JP2001248746A - 弁駆動用アクチュエータ装置 - Google Patents

弁駆動用アクチュエータ装置

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JP2001248746A
JP2001248746A JP2000059945A JP2000059945A JP2001248746A JP 2001248746 A JP2001248746 A JP 2001248746A JP 2000059945 A JP2000059945 A JP 2000059945A JP 2000059945 A JP2000059945 A JP 2000059945A JP 2001248746 A JP2001248746 A JP 2001248746A
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JP
Japan
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torque
lever
switch
rotation
valve
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Application number
JP2000059945A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kuchihara
彪 朽原
Hiroki Yoshimura
博喜 吉村
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Seibu Electric and Machinery Co Ltd
Original Assignee
Seibu Electric and Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この弁駆動用アクチュエータ装置は,スイッ
チユニット等を収納したケース内に自己温度制御型ヒー
タを設けて露結や凍結を防止し,トルクスイッチのマイ
クロスイッチの作動状態を確認する手段を設け,検査を
容易にした。 【解決手段】 この弁駆動用アクチュエータ装置は,ス
イッチユニット3と回転伝達機構20を内蔵したケース
66内に自己温度制御型ヒータ74を設け,また,トル
クスイッチ27におけるマイクロスイッチ29の作動状
態を確認するためマイクロスイッチ29を作動するスイ
ッチ機構77にマイクロスイッチ29の作動状態を確認
する動作確認用レバー80を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,水路,浄水場,
排水処理システム,温調システム,各種制御システム,
発電所等の流路の流体の流れを制御するゲート,弁体,
水門等の弁を駆動制御する手動・電動切換式の弁駆動用
アクチュエータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在,浄水場,発電所等の各種工場にお
ける流路に設けられた弁駆動用アクチュエータ装置は,
人手の操作からコントローラを用いて制御する中央情報
システム化になっている。また,弁駆動用アクチュエー
タ装置は,一部の情報の処理を内蔵したコントローラで
処理するという分散処理を行うシステムが採用されるよ
うになっており,流路の制御の基本となる情報は,流路
中に設けられている種々のゲート,弁体等の弁の開度,
流量,流速等であり,弁の開度調整を制御するための駆
動手段が知られている(例えば,特開昭62−2929
78号公報,特開昭64−49778号参照)。
【0003】また,弁駆動用アクチュエータ装置をコン
トローラによって制御するため,トルクスイッチ,リミ
ットスイッチ等の各種制御機器を用いたものが知られて
いる(例えば,特開昭64−79407号公報参照)。
また,弁駆動用アクチュエータ装置において,バルブ開
度指示計等を収容したケース内の結露を防止するものも
知られている(例えば,特開平8−114275号公報
参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記弁駆動用アクチュ
エータ装置は,分散処理を可能にするため,弁駆動用ア
クチュエータ装置の内部に演算回路即ち演算コントロー
ラを有し,制御系の一部を負担可能とし,極めて簡単に
且つ正確に弁の開閉時間即ち弁開閉速度等の開閉コント
ロールを電気的に自動設定して自己制御することができ
るが,しかしながら,弁駆動用アクチュエータ装置に組
み込まれたコントローラを構成するトルクスイッチ,リ
ミットスイッチ,指示装置等の各種制御機器はそれぞれ
別々のケース内に収容されているが,それらの各種のケ
ースを防爆防水用ケースを備えたケース内に収める必要
