JP2001246521A - シール材の装着方法および装着装置 - Google Patents

シール材の装着方法および装着装置

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JP2001246521A
JP2001246521A JP2000056132A JP2000056132A JP2001246521A JP 2001246521 A JP2001246521 A JP 2001246521A JP 2000056132 A JP2000056132 A JP 2000056132A JP 2000056132 A JP2000056132 A JP 2000056132A JP 2001246521 A JP2001246521 A JP 2001246521A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】より確実なシール材の装着方法と装着装置とを
提供すること。 【解決手段】本発明のシール材の装着方法は、外周面に
リング状のシール材90が保持されるシール保持部10
1をもつ軸体部10と、軸体部10と組み合わせること
により軸体部10の外表面との間にシール材90の横方
向の幅より狭い間隙をもつ筒状の案内空間50を形成す
る覆体部20とを用い、案内空間50の一端側にシール
材90を組み込むように軸体部10と覆体部20とを配
置し、一端側にシール材90が組み込まれた案内空間5
0を形成する案内空間形成工程と、シール材90で分断
される案内空間50の一方の空間と他方の空間との間に
圧力差を与え圧力差によりシール材90を案内空間50
に沿って一端側より他端側に移動させシール材90を軸
体部10のシール保持部101に保持させる保持工程
と、を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シール材の装着方
法および装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】O−リング等のシール材を被シール材の
シール溝に装着する場合には、シール材の柔軟性を生か
してシール材を拡張変形しシール溝に装着する。
【0003】従来、O−リングからなるシール材を被シ
ール材に装着する方法としては、図13および図15に
示す方法が知られている。図13に示す方法は、軸体部
73および押し込み部材74を用いる。軸体部73は、
O−リング90の内径より径の小さい一端部と、被シー
ル材80の外径以上の径をもつ他端部をもち一端部と他
端部とはテーパ形状でなめらかに接続されている。押し
込み部材74は、円筒形の部材であり、内径が軸体部7
3のもっとも太い外周部分の径と同じとなっている。装
着は、まず、O−リング90に軸体部73の外周径の小
さい一端側にセットし、その後に押し込み部材74によ
り軸体部73の軸方向にO−リング90を押し込んでい
き、O−リング90を軸体部73のテーパ面に沿って拡
張して他端側まで移動させ、他端部を介して接している
被シール材80に移動して装着する方法である。図15
に示す方法は、放射状に開閉する複数の爪75を用い
る。まず、爪75を閉じ、O−リング90の内径よりも
先端部を小さくした後、その先端部にO−リング90を
装着する。そして、爪75を開いて被シール部材80よ
りもO−リング90の径を大きく拡張して被シール材8
0に装着する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シール材の装着方法には、以下の不都合があった。
【0005】すなわち、軸体部73のテーパ面に沿って
O−リング90を拡張して装着する方法では、図14に
示すように、軸体部73と押し込み部材74との間隙に
O−リング90が食い込み、O−リング90が破線で示
すように変形し(O−リング90’)、O−リング90
が破断する場合があった。また、爪75によりO−リン
グ90を拡張して装着する方法では、爪75が接触して
いる部分と接触していない部分とでO−リング90の伸
張率が異なり、爪75に接触していない部分では、不必
要にO−リング90が伸張された結果、O−リング90
が破断する場合があった。このようなO−リング90の
破断は、O−リング90の装着工程における歩留まりを
低下させるものである。
【0006】したがって、本発明では、より確実なシー
ル材の装着が行えるシール材の装着方法を提供すること
を解決すべき課題とする。
【0007】また、本発明では、より確実なシール材の
装着が行えるシール材の装着装置を提供することも解決
すべき課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は流体の圧力に
