JP2001247955A - 真空成膜装置 - Google Patents

真空成膜装置

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JP2001247955A
JP2001247955A JP2000060730A JP2000060730A JP2001247955A JP 2001247955 A JP2001247955 A JP 2001247955A JP 2000060730 A JP2000060730 A JP 2000060730A JP 2000060730 A JP2000060730 A JP 2000060730A JP 2001247955 A JP2001247955 A JP 2001247955A
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Japan
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vacuum chamber
dust
substrate
ionized gas
gas
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JP2000060730A
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English (en)
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Takeshi Deguchi
武司 出口
Tadashi Watanabe
正 渡邊
Takeshi Kawamata
健 川俣
Kiyoshi Takao
潔 高尾
Nobuyoshi Toyohara
延好 豊原
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成膜を行う真空室内の塵埃が基板に付着する
ことを確実に防止する。 【解決手段】 成膜用の基板Wがセットされる真空室2
と、真空室2を真空排気する排気手段5と、イオン化ガ
スを発生させるイオン化ガス発生手段12と、イオン化
ガス発生手段12からのイオン化ガスを真空室2に導入
すると共に、導入したイオン化ガスの一部を基板Wの表
面に噴きつけるように導くイオン化ガス供給手段17,
18とを備える。イオン化ガスが除電を行うため、真空
室2内の塵埃を除去すると共に基板Wの表面に付着して
いる塵埃を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板への成膜を行
う真空成膜装置に関し、特に基板への塵埃を防止するこ
とが可能な真空成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】真空蒸着装置やスパッタリング装置等の
真空成膜装置では、基板を真空室内にセットした状態で
成膜を行っている。これらの真空成膜装置では、真空室
内の真空排気を開始すると、室内の空気が急に排出され
るため、気流が発生して真空室内の塵埃が舞い上がる。
このような塵埃の一部は真空室内の空気と一緒に排出さ
れるが、排気が進行するにつれ気流が減少するため、浮
遊塵埃の多くが排出されるに必要な運動量を得られなく
なり、真空室内に残留し、その一部が基板表面に付着す
る。
【0003】このように真空室内の塵埃を十分排出でき
ない場合には、蒸着等における膜生成等に悪影響を与え
る欠点がある。特にレンズ等の光学部品の場合には、基
板材料が硝子や樹脂などの絶縁材料であるため、基板が
帯電しやすく、静電気力による塵埃の吸着が多くなり、
歩留まりの低下の大きな要因となる。
【0004】このような真空室内の塵埃の除去を行うた
め、特公平5−78826号公報では、真空室の排気中
に、真空室内に清浄気体を噴出させ、かつ清浄気体の一
部を基板の表面に噴きつけている。また、特公平2−5
7156号公報では、基板の表面処理に先立って、基板
の表面に荷電粒子を照射して基板表面を帯電させた後、
帯電の電荷とは反対の極牲を有した電極を基板表面に近
接させて基板表面を除塵している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−73826号公報のように、排気中に清浄気体の気
流を噴出させる場合、一旦は塵埃が真空室側壁や基板表
面から離れて浮遊しても、気流の弱い箇所に流された塵
埃は、静電気力によって真空室内で再付着して排出され
ずに、真空室内に残留する。このように残留した塵埃
は、成膜工程で真空室内に導入されるガスの気流によっ
て、再度浮遊して基板表面に付着するため、成膜に悪影
響を及ぼす問題を有している。
【0006】特公平2−57156号公報のように、基
