JP2001244818A - 動画像再生装置および動画像再生方法ならびに情報記録媒体 - Google Patents

動画像再生装置および動画像再生方法ならびに情報記録媒体

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JP2001244818A
JP2001244818A JP2000050157A JP2000050157A JP2001244818A JP 2001244818 A JP2001244818 A JP 2001244818A JP 2000050157 A JP2000050157 A JP 2000050157A JP 2000050157 A JP2000050157 A JP 2000050157A JP 2001244818 A JP2001244818 A JP 2001244818A
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JP2000050157A
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Yasuhito Nagatomo
康仁 永友
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画像再生処理を高速化すると共に、低コス
トにて動画像を再生できる動画像再生装置および動画像
再生方法ならびに情報記録媒体を提供する。 【解決手段】 元画像に対して幾何学的変換を施し、幾
何学的変換後の変換画像を時間軸に沿って複数表示して
動画像を再生する動画像再生装置であって、元画像を複
数の画素から成るブロックに分割するブロック分割手段
(ステップS103の実行手段)と、動画像の再生にお
いて、元画像のブロックに対応する変換画像の変換ブロ
ックの移動速度が大きい程、変換ブロックの画像品質を
低く変化させる画像品質変化手段(ステップS105の
実行手段)と、画像品質を変化させた変換ブロックから
構成される変換画像を再生する変換画像再生手段(ステ
ップS107の実行手段)とを備える動画像再生装置お
よびその動画像再生方法、ならびにかかる機能を実行す
るためのプログラムを格納した情報記録媒体とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像に対して回転
等の幾何学的変換を施し、移動速度が大きい部分の画像
品質を低く変化させて、動画像を再生する動画像再生装
置および動画像再生方法ならびに情報記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像に回転、拡大または縮小
等の幾何学的変換を施して表示させる装置が知られてい
る。例えば、特開昭63−129476号公報に記載さ
れる装置(第一の従来装置という)および特開平4−1
0078号公報に記載される装置(第二の従来装置)が
公開されている。
【0003】第一の従来装置は、元画像に対して回転等
の幾何学的変換を施す際に、安価な加算器等を用いて、
変換後の画像データの画素値を、変換後の画像データの
表示点に対応する元画像データ点の近傍の4つの画素値
から補間して求め、低コスト化と高速処理を図ってい
る。また、第二の従来装置は、表示領域の元画像座標上
で相直交する方向を持つ2つの差分ベクトルを求めて、
それぞれの座標成分を整数成分と小数部分に分離する手
法によって、回転と、拡大(あるいは縮小)の変換処理
を一回の処理で行うようにし、高速処理を可能としてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第一の従
来装置および第二の従来装置において、幾何学的変換を
行った後の変換画像のどの部分も、同じような画像品質
である。これは、元画像を構成する画素と、変換後の変
換画像を構成する画素とを1:1に対応させて、変換画
像を再生しているからである。
【0005】一方、動画の再生は、静止画像の再生と異
なり、時間軸に沿って画像が連続的に変化する。したが
って、ユーザは、ユーザにとって認識しにくい部分の画
像品質を低くしても、画像の劣化を認識することは難し
い。このため、かかる特異性を有する動画像の再生で
は、ユーザに画像の劣化を認識させないことを前提とし
て、再生処理の高速化を図ることが望ましい。また、高
速度の処理を可能とするCPUあるいは大容量のメモリ
を備えずに、低コストで動画像を再生できるのが好まし
い。
【0006】そこで、本発明は、動画像再生処理を高速
化すると共に、低コストにて動画像を再生できる動画像
再生装置および動画像再生方法ならびに情報記録媒体を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、元画像に対して幾何学的変換を施し、幾
何学的変換後の変換画像を時間軸に沿って複数表示して
動画像を再生する動画像再生装置であって、元画像を複
数の画素から成るブロックに分割するブロック分割手段
と、動画像の再生において、元画像のブロックに対応す
る変換画像の変換ブロックの移動速度が大きい程、変換
ブロックの画像品質を低く変化させる画像品質変化手段
と、画像品質を変化させた変換ブロックから構成される
変換画像を再生する変換画像再生手段とを備える動画像
再生装置とするようにしている。このため、ユーザは、
画像の品質劣化を認識することなく、元画像の画素デー
タへのアクセス数を減らすことができる。これによっ
て、動画像の再生処理速度が速くなる。また、処理性能
が高くないCPUあるいは容量の大きなメモリを使用し
なくても、動画像の再生が可能となる。
【0008】また、他の発明は、上記発明において、幾
何学的変換を回転処理とするようにしている。このた
め、回転速度の大きい動画像の場合には、静止画像ある
いは低速回転する動画像よりも、画像品質を低くして、
ユーザに違和感を与えることなく、高速再生処理が可能
となる。
【0009】さらに、他の発明は、上記発明に加え、画
像品質変化手段を、回転の中心から離れた変換ブロック
程、画像品質を低く変化させるものとするようにしてい
る。このため、所定の回転速度で回転する画像でも、回
転の中心から離れた領域の画像品質を低くして、高速再
生処理が可能となる。
【0010】また、他の発明は、上記発明において、画
像品質変化手段を、動画像の再生シナリオに含まれる複
数のオブジェクトの内、ユーザが注目しないオブジェク
トほど、画像品質を低く変化させるものとするようにし
ている。このため、ユーザにほとんど注目されない、背
景や脇役のオブジェクト等の画像品質を低くして、高速
の再生処理が可能となる。
【0011】また、他の発明は、上記発明において、画
像品質変化手段を、64画素から1画素までの範囲で、
変換ブロックの画像品質を変化させるものとするように
している。このため、静止画像あるいは回転する画像の
中心部分を、64色のRGBデータから構成される8ピ
