JP2001246878A - 配送用感熱複写伝票 - Google Patents

配送用感熱複写伝票

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JP2001246878A
JP2001246878A JP2000387010A JP2000387010A JP2001246878A JP 2001246878 A JP2001246878 A JP 2001246878A JP 2000387010 A JP2000387010 A JP 2000387010A JP 2000387010 A JP2000387010 A JP 2000387010A JP 2001246878 A JP2001246878 A JP 2001246878A
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layer
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thermal
slip
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JP2000387010A
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Shinichi Matsumoto
信一 松本
Nobuhiko Kitada
信彦 北田
Ryozo Ishibashi
良三 石橋
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Naigai Carbon Ink Co Ltd
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Naigai Carbon Ink Co Ltd
Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーマルプリンターからの熱印字により連続
複写記録可能な、袋状の配送用感熱複写伝票であって、
小さな荷物へも不都合なく貼付できる配送用感熱複写伝
票の提供。 【解決手段】 感熱部材および受像部材を含む配送用感
熱複写伝票であって、前記感熱部材が、感熱発色層、基
材シート(A)および熱転写層から順次構成され、およ
び前記受像部材が、感熱発色層または顕色剤層、基材シ
ート(B)、感圧接着剤層および剥離紙から順次構成さ
れ、前記感熱部材の熱転写層と受像部材の感熱発色層ま
たは顕色剤層が互いに対向して配置され、かつそれらの
対向する3つの端部において糊剤により袋状に接着され
ている配送用感熱複写伝票。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルプリンタ
ーによる感熱記録によって感熱複写が可能な配送用感熱
複写伝票に関する。本発明の配送用感熱複写伝票は、主
に、荷物の配送に必要なデータを複写記録された後、配
送される荷物に貼付される用途に使用される。
【0002】
【従来の技術】一般的に、宅配便により物品を送付する
場合、複数枚の記録用紙が組み合わされた配送用の感圧
複写伝票に、送付先や送り主の住所・氏名あるいは送る
物品などの情報をボールペン等で記載し、感圧転写によ
り情報を記録する。記録された用紙はそれぞれ、例え
ば、送り主用、中継地点(例えば、配送業者の営業所
等)用、配達人用または送付先が物品を受領したことの
確認用、送り先用等のコピーとしての役目を担ってい
る。
【0003】現在、上記のような複数枚のコピーの必要
性が再検討されてきている。例えば、運送途中での記録
は、印刷されたバーコードを用いて情報を入力する方法
を採ることで、記録用紙の枚数を減らして費用を節減す
る努力が成されている。一度に大量の物品を常時送付す
る、いわゆる大口送り主では、送り主がコンピュータを
用いて配送用複写伝票に一括して印刷することができ、
かつその記録がコンピューターに残ることから、送り主
用のコピーが不要となる。このような大口送り主の場
合、例えば、送付先用コピーと送付先において受領印を
もらうための受領確認用のコピーとの2枚で済ますこと
も可能である。
【0004】一方、装置の小型簡略化あるいは省エネル
ギーの観点から、感圧記録装置よりも、感熱記録装置を
利用する検討がなされている。実際、前述の大口送り主
の場合、図5に示されているような感熱記録伝票を用い
て、コンピューターに記録された配送用情報を感熱記録
装置により伝票に記録されて送付されている。しかしな
がら、図5を見れば明らかであるが、従来の伝票におい
ては、送付先用コピーと前記受領確認用コピーとが並列
的に存在し、各々に同じ情報を記録する必要がある。ま
た、このような伝票は、感熱記録タイプのものに限られ