板の表面処理に先だって基板を帯電させ、反対の極性の
電極によって除塵を行う場合には、基板表面だけの除塵
となり、基板表面以外に付着している塵埃の除去ができ
ないものとなっている。これに加えて、除塵工程で帯電
した基板表面は、その静電気力により、塵埃が付着しや
すくなっている。このため、成膜工程で発生する気流に
より浮遊した塵埃が付着し、同様に成膜に悪影響を及ぼ
している。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、真空室内の塵埃を十分排出
し、基板表面への塵埃の付着を効果的に防止することが
可能な真空成膜装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、成膜用の基板がセットされる真
空室と、この真空室を真空排気する排気手段と、イオン
化ガスを発生させるイオン化ガス発生手段と、イオン化
ガス発生手段からのイオン化ガスを前記真空室に導入す
ると共に、導入したイオン化ガスの一部を前記基板の表
面に噴きつけるように導くイオン化ガス供給手段と、を
備えていることを特徴とする。
【0009】この発明では、成膜する基板を真空室内に
セットした後、排気手段によって真空室内の真空排気を
行う。この真空排気では、真空室内に気流が発生するた
め、真空室内の塵埃が浮遊し、その一部は気体と共に真
空室外へ排出される。真空排気が進行し、真空室内の圧
力が低下すると気流が減少し、浮遊していた塵埃は真空
室内の基板表面等の帯電している部分に静電気力により
吸引されて付着する。
【0010】ここで、イオン化ガス発生手段からのイオ
ン化ガスをイオン化ガス供給手段が真空室内に墳出させ
る。イオン化ガスを吹き付けられた部分は、電気的に中
和、除電され、塵埃が付着しなくなる。このとき、イオ
ン化ガスの一部がガス配管によって基板表面に吹き付け
られるため、基板表面が電気的に中和、除電され、基板
表面に付着していた塵埃が吹き飛ばされる。また、真空
室内に再度、気流が発生するため、塵埃が浮遊し、排気
手段によって気体と一緒に真空室外へ排出される。そし
て、一定時間後、イオン化ガスの噴出を停止し、真空排
気を継続して行い、イオン化ガスを真空室の外部に排出
する。その後、真空室内の圧力が成膜圧力まで低下した
時点で基板への成膜を行う。
【0011】このような発明では、基板表面に付着して
いた塵埃を確実に除去することができると共に、真空室
内から塵埃を外部に排出させることができる。しかも、
基板表面がイオン化ガスによって電気的に中和されるた
め、塵埃が基板表面に再付着することがなく、基板への
成膜を良好に行うことができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記イオン化ガス供給手段は、前記排気手段の
真空排気によって真空室内が所定の減圧状態となったと
き、イオン化ガスを真空室内に導入すると共に、排気手
段が真空排気を継続することを特徴とする。
【0013】この発明では、真空室内が所定の減圧状態
となったとき、イオン化ガスが真空室内に導入されるた
め、真空室及び基板表面の除電を良好に行うことがで
き、静電気力でこれらに付着している塵埃を除去するこ
とができる。また、排気手段は真空排気を継続するた
め、除去された塵埃は真空室内で浮遊することなく、真
空室の外部に排出される。このため、塵埃が再付着する
ことがなくなる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の発明であって、塵埃を静電気力により吸着する集塵手
段が前記真空室に対して進退自在に設けられていること
を特徴とする。
【0015】この発明では、真空室内に進出した集塵手
段が静電気力によって塵埃を吸着する。そして、吸着さ
れた塵埃は集塵手段の真空室からの退出と共に真空室か
ら除去される。従って、請求項1及び2の作用に加え
て、さらに確実に塵埃を除去することができる。
【0016】また、この発明では、成膜用のガスの導入
に際して、集塵手段を帯電させることにより、成膜用の
ガス内の塵埃も静電気力によって除去することができ
る。
【0017】請求項4の発明は、請求項3記載の発明で
あって、前記集塵手段が前記基板の表面に臨む位置とな
るように真空室内に対して進退することを特徴とする。
【0018】この発明では、集塵手段が基板の表面の臨
んだ位置で塵埃を吸着するため、基板表面に向かう気体
から塵埃を確実に除去することができる。
【0019】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載の発明であって、前記排気手段によって排気さ
れた気体中の塵埃の量を測定する測定手段が気体の排気
経路中に配置されている特徴とする。
【0020】測定手段は排気される気体中の塵埃の量を
