JP2001244650A - 電子装置用キャビネット - Google Patents

電子装置用キャビネット

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JP2001244650A
JP2001244650A JP2000051695A JP2000051695A JP2001244650A JP 2001244650 A JP2001244650 A JP 2001244650A JP 2000051695 A JP2000051695 A JP 2000051695A JP 2000051695 A JP2000051695 A JP 2000051695A JP 2001244650 A JP2001244650 A JP 2001244650A
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Japan
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frame
basic
electronic device
additional
ceiling
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Application number
JP2000051695A
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English (en)
Inventor
Kenji Shimada
健司 嶋田
Yasuyuki Sato
靖幸 佐藤
Yasutomo Yamamoto
保智 山本
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Fujitsu I Network Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu I Network Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレーム前面側からの作業のみで容易に、増
設フレームを基本フレーム上に充分な耐震強度で固定し
得るようにするとともに、増設フレームの位置調整を行
う必要をなくすことにある。 【解決手段】 電子装置ユニットを搭載可能な基本フレ
ーム1Aと、前記基本フレームの上に結合される、電子
装置ユニットを搭載可能な増設フレーム1Bと、前記基
本フレームの天井部1bの後部に設けられ、前記増設フ
レームの底部1cが前記天井部上でその天井部の後部へ
向けて摺動すると前記増設フレームの底部の後部を弾性
力で挟持する爪12と、前記増設フレームの底部の後部
に設けられ、前記増設フレームの底部が前記天井部上で
その天井部の後部へ向けて摺動すると前記爪を弾性力で
挟持するストッパ13と、前記増設フレームの底部を前
記天井部上でその天井部の後部へ向けて摺動させて前記
増設フレームの底部の前部を前記基本フレームの天井部
の前部に固定する固定部材7と、を具えてなるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般用通信回線
やローカルエリア・ネットワーク等の拡張性のあるシス
テムを構成する電子装置ユニットを搭載するのに適した
電子装置用キャビネットに関し、特に、当初は基本フレ
ームを用いて構成しておき、その基本フレームに電子装
置ユニットを搭載した状態で回線増設等の要求があった
場合に、基本フレームに増設フレームを継ぎ足す形で増
設することを可能とする、ビルディングブロック構造を
とる電子装置用キャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、電子装置用キャビネットを構成する際に、上記の如
きビルディングブロック構造をとらない場合には、図8
に示すように、最大容量の電子装置ユニットを搭載出来
るフレーム1と、そのフレーム1の側面(図示例では左
右側面)を覆う側部カバー2と、そのフレーム1の前面
を開閉可能に覆う表扉3と、そのフレーム1の後面を覆
う後部カバー4とを具えるキャビネットを用意して、そ
のフレーム1の基本電子装置ユニット棚5に基本電子装
置ユニットを搭載し、回線などの増設の要求に対して
は、空けておいた増設電子装置ユニット棚6に増設電子
装置ユニットを搭載する事で対応していた。この場合、
常に最大容量の電子装置ユニットを搭載できるだけの大
きさのフレーム1を用意する必要があり、小容量でもか
まわない顧客に対しても大きな設置空間を要求してい
た。
【0003】その一方、ビルディングブロック構造を場
合には、図9に示すように、基本電子装置ユニットを搭
載できる基本電子装置ユニット棚5を持つとともに天井
板1aを持つ基本フレーム1Aと、その基本フレーム1
Aの側面(図示例では左右側面)を覆う基本部側部カバ
ー2Aと、上記基本フレーム1Aの前面を開閉可能に覆
う基本部表扉3Aと、上記基本フレーム1Aの後面を覆
う基本部後部カバー4Aとを具える基本ブロックを用意
