JP2001244522A - 2端子型非線形素子の形成方法および液晶装置用基板の製造方法ならびに液晶装置の製造方法 - Google Patents

2端子型非線形素子の形成方法および液晶装置用基板の製造方法ならびに液晶装置の製造方法

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JP2001244522A
JP2001244522A JP2000050151A JP2000050151A JP2001244522A JP 2001244522 A JP2001244522 A JP 2001244522A JP 2000050151 A JP2000050151 A JP 2000050151A JP 2000050151 A JP2000050151 A JP 2000050151A JP 2001244522 A JP2001244522 A JP 2001244522A
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forming
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film
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Shinichi Iwata
信一 岩田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素子特性の向上が充分に図れると同時に、製
造コストの高騰、TATの増大等の問題が生じることの
ないTFD素子の形成方法を提供する。 【解決手段】 本発明のTFD素子4の形成方法は、基
板温度を300℃以上に保持した状態でスパッタリング
を行うことによりタンタル膜、タンタル合金膜等からな
る第1の導電膜6を基板2上に成膜する工程と、第1の
導電膜6をパターニングする工程と、パターニングした
第1の導電膜6を覆う絶縁膜7を形成する工程と、絶縁
膜7の表面に第2の導電膜8を成膜する工程とを有して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2端子型非線形素
子の形成方法および液晶装置用基板の製造方法ならびに
液晶装置の製造方法に関し、特に2端子型非線形素子を
形成する際の第1の導電膜の形成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリクス型液晶装置に用い
られるスイッチング素子として、導電体−絶縁体−導電
体構造やダイオード素子構造を備え、MIMや薄膜ダイ
オード(Thin Film Diode,以下、TFDと略記する)と
も呼ばれる非線形な電流−電圧特性を有する2端子型非
線形素子が従来から知られている。2端子型非線形素子
は、薄膜トランジスタなどの3端子素子に比べてクロス
オーバー短絡の発生がなく、製造工程を簡略化できると
いう利点を有している。
【0003】TFDを用いた液晶表示装置において、コ
ントラストが高く、かつ表示ムラ、残像および焼き付き
などの現象が認識されない高画質の液晶表示パネルを実
現するためには、TFDの特性として以下の条件を満足
することが重要である。 (1)TFDの容量が液晶表示パネルの容量に対して充
分に小さいこと、(2)TFDの電圧−電流特性の経時
変化が充分に小さいこと、(3)TFDの電圧−電流特
性の対称性が良いこと、(4)TFDの電圧−電流特性
の急峻性が充分に大きいこと、(5)TFDの素子抵抗
が広い電圧範囲において充分に一様であること。
【0004】TFDに要求されるこれら(1)〜(5)
の特性を得るために、本出願人は、TFDを構成する第
1の導電膜(下層側導電膜)を基板上に形成した後、こ
の導電膜を例えばアルゴン、窒素等の不活性ガス中にお
いて300℃以上の温度で熱処理(本明細書ではこの第
1の導電膜の熱処理のことを以下、プレアニールとい
う)し、その後に絶縁膜を形成することによって、上記
特性を備えたTFDを得る方法を提案した(特開平10
−247754号公報参照)。この方法を採った場合、
熱処理によって第1の導電膜中の水素原子が表面に移動
し、第1の導電膜と絶縁膜との界面近傍に水素を多く含
有する層が形成されることにより絶縁膜に印加される実
効電圧が小さくなり、その結果、TFDの電圧−電流特
性の経時変化が小さくなるものと考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のTFDの形