があり,そのため,装置そのものが大型にならざるを得
ず,弁駆動用アクチュエータ装置をコンパクトに構成す
ることができなかった。
【0005】弁駆動用アクチュエータ装置は,一般的
に,山間地,温度や湿度の変化する環境等の場所に設置
されているが,そのためコントローラを構成するスイッ
チユニットや回転伝達機構を内蔵したケース内では露結
や凍結が発生し,制御機器そのものに信頼性に富んだ作
動が期待できない現状であり,また,スイッチユニット
におけるトルクスイッチのマイクロスイッチの作動状態
を確認するという手段がなく,制御装置の作動を容易に
検査することができないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,上記
の課題を解決することであり,弁駆動用アクチュエータ
装置の制御機器をケース内に集合的に収容し,制御機器
の回転伝達機構の減速装置とスイッチユニットをケース
内の取付プレート間に直接取り付け,装置自体の部品点
数を低減し,装置そのものをコンパクトに構成すると共
に,スイッチユニットとそれに隣接するターミナルユニ
ットとの接続を簡潔に構成し,特に,ケース内の露結や
凍結によって制御機器の機能が損なわれないように構成
し,更に,トルクスイッチにおけるマイクロスイッチの
作動状態を容易に確認できるように構成した弁駆動用ア
クチュエータ装置を提供することである。
【0007】この発明は,流路を開閉調節する弁を取り
付けたスピンドル,前記スピンドルを往復駆動するため
回転駆動され且つ取付本体に回転可能に取り付けられた
回転軸,前記回転軸を手動回転駆動する手動駆動機構又
は電動回転駆動する電動駆動機能に切り換える駆動切換
装置,前記回転軸の回転を減速装置で減速して前記回転
軸の回転量を表示する表示装置に伝達する回転伝達機
構,前記回転伝達機構に組み込まれたトルクスイッチと
リミットスイッチとを有するスイッチユニット,前記回
転伝達機構と前記スイッチユニットを外部と遮断するた
め前記回転伝達機構と前記スイッチユニットを収容する
ケース,及び前記弁に関する情報の交換を行うため前記
スイッチユニットをターミナルユニットを介して制御す
るコントローラを有する弁駆動用アクチュエータ装置に
おいて,少なくとも前記減速装置と前記スイッチユニッ
トとを固定するため前記ケース内に隔置して並列に配置
された複数の取付プレート,及び前記スイッチユニット
と前記回転伝達機構を内蔵した前記ケース内の露結と凍
結を防止するため前記取付プレートに設けられた自己温
度制御型ヒータを有し,前記自己温度制御型ヒータは前
記ケース内が所定値以上の温度に応答して電源からの電
流を遮断し且つ所定値以下の温度に応答して前記電流を
流す電流制御素子と前記電流の流れによって発熱する加
熱素子とから構成されていることを特徴とする弁駆動用
アクチュエータ装置に関する。
【0008】前記自己温度制御型ヒータは,前記取付プ
レートに取り付けられた放熱プレートに接触状態で固定
され,前記自己温度制御型ヒータから発熱した熱は前記
放熱プレートを介して前記ケース内を昇温することから
成る。
【0009】前記トルクスイッチは,前記取付プレート
に取り付けられたマイクロスイッチと前記マイクロスイ
ッチをオンオフさせるため前記回転軸に付勢されるスラ
ストに応じて回転揺動するトルクレバー列を備えたスイ
ッチ機構から構成されている。また,前記スイッチ機構
には,前記マイクロスイッチの作動状態を確認する動作
確認用レバーが設けられている。
【0010】前記スイッチ機構は,前記回転軸に付勢さ
れるスラストに応じて回転揺動するトルクレバー,前記
トルクレバーの回転揺動に応じて可逆回転するトルクシ
ャフト,及びトルクの応答性を調整するセットレバーが
設けられ且つ前記トルクシャフトに固定されたトルク調
整板を有し,前記トルクレバー列は前記トルクシャフト
に回転自在に取り付けられ且つ前記トルク調整板の可逆
回転に応じて前記セットレバーを介して回転揺動して前
記マイクロスイッチをオンオフさせる機能を有する。
【0011】前記トルクレバー列は,前記トルク調整板
の可逆回転に応じて前記セットレバーを介して回転揺動
する第1トルクレバー,前記第1トルクレバーの回転揺
動に応じて弾性的に回転揺動する第2トルクレバー,及
び前記第2トルクレバーの回転揺動に応じて前記マイク
ロスイッチをオンオフさせる第3トルクレバーから成
る。
【0012】更に,前記動作確認用レバーは,前記第2
トルクレバーに一体的に設けられ且つ手動で操作できる
突出部から構成されている。
【0013】前記第3トルクレバーは,前記第2トルク
レバーの作動片の回転揺動によって,一方の前記マイク
ロスイッチをオンオフさせるレバーと他方の前記マイク
ロスイッチをオンオフさせるレバーとから構成されてい
る。
【0014】前記セットレバーは,一方の前記マイクロ
スイッチをオンオフさせるため前記第1トルクレバーを