クセル×8ピクセルのブロックとする一方で、高速移動
する画像あるいは回転する画像の外側の移動速度の速い
部分を、1色のRGBデータから構成される8ピクセル
×8ピクセルのブロックとすることができる。
【0012】また、他の発明は、上記発明において、変
換画像再生手段を、元画像の中の基準となる基準画素を
幾何学的変換し、基準画素を幾何学的変換した変換基準
画素に隣接する隣接画素に対して、幾何学的変換と逆の
逆幾何学的変換を行い、隣接画素に対応する元画像中の
対応画素のデータを得るものとするようにしている。こ
のため、画素の抜けがない変換画像を再生できる。した
がって、より画像品質の高い動画像を再生できる。
【0013】また、他の発明は、上記発明において、元
画像のブロックを包含する領域の画素データを予め格納
する格納手段をさらに備え、画像品質変化手段を、格納
手段に格納された画素データを変換ブロックの画素に対
応させるものとするようにしている。このため、予め格
納した画素データとの対応をとるために、格納場所にア
クセスするだけで、変換画像を作成することができる。
したがって、より高速な再生処理が可能となる。
【0014】また、本発明は、元画像に対して幾何学的
変換を施し、幾何学的変換後の変換画像を時間軸に沿っ
て複数表示して動画像を再生する動画像再生方法であっ
て、元画像を複数の画素から成るブロックに分割するブ
ロック分割ステップと、動画像の再生において、元画像
のブロックに対応する変換画像の変換ブロックの移動速
度が大きい程、変換ブロックの画像品質を低く変化させ
る画像品質変化ステップと、画像品質を変化させた変換
ブロックから構成される変換画像を再生する変換画像再
生ステップとを含む動画像再生方法とするようにしてい
る。このため、ユーザは、画像の品質劣化を認識するこ
となく、元画像の画素データへのアクセス数を減らすこ
とができる。これによって、動画像の再生処理速度が速
くなる。また、処理性能が高くないCPUあるいは容量
の大きなメモリを使用しなくても、動画像の再生が可能
となる。
【0015】また、他の発明は、上記発明において、幾
何学的変換を回転処理とするようにしている。このた
め、回転速度の大きい動画像の場合には、静止画像ある
いは低速回転する動画像よりも、画像品質を低くして、
ユーザに違和感を与えることなく、高速再生処理が可能
となる。
【0016】さらに、他の発明は、上記発明に加え、画
像品質変化ステップを、回転の中心から離れた変換ブロ
ック程、画像品質を低く変化させるものとするようにし
ている。このため、所定の回転速度で回転する画像で
も、回転の中心から離れた領域の画像品質を低くして、
高速再生処理が可能となる。
【0017】また、他の発明は、上記発明において、画
像品質変化ステップを、動画像の再生シナリオに含まれ
る複数のオブジェクトの内、ユーザが注目しないオブジ
ェクトほど、画像品質を低く変化させるものとするよう
にしている。このため、ユーザにほとんど注目されな
い、背景や脇役のオブジェクト等の画像品質を低くし
て、高速の再生処理が可能となる。
【0018】また、他の発明は、上記発明において、画
像品質変化ステップを、64画素から1画素までの範囲
で、変換ブロックの画像品質を変化させるものとするよ
うにしている。このため、静止画像あるいは回転する画
像の中心部分を、64色のRGBデータから構成される
8ピクセル×8ピクセルのブロックとする一方で、高速
移動する画像あるいは回転する画像の外側の移動速度の
速い部分を、1色のRGBデータから構成される8ピク
セル×8ピクセルのブロックとすることができる。
【0019】また、他の発明は、上記発明において、変
換画像再生ステップを、元画像の中の基準となる基準画
素を幾何学的変換し、基準画素を幾何学的変換した変換
基準画素に隣接する隣接画素に対して、幾何学的変換と
逆の逆幾何学的変換を行い、隣接画素に対応する元画像
中の対応画素のデータを得るものとするようにしてい
る。このため、画素の抜けがない変換画像を再生でき
る。したがって、より画像品質の高い動画像を再生でき
る。
【0020】また、他の発明は、上記発明において、元
画像のブロックを包含する領域の画素データを予め格納
する格納ステップをさらに含み、画像品質変化ステップ
を、格納された画素データを変換ブロックの画素に対応
させるものとするようにしている。このため、予め格納
した画素データとの対応をとるために、格納場所にアク
セスするだけで、変換画像を作成することができる。し
たがって、より高速な再生処理が可能となる。
【0021】また、本発明は、元画像に対して幾何学的
変換を施し、幾何学的変換後の変換画像を時間軸に沿っ
て複数表示して動画像を再生するプログラムを格納した
情報記録媒体であって、元画像を複数の画素から成るブ
ロックに分割するブロック分割ステップと、動画像の再
生において、元画像のブロックに対応する変換画像の変
換ブロックの移動速度が大きい程、変換ブロックの画像
品質を低く変化させる画像品質変化ステップと、画像品
質を変化させた変換ブロックから構成される変換画像を
再生する変換画像再生ステップとを含むプログラムを格
納した情報記録媒体とするようにしている。このため、
ユーザは、画像の品質劣化を認識することなく、元画像
の画素データへのアクセス数を減らすことができる。こ
のため、この情報記録媒体のプログラムを実行すること
よって、動画像の再生処理速度が速くなる。また、処理
性能が高くないCPUあるいは容量の大きなメモリを使
用しなくても、動画像の再生が可能となる。
【0022】また、他の発明は、上記発明において、幾
何学的変換を回転処理とするようにしている。このた
め、この情報記録媒体のプログラムを実行することよっ
て、回転速度の大きい動画像の場合には、静止画像ある
いは低速回転する動画像よりも、画像品質を低くして、
ユーザに違和感を与えることなく、高速再生処理が可能
となる。
【0023】さらに、他の発明は、上記発明に加え、画
像品質変化ステップを、回転の中心から離れた変換ブロ
ック程、画像品質を低く変化させるものとするようにし
ている。このため、この情報記録媒体のプログラムを実
行することよって、所定の回転速度で回転する画像で
も、回転の中心から離れた領域の画像品質を低くして、
高速再生処理が可能となる。
【0024】また、他の発明は、上記発明において、画
像品質変化ステップを、動画像の再生シナリオに含まれ
る複数のオブジェクトの内、ユーザが注目しないオブジ
ェクトほど、画像品質を低く変化させるものとするよう
にしている。このため、この情報記録媒体のプログラム
を実行することよって、ユーザにほとんど注目されな
い、背景や脇役のオブジェクト等の画像品質を低くし
て、高速の再生処理が可能となる。
【0025】また、他の発明は、上記発明において、画
像品質変化ステップを、64画素から1画素までの範囲
で、変換ブロックの画像品質を変化させるものとするよ