測定するため、一定時間内に排出される塵埃の量を把握
することができる。従って、塵埃の除去の進行度を把握
でき、排気手段、イオン化ガス発生手段やイオン化ガス
供給手段の制御を容易に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施の形
態により具体的に説明する。なお、各実施の形態におい
て、同一の要素は同一の符号を付して対応させてある。
【0022】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1であり、真空蒸着によって基板Wに成膜を行う蒸着
装置1に適用したものである。この蒸着装置1は、真空
室2と、イオン化ガス発生手段12と、イオン化ガス供
給手段とを備えている。
【0023】真空室2内の底部には、基板Wの表面に薄
膜を生成する薄膜材料がセットされた蒸着源3が配置さ
れている。蒸着源3に対向した真空室2内の上部には、
基板Wがセットされる機枠4が設けられている。機枠4
はドーム型となっており、図示を省略したモータ等の駆
動手段によって水平面内で回転駆動される。また、機枠
4における基板Wの各セット部位には、開口部4aが下
方に向かって形成されており、基板Wはその表面が開口
部4a側に向くように機枠4にセットされて成膜が行わ
れる。
【0024】真空室2の底部には、配管10が設けら
れ、この配管10にバルブ8を介して油拡散ポンプ6が
接続されている。油拡散ポンプ6は基板Wへの成膜を行
う際に、真空室2内が高真空となるように真空排気する
メインポンプとして機能する。
【0025】一方、真空室2の側部には、配管9が設け
られ、この配管9にバルブ7を介して油回転ポンプ5が
接続されている。油回転ポンプ5は排気手段として機能
するものであり、真空室2内の除塵を行う際に、真空室
2内を真空排気する。
【0026】油回転ポンプ5への配管9の途中には、測
定手段としてのダストカウンタ11が設けられている。
ダストカウンタ11は油回転ポンプ5の駆動によって配
管9内を流れる塵埃の量を測定するものである。ダスト
カウンタ11による塵埃の量の測定は、例えば、配管9
の内部を通過する塵埃にレーザ光を照射し、塵埃からの
反射光量を検出して行うことができる。
【0027】イオン化ガス発生手段12は、ガスの貯蔵
源13と、ガス内に混在している不純物を濾過するフィ
ルタ14と、ガスを帯電させイオン化させる電極部15
と、電極部15に高電圧を印加させる交流電源16とに
よって構成されている。このイオン化ガス発生手段12
では、貯蔵源13より供給されたガスがフィルタ14で
濾過されて清浄ガスとなった後、電極部15で帯電され
ることによりイオン化される。この実施の形態では、電
源として交流電源16を使用しているので、「+」と
「−」のイオン化ガスを一定周期で交互に発生させるこ
とが可能となっている。
【0028】イオン化ガス供給手段は、ガス配管18
と、制御バルブ17とを備えている。ガス配管18は、
イオン化ガス発生手段12で生成されたイオン化ガスを
真空室2内に導入するための配管であり、制御バルブ1
7を介してイオン化ガス発生手段12に接続されてい
る。
【0029】真空室2内において、ガス配管18は二股
に分岐されており、分岐された一方の開口18Aは機枠
4の下方に臨んでいる。従って、開口18Aから噴出す
るイオン化ガスは機枠4の下面に沿って流動するため、
機枠4にセットされている基板Wの表面にイオン化ガス
を噴きつけることができる。分岐された他方の開口18
Bは、真空室2の内側面に臨んでいる。従って、開口1
8Bからのイオン化ガスは、真空室2の内面に沿って流
動して真空室2の全体にイオン化ガスを行き渡らせるよ
うに作用する。
【0030】この実施の形態において、ガス配管18の
開口18A、18Bは、真空室2の側部に設けられた配
管9との反対側に位置するように配置されている。従っ
て、開口18A、18Bからのイオン化ガスは、油回転
ポンプ5の駆動で発生した排気流により、矢印Fで示す
ように、機枠4の下面及び真空室2の内面に沿って流動
して排出される。このため、基板Wから除去された塵埃
が基板Wから離れる方向に流れ、基板Wに再付着するこ
とがなくなる。
【0031】イオン化ガス供給手段の制御バブル17
は、油回転ポンプ5の駆動によって、真空室2内が所定
の減圧状態となったとき、開作動する。これにより、イ
オン化ガスが真空室2の内部及び機枠4の下面に噴きつ
けられる。このような減圧状態でのイオン化ガスの供給
では、イオン化ガスによる除電が確実となり、除電によ
る塵埃の除去も確実に行うことができる。この制御バル
ブ17によるイオン化ガスの供給の間、油回転ポンプ5
は真空室2内の真空排気を継続して行う。従って、除去
された塵埃を真空室2の外部に確実に排出できるため、