よりシール材を移送することに思い至り、本発明を完成
した。すなわち、上記課題を解決する本発明のシール材
の装着方法は、シール保持部をもつ軸体部と、覆体部と
を用い、一端側にシール材が組み込まれた案内空間を形
成する案内空間形成工程と、シール材で分断される案内
空間の一方の空間と他方の空間との間に圧力差を与えそ
の圧力差によりシール材を案内空間に沿って一端側より
他端側に移動させシール材を軸体部に保持させる保持工
程とを有することを特徴とする。また、上記課題を解決
する本発明のシール材の装着装置は、シール保持部をも
つ軸体部の外表面との間にシール材の横方向の幅より狭
い間隙をもつ筒状の案内空間を形成する覆体部と、シー
ル材で分断される一方の空間と他方の空間との間に圧力
差を与えてその圧力差によりシール材を案内空間に沿っ
て一端側より他端側に移動させてシール材を軸体部のシ
ール保持部に保持させる圧力差発生手段とを有すること
を特徴とする。
【0009】つまり、本発明のシール材の装着方法はシ
ール材が移送される断面リング状で筒状に延びる案内空
間を軸体部の外周面に沿って形成し、この案内空間内を
流体圧力差によりシール材を移送し、軸体部の外表面に
あるシール保持部に導く。シール材は流体圧で移送され
るためシール材が損傷する恐れがない。シール材の装着
装置はこの案内空間を形成する覆体部と圧力差を発生さ
せる圧力差発生手段をもつ。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のシール材の装着方法は案
内空間形成工程と保持工程とをもつ。案内空間形成工程
は覆体部を使用し、軸体部の外表面に沿って筒状の案内
空間空間を形成するとともにこの案内空間にシール材を
介在させる工程である。保持工程は、シール材により分
断された案内空間の間に圧力差を生じさせることによ
り、案内空間内でシール材を軸体部のシール保持部に移
動させる工程である。
【0011】ここで軸体部はシール材が装着される部材
でその外表面にシール材が装着されるシール保持部をも
つ。軸体部としては被シール材としてのピストンを例示
することができる。ピストンのシール溝が軸体部のシー
ル保持部に該当する。なお、軸体部として円錐台を挙げ
ることができる。この円錐台はその一端側がシール材の
内周径より小さく他端側がその内周径より大きいものと
することにより一端側に装着されたシール材を他端側に
移送し、シール材の内周径を所定大きさまで拡大するこ
とができる。
【0012】覆体部は軸体部の外表面を覆い、軸体部の
外表面に沿って筒状の案内空間を形成するものである。
覆体部には空気圧と油圧等の流体圧を案内空間の一端側
に供給する導入通路をもつものが好ましい。又、複数の
シール材を保持する保持空間をもつものとするのが好ま
しい。
【0013】案内空間は、シール材が移送される移送路
であり、その移送路においてシール材が移送される場合
に、どの部位においても、案内空間が分断される程度の
隙間をもつ。ここで、案内空間を分断できるとは、案内
空間に流体を導入する場合においてその流体が漏れない
程度、もしくは流体が漏れても導入される流体により案
内空間内をシール材が移動することができる程度の密閉
性をもって分断されるということである。
【0014】なお、ピストンのように、ピストン先端部
の外周径がOリング等のシール材の内周径より大きい場
合には円錐台形状の被覆ガイド部を用いることができ
る。この被覆ガイド部をピストンの先端に配置すること
により径小の一端側に装着したOリングを被覆ガイド部
の外周面に沿って他端側に移送しつつOリングを拡径
し、ピストンの外周径と同じ内周径とし、被覆ガイド部
に続いてピストン外周面に沿ってOリングを移送し、ピ
ストン溝にOリングを装着することができる。
【0015】被覆ガイド部は軸体部の一端側に配置され
るばかりでなく、軸体部の外表面の一部を覆うものでも
良い。軸体部の外表面に溝があるような場合、外表面に
沿って送られるシール材はこの溝により移送が妨げられ
る場合がある。この溝を覆うように被覆ガイド部を軸体
部に取り付け溝を覆う。
【0016】シール材は、輪状の部材であって被シール
材とその外周面を覆う部材との間に密着する部材であ
る。シール材としては、O−リング、パッキング材等を
例示することができる。
【0017】本発明のシール材の装着装置は前述の案内
空間を形成する覆体部と流体を導入する圧力差発生手段
をもつ。
【0018】覆体部は、前述の通りである。圧力差発生
手段は、シール材で分断された案内空間の間に圧力差を
発生させる手段である。圧力差発生手段は、流体を案内
空間内に導入、もしくは案内空間内から排出することで
圧力差を発生させる。圧力差発生手段は、案内空間内に
流体を導入する手段が好ましい。圧力差発生手段として
は、加減圧ポンプ、ピストンシリンダ等が例示される。