成方法をより詳細に説明すると、基板上に酸化タンタル
等からなる下地絶縁膜を形成した後、スパッタリング
法、電子ビーム蒸着法等を用いてタンタルまたはタンタ
ル合金などのタンタル系導電膜からなる第1の導電膜を
形成する。その後、一般のフォトリソグラフィー、エッ
チング技術を用いて第1の導電膜をパターニングする。
このパターニングした第1の導電膜がTFDの下側導電
膜や信号線等になる。次いで、アルゴン等の希ガスある
いは窒素ガス等の不活性ガス雰囲気中において、300
℃以上の温度条件下でプレアニールを行う。プレアニー
ルを行うことによって、プレアニールを行わない場合に
比べて絶縁膜の比誘電率を小さくすることができ、ま
た、第1の導電膜と絶縁膜との界面近傍に特定の膜厚で
水素を分布させることができる。
【0006】しかしながら、上記のTFDの形成方法に
は、以下のような問題点があった。
【0007】上述したように、TFDはTFTに比べて
製造工程が簡単であるという利点を有しており、このこ
とがTFD型液晶表示装置の製造コストの低減につなが
っていた。ところが、TFDの素子特性向上の目的で、
第1の導電膜のパターニング後に上記のプレアニール工
程を導入すると、場合によってはアニール時間が数時間
にわたることもあり、この工程でのアニール装置の占有
時間が長くなる。すると、製造ラインにおいて多量の製
品を円滑に製造するためには、高価なアニール装置の台
数を増やす必要が生じ、製造コストの高騰につながると
いう問題があった。あるいは、アニール装置を増やさな
ければ、1台のアニール装置にかかる負担が大きくな
り、TAT(Turn Around Time, 製品着工から完成まで
の時間)の増大につながるという問題があった。
【0008】また、上記の方法は、第1の導電膜の成
膜、第1の導電膜のパターニング、プレアニールという
工程順で行われているが、基板が工程間(装置間)で搬
送されたり、保管されたりする間に基板表面には自然酸
化膜が形成される。つまり、プレアニールを行う段階
で、第1の導電膜の表面には酸化膜が形成されている。
特に、タンタル系の導電膜は酸化されやすいという性質
を持っている。この状態のままプレアニールを行うと、
自然酸化膜の存在により第1の導電膜中の水素原子の移
動が阻害されるため、TFDの特性向上が充分に実現で
きないという問題があった。その対策として、自然酸化
膜の除去工程を入れると、やはり工程が煩雑になってし
まう。
【0009】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、素子特性の向上が充分に図れると
同時に、製造コストの高騰、TATの増大を招くことな
く、製品の生産性を高めることができる、液晶装置にお
いてスイッチング素子として用いられる2端子型非線形
素子の形成方法、およびこれを用いた液晶装置用基板の
製造方法、ならびに液晶装置の製造方法を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の2端子型非線形素子の形成方法は、第1
の導電膜と第2の導電膜との間に絶縁膜が挟持されてな
る2端子型非線形素子の形成方法であって、基板上に、
基板温度を300℃以上に保持した状態でタンタル系導
電膜からなる第1の導電膜を成膜する工程と、第1の導
電膜をパターニングする工程と、パターニングした第1
の導電膜を覆う絶縁膜を形成する工程と、絶縁膜の表面
に第2の導電膜を成膜する工程とを有することを特徴と
する。第1の導電膜の具体的な成膜手段として、例えば
スパッタリング法を用いることができる。
【0011】本発明の他の2端子型非線形素子の形成方
法は、基板上にタンタル系導電膜からなる第1の導電膜
を成膜した後、基板を大気に接触させることなく300
℃以上の温度で熱処理する工程と、第1の導電膜をパタ
ーニングする工程と、パターニングした第1の導電膜を
覆う絶縁膜を形成する工程と、絶縁膜の表面に第2の導
電膜を成膜する工程とを有することを特徴とする。本方
法においても、第1の導電膜の成膜に関しては、例えば
スパッタリング法を用いることができる。
【0012】[従来の技術]の項で説明したように、従
来の2端子型非線形素子の形成方法は、素子特性向上の
ためのプレアニール工程を第1の導電膜のパターニング
後に個別のアニール装置を用いて行っていた。これに対
して、本発明の場合、第1の方法は、例えばスパッタリ
ング法を用いて第1の導電膜を成膜する場合、スパッタ
