JP3446614B2 - 配線器具 - Google Patents

配線器具

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、非耐火構造の配線
器具を耐火構造に変更することができる配線器具に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】従来、配線モジュールを壁面などの取付
面に埋設する場合にはプレート枠を用いて行っていた。
ここで、上記埋込型の配線モジュールは規格化されたモ
ジュール寸法に形成され、プレート枠にはこれらの配線
モジュールを1個又は複数個取り付けることができるよ
うになっている。そして、壁面などの取付面に穿設され
た埋込孔に取り付け枠をねじ止めなどにより取り付けて
配線モジュールの壁面などへの取付を行っていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の配線器具にあっては、非耐火構造であり、火災
などにおいて化粧プレート等の樹脂部品は簡単に燃えて
しまうので、火が配線器具を介して取付面の表裏を通り
抜けてしまい他の場所に燃え広がるといった危険性が高
いという問題を有していた。 【0004】上述した問題を解決するために、特開平5
―76119号公報等に記載の耐火性を有する鋼板ボッ
クスを予め取付面内に埋設しておき、そこに配線モジュ
ールやプレート枠を取り付けることにより耐火構造とす
るものがあるが、予め鋼板ボックスを取付面内に埋設し
ておく必要があり、施工が非常に手間なものとなってい
た。 【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、簡易に非耐火構
造の配線器具を耐火構造に変更することが可能になる配
線器具を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
壁面などの取付面に穿設された埋込孔に取り付けられる
プレート枠と、プレート枠の外周部を閉塞する形でプレ
ート枠に取り付けられる枠状の化粧プレートと、プレー
ト枠に形成された開口に取り付けられる1つの配線モジ
ュールの上面部を露呈させて化粧プレート内に取り付け
られるパネルカバーとを備える配線器具であって、取付
面に埋設される部分をプレート枠の裏面から覆うように
係合固定される耐火カバー、及び、取付面の構造材の裏
面に配置されてプレート枠との間で同構造材を挟持する
はさみ金具を具備してなり、はさみ金具には把手が垂設
され、プレート枠には把手孔とこの把手孔へ前記把手を
ガイドして挿通させるための挟持部が設けられており、
耐火カバーに同挟持部に沿う凹部を形成してなることを
特徴とするものである。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図1乃至図4に基づき詳細に説明する。図1は本発
明に係る配線器具を示す分解図である。図2は本発明に
係る配線器具を取付面に取り付けた状態を示す状態図で
あり、(a)は正面図を示し、(b)は側面図を示し、
(c)は裏面図を示すものである。図3は耐火カバーを
示す図、(a)は正面図を示し、(b)は側面図を示
し、(c)は上面図を示す。図4は耐火カバーをプレー
ト枠に取り付ける方法を示す説明図である。 【0008】本実施の形態の配線器具にあっては、非耐
火構造の配線器具の裏面に耐火カバーを取り付けること
で容易に非耐火構造の配線器具を耐火構造に変更するこ
とができるものである。その際、耐火カバーを用いて配
線器具の裏面の大部分を覆うことが可能になるので、耐
火性に優れた配線器具を提供することが可能になるもの
である。 【0009】本実施の形態の配線器具は、図1に示すよ
うに、壁面等に穿設された埋込孔に取り付けられるプレ
ート枠1と、プレート枠1の外周部を閉塞する形でプレ
ート枠1に取り付けられる化粧プレート3とを備える。 【0010】ここで、配線モジュール4は、プレート枠
1の中央に形成された矩形状の開口に着脱自在に取り付
けられる。なお、開口は1つの配線モジュールが取付可
能となるようなものであればよい。また、上記化粧プレ
ート3と配線モジュール4との隙間を閉塞する形で、枠
状の化粧プレート3の開口30内に配置されるパネルカ
バー5を備える。なお、例えば、ピアノタッチでオン/
オフ操作が行われるピアノハンドルスイッチ等の配線モ
ジュール4の場合には、パネルカバー5に代えてハンド
ル(図示せず)を用いることになる。 【0011】プレート枠1の裏面には、溶融亜鉛メッキ
鋼板等の耐火材料により形成した耐火カバー6が爪嵌合
される。耐火カバー6は、図3に示すように、底面中央
部には配線モジュール4に接続される接続線Lが挿通さ
れる挿通孔6bを有し、開口端部の所定位置にはプレー
ト枠1に形成される爪受け部16a及び爪受け孔16b
に弾性嵌合される係合爪6cを両側端に2つずつ計4つ
有している。なお、耐火カバー6には凹部形状を有する
ねじ係合部6dを両側端に有しており、爪嵌合に加えて
取付ねじ12aによってもプレート枠1に係合固定され
る。 【0012】プレート枠1は、壁面などの取付面に穿設
される埋込孔よりもやや大きめの円盤状の枠本体1aを
備え、中央部に上記矩形の開口を形成してある。この開
口の4辺のそれぞれの中央部に当たる相対する周部に
は、取付面をはさみ金具とプレート枠とにより挟持する
際のねじ止めに利用されるねじ孔12を形成するととも
に、取付面の構造材を裏面に配置されるはさみ金具7と
の間に挟持してプレート枠1を取付面に固定する際に用
いられる2個の挟持部13とをそれぞれ設けてある。 【0013】ここで、一対のねじ孔12は例えば木ねじ
等を用いて、プレート枠1を取付面に固定するためのも