うにしている。このため、この情報記録媒体のプログラ
ムを実行することよって、静止画像あるいは回転する画
像の中心部分を、64色のRGBデータから構成される
8ピクセル×8ピクセルのブロックとする一方で、高速
移動する画像あるいは回転する画像の外側の移動速度の
速い部分を、1色のRGBデータから構成される8ピク
セル×8ピクセルのブロックとすることができる。
【0026】また、他の発明は、上記発明において、変
換画像再生ステップを、元画像の中の基準となる基準画
素を幾何学的変換し、基準画素を幾何学的変換した変換
基準画素に隣接する隣接画素に対して、幾何学的変換と
逆の逆幾何学的変換を行い、隣接画素に対応する元画像
中の対応画素のデータを得るものとするようにしてい
る。このため、この情報記録媒体のプログラムを実行す
ることよって、画素の抜けがない変換画像を再生でき
る。したがって、より画像品質の高い動画像を再生でき
る。
【0027】また、他の発明は、上記発明において、元
画像のブロックを包含する領域の画素データを予め格納
する格納ステップをさらに含むプログラムを格納した情
報記録媒体であって、画像品質変化ステップを、格納さ
れた画素データを変換ブロックの画素に対応させるもの
とするようにしている。このため、この情報記録媒体の
プログラムを実行することよって、予め格納した画素デ
ータとの対応をとるべく格納場所にアクセスするだけ
で、変換画像を作成することができる。したがって、よ
り高速な再生処理が可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る動画像再生
装置および動画像再生方法ならびに情報記録媒体の実施
の形態について、図1から図12に基づいて説明する。
【0029】図1は、本発明に係る動画像再生装置の実
施の形態の各構成部を示す図である。動画像再生装置
は、画像入力部1と、メモリ2と、格納手段となるバッ
ファ3と、品質・パラメータ入力部4と、変換画像再生
手段となる画像変換処理部5と、ブロック分割手段と画
像品質変化手段とを兼ねる制御部6と、画像出力部7
と、表示部8とを備えている。
【0030】画像入力部1は、外部から画像データを入
力する部分であり、通信線を介して画像データを受信す
る部分と、CD−ROM等の情報記録媒体に格納されて
いる画像データを受け取る部分とを含めた部分となって
いる。
【0031】メモリ2は、画像入力部1を通じて得られ
た画像データを記憶する部分であり、画像データの書き
込みと書き換えを可能とするビデオRAM(=VRA
M)をこの実施の形態では採用している。また、バッフ
ァ3は、メモリ2からの画像データを複数に分けたブロ
ックを包含する領域の画素データを格納すると共に、制
御部6からの命令に基づいて画像変換処理部5に画素デ
ータを送る部分である。なお、バッファ3は、複数備え
るようにしても良い。
【0032】品質・パラメータ入力部4は、画像の回
転、平行四辺形への変換、拡大あるいは縮小といった幾
何学的変換に関するパラメータの各データと、画像品質
データを受け付ける部分である。パラメータとしては、
回転の場合には回転角度、平行四辺形への変換の場合に
は傾斜角度、拡大又は縮小の場合には拡大率または縮小
率などが含まれる。また、画像品質データとは、ブロッ
ク内に1画素単位でRGBデータを入力する最も高い品
質から、ブロック内に1つのRGBを入力する最も低い
品質までの複数段階の画像品質に関するデータである。
画像品質の選択方法については、後述する。
【0033】画像変換処理部5は、制御部6の命令に基
づいて、元画像に幾何学的変換処理を施して、変換画像
をつくる変換処理を行うと共に、幾何学的変換後の画像
である変換画像を再生処理する部分である。例えば、幾
何学的変換として回転処理を行う場合、画像変換処理部
5は、制御部6を通じて品質・パラメータ入力部4から
入力された回転角度と、各ブロック毎の画像品質データ
を受け取り、その回転角度に応じて予め設定した領域の
範囲を決定し、元画像に対して所定の変換式を用いて回
転を施す。この際、画像変換処理部5は、元画像の各座
標の画素データを、新しく回転処理する変換画像の座標
にあてはめる。なお、変換処理が不要な領域がある場合
には、制御部6からの判断に基づいて、その領域につい
ては変換処理を行わない。変換処理の詳細については、
後述する。
【0034】また、画像変換処理部5は、動画像のシナ
リオに記述されているオブジェクトの回転速度と、その
オブジェクトの回転の中心からの距離のデータから決定
された画像品質データを基に、変換後のブロックである
変換ブロック毎にRGBデータを貼り付けて、変換画像
を作成する。このように作成した変換画像を、シナリオ
の時間軸に沿って、複数再生処理する。
【0035】制御部6は、動画像再生装置全体の制御を
司る部分である。具体的には、制御部6は、品質・パラ
メータ入力部4から入力された各パラメータを受け取る
際の制御、メモリ2に画像データを入力させる際の制
御、メモリ2からバッファ3に画像データを送出する際
の制御、バッファ3から画像変換処理部5に画素データ
を送出する際の制御、画像変換処理部5が変換処理を行
う際の制御、画像変換処理部5から画像出力部7に変換
画像データを送り出す際の制御、さらに画像出力部7か
ら表示部8に変換画像を表示させる際の制御等を行う。
また、制御部6は、元画像をブロック分割する機能も有
している。さらに、制御部6は、画像変換処理部5にお
ける変換が不要な領域の有無を判別する機能も有してい
る。
【0036】画像出力部7は、画像変換処理部5から、
変換画像を受け取り、これをシナリオの時間情報に基づ
いて、表示部8に変換画像のデータを送る部分である。
時間情報は、制御部6から送られてくる。ただし、画像
変換処理部5から送られるようにしても良い。表示部8
は、変換画像を表示させる部分である。この実施の形態
では、表示部8として液晶ディスプレイ(LCD)を採
用しているが、これに限定されず、ブラウン管あるいは
プラズマディスプレイ等を採用しても良い。
【0037】なお、上記のように、格納手段としてのバ
ッファ3と、変換画像再生手段となる画像変換処理部5
と、ブロック分割手段および画像品質変化手段である制
御部6とを備えた動画像再生装置とせずに、これら手段
の行う動作と同じ動作を実行させるステップ、すなわ
ち、格納ステップ、変換画像再生ステップ、ブロック分
割ステップ、画像品質変化ステップを有するプログラム
を格納した情報記録媒体を、パーソナルコンピュータに
読み込ませても良い。
【0038】次に、幾何学的変換処理の内容について説
明する。図2および図3は、それぞれ変換前の元画像お
よび変換後の変換画像を、仮想上の平面座標に表した図
である。ここで、回転の中心は平面座標の原点Oとして
いる。図2の元画像10を、時計の針と反対方向となる
矢印Aの方向に所定角度だけ回転すると、図3の変換画
像10aとなるものとする。一般に、SDRAMを用い