【0019】本発明のシール材の装着方法および装置を
以下の実施例により、さらに具体的に説明する。なお、
本実施例では、シール材としてのO−リングを被シール
材に装着する装置に基づいて説明する。
【0020】〈実施例1〉 (実施例1の構成)本実施例1のO−リングの装着装置
は、図1に示すような構成をもつ、O−リング90を軸
体部10の外周面のO−リング90が保持されるシール
保持部101に装着するO−リングの装着装置である。
【0021】すなわち、本実施例のO−リングの装着装
置は、覆体部20と、図には示していないが圧力差発生
手段としての油導入装置と、覆体部抑え30と、軸体部
抑え40とからなる。
【0022】本実施例1において対象となる被シール材
80は、円柱状の部材であって、外周面のO−リングを
保持してシール性を担保する目的の溝であるシール溝8
1をもつ部材である。
【0023】軸体部10は、後述する覆体部20の油導
入口201の出口が開口する部分に対応する下面に窪み
をもつ円柱状の部材であって、外周面のO−リングを一
時的に保持するシール保持部101と、窪みの周囲にあ
って最初にO−リングを保持し軸方向に垂直な面で径が
概ねO−リングと同じである部分の先端部とをもつ。シ
ール保持部101から先端部の直前までは、円柱の外周
面としてその径は同一であり、その後、先端部との境界
がO−リング90が摺動可能な程度に面取り加工により
なめらかな面として形成されている。このシール保持部
101から先端部にかけての面は、案内空間50を形成
する面の一つである。
【0024】シール保持部101は、一時的にO−リン
グ90を保持する部分であるので、シール材90をシー
ル保持部101に保持した後、被シール材80に移動さ
せやすいように、前後の部分と径が同一である。
【0025】覆体部20は、軸体部10が内部に挿入で
き、軸体部10の外周面との間にO−リング90の横方
向の幅より狭い間隙をもつ筒状の案内空間50を形成す
る部材である。また、覆体部20の案内空間50を形成
する側の面の中央部付近には、突出する部分である突出
部202がある。突出部の周囲には、前述の軸体部10
の先端部と合わせてO−リング90を案内空間50内に
概ね固定できる。そして、その突出部202の中央部付
近には、油を案内空間50に導入する目的で、一方の開
口部が案内空間50に接続され他方の開口部が油導入装
置に接続される油導入口201が設けられる。したがっ
て、覆体部の突出部202においても、この油導入口2
01の案内空間50側の開口部と案内空間50とを接続
できるように、軸体部10との間で間隙を形成する形状
となっている。
【0026】案内空間50は、軸体部10の形状に依存
し、軸体部10の覆体部20側の先端部からシール保持
部101に至る外周面を一定の間隙をもって覆う形状の
空間となる。案内空間50の間隙の幅は、案内空間50
内にO−リング90を挿入するときにいずれの場所にお
いてもO−リング90により案内空間50を分断するこ
とができる幅である。また、案内空間50の内壁面は、
O−リング90が移動可能な程度のなめらかさを有す
る。
【0027】油導入装置は、ピストンシリンダによって
油を吐出することでO−リング90で分断される案内空
間のシール保持部101と反対側の空間に油を導入し、
他方の空間との間に圧力差を与える装置である。
【0028】覆体部抑え30は、覆体部20を抑えて案
内空間50の間隙を一定に保つ目的で設けられている部
材である。覆体部抑え30は、中央部付近に軸体部10
が挿入可能な穴が設けられている。そして、その穴に軸
体部10を挿入し軸体部10に覆体部20をかぶせた場
合に、覆体部20を適切な案内空間50を形成できる位
置に固定することができるように覆体部20の案内空間
50を形成する面を有する側の周囲を覆う部分をもつ。
また、覆体部20と接触する部分には、一部溝状の隙間
が設けられている。この隙間は、後述する油導入により
排出される案内空間50内の流体を排出できるように外
部と接続されている。
【0029】軸体部抑え40は、軸体部10が油導入手
段から導入される油の圧力に対抗できるように軸体部1
0を後面から支持する部材である。
【0030】(実施例1の作用効果)以下に本実施例1
の装置を用いたO−リングの装着方法について説明す
る。
【0031】まず、案内空間形成工程としての以下の工
程を行う。すなわち、軸体部10を覆体部抑え30の穴
に挿入し、軸体部抑え40を軸体部10の後面に固定す
る。そして、覆体部20の案内空間50を形成する側の
面が上面となるように調節した後、突出部202の周囲
に合わせてO−リング90を載置する。その後、覆体部
20の上方から前述の組み合わせた軸体部10と覆体部
抑え30と軸体部抑え40とを軸体部10の案内空間5