右回りに回転させる機能を有する右回り用レバーと,他
方の前記マイクロスイッチをオンオフさせるため前記第
1トルクレバーを左回りに回転させる機能を有する左回
り用レバーとから構成されている。
【0015】前記セットレバーに固定されたそれぞれの
ねじは,前記トルク調整板に形成された一対の長孔をそ
れぞれ貫通し,前記長孔の所定の位置に前記ねじをそれ
ぞれ固定することによって前記セットレバーの前記右回
り用レバーと前記左回り用レバーとがそれぞれ位置設定
される。
【0016】この弁駆動用アクチュエータ装置は,上記
のように構成したので,ケース内の温度に応答して自己
温度制御型ヒータが作動して所定の温度範囲に維持さ
れ,露結や凍結が発生することがなく,常に信頼性に富
んだ制御を期待でき,また,露結や凍結が発生しないの
で制御機器の腐食等が発生せず,耐久性を向上できる。
また,トルクスイッチのマイクロスイッチの作動状態を
確認する動作確認用レバーを設けたので,装置の出荷前
に,ケースの蓋部を外し,ケースの中に設置されている
動作確認用レバーを指,ドライバ等で押圧すれば,マイ
クロスイッチのオンオフが可能になり,マイクロスイッ
チの作動状態を容易に確認でき,出荷前の制御機器の検
査を容易にすることができる。また,この弁駆動用アク
チュエータ装置は,隣接する取付プレート間にスイッチ
ユニットを組み込んだ回転伝達機構をコンパクトに且つ
簡単に取り付けることができ,スイッチユニットとター
ミナルユニットとを共通のケース内に収容でき,確実に
密封状態に取り付けることができ,しかも装置全体をコ
ンパクトに構成でき,前記スイッチユニットに隣接して
設けたコントローラの電気部品に簡単に接続することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
による弁駆動用アクチュエータ装置の実施例を説明す
る。図1はこの発明による弁駆動用アクチュエータ装置
を示す概略図,図2は図1の弁駆動用アクチュエータ装
置の要部を示す断面図,図3は図1の駆動切換装置を示
す断面図,図4は図2の弁駆動用アクチュエータ装置の
スイッチユニットを示す断面図,図5は図4のスイッチ
ユニットに組み込まれた自己温度制御型ヒータの取付け
状態を示す説明図,及び図6は図4のスイッチユニット
におけるトルクスイッチのスイッチ機構を示す斜視図で
ある。
【0018】この発明による弁駆動用アクチュエータ装
置は,水路等の流路57を開閉調節して流量を調節する
弁21を取り付けた弁棒を構成し且つハウジング5を構
成する取付本体6に往復動可能に取り付けられたスピン
ドル1,スピンドル1を手動的に駆動するための手動ハ
ンドル12,スピンドル1を自動的に駆動するためのモ
ータ11,スピンドル1をカバーするため取付本体6に
取り付けられたスピンドルカバー22,及びスピンドル
1を種々の情報に従って駆動制御する制御機器等を構成
する電気部品19から成るコントローラ25を有する。
この弁駆動用アクチュエータ装置は,例えば,中央コン
トローラからの指令を分散処理するため内蔵されたコン
トローラ25が受け,コントローラ25の制御によって
弁21を駆動制御して弁21によって流路57の開閉調
節を行うと共に,弁21の作動状態,流路57の流速,
流量等の各情報を流量センサ,リミットスイッチ28,
トルクスイッチ27等の各センサで検出し,該各情報を
受けたコントローラ25が弁21や流路57についての
各情報に応じた最適な状態に弁21の開閉調節を制御す
る。
【0019】ケース66内には,回転軸8の回転を減速
して回転軸42に伝達する回転伝達機構20,スイッチ
ユニット3,回転軸42の回転量を表示する表示装置1
5,及びスイッチユニット3に接続されたターミナルユ
ニット4が収容されている。ケース66は,ケース本体
7と防爆防水用カバー即ち蓋部16,17から構成され
ている。取付本体6に回転可能に取り付けられた回転軸
8には,スピンドル1を往復駆動するため回転駆動され
るウォームホィール9に噛み合うウォーム10が取り付
けられている。駆動切換装置2は,回転軸8を手動ハン
ドル12によって回転駆動する手動駆動機構又は回転軸
8をモータ11によって回転駆動する電動駆動機構に切
り換える機能を有する。回転軸8の回転は,回転伝達機
構20によって減速して回転軸42に伝達される。コン
トローラ25は,弁21や流路57の各種情報を交換し
て弁21の開度を制御するため,ターミナルユニット4
を通じて回転伝達機構20に組み込まれたスイッチユニ
ット3を制御する。
【0020】駆動切換装置2は,手動切換レバー18を
操作することによって手動駆動機構に切り換えられ,モ
ータ11の回転に応じて自動復帰機構ユニット32によ
って電動駆動機構へ自動的に切り換えられる。回転軸8
は,軸受63によって取付本体6,61に回転可能に支
