JP3869226B2 - 配送用感熱複写伝票 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーマルプリンタによる感熱記録によって感熱複写が可能な配送用伝票に関する。本発明の感熱複写伝票は、主に、荷物の配送に必要なデータを複写記録された後、配送される荷物に貼付される用途に使用される。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、宅配便等により使用される伝票は、3枚以上が一冊となった感圧複写方式の配送用複写伝票を用い、それにボールペン等で必要な情報を手書きしている。
このような現状に対し、配送用複写伝票の枚数を減らしかつ感圧複写方式ではなく感熱複写方式で情報を記録する形態がすでに提案されている(特願平11−371029号)。この方式では、上下2枚の感熱転写紙から成り、送り先や送り主などの情報をコンピュータから直接書きこむだけでよく、配送業者が中継点等で必要とする情報は伝票に印刷されたバーコード情報によって処理する。この配送用感熱複写伝票は、一度に大量の物品を送付する、いわゆる大口送り主がコンピュータ端末から直接情報を取りこむ場合等に非常に有効である。
【0003】
コンピュータにより情報が記録された配送用複写伝票を荷物に貼付して集配を行なう際、送り主は通常、コンピュータ端末に宅配情報が残っているため控え伝票は不要とされるため、荷物には、宅配業務を遂行する部署の控え、配送完了時に受領印をもらうための配達人用控えおよび荷受人用の控えから成る少なくとも3種の複写伝票が貼付されている必要がある。ここで、荷受人用の控えは、荷物に貼付されたままでもよいが、宅配業務を遂行する部署の控えと配達人用控えは、荷物に貼付された複写伝票から容易に分離されることが望まれる。これら伝票を分離する際、これらを互いに接着している糊剤層の剥離強度が弱すぎるとサーマルプリンターによる情報記録時または運送中に剥がれてしまい、剥離強度が強すぎると、分離時に伝票が破れてしまうという問題点があった。このため、糊剤層は均一かつ適度な剥離強度を与えるように適用されなければならないが、塗布量を視覚的に判断できなかったことから、接着剤の適当量を決定するために試行錯誤が繰り返されていた。
さらに複写伝票には、通常、剥離強度を調節して、各伝票を破れずに容易に分離するために、糊剤層と対向する箇所に剥離層が設けられている。しかし、剥離層の幅や厚さも剥離強度を左右するため、剥離層の幅や厚さを決定するためにも何回かの試験が必要とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は、感熱複写を、感熱カーボンインキを用いて行なうことによって、汎用性がより向上した配送用伝票であって、構成要素である各伝票を必要時に、破損することなく、容易に分離できる感熱複写可能な配送用伝票であって、適度な剥離強度を与える剥離層の幅と厚さを視覚的に容易に判断できる配送用伝票を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、剥離層を着色することにより、適度な剥離強度を与える剥離層の幅と厚さを視覚的に容易に判断できることに着目し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、
(1)一方の面に、情報に対応する熱的作用を受けて該情報を記録する感熱発色層を有し、他方の面に熱転写層を有する感熱部材と、
(2)該感熱部材の熱転写層と部分的に接着され、かつ感熱部材を透過した情報態様の熱的作用により情報を記録することができる受像部材と、
(3)該受像部材の感熱部材と接する面とは反対の面と対向して部分的に接着されかつ受像部材と接着されていない面に感圧接着剤層を有する基材シートと、該感圧接着剤層上に更に設けられた剥離紙との組み合わせから成るタックシート
を含む配送用感熱複写伝票において、熱転写層が、熱可融性ワックス類、石油樹脂と熱可塑性樹脂、着色顔料、および必要に応じて体質顔料を含有し、そして感熱部材の熱転写層を有する面および受像部材のタックシートと対向する面に形成された各糊剤層とタックシートの基材シート表面に形成された離型性を有するインキ組成物の塗布部とがそれぞれ対向して接着されている配送用感熱複写伝票である。
本発明の配送用感熱複写伝票は、離型性を有するインキ組成物には離型剤と着色剤が含まれており、このインキ組成物塗布部が剥離層として機能し得る。本発明によれば、離型性を有するインキ組成物の塗布部の色調により、その塗布量が視覚的に容易に確認できるため、従来法に比べて、予め決められた剥離強度を与え得る均一な幅および厚さの剥離層の提供を著しく容易にできる。