0を形成する側の面が覆体部20の案内空間50を形成
する側の面と対向するように下方に向けながら覆体部2
0に接近させ、覆体部20と組み合わせる。
【0032】これらの操作により、図1に示すように、
内部にO−リング90が挿入され、そのO−リング90
によって内部が分断された案内空間50が形成される。
【0033】そして、保持工程としての以下の工程を行
う。すなわち、覆体部20と軸体部10とが後述する油
の導入により移動しないように固定する。その後、覆体
部20の油導入口201の外部側の開口部に油導入装置
を接続する。油導入装置により案内空間50に油を導入
する。
【0034】これらの操作により、O−リング90によ
り分断された案内空間50のシール保持部101と反対
側の空間に油が導入される。その結果、図2に示すよう
に、導入された油は、油が導入された空間と反対側、す
なわちシール保持部101側に向けて案内空間50内の
O−リング90を移動させる。この場合に、案内空間5
0のシール保持部101側の空気は、覆体部20と覆体
部抑え30との隙間を介して外部に排出される。
【0035】すなわち、本実施例1のO−リングの装着
装置は、流体(油)の圧力を利用してO−リングの拡張
に対して均一な力で行うことが可能であり、力の不均衡
によるO−リングの破断のおそれが無いという利点があ
る。
【0036】したがって、本実施例1では、より確実な
O−リングの装着が行えるという効果を有する。
【0037】なお、前述のように軸体部10のシール保
持部101に保持させたO−リング90を被シール材8
0に移動させる方法としては、たとえば以下のような方
法がある。
【0038】シール保持部101にO−リング90を移
動させた後、図3に示すように、覆体部20を軸体部1
0から外す。すると、O−リング90は、軸体部10の
シール保持部101に残るので、次に軸体部10を覆体
部抑え30に対してO−リング90側の方向に、覆体部
抑え30および軸体部抑え40とを反対側にそれぞれ移
動させ、図4に示すように、O−リング90の保持され
た軸体部10のみとする。その後、図5に示すように、
軸体部10の先端部と反対側に被シール材80を接触さ
せ、円筒状の部材であり内径が軸体部10および被シー
ル材の外径と同じである押し込み部材71によりO−リ
ング90を軸体部10のシール保持部101から被シー
ル材80のシール溝81に移動させる。
【0039】〈実施例2〉 (実施例2の構成)本実施例2のO−リングの装着装置
は、図6に示すような構成をもつ、O−リング90を被
シール材80の外周面のO−リング90が保持されるシ
ール溝81に装着するO−リングの装着装置である。
【0040】すなわち、本実施例のO−リングの装着装
置は、覆体部20と、図には示していないが圧力差発生
手段としての油導入装置と、覆体部抑え30と、図示し
ない被シール材抑えとからなる。
【0041】本実施例において対象となる被シール材8
0は、実施例1の被シール材と概ね同じであるが、実施
例1で説明した軸体部10と同様に、さらに、径が概ね
O−リングと同じである先端部をもつ部材である。した
がって、シール溝81から先端部の直前までは、実施例
1の軸体部10と同様に、円柱の外周面としてその径は
同一であり、その後、先端部との境界が面取り加工によ
りなめらかな面として接続されている。このシール溝8
1から先端部にかけてのシール材80の面は、案内空間
50を形成する面の一つである。
【0042】本実施例2のO−リングの装着装置は、組
み合わされる部材が軸体部10から被シール材80に変
更された以外は、実施例1で説明したものとほぼ同一で
あり、軸体部10と被シール材80とは、シール溝81
の有無が異なるのみであるので覆体部20の形状は、実
施例1のものとほぼ同じである。
【0043】したがって、案内空間50の形状も実施例
1と概ね同じである。
【0044】油導入装置および覆体部抑え30は、実施
例1と同じである。
【0045】被シール材抑えは、被シール材80が油導
入手段から導入される油の圧力に対抗できるように被シ
ール材80を後面から支持する部材である点は、実施例
1の軸体部抑え40とほぼ同じであるが、被シール材8
0の長さが長いので、覆体部押さえ30とは接触してい
ない。
【0046】(実施例2の作用効果)以下に本実施例2
の装置を用いたO−リングの装着方法について説明す
る。
【0047】まず、案内空間形成工程としての以下の工
程を行う。すなわち、被シール材80を覆体部抑え30
の穴に挿入し、被シール材抑えを被シール材80の後面
に固定する。そして、覆体部20の案内空間50を形成
する側の面が上面となるように調節した後、突出部20
2の周囲に合わせてO−リング90を載置する。その
後、覆体部20の上方から前述の組み合わせた被シール
