JP2006309674A - 分割パネル型コンピュータ用ケース及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが好みの仕様に変更又は拡張することが可能なコンピュータ用ケースを提供する。
【解決手段】複数の分割された平板状のアウタパネルが組付けられることにより、コンピュータ用モジュールが組み込み可能なベイを内部に有した立体形状となっているとともに、正面側にスイッチ類及び各1個又は複数個の外部記憶モジュールの挿脱口が少なくとも配置され、背面側にコネクタ類が少なくとも配置され、立体形状の輪郭を形成する骨格部材の外側に分割されたアウタパネルがそれぞれビスにより着脱自在に取付けられており、骨格部材は、立体形状の各面の輪郭形状に形成されるアウタフレームと、立体形状のコーナ部分に位置し、隣接するアウタフレームを連結するコーナ部品と、を備え、アウタフレーム及びコーナ部品がビスによって組付けられることにより分解自在となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータ用ケース及びその製造方法に関し、特にユーザが好みの仕様に自在に変更又は拡張することが可能な設計の自由度を有した分割パネル型コンピュータ用ケース及びその製造方法に関する。
これまで数多くの特許又は実用新案公報等に記載され、あるいは商品化されているコンピュータにおいては、その作動を確保するための電源、CPUが搭載されたマザーボード又はメインボード等のボード類、HDD(Hard Disc Drive)等の内部記憶モジュール、さらにはFDD(Flexible Disc Drive)、CD(Compact Disc Drive)、DVD(Digital Versatile Disc Drive)、光ディスク、PCカードその他等の各種外部記憶モジュールを選択的に備え、これらの部品がケース内に配置されている。ケースとしては、デスクトップ型やタワー型等の大量生産や経済性を考慮してメーカ側が設計した規定の形状及び大きさのものが板金プレスあるいはプラスチック成型されて画一的に使用されている(例えば、特許文献1参照)。
上述したように特許文献1等の従来のコンピュータでは、メーカが提供した形状及び大きさのケース内に各種部品を組付けていることから一定の機能を有するに過ぎないものとなっている。このため、コンピュータ自体が有していない拡張機能を新たに追加する場合においては、その機能を有した各種ディスクドライブ等の拡張モジュールを有線、無線等によってコンピュータと接続する必要がある。このような接続では、拡張モジュールがコンピュータの周囲に散乱することとなり、大きなスペースが必要となるとともに、乱雑となる問題を有している。
また、ケースが一定規格の形状及び大きさを有する板金プレスあるいはプラスチック成型された一体型となっていることから、ケースの外観の変更ができない。このため、ユーザが自らの好みに合わせたデザインとすることができず、興趣性に劣るものとなっている。さらに、外形が一定規格の形状及び大きさとなっているため、出荷、搬送等の際における梱包が嵩張り、そのための大きなスペースが必要となっており、輸送コストの増大を招いている。
このような上記従来の問題点を改善するため、本願発明者及び出願人は、ユーザが好みに合わせ自由にデザインして組立てることができるとともに分解することができ、しかも任意の機能を自由に組付けることができ、これにより機能の拡張に際しても柔軟に対応できるコンピュータ用ケース及びその製造方法をすでに提案し(例えば、特許文献2参照)、商品化している。
特開2001−350542号公報(第3〜10頁、図1) 国際出願PCT/JP03/07893
特許文献2のコンピュータ用ケースは、図6に示すように、立体形状の輪郭を形成する骨格部材が、立体形状の各面の輪郭形状に形成されるアウタフレーム210(212〜214)と、立体形状のコーナ部分に位置し、隣接するアウタフレーム212〜214を連結するコーナ部品211とを備え、各アウタフレーム212〜214及びコーナ部品211がビスによって組付けられることにより分解自在となっており、この骨格部材の外側に各一枚型平板状のアウタパネル220、230、240等がビスにより着脱自在に取付けられている構成である。したがって、立体形状の輪郭を形成する骨格部材が、アウタフレーム210及びコーナ部品211のみから容易に構成及び分解自在とすることができる。このため、ユーザが自由にコンピュータのデザインを選ぶことができ、興趣性に富むとともに、追加の拡張モジュールをケース内に収納することができ、乱雑となることもない。さらに、輸送時にはケースの全ての部材を分解して輸送することができるので、梱包も嵩張ることがなく、運搬が容易で大幅な輸送コストダウンも可能となる等のメリットがあり、特許文献1等の従来のコンピュータのケースに比べて大幅な改善がなされている。
しかし、例えば、当初完成品の状態からさらに外部記憶モジュールを追加するなどケースの高さ方向の延長が必要となる拡張を行う場合、ケースの上面(天板)及び底面を除く正面、背面及び両側面のアウタフレーム及びアウタパネルを新たに高さ方向が延長されたものと全て交換する必要があり、その手間がかかるとともに費用も嵩むという問題がある。