ると、ラスタスキャンが可能である。このため、水平方
向に画素データを読み込む速度が非常に速い。
【0039】この性質を利用して、この実施の形態で
は、図3の変換画像10aの各画素データの処理を、水
平方向に行うようにしている。したがって、変換画像1
0aを、四角い変換処理領域11aで囲って、変換処理
領域11aの中にある各画素を水平方向に読み込みつ
つ、変換処理するようにしている。
【0040】この変換処理領域11aは、図2の元画像
10を囲う元領域11を所定角度で回転したものであ
る。元領域11は、回転の中心である原点Oから最も遠
くにある元画像10の画素の位置Pまでの距離Lを半径
とする円に外接する正方形である。したがって、元画像
10を回転する回転角度と、距離Lの値に基づいて、元
領域11が特定できることになる。この結果、回転した
後の変換処理領域11aは、変換画像10aを包含し、
かつ水平方向にデータ処理可能な正方形の領域となる。
【0041】図3に示すように、変換処理領域11a
は、8画素×8画素(=8ピクセル×8ピクセル)の変
換画像ブロック12a,13a,14a等の単位に分割
されている。元画像10から変換処理を行う単位は、こ
の変換画像ブロック12a等とするようにしている。こ
れは、後述するように、予め変換画像ブロック12a等
を含む領域の元画像10の画素データを読み込んでおい
て、変換処理する必要からである。変換画像ブロック1
2a,13a,14aは、元画像10の元画像ブロック
12,13,14にそれぞれ対応している。なお、図2
および図3において、これらの変換画像ブロック12
a,13a,14aと、元画像ブロック12,13,1
4とは、斜線で示されている。
【0042】ここで、データの読み込みが水平方向に行
う方が速いという性質を利用して、元画像10の画素デ
ータの読み込みを、水平方向に行うようにしている。そ
うすると、それだけ処理速度が速くなるからである。そ
こで、図2に示すように、元画像ブロック12,13,
14を含むように点線で囲った領域である各読み込みブ
ロック15,16,17を設定して、水平方向に画素デ
ータを読み込むようにしている。この方法を用いると、
図2に示すように、各読み込みブロック15,16,1
7は、互いに重複した領域を有している点、および元領
域11からはみ出した領域も読む点から、元領域11の
画素より多くの画素のデータを読む必要がある。しか
し、余計な画素データを読んでも、なお水平にデータを
読み込む方が、総合的に高速の変換処理を実現できる。
なお、データ読み込み方法および変換処理の詳細につい
ては、後述する。
【0043】また、図3に示すように、予め読み込んだ
読み込みブロック12に対応する変換画像ブロック12
aは、元画像10の回転と関係のない部分であり、変換
の必要はない。そこで、制御部6は、元画像10に全く
接触していない変換画像ブロックであるか否かを判断し
て、変換の必要がない場合には、当該ブロックについて
は変換処理を行わないようにしている。これによって、
無駄な変換処理を防止することができ、変換処理の高速
化を図ることができる。変換画像ブロックを大きくすれ
ばする程、バッファ3からのデータ取得回数が少なくて
済むため、変換処理の高速化を図ることができる。しか
し、変換不要ブロックの数が減る。したがって、適正な
画素数のブロック単位で処理するのが好ましい。具体的
には、一辺が6から10画素の正方形が好ましく、特に
8画素が良い。
【0044】図4は、元画像10のブロック18と、変
換画像10aにおける画像品質の異なる複数種の変換ブ
ロック18a(A)〜(D)を示す図である。元画像1
0のブロック18は、一辺が8画素の正方形であり、6
4画素から構成されている。今、縦の8個の画素を、上
から順番に、19、20、21、22、23、24、2
5、26と符号を付ける。(A)に示す変換ブロック1
8aは、ブロック18の各画素データを得るために、6
4回アクセスして作成された変換ブロックである。
(A)に示す変換ブロック18aは、64画素から構成
される最も画像品質の高いものである。
【0045】一方、(B)〜(D)に示す他の変換ブロ
ック18a,18a,18aは、(A)と同じく64画
素から構成される変換ブロックではあるが、ブロック内
の複数画素を、ブロック18の1つの画素データに対応
させて色付けした画像品質の低い変換ブロックである。
例えば、(B)に示す変換ブロック18aは、4画素を
1つの色で塗りつぶした最大16色で表示され得るブロ
ックである。(B)に示す変換ブロック18aは、ブロ
ック18の画素19,21,23,25からのRGBデ
ータをそれぞれ当てはめて、画素集合体19a,21
a,23a,25aとしている。
【0046】同様に、(C)に示す変換ブロック18a
は、ブロック18の画素19および23のRGBデータ
を当てはめて、画素集合体19a,23aとしている。
また、(D)に示す変換ブロック18aは、ブロック1
8の画素19のみのRGBデータを当てはめて、画素集
合体19aとしている。このように、画像品質を低く変
化させた複数の変換ブロック18aを作成すると、バッ
ファ3に対するアクセス数が大幅に減る。具体的には、
(B)の変換ブロック18aの場合には、16回のアク
セス数で済む。また、(C)の変換ブロック18aの場
合には、4回のアクセス数で済む。さらに、(D)の変
換ブロック18aの場合には、1回のアクセスだけで良
い。
【0047】したがって、変換画像を時間軸に沿って複
数再生して動画像を再生する場合に、再生するためのデ
ータアクセス数を減らすことができる。なお、以後、図
4の(A)、(B)、(C)および(D)に示す変換画
像18a,18a,18a,18aを、一辺の画素集合
体の数にちなんで、それぞれ8Pブロック、4Pブロッ
ク、2Pブロックおよび1Pブロックと定義することに
する。
【0048】図5は、動画像再生シナリオにおいて、回
転速度と画像品質との関係を表した模式図である。今、
あるシナリオにおいて、オブジェクトが、時刻t1から
t2まで静止していて、時刻t2に低速回転を開始し、
時刻t3に高速回転を開始し、時刻t4に静止し、時刻
t5まで静止し続けるものとする。この場合には、回転
速度が速い程、画像品質を低くして、再生処理の高速化
を図るようにしている。ここで、画像品質の良い方から
順に、変換ブロックの品質を、L1、L2、L3、L
4、L5、L6、L6、L7とする。図5に示すよう
に、静止している場合には、最高品質のL1、低速回転
の場合には、L1より画像品質の低いL3、高速回転の
場合には、さらに画像品質の低いL5の各変換ブロック
を再生処理するようにしている。これによって、ユーザ
に画像の品質が劣化していることがわからない回転速度
になるほど画像品質を劣化させ、可能な限り、再生処理
の高速化を図っている。
【0049】また、同じオブジェクト内でも場所によっ
て移動速度が異なる場合がある。特に、回転の場合に