材80と覆体部抑え30と被シール材抑えとを被シール
材80の案内空間50を形成する側の面が覆体部20の
案内空間50を形成する側の面と対向するように下方に
向けながら覆体部20に接近させ、覆体部20と組み合
わせる。
【0048】これらの操作により、図6に示すように、
内部にO−リングが挿入され、そのO−リングによって
内部が分断された案内空間50が形成される。
【0049】そして、保持工程としての以下の工程を行
う。すなわち、覆体部20と被シール材80とが後述す
る油の導入により移動しないように固定する。その後、
覆体部20の油導入口201に油導入装置を接続する。
油導入装置により案内空間50に油を導入する。
【0050】これらの操作により、O−リング90によ
り分断された案内空間50のシール溝81と反対側の空
間に油が導入される。その結果、図7に示すように、導
入された油は、油が導入された空間と反対側、すなわち
シール溝81側に向けて案内空間50内のO−リング9
0を移動させることができ、O−リング90は、シール
溝81に装着される。この場合に、案内空間50のシー
ル溝81側の空気は、覆体部20と覆体部抑え30との
隙間を介して外部に排出される。
【0051】すなわち、本実施例2のO−リングの装着
装置は、一旦、O−リング90を軸体部に移動保持させ
た後に、あらためて軸体部10から被シール材80にO
−リングを移動させる必要がないので工程を簡略化でき
る。
【0052】したがって、本実施例2では、実施例1の
奏する効果に加えて、工程が簡略化でき、より簡単にO
−リングの装着が行えるという効果を有する。
【0053】〈実施例3〉 (実施例3の構成)本実施例3のO−リングの装着装置
は、図8に示すような構成をもつ、O−リング90を軸
体部11の外周面のO−リング90が保持されるシール
保持部111に装着するO−リングの装着装置である。
【0054】すなわち、本実施例のO−リングの装着装
置は、覆体部21と、図には示していないが圧力差発生
手段としての油導入装置と、軸体部抑え40とからな
る。
【0055】本実施例において対象となる被シール材8
0は、実施例1の被シール材と概ね同じである。
【0056】軸体部11は、一端部がO−リング90の
内径より小さい外径をもち、他端部が被シール材80の
外径と同じ外径とをもつ略円柱状の部材であって、一端
部と他端部とはテーパにより接続されており、その面
は、案内空間50を形成する面の一つである。そして、
軸体部11の他端部側には、外周面にO−リングを一時
的に保持するシール保持部111をもつ。
【0057】覆体部20は、軸体部11が挿入でき、軸
体部11の外周面との間にO−リング90の横方向の幅
より狭い間隙をもつ筒状の案内空間50を形成する部材
である。また、覆体部20の案内空間50を形成する側
の面の中央部付近には、油を案内空間50に導入する目
的で、一方の開口部が案内空間50に接続され他方の開
口部が油導入装置に接続される油導入口211が設けら
れる。したがって、覆体部21は、この油導入口211
の案内空間50側の開口部と案内空間50とを接続でき
るように、軸体部11との間で間隙を形成する形状とな
っている。
【0058】案内空間50の形状は、軸体部11の覆体
部21側の先端部からシール保持部111に至る外周面
を覆う略円筒形状となる。案内空間50の間隙の幅は、
案内空間50内にO−リング90を挿入するときに、い
ずれの場所においてもO−リング90により案内空間5
0を分断することができる幅である。また、案内空間5
0の内壁面は、O−リング90が摺動可能な程度のなめ
らかさを有する。
【0059】油導入装置および軸体部抑え40も、実施
例1で説明したものと同じである。
【0060】(実施例3の作用効果)以下に本実施例3
の装置を用いたO−リングの装着方法について説明す
る。
【0061】まず、案内空間形成工程としての以下の工
程を行う。すなわち、軸体部抑え40を軸体部11の後
面に固定する。そして、軸体部11の案内空間50を形
成する側の面を上方に向け、軸体部11の先端部にO−
リング90を載置する。その上方から覆体部21を案内
空間を形成する側の面を軸体部11に対向するようにし
て接近させ、覆体部21と軸体部11とを組み合わせて
案内空間を形成する。
【0062】これらの操作により、図8に示すように、
内部にO−リング90が挿入され、そのO−リング90
によって内部が分断された案内空間50が形成される。
【0063】そして、保持工程としての以下の工程を行
う。すなわち、覆体部21と軸体部11とが後述する油
の導入により移動しないように固定する。その後、覆体
部21の油導入口211に油導入装置を接続する。油導
入装置により案内空間50に油を導入する。
【0064】これらの操作により、O−リング90によ