ており、一度の熱印加で上下2枚葉の伝票に情報を記録
する感熱複写タイプの伝票は未だ使用されていない。省
資源、省エネルギーの要請は益々増大する一方であり、
図5のような感熱記録タイプの伝票にもまだまだ改良の
余地が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、図5に記載
するような、従来型の感熱記録タイプの配送用伝票を改
良し、省資源および省エネルギーをより推進することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、感
熱部材および受像部材を含む配送用感熱複写伝票であっ
て、前記感熱部材が、感熱発色層、基材シート(A)お
よび熱転写層から順次構成され、および前記受像部材
が、感熱発色層または顕色剤層、基材シート(B)、感
圧接着剤層および剥離紙から順次構成され、前記感熱部
材の熱転写層と受像部材の感熱発色層または顕色剤層が
互いに対向して配置され、かつそれらの対向する3つの
端部において糊剤により袋状に接着されている配送用感
熱複写伝票を提供する。本発明の配送用感熱複写伝票
は、上下2枚葉の伝票に一度の熱印加で感熱記録と複写
が可能であるため、印加される熱エネルギーを減少でき
る。また、伝票の必要面積も低減でき、使用する紙も少
なくて済み、しかも多少小さな物品にも貼付が可能とな
る。本発明の伝票を用いた場合、配達完了時に感熱部材
を剥離し、それに送付先から受領印等をもらって帰るた
め、受像部材はそのまま送付物品に貼付したまま残って
いる。
【0007】本発明において、前記熱転写層は、無色な
いし淡色のワックスおよび発色剤、および所望により不
揮発性の油性化合物を更に含有していてよく、その上を
UV硬化性インキから形成されるオーバーコート保護層
で更に被覆することもできる。
【0008】本発明の配送用感熱複写伝票は、感熱部材
がその両端部および/または中央部付近においてカット
オフされていてよく、および/または熱転写方向を横断
して感熱部材にミシン目加工が施されていてもよい。
【0009】本発明の配送用感熱複写伝票は、望ましく
は連続帳票の形態であり得る。
【0010】本発明は、このような構造を有することに
より、サーマルプリンターにより印字記録できかつ小さ
な荷物へも不都合なく貼付可能な、袋状の配送用感熱複
写伝票の提供を、当該分野において初めて可能とするも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様の配送用感熱
複写伝票を、図1を参照して説明する。図1(A)は、
図1(B)に示す本発明の配送用感熱複写伝票100のL
−M線において切断した場合の断面図であって、表面に
感熱発色層12を有しかつ裏面に熱転写層14を有する基材
シート(A)11から成る感熱部材10と、表面に感熱発色
層または顕色剤層22を有し、かつ裏面に感圧接着剤層23
を有する基材シート(B)21および前記感圧接着剤層23
と対向して配置される剥離紙24から成る受像部材20とを
含む配送用感熱複写伝票100を示している。前記感熱部
材裏面感熱転写層14と受像部材表面の感熱発色層または
顕色剤層22は、互いに対向して配置されかつそれらの対
向する3つの端部において糊剤50により接着されること
により、配送用感熱複写伝票100自体は、袋状の形態を
成している。
【0012】前記感熱部材10と受像部材20は、それらの
対向する3つの端部が糊剤50で互いに接着されていない
と(例えば、前記部材同士の対応する両端部のみが接着
されている場合など)、その使用前の貯蔵および運搬中
および送付物品に貼付されて運搬されている間に感熱部
材が受像部材から剥がれたり破損したりするなどの損傷
を受け易い。そのため、本発明では、このような損傷を
防止するために、前記感熱部材および受像部材の3つの
端部が糊剤50により互いに接着されている。特に好まし
くは、図1(B)に示すように、糊剤50により互いに接
着されている3つの端部のうち2つが配送用感熱複写伝
票100の熱転写方向(すなわち、印刷方向)の上下の端
部である。
【0013】本発明の配送用感熱複写伝票100におい
て、感熱部材10に含まれる基材シート(A)11および受
像部材20に含まれる基材シート(B)21としては、例え
ばポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、
上質紙(中性紙、酸性紙)、脱墨パルプ入り原紙、コー
ト紙等が使用できる。特に、基材シート(A)の坪量と
しては、15〜40g/m2が好ましい。基材シート(A)
の坪量が15g/m2より小さくなると、基材シート表面
への各層の形成のための塗液の塗布性や作業性が著しく
低下し、また40g/m2より大きくなるとサーマルヘッ
ドによる熱エネルギーが分散され、十分な熱転写濃度が