本発明は、前記配送用感熱複写伝票の製造方法も提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】
配送用感熱複写伝票
図1〜3に示すように、本発明の配送用感熱複写伝票100は基本的に、感熱部材10、受像部材30およびタックシート20から構成される。ここで、図1は、本発明の配送用感熱複写伝票100の上面図を、図2および図3はそれぞれ、図1中のX−X線またはY−Y線における断面図を模式的に表している。
以下、各要素を詳細に説明する。
(1)感熱部材
感熱部材10は、基材シート(A)11の一方の面上に感熱発色層12を有しかつそれとは反対の面に熱転写層14を有する。
前記基材シート(A)11は、例えば、ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルムおよび紙シート等から任意に選択される材料であってよい。本発明では、特に好ましくは、基材シート(A)11として、厚さが25〜60g/m2の範囲の材料を使用する。基材シート(A)11の厚さが25g/m2よりも薄いと、原紙表面および/または裏面への各層形成のための塗布工程において、作業性が極端に悪化し、逆に60g/m2よりも厚いと、サーマルプリンターのサーマルヘッドの熱伝導が悪くなり、受像部材120における十分な転写発色濃度が達成し難くなる。
【0007】
基材シート(A)11の表面、すなわち感熱発色層を有する面には、通常使用されるインクおよび装置などを用いて単色で(所望により1色以上で)印刷された、感熱記録により必要な情報を記録する部分(以下、情報記入欄と呼ぶ。)160が形成されている(図4参照)。
【0008】
感熱発色層12は、基本的に発色剤と顕色剤を含有する。
好適な発色剤は、ロイコ染料であり、具体的には、感熱紙に常用されるトリフェニルメタン系化合物、トリフェニルメタンフタリド系化合物、フルオラン系化合物、フェノチアジン系化合物、インドリルフタリド系化合物、ロイコオーラミン系化合物、ローダミンラクタム系化合物、トリアゼン系化合物およびスピロピラン系化合物等のロイコ体(例えば、クリスタルバイオレットラクトン、マラカイトグリーンラクトン、3,3-ビス(p-ジメチルアミノフェニル)-6-ジメチルアミノフタリド、2-(N-(3'-トリフルオロメチルフェニル)-アミノ)-6-ジエチルアミノフルオラン、3-ジエチルアミノ-7-メチルフルオラン、3-ジエチルアミノ-6-メチル-7-クロロフルオラン、3-ジエチルアミノ-6-メチル-7-キシリジノフルオラン、3-ジエチルアミノ-7-ジベンジルアミノフルオラン、3-ジエチルアミノ-7-アニリノフルオラン、3-(N-メチルアニリノ)-7-アニリノフルオラン、3-(N-メチルアニリノ)-7-アニリノフルオラン、3-ジエチルアミノ-7-(m-トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3-ジエチルアミノ-6-メチル-7-アニリノフルオラン、3-(N-メチルシクロヘキシルアミノ)-6-メチル-7-アニリノフルオラン、3-ピロリジノ-6-メチル-7-アニリノフルオラン、3-ピペリジノ-6-メチル-7-アニリノフルオラン、3-(N-メチル-p-トルイジノ)-6-メチル-7-アニリノフルオラン、ベンゾ-β-ナフトスピロピラン等)のような、青、赤、黒等の各種の色相で発色し得るもの、およびこれらの混合物が挙げられる。発色剤は、固体の形態でそのまま使用してもよい。特に好ましくは、発色剤として、3,3-ビス(p-ジメチルアミノフェニル)-6-ジメチルアミノフタリドまたは2-(N-(3'-トリフルオロメチルフェニル)-アミノ)-6-ジエチルアミノフルオランを使用する。
【0009】
感熱発色層12に使用される顕色剤としては、感熱紙に一般に使用されるものであってよく、例えば、モンモリロナイト、アタパルジャイト、ベントナイト、活性白土、カオリン等の粘土鉱物、4-t-ブチルフェノール、4-フェニルフェノール、2,2-ビス(p-ヒドロキシフェニル)プロパン[すなわち、ビスフェノールA]、4-ヒドロキシ-4'-イソプロポキシフェニルスルホン、2,2-ビス(p-ヒドロキシフェニル)ブタン、4-t-ブチルフェノールとホルムアルデヒドとの重縮合物、α-ナフトール、β-ナフトール、またはサリチル酸誘導体の金属塩のうち5-フェニルサリチル酸の亜鉛塩、5-t-アミルサリチル酸の亜鉛塩、5-(4-ヒドロキシフェニル)-サリチル酸の亜鉛塩、3,5-ジ-α-メチルベンジルサリチル酸の亜鉛塩、3-メチル-5-フェニル-サリチル酸の亜鉛塩、サリチル酸とホルムアルデヒドとの縮合物の亜鉛塩等が挙げられる。これらの顕色剤は単独でまたは組み合わせて使用してよい。