は、回転の中心から離れるに従って、変換ブロックの移
動速度が速くなる。図6に示すように、変換画像10a
が、点Pを中心として矢印Mの方向に一定の回転速度で
回転している場合を例にとる。すると、時刻に応じて変
換画像10aの画像品質が変わることはないが、場所に
よる画像品質の差異をつけることができる。
【0050】点Pの画素を含む4個の変換ブロック27
aは、最も移動速度が遅い。したがって、変換ブロック
27aは、最も画像品質の高い8Pブロックとなる。ま
た、変換ブロック27aの外側にある変換ブロック28
aは、4Pブロックとなる。同様に、図6では、対角線
上の変換ブロックのみを示しているが、変換ブロック2
9aは2Pブロック、変換ブロック30aは1Pブロッ
クとなる。
【0051】また、図6の場合よりも回転速度が速い時
には、変換ブロック27aを4Pブロック、変換ブロッ
ク28aを2Pブロック、変換ブロック29aを1Pブ
ロック、変換ブロック30aも1Pブロックとすること
もできる。このように、オブジェクト全体の回転速度
と、オブジェクト内の移動速度とを考慮して、画像品質
を変化させることができる。
【0052】図7は、オブジェクトの画像品質と各種変
換ブロックとの関係を示す図である。最高画像品質であ
るL1は、最も画像品質の高いブロックである8Pブロ
ックのみから変換画像を構成するものである。次に画像
品質の高いL2は、8Pブロックと4Pブロックとから
構成するものである。次に画像品質の高いL3は、8P
ブロックと4Pブロックと2Pブロックとから構成する
ものである。次に画像品質の高いL4は、8Pブロック
と4Pブロックと2Pブロックと1Pブロックから構成
するものである。
【0053】また、画像品質がL5の変換画像は、4P
ブロックと2Pブロックと1Pブロックから構成され、
8Pブロックを持たない。また、画像品質がL6の変換
画像は、2Pブロックと1Pブロックから構成される。
また、画像品質がL7の変換画像は、1Pブロックのみ
から構成される。このような画像品質を準備しておく
と、オブジェクトの回転速度に応じて、L1からL7ま
での画像品質から1つの画像品質を選択し、そのオブジ
ェクトを含む正方形領域内の場所に応じて、異なる画像
品質のブロックを採用することができる。
【0054】次に、画像品質を変化させて動画像を再生
する処理について、図8および図9に基づいて説明す
る。
【0055】図8は、動画像の再生処理の概略的な流れ
を示すフローチャートである。まず、動画像再生装置の
画像入力部1は、元画像を入力する(ステップS10
1)。次に、制御部6の制御下で、メモリ3に、1つの
シナリオに使用される元画像データが記憶される(ステ
ップS102)。次に、制御部6は、元画像のブロック
分割を行う(ステップS103)。次に、分割された各
ブロックのデータが、バッファ4に格納される(ステッ
プS104)。
【0056】次に、品質・パラメータ入力部4を通じ
て、シナリオデータが読み込まれ、制御部6は、幾何学
的変換の種類と画像品質を決定する(ステップS10
5)。ステップS105の詳細な処理内容については、
図9のフローチャートに基づいて後述する。次に、画像
変換処理部5が、逆変換処理によって変換画像を作成す
る(ステップS106)。次に、画像変換処理部5は、
作成した変換画像の再生処理を行う(ステップS10
7)。続いて、画像出力部7を介して、表示部8に変換
画像が表示される。
【0057】次に、制御部6は、シナリオが終了したか
否かを判別する(ステップS108)。この結果、ま
だ、シナリオが終了していなければ、制御部6は、次の
画像のブロック分割を行うべく、ステップS103に戻
る。一方、シナリオが終了した場合には、処理が終了す
る。
【0058】続いて、ステップS105の詳細な処理の
流れを、図9に基づいて説明する。なお、以下のフロー
チャートでは、わかりやすい説明とするために、図7に
示す画像品質L4およびL5の選択肢しかないものとす
る。また、幾何学的変換は、回転、拡大、縮小、平行四
辺形への変形などが含まれるが、ここでは、回転を例に
説明する。
【0059】まず、制御部6は、速度は範囲Sにあるか
否かを判断する(ステップS201)。ここで、範囲S
とは、画像品質L4を対応させるオブジェクトの移動速
度の範囲をいう。この結果、オブジェクトの回転速度
が、範囲Sよりも移動速度が速くて範囲Sを外れていれ
ば、対象となるブロックが中心領域のブロックか否か判
別される(ステップS202)。そして、中心領域のブ
ロックならば、最高16色表示の4Pブロックと決定さ
れる(ステップS203)。一方、中心領域でないブロ
ックならば、次に、中心領域近傍のブロックか否かが判
別される(ステップS204)。この結果、中心領域近
傍のブロックならば、最高4色表示の2Pブロックと決
定される(ステップS205)。一方、中心領域近傍以
外のブロックならば、1色表示の1Pブロックと決定さ
れる(ステップS206)。
【0060】また、ステップS201において、オブジ
ェクトの移動速度が範囲Sにあるならば、対象となるブ
ロックが、中心領域のブロックか否か判別される(ステ
ップS207)。そして、中心領域のブロックならば、
最高64色表示の8Pブロックと決定される(ステップ
S208)。一方、中心領域でないブロックならば、次
に、中心領域近傍のブロックか否かが判別される(ステ
ップS209)。この結果、中心領域近傍のブロックな
らば、最高16色表示の4Pブロックと決定される(ス
テップS210)。一方、中心領域近傍以外のブロック
ならば、次に、最外周領域のブロックか否かが判別され
る(ステップS211)。
【0061】この結果、最外周領域のブロックでない場
合には、最高4色表示の2Pブロックと決定される(ス
テップS212)。一方、最外周領域のブロックなら
ば、1色表示の1Pブロックと決定される(ステップS
213)。かかる一連の流れをもって、各ブロックの画
像品質が決定され、次のステップS106に進む。
【0062】図10は、図2の元画像ブロック12と、
図3の変換画像ブロック12aとを抜き出して示した図
である。元画像ブロック12の点A(X,Y)は、変換
画像ブロック12aの点A’(X’,Y’)に対応して
いる。一般に、幾何学的変換の式は、数1に示すアフィ
ン変換式で表される。また、原点Oを中心に回転する変
換の場合には、数1中のeとfは、共にゼロである。し
たがって、点Aと点A’は、行列式を使った数2の関係
となる。ここで、幾何学的変換を回転としており、その
回転角度をθとおくと、a=cosθ、b=sinθ、
c=−sinθ、d=cosθで表すことができる。し
たがって、数2は、数3のように表すことができる。
【0063】
【数1】
【0064】
【数2】
【0065】
【数3】
【0066】一般に、回転角度θで元画像を変換して変
換画像を表示する場合、2つの変換処理方法が知られて