これらの問題点を解決すべく、本発明の目的は、全てのアウタパネルを搭載機器類の配置に対応して分割し、各面のアウタパネルにそれぞれ延長パネルを追加することによりサイズ変更が行え、ユーザが好みに合せ素材、形状、色などを部分的に自由にデザインして組立てることができると共に分解することができ、これにより任意の機能を自由に組付けることができ、機能の拡張に際しても新たなサイズに変更するパーツを最小限に抑え、拡張性、柔軟性、独自性、意匠性ならびに経済性とも良好なコンピュータ用ケース及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明の分割パネル型コンピュータ用ケースは、複数の分割された平板状のアウタパネルが組付けられることにより、コンピュータ用モジュールが組み込み可能なベイを内部に有した立体形状となっているとともに、正面側にスイッチ類及び各1個又は複数個の外部記憶モジュールの挿脱口が少なくとも配置され、背面側にコネクタ類が少なくとも配置され、前記立体形状の輪郭を形成する骨格部材の外側に前記分割されたアウタパネルがそれぞれビスにより着脱自在に取付けられており、前記骨格部材は、前記立体形状の各面の輪郭形状に形成されるアウタフレームと、前記立体形状のコーナ部分に位置し、隣接するアウタフレームを連結するコーナ部品とを備え、アウタフレーム及びコーナ部品がビスによって組付けられることにより分解自在となっている分割パネル型コンピュータ用ケースであって、前記ケースの正面、背面、上面、底面、両側面のアウタパネルである各前面、背面、天板、底面、側面パネルは、前記コンピュータ用モジュール等の機器の取付け又は取外しが可能なようにそれら機器の配置に対応して区画され複数に分割されており、所定の高さを有し、前記前面パネルの分割パネルの間に追加されて取付けられる前面延長パネルと、所定の高さを有し、前記背面パネルの分割パネルの間に追加されて取付けられる背面延長パネルと、所定の奥行き長さを有し、前記天板パネルの分割パネルの間に追加されて取付けられる天板延長パネルと、所定の奥行き長さを有し、前記底面パネルの分割パネルの間に追加されて取付けられる底面延長パネルと、所定の高さを有し、前記両側面パネルの分割パネルの間に追加されて取付けられる側面延長パネルと、前記各面パネルに追加される枚数の各延長パネルの合計高さ又は長さに対応して延長された前記ケースの各面に対応するアウタフレームとから自在に拡張構成されることを特徴としている。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の分割パネル型コンピュータ用ケースであって、前記前面パネルは、前記外部記憶モジュールベイが配置された中間部区域の1枚又は複数枚の外部記憶モジュールベイ用パネルと、その下方部、上方部にそれぞれ区画され空気取入れ口などが配置された前面ボトムパネルと前面トップパネルとに、前記背面パネルは、ファンモジュールベイや小型コネクタ類などが配置された中間部区域の背面ミドルパネルと、その下方部、上方部にそれぞれ区画され大型コネクタ類などが配置された区域の背面ボトムパネルと電源モジュールベイなどが配置された区域の背面トップパネルとに、前記天板パネルは、前記正面側の外部記憶モジュールベイが配置された区域の天板フロントパネルと、前記背面側の電源モジュールベイ等が配置された区域の天板テールパネルとに、前記底面パネルは、前記正面側の外部記憶モジュールベイ等が配置された区域の底面フロントパネルと、前記背面側のファンモジュールベイやコネクタ類等が配置された区域の底面テールパネルとに、前記側面パネルは、前記底面側のマザーボードベイやコネクタ類等が配置された区域の側面ボトムパネルと、前記上面側の電源モジュールベイ等が配置された区域の側面トップパネルとにそれぞれ分割されていることを特徴としている。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の分割パネル型コンピュータ用ケースであって、前記前面延長パネル、背面延長パネル及び側面延長パネルとも所定高さが、前記外部記憶モジュールベイ用パネルの高さと同一に設定されていることを特徴としている。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の分割パネル型コンピュータ用ケースであって、前記天板フロントパネルと底面フロントパネルの所定奥行き長さが同一に、前記天板テールパネルと底面テールパネルの所定奥行き長さが同一に、前記上面延長パネルと底面延長パネルの所定奥行き長さが同一にそれぞれ設定されていることを特徴としている。
また、請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の分割パネル型コンピュータ用ケースであって、前記分割されたアウタパネルの相互に隣接する端部に、相互に係合する位置決め用突起又は凹溝が設けられていることを特徴としている。
また、請求項6に係る発明は、請求項5項に記載の分割パネル型コンピュータ用ケースであって、前記突起又は凹溝は、相互にアウタパネル端部が全面的に当接し合うように円弧又は曲線形状に形成されていることを特徴としている。
