けな
い位置に設けて、回収される機器や着脱自在な部品にお
いて温度履歴検出を必要とする部位の温度履歴を検出す
ることができ、再利用の可否や選別を短時間で行うこと
ができる。
脱自在な部品を、プロセスカートリッジ、ニュートナー
タンクや廃トナータンクのトナー収容部として、温度履
歴を必要とするトナーに関して温度履歴を検出し、再利
用の可否や選別を短時間で行うことができる。
収容部筐体の一部に形成される透明部材の窓に温度履歴
検出手段を設け、また透明部材の窓をトナー注入口ある
いはトナー排出口と兼ねて、温度履歴検出を必要とする
トナーの最も近くで確認ができ、筐体に新たな加工をす
ることなく正確な温度履歴を検出し、再利用の可否や選
別を短時間で行うことができる。
に着脱自在な部品を感光体として、感光体上の不要トナ
ーを取り除くクリーニング部のクリーニング対象領域以
外の位置に温度履歴検出手段を設けて、回収される感光
体やその近傍の部品も含めて確実な温度履歴を検出し、
再利用の可否や選別を短時間で行うことができる。
うに着脱自在な部品を電気部品が実装されたプリント基
板として、プリント基板の表裏面上のいずれか一方の面
に温度履歴検出手段を設けて、回収されるプリント基板
に実装される電気部品等の部材の温度履歴を検出し、再
利用の可否や選別を短時間で行うことができる。
請求項14に記載されるように示温材からなる簡単な構
成により、再利用対象として回収される機器あるいは着
脱自在な部品の温度履歴の検出をすることができる。
れるように示温材を熱不可逆性とし目視可能な位置に貼
付されるラベルまたは塗布して形成して、特定の温度と
なったことを表示する温度履歴が消えることなく、検出
対象に貼付や塗布することで温度履歴を一目して把握す
ることができる。
歴表示として、予め定められた数種類の検出対象温度と
なったことを各温度毎に表示させて、複数の検出温度を
検出することで、再利用処理の選択をより細かく選別す
ることができる。
うに温度履歴表示として、予め定められた検出対象温度
となったとき、絵柄,文字,数字,記号等による表示や
バーコード表示を行わせて、特定の温度となったとき表
示される温度履歴の視認性を高め、また読取装置による
読み取りを行うこともできる。
される温度履歴手段の検出範囲を、検出対象に合わせた
温度範囲として、より細かく対象毎に温度履歴を検出で
きる。
請求項24,25に記載されるように回収される機器ま
たは着脱自在な部品の温度履歴を検出する温度履歴検出
方法であって、回収される機器または着脱自在な部品を
梱包する箱に設けた示温材からなる温度履歴検出手段に
より、回収されるまでの温度履歴を検出し、再利用対象
の回収される機器または着脱自在な部品に温度履歴検出
手段を備えていなくとも、その温度履歴を検出すること
ができる。
に梱包する箱の内側あるいは包装する袋の外側あるいは
内側に設けて、温度履歴の検出対象の回収される機器や
着脱自在な部品のより正確な温度履歴を検出することが
できる。
される機器や着脱自在な部品の温度履歴検出手段に表示
された温度履歴表示を読取装置により読み取り、温度履
歴を検出することで再利用処理の選別を自動的に行うこ
とができ、再利用の可否や選別を短時間に正確にできる
という効果を奏する。
シミリ装置の概略構成を示す断面図
するためのプロセスカートリッジの構成例を示す断面図
リッジに透明部材の窓を設けた構成例を示す断面図
を示し透明部材の窓に設ける温度履歴検出手段を説明す
るための図
温度履歴検出手段を説明するための図
モラベルの構成を示す断面図
を示す図
象品に対する自動選別を行う概略図
Claims (28)
- 【請求項1】 ファクシミリ装置、複写装置、プリンタ
装置等の事務用電子機器において、前記事務用電子機器
の再利用対象として回収される機器に対し、目視可能な
位置に温度履歴検出手段を設け、回収される機器の温度
履歴を検出可能としたことを特徴とする事務用電子機
器。 - 【請求項2】 ファクシミリ装置、複写装置、プリンタ
装置等の事務用電子機器において、前記事務用電子機器
における再利用対象として回収される着脱自在な部品に
対し、目視可能な位置に温度履歴検出手段を設け、回収
される着脱自在な部品の温度履歴を検出可能としたこと
を特徴とする事務用電子機器。 - 【請求項3】 前記温度履歴検出手段を、事務用電子機
器内あるいは着脱自在な部品の特に温度履歴検出を必要
とする位置で、かつ前記事務用電子機器の稼働の際に装
置内の昇温による影響を受けない位置に設けることを特
徴とする請求項1または2記載の事務用電子機器。 - 【請求項4】 前記着脱自在な部品を、事務用電子機器
における画像形成処理を行うプロセスカートリッジとし