いる。一つは、元画像を基準とする方法で、もう一つ
は、変換画像を基準とする方法である。前者は、まず最
初の基準となる図10中の点Aを、数3に示す変換式に
代入し、点A’を求め、以後、点A以外の画素の座標
を、数3に代入していき、新しい画素の座標を求め、変
換画像を完成させるという方法である。一方、後者の場
合では、最初の基準となる図10中の点Aを、数3に示
す変換式に代入して点A’を求めるところは、前者の方
法と共通している。しかし、次以降の変換処理が異な
る。すなわち、後者は、図10に示すように、点A’の
隣の画素である点B’を求めて、これに対応する点(点
B)をあてはめるという方法であり、変換後の画素デー
タを基準とする方法である。
【0067】前者の方法は、数3を用いた変換の結果、
最も近い座標に新しい画素を表示するので、何の表示も
されない画素が存在してしまうという欠点を持ってい
る。すなわち、元画像中のある画素Aを変換した後、画
素Aの隣の画素Bを変換すると、画素Aの変換後の画素
A’と同じ座標に表示される等の事態が起こり、本来、
画素Bの変換後の画素B’が表示されるはずの場所が空
白となる場合がある。これに対して、後者の方法は、変
換後の画素データを基準として、元画像中の画素データ
をあてはめるので、変換後の画像中に空白の画素が存在
することはない。このような後者の長所を利用するた
め、この実施の形態では、後者の方法を用いた変換処理
を採用している。
【0068】図11は、図10中の元画像ブロック12
を回転角度θ(=45度)だけ回転させた変換画像ブロ
ック12aに変換する処理の詳細を示す図である。変換
画像ブロック12aの基準画素31a(X’,Y’)が
求められた後、画像変換処理部5は、矢印r’の方向に
向かって水平に隣の画素32aに対応する、元画像ブロ
ック12の画素32の画素データをあてはめていく。矢
印r’の方向に対応する元画像ブロック12の読む方向
は、rとなる。この際、基準画素31aと、その隣の画
素32aのX軸方向の距離は、1ピクセルである。しか
し、元画像ブロック12中の基準画素31の中心とその
隣の画素32の中心との距離は1ピクセルとなる。
【0069】X軸方向の変位ΔXおよびY軸方向の変位
ΔYは、共に1/√2ピクセルとなる。したがって、画
素32aに対応する元画像ブロック12中の画素の座標
32は、基準画素31からX軸方向に1/√2ピクセル
だけ右に移動して、そこからY軸方向に1/√2ピクセ
ルだけ下に移動した座標に最も近い画素32ということ
になる。具体的には、後述するような1/√2ピクセル
だけ移動した座標に最も近い画素にあてはめる最近傍法
を用いるようにしている。画像変換処理部5は、このよ
うにして元画像ブロック12中の座標を求めていき、各
座標の画素データを、変換画像ブロック12aの画素に
あてはめる。
【0070】このように、元画像ブロック12を包含す
る読み込み領域15の画素データは、予めバッファ3中
に格納されているので、逐一元画像10から画素単位で
読み込まなくても良い。したがって、変換処理の高速化
を図ることができる。
【0071】図12は、元画像ブロック12を、回転角
度θが0〜360度の範囲で回転する際に、予め読み込
む画素データの範囲を示す図である。回転の中心となる
画素は、黒くしている。ここで、変換画像ブロック12
aは、(A)に示す位置にあるものとする。すなわち、
変換画像ブロック12aは、原点OからX軸方向に8ピ
クセルまで移動し、Y軸方向に−8ピクセルまで移動し
た範囲にある。回転方向は、時計の針と反対方向であ
る。すると、θ=45度の時には、(B)に示すよう
に、元画像ブロック12は、X軸方向の範囲が−3√2
〜3√2で、Y軸方向の範囲が0〜−6√2の読み込み
領域に包含されることになる。同様に、(C)から
(I)まで、90度、135度と順番に360度に至る
まで、読み込み領域の範囲を求めると、図12に示すよ
うになる。
【0072】ここで、回転角度θの範囲を、315度〜
45度、45度〜135度、135度〜225度、22
5度〜315度の4つの範囲に分ける。すると、座標は
異なっても、各4つの範囲共に、X軸およびY軸の範囲
が9√2以上のピクセル数の正方形領域(13ピクセル
×13ピクセル以上の大きさ)を読み込めば良いことに
なる。この実施の形態では、8ピクセルの倍数として、
16ピクセル×16ピクセルの領域を読み込むようにし
ている。当然、読み込む必要のない座標の画素データも
読み込むことになるが、回転角度θの範囲を細かく分け
て、各々に適した範囲の画素データを読み込むようにす
るよりも、設定範囲が単純化でき、総合的に、設定デー
タを少なく、かつ制御も簡単となり、高速の変換処理が
可能となる。
【0073】一方、幾何学的変換は、回転のみならず、
次のような平行四辺形への変形も含まれる。平行四辺形
への変換の式も、回転と同様に、数1に示すアフィン変
換の式で表すことができる。図13は、説明を簡単にす
るために、長方形の元画像40を平行四辺形の変換画像
40aに変換する様子を示した図である。長方形OAB
Cの点Oは、平面座標の原点におかれ、点AはX軸上に
おかれている。辺OCおよび辺ABを時計の針と同じ方
向に角度φだけ傾斜させると、平行四辺形OAB’C’
となる。点A、点Bおよび点Cの座標を、それぞれ(X
1,0)、(X1,Y1)および(0,Y1)とし、変
換処理後の点B’および点C’の座標を、それぞれ(X
1+X1’,Y1’)および(X1’,Y1’)とす
る。
【0074】点Aから点A、点Bから点B’および点C
から点C’の各変換を、数1に代入すると、それぞれ、
数4、数5および数6のようになる。数4より、c=0
とa=1が導かれる。したがって、数5および数6か
ら、b=−X1’/Y1’とd=Y1/Y1’が導かれ
る。ゆえに、b=−tanφ、d=1/cosφとな
り、平行四辺形への行列式Sは、数7のように表すこと
ができる。なお、回転の変換処理を表す行列式Tは、数
3に示す行列式のように表すことができるので、回転と
平行四辺形の両変換を行う変換式は、数8のように表す
ことができる。
【0075】画像を時間軸に沿って平行四辺形に変形し
ていく場合には、図13によれば、点Cと点Bの移動速
度の方が、原点Oと点Aの移動速度(=速度0)よりも
大きい。また、辺OCの速度分布を見ると、点Cに近い
部分がより大きな移動速度を有している。したがって、
点Cあるいは点Bに近いブロックほど、画像品質を低下
させて、高速処理を実現することができる。
【0076】
【数4】
【0077】
【数5】
【0078】
【数6】
【0079】
【数7】
【0080】
【数8】
【0081】図14は、変換画像から逆変換処理を行っ
た座標Aが、元画像中の複数画素の座標近傍にきた状態
を示す図である。かかる場合、座標Aから最も近い画素
は、座標Aから横方向にm(0ピクセル<m<0.5ピ
クセル)、縦方向にn(0ピクセル<n<0.5ピクセ
ル)離れた座標(X0,Y0)である。そこで、この最