時の基板の温度を300℃以上に制御することによって
従来のプレアニールと同様の作用を生じさせるというも
のである。この方法によれば、導電膜の堆積と同時に水
素原子の移動が生じるため、結果として第1の導電膜の
表面近傍に特定の膜厚で水素を分布させることができ
る。
【0013】また、第2の方法は、例えばスパッタリン
グ法を用いて第1の導電膜を成膜した後、基板を大気に
接触させることなく300℃以上の温度で熱処理(プレ
アニール)を行う方法である。この方法を採る場合、第
1の導電膜の成膜とその後の熱処理とを同一の装置内で
行うことが好ましい。同一の装置とは、例えば、スパッ
タチャンバーとアニールチャンバーとこれらチャンバー
間を気密状態を保持したままで基板を搬送し得る基板搬
送手段とを少なくとも備えた装置を用いれば良い。この
装置を用いると、スパッタリングとプレアニールとの間
で基板が大気に触れないため、第1の導電膜上に自然酸
化膜が成長することがない。
【0014】上記本発明のいずれの方法を用いた場合で
あっても、第1の導電膜の成膜工程において個別のアニ
ール装置が不要になるため、プレアニール処理の導入に
伴う製造コストの高騰が生じることはない。また、成膜
と同時にプレアニールを行うことにより、もしくは成膜
とプレアニールを1台の装置で行うことにより、個別の
アニール装置を使用してプレアニール処理を行う従来の
方法に比べてTATを短縮することができる。このよう
な製造工程上の利点に加えて、本発明の場合、一連の第
1の導電膜の形成工程で基板が大気に触れることがな
く、自然酸化膜が成長しないため、従来のように自然酸
化膜の存在によって第1の導電膜中の水素原子の移動が
阻害されることもなく、TFDの素子特性を充分に改善
することができる。
【0015】なお、パターニング後にプレアニールを行
う従来の方法によれば、パターンの側面部分にも水素原
子を含有する層が形成されるが、本発明の方法ではプレ
アニール後にパターニングを行う形となるため、第1の
導電膜のパターン上面に水素原子を含有する層が形成さ
れるのみである。しかしながら、実際の2端子型非線形
素子における第1の導電膜パターンは、パターン幅が数
μmであるのに対し、膜厚がせいぜい100nm前後で
ある。したがって、本発明の方法を採った場合に、パタ
ーンの側面部分に水素原子を含有する層が形成されない
ことの影響はほとんど無視できると考えられる。
【0016】上では、成膜時の基板温度、もしくは成膜
後の熱処理温度を300℃以上と記載したが、より好ま
しくは340℃以上、360℃以下の範囲とするのが良
い。
【0017】なぜならば、340℃以上とすることで、
基板全面にわたって、均一に水素原子を移動させること
が可能となるからである。
【0018】そして、360℃以下とすることで、基板
の歪みが発生することによる基板の割れ、かけを防ぐこ
とができる。また、基板サイズの変化による基板組立
(液晶パネルを構成する一対の基板の貼り合わせ)精度
の悪化を防ぐことができる。
【0019】本発明の液晶装置用基板の製造方法は、基
板上に設けられた複数の信号線と、信号線に接続され、
第1の導電膜と第2の導電膜との間に絶縁膜が挟持され
てなる2端子型非線形素子と、2端子型非線形素子が接
続された画素電極とを有する液晶装置用基板の製造方法
であって、上記本発明の2端子型非線形素子の形成方法
を用いて基板上に2端子型非線形素子を形成する工程
と、2端子型非線形素子を構成する第2の導電膜に接続
された画素電極を形成する工程とを有することを特徴と
する。
【0020】本発明の液晶装置の製造方法は、一対の基
板間に液晶が挟持されてなり、一対の基板の少なくとも
一方の基板上に設けられた複数の信号線と、信号線に接
続され、第1の導電膜と第2の導電膜との間に絶縁膜が
挟持されてなる2端子型非線形素子と、2端子型非線形
素子が接続された画素電極とを有する液晶装置の製造方
法であって、上記本発明の液晶装置用基板の製造方法を
用いて一方の基板を製造する工程を有することを特徴と
する。
【0021】本発明の液晶装置用基板の製造方法および
液晶装置の製造方法は、直視型液晶装置(液晶表示装
置)、投射型液晶装置(液晶プロジェクタ)のいずれに
も適用可能であり、本方法によれば、表示品位に優れ、
低コストの液晶装置を提供することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1ないし図11を参照して説明する。
【0023】[TFD素子および液晶表示装置の構成]