して、その基本フレーム1Aに基本電子装置ユニットを
搭載しておき、増設が必要になったら、増設電子装置ユ
ニットを搭載できる増設電子装置ユニット棚6を持つ増
設フレーム1Bと、その増設フレーム1Bの側面(図示
例では左右側面)を覆う増設部側部カバー2Bと、上記
増設フレーム1Bの前面を開閉可能に覆う増設部表扉3
Bと、上記増設フレーム1Bの後面を覆う増設部後部カ
バー4Bとを具える増設ブロックを用意して、天井板1
aを外した後、基本フレーム1Aの上に増設フレーム1
Bを継ぎ足し、その増設フレーム1Bの上に天井板1a
を付けなおして、その増設フレーム1Bに増設電子装置
ユニットを搭載し、もっと増設が必要な場合はさらに上
記増設ブロックを用意して、それを既に固定してある増
設ブロックの上に継ぎ足す。
【0004】かかる従来のビルディングブロック構造
は、常に顧客が必要とする最小限の設置空間があればキ
ャビネットに必要とされる機能を満足させる事ができる
が、増設電子装置を搭載するために増設フレーム1Bを
継ぎ足すので、耐震性等を確保するために設置には通
常、専用工事が必要であり、何個所ものボルト固定を必
要としていた。
【0005】すなわち、上記従来のビルディングブロッ
ク構造では、耐震性等を満たす所定の強度を確保するた
め、図10に基本フレーム1Aおよび増設フレーム1B
の一側部について示すように、基本フレーム1Aの天井
部1bと増設フレーム1Bの底部1cとの結合に最低限
四隅の四個所のボルト7による固定を必要とし、作業面
は前後二面、または前面および左右側面の三面となって
いた。このため、作業は繁雑になり、また増設作業をす
るため、前面(これは通常、保守のために作業域を確保
している)および後面、または前面および左右側面に作
業域を確保しておく必要があった。また、従来のフレー
ム連結構造では、フレームを垂直に組み立てるためには
ボルト固定の際に調整が必要となり、作業に熟練を要し
た。
【0006】また、上記従来のビルディングブロック構
造では、増設作業性に重点が置かれていたため、増設ブ
ロックを、基本ブロックやその上に既に固定されている
増設ブロックの上に搭載すれば良いようになっている。
その一方、交換機のような、内部ケーブルや外部ケーブ
ルが多く実装される電子装置の場合、増設ブロックだけ
で内部/外部配線が完結することはまれで、基本ブロッ
クやその上に既に固定されている増設ブロックとの接続
や、外部装置への配線が必要となるのが通常である。こ
のため、図11に示すように、フレーム1A,1Bとそ
の側面(図示例では片方の側面)を覆う側部カバー2
A,2Bとの間や、フレーム1A,1Bとその後面を覆
う後部カバー4A,4Bとの間には、ケーブルスペース
8が設けられている。
【0007】しかしながら、上記従来のビルディングブ
ロック構造では、フレーム側面を覆う側部カバーやフレ
ーム後面を覆う後部カバーが増設ブロック単位で分断し
ており、他の電子装置ユニットにケーブル接続等を行お
うとした時には既設部分の側部カバーや後部カバーも別
途取り外さなければならない。そして側部カバーや後部
カバーの開閉を簡単にしようという目的で表扉と同様に
側部カバーや後部カバーにヒンジ構造を持たせた場合に
は、作業者や使用者が開いている側部カバーや後部カバ
ーに気づかず、頭をぶつけるなどの危険もある。また、
フレーム前面を覆う表扉も同様に増設ブロック単位で分
断していることから、作業者や使用者が開いている表扉
に気づかず、頭をぶつけるなどの危険がある。さらに、
取り外し可能な扉とした場合は、頻繁に開閉する表扉な
どが取り外せるようになるため、作業によっては扉を取
り落としてしまうなどの危険がある。
【0008】加えて、一般に電子装置ではEMI(電磁
干渉)対策などのため、表扉同士や側部カバー同士や後
部カバー同士の間に隙間が有ってはならないのが通常で
あるが、ビルディングブロック構造のキャビネットの場
合には、表扉や側部カバーや後部カバーが、基本ブロッ
クおよび各増設ブロック毎に分割されるため、図12
(a)に示すように、後部カバー4A,4B等の分割部
分にいちいちEMIガスケット9を設けてEMI対策を
施す必要がある。
【0009】さらに、基本ブロックおよび各増設ブロッ
ク毎に側部カバー2A,2Bや後部カバー4A,4Bを
単独で取り外せるようにする必要があるため、図11お
よび図12(b)に示すとともに、図11に対応する構
造を持つキャビネットについて図13に後部カバーを外
した状態で示すように、フレームに側部カバー2A,2
Bや後部カバー4A,4Bとの電気的接触を持つための
梁10を設ける場合がある。この結果として側部カバー
や後部カバーの各辺毎に梁を持つフレーム構造となり、
複雑な構造体となってしまう上に、側部カバーや後部カ
バーを外しても各ブロックの間に梁が通っているため、
上下の電子装置ユニット間にケーブルを敷設する際にい
ちいち梁をくぐらせるようにしなければならず、増設工
事の作業が行いづらいという問題がある。なお、符号1
1は固定ネジを示す。
【0010】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】こ
