JP2001245461A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP2001245461A
JP2001245461A JP2000053295A JP2000053295A JP2001245461A JP 2001245461 A JP2001245461 A JP 2001245461A JP 2000053295 A JP2000053295 A JP 2000053295A JP 2000053295 A JP2000053295 A JP 2000053295A JP 2001245461 A JP2001245461 A JP 2001245461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
spindle motor
rotor
fixed
hard disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000053295A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Kodama
光生 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2000053295A priority Critical patent/JP2001245461A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】HDD用スピンドルモータのコスト削減を実現
する。 【解決手段】ハードディスクを嵌合固定するための外側
面(5a)を有するハブ(5)を、アルミニウム板材を
プレス加工して形成し、材料費削減と切削工程削減とに
よりスピンドルモータのコストダウンを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばハードデ
ィスク駆動装置(HDD)に搭載され、ハードディスク
の駆動用として用いるスピンドルモータの構成に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来技術に係るラジアル及びス
ラスト方向の流体軸受を使用したハードディスク用スピ
ンドルモータの構成を示す断面図である。
【0003】従来のハードディスク用スピンドルモータ
は、「ロータの中央に固定されたシャフト(2)を回転
自在に支持する軸受(スリーブ 6、ボトムプレート
7)がステータ(モータベース 1)に固着され、かつ
前記ロータは回転駆動すべき回転媒体の中心孔が嵌合可
能な径を有するハブ(50)を備えて構成されたスピン
ドルモータ。」とした構成である。
【0004】すなわち図2において、アルミまたはアル
ミ合金で構成したモータベース(1)に、スリーブ
(6)と、モータを構成するコイル(11)を巻回した
コア(10)とが固定されている。スリーブ(6)はス
テンレス系または銅系材料を用い、モータベース(1)
に圧入接着で固定されている。ラジアル方向軸受は、シ
ャフト(2)に対応する流体軸受(3)を銅系材料でス
リーブ(6)の内側に構成した例を示しているが、勿論
シャフト(2)側に同様の動圧溝を構成しても同一の効
果が得られる。
【0005】スリーブ(6)の2個所のラジアル方向動
圧溝(3)の中間部は前記動圧溝部(3)より大きい径
の内周部を有し、下端部には後で説明するスラスト方向
軸受を構成するため、やはり動圧溝部より大きい内径と
なっている。スリーブ(6)の外側にはステータコア
(10)に対応し着磁したリング状磁石(12)とロー
タヨーク(13)が互いに接着され、ロータヨーク(1
3)の内径部がアルミ製ハブ(50)にかしめ接着で固
着されている。
【0006】スラスト方向流体軸受はシャフト(2)下
部(図示方向)に設けられたフランジ(8)とスリーブ
(6)およびボトムプレート(7)とで構成されてい
る。ボトムプレート(7)側のフランジ(8)面にスラ
スト方向の動圧溝を構成しモータの規定回転時、ハブ
(50)を上げる様に動圧を発生させ、同時にスリーブ
(6)側のフランジ(8)面に構成された動圧溝により
ハブ(50)を下げる方向に動圧を発生させ、上下の動
圧がバランスするように構成してある。
【0007】ハブ(50)の外側面(50a)には、単
数または複数のハードディスク(不図示)が嵌合し固定
される構成であり、従ってハブ(50)はハードディス
ク中央に形成された貫通孔に嵌合可能な径を有する。ま
たハブ(50)はアルミ製鍛造の素材をディスク受け
面、ディスク嵌合面(外側面)、シャフト嵌合面、ロー
タヨーク保持面の要所を切削して形成していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記に説明した
従来技術に係る構造では、ハブ(50)は鍛造材料を切
削して構成していたため、材料費、工数ともに割高とな
り、スピンドルモータのコスト低減の妨げとなってい
た。本発明は上記の状況に鑑みてなされたものであり、
ハードディスク等の回転記録媒体を外側面に嵌合固定す
るハブの材料費を低廉なものとし工数を削減することに
より、スピンドルモータのコスト削減を実現するため
に、「ロータの中央に固定されたシャフト(2)を回転
自在に支持する軸受(スリーブ 6、ボトムプレート
7)がステータ(モータベース 1)に固着され、かつ
前記ロータは回転駆動すべき回転媒体の中心孔が嵌合可
能な径を有するハブ(5)を備えて構成されたスピンド
ルモータにおいて、前記ハブ(5)は、板状のアルミニ
ウム材をプレス加工して形成したことを特徴とするスピ
ンドルモータ。」を提供することを発明の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、「ロータの中央に固定されたシャフト
(2)を回転自在に支持する軸受(スリーブ 6、ボト
ムプレート 7)がステータ(モータベース 1)に固
着され、かつ前記ロータは回転駆動すべき回転媒体の中
心孔が嵌合可能な径を有するハブ(5)を備えて構成さ
れたスピンドルモータにおいて、前記ハブ(5)は、板