図1は、本実施の形態のTFD素子(2端子型非線形素
子)を用いた液晶表示装置用基板の一画素を示す平面
図、図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。
【0024】本実施の形態の液晶表示装置用基板1は、
図1および図2に示すように、絶縁性と透明性とを有す
る基板、例えばガラス基板、プラスチック基板等の基板
2と、基板2の全面に形成された下地絶縁膜3と、下地
絶縁膜3上に形成されたTFD素子4と、TFD素子4
に接続された画素電極5とを有している。そして、TF
D素子4は、タンタル膜もしくはタンタル合金膜(タン
タル系導電膜)からなる第1の導電膜6と、第1の導電
膜6の表面に陽極酸化によって形成された絶縁膜7と、
絶縁膜7の表面に形成された第2の導電膜8とから構成
されている。そして、TFD素子4の第1の導電膜6が
信号線9に接続され、第2の導電膜8が画素電極5に接
続されている。信号線9は、データ信号線あるいは走査
信号線のいずれかとして機能する。
【0025】下地絶縁膜3は、例えば酸化タンタルから
構成されている。下地絶縁膜3は、第2の導電膜8の成
膜後に行われる熱処理による第1の導電膜6の剥離を生
じさせないこと、および基板2から第1の導電膜6への
不純物の拡散を防止することを目的として形成されてお
り、これらのことが問題にならない場合には必ずしも必
要でない。
【0026】また、第1の導電膜6は、タンタル単体で
も良いし、タンタルを主成分とし、これに周期律表で
6,7および8族に属する元素を含ませた合金膜として
も良い。合金に添加される元素としては、例えばタング
ステン、クロム、モリブデン、レニウム、イットリウ
ム、ランタン、ディスプロリウム等を用いることが好ま
しい。中でも、特にタングステンが好ましく、その含有
割合は例えば0.1〜6原子%とすることが好ましい。
【0027】そして、第1の導電膜6は、熱脱離スペク
トルで水素のスペクトルのピーク温度が300℃以上、
好ましくは300〜400℃であることが好ましい。絶
縁膜7は、水溶液からなる化成液中で陽極酸化を行うこ
とによって形成され、そして、陽極酸化の前に、すなわ
ち第1の導電膜6の形成時または形成後に、特定の温度
の熱処理を加えることによって絶縁膜7の比誘電率をよ
り小さくすることができる。この比誘電率は、25.5
以下、好ましくは24〜25.5に設定される。第2の
導電膜8は特に限定されないが、通常、クロム、アルミ
ニウム、チタン、モリブデン等の金属膜によって構成さ
れる。画素電極5は、インジウム錫酸化物(Indium Tin
Oxide, 以下、ITOと略記する)等の透明導電膜から
構成される。
【0028】そして、セシウム1次イオンの照射による
2次イオン質量分析法(SIMS)で得られる元素分析
において、第1の導電膜6と絶縁膜7との境界領域にお
ける水素のスペクトルは、そのピーク強度Ip(具体的
には、例えば対数で示される2次イオンカウント数)よ
り1桁小さい強度Ih(Ip/10)において、深さ方
向の厚さが10nm以上、好ましくは15〜50nmで
あることが望ましい。つまり、第1の導電膜6と絶縁膜
7との界面付近の特定の領域に水素が存在することが重
要である。
【0029】また上で説明した第2の導電膜8および画
素電極5は異なる材料により形成されているが、図3に
示すように、第2の導電膜8および画素電極5は同一の
透明導電膜10によって構成されていても良い。このよ
うに、第2の導電膜8および画素電極5を単一の膜で形
成することにより、膜形成に要する製造工程を簡略化す
ることができる。
【0030】次に、上述のTFD素子4を用いた液晶表
示装置の一例について説明する。
【0031】図11は、TFD素子4を用いたアクティ
ブマトリクス方式の液晶表示装置の等価回路の一例を示
す。この液晶表示装置10は、走査信号駆動回路11お
よびデータ信号駆動回路12を含んでいる。液晶表示装
置10には、信号線、すなわち複数の走査線13と複数
のデータ線14とが設けられ、走査線13は走査信号駆
動回路11により、データ線14はデータ信号駆動回路
12により駆動される。そして、各画素領域15におい
て、走査線13とデータ線14との間にTFD素子4と
液晶表示要素16(液晶層)とが直列に接続されてい
る。なお、図11では、TFD素子4が走査線13側に
接続され、液晶表示要素16がデータ線14側に接続さ
れているが、これとは逆にTFD素子4をデータ線14
側に、液晶表示要素16を走査線13側に設ける構成と