の発明は、上記課題を有利に解決した電子装置用キャビ
ネットを提供することを目的とするものであり、請求項
1記載のこの発明の電子装置用キャビネットは、電子装
置ユニットを搭載可能な基本フレームと、前記基本フレ
ームの上に結合される、電子装置ユニットを搭載可能な
増設フレームと、前記基本フレームの天井部の後部に設
けられ、前記増設フレームの底部が前記天井部上でその
天井部の後部へ向けて摺動すると前記増設フレームの底
部の後部を弾性力で挟持する爪と、前記増設フレームの
底部の後部に設けられ、前記増設フレームの底部が前記
天井部上でその天井部の後部へ向けて摺動すると前記爪
を弾性力で挟持するストッパと、前記増設フレームの底
部を前記天井部上でその天井部の後部へ向けて摺動させ
て前記増設フレームの底部の前部を前記基本フレームの
天井部の前部に固定する固定部材と、を具えてなるもの
である。
【0011】かかる電子装置用キャビネットにあって
は、基本フレームの天井部上に増設フレームの底部を載
置し、ボルト等の固定部材によって増設フレームの底部
を基本フレームの天井部上でその天井部の後部へ向けて
摺動させると、基本フレームの天井部の後部に設けられ
た爪がその天井部の上面との間に、増設フレームの底部
の後部を弾性力で挟持し、それと同時に、増設フレーム
の底部の後部に設けられたストッパが、その底部の後部
の上面との間に、上記天井部の後部の爪を弾性力で挟持
し、その状態で固定部材が、増設フレームの底部の前部
を基本フレームの天井部の前部に固定する。
【0012】従ってこの発明の電子装置用キャビネット
によれば、フレーム前面側からの作業のみで容易に、増
設フレームの底部の前部を固定部材で基本フレームの天
井部の前部に固定し得ると同時に増設フレームの底部の
後部を爪で基本フレームの天井部の後部に固定すること
ができる。しかも増設フレームに過大な力が加わって爪
が変形しようとしても、ストッパがその爪を挟持してい
るため、爪の基部と爪の先端部とストッパの基部との三
箇所を同時に変形させる力が加わらない限りフレーム固
定部にガタッキが生ずることがないので、充分な耐震強
度を得る事ができる。
【0013】そしてこの発明の電子装置用キャビネット
によれば、基本フレームと増設フレームとの何れかに製
造誤差があった場合にも、基本フレームの天井部と増設
フレームの底部との奥行き寸法の違いおよび爪の嵌合深
さに吸収されるため、常に基本フレームの前部と増設フ
レームの前部の当接面で位置決めがされるので、増設フ
レームの位置調整を行う必要をなくすことができる。
【0014】なお、この発明においては、前記爪が、前
記増設フレームの天井部の後部にも設けられていても良
く、かかる構成によれば、上記と同様にして増設フレー
ムの上にさらに別の増設フレームを固定することができ
るので、上記の作用効果を確保しつつ、キャビネットの
拡張性をより高めることができる。
【0015】また、請求項3記載のこの発明の電子装置
用キャビネットは、電子装置ユニットを搭載可能な基本
フレームと、前記基本フレームの上に結合される、電子
装置ユニットを搭載可能な増設フレームと、前記基本フ
レームの前面または後面または側面を開閉可能に覆う扉
を分割してなるベース部および上部と、それらベース部
と上部との間に介装されてそれらベース部と上部とに結
合される増設部とを互いに別体に有し、前記基本フレー
ム上に前記増設フレームが固定された状態でそれら基本
フレームおよび増設フレームの前面または後面または側
面を開閉可能に覆うように前記基本フレームと前記増設
フレームとの少なくとも一方に揺動可能に支持された扉
と、を具えてなるものである。
【0016】かかる電子装置用キャビネットにあって
は、基本フレーム上に増設フレームが固定された状態で
それら基本フレームおよび増設フレームの前面または後
面または側面を開閉可能に覆うように基本フレームと増
設フレームとの少なくとも一方に揺動可能に支持された
扉が、互いに別体のベース部、上部および、それらベー
ス部と上部との間に介装されてそれらベース部と上部と
に結合される増設部を有していることから、基本フレー
ム上に増設フレームが固定されていない状態ではベース
部と上部とをネジ等で結合すれば、その基本フレームの
みを覆う一枚扉となり、また基本フレーム上に増設フレ
ームが固定された状態ではベース部と上部との間に増設
部を介装してその増設部をベース部と上部とにネジ等で
それぞれ結合すれば、基本フレームおよび増設フレーム
を覆う一枚扉となる。
【0017】従ってこの発明の電子装置用キャビネット
によれば、増設を行った状態でも、キャビネット内にア
クセスするための扉は、扱い易い一枚扉となる。このた
め、開いた扉に頭をぶつけたり扉取扱時に取り落として
しまったりするというような危険な状態は無くすことが
できる。また、一枚扉のため、キャビネット内にアクセ
スする際は連結された扉を開けるだけでよく、従来より
極めて扱い易いビルディングブロック構造のキャビネッ
トとすることができる。なお、この発明では、基本フレ