たこと特徴とする請求項2または3記載の事務用電子機
器。 - 【請求項5】 前記着脱自在な部品を、事務用電子機器
におけるトナー収容部としたことを特徴とする請求項2
または3記載の事務用電子機器。 - 【請求項6】 前記トナー収容部を、画像形成処理にお
ける現像に用いられる新規トナーを格納するニュートナ
ータンクとしたことを特徴とする請求項5記載の事務用
電子機器。 - 【請求項7】 前記トナー収容部を、画像形成処理に用
いられた廃トナーを格納する廃トナータンクとしたこと
を特徴とする請求項5記載の事務用電子機器。 - 【請求項8】 前記着脱自在な部品のトナー収容部を形
成する筐体の一部に、前記トナー収容部の外側から目視
可能な透明部材により形成される窓を介して内側に温度
履歴検出手段を設けたことを特徴とする請求項4,5,
6または7記載の事務用電子機器。 - 【請求項9】 前記トナー収容部の筐体の一部に形成さ
れた透明部材の窓を、前記トナー収容部へトナーを充填
するために用いるトナー注入口あるいはトナーを取り出
すために用いるトナー排出口と兼ねたことを特徴とする
請求項8記載の事務用電子機器。 - 【請求項10】 前記着脱自在な部品を、事務用電子機
器における画像形成処理に用いられ潜像を形成する感光
体としたことを特徴とする請求項2または3記載の事務
用電子機器。 - 【請求項11】 前記感光体において、前記感光体上の
不要トナーを取り除くクリーニング部のクリーニング対
象領域以外の位置に温度履歴検出手段を設けたことを特
徴とする請求項10記載の事務用電子機器。 - 【請求項12】 前記着脱自在な部品を、事務用電子機
器における機器制御用や付加機能追加用の電気部品が実
装されたプリント基板としたことを特徴とする請求項
2,3記載の事務用電子機器。 - 【請求項13】 前記プリント基板において、前記プリ
ント基板の表裏面上のいずれか一方の面に温度履歴検出
手段を設けたことを特徴とする請求項12記載の事務用
電子機器。 - 【請求項14】 ファクシミリ装置、複写装置、プリン
タ装置等の事務用電子機器の温度履歴の検出に用いられ
る温度履歴検出手段であって、前記事務用電子機器の再
利用対象として回収される機器あるいは着脱自在な部品
の目視可能な位置で、かつ温度履歴検出を必要とする位
置に配置され、示温材からなることを特徴とする温度履
歴検出手段。 - 【請求項15】 前記示温材における変化を熱不可逆性
としたことを特徴とする請求項14記載の温度履歴検出
手段。 - 【請求項16】 温度履歴表示する前記示温材を目視可
能な位置に貼付されるラベルに形成し、予め定められた
検出対象温度となったことを表示させることを特徴とす
る請求項15記載の温度履歴検出手段。 - 【請求項17】 温度履歴表示する前記示温材を目視可
能な位置に塗布して形成し、予め定められた検出対象温
度となったことを表示させることを特徴とする請求項1
5記載の温度履歴検出手段。 - 【請求項18】 前記温度履歴表示として、予め定めら
れた数種類の検出対象温度となったことを各温度毎に表
示させることを特徴とする請求項16または17記載の
温度履歴検出手段。 - 【請求項19】 前記温度履歴表示として、予め定めら
れた検出対象温度となったとき、絵柄,文字,数字,記
号等による表示を行わせること特徴とする請求項16,
17または18記載の温度履歴検出手段。 - 【請求項20】 前記温度履歴表示として、予め定めら
れた検出対象温度となったとき、バーコード表示を行わ
せることを特徴とする請求項16,17または18記載
の温度履歴検出手段。 - 【請求項21】 前記請求項4〜9のいずれか1項に記
載の事務用電子機器に設けられる温度履歴検出手段であ
って、温度履歴の検出範囲を40〜60℃の温度範囲と
することを特徴とする温度履歴検出手段。 - 【請求項22】 前記請求項10または11に記載の事
務用電子機器に設けられる温度履歴検出手段であって、
温度履歴の検出範囲を−20〜40℃の温度範囲とする
ことを特徴とする温度履歴検出手段。 - 【請求項23】 前記請求項12または13に記載の事
務用電子機器に設けられる温度履歴検出手段であって、
温度履歴の検出範囲を−20〜80℃の温度範囲とする
ことを特徴とする温度履歴検出手段。 - 【請求項24】 ファクシミリ装置、複写装置、プリン
タ装置等の事務用電子機器の再利用対象として回収され
る機器の温度履歴を検出する温度履歴検出方法であっ
て、回収される機器を梱包する箱に設けた示温材からな
る温度履歴検出手段により、再利用処理を選択するため
回収されるまでの温度履歴を検出することを特徴とする
温度履歴検出方法。 - 【請求項25】 ファクシミリ装置、複写装置、プリン