また、請求項7に係る発明は、複数の分割された平板状のアウタパネルを組付けることにより、コンピュータ用モジュールが組み込み可能なベイを内部に有した立体形状のコンピュータ用ケースを組立てる分割パネル型コンピュータ用ケースの製造方法であって、前記立体形状の各面の輪郭形状に形成されるアウタフレームのコーナ部分にコーナ部品を設けて隣接するアウタフレームをビスによって連結することにより、前記立体形状の輪郭を形成するための骨格部材を分解自在に組立てる第1の工程と、前記骨格部材のコーナ部品の外側に前記分割されたアウタパネルをそれぞれビスによって着脱自在に取付ける第2の工程と、を備え、前記ケースの正面、背面、上面、底面、両側面のアウタパネルである各前面、背面、天板、底面、側面パネルを、前記コンピュータ用モジュール等の機器の取付け又は取外しが可能なようにそれら機器の配置に対応して区画し複数に分割するとともに、所定の高さを有し、前記前面パネルの分割パネルの間に追加して取付ける前面延長パネルと、所定の高さを有し、前記背面パネルの分割パネルの間に追加して取付ける背面延長パネルと、所定の奥行き長さを有し、前記天板パネルの分割パネルの間に追加して取付ける天板延長パネルと、所定の奥行き長さを有し、前記底面パネルの分割パネルの間に追加して取付ける底面延長パネルと、所定の高さを有し、前記両側面パネルの分割パネルの間に追加して取付ける側面延長パネルと、前記各面に追加する枚数の各延長パネルの合計高さ又は長さに対応して延長した前記ケースの各面に対応するアウタフレームとから自在に拡張構成することを特徴としている。
本発明によれば、立体形状の輪郭を形成する骨格部材が、アウタフレーム及びコーナ部品のみから容易に構成及び分解自在とすることができる上に、各面全てのアウタパネルがコンピュータ用モジュール等の機器配置に対応して区画され複数に分割されており、上記内部機器の取付け又は取外しが自在に可能である。さらに、必要に応じて各面の延長パネルを追加することにより、追加される枚数の各延長パネルの合計高さ又は長さに対応して延長された各面に対応するアウタフレームのみ取り替えることにより、サイズ変更を伴う拡張が容易に行える。また、ユーザが好みに合せアウタパネルなどの素材、形状、色などを部分的に自由にデザインして組立てることができるとともに分解することができる。これにより所望の機能を有する拡張モジュールを自由に組付けることができ、機能の拡張に際しても新たなサイズに変更するパーツを最小限に抑え、メンテナンス性、拡張性、柔軟性、独自性、意匠性ならびに経済性とも良好な分割パネル型コンピュータ用ケースを提供することができる。
また、ケース各面のアウタパネルをコンピュータの内部機器の配置に対応する最小限の区画数に分割規定したことにより、取り扱い性及びコスト面から最適な分割パネル型コンピュータ用ケースを提供することができ、ケースの高さ方向の各面の前面延長パネル、背面延長パネル及び側面延長パネルの高さを外部記憶モジュールベイ用パネルの高さと同一に揃えることにより、外部記憶モジュールの増減を自在に構成し易くすることができるという効果がある。すなわち、当初完成品の状態からさらに外部記憶モジュールを追加する場合はこれらの延長パネルを追加するとともに高さ方向の延長されたアウタフレームのみ取り替えるだけで、あるいは、予めこれらの延長パネルを用いて予備の空の外部記憶モジュール用ベイを組み込んでおけば、その後必要に応じて最新型外部記憶モジュールを追加する場合に拡張を容易に行うことが可能である。
また、ケースの奥行き方向の各面の天板フロントパネルと底面フロントパネル、天板テールパネルと底面テールパネル、上面延長パネルと底面延長パネルの所定奥行き長さをそれぞれ同一に揃えることにより、電源の規格変更(サイズ、形状)、MB(マザーボード)の規格変更(サイズ、形状)、あるいは出現した新規デバイスや水冷などの装置を搭載するなどによりケースの奥行き方向の延長が必要な場合、ケース全体を置き換えることなく、それに関わる奥行き方向の変更パーツを上記延長パネルの他に、奥行き方向の延長された両側面のアウタパネル及びアウタフレームのみの最小限に限定して自在に拡張構成し易くすることができるという効果がある。
また、相互に隣接する分割されたアウタパネルが、端部の突起又は凹溝により位置決めされて組み付けられ易くなり、相互に隣接するアウタパネルの端部が円弧又は曲線形状に形成され突起又は凹溝により位置決めされ隙間なく全面的に当接して組み付けられ易くなるので、ケースの密閉性及び美観を維持することができる。
以下、本発明の分割パネル型コンピュータ用ケースを図示する実施の形態により具体的に説明する。
図1は本発明に係る一実施の形態の分割パネル型コンピュータ用ケースの正面図、図2は背面図、図3は上面図、図4は底面図、図5は側面図で、図6は別実施例のコンピュータ用ケースのアウタフレーム組立て状態の正面からの斜視図である。
本発明の一実施の形態では、本発明を一例としてフルタワー型のコンピュータに適用したものであり、分割パネル型コンピュータ用ケースには、大型の例えば5インチディスクドライブや小型の例えば3.5インチディスクドライブなどの外部記憶モジュール及びマザーボードを含むボードや音響カード、ビデオカード、電源モジュール、HDD等の内部記憶モジュール、その他のPC(パーソナルコンピュータ)用機器類(図示省略)が格納される。
本発明の分割パネル型コンピュータ用ケースは、骨格部材と、骨格部材の外側に取付けられて内部を覆う複数の分割された平板状のアウタパネルとを有している。本発明の分割パネル型コンピュータ用ケースにおける骨格部材としては、図6の別実施例に示すような骨格部材を適用することができる。なお、以下の説明において、左右の方向とは、ケースの前方から正面(フロント)に向かって見た左右方向を基準とする。