近傍の座標(X0,Y0)の画素データを対応させるよ
うにする。
【0082】また、最近傍の座標(X0,Y0)の画素
データを採用する方法ではなく、周囲の画素からの距離
に応じて、複数の画素データを採用しても良い。図14
を例にとると、座標Aから点(X0,Y0)までの距離
と、座標Aから点(X1,Y0)までの距離と、座標A
から点(X1,Y1)までの距離と、座標Aから点(X
0,Y1)までの距離の比は、mn:(1−m)n:
(1−m)(1−n):(1−n)mとなる。そして、
これらの比の逆数に応じたデータ配分で、変換後の画素
のデータを決定する。このような直線補間の方法を用い
ても良い。
【0083】また、変換ブロックの移動速度のみなら
ず、ユーザの注目度を考慮して画像品質を変化させるこ
ともできる。例えば、ユーザの注目度の低い背景や脇役
オブジェクトの画像品質を、主役オブジェクトに比べて
低くすることができる。
【0084】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形
が可能である。
【0085】例えば、上述の実施の形態では、変換画像
の画素を基準として、元画像の画素を対応させている
が、元画像の画素を基準にして、変換処理を行い、変換
画像を表示するようにしても良い。ただし、かかる場合
には、変換画像中に空白の画素が存在する可能性がある
ので、変換画像の画素を基準にする方が好ましい。
【0086】また、変換不要な領域が存在することを判
別して、その領域については変換処理を行わないように
することもできる。また、変換処理を行うブロックの単
位は、8ピクセル×8ピクセルの大きさに限定されず、
6ピクセル×6ピクセルから10ピクセル×10ピクセ
ルまでの大きさで有れば、適用できる。また、ブロック
の形状は、正方形に限定しなくても良い。さらに、上述
の実施の形態では、読み込み範囲を16ピクセル×16
ピクセルとしているが、これに限定されるものではな
く、13ピクセル×13ピクセル等の他の大きさを適用
しても良い。
【0087】また、上述の実施の形態では、読み込み範
囲を、回転角度の範囲別に分けて設定しているが、入力
された回転角度に応じて設定するようにしても良い。ま
た、読み込み範囲の設定は、画像変換処理の前であれ
ば、その時期を問わない。さらに、他の方法によって高
速処理を行うことができれば、必ずしも水平方向に画素
データを読み込む方法を採用しなくても良い。
【0088】また、元画像10の各ブロック中の画素デ
ータをバッファ3に格納し、バッファ3からの画素デー
タの読み込みのみで高速処理を図っているが、メモリ2
から読み出す方法でも良い。また、変換ブロックの画像
品質は、8Pブロック、4Pブロック、2Pブロック、
1Pブロックの4種類として説明したが、これより多く
したり少なくすることもできる。また、8P以上の多く
の画素を一辺とするブロックとしても良い。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、動画像再生処理を高速
化すると共に、低コストにて動画像を再生できる動画像
再生装置および動画像再生方法ならびに情報記録媒体を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る動画像再生装置の実施の形態の主
な構成部を示す図である。
【図2】図1の動画像再生装置における変換処理前の元
画像の表示例を示す図である。
【図3】図2の元画像を回転させた後の変換画像の表示
例を示す図である。
【図4】元画像のブロックと、変換画像における画像品
質の異なる複数種の変換ブロックを示す図であり、
(A)は、最高64色表示可能なブロックを、(B)は
最高16色表示可能なブロックを、(C)は最高4色表
示可能なブロックを、(D)は1色だけ表示するブロッ
クを示す図である。
【図5】図1の動画像再生装置の動画像再生シナリオに
おいて、回転速度と画像品質との関係を表した模式図で
ある。
【図6】図1の動画像再生装置にて再生する動画像にお
いて、回転の中心点からの距離によって画像品質を変化
させる処理を説明するための図である。
【図7】図1の動画像再生装置で再生するオブジェクト
の画像品質と各種変換ブロックとの関係を示す図であ
る。
【図8】図1の動画像再生装置における動画像の再生処
理の概略的な流れを示すフローチャートである。
【図9】図9に示すフローチャートのステップS105
の処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
【図10】図2の元画像ブロックと、図3の変換画像ブ
ロックとを抜き出して示す図である。
【図11】図10中の元画像ブロックを、回転角度θだ
け回転する際の処理の詳細を説明するための図である。
【図12】元画像ブロックを、0から360度の範囲で
回転する際に、予め読み込む画素データの範囲を示す図
である。
【図13】図1の動画像再生装置によって、長方形の元
画像を平行四辺形に変換処理する方法を説明するための
図である。
【図14】図1の動画像再生装置によって、変換画像の
画素からの逆変換により求めた座標が、元画像の複数の
座標近くにきた状態を示す図である。
【符号の説明】
3 バッファ(格納手段) 5 画像変換処理部(変換画像再生手段) 6 制御部(ブロック分割手段、画像品質変化手段)

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】元画像に対して幾何学的変換を施し、上記
    幾何学的変換後の変換画像を時間軸に沿って複数表示し
    て動画像を再生する動画像再生装置であって、 上記元画像を複数の画素から成るブロックに分割するブ
    ロック分割手段と、 上記動画像の再生において、上記元画像の上記ブロック
    に対応する上記変換画像の変換ブロックの移動速度が大
    きい程、上記変換ブロックの画像品質を低く変化させる
    画像品質変化手段と、 画像品質を変化させた上記変換ブロックから構成される
    上記変換画像を再生する変換画像再生手段と、を備える
    ことを特徴とする動画像再生装置。
  2. 【請求項2】前記幾何学的変換は、回転処理であること
    を特徴とする請求項1記載の動画像再生装置。
  3. 【請求項3】前記画像品質変化手段は、回転の中心から
    離れた前記変換ブロック程、画像品質を低く変化させる
    ことを特徴とする請求項2記載の動画像再生装置。
  4. 【請求項4】前記画像品質変化手段は、前記動画像の再
    生シナリオに含まれる複数のオブジェクトの内、ユーザ
    が注目しない上記オブジェクトほど、画像品質を低く変
    化させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1
    項記載の動画像再生装置。
  5. 【請求項5】前記画像品質変化手段は、64画素から1