【0010】
使用される水溶性バインダーは、従来から感熱紙に用いられるものであってよく、例えば、澱粉、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド等の水溶液であってよい。感熱発色層形成用組成物にはさらに、無機顔料(カオリン、クレー、炭酸カルシウム、微粒子状無水シリカ等)、増感剤(脂肪酸アミド類、芳香族カルボン酸エステル類、脂肪酸エステル類、芳香族エーテル類等)および滑剤(パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、脂肪酸アミド、フッ化エチレン、ケイ酸アルミニウム等)が含有されていてよい。
【0011】
感熱発色層12は、必要に応じて増感剤も含有し得る。好適な増感剤としては、例えばアミド類、フェノール誘導体、フェニルエーテル誘導体、ビフェニルエーテル誘導体、ナフチルフェニル誘導体などが挙げられ、特に80〜180℃の融点を有する物質であってよい。
【0012】
形成される感熱発色層12は、サーマルプリンターのプリンターヘッドによる80〜110℃の範囲への加熱により発色するが、その色相は、使用する発色剤の種類に依存して変化する。
【0013】
基材シート(A)11の前記感熱発色層12を有する面とは反対の面には、加熱溶融された感熱転写材料を熱塗布し、続いて冷却固化することによって、熱転写層14が形成される。熱転写層14を構成する感熱転写材料の組成は、一般に、熱可融性ワックス類を主成分として、着色顔料、および必要に応じて体質顔料、更に石油樹脂と熱可塑性樹脂、そして所望により各種添加剤を更に含有していてもよい。
【0014】
好適な熱可融性ワックス類としては、当該分野において通常使用されるもの、例えばカルナバワックス、ミツ鑞、キャンデリラワックス、モンタンワックス等の天然ワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス等の合成ワックス、パルミチン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸等の脂肪酸、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール、メチレンビスステアロアミド、エチレンビスステアロアミド等の脂肪酸アミド等であって、それぞれ単独でまたは2種以上を組み合わせて使用できる。前記ワックス類は、感熱転写材料全重量の30〜70重量%の量で含有される。
【0015】
石油樹脂、すなわち炭化水素樹脂は、一般に、主鎖の炭素数が9個(C9系)の石油留分(例えば、ビニルトルエン、アルキルスチレン、インデンなど)を、例えばフリーデルクラフツ触媒などを用いたカチオン重合法により、重合した芳香族系石油樹脂と、主鎖の炭素数が5個(C5系)の石油留分(例えば、イソプレン、シクロペンタジエンなどの不飽和モノマー)を重合した脂肪族系石油樹脂とに分類される。
石油樹脂と組み合わせて使用される熱可塑性樹脂としては、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ビニル樹脂およびウレタン樹脂などが挙げられ、特に70〜180℃の範囲の融点または軟化点を有し、ワックス類に可溶性であって、前記石油樹脂と混溶性のあるものが好ましく使用される。好適な熱可塑性樹脂の一例は、三井・デュポン・ポリケミカル社製商品名エバフレックス#210のエチレン/酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有量28%、重量平均分子量=12000〜16000)である。
感熱転写材料において、石油樹脂と熱可塑性樹脂との合計配合量は、感熱転写材料の合計重量に対して10〜20重量%であってよく、また石油樹脂と熱可塑性樹脂との配合比率は、1:1〜3:1である。
【0016】
使用される着色顔料の例としては、カーボンブラック、シアニンブルー、レーキレッド、カーミンレッド、シアニングリーン、ハンザーイエロー、パーマネントイエロー等の着色顔料が挙げられる。着色顔料の他に、転写画像の色調、塗布適性、熱転写走行性等の目的の為に、炭酸カルシウム、酸化珪素、酸化亜鉛のような体質顔料が必要に応じ用いられる。
感熱転写材料中、着色顔料および体質顔料は、固形分に対して3〜30重量%、好ましくは5〜25重量%である。