この例の図6に示すケースには、大型外部記憶モジュールである例えば5インチディスクドライブ310、小型内・外部記憶モジュールであるHDD、FD例えば3.5インチディスクドライブ330、320及びマザーボードを含むボード類が搭載されたマザーボードベイ340やその他のPC用機器類(一部図示省略)を格納する。また、電源モジュールベイ350やファンモジュールベイ360もこのケース内に格納されている。
また、ケースの正面(フロント)には、コンピュータを起動するためのメインスイッチやリセットを行うためのリセットボタンなどのスイッチ類(SW)、パワーインジケータランプ、アクセスランプなどのインジケータランプ類(LED)が適宜配置されたSW・LEDパネル250が設けられている。さらに、ケースの背面側には、電源、ディスプレー、スキャナ、他のコンピュータ、通信その他の電子機器との接続を行うためのコネクタ類が配置されたリヤコネクタパネル241が設けられている。
ケースは、骨格部材と、骨格部材の外側に取付けられて内部を覆う複数のアウタパネルを有している。図6においては、アウタパネルとしてアンダーパネル220、リヤパネル230、左サイドパネル240が示されているが、それ以外のフロント、右サイド、トップパネル等が取外された状態を示している。
骨格部材は、ケースの立体形状の輪郭(外殻)となるように形成されており、骨格部材に対して複数のアウタパネル220、230、240、他を外側から取付けることにより、ケースが図6に示すような直方体形状となる。
骨格部材は、複数のアウタフレーム210及び複数のコーナ部品211をビスにより組付けることにより構成されている。すなわち、この形態においては、複数のアウタフレーム210とコーナ部品211と直接ビスにより連結することにより骨格部材が容易に形成され、このため分解も簡易化されている。
アウタフレーム210は、ケースの立体形状を構成する各面の輪郭形状に成形されるものであって、擬似アングル形状となっている。
コーナ部品211は、アウタフレームにより構成される立体形状のコーナ部分に配置され、隣接するアウタフレームを相互に連結する。これらのコーナ部品211及びアウタフレームの相互の組付けは全てビスによって行われる。
ケース内には、図6に示すように、複数の内・外部記憶モジュールである大型及び小型ディスクドライブ310及び320、330が積み重ねられて一体的に取付けられるディスクドライブベイ300が格納されている。この点、従来のパソコンにおける、HDDなどの内部記憶モジュールベイが大・小型外部記憶モジュールベイと区分されて格納されている点と異なる構成となっている。このため、ディスクドライブベイ300は、上記従来型の内・外部記憶モジュールベイより柔軟な配置で且つ省スペースに構成することができる。
ディスクドライブベイ300は、図6に示すように、上下に重なる二つの大型ディスクドライブ310、310に掛け渡されてそれらの左右両側面を挟持した状態で、ケース200の底面のアウタフレームに取付けられたベイ固定パネル221の上面に固定される左右一対の第1のアングルパネル311、311と、上側の大型ディスクドライブ310の上にさらに重ねて積み上げられた複数(図示では2個)の大型ディスクドライブ310、310の上下に隣接する二つずつ(310、310)に順次掛け渡されてそれらの左右両側面を挟持する左右複数対(図示では3対)の第2のアングルパネル(312、312)、〜、(312、312)と、大型ディスクドライブの最上部(310)にさらに重ねて積み上げられた一つの小型ディスクドライブ330の左右両側面を挟持した状態で、大型ディスクドライブの最上部(310)に配設された左右一対の第2のアングルパネル312、312にそれぞれ固定される一対の第3の左、右アングルパネル322、321とを備えている。
さらに、複数対の第2のアングルパネル(312、312)、〜、(312、312)は、小型ディスクドライブ330の上にさらに重ねて積み上げられた複数(図示では5個)の小型ディスクドライブ320、320、〜、320をそれぞれ一つずつ挟持した複数対の第3の左、右アングルパネル(322、321)、〜、(322、321)を順次上下に隣接する二つずつ(322、322)及び(321、321)に掛け渡し固定することにより複数段連設することができるようになっている。
このようにして、ディスクドライブベイ300は、大、小型ディスクドライブ310、330、320がそれぞれ複数段積み重ねられて配置され、左右一対の第1のアングルパネル311、311と左右複数対の第2のアングルパネル(312、312)、〜、(312、312)及び第3の左、右アングルパネル(322、321)、〜、(322、321)とを介しビスによって一体的に組付けられることにより分解自在となっている。こため、ユーザが自由にパソコンのデザインを選ぶことができ、追加のディスクドライブなどの拡張モジュールをケース内に収納することが容易にできる。しかも、特に第1、第2のアングルパネル及び第3の左、右アングルパネルが小型軽量な薄板構造で構成されていることから、ディスクドライブベイ300も軽量な構成となる。