状のアルミニウム材をプレス加工して形成したことを特
徴とするスピンドルモータ。」を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係わる一実施の形
態であるハードディスク用スピンドルモータの構造につ
いて図1を参照して順に説明する。尚、説明の便宜状、
先に示した構成部材と同一構成部材に対しては同一の符
号を付して説明し、重複を避けるために一部説明を省略
する。また図1を含む本願の図面ではラジアル方向動圧
パターンは図示の都合上平面的に描いてあるが、実際に
は円筒状のスリーブ(6)内周面に連続的に均等に設け
てあるものである。
【0011】本実施の形態においては、「ロータの中央
に固定されたシャフト(2)を回転自在に支持する軸受
(スリーブ 6、ボトムプレート 7)がステータ(モ
ータベース 1)に固着され、かつ前記ロータは回転駆
動すべき回転媒体の中心孔が嵌合可能な径を有するハブ
(5)を備えて構成されたスピンドルモータにおいて、
前記ハブ(5)は、板状のアルミニウム材をプレス加工
して形成したことを特徴とするスピンドルモータ。」と
したことに特徴がある。
【0012】すなわち図1において、シャフト(2)は
ステンレス系材料を用い、ロータを構成するハブ(5)
に圧入接着で固定されている。ハブ(5)はアルミニウ
ム材の板をプレスで加工して精度を確保した構成となっ
ている。またハブ(5)の外側面(5a)は、従来と同
様にハードディスク(不図示)が嵌合固定される。従っ
てハブ(5)は、ハードディスクの中央に形成された貫
通孔に嵌合可能な径を有する。本実施の形態において
は、ハブ(5)の機構的精度はプレス加工によって確保
されるので、プレス加工の後で従来の構成のように要所
を切削加工する必要はない。
【0013】ハブ(5)上面には、回転記録媒体である
ハードディスク(不図示)取付け用クランプねじ孔(1
4)と略同一位置にねじ孔より径の大きな孔が設けられ
ている。クランプねじ孔(14)そのものは別部品
(4)に形成され、別部品(4)はハブ(5)の孔に合
わせてハブ(5)の下側に固定されている。なお、この
別部品(4)は、ねじ孔(14)の近傍部分のみの構成
としてもいいが、リング状に構成してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上詳述した本発明が提供するスピンド
ルモータは、「ロータの中央に固定されたシャフト
(2)を回転自在に支持する軸受(スリーブ 6、ボト
ムプレート 7)がステータ(モータベース 1)に固
着され、かつ前記ロータは回転駆動すべき回転媒体の中
心孔が嵌合可能な径を有するハブ(5)を備えて構成さ
れたスピンドルモータにおいて、前記ハブ(5)は、板
状のアルミニウム材をプレス加工して形成したことを特
徴とするスピンドルモータ。」として構成したので、ロ
ータを構成するハブ(5)が板状のアルミニウム材をプ
レスした部品で構成され、従来のアルミニウム鍛造部品
を用いた構成と比較して材料費が低廉であり、また従来
鍛造部品の要所を切削加工して機構的精度を確保してい
た工程が不要となり工数が削減されるので、スピンドル
モータのコストダウンが実現される効果が発揮される。
【0015】なお、上記の本実施の形態の構成では、ハ
ードディスクを固定するためのクランプねじ孔を有する
別体のねじ孔部品(14)を新たに設けることが必要と
なるが、それに伴うコスト上昇を考慮しても従来の構成
に比較してコストダウンが実現可能となる。
【0016】また、本発明はハードディスク駆動のため
のスピンドルモータに限らず、その他回転記録媒体を駆
動するためのスピンドルモータ全般に適用が可能であ
り、本発明に含まれる。さらに、本実施の形態で説明し
たスピンドルモータの構成と異なり、ステータにシャフ
トが固定され、ロータの中央に固着した軸受を介してシ
ャフトがロータを回転自在に支持する構成(不図示)を
考えると、その場合でもロータを構成するハブを板状の
アルミニウム材をプレス加工で形成した構成とすること
により、上記に説明した本発明と同様の効果が発揮され
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるハードディスク用
スピンドルモータの断面図である。
【図2】従来技術のハードディスク用スピンドルモータ
の断面図である。
【符号の説明】
1.モータベース (ステータ) 2.シャフト 3.ラジアル方向流体軸受け 4.ねじ孔別部品 5.ハブ 5a.ハブ外側面 6.スリーブ(軸受) 7.ボトムプレート(軸受) 8.フランジ 10.コア 11.コイル 12.磁石 13.ロータヨーク 14.ねじ穴 15.スペーサー 50.ハブ 50a.ハブ外側面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータの中央に固定されたシャフトを回転
    自在に支持する軸受がステータに固着され、かつ前記ロ
    ータは回転駆動すべき回転媒体の中心孔が嵌合可能な径
    を有するハブを備えて構成されたスピンドルモータにお
    いて、 前記ハブは、板状のアルミニウム材をプレス加工して形
    成したことを特徴とするスピンドルモータ。
JP2000053295A 2000-02-29 2000-02-29 スピンドルモータ Pending JP2001245461A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8250735B2 (en) 2007-06-29 2012-08-28 Alphana Technology Co., Ltd. Motor adopting improved mechanism

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8250735B2 (en) 2007-06-29 2012-08-28 Alphana Technology Co., Ltd. Motor adopting improved mechanism

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