ームおよび増設フレームの前面を覆う表扉の他、基本フ
レームおよび増設フレームの側面を覆う側部カバーや、
基本フレームおよび増設フレームの後面を覆う後部カバ
ーを前記扉としても良い。
【0018】さらに、請求項4記載のこの発明の電子装
置用キャビネットは、電子装置ユニットを搭載可能な基
本フレームと、前記基本フレームの上に結合される、電
子装置ユニットを搭載可能な増設フレームと、前記基本
フレームの側面を覆うようにその基本フレームに固定さ
れた基本部側部カバーと、前記増設フレームの側面を覆
うようにその増設フレームに固定された増設部側部カバ
ーと、前記基本フレームの後面を取り外し可能に覆うよ
うに、前記基本フレームの底部に下端部を掛止されると
ともに、前記基本フレームまたは前記基本部側部カバー
の上部の後部に設けられた固定部に上端部の両側部を固
定された基本部後部カバーと、前記増設フレームの後面
を取り外し可能に覆うように、前記基本フレームまたは
前記基本部側部カバーの上部の後部に設けられた掛止部
に下端部の両側部を掛止されるとともに、前記増設フレ
ームまたは前記増設部側部カバーの上部の後部に設けら
れた固定部に上端部の両側部を固定された増設部後部カ
バーと、前記基本部後部カバーと前記増設部後部カバー
とが前後に重なり合う部分に介装されたガスケットと、
を具えてなるものである。
【0019】かかる電子装置用キャビネットにあって
は、基本部後部カバーの下端部を基本フレームの底部に
掛止し、その基本部後部カバーの上端部の両側部を基本
フレームまたは基本部側部カバーの上部の後部に設けら
れた固定部に固定することで、基本部後部カバーが基本
フレームの後面を取り外し可能に覆い、また、増設部後
部カバーの下端部の両側部を基本フレームまたは基本部
側部カバーの上部の後部に設けられた掛止部に掛止し、
その増設部後部カバーの上端部の両側部を増設フレーム
または増設部側部カバーの上部の後部に設けられた固定
部に固定することで、増設部後部カバーが増設フレーム
の後面を取り外し可能に覆う。そして基本部後部カバー
と増設部後部カバーとが前後に重なり合う部分に介装さ
れたガスケットが、基本部後部カバーと増設部後部カバ
ーとの間を通っての、キャビネット内の電子装置ユニッ
トからの電磁波の洩れ出し等を防止する。
【0020】従ってこの発明の電子装置用キャビネット
によれば、後部カバー同士の接触でEMI対策等を施す
ことができるため、フレームに後部カバーとの接触のた
めの梁等を設ける必要がないので、ケーブルの敷設等の
工事作業を容易に行えるビルディングブロック構造のキ
ャビネットを提供することができる。しかもこの発明に
よれば、各後部カバーの固定はフレームまたはそこに固
定された側部カバーに対して行っているため、各ブロッ
ク毎に後部カバーを取り外すことができる。
【0021】なお、この発明においては、前記固定部お
よび前記掛止部が、単一の部品に一緒に設けられていて
も良く、かかる構成によれば、その部品をフレームまた
はそこに固定された側部カバーに固定するだけで前記固
定部および前記掛止部を同時に設けることができるの
で、上記のキャビネットの製造を容易ならしめることが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここ
に、図1(a)は、この発明の電子装置用キャビネット
の一実施例の要部を、図2に示すように側部カバーがな
く、かつ増設フレームの底部が基本フレームの天井部に
載置された状態で示す、図2中矢印A方向から見た側面
図、また図1(b)は、上記実施例の電子装置用キャビ
ネットの要部を、(a)と同様に側部カバーがなく、か
つ増設フレームの底部が基本フレームの天井部に固定さ
れた状態で示す、図2中矢印A方向から見た側面図であ
る。そして図2は、上記実施例の電子装置用キャビネッ
トの全体を、表扉、側部カバーおよび後部カバーがな
く、かつ増設フレームの底部が基本フレームの天井部に
固定された状態で示す斜視図であり、図中矢印Bはその
キャビネットの正面方向を示す。
【0023】この実施例の電子装置用キャビネットは、
図1および図2に示すように、電子装置ユニットを搭載
可能な基本フレーム1Aと、その基本フレーム1Aの上
に結合される、電子装置ユニットを搭載可能な増設フレ
ーム1Bと、基本フレーム1Aの天井部1bの後部に設
けられ、増設フレーム1Bの底部1cが上記天井部1b
上でその天井部1bの後部へ向けて摺動すると増設フレ
ーム1Bの底部1cの後部を弾性力で挟持する爪12
と、増設フレーム1Bの底部1cの後部に設けられ、そ
の増設フレーム1Bの底部1cが上記天井部1b上でそ
の天井部1bの後部へ向けて摺動すると上記爪12を弾
性力で挟持するストッパ13と、上記増設フレーム1B
の底部1cを上記天井部1b上でその天井部1bの後部
へ向けて摺動させて増設フレーム1Bの底部1cの前部
を基本フレーム1Aの天井部1bの前部に固定すべく、
増設フレーム1Bの底部1cの前部および基本フレーム
1Aの天井部1bの前部にそれぞれ設けられた図示しな
いボルト穴に挿通された後に基本フレーム1Aの天井部