また、この実施例では、電源モジュールを格納する電源モジュールベイ350は、図6に示すように、電源アングル351及び図示しない電源パネルを介して直接ケースの背面のリヤパネル230に取付けられている。この点、従来のパソコンの形態における電源モジュールベイの電源モジュールベイ取付け用部材を用いる構成などとは異なっており、電源アングル351が薄板の小型軽量な構造であることから、電源モジュールベイ350も省スペースで軽量化がなされるとともに、分解自在とすることができる。
また、この実施例では、ファンモジュールを格納するファンモジュールベイ360は、図6に示すように、ファン取付けパネル361を介して直接ケースの背面のリヤパネル230に取付けられている。この点、従来のパソコンの形態におけるファンモジュールベイの取付け構成とは異なっており、ファン取付けパネル361が排気流通用の複数開口孔部を有する軽量な矩形平板状の簡易構造(図示省略)であることから、軽量化がなされるとともに、分解自在とすることができる。
以上説明したアウタフレーム210及びコーナ部品211をビスにより組付けてケースの立体形状の輪郭を形成する骨格部材ならびに上記内部搭載機器類の組付け構造のさらに詳細については、本願発明人及び出願人による上述の特許文献2に詳細に説明されているので、省略するが、内部搭載機器類の配置特に大型及び小型外部記憶モジュールの上下配置構成は任意に構成できるとともに自在に変更することも容易にできる。
次いで、骨格部材にビス60により組付けられる複数の分割された平板状のアウタパネルについて説明する。
ケースの正面、背面、上面、底面、両側面のアウタパネルである各前面、背面、天板、底面、側面パネル10、20、30、40、50は、コンピュータに搭載される各種モジュール等の機器の取付け又は取外しが可能なようにそれら搭載機器の配置に対応して区画され複数に分割されている。
このように、骨格部材及び内部搭載機器類の自在な分解(取外し)及び組立て性が良好であることに加え、アウタパネルを搭載機器の配置に対応して分割し骨格部材にビス60により着脱自在に取付ける構成としたことによって、搭載機器の取付け又は取外しが自在に可能で、搭載機器等のメンテナンス性、拡張性、柔軟性とも格段に向上する。
前面パネル10は、図1に示すように、外部記憶モジュールベイが配置された中間部区域の複数枚の外部記憶モジュールベイ用パネル11と、その下方部、上方部に区画されそれぞれ空気取入れ口12aなどが配置された前面ボトムパネル12と前面トップパネル13とに分割されている。
外部記憶モジュールベイ用パネル11は、図1の例では、3枚の大型外部記憶モジュールベイ用パネル11a、11b、11cと1枚の小型外部記憶モジュールベイ用パネル11dに分割されている。このうち、大型外部記憶モジュールベイ用パネル11aは電源スイッチやモニタランプ、大型外部記憶モジュールベイ用パネル11bはリセットスイッチなどそれぞれ片端側に配置された場合に対応したパネルである。
このように分割された外部記憶モジュールベイ用パネル11、前面ボトムパネル12、前面トップパネル13の相互に隣接する端部には、相互に係合する位置決め用突起K1又は凹溝K2が設けられている。図1の例では、パネル11、12、13の相互に隣接する上端部側に突起K1、下端部側に凹溝K2がそれぞれ左右両端に2箇所ずつ形成されているが、逆に上端部側に凹溝K2、下端部側に突起K1を設ける配置としてもよい。
突起K1及び凹溝K2は、相互にパネル端部が隙間なく全面的に当接し合うように円弧又は曲線形状に滑らかに形成されている。これにより、パネルが相互に位置決めされ隙間なく全面的に当接して組み付けられ易くなるとともに、ケースの密閉性及び美観を維持することができる。
背面パネル20は、図2に示すように、ファンモジュールや小型コネクタ類241などが配置された中間部区域の背面ミドルパネル21と、その下方部、上方部に区画されそれぞれ大型コネクタ類400などが配置された区域の背面ボトムパネル22と電源モジュールベイなどが配置された区域の背面トップパネル23とに分割されている。
背面ミドルパネル21にはファンモジュール吸気口21a、背面トップパネル23には電源モジュールベイ排気口23aが設けられている。
このように分割された背面ミドルパネル21、背面ボトムパネル22、背面トップパネル23の相互に隣接する端部にも、前面パネル10の場合と全く同様に、相互に係合する位置決め用突起K1又は凹溝K2が設けられている。
天板パネル30は、図3に示すように、正面側の外部記憶モジュールベイが配置された区域の天板フロントパネル31と、背面側の電源モジュールベイ等が配置された区域の天板テールパネル32とに分割されている。
このように分割された天板フロントパネル31、天板テールパネル32の相互に隣接する端部にも、前面パネル10の場合と全く同様に、相互に係合する位置決め用突起K1又は凹溝K2が設けられている。
底面パネル40は、図4に示すように、正面側の外部記憶モジュールベイ等が配置された区域の底面フロントパネル41と、背面側のファンモジュールベイやコネクタ類等が配置された区域の底面テールパネル42とに分割されている。
このように分割された底面フロントパネル41、底面テールパネル42の相互に隣接する端部にも、前面パネル10の場合と全く同様に、相互に係合する位置決め用突起K1又は凹溝K2が設けられている。