【0017】
本発明では、パラフィンワックスおよびマイクロクリスタリンワックスを組成全重量の30〜70重量%、エチレン/酢酸ビニル共重合体と石油樹脂を配合比1:1〜1:3で組成全重量の10〜20重量%、そして着色顔料としてカーボンブラックまたはシアニンブルーを組成全重量の3〜30重量%、および必要に応じて体質顔料である炭酸カルシウムを組成全重量の5〜15重量%配合する感熱転写材料がより好ましく使用される。
【0018】
感熱転写材料は、必要に応じて、可塑剤、鉱物油、不乾性植物油などのような、当該分野において通常使用される添加剤を更に含有していてよい。
【0019】
本発明において、前記熱転写層14には、低エネルギーのサーマルプリンターによる複写性のような機能を付与するために、必要に応じて鉱物油、ケイ酸テトラウンデシル、ケイ酸テトラジデシル、ケイ酸テトラトリデシル、塩化パラフィン等の可塑剤等を更に添加することも可能である。
【0020】
熱転写時における熱転写層と後述する受像部材の熱転写記録面との融着を防止して、熱転写記録後の剥離性を良くするために、熱転写層と熱転写記録面との間に受理層が形成されていてもよい。受理層は、好ましくは熱転写層上に、例えば、加熱時に熱溶融して低粘度液体となるカルナバワックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス等のワックス様物質等を用いて形成される。
【0021】
(2)受像部材
受像部材30としての基材シート(B)31は、感熱部材10中の基材シート(A)11について記載したものから選択されてよい。基材シート(B)31は、感熱部材10の熱転写層14と後述するタックシート20の一表面とで挟まれており、前記熱転写層14と対向する面に、感熱部材10から透過した情報態様の熱的作用により情報が熱転写記録され得る。
本発明において、受像部材30は、基材シート(B)31の熱転写層14と対向する面およびそれとは反対の面のいずれにも、特定の作用を有する層を有しない。
【0022】
(3)タックシート
タックシート20は、基本的に、基材シート(C)21の受像部材30と対向する面とは反対の面に形成された感圧接着剤層23、および感圧接着剤層23を被覆する剥離紙24から構成される。
基材シート(C)21は、前記基材シート(A)11または(B)31について記載したものから任意に選択されてよい。
本発明の感熱複写伝票100において、タックシート20上には、感熱部材10および受像部材30を透過した情報態様の熱的作用による情報は記録されない。そのため、基材シート(C)21の受像部材30と対向する面には、情報記入欄が印刷されてなくてよい。
【0023】
感圧接着剤層23は、基材シート(C)21の一方の面に、クロロプレンゴム系、ニトリルゴム系、スチレン−ブタジエンゴム系等の任意の感圧接着剤を塗布することによって形成される。
【0024】
剥離紙24としては、感熱複写伝票100の使用前の保管中および搬送中における感圧接着剤層23の汚染および他の物品への接着を回避するためのものであり、当該分野において従来から使用されているもの(例えば、シリコーン加工紙、ワックス加工紙等)がいずれも使用できる。
【0025】
本発明の配送用感熱複写伝票は、上記感熱部材(1)10、受像部材(2)30およびタックシート(3)20を、必要時に分離できるように、互いに接着することにより構成される。これら各要素の接着は、糊剤層と離型性を有するインキ組成物塗布部との接触により達成される。
糊剤層50は、当該分野で通常使用される接着剤または糊剤(例えば、酢酸ビニルエマルション、エチレン酢酸ビニルエマルション、アクリル樹脂エマルション、ウレタン樹脂エマルション、合成ゴムラテックス、およびこれらの接着剤とポリエチレンワックス等のワックスエマルションとの混合物等)を、感熱部材10の熱転写層14を有する面および受像部材30の顕色剤層32を有しない面に適用することにより形成される。
ここで、糊剤層50は、各適用面の周縁またはその一部に形成されてよく、特に適用面の全面、または分離手段により分離された区分の少なくとも1の適用面の周縁またはその一部を包含する。従って、図1に示すように、配送用感熱複写伝票100に感熱記録方向を横切って(すなわち、X−X方向に)ダイカットまたはミシン目加工が施される場合には、ダイカットまたはミシン目加工によって分離される各部材の区分それぞれの周縁またはその一部に形成され得る。例えば、図1では、感熱部材10と受像部材30の右側の区分において、熱転写層14を有する面の周縁と、顕色剤層32を有しない面のダイカットまたはミシン目加工による分離線に沿った一辺に糊剤層50が形成されている。