り分断された案内空間50内のシール保持部111と反
対側の空間に油が導入される。その結果、導入された油
は、油が導入された空間と反対側、すなわちシール保持
部111側に向けて案内空間50内のO−リング90を
移動させる。
【0065】すなわち、本実施例3のO−リングの装着
装置は、案内空間の形状がテーパ形状であるので、案内
空間内に導入する油の圧力を少なくすることができ、さ
らに、O−リングの移動の制御がより容易となる。
【0066】したがって、本実施例3では、実施例1の
効果に加えて、より簡便な装置とすることができ、か
つ、操作性の良い装置を提供できるという効果を有す
る。
【0067】〈実施例4〉 (実施例4の構成)本実施例4のO−リングの装着装置
は、図9に示すような構成をもつ、O−リング90を被
シール材80の外周面のO−リング90が保持されるシ
ール溝81にに装着するO−リングの装着装置である。
【0068】すなわち、本実施例のO−リングの装着装
置は、覆体部21と、図には示していないが圧力差発生
手段としての油導入装置と、被シール材抑え41と被覆
ガイド部60とからなる。
【0069】本実施例において対象となる被シール材8
0は、実施例1の被シール材と概ね同じである。
【0070】覆体部21および油導入装置は、実施例3
で説明したものと同じである。
【0071】被覆ガイド部60は、被シール材80の覆
体部21側に配置され、案内空間50を区画する案内面
をもつ部材である。被覆ガイド部60は、被シール材8
0側端部の径が被シール材80と同じであって、反対側
の端部の径がO−リングの内径より小さいテーパ形状で
ある部材である。
【0072】案内空間50は、被覆ガイド部60および
被シール材80と、覆体部21との間隙により形成され
る。
【0073】被シール材抑え41は、被シール材80と
固定すると共に、案内空間50に導入される油が直接漏
れないようにする部材であり、被シール材80が隙間無
く挿入できる穴があいており、覆体部21と接触する部
分には油や空気を外部に導出する導出溝(図略)が設け
られている。
【0074】(実施例4の作用効果)以下に本実施例4
の装置を用いたO−リングの装着方法について説明す
る。
【0075】まず、案内空間形成工程としての以下の工
程を行う。すなわち、被シール材抑え41内に被シール
材80を挿入する。そして、被シール材80の先端部分
に被覆ガイド部60を接続固定する。そして、被覆ガイ
ド部60側を上方に向け、被覆ガイド部60の先端部に
O−リング90を載置する。その上方から覆体部21を
案内空間を形成する側の面を軸体部11に対向するよう
にして接近させ、覆体部21と被覆ガイド部60および
被シール材80とを組み合わせて案内空間50を形成す
る。
【0076】これらの操作により、図9に示すように、
内部にO−リング90が挿入され、そのO−リング90
によって内部が分断された案内空間50が形成される。
【0077】そして、保持工程としての以下の工程を行
う。すなわち、覆体部21と被シール材80とが後述す
る油の導入により移動しないように固定する。その後、
覆体部21の油導入口211に油導入装置を接続する。
油導入装置により案内空間50に油を導入する。
【0078】これらの操作により、O−リング90によ
り分断された案内空間50内のシール溝81と反対側の
空間に油が導入される。その結果、導入された油は、油
が導入された空間と反対側、すなわちシール溝81側に
向けて案内空間50内のO−リング90を移動させて、
O−リング90はシール溝81に装着される。
【0079】したがって、本実施例4では、実施例2と
実施例3との効果の双方を有する装置を提供できるとい
う効果を有する。
【0080】〈実施例5〉 (実施例5の構成)本実施例5のO−リングの装着装置
は、図10に示すような構成をもつ、O−リング90を
被シール材82の外周面のO−リング90が保持される
シール溝81にに装着するO−リングの装着装置であ
る。
【0081】すなわち、本実施例のO−リングの装着装
置は、覆体部22と、図には示していないが圧力差発生
手段としての油導入装置と、被シール材抑え(図略)と
被覆ガイド部61とからなる。
【0082】本実施例において対象となる被シール材8
2は、実施例1の被シール材と概ね同じであるが、さら
に、先端部にもう一つの溝が形成されているものであ
る。このような被シール材82に実施例2のような装置
でO−リング90を装着しようとすると先端部側の溝に
O−リングが入ってしまうおそれがある。
【0083】覆体部22は、ほぼ実施例1で説明したも
のと同じであるが、案内空間50を形成する内面の径が
被シール材82の外径から換算される径よりも大きく被
覆ガイド部61の外形に合わせて決定されている。すな