得られない恐れがある。また、基材シート(B)の坪量
としては、特に限定されないが、20〜200g/m2が好ま
しい。
【0014】本発明の第1の態様の配送用感熱複写伝票
100は、図1(B)、より詳しくは図2に示すように、
感熱部材が配送用感熱複写伝票の両端部および/または
中央部付近においてカットオフされていてよい。場合に
より、前記配送用感熱複写伝票100は、カットオフされ
ることにより、その両端部および/または中央部付近に
おいて、受像部材20が露出していてもよい(図2参
照)。感熱部材がこのようにカットオフされることによ
り、本発明の配送用感熱複写伝票100は、カットオフ部
で分離される袋状複写伝票を含み得る。ここで、カット
オフされる箇所は、1箇所であっても、それ以上であっ
てもよい。更に本発明では、カットオフ後、必要に応じ
て、感熱部材のカットオフ部側の端部を受像部材と糊付
けしてもよい。例えば、図1(B)の左側の感熱部材10
のカットオフ部側の端部を受像部材20と糊付けすること
により、左側の感熱部材10の周囲の四辺全てを受像部材
20と糊付けすることが可能であり、これにより袋状部分
(周囲3辺を糊付け)を右側に一つ有する配送用感熱複
写伝票100が得られる。
【0015】感熱発色層 本発明の第1の態様の配送用感熱複写伝票100の感熱部
材10において、基材シート(A)11の表面に形成される
感熱発色層12としては、バインダー中に所望の発色剤お
よび顕色剤を微分散したものから形成され得る。前記感
熱発色層12は、60〜300℃に加熱することにより発色す
るが、その発色し得る色(色相)は、使用する発色剤の
種類に依存して変化する。
【0016】前記感熱発色層に使用される好適な発色剤
は、ロイコ染料であり、具体的には、感熱紙紙に常用さ
れるトリフェニルメタン系化合物、トリフェニルメタン
フタリド系化合物、フルオラン系化合物、フェノチアジ
ン系化合物、インドリルフタリド系化合物、ロイコオー
ラミン系化合物、ローダミンラクタム系化合物、トリア
ゼン系化合物およびスピロピラン系化合物等のロイコ体
(例えば、ベンゾイルロイコメチレンブルー、クリスタ
ルバイオレットラクトン、マラカイトグリーンラクト
ン、3,3-ビス(p-ジメチルアミノフェニル)-6-ジメチル
アミノフタリド、3-(N-(3'-トリフルオロメチルフェニ
ル)-アミノ)-7-ジエチルアミノフルオラン、3-ジエチル
アミノ-7-メチルフルオラン、3-ジエチルアミノ-6-メチ
ル-7-クロロフルオラン、3-ジエチルアミノ-7-ジベンジ
ルアミノフルオラン、3-ジエチルアミノ-7-アニリノフ
ルオラン、3-(N-メチルアニリノ)-7-アニリノフルオラ
ン、3-(N-メチルアニリノ)-7-アニリノフルオラン、3-
ジエチルアミノ-7-(m-トリフルオロメチルアニリノ)フ
ルオラン、3-ジエチルアミノ-6-メチル-7-アニリノフル
オラン、3-(N-メチルシクロヘキシルアミノ)-6-メチル-
7-アニリノフルオラン、3-ピロリジノ-6-メチル-7-アニ
リノフルオラン、3-ピペリジノ-6-メチル-7-アニリノフ
ルオラン、3-(N-メチル-p-トルイジノ)-6-メチル-7-ア
ニリノフルオラン、ベンゾ-β-ナフトスピロピラン等)
のような、青、赤、黒等の各種の色相で発色し得るも
の、およびこれらの混合物が挙げられる。発色剤は、固
体の形態でそのまま使用してもよい。特に好ましくは、
発色剤として、3-ジ(n-ブチル)アミノ-6-メチル-7-アニ
リノフルオランまたは3-ジ(N-エチル-N-イソアミルア
ミノ)-6-メチル-7-アニリノフルオランを使用する。
【0017】感熱発色層に好適に含有される顕色剤とし
ては、感熱紙に一般に使用されるものであってよく、例
えば、モンモリロナイト、アタパルジャイト、ベントナ
イト、活性白土、カオリン等の粘土鉱物、4-t-ブチルフ
ェノール、4-フェニルフェノール、2,2-ビス(p-ヒドロ
キシフェニル)プロパン[すなわち、ビスフェノール
A]、2,2-ビス(p-ヒドロキシフェニル)ブタン、4-t-ブ
チルフェノールとホルムアルデヒドとの重縮合物、α-
ナフトール、β-ナフトール、またはサリチル酸誘導体
の金属塩のうち5-フェニルサリチル酸の亜鉛塩、5-t-ア
ミルサリチル酸の亜鉛塩、5-(4-ヒドロキシフェニル)-
サリチル酸の亜鉛塩、3,5-ジ-α-メチルベンジルサリチ
ル酸の亜鉛塩、3-メチル-5-フェニル-サリチル酸の亜鉛
塩、サリチル酸とホルムアルデヒドとの縮合物の亜鉛塩
等が挙げられる。これらの顕色剤は単独でまたは組み合
わせて使用してよい。
【0018】前記感熱発色層中に含有されるバインダー
は、従来から感熱紙に用いられるものであってよく、例
えば、澱粉、メチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ルアミド等;無機顔料としては、カオリン、クレー、炭