基板Wの表面や真空室2の内壁への塵埃の再付着を防止
することができる。
【0032】次に、以上の実施の形態の作動を説明す
る。基板Wを機枠4にセットした後、図示しない真空室
2の扉を閉めて真空室2内を密閉し、油回転ポンプ5を
駆動してバルブ7を介して、真空室2を大気圧力から1
0Pa程度までの低真空排気を行う。この低真空排気中
は真空室2の内部で気流が発生して真空室2内の塵埃が
舞い上がっており、この舞い上がった塵埃の一部は真空
室2内の空気とともに配管9から排気される。
【0033】この排気が進行するにつれて気流が減少す
るため、塵埃は排出されるに必要な運動量が得られなく
なり、真空室2内に残留して、真空室2の内壁や基板W
の表面等に付着する。特に、基板Wが硝子や樹脂等の絶
縁材料の場合には、基板Wが帯電しやすいため、静電気
力による塵埃の吸着が多くなる。
【0034】このため、10Pa程度まで低真空にした
状態で、制御バルブ17を開いて、イオン化ガス発生手
段12からのイオン化ガスを真空室2内に導入する。こ
のときのイオン化ガスの圧力は塵埃を輸送するに足る運
動量の気流を発生させる程度でよく、例えば1000P
a前後の圧力で十分である。
【0035】このイオン化ガスの導入によって、開口1
8A、18Bからイオン化ガスが噴出される結果、静電
気力によって各部位に付着している塵埃が除電されて取
り除かれる。特に、基板Wの表面に対しては、開口18
Aからのイオン化ガスが噴きつけられるため、その表面
に付着している塵埃が確実に除電されて、表面から離れ
て浮遊する。なお、イオン化ガスの導入に先立って、機
枠4を回転させ、機枠4にセットされた基板Wに満遍な
く、イオン化ガスを噴きつけるようにする。
【0036】この実施の形態では、「+」と「−」のイ
オン化ガスが周期的に交互に噴きつけられることによ
り、基板Wの表面等の帯電していた部位が電気的に中
和、除電され、塵埃が再付着し難くなる。このイオン化
ガスの導入にあっては、油回転ポンプ5が駆動を継続し
ており、これにより、開口18A,18Bから噴出した
イオン化ガスは、矢印Fのように流れる。このため、イ
オン化ガスは浮遊する塵埃とともに配管9から真空室2
の外部に排出される。
【0037】以上のようなイオン化ガスの導入中、ダス
ト力ウンタ11が配管9内を流れるガス中の塵埃の量を
測定する。そして、一定時間内に流れる塵埃の量が十分
少なくなった時点で、制御バルブ17を閉め、イオン化
ガスの導入を停止する。さらに、油回転ポンプ5による
排気を継続し、真空室2内の圧力が数Pa程度まで下が
った時点で、バルブ7を閉める。次いで、バルブ8を開
き、油拡散ポンプ6により10−3pa程度の圧力まで
高真空排気を行う。この状態で基板Wの表面に対して成
膜を行う。
【0038】従って、このような実施の形態では、真空
室2内及び基板W表面の塵埃を十分に排出することがで
き、しかも基板Wの表面への塵埃の再付着を防止するこ
とができる。このため、基板Wへの成膜を良好に行うこ
とができる。
【0039】また、この実施の形態では、電源として交
流電源16を用い、「+」と「−」のイオン化ガスを交
互に噴出させるようにしたので、基板Wの表面等が正負
のどちらの極性に帯電していても、除電を行うことがで
きる。なお、基板Wの材質および前工程(洗浄等)の処
理等から、基板Wの帯電する極性が特定できる場合は、
電源として直流電源を用いても良い。その場合、基板W
の帯電している極性と反対の極性のイオン化ガスを噴出
することにより、効率的な基板Wの除電を行うことがで
きる。
【0040】さらに、この実施の形態では、ガス配管1
8の開口18Aから噴出するイオン化ガスの気流が、開
口18A→基板W→配管9の順で流れるため、基板Wか
ら離れた塵埃が基板Wの表面へ再付着することがなくな
る。
【0041】(実施の形態2)図2は実施の形態2を示
す。この実施の形態では、スパッタリング装置21への
適用を示すものであり、基板Wをセットする機枠4が真
空室22内に配置されている。機枠4に対応した真空室
22内の底部には、基板Wの表面に成膜する薄膜の材料
であるターゲットがセットされたカソード23が設置さ
れている。このカソード23は真空室22の外部に設け
られた直流電源25からスパッタリング電力が供給され
る。このため、カソード23は直流電源25の正電極に
接続されている。一方、直流電源25の負電極はアース
されている。
【0042】カソード23の付近には、スパッタリング
用のガスが導入される導入管24の先端が配置されてい
る。導入管24の基端はバルブ24を介してアルゴンガ
スなどのスパッタリング用のガスが貯留されているガス
ボンベ25に接続される。従って、バルブ32を開くこ
とにより、スパッタリング用のガスを真空室22に導入
することができる。