【0026】
これら糊剤層50と対向して接着されるタックシート20の基材シート21表面には、本発明の特徴である離型性を有するインキ組成物から成る塗布部60が、接着される糊剤層50の形状と適合する形で形成される。
離型性を有するインキ組成物は、基本的に離型剤(例えば、アクリレートエステル基含有ポリシロキサン、メルカプト基含有ポリシロキサン等のようなシリコン系潤滑剤など)と着色剤(印刷分野において従来から通常使用される染料や顔料を含む)とを含有する。離型剤は、インキ組成物塗布部の離型性付与に寄与し、また着色剤は、この塗布部が視覚的に確認できるように配合される。本発明は、特に、この着色剤の添加により、離型性を付与するためのインキ組成物の塗布部の厚さや幅、およびそれらの均一性が視覚的に確認でき、塗布部と糊剤層との剥離強度の調整が従来に比べてより容易となったものである。
【0027】
離型性を有するインキ組成物には、更に薄膜形成性バインダーや各種添加物、溶剤なども含有し得る。
本発明で好ましく使用される離型性を有するインキ組成物の具体的な配合例としては、ヘキサメチレンジイソシアナートとヒドロキシプロピルアクリレートとの反応生成物(薄膜形成性バインダー)85重量部、ブタンジオールグリシジルエーテルアクリレート(物性調整剤)10重量部、p-ジメチルアミノベンズアルデヒド(増感剤)3重量部、ベンゾフェノン(増感剤)3重量部、アクリレートエステル基含有ポリシロキサン(離型剤)12重量部およびシアニンブルー(着色剤)2重量部を含有するものが挙げられる。
【0028】
インキ組成物中の離型剤の含有量は、感熱部材10および受像部材30とタックシート20との間に所望の剥離強度を提供できる量でなければならない。インキ組成物中の離型剤の含有量が少なすぎると、これら部材をそれぞれタックシートから剥離する際の剥離強度が大きくなり、各部材を破損することがある。また、離型剤の含有量が多すぎると、剥離強度は小さくなるが、逆に接着強度が不十分となり、複写伝票100として運送中や感熱記録作業中などにおいて部材10または20が剥離することがある。そのため、インキ組成物中の離型剤の含有量は、例えば、インキ組成物の全重量に対し、2〜20重量%、好ましくは5〜15重量%である。
【0029】
本発明では、この剥離強度を、離型性を有するインキ組成物中の離型剤含有量またはインキ組成物塗布部60の幅や厚さによって調整することが可能である。
【0030】
感熱部材10の熱転写層14を有する面に形成される糊剤層50は、受像部材30の顕色剤層32を有する面とも対向して接着される。ここで、受像部材30の顕色剤層32を有する面には離型性を有するインキ組成物塗布部60を有しないため、剥離強度を、タックシート20の基材シート21表面と対向する部位よりも低く調節しなければならない。
【0031】
本発明の感熱複写伝票100は、より好ましくは、搬送および/または取扱い中に発生する印字記録部の不要な発色汚染を防止することを目的として、感熱部材10の感熱発色層12上にUV硬化性インキから形成されるオーバーコート保護層15を有していてよい。特に、オーバーコート保護層15は、感熱発色層12上、より好ましくは情報記入欄160の受領印の押捺指定箇所や収入印紙等の貼付指定箇所(図4中、矢印で示す部分)を除く感熱発色層12全面を被覆するように形成される。
【0032】
オーバーコート保護層15を形成するのに好適に使用されるUV硬化性インキは、従来から用いられているものであってよいが、光エネルギーにより乾燥硬化するUV硬化性樹脂を含むオーバーコート用インキであってもよく、例えば、特開平11−123870号公報に記載のものが挙げられ、具体的には、UV硬化性樹脂;光重合開始剤;増感剤;および、必要に応じて体質顔料等を含有し得る。これらUV硬化性インキは、そのまま使用されても、あるいは従来既知の印刷インキに使用されるワセリン、マット剤、スリップ剤または消泡剤等の助剤;および、アクリルモノマー、プレポリマー等の連鎖移動剤のようなUV硬化反応機構に有効な各種助剤を更に添加した後、使用されてもよい。
オーバーコート保護層15形成用UV硬化性インキには、必要に応じて、アクリレートエステル基含有ポリシロキサン、メルカプト基含有ポリシロキサン等のようなシリコン系潤滑剤を含有していてもよい。
【0033】
【実施例】
本発明の配送用感熱複写伝票の製造法を、以下の実施例において更に具体的に説明する。
実施例1
図1〜3に示すような感熱部材、受像部材およびタックシートから成る本発明の配送用感熱複写伝票は、以下の工程(i)〜(v)に従って製造される。