1bの前部の裏側にあらかじめ固定されているナット1
4にねじ込まれる、固定部材としてのボルト7とを具
え、さらに、増設フレーム1Bの天井部に固定されてそ
の天井部を覆う天井板1aを具えてなる。
【0024】ここで、爪12は、基本フレーム1Aの天
井部1b上に載置された増設フレーム1Bの底部1cの
高さより若干低めになるように下方に曲げ込まれてい
て、そのままではその爪12と天井部1bの上面との間
に底部1cを挿入できない状態になっている。また爪1
2の先端部は上向きに折曲されており、その爪12の先
端(上端)は、基本フレーム1Aの天井部1b上に載置
された増設フレーム1Bの底部1cが爪12の下方に確
実に挿入されるようにその底部1cの高さより充分高く
されている。そして爪12の前後方向位置は、図1
(b)に示すように増設フレーム1Bの底部1cの前部
が基本フレーム1Aの天井部1bの前部に当接した状態
で基本フレーム1Aの爪12と天井部1bの上面との間
に増設フレーム1Bの底部1cが嵌合する位置とされて
いる。
【0025】一方、ストッパ13は、増設フレーム1B
の底部1cの上面とそのストッパ13との間に爪12を
挟持し得るように爪12の先端部の折曲高さに対応する
高さに設けられ、そのストッパ13の前後方向位置は、
図1(b)に示すように基本フレーム1Aの爪12と天
井部1bの上面との間に増設フレーム1Bの底部1cが
嵌合した状態で爪12を挟持し得る位置とされ、そして
そのストッパ13の先端部は、爪12がそのストッパ1
3の下方に確実に挿入されるように上向きに折曲されて
いる。
【0026】かかる実施例の電子装置用キャビネットに
あっては、図1(a)に示す如く既に設置されている基
本フレーム1Aの天井部1b上に増設フレーム1Bの底
部1cを載置した後、上記のようにボルト7をナット1
4にねじ込んで増設フレーム1Bを後方へ摺動させて行
くと、やがて増設フレーム1Bの底部1cの後部が、基
本フレーム1Aの天井部1bの後部に設けられた爪12
に接触する。そして爪12は、先端部を上向きに曲げら
れているため、増設フレーム1Bの底部1cを下方に迎
え入れる。その際、爪12は増設フレーム1Bの底部1
cの高さより曲げ込まれているため、増設フレーム1B
の底部1cを後方へ摺動させて行くと爪12には曲げ応
力が加わる。そして更に押し込んで行くと、爪12が上
方へ変形することで、増設フレーム1Bの底部1cの後
部が爪12の下側に完全に入り込む。この時の爪12の
変形は弾性変形に留まるようにされており、それゆえこ
こでは、常に爪12から増設フレーム1Bの底部1cの
後部を押し基本フレーム1Aの天井部1bの後部に押し
付ける力が加わる事となる。
【0027】一方、増設フレーム1Bの底部1cの後部
が爪12の下側に完全に入り込む際には、図1(b)に
示すように、爪12の上向きに折曲された先端部は、増
設フレーム1Bの底部1cの後部に設けられたストッパ
13の下にはまり込む。この状態で、増設フレーム1B
の底部1cの前部と基本フレーム1Aの天井部1bの前
部とは当接し、ボルト7で増設フレーム1Bの底部1c
の前部が基本フレーム1Aの天井部1bの前部に固定さ
れる。
【0028】従ってこの実施例の電子装置用キャビネッ
トによれば、フレーム前面側からの作業のみで容易に、
増設フレーム1Bの底部1cの前部をボルト7で基本フ
レーム1Aの天井部1bの前部に固定し得ると同時に増
設フレーム1Bの底部1cの後部を爪12で基本フレー
ム1Aの天井部1bの後部に固定することができる。し
かもその後、増設フレーム1Bに過大な力が加わって爪
12が変形しようとしても、ストッパ13がその爪12
を挟持しているため、爪12の基部と爪12の先端部と
ストッパ13の基部との三箇所を同時に変形させる力が
加わらない限りフレーム固定部にガタツキが生ずること
がないので、充分な耐震強度を得る事ができる。
【0029】そしてこの実施例の電子装置用キャビネッ
トによれば、図1(b)に示すように、基本フレーム1
Aと増設フレーム1Bとの何れかに製造誤差があった場
合にも、基本フレーム1Aの天井部1bと増設フレーム
1Bの底部1cとの奥行き寸法の違いt1および爪12
の嵌合深さt2に吸収されるため、常に基本フレーム1
Aの天井部1bの前部と増設フレーム1Bの底部1cの
前部との当接面で位置決めがされるので、増設フレーム
1Bの位置調整を行う必要をなくすことができる。それ
ゆえこの実施例の電子装置用キャビネットによれば、キ
ャビネットの設置時の保守および工事スペースを前方の
みにでき、かつ組み立て時の調整を必要とせず、しかも
充分な耐震強度を持った、ビルディングブロック構造を
持つキャビネットを提供することができる。
【0030】なお、この実施例の電子装置用キャビネッ
トにおいては、爪12が、増設フレーム1Bの図示しな
い天井部の後部にも設けられていても良く、かかる構成
によれば、上記と同様にして増設フレーム1Bの上にさ
らに別の増設フレーム1Bを固定することができるの
で、上記の作用効果を確保しつつ、キャビネットの拡張
性をより高めることができる。