【0043】真空室22の側部には、配管29が設けら
れ、この配管29にバルブ7を介して排出手段である油
回転ポンプ5が接続されている。真空室2の底部には、
配管10が設けられ、この配管10にバルブ8を介して
ターボ分子ポンプ26が接続されている。ターボ分子ポ
ンプ26は基板Wへの成膜を行う際に、真空室22内が
高真空となるように真空排気するメインポンプとして機
能する。
【0044】さらに、真空室22には、実施の形態1と
同様な構成からなるイオン化ガス発生手段12が接続さ
れる。このイオン化ガス発生手段12には、実施の形態
1と同様に、制御バルブ17及びガス配管18からなる
イオン化ガス供給手段が接続されている。イオン化ガス
供給手段のガス配管18は二股に分岐した後、真空室2
2内で開口している。一方の開口28Aは機枠4の下方
に臨んでおり、他方の開口28Bは、真空室22の内面
に臨んでいる。これにより、イオン化ガスを機枠4にセ
ットされた基板Wの表面に噴きつけると共に、イオン化
ガスを真空室22の内面に沿って流動させるようになっ
ている。
【0045】真空室22におけるガス配管18が侵入し
ている側と反対側の中央部分には、副室39が連通状態
で接続されている。副室39は遮蔽手段としてのゲート
バルブ38を介して真空室22と連通しており、ゲート
バルブ38が閉じることにより、副室39は真空室22
と遮断されて真空室22の外部となる。
【0046】真空室22に対しては、副室39を介して
集塵手段32が進退自在となっている。すなわち、集塵
手段32は副室39の外壁に取り付けられた駆動手段3
7のロッド37aの先端に取り付けられており、駆動手
段37の駆動によって副室39から真空室22に進退す
るようになっている。
【0047】図3は集塵手段32を正面から示してお
り、絶縁材からなる円盤状の支持板36の外周付近に、
放電電極33と、その接地電極34と、塵埃吸着用電極
35とが同方向(真空室22方向)に直線的に伸びるよ
うに取り付けられて構成されている。支持板36は駆動
手段37のロッド37aに取り付けられており、駆動手
段37が回転駆動することにより回転する。
【0048】放電電極33は負電極がアースされた直流
電源40の正電極と接続されている。接地電極34はこ
の放電電極33の左右両側に配置されており、いずれも
アースされている。
【0049】塵埃吸着用電極35は支持板36の中心を
挟んだ放電電極33の反対側に配置されている。塵埃吸
着用電極35は正電極がアースされた直流電源41の負
電極と接続されている。また、塵埃吸着用電極35の表
面は、フッ素樹脂などの絶縁材料に被覆されている。
【0050】このような集塵手段32は、上述したよう
に、支持板36が駆動手段37に取り付けられることに
より、駆動手段37の駆動によって回転すると共に、副
室37と真空室22との間を移動する。真空室22内に
進出する場合、集塵手段32の全体が機枠4の下方で停
止する。これにより、集塵手段32は機枠4にセットさ
れて基板Wに臨むようになっている。
【0051】この実施の形態の作動において、機枠4へ
の基板Wのセットから低真空排気までは、実施の形態1
と同様である。そして、真空室22内を10Pa程度の
低真空にした状態で、制御バルブ17を開き、ガス配管
18を通じてイオン化ガスを真空室22内に導入する。
導入されたイオン化ガスは、真空室22内の各部位に付
着している塵埃を浮遊させ、浮遊した塵埃はイオン化ガ
スとともに配管29から排出される。なお、イオン化ガ
スの導入に先立って、機枠4を回転させておき、機枠4
にセットされている基板Wに満遍なくイオン化ガスを噴
きつけるようにする。また、駆動手段37によって集塵
手段32を真空室22内に進出させ、機枠4の下方に停
止させる。これにより、集塵手段32は機枠4にセット
されている基板Wと臨んだ状態となる。
【0052】イオン化ガスの導入中においては、直流電
源40から放電電極33に正の高電圧を印加すると共
に、直流電源41から塵埃吸着用電極35に負の高電圧
を印加する。これにより、近接している放電電極33と
2本の接地電極34の間に放電(プラズマ)が生じる。
このプラズマ中を通過したイオン化ガスおよびイオン化
ガス中の塵埃が正に帯電し、負に帯電している塵埃吸着
用電極35の表面に静電気力により付着する。
【0053】塵埃が金属等の導電牲の場合、塵埃吸着用
電極35の表面が金属であれば、その表面に付着した瞬
間に、電荷交換を行って除電され、塵埃吸着用電極35
から剥がれ落ちるが、この実施の形態のように塵埃吸着
用電極35の表面を絶縁材料によって被膜することによ
り、静電気力が持続するため、塵埃が剥がれ落ちること
はなくなる。なお、塵埃吸着用電極35は放電電極38
よりも下側に位置していることにより、落下してくる塵
埃を効率良く吸着させることができる。