工程 (i) :感熱部材の調製
感熱部材10は、基材シート(A)11の情報記入欄160を有する面に感熱発色層12を形成した後、もう一方の面に熱転写層14を形成することにより得られる。感熱発色層12は、具体的には、発色剤を、水溶性バインダーに混合してボールミルまたはサンドグラインダー中で8時間粉砕・微粉砕して調製したA液と、顕色剤と水溶性バインダーを水中で粉砕・微粉砕して調整したB液とを混合することにより調製され得る感熱発色層形成用組成物を、基材シート(A)11の一方の面に塗布量2〜8g/m2で塗布し、乾燥することによって形成される。
【0034】
次に、以下の組成の黒色熱転写材料を加熱溶融し、均一に分散しておく。
【表1】
Figure 0003869226
熱転写材料の加熱溶融は、感熱インキの調製において通常使用される方法、好ましくはディスパー、ホモミキサーのようなプレミキシング方法で行なわれる。その後の分散は、例えば、3本ロールミル、サンドミル、KDミル、ボールミル等を用いて行なわれる。
本発明で使用される熱転写材料の融点および粘度は、通常、石油樹脂、熱可塑性樹脂および熱可融性ワックスの種類およびそれらの使用量によって調節できる。
【0035】
調製された感熱転写材料を、前記基材シート(A)111のもう一方の面上にフレキソ印刷またはフレキソ塗工機を用いて塗布量2〜10g/m2で塗布することにより、熱転写層14が形成される。ここで、熱転写層14の塗工量および表面状態は、グラビアまたはフレキソ印刷版のメッシュによって決定されるが、本発明では、特に、100〜300線/インチ、最も好ましくは120〜200線/インチでかつ深さ10〜60μm、好ましくは深さ30〜50μmのメッシュを有するフレキソまたはグラビア印刷版を用いて塗布することが好ましい。
【0036】
より好ましくは、前記感熱発色層12上にUV硬化性オーバーコート用インキを塗布して、オーバーコート保護層15を更に形成する。
UV硬化性オーバーコート用インキは、その製造工程において、上記各成分の練り合わせ中に部分的に大きな剪断応力がかかることによって系全体が高温とならないように、さらに、その結果、重合反応が部分的に起こることがないように注意する必要があるが、それ以外は、当該分野において通常使用される印刷インキと同様の方法で製造され得る。前記インキはいずれも、例えば、3本ロールミル、サンドミル、KDミル、ボールミル等を用いて各成分を混練し、分散してインキとする。
【0037】
オーバーコート保護層15は、平版、凸版、スクリーン、グラビア、フレキソ印刷法に従い、塗布量0.1〜2.5g/m2の範囲で前記熱転写層14上に塗布された後、紫外線を照射して硬化することにより形成されてよい。UV硬化性オーバーコート用インキの塗布量が0.1g/m2未満であると、貯蔵または搬送中における印字記録部の不要な発色汚染を十分に防止できず、あるいは2.5g/m2を超えると、プリンターの印加エネルギ−による複写が不十分となる。
【0038】
工程( ii ):受像部材
受像部材30として、基材シート(B)31を供給する。
【0039】
工程( iii )タックシートの調製
基材シート(C)21の一方の面に、ラテックスまたはバインダーを含有する感圧接着剤層23をフレキソ印刷方法等により、通常、3〜20g/m2で形成し、これを剥離紙24で更に被覆することによりタックシート20が調製される。
タックシート20調製後、剥離紙24をその全幅または全長に亙って分離できるようにダイカットまたはミシン目加工してもよい。最も好ましくは、タックシート20の剥離紙24は、感熱印刷方向(すなわち、図1中Y−Y方向)の全長に亙ってダイカット加工される。
【0040】
工程( iv ):糊剤層および離型性を有するインキ組成物の塗布部の形成
糊剤層50および/または離型性を有するインキ組成物塗布部60はいずれも、感熱部材10、受像部材30およびタックシート20の周縁またはその一部に形成される。
例えば、感熱部材10および受像部材30とタックシート20とを対向して配置するとき、感熱部材10の熱転写層14を有する面および基材シート(B)31のタックシート20と対向する面の周縁部またはその一部に糊剤を塗布して糊剤層50を形成する。糊剤としては、当該分野において従来公知のもの(例えば、酢酸ビニル、クロロプレンゴム、アクリルゴムなどのエマルション型等)が使用でき、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷などの通常の塗布方法で塗布される。