酸カルシウム、微粒子状無水シリカ等;増感剤として
は、脂肪酸アミド類、芳香族カルボン酸エステル類、脂
肪酸エステル類、芳香族エーテル類等;および、滑剤と
してはパラフィンワックス、マイクロクリスタリンワッ
クス、脂肪酸アミド、フッ化エチレン、ケイ酸アルミニ
ウムが挙げられる。
【0019】本発明において、感熱部材10の感熱発色層
12には、必要に応じて増感剤を含有してもよい。好適な
増感剤としては、例えばアミド類、フェノール誘導体、
フェニルエーテル誘導体、ビフェニルエーテル誘導体、
ナフチルフェニル誘導体などが挙げられ、特に60〜120
℃の融点を有する物質が好ましく使用される。
【0020】熱転写層 本発明の配送用感熱複写伝票100の感熱部材10におい
て、基材シート(A)11の裏面には熱転写層14が形成さ
れる。熱転写層14は、無色ないしは淡色の発色剤および
熱可融性物質(いわゆる、ワックス)を含有する。熱転
写層14に使用される発色剤は、前述の感熱発色層12につ
いて列挙したものから好ましく選択することができ、所
望の色の感熱記録を得るのであれば、前記感熱発色層12
に含まれる発色剤と同一であっても異なっていてもよ
い。
【0021】前記発色剤と混合可能な熱可塑性樹脂(い
わゆる、ワックス)としては、融点が30〜110℃のワッ
クス状物質である。このようなワックス類としては、例
えば、カルナウバワックス、モンタンワックス、オーリ
キュリーワックス、キャンデリラワックス、シュガーケ
ーンワックス、ココナッツワックス、パラフィンワック
ス、マイクロクリタリンワックス、ヘキストワックス
(OP、O等)、パリコワックス(WBワックス等)、
NPSワックス、ライスワックス、低分子ポリエチレン
ワックス、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン
酸、脂肪酸アミド(ステアロアミド等)、ケトンワック
ス(ステアロン等)が挙げられるが、これらに限定され
るものではない。ここで、「ワックス状物質」という用
語とは、加熱溶融により低粘度の液状となり、融点以下
に冷却すると再び凝固して固体状となる物質を意味する
ものであって、当該分野において一般に知られている高
級脂肪酸と高級アルコールとのエステルのみを表すもの
ではない。
【0022】本発明において、前記組成を有する熱転写
層形成用塗布液の融点および粘度は、通常、含有成分の
一つであるワックス類の種類およびその使用量によって
調整できる。前記塗布液中の発色剤とワックス類の望ま
しい配合割合は、例えば、ワックス類100重量部に対し
て前記発色剤3〜15重量部であってよいが、本発明は、
この範囲に限定されるものではない。
【0023】本発明において、前記熱転写層14には、塩
化パラフィン、ジイソプロピルナフタレン、アルキル化
ジフェニルエタン等の不揮発性の油性化合物を含有させ
ることにより、記録感度をより高めることができる。
【0024】オーバーコート保護層 本発明の配送用感熱複写伝票100は、搬送および/また
は取扱い中に発生する印字記録部の不要な発色汚染を防
止するために、前記感熱部材10の熱転写層14をオーバー
コート保護層15で被覆することが好ましい。本発明にお
いて、前記オーバーコート保護層は、従来から用いられ
ているものであってよいが、光エネルギーにより乾燥硬
化する紫外線硬化性樹脂を含むオーバーコート用インキ
を塗布することにより形成されてもよい。前記オーバー
コート用インキは、例えば、特開平11-123870号公報に
記載のものが挙げられ、具体的には、紫外線硬化性樹
脂;光重合開始剤;増感剤;および、必要に応じて体質
顔料等を含有していてよい。特に好ましくは、下記に列
挙するオーバーコート用インキは、そのまま使用して
も、あるいは前記UV硬化性インキに、従来既知の印刷
インキに使用されるワセリン、マット剤、スリップ剤ま
たは消泡剤等の助剤;および、アクリルモノマー、プレ
ポリマー等の連鎖移動剤のような紫外線硬化反応機構に
有効な各種助剤を更に添加して使用されてもよい。
【0025】感熱発色層または顕色剤層 本発明の複写伝票100の受像部材20において、基材シー
ト(B)21の表面には、感熱発色層または顕色剤層22を
形成する。
【0026】基材シート(B)21の表面に感熱発色層22
が形成される場合、それを形成するための組成は、前述
の感熱部材に形成されるものと同一であってよく、所望
により、発色剤が異なっていてもよい。
【0027】あるいは、受像部材20は、基材シート
(B)21の表面に、感熱発色層ではなく、顕色剤層22を
形成してもよい。前記顕色剤層22は、熱の付与によって
前記熱転写層14から転写されたロイコ染料を発色させ印
字記録を形成し得るものであって、顕色剤、およびラテ