しても良い。
【0032】図10は、本実施の形態に係る液晶表示装
置の構造の一例を模式的に示す斜視図である。この液晶
表示装置10は、2枚の基板、すなわちTFD素子4が
形成されたアクティブマトリクス基板(上記の液晶表示
装置用基板1)と対向基板17とが対向して配置され、
これら基板1,17間に液晶(図示略)が封入されてい
る。なお、図示は省略するが、実際には液晶と接する各
基板1,17の表面には配向膜が形成されている。アク
ティブマトリクス基板1上には、上述したように、下地
絶縁膜3が形成されている。この下地絶縁膜3の表面に
複数の信号線9(走査線13)が設けられており、画素
電極5がTFD素子4を介して走査線13に接続されて
いる。一方、対向基板17には、走査線13に交差する
ように複数のデータ線14が短冊状に形成されている。
【0033】そして、走査線13とデータ線14とに印
加された信号に基づいて、液晶表示要素16を表示状
態、非表示状態またはその中間状態に切り替えて表示動
作を制御する。表示動作の制御方法については、一般的
に用いられる方法を適用することができる。
【0034】[TFD素子の製造プロセス]次に、上記
構成のTFD素子4を有する液晶表示装置用基板1の製
造方法について図4〜図7を用いて説明する。ここで
は、TFD素子4の形成方法として、以下に2つのプロ
セスを例示する。
【0035】(第1の製造プロセス)まず、図4および
図5の工程図(1)に示すように、基板2上に酸化タン
タルからなる下地絶縁膜3を形成する。下地絶縁膜3
は、例えばスパッタリング法で成膜したタンタル膜を熱
酸化する方法、あるいは酸化タンタルからなるターゲッ
トを用いたスパッタリング法やコスパッタリング法によ
り形成することができる。下地絶縁膜3は、後で形成す
る第1の導電膜6の密着性を向上させ、さらに基板2か
らの不純物の拡散を防止するために設けられるものであ
り、例えば50〜200nmの膜厚で形成する。
【0036】次いで、下地絶縁膜3上に、タンタル単体
あるいはタンタル合金からなる第1の導電膜6を形成す
る。第1の導電膜6の膜厚は、TFD素子4の用途によ
って好適な値が選択され、通常、100〜500nm程
度とされる。第1の導電膜6はスパッタリング法や電子
ビーム蒸着法で形成することができるが、この成膜時に
は基板2の温度を300℃以上、好ましくは340〜3
60℃に保持して成膜を行う。
【0037】具体的には、次のような方法により成膜を
行えば良い。図6はインライン型のスパッタリング装置
の概略構成を示す模式図である。このスパッタリング装
置20は、ゲートバルブ(図示略)によりそれぞれ区画
されたロードチャンバー21、プレヒートチャンバー2
2、スパッタチャンバー23、アンロードチャンバー2
4の4つのチャンバーを備えている。そして、基板2を
載置したトレイ25を搬送する自動搬送機構(図示略)
により、基板2がロードチャンバー21、プレヒートチ
ャンバー22、スパッタチャンバー23、アンロードチ
ャンバー24の順に移送されつつ、処理が行われる。実
際の処理のシーケンスでは、成膜前にプレヒートチャン
バー22内で基板2が予備加熱されて所定の温度に達し
た後、スパッタチャンバー23に導入され、所定の基板
温度、所定の真空度で成膜が行われるが、本実施の形態
の場合、プレヒートチャンバー22内で基板2を300
℃以上に加熱した後、スパッタチャンバー23内で基板
温度を300℃以上に保持した状態で成膜を行う。
【0038】また、タンタルタングステン等のタンタル
合金からなる第1の導電膜6を形成する際には、混合タ
ーゲットを用いたスパッタリング法、コスパッタリング
法、電子ビーム蒸着法を用いることができる。タンタル
合金に含まれる元素としては、周期律表で6,7および
8族の元素、好ましくはタングステン、クロム、モリブ
デン、レニウムなどの上述した元素を選択することがで
きる。
【0039】次に、図4および図5の工程図(2)に示
すように、一般に用いられているフォトリソグラフィー
およびエッチング技術によって第1の導電膜6をパター
ニングする。これにより、TFD素子4の第1の導電膜
6の形成と同時に、信号線9(走査線13)が形成され
る。
【0040】次に、図4および図5の工程図(3)に示
すように、陽極酸化法を用いて第1の導電膜6の表面を
酸化させ、第1の導電膜6上に絶縁膜7を形成する。こ
の時、信号線9の表面も同時に酸化され、絶縁膜7が形
成される。絶縁膜7はその用途によって好ましい膜厚が