側面パネル50は、図5に示すように、底面側のマザーボードベイやコネクタ類等が配置された区域の側面ボトムパネル51と、上面側の電源モジュールベイ等が配置された区域の側面トップパネル52とにそれぞれ分割されている
このように分割された側面ボトムパネル51、側面トップパネル52の相互に隣接する端部にも、前面パネル10の場合と全く同様に、相互に係合する位置決め用突起K1又は凹溝K2が設けられている。
また、新たに外部記憶モジュールを追加するか、又は電源の規格変更(サイズ、形状)、MBの規格変更(サイズ、形状)、あるいは出現した新規デバイスや水冷などの装置を搭載するなどのサイズ拡大を伴う機能拡張が必要な場合、各前面、天板、底面、側面パネル10、20、30、40、50にそれぞれ追加される次のような延長パネルが設けられる。
この延長パネルは、図1乃至図5に示すように、所定の高さを有し前面パネル10の分割パネルの間に追加されて取付けられる前面延長パネル14、所定の高さを有し背面パネル20の分割パネルの間に追加されて取付けられる背面延長パネル24、所定の奥行き長さを有し天板パネル30の分割パネルの間に追加されて取付けられる天板延長パネル33、所定の奥行き長さを有し底面パネル40の分割パネルの間に追加されて取付けられる底面延長パネル43、所定の高さを有し両側面パネル50の分割パネルの間に追加されて取付けられる側面延長パネル53である。
前面延長パネル14は、図1の例では、外部記憶モジュールベイ用パネル11の上段の大型外部記憶モジュールベイ用パネル11aと前面トップパネル13との間に取付けられ、それらのパネル11a、13に隣接する上端及び下端にはそれぞれ円弧又は曲線状の位置決め用突起K1と凹溝K2が2箇所ずつ設けられている。
背面延長パネル24は、図2の例では、背面ミドルパネル21と背面トップパネル23との間に取付けられ、それらのパネル21、23に隣接する上端及び下端にもそれぞれ円弧又は曲線状の位置決め用突起K1と凹溝K2が2箇所ずつ設けられている。
側面延長パネル53は、図5の例では、側面ボトムパネル51と側面トップパネル52との間に取付けられ、それらのパネル51、52に隣接する上端及び下端にもそれぞれ円弧又は曲線状の位置決め用突起K1と凹溝K2が2箇所ずつ設けられている。
前面延長パネル14、背面延長パネル24及び側面延長パネル53とも高さが、外部記憶モジュールベイ用パネル11の高さと同じに設定されている。このため、外部記憶モジュールの増減を自在に構成し易くすることができる。例えば、当初完成品の状態からさらに外部記憶モジュールを追加する場合は、外部記憶モジュールベイ用パネル11、背面延長パネル24及び側面延長パネル53を追加するとともに、追加される外部記憶モジュールベイ用パネル11の高さ(枚数を乗じた累積高さ)に対応して延長された高さ方向のアウタフレーム212のみ取り替えるだけで拡張を行うことができる。あるいは、図1、2及び5に例示するように、予め前面延長パネル14を予備の空の外部記憶モジュール用ベイ用に組み込んでおけば、その後必要に応じてこの前面延長パネル14を外部記憶モジュールベイ用パネル11と交換するとともに追加する最新型外部記憶モジュールを搭載するだけで拡張を容易に行うことが可能である。
天板延長パネル33は、図3の例では、天板フロントパネル31と天板テールパネル32との間に取付けられ、それらのパネル31、32に隣接する左端及び右端にもそれぞれ円弧又は曲線状の位置決め用突起K1と凹溝K2が2箇所ずつ設けられている。
底面延長パネル43は、図4の例では、底面フロントパネル41と底面テールパネル42との間に取付けられ、それらのパネル41、42に隣接する左端及び右端にもそれぞれ円弧又は曲線状の位置決め用突起K1と凹溝K2が2箇所ずつ設けられている。
天板フロントパネル31と底面フロントパネル41の所定奥行き長さが同一に、天板テールパネル32と底面テールパネル42の所定奥行き長さが同一に、天板延長パネル33と底面延長パネル43の所定奥行き長さがが同一にそれぞれ設定されている。
このため、電源の規格変更(サイズ、形状)、MBの規格変更(サイズ、形状)、あるいは新たに出現した新規デバイスや水冷などの機器類を搭載するなどにより当初のケースの奥行き方向の延長が必要な場合、ケース全体を置き換えることなくそれに関わる奥行き方向の変更パーツを上記延長パネルの他に、奥行き方向の延長された両側面のアウタパネル及びアウタフレームのみの最小限に限定して自在に拡張構成し易くすることができる。
以上説明した本発明の一実施の形態においては、ケースの立体形状の輪郭を形成する骨格部材を、アウタフレーム210及びコーナ部品211のみから容易に構成及び分解自在とすることができる上に、各面全てのアウタパネルがコンピュータ用モジュール等の機器配置に対応して区画され複数に分割されており、上記内部機器の取付け又は取外しが自在に可能である。
また、第1、第2のアングルパネル311、312及び第3の左、右アングルパネル322、321が、それぞれ同じ形状を有する。したがって、大、小型内・外部記憶モジュール(ディスクドライブ等)を複数段積み重ねて組付けられた大型のフルタワー型、それより少ないディスクドライブ段数の中型のミドルタワー型から少なくとも各1個の大、小型ディスクドライブを重ねて組付けられた小型のミニタワー型コンピュータ用ケースに至るまで第1、第2のアングルパネル311及び第3の左、右アングルパネル322、321が共通に使用できる。