のであり、取付ねじ12aはねじ孔12を介してはさみ
金具7に設けられたねじ孔7bに螺合される。挟持部1
3は、プレート枠1の下面から垂設され後述する耐火カ
バー6の凹部6aに沿うように設けられ、耐火カバー6
の位置決めを容易にするとともに、はさみ金具7から垂
設される把手7aをガイドし、プレート枠1に設けられ
た把手孔17への貫通を容易にするものである。把手7
aによりはさみ金具7が取付面の裏面に落下してしまう
といった問題を低減することが可能になる。 【0014】挟持部13は、外側に開口する断面コ字状
で、コ字状内部を用いてはさみ金具7から垂設される把
手7aをガイドするものであり、把手7aは、把手孔1
7に挿通された後に折り曲げられ、プレート枠1を取付
面に仮固定するものである。すなわち、把手7aにより
仮固定されている間に、取付ねじ12aによりプレート
枠1を取付面に固定することが可能になるため、取付ね
じ12aの螺合が容易に行えるのである。なお、仮固定
に用いられた把手7aは取付ねじ12aによる固定が行
われれば必要なくなるので適当な位置にて切断する。 【0015】プレート枠1には、化粧プレート3を嵌合
して取り付けるための嵌合孔19が形成されている。ま
た、配線モジュール4の操作部などを形成した上面部以
外の化粧プレート3の隙間を閉塞するパネルカバー5の
取り付け用の嵌合凹部及び嵌合孔がプレート枠1に設け
られている。 【0016】次に、本実施の形態の配線器具を用いて壁
面などの取付面に埋設される配線モジュール4について
説明する。配線器具を用いて取り付けられる配線モジュ
ール4は、規格化された寸法モジュールに形成されてい
る。配線モジュール4には係止突起(図示せず)が設け
られており、係止突起をプレート枠1に設けた係止爪
(図示せず)に嵌合させることにより配線モジュール4
がプレート枠1に固定されている。 【0017】本実施の形態の配線器具にあっては、プレ
ート枠1に配線モジュール4を取り付け、接続線Lを耐
火カバー6の挿通孔6bに挿通した後、接続線Lを配線
モジュール4に取り付け、耐火カバー6をプレート枠1
に爪嵌合するだけで配線器具を耐火構造のものとするこ
とが可能になる。 【0018】 【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、壁面などの取付面に穿設された埋込孔に取り付
けられるプレート枠と、プレート枠の外周部を閉塞する
形でプレート枠に取り付けられる枠状の化粧プレート
と、プレート枠に形成された開口に取り付けられる1つ
の配線モジュールの上面部を露呈させて化粧プレート内
に取り付けられるパネルカバーとを備える配線器具であ
って、取付面に埋設される部分をプレート枠の裏面から
覆うように係合固定される耐火カバーを具備してなるよ
うにしたので、予め耐火カバーを取付面に埋設しておく
必要がなく、簡易に非耐火構造の配線器具を耐火構造に
変更することが可能になる配線器具を提供することがで
きるという効果を奏する。しかも、取付面の構造材の裏
面に配置されてプレート枠との間で同構造材を挟持する
はさみ金具を具備してなり、はさみ金具には把手が垂設
され、プレート枠には把手孔とこの把手孔へ前記把手を
ガイドして挿通させるための挟持部が設けられており、
耐火カバーに同挟持部に沿う凹部を形成してなるので、
挟持部は、耐火カバーの凹部に沿うように設けられ、耐
火カバーの位置決めを容易にするとともに、はさみ金具
から垂設される把手をガイドし、プレート枠に設けられ
た把手孔への貫通を容易にするものであり、同把手によ
りはさみ金具が取付面の裏面に落下してしまうといった
問題を低減することも可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る配線器具を示す分解図である。 【図2】本発明に係る配線器具を取付面に取り付けた状
態を示す状態図であり、(a)は正面図を示し、(b)
は側面図を示し、(c)は裏面図を示すものである。 【図3】耐火カバーを示す図、(a)は正面図を示し、
(b)は側面図を示し、(c)は上面図を示す。 【図4】耐火カバーをプレート枠に取り付ける方法を示
す説明図である。 【符号の説明】 1 プレート枠 3 化粧プレート 4 配線モジュール 5 パネルカバー 6 耐火カバー 6c 係合爪 7 はさみ金具 16a 爪受け部 16b 爪受け孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−78429(JP,A) 特開 平3−245709(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 壁面などの取付面に穿設された埋込孔に
    取り付けられるプレート枠と、プレート枠の外周部を閉
    塞する形でプレート枠に取り付けられる枠状の化粧プレ
    ートと、プレート枠に形成された開口に取り付けられる
    1つの配線モジュールの上面部を露呈させて化粧プレー
    ト内に取り付けられるパネルカバーとを備える配線器具
    であって、取付面に埋設される部分をプレート枠の裏面
    から覆うように係合固定される耐火カバー、及び、取付
    面の構造材の裏面に配置されてプレート枠との間で同構
    造材を挟持するはさみ金具を具備してなり、はさみ金具
    には把手が垂設され、プレート枠には把手孔とこの把手
    孔へ前記把手をガイドして挿通させるための挟持部が設
    けられており、耐火カバーに同挟持部に沿う凹部を形成
    してなることを特徴とする配線器具。
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