選択され、例えば20〜70nm程度とされる。陽極酸
化に用いられる化成液は、溶質は特に限定されないが、
溶媒は水からなり、例えば0.01〜0.1重量%のク
エン酸水溶液を用いることができる。
【0041】次いで、クロム、アルミニウム、チタン、
モリブデンなどの金属膜を例えばスパッタリング法によ
って成膜することによって、例えば膜厚50〜300n
m程度の第2の導電膜を形成する。
【0042】次に、図4および図5の工程図(4)に示
すように、一般に用いられているフォトリソグラフィー
およびエッチング技術によって第2の導電膜をパターニ
ングする。これにより、TFD素子4の第2の導電膜8
が形成される。
【0043】次いで、ITO等の透明導電膜をスパッタ
リング法などによって膜厚30〜200nm程度で堆積
させ、一般に用いられているフォトリソグラフィーおよ
びエッチング技術でパターニングすることにより、図4
および図5の工程図(5)に示すような画素電極5が形
成される。以上の工程により、本実施の形態の液晶表示
装置用基板1が作製される。
【0044】(第2の製造プロセス)次に、他の製造プ
ロセスについて説明する。
【0045】第1の製造プロセスと同様、基板2上に下
地絶縁膜3を形成した後、下地絶縁膜3上にタンタル単
体またはタンタル合金からなる第1の導電膜6を形成す
る。この際、第1の製造プロセスでは成膜時に基板温度
を300℃以上としたが、第2の製造プロセスではより
低温でスパッタリング法や電子ビーム蒸着法を用いて成
膜を行った後、基板2を大気に触れさせることなく、3
00℃以上、好ましくは340〜360℃のプレアニー
ル処理を行う。
【0046】具体的には、次のような方法により成膜を
行えば良い。図7はマルチチャンバー型のスパッタリン
グ装置の概略構成を示す模式図である。このスパッタリ
ング装置30は、ゲートバルブ(図示略)によりそれぞ
れ区画されたロードチャンバー31、アンロードチャン
バー32、プレヒートチャンバー33、スパッタチャン
バー34、アニールチャンバー35と、中央に基板搬送
ロボット36を備えた基板搬送室37とを有しており、
各室にわたって気密状態が保持可能となっている。そし
て、基板搬送ロボット36により、基板2がロードチャ
ンバー31、プレヒートチャンバー33、スパッタチャ
ンバー34、アニールチャンバー35、アンロードチャ
ンバー32の順に移送されつつ、減圧状態が保持された
まま処理が行われる。実際の処理のシーケンスでは、成
膜前にプレヒートチャンバー33内で基板2が例えば2
50℃程度の温度に達するまで予備加熱された後、スパ
ッタチャンバー34内に導入され、基板温度250℃で
成膜が行われる。その後、基板がアニールチャンバー3
5内に導入され、基板温度で300℃以上、好ましくは
340〜360℃のプレアニール処理が行なわれる。
【0047】以下の工程は第1の製造プロセスと同様で
ある。第1の導電膜6のパターニング、絶縁膜7の形
成、第2の導電膜8の成膜およびパターニング、透明導
電膜の成膜およびパターニングによる画素電極5の形
成、の各工程を経て、本実施の形態の液晶表示装置用基
板1が作製される。
【0048】一方、以上の製造プロセスによって作製さ
れた液晶表示装置用基板1とは別に、上記信号線9(走
査線13)に交差するように複数のデータ線14を短冊
状に形成した対向基板17を作製する。そして、これら
基板1,17を対向配置してシール材で貼り合わせ、基
板1,17間に液晶を封入することによって、本実施の
形態の液晶表示装置10が作製される。
【0049】[TFD素子の他の構成]なお、上記構成
のTFD素子4に代えて、本発明をバック・ツー・バッ
ク(Back to Back)構造を有するTFD素子に適用して
も良い。バック・ツー・バック構造のTFD素子とは、
図8および図9に示すように、第1のTFD素子41と
第2のTFD素子42とを極性を反対にして直列に接続
した構造を有するものである。図8は、このTFD素子
40を用いた液晶表示装置用基板の一画素を示す平面
図、図9は、図8のB−B線に沿う断面図である。
【0050】具体的には、絶縁性と透明性とを有する基
板、例えばガラス基板、プラスチック基板等の基板43
と、基板43の全面に形成された下地絶縁膜44と、タ
ンタルもしくはタンタル合金からなる第1の導電膜45
と、第1の導電膜45の表面に陽極酸化によって形成さ
れた絶縁膜46と、絶縁膜46の表面に形成され、互い
に離間した2つの第2の導電膜47a,47bとから構