持されている。手動ハンドル12で回転される回転軸5
3は,軸受64によって取付本体6に回転可能に支持さ
れている。手動切換レバー18で回転される操作軸62
は,回転可能に取付本体6に支持されている。回転軸
8,回転軸53及び操作軸62は,互いに並列に配置さ
れ,手動ハンドル12と手動切換レバー18の操作が,
スピンドル1を回転駆動する回転軸8に駆動連結されて
いる。回転軸8は,ウォーム10を設けた回転軸8A
と,スリーブ34を摺動可能に嵌合したスプライン35
を備えた回転軸8Bとから構成されている。
【0021】スリーブ34は,その一端部に噛み合いク
ラッチ31を構成する爪即ちドグ歯が形成され,他端部
に歯車55が形成されている。また,回転軸8B上に
は,噛み合いクラッチ31の他方の爪即ちドグ歯が設け
られた自動復帰機構ユニット32に回転自在に設けられ
ている。噛み合いクラッチ31が接続される時は,スリ
ーブ34のドグ歯と自動復帰機構ユニット32のドグ歯
とが噛み合う状態である。更に,回転軸8B上には,モ
ータ11の出力軸72に設けられた歯車59が噛み合う
歯車33が回転自在に設けられている。更に,自動復帰
機構ユニット32と歯車33との間には,緩衝部材60
が介在されている。操作軸62に設けたカムヨーク56
は,スリーブ34の外周面に設けた溝65に係合し,手
動切換レバー18による操作軸62の回転でカムヨーク
56が回転すると,スリーブ34を回転軸8上を摺動移
動させ,噛み合いクラッチ31を断接することができ
る。手動切換レバー18によってスリーブ34がスプリ
ング36のばね力に抗して噛み合いクラッチ31から解
放されて摺動移動し,スリーブ34の歯車55と手動ハ
ンドル12で回転される回転軸53に設けた歯車54と
が噛み合うことになる。歯車55と歯車54とが噛み合
うと,手動ハンドル12で回転軸8を回転させる手動駆
動機構に切り換えられる。
【0022】図4に示すように,この弁駆動用アクチュ
エータ装置は,取付本体6に取り付けられ且つ隔置して
並列に配置された複数の取付プレート14を収容したケ
ース66内に回転伝達機構20を収容し,互いに隣接す
る取付プレート14間に,回転軸8の回転を伝達する回
転伝達機構20の一部を構成する減速装置26,スイッ
チユニット3を構成するトルクスイッチ27及びリミッ
トスイッチ28をそれぞれ取り付け,装置自体を部品点
数を低減してコンパクトに構成されている。
【0023】スイッチユニット3は,カウンタ機構から
構成され,取付本体6に取り付けられたケース66のケ
ース本体7内に収容されている。スイッチユニット3
は,回転軸8のトルクを検出するユニット化されたトル
クスイッチ27と,弁21の往復移動の上限と下限を検
出するリミットスイッチ28とを少なくとも有してい
る。トルクスイッチ27は,回転軸8のトルクを検出す
るためのスイッチ機構77及びトルクスイッチ27に設
けられた弁開方向と弁閉方向の上限と下限の過トルク状
態時を検出する2個のマイクロスイッチ29(1個のみ
図示)から構成されている。また,リミットスイッチ2
8は,弁21の往復移動の上限と下限を検出するための
スイッチ機構81及び弁21の往復移動の上限と下限を
検出する2個のマイクロスイッチ30(1個のみ図示)
から構成されている。スイッチユニット3は,上記の制
御機器の他に,開度遠方指示用発信器67を構成するポ
テンショメータ,フリッカスイッチ,インタロックスイ
ッチ等を有している。また,スイッチユニット3を収容
するケース本体7には,ケース66の内部を外部と遮断
するため,蓋部16がケース本体7に防爆防水構造で取
り付けられている。
【0024】この弁駆動用アクチュエータ装置は,特
に,ケース66内の露結と凍結を防止するため,ケース
66内に隔置して並列に配置された複数の取付プレート
14に取り付けた放熱プレート75に自己温度制御型ヒ
ータ74を設置したことに特徴を有する。放熱プレート
75は,高熱伝導の金属材料等から作られ,取付プレー
ト14に設けたブラケット88にねじ93で固定されて
いる。自己温度制御型ヒータ74は,放熱プレート75
に接して取り外し可能に固定されている。自己温度制御
型ヒータ74は,例えば,ケース66内が所定値以上の
温度に応答して電源からの電流を遮断し且つ所定値以下
の温度に応答して電流を流す電流制御素子と電流の流れ
によって発熱する加熱素子から成るPTCヒータであ
る。PTCヒータの電流制御素子は,正の温度係数(pos
itive temperature coefficient)を有し,温度が上昇す
ると抵抗が大きくなり,電流が遮断される機能を有す
る。この弁駆動用アクチュエータ装置は,上記のように
構成されているので,ケース66内が所定値以下の温度
に応答して自己温度制御型ヒータ74に電流が流れる
と,加熱素子が発熱して放熱プレート75が加熱され,
放熱プレート75からの放熱によってケース66内の温
