JP2001246438A - フランジ付き容器の製造方法 - Google Patents

フランジ付き容器の製造方法

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JP2001246438A JP2000055656A JP2000055656A JP2001246438A JP 2001246438 A JP2001246438 A JP 2001246438A JP 2000055656 A JP2000055656 A JP 2000055656A JP 2000055656 A JP2000055656 A JP 2000055656A JP 2001246438 A JP2001246438 A JP 2001246438A
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cylinder
tapered portion
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秀則 中野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度、剛性の高いフランジを有する容器を容
易に製造する。 【解決手段】 金属製筒体1の端部1aを反転させて反
転部3を形成する第1の工程と、前記の反転部2と該反
転部側の筒体1に縮径加工を施して、反転部2と筒体1
とが密着した開口側の第1のテーパ部9と、それに隣接
する縮径部10と、該縮径部10と筒体1の非縮径部と
の間の第2のテーパ部11とを一体的に形成する第2の
工程と、前記第1のテーパ部9を拡径してフランジ13
を形成する第3の工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフランジ付き容器の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流体を内部に貯蔵したり流通させ
たりする容器には、通常、入口や出口を縮径して形成
し、該縮径部先端の開口周縁に、蓋等の密閉具を係止す
るための係止手段や流通パイプ等の相手品との接続手段
としてのフランジが設けられている。
【0003】このようなフランジは、高強度化や製造簡
略化、更にはシール性向上などのためには、縮径部と別
体のフランジを溶接して形成するよりは縮径部と一連の
一体形成が望ましい。
【0004】これを実現する製造方法として図7に示す
ように、筒状の容器原管101の端部に、該部をロール
102によるスピニング加工によって縮径して縮径部1
03を形成するとともに該縮径部103の先端に、該先
端部を別のロール104によるスピニング加工によって
フランジ化してフランジ105を形成し、容器原管(本
体部)101と縮径部103とフランジ105を一体に
形成する方法が特開昭60−257937号公報に開示
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の方法におい
ては、フランジ105が、該フランジ105よりは強
度、剛性が要求されない容器原管(本体部)101の板
をそのまま延長させた1枚の板で形成されているため、
該フランジ105に容器原管101よりも高い強度、剛
性をもたせることができない。更に、フランジ105部
はスピニング加工による圧延で若干の板厚減少が伴う。
そのため、フランジ105に容器を支えるだけの充分な
強度が得られないという問題がある。
【0006】特に、自動車用の触媒コンバータケース
等、自動車の排気系部品として使用されるものにおいて
は、高温下に耐え得る高強度が要求されるため、このよ
うな部品においてフランジを前記従来の方法で形成する
ことは強度上に問題がある。
【0007】そのため、フランジを、容器本体の板材を
延長して一体形成し、かつ容器本体部の板厚よりも厚く
して、強度、剛性の高いフランジを簡易に形成できる方
法が待たれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するために、請求項1記載の第1の発明は、金属製筒
体の端部を反転させて反転部を形成する第1の工程と、
前記の反転部と該反転部側の筒体に縮径加工を施して、