【0031】図3(a)は、上記実施例の電子装置用キ
ャビネットで増設フレーム1Bを二段設けた場合に用い
られる、この発明の電子装置用キャビネットの扉の一実
施例としての表扉3を裏側から見た状態で示す分解斜視
図、また図3(b)は、その表扉3のベース部3aと上
部3bと二つの増設部3fとを組み合わせた状態で示す
斜視図である。
【0032】図3に示すようにここでは、ビルディング
ブロック構造を持つ電子装置用キャビネットの基本フレ
ーム1Aの前面を覆い得る表扉3Aが、ベース部3aと
上部3bとに分割され、そのベース部3aと上部3bと
の一方(図示例ではベース部3a)に受け部3c、他方
(図示例では上部3b)に差し込み部3dが設けられ
て、連結時に充分な強度が得られるようにされている。
そしてここでは、ベース部3aと上部3bとに、基本フ
レーム1Aと増設フレーム1Bとの少なくとも一方に直
接あるいはそこに固定された側部カバー2A,2Bを介
して揺動可能に支持され得るヒンジ部3eが設けられて
いる。
【0033】また、ベース部3aと上部3bとの間に
は、増設フレーム1Bの前面を覆い得る増設部3fが二
枚介装されており、これら増設部3fには各々、ベース
部3aと上部3bとの間に挟み込まれる形で連結し得る
ように上下端部に受け部3cおよび差し込み部3dが設
けられている。
【0034】これにより、図3(b)に示すように、ベ
ース部3aおよび上部3bの間に二枚の増設部3fを挟
み込むように配置して各受け部3cに各差し込み部3d
を差し込み、固定ネジ11でベース部3aに増設部3f
を固定するとともに二枚の増設部3f同士を固定し、さ
らに増設部3fに上部3bを固定することで、二段の増
設フレーム1B分だけ長さが伸びた1枚の表扉3が形成
される。
【0035】従って上記表扉3によれば、増設を行った
状態でも、キャビネット内に前方からアクセスするため
の表扉3は、扱い易い一枚扉となる。このため、開いた
扉に頭をぶつけたり扉取扱時に取り落としてしまったり
するというような危険な状態は無くすことができる。ま
た、表扉3は一枚扉のため、キャビネット内にアクセス
する際は連結された表扉3を開けるだけで良いので、従
来より極めて扱い易いビルディングブロック構造のキャ
ビネットを構成することができる。
【0036】図4(a)は、上記実施例の電子装置用キ
ャビネットに用いられる、この発明の電子装置用キャビ
ネットの後部カバーの一実施例としての基本部後部カバ
ー4Aおよび増設部後部カバー4Bを示す側面図、図4
(b)は、図4(a)中のC部における基本部後部カバ
ー4Aの下端部の一例を示す断面図、図4(c)〜図4
(e)は、上記の下端部の他の例をそれぞれ示す断面
図、図5は、上記増設部後部カバー4Bの取り付け方法
を示す説明図、そして図6(a)は、図4(a)中のD
部における増設部後部カバー4Bの下端部の一例を示す
断面図、また図6(b)は、上記の下端部の他の例を示
す断面図である。なお、図の矢印Bはキャビネット前方
を示し、符号Wは溶接部分を示す。
【0037】図5に示すように、ここでは基本フレーム
1Aおよびその上に固定された増設フレーム1Bに、側
部カバー2A,2Bがそれぞれ固定され、その増設フレ
ーム1B上に、天井板1cが固定されており、また、後
部カバーが、基本部後部カバー4Aと増設部後部カバー
4bとの二種類とされ、そのうち基本部後部カバー4A
は、上記実施例の電子装置用キャビネットの基本フレー
ム1Aの後面を覆い得るものとされ、また増設部後部カ
バー4bは、上記実施例の電子装置用キャビネットの増
設フレーム1Bの後面を覆い得るものとされている。
【0038】そして基本部後部カバー4Aの下端部(下
辺部)は、基本フレーム1Aの底板1cと嵌合するとと
もにその底板1cと接触するようにされており、図4
(b)および(c)にそれぞれ示す例では、基本フレー
ム1Aの底板1cの、基本部後部カバー4Aの下端部と
の接触部付近にEMIガスケット9と接触する面が設け
られ、基本部後部カバー4Aの下端部には、その接触面
に対向するようにEMIガスケット9が取り付けられて
いる。また図4(d)および(e)にそれぞれ示す例で
は、基本フレーム1Aの底板1cの、基本部後部カバー
4Aの下端部との接触部付近にEMIガスケット9が取
り付けられ、基本部後部カバー4Aの下端部には、その
EMIガスケット9に接触する面が設けられている。
【0039】さらに、基本部後部カバー4Aの上端部に
は、図6(a),(b)に示すように、EMIガスケッ
ト9と接触し得る面と、その基本部後部カバー4Aを、
左右両側の基本部側部カバー2Aの内側に固定された金
具15を介して基本フレーム1Aに固定するためのネジ
穴とが設けられ、そのネジ穴を介して基本部後部カバー
4Aの上端部の左右端部は、固定ネジ11で上記金具1
5の後述する雌ネジ15bに固定される。ここで、金具
15は、図7(a),(b)および(c)の平面図、正
面図および側面図に示すように、側部カバーへの取り付
けのための二個の取り付け穴15aの他、固定部として
の雌ネジ15bと、掛止部としての折曲部15cと、天