    画素までの範囲で、前記変換ブロックの画像品質を変化
    させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項
    記載の動画像再生装置。
  6. 【請求項6】前記変換画像再生手段は、前記元画像の中
    の基準となる基準画素を前記幾何学的変換し、上記基準
    画素を前記幾何学的変換した変換基準画素に隣接する隣
    接画素に対して、上記幾何学的変換と逆の逆幾何学的変
    換を行い、上記隣接画素に対応する前記元画像中の対応
    画素のデータを得ることを特徴とする請求項1から5の
    いずれか1項記載の動画像再生装置。
  7. 【請求項7】前記元画像の前記ブロックを包含する領域
    の画素データを予め格納する格納手段をさらに備え、前
    記画像品質変化手段は、上記格納手段に格納された上記
    画素データを前記変換ブロックの画素に対応させること
    を特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の動画
    像再生装置。
  8. 【請求項8】元画像に対して幾何学的変換を施し、上記
    幾何学的変換後の変換画像を時間軸に沿って複数表示し
    て動画像を再生する動画像再生方法であって、 上記元画像を複数の画素から成るブロックに分割するブ
    ロック分割ステップと、 上記動画像の再生において、上記元画像の上記ブロック
    に対応する上記変換画像の変換ブロックの移動速度が大
    きい程、上記変換ブロックの画像品質を低く変化させる
    画像品質変化ステップと、 画像品質を変化させた上記変換ブロックから構成される
    上記変換画像を再生する変換画像再生ステップと、を含
    むことを特徴とする動画像再生方法。
  9. 【請求項9】前記幾何学的変換は、回転処理であること
    を特徴とする請求項8記載の動画像再生方法。
  10. 【請求項10】前記画像品質変化ステップは、回転の中
    心から離れた前記変換ブロック程、画像品質を低く変化
    させることを特徴とする請求項9記載の動画像再生方
    法。
  11. 【請求項11】前記画像品質変化ステップは、前記動画
    像の再生シナリオに含まれる複数のオブジェクトの内、
    ユーザが注目しない上記オブジェクトほど、画像品質を
    低く変化させることを特徴とする請求項8から10のい
    ずれか1項記載の動画像再生方法。
  12. 【請求項12】前記画像品質変化ステップは、64画素
    から1画素までの範囲で、前記変換ブロックの画像品質
    を変化させることを特徴とする請求項8から11のいず
    れか1項記載の動画像再生方法。
  13. 【請求項13】前記変換画像再生ステップは、前記元画
    像の中の基準となる基準画素を前記幾何学的変換し、上
    記基準画素を前記幾何学的変換した変換基準画素に隣接
    する隣接画素に対して、上記幾何学的変換と逆の逆幾何
    学的変換を行い、上記隣接画素に対応する前記元画像中
    の対応画素のデータを得ることを特徴とする請求項8か
    ら12のいずれか1項記載の動画像再生方法。
  14. 【請求項14】前記元画像の前記ブロックを包含する領
    域の画素データを予め格納する格納ステップをさらに含
    み、前記画像品質変化ステップは、格納された上記画素
    データを前記変換ブロックの画素に対応させることを特
    徴とする請求項8から13のいずれか1項記載の動画像
    再生方法。
  15. 【請求項15】元画像に対して幾何学的変換を施し、上
    記幾何学的変換後の変換画像を時間軸に沿って複数表示
    して動画像を再生するプログラムを格納した情報記録媒
    体であって、 上記元画像を複数の画素から成るブロックに分割するブ
    ロック分割ステップと、 上記動画像の再生において、上記元画像の上記ブロック
    に対応する上記変換画像の変換ブロックの移動速度が大
    きい程、上記変換ブロックの画像品質を低く変化させる
    画像品質変化ステップと、 画像品質を変化させた上記変換ブロックから構成される
    上記変換画像を再生する変換画像再生ステップと、を含
    むプログラムを格納したことを特徴とする情報記録媒
    体。
  16. 【請求項16】前記幾何学的変換は、回転処理であるこ
    とを特徴とする請求項15記載の情報記録媒体。
  17. 【請求項17】前記画像品質変化ステップは、回転の中
    心から離れた前記変換ブロック程、画像品質を低く変化
    させることを特徴とする請求項16記載の情報記録媒
    体。
  18. 【請求項18】前記画像品質変化ステップは、前記動画
    像の再生シナリオに含まれる複数のオブジェクトの内、
    ユーザが注目しない上記オブジェクトほど、画像品質を
    低く変化させることを特徴とする請求項15から17の
    いずれか1項記載の情報記録媒体。
  19. 【請求項19】前記画像品質変化ステップは、64画素
    から1画素までの範囲で、前記変換ブロックの画像品質
    を変化させることを特徴とする請求項15から18のい
    ずれか1項記載の情報記録媒体。
  20. 【請求項20】前記変換画像再生ステップは、前記元画
    像の中の基準となる基準画素を前記幾何学的変換し、上
    記基準画素を前記幾何学的変換した変換基準画素に隣接
    する隣接画素に対して、上記幾何学的変換と逆の逆幾何
    学的変換を行い、上記隣接画素に対応する前記元画像中
    の対応画素のデータを得ることを特徴とする請求項15
    から19のいずれか1項記載の情報記録媒体。
  21. 【請求項21】前記元画像の前記ブロックを包含する領
    域の画素データを予め格納する格納ステップをさらに含
    むプログラムを格納した情報記録媒体であって、前記画
    像品質変化ステップは、格納された上記画素データを前
    記変換ブロックの画素に対応させることを特徴とする請
    求項15から20のいずれか1項記載の情報記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016139366A1 (de) * 2015-03-05 2016-09-09 Way To Production Gmbh Verfahren zur bestimmung von ansteuersignalen eines bildprojektors
CN110860084A (zh) * 2019-11-14 2020-03-06 珠海金山网络游戏科技有限公司 一种虚拟画面处理方法及装置

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