反転部と筒体とが密着した開口側の第1のテーパ部と、
それに隣接する縮径部と、該縮径部と筒体の非縮径部と
の間の第2のテーパ部とを一体的に形成する第2の工程
と、前記第1のテーパ部を拡径してフランジを形成する
第3の工程と、を含むことを特徴とするものである。
【0009】請求項2記載の第2の発明は、前記第1の
発明における前記第2の工程を、1回のスピニング加工
で行うものである。
【0010】請求項3記載の第3の発明は、金属製筒体
の端部を外側に反転させて略筒状の反転部を形成する第
1の工程と、1回のスピニング加工によって反転部及び
該反転部側の筒体に縮径加工を施して、反転部と筒体と
が密着した開口側の第1のテーパ部と、それに隣接する
縮径部と、該縮径部と筒体の非縮径部との間の第2のテ
ーパ部とを一体的に形成する第2の工程と、前記第1の
テーパ部を拡径してフランジを形成する第3の工程と、
を含むことを特徴とするものである。
【0011】請求項4記載の第4の発明は、前記第1又
は第2又は第3の発明において、前記第1の工程で形成
された反転部と筒体との間隙内に介在物を挿入した後、
前記の第2の工程を施すようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1乃至図6に示す実施例に基い
て本発明の実施の形態について説明する。
【0013】図1は本発明の第1実施例を示す工程図で
あり、図2は図1の工程における第1の工程(b)にお
いて、筒体の一端部を折り返す方法を示す工程図であ
り、図3は図1の第2の工程(d)のスピニング加工を
示す図である。
【0014】図1において、先ず(a)に示すように筒
状の金属管からなる筒体1を用意する。これは直管であ
っても曲管であってもよい。更に、スピニング加工が可
能な程度の非円断面でもよいが、加工容易性からは円形
断面が望ましい。また、一端が開口した有底筒でもよ
い。
【0015】次に、第1の工程として、前記筒体1の一
端部(開口部)1aを図1(b)に示すように折り返し
加工を施して反転部2を形成する。この反転部2の形成
方法は任意であるが、例えば本出願人が先に提案(特開
平11−90528号公報)した図2に示すような簡単
な冷間塑性加工方法が望ましい。
【0016】この図2に示す反転部形成方法について説
明すると、先ず、図2(a)に示すように金属管からな
る筒体1の一端部1aをカール用ダイス3に形成した型
穴4の内側面に位置させる。この型穴4は、上面が開口
した半円形断面でかつ環状に形成されている。次で、図
2(b)に示すように、筒体1の他端1bに筒体1を折
り曲げることが可能な荷重P1 を筒軸方向に加え、筒体
1の一端1aを型穴4に沿って外側へ屈曲してカーリン
グ加工を行い、筒体1の全周に外向きのカール部5を形
成する。
【0017】次に、図2(c)に示すように、前記のカ
ール部5が引っ掛かる内径、すなわちカール部5の外径
より小径でかつ筒体1の外径よりも大きい内径に形成さ
れたダイス穴6を有する折り返し加工用ダイス7に対
し、カール部5を図2(c)のようにダイス穴6に位置
させて筒体1の他端1bに筒体1を折り曲げることが可
能な荷重P2 を筒軸方向に加える。
【0018】この荷重P2 により筒体1が図1(d)に
示すように折曲反転し、塑性変形した反転部2が形成さ
れる。
【0019】そして、折り返し加工用ダイス7より筒体
1を脱型することにより、前記図1(b)のような反転
部2を有する筒体1が得られる。また、前記図2(b)
でのカール部5の形成により、カール部5が残存する。
【0020】次に、前記のように反転部2を形成した
後、反転部2の先端に形成されたカール部5を適宜な切
断工法にて切除し、図1(c)のような反転部2にす
る。なお、望ましくは、前記のカール部5が形成されな
いような反転加工技術を採用し、前記のようなカール部
5の切除工程をなくすると良い。
【0021】更に、前記実施例では反転部2を筒体1の
外側へ折り返して形成したが、反転部2を筒体1の内側
へ折り返してもよい。このように反転部2を筒体1の内
側へ折り返す場合には、縮径を伴う塑性加工となるた
め、反転部形成が困難になることから、一般には前記図
1に示す実施例のように拡径を伴う外側への反転加工が
無難である。