ックスまたはバインダーを含有する。顕色剤としては、
感熱部材10の感熱発色層12中に配合されるものと同様の
ものが例示される。本発明において、顕色剤層22は、よ
り好ましくは、感熱性に特に優れた顕色剤として、フェ
ノール性物質、例えば2,2-ビス(p-ヒドロキシフェニル)
プロパン[すなわち、ビスフェノールA]またはサリチ
ル酸誘導体の亜鉛塩を単独で含有する。最も好ましく
は、顕色剤としてサリチル酸誘導体の亜鉛塩、特に、3,
5-ジ-α-メチルベンジルサリチル酸の亜鉛塩を使用す
る。
【0028】顕色剤層22に使用されるラテックスの具体
例としては、SBRラテックス、NBRラテックス、P
SBRラテックス等が挙げられ、またバインダーの具体
例としては、澱粉、ポリビニルアルコール等の水溶液が
挙げられる。
【0029】感圧接着剤層および剥離紙 前記受像部材20において、基材シート(B)21の裏面に
設けられる感圧接着剤層およびそれを被覆する剥離紙
は、当該分野において従来から使用されているものがい
ずれも適用できる。例えば、感圧接着剤としては、クロ
ロプレンゴム系、ニトリルゴム系、スチレン−ブタジエ
ンゴム系が挙げられ、また剥離紙としては、シリコーン
加工紙、ワックス加工紙等が挙げられる。
【0030】配送用感熱複写伝票の製造方法 本発明の配送用感熱複写伝票100は、例えば、以下の手
順で製造され得る。先ず、感熱部材10を形成する。基材
シート(A)11の表面に感熱発色層形成用組成物を塗布
し、乾燥することにより、感熱発色層12を形成する。前
記感熱発色層形成用組成物は、上記発色剤を、水溶性バ
インダー(例えば、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ルアミド、澱粉等の水溶液)に混合してボールミルまた
はサンドグラインダー中で8時間粉砕・微粉砕して調製
したA液と、上記顕色剤および水溶性バインダーを水中
で粉砕・微粉砕して調整したB液とを混合することによ
り調製され得る。感熱発色層12において、特に高い感度
を必要とする場合には、増感剤を前記組成物に添加する
こともでき、必要に応じて前記A液またはB液のいずれ
かに増感剤を添加し微分散した後、それを残りの水溶液
中に混合・微分散することにより感熱発色層形成用組成
物を調製することができる。
【0031】感熱発色層12は、前記組成物を基材シート
(A)11の表面に塗布量2〜8g/m2で塗布し、乾燥
して形成される。
【0032】次に、前記基材シート(A)11の裏面に熱
転写層14を形成する。先ず、熱可融性物質(すなわち、
ワックス)と発色剤としてのロイコ染料微粉末とを混合
し、所望により、更に不揮発性の油性化合物を添加し、
それらを加熱溶融して均一に分散することにより、熱転
写層用塗布液を調製する。得られた塗布液を、前記感熱
発色層12を有する面とは反対の基材シート(A)11の裏
面上に、フレキソ印刷またはフレキソ塗工機を用い、塗
布量2〜10g/m2で塗布することにより形成でき
る。
【0033】ここで、熱転写層14の塗工量および表面状
態は、グラビアまたはフレキソ印刷版のメッシュによっ
て決定される。本発明では、特に、100〜300線/イン
チ、最も好ましくは120〜200線/インチでかつ深さ10〜
60μm、好ましくは深さ30〜50のメッシュを有するフレ
キソまたはグラビア印刷版を用いて塗布することが好ま
しい。
【0034】本発明では、最も望ましくは、前記熱転写
層14を、さらにオーバーコート層15で被覆する。前記紫
外線硬化性オーバーコート用インキは、その製造工程に
おいて、上記各成分の練り合わせ中に部分的に大きな剪
断応力がかかることによって系全体が高温とならないよ
うに、さらに、その結果、重合反応が部分的に起こるこ
とがないように注意する必要があるが、それ以外は、当
該分野において通常使用される印刷インキと同様の方法
で製造され得る。前記インキはいぞれも、例えば、3本
ロールミル、サンドミル、KDミル、ボールミル等を用
いて各成分を混練し、分散してインキとする。
【0035】前記オーバーコート保護層15は、平版、凸
版、スクリーン、グラビア、フレキソ印刷法に従い、塗
布量0.2〜1.0g/m2の範囲で前記熱転写層14上に塗布
された後、紫外線を照射して硬化することにより形成さ
れてよい。ここで、前記塗布量が0.2g/m2未満である
と、貯蔵または搬送中における印字記録部の不要な発色
汚染を十分に防止できず、あるいは1.0g/m2を超える
と、プリンターの加熱による複写が不十分となるため、
いずれも好ましくない。
【0036】次に、受像部材20を形成する。先ず、基材
シート(B)21の表面に、上記感熱発色層形成用組成物
を上述と同様の手順で塗布して感熱発色層22を形成する
か、あるいは上記ラテックスおよび/または水溶性バイ
ンダーの水溶液中に顕色剤をボールミル、サンドグライ