【0054】以上の作動を一定時間継続して行い、真空
室22内の塵埃の量が十分に減少した時点で、制御バル
ブ17を閉め、真空室22内へのイオン化ガスの導入を
停止する。さらに排気を続けて、真空室22内の圧力が
数Pa程度まで下がったとき、バルブ7を閉め、次いで
バルブ8を開いて、ターボ分子ポンプ26によって10
−3pa程度の圧力まで高真空排気を行う。
【0055】そして、駆動手段37により集塵手段32
を180°回転させ、塵埃吸着用電極35を上側に位置
させる。その後、バルブ31を開き、スパッタリング用
ガスを真空室22内に導入する。スパッタリング用ガス
の導入初期においては、急激な圧力変化が生じるため、
真空室22内に気流が発生する。この気流は、カソード
23付近から上方に向かって生じるため、カソード23
付近に残留していた塵埃が舞い上がるが、上側に位置し
ている集塵手段32の塵埃吸着用電極35に集塵される
ため、基板Wへ達して基板Wに付着することがない。
【0056】一定時間後、気流が安定化するため、塵埃
の浮遊がなくなる。この時点で駆動手段37により、集
塵手段32を真空室22から後退させ、副室39内に収
容し、ゲートバルブ38を閉じる。これにより、集塵手
段32から塵埃が落下しても、真空室22に入り込むこ
とがない。次いで、カソード23に電圧を供給し、放電
を起こして、基板Wへの成膜を開始する。
【0057】このような実施の形態によれば、実施の形
態1と同様に作用することができるのに加えて、集塵手
段32を基板Wの下に基板Wと臨むように配置している
ため、基板Wへの塵埃の付着を著しく低減できる。ま
た、成膜中は集塵手段32を副室39に収納するので、
集塵手段32から塵埃が剥がれ落ちても、基板Wへ付着
する恐れがない。さらに、集塵手段32を回転可能とし
たので、真空室22内に生じる気流の向きに応じて回転
させることができ、効率的な集塵が可能となっている。
【0058】(実施の形態3)図4は本発明の実施の形
態3を示す。この実施の形態はスパッタリング装置41
への適用を示すものであり、実施の形態2を基本とした
構造となっている。
【0059】この実施の形態では、プラスチックからな
り、静電気力によって塵埃を吸着する塵埃吸着棒43が
集塵手段として用いられる。この塵埃吸着棒43は副室
39の外壁に取り付けられた駆動手段44により、副室
39と真空室22との間を移動可能となっている。ま
た、真空室22内では、機枠4の下方で停止し、これに
より、機枠4にセットされている基板Wに臨むようにな
っている。
【0060】副室45には、真空室22内を排気する排
気手段としての油回転ポンプ5及びメインポンプとして
のターボ分子ポンプ26とは別個の排気手段が設けられ
る。この排気手段は、副室39に連通した配管48にバ
ルブ47を介して接続されたロータリーポンプ46によ
って形成されている。
【0061】副室39内には、塵埃吸着棒43の外形に
嵌合する挿通穴49Aを有したナイロンシートからなる
静電気発生シート49が設けられている。塵埃吸着棒4
3は真空室22内と副室45内とを行き来する際、挿通
穴49Aを接触しながら通過し、この通過の際にその表
面が静電気発生シート49と擦れるため、塵埃吸着棒4
3の表面に静電気が発生する。
【0062】さらに、この実施の形態では、イオン化ガ
ス発生手段12に分岐配管51が接続されている。分岐
配管51はバルブ50を介してその先端が副室39内に
挿入されており、イオン化ガス発生手段12からのイオ
ン化ガスを副室39に導入するように作用する。この分
岐配管51は副室39内に収容された塵埃吸着棒43に
イオン化ガスを噴きつけるものである。
【0063】この実施の形態において、機枠4への基板
Wのセットから低真空排気および基板Wへのイオン化ガ
スの噴きつけまでは、実施の形態1及び2と同様であ
る。イオン化ガスの噴きつけを一定時間継続して行い、
真空室22内の塵埃の量が十分に減少したとき、制御バ
ルブ17を閉めて真空室22内へのイオン化ガスの導入
を停止する。
【0064】次に、真空室22と副室39との境界部分
に設けたゲートバルブ38を開け、駆動手段44によ
り、塵埃吸着棒43を真空室22内の機枠4の下方へ進
出させる。このとき、塵埃吸着棒48の表面と静電気発
生シート49の挿通穴49Aとが擦れ合うため、塵埃吸
着棒48の表面に静電気が帯電する。
【0065】さらに排気を続け、真空室22内の圧力が
数Pa程度まで下がった時点で、バルブ7を閉めた後、
バルブ8を開き、ターボ分子ポンプ26により10−3
Pa程度の圧力まで高真空排気を行う。この状態で、バ
ルブ31を開いてスパッタリング用ガスを真空室22内
に導入する。このガスの導入により発生する気流のた
め、真空室22内に残留していた塵埃が浮遊する。この