度が上昇する。そこで,ケース66内の温度が所定値以
上に上昇すると,電流制御素子が働いて電流が遮断さ
れ,加熱素子は発熱を停止する。自己温度制御型ヒータ
74は,上記の作用を繰り返してケース66内の温度が
所定の温度範囲に維持される。
【0025】また,この弁駆動用アクチュエータ装置
は,取付プレート14に取り付けられたトルクスイッチ
27のマイクロスイッチ29をオンオフさせるため回転
軸8に付勢されるスラストに応じて回転揺動するトルク
レバー列76を備えたスイッチ機構77に,マイクロス
イッチ29の作動状態を確認する動作確認用レバー80
を設けたことに特徴を有する。スイッチ機構77のトル
クシャフト78には,回転軸8に付勢されるスラストに
応じて回転揺動するトルクレバー39,及びトルクレバ
ー39の回転揺動に応じて可逆回転する可逆回転軸82
を通じて,トルクが伝達される。スイッチ機構77は,
可逆回転軸82を通じてトルクシャフト78に伝達され
たトルクの応答性を調整する一対のセットレバー83が
設けられ且つトルクシャフト78に固定されたトルク調
整板79を有する。セットレバー83は,トルク調整板
79に形成された一対の長孔91内でねじ90をそれぞ
れ移動させることができる。セットレバー83間の距離
は,長孔91内でねじ90を所定の位置に位置設定する
ことによって変更でき,トルク調整板79によるトルク
の応答性を調整することができる。トルクレバー列76
は,トルクシャフト78に回転自在に取り付けられ且つ
トルク調整板79の可逆回転に応じて何れか一方のセッ
トレバー83を介して回転揺動し,何れか一方のマイク
ロスイッチ29をオンオフさせるように構成されてい
る。
【0026】この弁駆動用アクチュエータ装置では,ウ
ォーム10は,トルクスプリング89によりスラスト方
向に支持されている。スピンドル1にかかるトルクがウ
ォームホイール9に伝達され,ウォームホイール9にト
ルクがかかると,ウォーム10はトルクスプリング89
のばね力に抗してスラスト方向に押され,トルクスプリ
ング89を撓ませつつ移動する。言い換えれば,ウォー
ムホイール9にかかるトルクの大小に比例してウォーム
10が回転軸8の軸方向に移動し,その移動量分がトル
クレバー39を揺動量となってトルクシャフト即ち可逆
回転軸82を可逆回転即ち回転揺動させ,可逆回転軸8
2の回転量がスイッチ機構77を通じてマイクロスイッ
チ29に伝達される。
【0027】トルクレバー列76は,トルク調整板79
の可逆回転に応じてセットレバー83を介して回転揺動
する第1トルクレバー84,第1トルクレバー84の回
転揺動に応じてスプリング92のばね力で弾性的に回転
揺動する第2トルクレバー85,及び第2トルクレバー
85の回転揺動に応じてマイクロスイッチ29をオンオ
フさせる一対の第3トルクレバー86から構成されてい
る。特に,動作確認用レバー80は,第2トルクレバー
85に一体的に設けられ,指やドライバ等で押圧して操
作できる突出部87から構成されている。第1トルクレ
バー84と第2トルクレバー85とは,一部重なった状
態でトルクシャフト78に回転自在に配置され,トルク
シャフト78に弾性的に固定されたスナップリング状の
スプリング92によって弾性的に一体に可逆回転するよ
うに固定されている。また,第3トルクレバー86は,
トルクシャフト78に重なった状態で枢支され,それぞ
れ独立して回転揺動するように構成されている。第3ト
ルクレバー86は,第2トルクレバー85の作動片94
の回転揺動によって,一方のマイクロスイッチ86をオ
ンオフさせるレバー95と,他方のマイクロスイッチ8
6をオンオフさせるレバー95とから構成されている。
【0028】また,セットレバー83は,一方のマイク
ロスイッチ29をオンオフさせるため第1トルクレバー
84を右回りに回転させる機能を有する右回り用レバー
96と,他方のマイクロスイッチ29をオンオフさせる
ため第1トルクレバー84を左回りに回転させる機能を
有する左回り用レバー96とから構成されている。更
に,セットレバー83に固定されたそれぞれのねじ90
は,トルク調整板79に形成された一対の長孔91をそ
れぞれ貫通しており,長孔91の所定の位置にねじ90
をそれぞれ固定することによってセットレバー83の右
回り用レバー95と左回り用レバー95とがそれぞれ位
置設定されるように構成されている。
【0029】ターミナルユニット4は,スイッチユニッ
ト3に隣接して取付本体6に取り付けられている。ター
ミナルユニット4を収容するケース本体7には,その内
部を外部と遮断するため,蓋部17がケース本体7に防
爆防水構造で取り付けられている。ターミナルユニット
4は,スイッチユニット3の各制御機器とコントローラ
25とを接続する入力側端子68とプリント基板70を
介してスイッチユニット3と接続される出力側端子69