ンダーなどを用いて微分散させて得られた塗布液を、乾
燥被覆重量2.0〜7.0g/m2の範囲で塗布し、乾燥する
ことにより顕色剤層22を形成したものであってよい。次
いで、前記基材シート(B)21の前記感熱発色層または
顕色剤層22を設けた面とは反対側の面(すなわち、裏
面)に感圧接着剤層23を介して剥離紙24を設ける。
【0037】こうして得られる感熱部材10および受像部
材20を、感熱部材10の熱転写層14(または、有する場合
にはオーバーコート保護層15)と、受像部材20の感熱発
色層または顕色剤層22とが対向するように配置させ、そ
れらの対向する3つの端部に糊剤を塗布し、互いに接着
することにより、本発明の配送用感熱複写伝票が製造さ
れる。糊剤は、当該分野において従来公知のもの(例え
ば、酢酸ビニル、クロロプレンゴム、アクリルゴムなど
のエマルション型等)が使用できる。
【0038】特に好ましくは、本発明の配送用感熱複写
伝票100は、図1(B)または図2に示すように、感熱
部材10が両端部および/または中央部付近においてカッ
トオフされていてもよい。
【0039】本発明の配送用感熱複写伝票は、別態様と
して、例えば図3に示すような形態で作製されてもよ
い。図3に例示する配送用感熱複写伝票110は、先ず、
前述と同様にして、感熱部材10を形成する。次に、受像
部材20を形成する。この別態様では、受像部材20は、基
材シート21の表面に、上述と同様の材料を用いて上述と
同様の手順により感熱発色層または顕色剤層22のみを形
成する。すなわち、受像部材20における基材シート21の
裏面には、感圧接着剤層23および剥離紙24を設けない。
最後に、タック紙部30を形成する。タック紙部30は、基
材シート21の裏面に感圧接着剤層23を介して剥離紙24を
設けたものである。ここで、基材シート21は、前記受像
部材20と同じであるかまたは異なっていてよい。
【0040】こうして得られる感熱部材10、受像部材20
およびタック紙部30を、先ず、感熱部材10の熱転写層14
(または、有する場合にはオーバーコート保護層15)
と、受像部材20の感熱発色層または顕色剤層22とが対向
するように配置させ、それらの対向する3つの端部に糊
剤50を塗布し、互いに接着する。ついで、受像部材20の
基材シート21とタック紙部30の基材シート21とを対向す
るように配置させ、それらの対向する3つの端部に糊剤
51を塗布し、互いに接着することにより、本発明の別態
様の配送用感熱複写伝票110が製造される(図3(A)参
照)。
【0041】本発明の配送用感熱複写伝票は、その作成
後、所望により、その中央部付近にミシン目加工を施す
ことも可能であり、それによって、少なくとも2種の複
写記録形態を含む袋状複写伝票に分離することが可能で
ある。前記ミシン目加工は、感熱部材のみに施されるこ
とが特に好ましく、受像部材または前記タック紙部は1
枚形態を保持していてよい。
【0042】さらに、本発明の配送用感熱複写伝票は、
図4に示すように、連続帳票の形態200で提供されるこ
とが最も好ましく、これにより、別々の配送用伝票に対
し、サーマルプリンターによる連続的な印字記録が可能
となる。本発明において、連続帳票の形態の配送用感熱
複写伝票は、所望により、その長手方向の両端部に、ピ
ントラクタで送るためのマージナル部等のサーマルプリ
ンターでの印刷において必要とされる部位を更に設ける
ことも可能である。
【0043】
【実施例】以下、調製例および実施例により、本発明を
さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの調製例およ
び実施例に限定されるものではない。以下の記載におい
て、部または%はいずれも、重量部または重量%を表
す。
【0044】実施例1:青色発色配送用感熱複写伝票 本実施例では、以下の手順により、図1に示すような、
感熱部材および受像部材から構成される配送用の感熱複
写伝票を作成した。 I)感熱部材1.感熱発色層 組 成 重 量 部 A液: 3,3-ビス(p-ジメチルアミノフェニル)- 2.0 6-ジメチルアミノフタリド 10重量%ポリビニルアルコール水溶液 4.6 水 2.5 B液: ビスフェノールA 6.0 ステアリン酸亜鉛 0.5 4-ビフェニルp-トリエーテル 4.0 10重量%ポリビニルアルコール水溶液 30.0
【0045】最初に、上記組成中、A液(すなわち、ロ
イコ染料含有分散液)、およびB液(すなわち、顕色剤
含有分散液)をそれぞれ、サンドグラインダーにより、
1〜3μmになるまで微分散した。微分散したA液10重
量部およびB液40重量部を混合し、そこへ、別途用意し
た30重量%炭酸カルシウム分散液を添加し、感熱発色層
用塗布液を調製した。坪量37g/m2の紙シート表面
に、この感熱発色層用塗布液を、塗布量が5〜7g/m