タ装置等の事務用電子機器の再利用対象として回収され
る着脱自在な部品の温度履歴を検出する温度履歴検出方
法であって、回収される着脱自在な部品を梱包する箱に
設けた示温材からなる温度履歴検出手段により、再利用
処理を選択するため回収されるまでの温度履歴を検出す
ることを特徴とする温度履歴検出方法。 - 【請求項26】 前記温度履歴検出手段を、梱包する箱
の内側に設けることを特徴とする請求項24または25
記載の温度履歴検出方法。 - 【請求項27】 前記温度履歴検出手段を、着脱自在な
部品を包装する袋の外側あるいは内側に設けたことを特
徴とする請求項24または25記載の温度履歴検出方
法。 - 【請求項28】 前記請求項16〜23のいずれか1項
に記載の温度履歴検出手段を設けた事務用電子機器にお
いて、回収される機器や着脱自在な部品の前記温度履歴
検出手段に表示された温度履歴表示を読取装置により読
み取ることで、再利用処理を選択するための温度履歴を
検出することを特徴とする温度履歴検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000060750A JP2001249598A (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | 事務用電子機器とその温度履歴検出手段及び温度履歴検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000060750A JP2001249598A (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | 事務用電子機器とその温度履歴検出手段及び温度履歴検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001249598A true JP2001249598A (ja) | 2001-09-14 |
JP2001249598A5 JP2001249598A5 (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=18581008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000060750A Pending JP2001249598A (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | 事務用電子機器とその温度履歴検出手段及び温度履歴検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001249598A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040046172A (ko) * | 2002-11-26 | 2004-06-05 | 삼성전자주식회사 | 온도감지부재를 구비한 현상장치 |
JP2010210694A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2011169826A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Osaka Gas Co Ltd | 計量装置 |
US8278569B2 (en) | 2008-03-05 | 2012-10-02 | Ricoh Company, Ltd. | Missing part checking structure |
-
2000
- 2000-03-06 JP JP2000060750A patent/JP2001249598A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040046172A (ko) * | 2002-11-26 | 2004-06-05 | 삼성전자주식회사 | 온도감지부재를 구비한 현상장치 |
US8278569B2 (en) | 2008-03-05 | 2012-10-02 | Ricoh Company, Ltd. | Missing part checking structure |
JP2010210694A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2011169826A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Osaka Gas Co Ltd | 計量装置 |
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