から構成されている電源ターミナルを構成し,入力側端
子68と出力側端子69とはターミナル本体71におい
て密封状態に構成されている。
【0030】更に,ハウジング5を構成する取付本体6
には,コントローラ25を収容した筒状ケース23が取
り付けられている。コントローラ25は,スイッチユニ
ット3を制御する少なくともマグネットスイッチを含む
電気部品19から構成されている。筒状ケース23は,
その内部を外部と遮断するため,防爆防水構造で蓋部5
8が設けられている。コントローラ25は,ターミナル
ユニット4の一端子に連結され,スイッチユニット3の
各種の制御機器と情報の交換を行って弁21を最適状態
に作動制御している。
【0031】また,駆動切換装置2は,手動切換レバー
18によって断接される噛み合いクラッチ31と,モー
タ11の回転によって電動駆動機構の駆動に切り換える
自動復帰機構ユニット32とを備えている。駆動切換装
置2は,通常はモータ11による駆動状態に自動復帰機
構ユニット32によって設定され,オペレータが弁駆動
用アクチュエータ装置の点検等で,弁駆動用アクチュエ
ータ装置を手動で操作する時に,手動切換レバー18に
よって手動ハンドル12で操作できるように切り換える
ものである。
【0032】この弁駆動用アクチュエータ装置は,モー
タ11によって駆動される場合は,以下のとおりであ
る。まず,モータ11は,種々の情報を受けてコントロ
ーラ25からの指令で回転する。モータ11の駆動によ
って歯車59を介して回転軸8に回転自在に取り付けら
れた歯車33を回転し,自動復帰機構ユニット32を働
かせる。モータ11の回転によって自動復帰機構ユニッ
ト32が働くと,スリーブ34はスプリング36のばね
力で噛み合いクラッチ31が接続状態になり,スリーブ
34に回転が伝達され,スリーブ34が回転する。スリ
ーブ34の内周面にスプライン35が形成されており,
スリーブ34のスプライン35は回転軸8に形成された
スプライン35と互いにスプライン嵌合しているので,
スリーブ34の回転は回転軸8に伝達される。回転軸8
の回転によってウォーム10が回転し,ウォーム10の
回転はスピンドル1に設けたウォームホィール9を回転
駆動する。回転軸8の回転によって,ウォーム10を介
してウォームホィール9が回転する。ウォームホィール
9の回転は,回転運動を上下運動に変換する駆動力伝達
機構(図示せず)を通じて雌ねじ24(図1)を回転さ
せ,雌ねじ24と噛み合う雄ねじ73が設けられたスピ
ンドル1が上下移動する。スピンドル1の先端には弁2
1が取り付けられているので,弁21が上下動し,流路
57が開閉調節される。一方,回転軸8の回転は回転軸
13に伝達される。
【0033】この弁駆動用アクチュエータ装置は,回転
軸8の回転数を検出することによって弁21の流路の開
閉状態,或いは種々の情報を取り出すことができるもの
である。回転軸8の回転は,歯車機構38を介して回転
軸13に伝達される。回転軸13の回転は,歯車機構4
0を介して入力側回転軸41を回転させる。入力側回転
軸41には歯車43が固定されており,歯車43には入
力側回転軸41と同軸に配置された出力側回転軸42が
回転自在に支持されている。入力側回転軸41に設けた
歯車43の回転は,減速装置26の入力歯車47へ伝達
され,減速装置26の複数の歯車列49によって減速さ
れ,減速装置26の出力歯車48に伝達される。出力歯
車48の回転は,出力側回転軸42の固定された歯車4
4に伝達され,出力側回転軸42の回転として出力され
る。
【0034】出力側回転軸42の端部には,指針45が
取り付けられている。ケース66内に固定された複数の
取付プレート14の1枚に目盛板46が取り付けられて
いる。目盛板46はケース66の蓋部16に設けられた
透明板50を通じて見ることができる。指針45は,目
盛板46上を回転移動することによって,弁21の開閉
度を目で検知することができる。
【0035】回転軸8の回転力は,歯車機構38A及び
トルクレバー39を介して可逆回転軸82に伝達され,
可逆回転軸82の回転は歯車機構51を介してトルクス
イッチ27のスイッチ機構77に伝達され,トルクスイ
ッチ27によって回転軸8のトルクが検出される。トル
クスイッチ27の作動状態,即ち,上限と下限の過トル
クの状態は,マイクロスイッチ29を通じてコントロー
ラ25に入力される。また,回転軸8の回転は,歯車機
構38を介して回転軸13に伝達され,回転軸13の回
転は歯車機構40を介して入力側回転軸41を回転させ
る。入力側回転軸41の回転は,歯車機構52を介して
カウンタ機構から成るリミットスイッチ28のスイッチ
機構81に伝達され,リミットスイッチ28によって回
転軸8の回転数が検出される。リミットスイッチ28の
作動状態,即ち,上限と下限は,マイクロスイッチ30
を通じてコントローラ25に入力される。
【0036】次に,この弁駆動用アクチュエータ装置