2となるように塗布し、乾燥して感熱発色層を形成し
た。
【0046】2.熱転写層 組 成 重 量 部 3,3-ビス(p-ジメチルアミノフェニル)- 5.0 6-ジメチルアミノフタリド ベンゾイルロイコメチレンブルー 2.5 パラフィンワックス 45.0 アーマイドHT 15.0 ヘキストワックスOP 8.0 キャンデリラワックス 7.0
【0047】上記全組成を120〜130℃の温度で溶融分散
して得られた熱転写層用塗布液を、前記感熱部材10裏面
に(すなわち、前記感熱発色層12を有する面とは反対側
の紙シート21の面上)、フレキソ印刷などの従来既知の
塗布方式を用い塗布量7.0g/m2となるように塗布した
後、冷却した。、熱転写層14を形成した。
【0048】3.オーバーコート保護層 組 成 重 量 部 ポリエステルアクリレート 70.0 ペンタエリスリトールアクリレート 7.0 ハイドロキノンモノメチルエーテル 6.0 ケトン樹脂 10.0 ベンゾフェノン 5.0 p-ジメチルアミノアセトフェノン 2.0
【0049】上記全組成を混合して溶解し、分散するこ
とにより、オーバーコート保護層用塗布液を調製した。
その後、先に形成した熱転写層を保護するために、この
オーバーコート保護層用塗布液を塗布量0.30〜1.00g/
2となるように塗布した。
【0050】 II)受像部材1.顕色剤層 組 成 重 量 部 3,5-ジ-α-メチルベンジルサリチル酸の亜鉛塩 75.0 炭酸カルシウム 120.0 酸化亜鉛 20.0 ポリビニルアルコール 15.0 SBRラテックス 10.0 水 200.0
【0051】上記全組成を、サンドグラインダーにおい
て平均粒径3μmまで均一に分散することにより、顕色
剤層用塗布液を調製した。坪量50g/m2の紙シートの
表面に顕色剤層用塗布液を、固形分が2.0〜6.0g/m2
となるようにエアーナイフを用いて塗布し、乾燥した
後、カレンダー処理することにより、表面平滑度80秒以
上の顕色剤層を形成した。その後、前記紙シートの顕色
剤層を有する面とは反対側の面(裏面)に接着剤層を介
して剥離紙を貼付した。
【0052】III)複写伝票の作成 上述の如く、感熱部材10の前記熱転写層と、受像部材20
の感熱発色層または顕色剤層22とを互いに対向して配置
しかつ、それらの3つの端部を糊剤で接着することによ
り、袋状の形態でかつ青色発色し得る、本発明の配送用
感熱複写伝票を得た。
【0053】実施例2:黒色発色配送用感熱複写伝票 感熱部材における感熱発色層組成において3,3-ビス(p-
ジメチルアミノフェニル)-6-ジメチルアミノフタリド
2.0重量部の代わりに3-(N-(3'-トリフルオロメチルフェ
ニル)-アミノ)-7-ジエチルアミノフルオラン 8.0重量
部を用い、さらに熱転写層およびオーバーコート保護層
をそれぞれ下記組成の塗布液を用いたことを除き、上記
実施例1の手順を繰り返して感熱部材を作成した。受像
部材は、前記実施例1と同様の組成および手順で作成し
た。
【0054】 熱転写層 組成 重 量 部 3-(N-(3'-トリフルオロメチルフェニル)- 7.0 アミノ)-7-ジエチルアミノフルオラン パラフィンワックス115° 50.0 アーマイドHT 5.0 カルナウバワックス 15.0
【0055】 オーバーコート保護層 組成 重 量 部 ヘキサメチレンジイソシアナートと 84.0 ヒドロキシプロピルアクリレートとの反応生成物 ブタンジオールグリシジルエーテルアクリレート 10.0 p-ジメチルアミノベンズアルデヒド 3.0 ベンゾフェノン 3.0 フェノチアジン 0.15
【0056】上記の通り作成した感熱部材および受像部
材を、実施例1と同様の順序で重ねて糊付けすることに
より、袋状の形態でかつ黒色発色し得る、本発明の)の
配送用感熱複写伝票を作成した。
【0057】実施例3 A液の調製 組 成 重 量 部 3-ジ(n-ブチル)アミノ-6-メチル-7-アニリノフルオラン 8.0 20%ポリビニルアルコール水溶液 12.0 水 20.0 上記全組成をサンドミルで平均粒子径が1.0μm以下に
なるまで粉砕分散することにより、A液を調製した。
【0058】 B液の調製 組 成 重 量 部 4-ヒドロキシ-4'-イソプロポキシフェニルスルホン 12.0 メタ-ターフェニル 8.0 20%ポリビニルアルコール水溶液 20.0 水 20.0 上記全組成をサンドミルで平均粒子径が1.0μm以下に
なるまで粉砕分散することにより、B液を調製した。
【0059】上記A液40重量部、B液80重量部、20%ポ
リビニルアルコール水溶液10重量部および水30重量部を
混合攪拌し、感熱発色塗工液を得た。受像部材用の坪量
50g/m2の紙シートの表面に、前記感熱発色塗工液
を、エアーナイフ塗工機を用いて塗工量4.0g/m2(乾