次いで、基材シート(C)21の前記糊剤層50と対向して接着される表面の対応する周縁部またはその一部に、前述の組成の離型性を有するインキ組成物をオフセット印刷、凸版印刷などの通常の塗布方法で塗布してインキ組成物塗布部60を形成する。
【0041】
本発明において、前記手順による糊剤層50の形成とインキ組成物塗布部60の形成はどちらを先に行なってもよい。
【0042】
工程(v):各部材およびタックシートの接着
上記の工程で得られた感熱部材(1)10、受像部材(2)30およびタックシート(3)20を、図2および3に示すように相対する糊剤層とインキ組成物塗布部とが互いに対向するように配置し、順に接着して、最終製品である本発明の配送用感熱複写伝票100が得られる。
【0043】
本発明の配送用感熱複写伝票100は、所望の位置、特に感熱印刷方向における中央部付近において、感熱印刷方向を横切って、感熱部材10と受像部材30とが合わせてダイカット75されていてよい。このダイカット75により、感熱部材10と受像部材30は、2つ以上の区分、最も好ましくは2つの区分に分離され得る。例えば、図1および2を参照すると、2つに分離された感熱複写伝票において、ダイカット75から左側は、感熱部材10と受像部材30とが糊剤層50により接着されて1枚の記録用紙として提供され、ダイカット75から右側では、感熱部材10と受像部材30から成る2枚の記録用紙が提供され、それぞれダイカット75部から、所望の剥離強度で分離可能である。
【0044】
感熱部材10と受像部材30は、ダイカット75部分に切断部0.35mm以上、非切断部0.20mm以下のマイクロミシンを施すこと(いわゆる、ミシン目加工)によって2つ以上の区分に分離されてもよい。
【0045】
本発明の配送用感熱複写伝票において、感熱部材および受像部材は、ダイカットまたはミシン目加工における分離位置において、上述の離型性を有するインキ組成物塗布部と糊剤層との望ましい剥離(または接着)強度で、破損することなく、容易に分離することができる。
最も好ましくは、受像部材30とタックシート20とを接着した後、受像部材30に、上記ダイカットまたはミシン目加工を施す部位から1〜6mm離れた位置において、感熱印刷方向を横切って全幅に亙ってダイカットまたはミシン目加工を付すことも可能であり、これによりタックシート20からの受像部材30の分離を更に容易にできる。
【0046】
実施例2
黒色熱転写材料の代わりに下記組成の熱転写材料を用いること以外は、実施例1と同様の方法および工程を繰り返すことにより、青色熱転写層を有する本発明の配送用感熱複写伝票を製造することができる。
【表2】
Figure 0003869226
【0047】
実施例3:剥離強度の決定
実施例1および2で得られた配送用感熱複写伝票100において、離型性を有するインキ組成物の塗布部60と、感熱部材10の熱転写層14を有する面および受像部材30のタックシート20と対向する面上の各糊剤層50との間の所望の剥離強度は、例えば、日本電産シンポ株式会社製「フォースゲージ」のような機械測定により決定できる。
本発明において、この剥離強度は、好ましくは0.10〜1.50kgfの範囲、より好ましくは0.15〜1.00kgfの範囲である。
【0048】
実施例4
本発明の配送用感熱複写伝票は、最も好ましくは連続帳票の形態(すなわち、複数の配送用感熱複写伝票が感熱印字記録方向に連続して形成された形態)で提供され得る。連続帳票の形態とすることで、コンピュータからサーマルプリンターへ転送された情報を、複数の伝票に連続して感熱印字記録することができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明の配送用感熱複写伝票において、上記感熱部材(1)10、受像部材(2)30およびタックシート(3)20はそれぞれ、必要時に分離できるように、互いに接着されている。これら各部材およびタックシートは、糊剤層およびそれと対向して形成された離型性を有するインキ組成物の塗布部により、各伝票を必要時に破損することなくかつ容易に分離できる。本発明によれば、インキ組成物に着色剤を含有させることで、その塗布部の幅と厚さを視覚的に判断することができるようになり、それによって各伝票を分離する際に望ましい剥離強度を従来よりも容易に調節することが可能となった。
また、本発明の配送用感熱複写伝票は、熱転写層として感熱カーボンインキを使用することで、安価で印加電圧の低い高速サーマルプリンターに対応できる利点を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の配送用感熱複写伝票の一態様を表す模式的な上面図である。