実施の形態では、浮遊した塵埃が塵埃吸着棒43に静電
気力により吸引されて吸着されるため、基板Wの表面へ
の付着を防止することができる。一定時間後、気流が安
定化して塵埃の浮遊がなくなったとき、駆動手段44に
より、塵埃吸着棒43を真空室22から後退させ、副室
39内に収容しゲートバルブ38を閉じる。次いで、カ
ソード23に電圧を供給し、放電を起こして基板Wへの
成膜を開始する。
【0066】この成膜を行っている間に、副室39内に
収納した塵埃吸着棒43の清掃を行う。その清掃は、ゲ
ートバルブ38を閉じた状態で行う。まずバルブ50を
開いて、分岐配管51の先端から塵埃吸着棒43にイオ
ン化ガスを噴きつけて除電するとともに、吸着している
塵埃を吹き飛ばす。次いで、バルブ47を開いて、ロー
タリーポンプ46により、副室39内の塵埃を排出す
る。
【0067】このような実施の形態によれば、実施の形
態1及び2と同様に作用するのに加えて、集塵手段にお
ける塵埃を吸着するための静電気を発生させる手段とし
て、絶縁材の摩擦を利用するため、静電気発生用の電源
等が不要となり、安価な装置とすることができる。
【0068】以上の説明から、本発明は以下の発明を包
含している。
【0069】(1) 成膜用の基板がセットされる真空
室と、この真空室を真空排気する排気手段と、イオン化
ガスを発生させるイオン化ガス発生手段と、イオン化ガ
ス発生手段からのイオン化ガスを前記真空室に導入する
と共に、導入したイオン化ガスの一部を前記基板の表面
に噴きつける導くイオン化ガス供給手段と、前記真空室
に対して進退自在に設けられ、塵埃を静電気力により吸
着する集塵手段と、を備えていることを特徴とする真空
成膜装置。
【0070】この発明では、イオン化ガス発生手段から
のイオン化ガスをイオン化ガス供給手段が真空室及び基
板の表面に供給するため、基板表面に付着していた塵埃
を確実に除去することができると共に、真空室内から塵
埃を外部に排出させることができる。また、集塵手段が
静電気力によって塵埃を吸着するため、塵埃を確実に除
去することができる。
【0071】(2) 成膜用の基板がセットされる真空
室と、この真空室を真空排気する排気手段と、イオン化
ガスを発生させるイオン化ガス発生手段と、イオン化ガ
ス発生手段からのイオン化ガスを前記真空室に導入する
と共に、導入したイオン化ガスの一部を前記基板の表面
に噴きつけるように導くイオン化ガス供給手段と、前記
真空室に対して進退自在に設けられ、塵埃を静電気力に
より吸着する集塵手段と、この集塵手段の進退路上に開
閉自在に設けられ、前記真空室を外部と遮蔽する遮蔽手
段と、を備えていることを特徴とする真空成膜装置。
【0072】この発明では、上記(1)項と同様に作用
するのに加えて、遮蔽手段が真空室を外部と遮蔽するた
め、集塵手段に付着した塵埃を真空室の外部で除去する
際に、塵埃が真空室内に侵入することがなくなる。
【0073】(3) 前記イオン化ガス供給手段は、前
記排気手段の真空排気によって真空室内が所定の減圧状
態となったとき、イオン化ガスを真空室内に導入すると
共に、排気手段が真空排気を継続することを特徴とする
上記(1)項または(2)項記載の真空成膜装置。
【0074】この発明では、減圧状態下でイオン化ガス
を真空室内に導入するため、真空室及び基板表面の除電
を良好に行うことができ、しかも、排気手段が真空排気
を継続するため、除去された塵埃を円滑に真空室の外部
に排出することができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、真空室内の真空排気に際して、イオン化ガスに
より真空室内の塵埃を強制的に排出し、且つ基板等の除
電も行うため、基板への塵埃の付着を防止でき、基板へ
の成膜における塵埃の悪影響を少なくできる。
【0076】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、真空室内が所定の減圧状態となったと
き、イオン化ガスが真空室内に導入されるため、真空室
及び基板表面の除電を良好に行うことができ、静電気力
でこれらに付着している塵埃を除去することができ、し
かも排気手段が真空排気を継続するため、除去された塵
埃を真空室の外部に円滑に排出することができる。
【0077】請求項3の発明によれば、請求項1、2の
発明の効果に加え、静電気力によって塵埃を吸着した集
塵手段が真空室から退出するため、塵埃の再付着を防止
することができる。
【0078】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
発明の効果に加え、集塵手段が基板の表面の臨んだ位置
で塵埃を吸着するため、基板表面に向かう気体から塵埃
を確実に除去することができる。
【0079】請求項5の発明によれば、請求項1〜4の