【0022】更に、反転部2は筒体1と同軸の筒状で、
かつ筒体1と若干の間隙8を有する形状であることが望
ましい。
【0023】更に、反転部2の軸方向長Lは、フランジ
となる部分及びその隣接部分の筒体の外面を若干被覆す
る長さを最低限必要とするが、それ以上の長さは任意で
ある。
【0024】次に、第2の工程として図1(d)に示す
ように、前記の反転部2と該反転部2が位置する側の筒
体1を縮径加工する。
【0025】この第2の工程は、スピニングローラによ
る1回のスピニング加工によって反転部2を縮径して筒
体1の外面に密着させ、更に、スピニング加工を続け
て、この密着部とそれに隣接する筒体1の外周面をスピ
ニングローラで縮径方向に押圧し、最終的に図1(d)
に示すような形状にする。
【0026】すなわち、筒体1における反転部形成側の
端部とその外側に密着した反転部2を、筒体1の開口側
と反対側が縮径するように除変させた開口側の第1のテ
ーパ部9と、それに隣接して筒体1と同軸の小径部にし
た縮径部10と、それに隣接して径が除変して筒体1の
非縮径部(本体部)に接続する第2のテーパ部11の3
部が一体成形されている。
【0027】なお、図1の実施例では反転部2の軸方向
長Lを、その反転先端が前記縮径部10に位置する長さ
にしたが、それ以上、すなわち反転部2が縮径部10の
全長を覆って第2のテーパ部11に達するようにしても
よく、更にそれ以上の長さに設定してもよい。
【0028】また、前記第1のテーパ部9と第2のテー
パ部11のテーパ角は任意であるが、第1のテーパ部9
の角度は、このテーパ部9を後述の拡径して起こす工程
との兼ね合いで、すなわち拡径しやすい角度に設定する
ことが望ましく、第2のテーパ部11は最終形状におけ
るテーパ角である。
【0029】また、前記の第2の工程におけるスピニン
グ加工は、図3に示すように、自由回転に支持されたロ
ーラ12を反転部2及び筒体1の外表面に接触させなが
ら縮径方向へ力を与えて行うもので、筒体1を固定して
おいてローラ12の方を筒体1の周りに回転(公転)さ
せつつローラ12を図3の加工範囲ZにわたってX及び
Yの軌跡で往復(多パス)させてもよく、また、その逆
に、ローラ12を筒体1の周りに回転(公転)させずに
筒体1側を回転させ、かつローラ12を図3の加工範囲
ZにわたってX及びYの軌跡で往復させてもよい。更に
は、筒体1とローラ12の双方を回転させてもよい。
【0030】なお、前記の第2の工程における1回のス
ピニング加工とは、前記の第1のテーパ部9と縮径部1
0と第2のテーパ部11を、これらの間にローラを連続
して移動させて一気に形成(加工)することを意味する
もので、1パス或いは1往復の加工を意味するものでは
ない。
【0031】次に第3の工程として、前記の第1のテー
パ部9を拡径して起こし、図1(e)に示すようにフラ
ンジ13を形成する。
【0032】このように第1のテーパ部9を起こしてフ
ランジ13に形成する方法としては、パンチによる軸方
向押圧或いは前記従来の技術として記載した図7に示す
ような拡径スピニングなどの周知工法を任意に適用す
る。
【0033】なお、スピニングによる場合には、前記第
2の工程後にそのまま同じスピニングローラでフランジ
加工できるようにすると効率的である。
【0034】更に、前記の第1のテーパ部9の拡径(起
こし)、すなわちフランジ13の角度は、必ずしも筒軸
に直角とする必要はなく、製品形状に応じて任意であ
り、筒軸に対して斜めのフランジでもよい。
【0035】なお、前記第3の工程後に、図1(f)に
示すように、フランジ13に適宜接続固定用の孔14等
を形成してもよい。
【0036】以上の工程でフランジ付きの容器が製造さ
れる。このように製造された容器のフランジの部分は、
図1(e)に示すように、フランジ13とその根元部
(折曲部)15と隣接部16にわたって筒体1と一体の
反転部2が密着した2重板構造となる。したがって、こ
のフランジ13の部分が、筒体1の板材と一体の板材
で、かつ筒体1の板厚に比べて実質的に2倍になり、フ
ランジ自体とその取り付け強度、剛性が前記従来の1枚
板のものに比べて大幅に向上し、高強度、高剛性のフラ
ンジ付き容器を、簡単な方法で製造できる。
【0037】更に、前記の反転工程後におけるフランジ