井板1aの取り付け用の雌ネジ15dとを一緒に具え
て、固定部と掛止部とを一緒に具える単一の部品を構成
している。
【0040】一方、増設部後部カバー4Bの下端部に
は、図5および図6に示すように、EMIガスケット9
を備えた辺があり、その辺の両端部は、上記左右両側の
基本部側部カバー2Aに固定された金具15の折曲部1
5cと嵌合するようにされている。そして増設部後部カ
バー4Bの上端部は、基本部後部カバー4Aの上端部と
同一の形状とされていて、基本部側部カバー2Aと同様
に左右の増設部側部カバー2Bの内側にも固定された上
記金具15の雌ネジ15bに固定ネジ11で固定され
る。
【0041】従って上記後部カバーによれば、基本部後
部カバー4Aと増設部後部カバー4Bとの後部カバー同
士の接触でEMI対策を施すことができるため、フレー
ムに後部カバーとの接触のための梁等を設ける必要がな
いので、ケーブルの敷設等の工事作業を容易に行えるビ
ルディングブロック構造のキャビネットを提供すること
ができ、しかも、基本部後部カバー4Aおよび増設部後
部カバー4Bの固定は後部カバー同士でなく、基本フレ
ーム1Aおよびそこに固定された側部カバー2A,2B
に対して行っているため、各ブロック毎に後部カバーを
容易に取り外すことができる。
【0042】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、特許請求の範囲
の記載の範囲内で適宜変更することができ、例えば、こ
の発明の電子装置用キャビネットの扉は、図3に示す二
段の増設フレームを持つキャビネットの他、一段の増設
フレームを持つキャビネットにも適用でき、また表扉の
他、側部カバーや、後部カバーにも適用することができ
る。そして後部カバーのための固定部および掛止部は別
々に設けられていても良く、また固定部および掛止部を
具える部品は、図11に示すフレームのように側部カバ
ーが設けられていない側がある場合等については、フレ
ームに直接固定されていても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は、この発明の電子装置用キャビネッ
トの一実施例の要部を増設フレームの底部が基本フレー
ムの天井部に載置された状態で示す、図2中矢印A方向
から見た側面図、また(b)は、上記実施例の電子装置
用キャビネットの要部を増設フレームの底部が基本フレ
ームの天井部に固定された状態で示す、図2中矢印A方
向から見た側面図である。
【図2】 上記実施例の電子装置用キャビネットの全体
を、表扉、側部カバーおよび後部カバーがなく、かつ増
設フレームの底部が基本フレームの天井部に固定された
状態で示す斜視図である。
【図3】 (a)は、上記実施例の電子装置用キャビネ
ットで増設フレームを二段設けた場合に用いられる、こ
の発明の電子装置用キャビネットの扉の一実施例として
の表扉を裏側から見た状態で示す分解斜視図、また
(b)は、その表扉のベース部と上部と二つの増設部と
を組み合わせた状態で示す斜視図である。
【図4】 (a)は、上記実施例の電子装置用キャビネ
ットに用いられる、この発明の電子装置用キャビネット
の後部カバーの一実施例としての基本部後部カバーおよ
び増設部後部カバーを示す側面図、(b)は、(a)中
のC部における基本部後部カバー4Aの下端部の一例を
示す断面図、(c)〜(e)は、上記の下端部の他の例
をそれぞれ示す断面図である。
【図5】 上記増設部後部カバーの取り付け方法を示す
説明図である。
【図6】 (a)は、図4(a)中のD部における増設
部後部カバーの下端部の一例を示す断面図、(b)は、
上記の下端部の他の例を示す断面図である。
【図7】 (a),(b)および(c)は、上記後部カ
バーの取り付け用の金具を示す平面図、正面図および側
面図である。
【図8】 ビルディングブロック構造をとらない従来の
電子装置用キャビネットを示す分解斜視図である。
【図9】 ビルディングブロック構造をとる従来の電子
装置用キャビネットを示す分解斜視図である。
【図10】 ビルディングブロック構造をとる従来の電
子装置用キャビネットの基本フレームと増設フレームと
の結合部を示す側面図である。
【図11】 ビルディングブロック構造をとる従来の電
子装置用キャビネットを示す横断面図である。
【図12】 (a)および(b)は、ビルディングブロ
ック構造をとる従来の電子装置用キャビネットにおける
EMIガスケットおよび梁の配置を示す側面図である。
【図13】 ビルディングブロック構造をとる従来の電