【図2】 図1に示す本発明の配送用感熱複写伝票のX−X線における模式的な断面図を表す。
【図3】 図1に示す本発明の配送用感熱複写伝票のY−Y線における模式的な断面図を表す。
【図4】 本発明の配送用感熱複写伝票の感熱部材表面を表す模式的な上面図である。
【符号の説明】
10…感熱部材、11…基材シート(A)、12…感熱発色層、14…熱転写層、15…オーバーコート保護層、20…タックシート、21…基材シート(C)、23…感圧接着剤層、24…剥離紙、30…受像部材、31…基材シート(B)、50…糊剤層、60…離型性を有するインキ組成物塗布部、70…カットオフ部、75…ダイカットまたはミシン目加工部、100…本発明の配送用感熱複写伝票、160…情報記入欄

Claims (12)

  1. 一方の面に、情報に対応する熱的作用を受けて該情報を記録
    する感熱発色層を有し、もう一方の面に熱転写層を有する感熱部材と、
    該感熱部材の熱転写層と部分的に接着され、かつ感熱部材を透過した情報態
    様の熱的作用により情報を記録することができる受像部材と、
    該受像部材の感熱部材と接する面とは反対の面と対向して部分的に接着され
    かつ受像部材と接着されていない面に感圧接着剤層を有する基材シートと、
    該感圧接着剤層上に更に設けられた剥離紙との組み合わせから成るタックシ
    ート
    を含む配送用感熱複写伝票において、熱転写層が、熱可融性ワックス類、着色顔料、および必要に応じて体質顔料を含有し、そして感熱部材の熱転写層を有する面および受像部材のタックシートと対向する面に形成された各糊剤層とタックシートの基材シート表面に形成された離型性を有するインキ組成物の塗布部とがそれぞれ対向して接着されている配送用感熱複写伝票。
  2. 熱転写層が、石油樹脂と熱可塑性樹脂を更に含有する請求項1記載の配送用感熱複写伝票。
  3. 離型性を有するインキ組成物が離型剤と着色剤を含有する請求項1記載の配送用感熱複写伝票。
  4. 離型剤がシリコン系潤滑剤である請求項記載の配送用感熱複写伝票。
  5. 感熱部材の感熱発色層上にオーバーコート保護層を有する請求項1〜3のいずれかに記載の配送用感熱複写伝票。
  6. 感熱部材と受像部材が、配送用感熱複写伝票の熱転写方向の中央部付近において分離されている請求項1〜3のいずれかに記載の配送用感熱複写伝票。
  7. 感熱部材と受像部材が、配送用感熱複写伝票の熱転写方向の中央部付近において、熱転写方向を横切って全幅に亙りダイカットされて分離されている請求項1〜3のいずれかに記載の配送用感熱複写伝票。
  8. 感熱部材と受像部材が、配送用感熱複写伝票の熱転写方向の中央部付近において、熱転写方向と垂直な方向の全幅に亙るミシン目加工により分離されている請求項1〜3のいずれかに記載の配送用感熱複写伝票。
  9. 感熱部材と受像部材が、配送用感熱複写伝票の熱転写方向の端部の一方または両方において、熱転写方向と垂直な方向の全幅に亙ってカットオフされている請求項1〜3のいずれかに記載の配送用感熱複写伝票。
  10. 離型性を有するインキ組成物塗布部および/または該塗布部と対向される糊剤層がいずれも、感熱部材、受像部材およびタックシートの周縁またはその一部に形成されている請求項1〜3のいずれかに記載の配送用感熱複写伝票。
  11. 連続帳票の形態である請求項1〜9のいずれかに記載の配送用感熱複写伝票。
  12. (i)基材シート(A)の情報記入欄を有する面に感熱発色層を形成し、およびもう一方の面に熱転写層を形成することにより感熱部材を調製すること、
    (ii)受像部材としての基材シート(B)を供給すること、
    (iii)基材シート(C)の一方の面に感圧接着剤層を形成し、該感圧接着剤層を剥離紙で更に被覆することによりタックシートを調製すること、
    (iv)感熱部材の熱転写層を有する面および受像部材の感熱部材と接する面と反対の面にそれぞれ糊剤層を形成し、タックシートの基材シート表面に離型性を有するインキ組成物から成る塗布部を形成すること、および
    (v)感熱部材の糊剤層とタックシートのインキ組成物塗布部、および受像部材の糊剤層とタックシートのインキ組成物部とをそれぞれ対向して接着することにより配送用感熱複写伝票を製造すること
    を含む、請求項1記載の配送用感熱複写伝票の製造方法。
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