の形成は、筒体の端部の外形を縮径する工程をそのまま
利用することができるため、フランジ形成のための新た
な縮管成形工程を追加する必要がない。
【0038】図4は第2実施例を示す。
【0039】本第2実施例は、フランジ部に補強材等の
介在物を設ける場合の例である。
【0040】本第2実施例の工程は、前記第1実施例に
おける図1の(b)(c)の第1の工程によって反転部
2を形成した後に、その反転部2と筒体1との間に形成
された間隙8内に、図4(d)に示すように所望の介在
物20、例えば金属板などの補強部材を介在し、その
後、前記第1実施例の図1(d)に示す第2の工程と同
様の第2の工程(図4(e))と、図1(e)に示す第
3の工程と同様の第3の工程(図4(f))を行う。ま
た、必要により、前記と同様に接続固定用の孔14を形
成する(図4(g))。
【0041】本第2実施例によれば、フランジ13とそ
の根元部15と隣接部16、すなわち反転部2の全域に
わたって補強材等の所望の介在物20を介在でき、フラ
ンジ部及びその隣接部の強度向上などが行える。
【0042】図5は第3実施例を示す。
【0043】本第3実施例は、前記第1実施例における
フランジ13の根元部15にリブを設ける場合の例であ
る。
【0044】本第3実施例の工程は、前記第1実施例に
おける図1の(b)(c)の第1の工程と同様の第1の
工程(図5(b)(c))と、図1の(d)の第2の工
程と同様の第2の工程(図5(d))を行った後の第3
の工程として、前記第1実施例の図1(e)の第3の工
程と同様に第1テーパ部9を起こすものであるが、この
第1テーパ部9の起こしにパンチを使用するとともにこ
のパンチ(図示せず)に、形成されるフランジの根元部
15に位置してリブ(突型)を設け、このリブの圧入に
より図1(e)に示すように、フランジ13の根元部1
5に転写的にリブ30を成形するようにしたものであ
る。
【0045】また、必要により前記と同様に接続固定用
の孔14を形成する(図5(f))。
【0046】本第3実施例によれば、リブ30により、
フランジと容器との取付け強度と剛性を一層向上させる
ことができる。
【0047】なお、前記のようなリブ30を形成する方
法としては、前記図1(e)に示す第3の工程まで行っ
て最終形状を得た後に、パンチなどによってリブ30を
設けるようにしてもよく、このリブ30の形成方法は任
意である。
【0048】図6は第4実施例を示す。
【0049】本第4実施例は、本発明を自動車の排気系
のマフラ(サブマフラ)を製造する場合に適用した例で
ある。
【0050】その製造工程は、前記図1(b)(c)に
示す第1の工程と同様の第1の工程(図6(b)
(c))を終了した後に、図6(d)に示すように、そ
の筒体1内へ、グラスウールなどの吸音材40を巻設し
た多孔パイプ41を挿入し、その後、前記図1(d)と
同様の第2の工程を行って、図6(e)に示すように、
筒体の縮径部10の内面とパイプ41の外面とを密着さ
せて多孔パイプ41を保持するとともに第2テーパ部1
1で筒体1と多孔パイプ41間を閉塞して吸音材40を
収納する。
【0051】その後、前記第1実施例の第3の工程(図
1(e))と同様の第3の工程(図6(f))を行って
フランジ13を形成して、該フランジ部が開口した最終
形状を得る。
【0052】更に、筒体1における前記のフランジ13
と反対側も前記と同様に形成してマフラに製造する。
【0053】本第6実施例によれば、簡易な工程にて、
強度、剛性の高いフランジを有する自動車用のマフラを
製造できる。
【0054】前記第1〜第4以外の更なる実施例とし
て、前記の縮径加工する第2の工程において、その第1
のテーパ部9と縮径部10と第2のテーパ部11とを、
その軸芯が筒体1の中央部(本体部)の軸芯に対して偏
芯或いは傾斜するように縮径加工してもよい。
【0055】この前者の偏芯して縮径する工法として
は、本出願人が先に提案した偏芯スピニング工法(特許
第2957153号)を用いることができ、また、後者
の傾斜して縮径する工法としては、本出願人が先に提案
した曲げスピニング工法(特許第2957154号)を
用いることができる。
【0056】そして、これらの第2の工程後に、前記の
第3の工程を行うことにより、前者においては、第2の