は,手動ハンドル12によって作動される場合は次のと
おりである。まず,駆動切換装置2を働かせるには,手
動切換レバー18を回転させ,スリーブ34に嵌合した
カムヨーク56を回転させる。カムヨーク56の回転は
スリーブ34をスプリング36のばね力に抗して回転軸
8上で摺動移動させ,スリーブ34を噛み合いクラッチ
31から離脱させ,モータ11との駆動連結状態を解放
する。更に,カムヨーク56を回転させてスリーブ34
を摺動移動させると,スリーブ34の歯車55は,手動
ハンドル12を取り付けた回転軸53に設けられた歯車
54に噛み合うようになる。
【0037】上記の操作によってスリーブ34の歯車5
5と回転軸53に設けた歯車54とを噛み合った状態に
した後,手動ハンドル12を回転させると,回転軸53
が回転し,その回転は歯車54から歯車55に伝達され
スリーブ34を回転させる。スリーブ34が回転するこ
とによって回転軸8が回転する。回転軸8の回転によっ
て,ウォーム10が回転し,ウォーム10に噛み合うウ
ォームホィール9が回転する。ウォームホィール9の回
転することにより,上記と同様の伝達経路によって,弁
21が上下動し,流路57が開閉調節される。一方,回
転軸8の回転は回転軸13に伝達される。回転軸13の
回転は,上記と同様に,指針等から成る表示装置15を
回転させると共に,トルクスイッチ27及びリミットス
イッチ28へ情報を送ることができる。
【0038】
【発明の効果】この弁駆動用アクチュエータ装置は,上
記のように構成されているので,スイッチユニットと回
転伝達機構とを収容するケース内は常に適正な温度に維
持され,ケース内が露結したり,又は凍結することがな
く,スイッチユニットと回転伝達機構とが腐食したり,
凍結によって作動不良になることがなく,常に最適状態
で弁の開閉駆動を行うことができる。また,トルクスイ
ッチのマイクロスイッチを出荷前に容易に検査でき,検
査コストを低減することができる。更に,この弁駆動用
アクチュエータ装置は,従来の装置に比較して部品を低
減して装置そのものをコンパクトに構成することがで
き,特に,スイッチユニットを収容したケース内には隣
接する取付プレート間でトルクスイッチやリミットスイ
ッチの制御機器を適正に配列でき,法規制に対しても最
適に順応できる構造に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による弁駆動用アクチュエータ装置を
示す概略図である。
【図2】図1の弁駆動用アクチュエータ装置の要部を示
す断面図である。
【図3】図1の駆動切換装置を示す断面図である。
【図4】図2の弁駆動用アクチュエータ装置のスイッチ
ユニットを示す断面図である。
【図5】図4のスイッチユニットに組み込まれた自己温
度制御型ヒータの取付け状態を示す説明図である。
【図6】図4のスイッチユニットにおけるトルクスイッ
チのスイッチ機構を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 スピンドル 2 駆動切換装置 3 スイッチユニット 4 ターミナルユニット 5 ハウジング 6,61 取付本体 7 ケース本体 8,13 回転軸 14 取付プレート 15 表示装置 16,17 蓋部 20 回転伝達機構 21 弁 25 コントローラ 26 減速装置 27 トルクスイッチ 28 リミットスイッチ 29,30 マイクロスイッチ 39 トルクレバー 57 流路 74 自己温度制御型ヒータ 75 放熱プレート 76 トルクレバー列 77,81 スイッチ機構 78 トルクシャフト 79 トルク調整板 80 動作確認用レバー 81 スイッチ機構 82 可逆回転軸 83 セットレバー 84 第1トルクレバー 85 第2トルクレバー 86 第3トルクレバー
フロントページの続き Fターム(参考) 3H062 AA05 BB05 BB09 BB19 CC01 EE06 EE09 FF03 FF13 FF21 3H065 AA03 BA05 BB01 BC13 3H066 AA03 BA35 BA36

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路を開閉調節する弁を取り付けたスピ
    ンドル,前記スピンドルを往復駆動するため回転駆動さ
    れ且つ取付本体に回転可能に取り付けられた回転軸,前
    記回転軸を手動回転駆動する手動駆動機構又は電動回転
    駆動する電動駆動機能に切り換える駆動切換装置,前記
    回転軸の回転を減速装置で減速して前記回転軸の回転量
    を表示する表示装置に伝達する回転伝達機構,前記回転
    伝達機構に組み込まれたトルクスイッチとリミットスイ
    ッチとを有するスイッチユニット,前記回転伝達機構と
    前記スイッチユニットを外部と遮断するため前記回転伝