わち、被覆ガイド部61と覆体部22との間隙により案
内空間50を形成している。
【0084】被覆ガイド部61は、被シール材82の先
端部に固定され、先端部側の溝の表面部分をも覆う形状
である。
【0085】案内空間50の形状は、被覆ガイド部61
の覆体部22側の先端部からシール溝81に至る外周面
を覆う形状となる。したがって、案内空間50は、被シ
ール材82の先端部側の溝には接続されていない。
【0086】油導入装置は、実施例1で説明したものと
同じである。
【0087】被シール材抑えは、実施例2で説明した部
材と同じ部材である。
【0088】覆体部抑え30も、実施例1で説明した部
材と同じ部材である。
【0089】(実施例5の作用効果)以下に本実施例5
の装置を用いたO−リングの装着方法について説明す
る。
【0090】被シール材82の先端部分に被覆ガイド部
62を固定する以外は、実施例2と同様の操作を行う。
【0091】すなわち、案内空間50が被シール材82
の溝を回避して形成されていることから、被シール材の
障害物が存在してもシール溝に確実にO−リングを装着
できる。
【0092】したがって、本実施例5では、実施例2の
効果に加えて、被シール材に存在する障害物に関わらず
シール溝に確実にO−リングを装着できるという効果を
有する。
【0093】〈変形例1〉 (変形例1の構成)変形例として図11および図12に
示すO−リングの装着装置を示す。
【0094】これら図11および図12に示す変形例
は、覆体部23、24にそれぞれO−リング供給溝23
5、245を設けている以外は、それぞれ、実施例2お
よび実施例4のO−リングの装着装置とほぼ同じ構成で
ある。
【0095】覆体部23、24に設けられているO−リ
ング供給溝235、245は、それぞれ、最初にO−リ
ング90が載置される近傍である軸体部もしくは被シー
ル材の先端部付近に開口するように設けられている筒状
の空間である。そして、O−リング供給溝235、24
5内には、案内空間側にO−リング90とその反対側に
O−リング90を押し出して供給する目的の押出部材7
0とが挿入されている。
【0096】(変形例1の作用効果)以下に変形例1の
装置を用いたO−リングの装着方法について説明する。
【0097】まず最初にO−リング供給溝235、24
5内にO−リング90を格納する。そして、O−リング
を載置しないこと以外の工程は、それぞれ実施例2およ
び実施例4と同じである。
【0098】そして、O−リング90を所定位置に載置
する代わりに押出部材70によってO−リング90を1
つずつ案内空間50内に供給する。
【0099】そして、油導入装置によって、案内空間5
0内に油を導入することによって、案内空間内に供給さ
れたO−リング90には、導入された油の圧力が作用
し、案内空間50内を移動する。案内空間50内に供給
されない2つ目以降のO−リング90は、導入された油
の圧力によってO−リング供給溝235、245内の方
向に向けて押されることとなる。したがって、O−リン
グ90は、案内空間50内のシール保持部に向けてに1
つだけ移動する。
【0100】したがって、本変形例1によれば、実施例
2の効果に加えて、O−リングを毎回用意しなくてもま
とめて用意できるので、工程数が節約できるという効果
を有する。
【0101】〈変形例2〉前述の実施例1〜5および変
形例1では、圧力差発生手段として油導入装置を用いた
が、その他にも油以外の流体、たとえば、水等の液体も
しくは、空気等の気体を導入しても良い。なお、油等の
潤滑性を有する流体を用いるとO−リングと案内空間内
壁との潤滑が同時に行えて好ましい。そして、流体を導
入する以外にも、案内空間内の流体を減圧装置等により
除くことにより圧力差を発生させても良い。また、流体
を導入する手段と流体を除く手段の双方を備えても良
い。
【0102】これらの流体を導入および除く手段として
は、ポンプ、シリンダ等を用いることができる。
【0103】また、油導入手段が案内空間内に開口する
部分は、覆体部側ではなく軸体部側から開口してもよ
い。さらに、覆体部の中央付近ではなくてその他の部位
に開口するものであってもよい。
【0104】〈変形例3〉以上の説明は、シール材とし
てO−リングを用いたものについて説明したが、シール
材としてO−リング以外のものを用いる場合には、案内
空間の形状を変化させることが好ましい。具体的には、
O−リングは、断面が円形であるので、径方向でも、幅
方向でもあらゆる方向について厚みが同じである。した
がって、案内空間の間隔はどの場所でも同じでよかった
が、シール材の断面の形状がたとえば、多角形となった
場合等の必要な場合には、案内空間の形状は、場所によ
りその間隔を変化させる必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のO−リングの装着装置(O−リング