テーパ部11より先部の縮径部10とフランジ13の軸
芯が筒体1の中央部(本体部)の軸芯に対して偏芯(オ
フセット)したフランジ一体の容器が形成でき、また後
者においては、第2のテーパ部11より先部の縮径部1
0とフランジ部13の軸芯が筒体1の中央部(本体部)
の軸芯に対して傾斜したフランジ一体の容器が形成でき
る。
【0057】
【発明の効果】以上のようであるから、本発明によれ
ば、フランジを、容器本体の板材をそのまま延長して一
体に形成できるとともに、容器本体部の板厚よりも厚く
形成できるため、強度、剛性が高くかつ漏れのないフラ
ンジを有する容器を製造できる。
【0058】更に、第2の工程をスピニング加工で行う
ことにより、その製造が容易になる。
【0059】更に、反転部と筒体との間隙に補強材など
の介在物を挿入することにより、フランジ部の強度、剛
性のより一層の向上などを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(f)は本発明の第1実施例の工程を
示す各側断面図で、夫々軸芯から下半分のみを示す。な
お、(e)(f)の図では左側面図をも示す。
【図2】図1の第1の工程における反転部を形成する方
法の1例を示す図。
【図3】図1の第2の工程におけるスピニングローラの
軌跡を説明する図。
【図4】(a)〜(g)は本発明の第2実施例の工程を
示す各側断面図で、夫々軸芯から下半分のみを示す。な
お、(f)(g)の図では左側面図をも示す。
【図5】(a)〜(f)は本発明の第3実施例の工程を
示す各側断面図で、夫々軸芯から下半分のみを示す。な
お、(e)(f)の図では左側面図をも示す。
【図6】(a)〜(g)は本発明の第4実施例の工程を
示す各側断面図で、夫々軸芯から下半分のみを示す。な
お、(f)(g)の図では左側面図をも示す。
【図7】従来の製造方法を示す断面図。
【符号の説明】
1 筒体 1a 端部 2 反転部 9 第1のテーパ部 10 縮径部 11 第2のテーパ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製筒体の端部を反転させて反転部を
    形成する第1の工程と、 前記の反転部と該反転部側の筒体に縮径加工を施して、
    反転部と筒体とが密着した開口側の第1のテーパ部と、
    それに隣接する縮径部と、該縮径部と筒体の非縮径部と
    の間の第2のテーパ部とを一体的に形成する第2の工程
    と、 前記第1のテーパ部を拡径してフランジを形成する第3
    の工程と、を含むことを特徴とするフランジ付き容器の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の工程を、1回のスピニング加
    工で行う請求項1記載のフランジ付き容器の製造方法。
  3. 【請求項3】 金属製筒体の端部を外側に反転させて略
    筒状の反転部を形成する第1の工程と、 1回のスピニング加工によって反転部及び該反転部側の
    筒体に縮径加工を施して、反転部と筒体とが密着した開
    口側の第1のテーパ部と、それに隣接する縮径部と、該
    縮径部と筒体の非縮径部との間の第2のテーパ部とを一
    体的に形成する第2の工程と、 前記第1のテーパ部を拡径してフランジを形成する第3
    の工程と、を含むことを特徴とするフランジ付き容器の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の工程で形成された反転部と筒
    体との間隙内に介在物を挿入した後、前記の第2の工程
    を施すようにした請求項1又は2又は3記載のフランジ
    付き容器の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014167253A (ja) * 2014-04-21 2014-09-11 Maruichi Steel Tube Ltd 地上設置用支柱
CN108062826A (zh) * 2016-11-09 2018-05-22 富士电机株式会社 带头部的圆筒形轴状构件和自动售货机的商品输出装置

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