子装置用キャビネットにおける梁の配置を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1A 基本フレーム 1B 増設フレーム 1a 天井板 1b 天井部 1c 底部 2A 基本部側部カバー 2B 増設部側部カバー 3 表扉 3A 基本部表扉 3B 増設部表扉 3a ベース部 3b 上部 3f 増設部 4A 基本部後部カバー 4B 増設部後部カバー 5 基本電子装置ユニット棚 6 増設電子装置ユニット棚 7 ボルト 8 ケーブルスペース 9 EMIガスケット 10 梁 11 固定ネジ 12 爪 13 ストッパ 14 ナット 15 金具 15a 取り付け穴 15b 雌ネジ 15c 折曲部 15d 雌ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 靖幸 東京都新宿区西新宿6丁目12番1号 富士 通アイ・ネットワークシステムズ株式会社 内 (72)発明者 山本 保智 東京都新宿区西新宿6丁目12番1号 富士 通アイ・ネットワークシステムズ株式会社 内 Fターム(参考) 4E360 AB03 AB08 AB09 AB14 AB17 AB20 BA04 BA06 BA08 BB02 BB12 BB16 BB23 BC05 BD03 CA08 EA12 EA16 EA18 EC05 ED02 ED03 ED17 ED27 FA02 FA07 FA08 GA06 GA53 GA60 GB92

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子装置ユニットを搭載可能な基本フレ
    ーム(1A)と、 前記基本フレームの上に結合される、電子装置ユニット
    を搭載可能な増設フレーム(1B)と、 前記基本フレームの天井部(1b)の後部に設けられ、
    前記増設フレームの底部(1c)が前記天井部上でその
    天井部の後部へ向けて摺動すると前記増設フレームの底
    部の後部を弾性力で挟持する爪(12)と、 前記増設フレームの底部の後部に設けられ、前記増設フ
    レームの底部が前記天井部上でその天井部の後部へ向け
    て摺動すると前記爪を弾性力で挟持するストッパ(1
    3)と、 前記増設フレームの底部を前記天井部上でその天井部の
    後部へ向けて摺動させて前記増設フレームの底部の前部
    を前記基本フレームの天井部の前部に固定する固定部材
    (7)と、 を具えてなる、電子装置用キャビネット。
  2. 【請求項2】 前記爪(12)が前記増設フレームの天
    井部(1c)の後部にも設けられていることを特徴とす
    る、請求項1記載の電子装置用キャビネット。
  3. 【請求項3】 電子装置ユニットを搭載可能な基本フレ
    ーム(1A)と、 前記基本フレームの上に結合される、電子装置ユニット
    を搭載可能な増設フレーム(1B)と、 前記基本フレームの前面または後面または側面を開閉可
    能に覆う扉を分割してなるベース部(3a)および上部
    (3b)と、それらベース部と上部との間に介装されて
    それらベース部と上部とに結合される増設部(3f)と
    を互いに別体に有し、前記基本フレーム上に前記増設フ
    レームが固定された状態でそれら基本フレームおよび増
    設フレームの前面または後面または側面を開閉可能に覆
    うように前記基本フレームと前記増設フレームとの少な
    くとも一方に揺動可能に支持された扉(3)と、 を具えてなる、電子装置用キャビネット。
  4. 【請求項4】 電子装置ユニットを搭載可能な基本フレ
    ーム(1A)と、 前記基本フレームの上に結合される、電子装置ユニット
    を搭載可能な増設フレーム(1B)と、 前記基本フレームの側面を覆うようにその基本フレーム
    に固定された基本部側部カバー(2A)と、 前記増設フレームの側面を覆うようにその増設フレーム
    に固定された増設部側部カバー(2B)と、 前記基本フレームの後面を取り外し可能に覆うように、
    前記基本フレームの底部(1c)に下端部を掛止される
    とともに、前記基本フレームまたは前記基本部側部カバ
    ーの上部の後部に設けられた固定部(15b)に上端部
    の両側部を固定された基本部後部カバー(4A)と、 前記増設フレームの後面を取り外し可能に覆うように、
    前記基本フレームまたは前記基本部側部カバーの上部の
    後部に設けられた掛止部(15c)に下端部の両側部を
    掛止されるとともに、前記増設フレームまたは前記増設
    部側部カバーの上部の後部に設けられた固定部(15
    b)に上端部の両側部を固定された増設部後部カバー
    (4B)と、 前記基本部後部カバーと前記増設部後部カバーとが前後
    に重なり合う部分に介装されたガスケット(9)と、 を具えてなる、電子装置用キャビネット。
  5. 【請求項5】 前記固定部(15b)および前記掛止部
    (15c)が、単一の部品(15)に一緒に設けられて
    いることを特徴とする、請求項4記載の電子装置用キャ
    ビネット。
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JP2008218695A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Kawamura Electric Inc チャンネルベースのキャビネット設置構造

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