の保持前)の模式断面図である。
【図2】実施例1のO−リングの装着装置(O−リング
の保持後)の模式断面図である。
【図3】実施例1のO−リングの装着装置から被シール
材にO−リングを移動させる工程を示した模式断面図で
ある。
【図4】実施例1のO−リングの装着装置から被シール
材にO−リングを移動させる工程を示した模式断面図で
ある。
【図5】実施例1のO−リングの装着装置から被シール
材にO−リングを移動させる工程を示した模式断面図で
ある。
【図6】実施例2のO−リングの装着装置(O−リング
の保持前)の模式断面図である。
【図7】実施例2のO−リングの装着装置(O−リング
の保持後)の模式断面図である。
【図8】実施例3のO−リングの装着装置の模式断面図
である。
【図9】実施例4のO−リングの装着装置の模式断面図
である。
【図10】実施例5のO−リングの装着装置の模式断面
図である。
【図11】変形例1のO−リングの装着装置の模式断面
図である。
【図12】変形例1のO−リングの装着装置の模式断面
図である。
【図13】従来技術のO−リングの装着装置の模式断面
図である。
【図14】従来技術のO−リングの装着装置によるO−
リング破断の様子を示す模式断面図である。
【図15】従来技術のO−リングの装着装置の模式断面
図である。
【符号の説明】
10、11、12…軸体部 101、111、121…シール保持部 20、21、22、23、24…覆体部 201、211、221、241…油導入口 20
2、222…突出部 235、245…O−リング供給溝 30…覆体部抑え 40…軸体部抑え 41…被シール材抑え 50…案内空間 60、61…被覆ガイド部 71、74…押し込み部材 72…押出部材 73
…アーバ 75…爪 80、82…被シール材 81…シール溝 90、90’…シール材 F…油の流れ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面にリング状のシール材が保持され
    るシール保持部をもつ軸体部と、該軸体部と組み合わせ
    ることにより該軸体部の外表面との間に該シール材の横
    方向の幅より狭い間隙をもつ筒状の案内空間を形成する
    覆体部とを用い、 該案内空間の一端側に該シール材を組み込むように該軸
    体部と該覆体部とを配置し、該一端側に該シール材が組
    み込まれた該案内空間を形成する案内空間形成工程と、 該シール材で分断される該案内空間の一方の空間と他方
    の空間との間に圧力差を与え該圧力差により該シール材
    を該案内空間に沿って該一端側より他端側に移動させ該
    シール材を該軸体部の該シール保持部に保持させる保持
    工程と、 を有することを特徴とするシール材の装着方法。
  2. 【請求項2】 前記軸体部は被シール材であり、前記シ
    ール保持部はシール溝である請求項1に記載のシール材
    の装着方法。
  3. 【請求項3】 前記軸体部の前記一端側に配置あるいは
    前記一端側の前記外表面の少なくとも一部を覆い前記案
    内空間を区画する案内面をもつ被覆ガイド部を用いる請
    求項2に記載のシール材の装着方法。
  4. 【請求項4】 外周面にリング状のシール材が保持され
    るシール保持部をもつ軸体部の外表面との間に該シール
    材の横方向の幅より狭い間隙をもつ筒状の案内空間を形
    成する覆体部と、 該案内空間の一端側に該シール材を組み込むように該軸
    体部と該覆体部とを配置して形成された該案内空間の、
    該シール材で分断される一方の空間と他方の空間との間
    に圧力差を与えて該圧力差により該シール材を該案内空
    間に沿って該一端側より他端側に移動させて該シール材
    を該軸体部の該シール保持部に保持させる圧力差発生手
    段と、 を有することを特徴とするシール材の装着装置。
  5. 【請求項5】 前記圧力差発生手段は、前記案内空間の
    前記一端側から流体を導入する手段である請求項4に記
    載のシール材の装着装置。
  6. 【請求項6】 前記軸体部は被シール材であり、前記シ
    ール保持部はシール溝である請求項4または5に記載の
    シール材の装着装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記軸体部の前記一端側に配置
    あるいは前記一端側の前記外表面の少なくとも一部を覆
    い前記案内空間を区画する案内面をもつ被覆ガイド部を
    もつ請求項4乃至6のいずれかに記載のシール材の装着
    装置。
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