これに加え、必要に応じて各面の分割されたアウタパネル10〜50の間に延長パネル12、24、53あるいは33、43を追加することにより、追加される枚数の各延長パネルの合計高さ又は長さに対応して延長された各面に対応するアウタフレーム212〜214のいずれかのみ取り替えることにより、サイズ変更を伴う拡張が容易に行える。
このため、内・外部記憶モジュールベイ(ディスクドライブベイ)の設計製作費が節減されるとともに、ユーザが自由にコンピュータのデザインを選ぶことができ、興趣性に富むとともに、追加の拡張モジュールをケース内に収納することも容易にできる。さらに、ケース及び内・外部記憶モジュールベイ等が各取付けビスを取外すことによって容易に分解することができるので、梱包も嵩張ることがなく、運搬が容易で大幅な輸送コストダウンが可能となる。
また、ユーザが好みに合せ分割されたアウタパネルなどの素材、形状、色などを部分的に自由にデザインして組立てることができるとともに分解することができる。これにより所望の機能を有する拡張モジュールを自由に組付けることができ、機能の拡張に際しても新たなサイズに変更するパーツを最小限に抑え、メンテナンス性、拡張性、柔軟性、独自性、意匠性ならびに輸送・梱包性、経済性とも優れた分割パネル型コンピュータ用ケースを提供又は製造することができる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく種々変更が可能である。例えば、ケースの外形を図示した実施の形態以外の形状とすることも可能であり、その形状に応じてコーナ部品211、アウタフレーム210、及び各面パネル10〜50の形状や材質(アルミ合金、その他の耐腐食金属、硬質プラスチックなど)、色等を変更することができる。また、上述の相互に係合する位置決め用突起K1及び凹溝K2の形状及び数量は任意に変更可能であるとともに、組付けを行うビスとしては、飾りビス、その他の形状のビスを用いることができる。
さらに、ケースの奥行き方向を拡張する場合、両側面パネル50の当初の分割パネル51、52及び側面延長パネル53の奥行き側にさらに別の第2側面延長パネルを追加して連設することもできる。この場合は、既設のパネル51〜53と第2側面延長パネルとの連設部に両者のパネルをビス止めするための新たな1本の高さ方向のアウタパネル(212相当)を奥行き方向に延長された上下のアウタパネル214に橋渡しされて連結するように追加する構成が考えられる。
本発明に係る一実施の形態の分割パネル型コンピュータ用ケースの正面図である。 本発明に係る一実施の形態の分割パネル型コンピュータ用ケースの背面図である。 本発明に係る一実施の形態の分割パネル型コンピュータ用ケースの上面図である。 本発明に係る一実施の形態の分割パネル型コンピュータ用ケースの底面図である。 本発明に係る一実施の形態の分割パネル型コンピュータ用ケースの側面図である。 本発明のアウタフレームを説明するための一実施例のコンピュータ用ケースのアウタフレーム組立て状態の斜視図である。
符号の説明
10 前面パネル
11 外部記憶モジュールベイ用パネル
11a、11b、11c 大型外部記憶モジュールベイ用パネル
11d 小型外部記憶モジュールベイ用パネル
12 前面ボトムパネル
12a 空気取入れ口
13 前面トップパネル
14 前面延長パネル
20 背面パネル
21 背面ミドルパネル
22 背面ボトムパネル
23 背面トップパネル
24 背面延長パネル
30 天板パネル
31 天板フロントパネル
32 天板テールパネル
33 天板延長パネル
40 底面パネル
41 底面フロントパネル
42 底面テールパネル
43 底面延長パネル
50 側面パネル
51 側面ボトムパネル
52 側面トップパネル
53 側面延長パネル
60 ビス
210 アウタフレーム
211 コーナ部品
220 アンダーパネル
221 ベイ固定パネル
230 リヤパネル
240 左サイドパネル
241 リヤコネクタパネル
250 SW・LEDパネル
300 ディスクドライブベイ
310 大型ディスクドライブ
311 第1のアングルパネル
312 第2のアングルパネル
320、330 小型ディスクドライブ
321 第3の右アングルパネル
322 第3の左アングルパネル
340 マザーボードベイ
350 電源モジュールベイ
351 電源アングル
360 ファンモジュールベイ
361 ファン取付けパネル
400 大型コネクタ類
K1 突起
K2 凹溝

Claims (7)

  1. 複数の分割された平板状のアウタパネルが組付けられることにより、コンピュータ用モジュールが組み込み可能なベイを内部に有した立体形状となっているとともに、正面側にスイッチ類及び各1個又は複数個の外部記憶モジュールの挿脱口が少なくとも配置され、背面側にコネクタ類が少なくとも配置され、前記立体形状の輪郭を形成する骨格部材の外側に前記分割されたアウタパネルがそれぞれビスにより着脱自在に取付けられており、前記骨格部材は、前記立体形状の各面の輪郭形状に形成されるアウタフレームと、前記立体形状のコーナ部分に位置し、隣接するアウタフレームを連結するコーナ部品と、を備え、アウタフレーム及びコーナ部品がビスによって組付けられることにより分解自在となっている分割パネル型コンピュータ用ケースであって、