    達機構と前記スイッチユニットを収容するケース,及び
    前記弁に関する情報の交換を行うため前記スイッチユニ
    ットをターミナルユニットを介して制御するコントロー
    ラを有する弁駆動用アクチュエータ装置において,少な
    くとも前記減速装置と前記スイッチユニットとを固定す
    るため前記ケース内に隔置して並列に配置された複数の
    取付プレート,及び前記スイッチユニットと前記回転伝
    達機構を内蔵した前記ケース内の露結と凍結を防止する
    ため前記取付プレートに設けられた自己温度制御型ヒー
    タを有し,前記自己温度制御型ヒータは前記ケース内が
    所定値以上の温度に応答して電源からの電流を遮断し且
    つ所定値以下の温度に応答して前記電流を流す電流制御
    素子と前記電流の流れによって発熱する加熱素子とから
    構成されていることを特徴とする弁駆動用アクチュエー
    タ装置。
  2. 【請求項2】 前記自己温度制御型ヒータは,前記取付
    プレートに取り付けられた放熱プレートに接触状態で固
    定され,前記自己温度制御型ヒータから発熱した熱は前
    記放熱プレートを介して前記ケース内を昇温することか
    ら成ることを特徴とする請求項1に記載の弁駆動用アク
    チュエータ装置。
  3. 【請求項3】 前記トルクスイッチは,前記取付プレー
    トに取り付けられたマイクロスイッチと前記マイクロス
    イッチをオンオフさせるため前記回転軸に付勢されるス
    ラストに応じて回転揺動するトルクレバー列を備えたス
    イッチ機構から構成され,前記スイッチ機構には前記マ
    イクロスイッチの作動状態を確認する動作確認用レバー
    が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の弁
    駆動用アクチュエータ装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ機構は,前記回転軸に付勢
    されるスラストに応じて回転揺動するトルクレバー,前
    記トルクレバーの回転揺動に応じて可逆回転するトルク
    シャフト,及びトルクの応答性を調整するセットレバー
    が設けられ且つ前記トルクシャフトに固定されたトルク
    調整板を有し,前記トルクレバー列は前記トルクシャフ
    トに回転自在に取り付けられ且つ前記トルク調整板の可
    逆回転に応じて前記セットレバーを介して回転揺動して
    前記マイクロスイッチをオンオフさせることを特徴とす
    る請求項3に記載の弁駆動用アクチュエータ装置。
  5. 【請求項5】 前記トルクレバー列は,前記トルク調整
    板の可逆回転に応じて前記セットレバーを介して回転揺
    動する第1トルクレバー,前記第1トルクレバーの回転
    揺動に応じて弾性的に回転揺動する第2トルクレバー,
    及び前記第2トルクレバーの回転揺動に応じて前記マイ
    クロスイッチをオンオフさせる第3トルクレバーから成
    ることを特徴とする請求項4に記載の弁駆動用アクチュ
    エータ装置。
  6. 【請求項6】 前記動作確認用レバーは,前記第2トル
    クレバーに一体的に設けられ且つ手動で操作できる突出
    部から構成されていることを特徴とする請求項5に記載
    の弁駆動用アクチュエータ装置。
  7. 【請求項7】 前記第3トルクレバーは,前記第2トル
    クレバーの作動片の回転揺動によって,一方の前記マイ
    クロスイッチをオンオフさせるレバーと他方の前記マイ
    クロスイッチをオンオフさせるレバーとから構成されて
    いることを特徴とする請求項5に記載の弁駆動用アクチ
    ュエータ装置。
  8. 【請求項8】 前記セットレバーは,一方の前記マイク
    ロスイッチをオンオフさせるため前記第1トルクレバー
    を右回りに回転させる機能を有する右回り用レバーと,
    他方の前記マイクロスイッチをオンオフさせるため前記
    第1トルクレバーを左回りに回転させる機能を有する左
    回り用レバーとから構成されていることを特徴とする請
    求項4に記載の弁駆動用アクチュエータ装置。
  9. 【請求項9】 前記セットレバーに固定されたそれぞれ
    のねじは,前記トルク調整板に形成された一対の長孔を
    それぞれ貫通し,前記長孔の所定の位置に前記ねじをそ
    れぞれ固定することによって前記セットレバーの前記右
    回り用レバーと前記左回り用レバーとがそれぞれ位置設
    定されることを特徴とする請求項8に記載の弁駆動用ア
    クチュエータ装置。
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