発明の効果に加え、一定時間内に排出される塵埃の量を
把握することができるため、塵埃の除去の進行度合いを
把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の全体を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態2の全体を示す断面図であ
る。
【図3】実施の形態2における集塵手段を示す正面図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態3の全体を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2 真空室 5 油回転ポンプ(排気手段) 12 イオン化ガス発生手段 17 制御バルブ 18 ガス配管 W 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川俣 健 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学 工業株式会社内 (72)発明者 高尾 潔 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学 工業株式会社内 (72)発明者 豊原 延好 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学 工業株式会社内 Fターム(参考) 4D054 AA20 BA01 BB02 BB14 BB18 BC09 BC28 EA30 4K029 CA01 CA05 DA09 FA09 5F045 AA18 AA19 BB14 DP13 EB08 EC07 EE10 EG03 EG07 EH18 GB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成膜用の基板がセットされる真空室と、 この真空室を真空排気する排気手段と、 イオン化ガスを発生させるイオン化ガス発生手段と、 イオン化ガス発生手段からのイオン化ガスを前記真空室
    に導入すると共に、導入したイオン化ガスの一部を前記
    基板の表面に噴きつけるように導くイオン化ガス供給手
    段と、を備えていることを特徴とする真空成膜装置。
  2. 【請求項2】 前記イオン化ガス供給手段は、前記排気
    手段の真空排気によって真空室内が所定の減圧状態とな
    ったとき、イオン化ガスを真空室内に導入すると共に、
    排気手段が真空排気を継続することを特徴とする請求項
    1記載の真空成膜装置。
  3. 【請求項3】 塵埃を静電気力により吸着する集塵手段
    が前記真空室に対して進退自在に設けられていることを
    特徴とする請求項1または2記載の真空成膜装置。
  4. 【請求項4】 前記集塵手段が前記基板の表面に臨む位
    置となるように真空室内に対して進退することを特徴と
    する請求項3記載の真空成膜装置。
  5. 【請求項5】 前記排気手段によって排気された気体中
    の塵埃の量を測定する測定手段が気体の排気経路中に配
    置されている特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の真空成膜装置。
JP2000060730A 2000-03-06 2000-03-06 真空成膜装置 Withdrawn JP2001247955A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009132963A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Konica Minolta Opto Inc 成膜装置
JP2014231628A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 住友金属鉱山株式会社 長尺樹脂フィルムの表面処理装置及び表面処理方法、並びに該表面処理装置を備えたロールツーロール成膜装置
JP2015167157A (ja) * 2014-03-03 2015-09-24 東京エレクトロン株式会社 半導体製造装置、成膜処理方法及び記憶媒体

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JP2014231628A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 住友金属鉱山株式会社 長尺樹脂フィルムの表面処理装置及び表面処理方法、並びに該表面処理装置を備えたロールツーロール成膜装置
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