成されている。そして、第1のTFD素子41の第2の
導電膜47aが信号線48(走査線)に接続され、第2
のTFD素子42の第2の導電膜47bが画素電極49
に接続されている。なお、絶縁膜46は、図1および図
2に示したTFD素子4の絶縁膜7に比べて膜厚が小さ
く設定され、例えば約半分程度に形成されている。
【0051】バック・ツー・バック構造のTFD素子4
0の場合も、上記の製造プロセスと同様にして素子を形
成することができる。
【0052】従来のTFD素子の形成方法では、素子特
性向上のためのプレアニール工程を第1の導電膜のパタ
ーニング後に個別のアニール装置を使用して行ってい
た。これに対して、本実施の形態のTFD素子4の形成
方法の場合、第1の製造プロセスでは、例えばスパッタ
リング法を用いて第1の導電膜6を成膜する場合、スパ
ッタリング時の基板温度を300℃以上に制御すること
によって従来のプレアニールと同様の作用を生じさせる
というものである。この方法によれば、タンタル系導電
膜の堆積と同時に水素原子の移動が生じるため、結果と
して第1の導電膜6の表面近傍に特定の膜厚で水素を分
布させることができる。
【0053】また、第2の製造プロセスは、例えばスパ
ッタリング法を用いて第1の導電膜6を成膜した後、基
板を大気に接触させることなく300℃以上の基板温度
でプレアニールを行う方法である。特に本実施の形態で
は、スパッタチャンバー34とアニールチャンバー35
との間で基板2を減圧状態を保持したまま搬送し得るマ
ルチチャンバー型のスパッタリング装置30を使用して
おり、スパッタリング処理とプレアニール処理との間で
基板2が大気に触れないため、第1の導電膜6上に自然
酸化膜が成長することがない。
【0054】上記いずれの製造プロセスを用いた場合で
あっても、第1の導電膜6の成膜工程において従来使用
していたアニール装置が不要になるため、プレアニール
処理の導入に伴う製造コストの高騰が生じることはな
い。また、スパッタリングと同時にプレアニールを行う
ことにより、もしくはスパッタリングとプレアニールを
1台の装置内で行うことにより、別個のアニール装置を
用いてプレアニール処理を行う従来の方法に比べてTA
Tを短縮することができる。その上、一連の第1の導電
膜6の形成工程で基板2が大気に触れることがなく、第
1の導電膜6上に自然酸化膜が成長しないため、従来の
ように自然酸化膜によって第1の導電膜6中の水素原子
の移動が阻害されることもなく、TFDの素子特性を充
分に改善することができる。
【0055】したがって、本実施の形態の液晶表示装置
用基板1の製造方法、ならびに液晶表示装置10の製造
方法を採用することによって、表示品位に優れ、低コス
トの液晶表示装置を提供することができる。
【0056】なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えば上記実施の形態で例示したTFD素子を構成する各
種膜の種類や膜厚、製造条件等の具体的な記載について
は、上記実施の形態に限ることなく、適宜変更が可能で
ある。また、上記実施の形態では、直視型液晶装置(液
晶表示装置)の例を挙げて説明したが、本発明は投射型
液晶装置にも適用可能である。
【0057】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、2端子型非線形素子の特性向上が充分に図れる
と同時に、製造コストの高騰、TATの増大等の問題が
生じることなく、液晶装置の生産性を高めることができ
る。これにより、表示品位に優れ、低コストの液晶装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態のTFD素子(2端子
型非線形素子)を用いた液晶表示装置用基板の要部を示
す平面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】 本発明のTFD素子の他の構成例を示す断面
図である。
【図4】 同、実施の形態の液晶表示装置用基板の製造
プロセスを工程順に示す平面図である。
【図5】 同、断面図である。
【図6】 同、製造プロセスに用いるスパッタリング装
置の一例を示す概略構成図である。
【図7】 同、スパッタリング装置の他の例を示す概略
構成図である。
【図8】 本発明のバック・ツー・バック構造のTFD
素子(2端子型非線形素子)を用いた液晶表示装置用基
板の要部を示す平面図である。
【図9】 図8のB−B線に沿う断面図である。
【図10】 本発明の液晶表示装置の概略構成を示す斜