    前記ケースの正面、背面、上面、底面、両側面のアウタパネルである各前面、背面、天板、底面、側面パネルは、前記コンピュータ用モジュール等の機器の取付け又は取外しが可能なようにそれら機器の配置に対応して区画され複数に分割されており、
    所定の高さを有し、前記前面パネルの分割パネルの間に追加されて取付けられる前面延長パネルと、
    所定の高さを有し、前記背面パネルの分割パネルの間に追加されて取付けられる背面延長パネルと、
    所定の奥行き長さを有し、前記天板パネルの分割パネルの間に追加されて取付けられる天板延長パネルと、
    所定の奥行き長さを有し、前記底面パネルの分割パネルの間に追加されて取付けられる底面延長パネルと、
    所定の高さを有し、前記両側面パネルの分割パネルの間に追加されて取付けられる側面延長パネルと、
    前記各面パネルに追加される枚数の各延長パネルの合計高さ又は長さに対応して延長された前記ケースの各面に対応するアウタフレームとから自在に拡張構成されることを特徴とする分割パネル型コンピュータ用ケース。
  2. 前記前面パネルは、前記外部記憶モジュールベイが配置された中間部区域の1枚又は複数枚の外部記憶モジュールベイ用パネルと、その下方部、上方部にそれぞれ区画され空気取入れ口などが配置された前面ボトムパネルと前面トップパネルとに、
    前記背面パネルは、ファンモジュールベイや小型コネクタ類などが配置された中間部区域の背面ミドルパネルと、その下方部、上方部にそれぞれ区画され大型コネクタ類などが配置された区域の背面ボトムパネルと電源モジュールベイなどが配置された区域の背面トップパネルとに、
    前記天板パネルは、前記正面側の外部記憶モジュールベイが配置された区域の天板フロントパネルと、前記背面側の電源モジュールベイ等が配置された区域の天板テールパネルとに、
    前記底面パネルは、前記正面側の外部記憶モジュールベイ等が配置された区域の底面フロントパネルと、前記背面側のファンモジュールベイやコネクタ類等が配置された区域の底面テールパネルとに、
    前記側面パネルは、前記底面側のマザーボードベイやコネクタ類等が配置された区域の側面ボトムパネルと、前記上面側の電源モジュールベイ等が配置された区域の側面トップパネルとにそれぞれ分割されていることを特徴とする請求項1記載の分割パネル型コンピュータ用ケース。
  3. 前記前面延長パネル、背面延長パネル及び側面延長パネルとも所定高さが、前記外部記憶モジュールベイ用パネルの高さと同一に設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の分割パネル型コンピュータ用ケース。
  4. 前記天板フロントパネルと底面フロントパネルの所定奥行き長さが同一に、
    前記天板テールパネルと底面テールパネルの所定奥行き長さが同一に、
    前記上面延長パネルと底面延長パネルの所定奥行き長さが同一にそれぞれ設定されていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の分割パネル型コンピュータ用ケース。
  5. 前記分割されたアウタパネルの相互に隣接する端部に、相互に係合する位置決め用突起又は凹溝が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の分割パネル型コンピュータ用ケース。
  6. 前記突起又は凹溝は、相互にアウタパネル端部が全面的に当接するように円弧又は曲線形状に形成されていることを特徴とする請求項5記載の分割パネル型コンピュータ用ケース。
  7. 複数の分割された平板状のアウタパネルを組付けることにより、コンピュータ用モジュールが組み込み可能なベイを内部に有した立体形状のコンピュータ用ケースを組立てる分割パネル型コンピュータ用ケースの製造方法であって、
    前記立体形状の各面の輪郭形状に形成されるアウタフレームのコーナ部分にコーナ部品を設けて隣接するアウタフレームをビスによって連結することにより、前記立体形状の輪郭を形成するための骨格部材を分解自在に組立てる第1の工程と、
    前記骨格部材のコーナ部品の外側に前記分割されたアウタパネルをそれぞれビスによって着脱自在に取付ける第2の工程と、を備え、
    前記ケースの正面、背面、上面、底面、両側面のアウタパネルである各前面、背面、天板、底面、側面パネルを、前記コンピュータ用モジュール等の機器の取付け又は取外しが可能なようにそれら機器の配置に対応して区画し複数に分割するとともに、
    所定の高さを有し、前記前面パネルの分割パネルの間に追加して取付ける前面延長パネルと、
    所定の高さを有し、前記背面パネルの分割パネルの間に追加して取付ける背面延長パネルと、
    所定の奥行き長さを有し、前記天板パネルの分割パネルの間に追加して取付ける天板延長パネルと、
    所定の奥行き長さを有し、前記底面パネルの分割パネルの間に追加して取付ける底面延長パネルと、
    所定の高さを有し、前記両側面パネルの分割パネルの間に追加して取付ける側面延長パネルと、
    前記各面に追加する枚数の各延長パネルの合計高さ又は長さに対応して延長した前記ケースの各面に対応するアウタフレームとから自在に拡張構成することを特徴とする分割パネル型コンピュータ用ケースの製造方法。
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