燥固形分)となるように塗工することにより、感熱発色
層を形成した。その後、前記紙シートの感熱発色層を有
する面とは反対側の面(裏面)に接着剤層を介して剥離
紙を貼付し、受像部材を得た。
【0060】上記で得られた受像部材を用いたこと以外
は、実施例1と同様にして、本発明の配送用感熱複写伝
票を製造した。
【0061】
【発明の効果】上記実施例1〜3にかかる本発明の配送
用感熱複写伝票は、サーマルプリンターからの熱印字に
より連続複写記録が可能である。さらに袋状に糊付けし
ていることから、使用前の貯蔵および運搬中および送付
物品に貼付されて運搬されている間に感熱部材が受像部
材から剥がれたり破損したりするなどの損傷が生じな
い。また、感熱部材にカットオフおよび/またはミシン
目加工が施されていることから、少なくとも2枚葉の複
写伝票に分離できる。本発明の配送用感熱複写伝票は、
小さな荷物へも不都合なく貼付することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の配送用感熱複写伝票の部分断面図お
よび平面図である。
【図2】 前記図1に記載したO−P線における、本発
明の配送用感熱複写伝票の模式的な部分断面図を示す。
【図3】 本発明の別態様の配送用感熱複写伝票の部分
断面図および平面図である。
【図4】 本発明の連続帳票形態の配送用感熱複写伝票
を表す斜視図である。
【図5】 従来の連続帳票形態の感熱性配送用伝票を表
す平面図である。
【符号の説明】
10…感熱部材、11、21…基材シート、12…感熱発色層、
14…熱転写層、15…オーバーコート保護層、20…受像部
材、22…感熱発色層または顕色剤層、23…接着剤層、24
…剥離紙、30…タック紙部、50、51…糊剤、100、110…
本発明の配送用感熱複写伝票、200…本発明の連続帳票
形態の配送用感熱複写伝票、500…従来の連続帳票形態
の感熱性配送用伝票、520…受領確認用コピー、520…送
付先用コピー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北田 信彦 大阪府高槻市上土室6丁目17番1号 内外 カーボンインキ株式会社内 (72)発明者 石橋 良三 兵庫県尼崎市常光寺4丁目3番1号 王子 製紙株式会社尼崎研究センター内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感熱部材および受像部材を含む配送用感
    熱複写伝票であって、前記感熱部材が、感熱発色層、基
    材シート(A)および熱転写層から順次構成され、およ
    び前記受像部材が、感熱発色層または顕色剤層、基材シ
    ート(B)、感圧接着剤層および剥離紙から順次構成さ
    れ、前記感熱部材の熱転写層と受像部材の感熱発色層ま
    たは顕色剤層が互いに対向して配置され、かつそれらの
    対向する3つの端部において糊剤により袋状に接着され
    ている配送用感熱複写伝票。
  2. 【請求項2】 熱転写層が、無色ないし淡色のワックス
    および発色剤を含有する、請求項1記載の配送用感熱複
    写伝票。
  3. 【請求項3】 熱転写層が、不揮発性の油性化合物を更
    に含有する請求項2記載の配送用感熱複写伝票。
  4. 【請求項4】 熱転写層がUV硬化性インキから形成さ
    れるオーバーコート保護層で更に被覆されている請求項
    1〜3のいずれかに記載の配送用感熱複写伝票。
  5. 【請求項5】 感熱部材が配送用感熱複写伝票の両端部
    および/または中央部付近においてカットオフされてい
    る請求項1〜4のいずれかに記載の配送用感熱複写伝
    票。
  6. 【請求項6】 熱転写方向を横断して感熱部材にミシン
    目加工が施されている請求項1〜5のいずれかに記載の
    配送用感熱複写伝票。
  7. 【請求項7】 基材シート(A)の坪量が15〜40g/m
    2であり、基材シート(B)の坪量が20〜200g/m2
    ある請求項1〜6のいずれかに記載の配送用感熱複写伝
    票。
  8. 【請求項8】 連続帳票の形態である請求項1〜7のい
    ずれかに記載の配送用感熱複写伝票。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003103964A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Sagawa Insatsu Kk 電子タグを備えた感熱複写伝票
CN111945466A (zh) * 2020-07-08 2020-11-17 广东冠豪高新技术股份有限公司 一种水粘胶纸及其制备方法

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