視図である。
【図11】 本発明の液晶表示装置の等価回路を示す図
である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置用基板(液晶装置用基板) 2,43 基板 4,40 TFD素子(2端子型非線形素子) 5,49 画素電極 6,45 第1の導電膜 7,46 絶縁膜 8,47a,47b 第2の導電膜 9,48 信号線 10 液晶表示装置(液晶装置) 17 対向基板 20,30 スパッタリング装置 41 第1のTFD素子 42 第2のTFD素子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電膜、絶縁膜及び第2の導電膜
    とからなる2端子型非線形素子の形成方法であって、 基板上に、該基板の温度を300℃以上に保持した状態
    でタンタル系導電膜からなる第1の導電膜を成膜する工
    程と、前記第1の導電膜をパターニングする工程と、パ
    ターニングした前記第1の導電膜を覆う絶縁膜を形成す
    る工程と、該絶縁膜の表面上に第2の導電膜を成膜する
    工程とを有することを特徴とする2端子型非線形素子の
    形成方法。
  2. 【請求項2】 第1の導電膜、絶縁膜及び第2の導電膜
    とからなる2端子型非線形素子の形成方法であって、 基板上にタンタル系導電膜からなる第1の導電膜を成膜
    した後、該基板を大気に接触させることなく300℃以
    上の温度で熱処理する工程と、前記第1の導電膜をパタ
    ーニングする工程と、パターニングした前記第1の導電
    膜を覆う絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜の表面上に
    第2の導電膜を成膜する工程とを有することを特徴とす
    る2端子型非線形素子の形成方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の導電膜の成膜とその後の前記
    熱処理とを同一の装置内で行うことを特徴とする請求項
    2に記載の2端子型非線形素子の形成方法。
  4. 【請求項4】 前記基板の温度を340℃以上、360
    ℃以下の範囲とすることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれか1項に記載の2端子型非線形素子の形成方
    法。
  5. 【請求項5】 前記成膜にスパッタリング法を用いるこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載
    の2端子型非線形素子の形成方法。
  6. 【請求項6】 基板上に設けられた複数の信号線と、該
    信号線に接続され、第1の導電膜、絶縁膜及び第2の導
    電膜とからなる2端子型非線形素子と、該2端子型非線
    形素子が接続された画素電極とを有する液晶装置用基板
    の製造方法であって、 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の2端子型非線
    形素子の形成方法を用いて基板上に2端子型非線形素子
    を形成する工程と、該2端子型非線形素子を構成する前
    記第2の導電膜に接続された画素電極を形成する工程と
    を有することを特徴とする液晶装置用基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 一対の基板間に液晶が挟持されてなり、
    前記一対の基板の少なくとも一方の基板上に設けられた
    複数の信号線と、該信号線に接続され、第1の導電膜と
    第2の導電膜との間に絶縁膜が挟持されてなる2端子型
    非線形素子と、該2端子型非線形素子が接続された画素
    電極とを有する液晶装置の製造方法であって、 請求項6に記載の液晶装置用基板の製造方法を用いて前
    記一方の基板を製造する工程を有することを特徴とする
    液晶装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100526836B1 (ko) * 2002-09-18 2005-11-08 전자부품연구원 연성 고분자 기반 기판 위에 형성된 박막 다이오드 소자및 그의 제조 방법

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